JPH0354075A - ステアリングホイールの皮巻き方法 - Google Patents

ステアリングホイールの皮巻き方法

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JPH0354075A
JPH0354075A JP19015989A JP19015989A JPH0354075A JP H0354075 A JPH0354075 A JP H0354075A JP 19015989 A JP19015989 A JP 19015989A JP 19015989 A JP19015989 A JP 19015989A JP H0354075 A JPH0354075 A JP H0354075A
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JP
Japan
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leather
stitch
thread
edge
sewn
Prior art date
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Pending
Application number
JP19015989A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Kawabata
教一 川端
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発明は、リング外周面に天然若しくは合或の皮革を
巻き付けるステアリングホイールの皮巻き方法に関する
. 〈従来の技術〉 従来、ステアリングホイールの皮巻き方法では、第8・
9図に示すような千鳥縫いが知られている(実開昭63
−25876号公報参照)。
この千鳥縫いは、縫着糸7を皮革1における一方の縁部
2付近から表面側に出し、その縫着糸7を両縁部2・4
の端面3・5間から他方の縁部4の裏面側に斜め方向に
配置させ、その後、他方の縁部4の所定位置から縫着糸
7を表面側に出し、再び、その縫着糸7を端面3・5間
から縁部2の裏面側に斜め方向に配置させ、その後、縁
部2の所定位置から縫着糸7を表面側に出し、順次、既
述の工程を繰り返して縫っていくものである.く発明が
解決しようとする課題〉 しかし、従来の千鳥縫いでは、両側の縁部2・4の端面
3・5間から、各縁部2・4の裏面側に縫着糸7が配置
される構戒であるため、その両縁部2・4の端面3・5
が浮き上がって露出し易くなる. そのため、単に切断された端面3・5がπ出されるよう
な構成であると外観を低下させてしまうことから、噛面
3・5に切断面が露出しないように、縁部2・4に折り
返し部6(第9図参照)を設け、リングR外表面の外観
低下を防止していたしかし、このように縁部2・4に折
り返し部6を設けた場合には、縁部2・4の肉厚が大き
くなってしまう。
そのため、縁部2・4が折り返し部6によって厚肉とな
り、その厚肉部位の皮革1の弾性によって、縫着糸7の
配置される箇所がへこみ、その箇所の両側が膨らむ形状
となり易く、さらに、千鳥縫いのような端面3・5間か
ら縫着糸7がもぐり込む態様であると、一層その凹凸が
強調されることとなり、ステアリングホイールのリング
凡の感触が、縁部2・4付近でゴツゴッすることとなっ
ていた。
この発明は、上述の課題を解決するものであり,111
つた際の感触を向上させることができるステアリングホ
イールの皮巻き方法を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 この発明に係るステアリングホイールの皮巻き方法は、
リング外周面に皮革を沿わせ、縫着糸を使用して前記皮
革の両側の縁部を相互に縫着して巻き付けるステアリン
グホイールの皮巻き方法であって、 前記皮革の両側の縁部に、ステッチ糸を使用してそれぞ
れ縁部に対して平行にステッチを形成し、縫着時、前記
縫着糸を一方側の縁部のステッチにおける表面側のステ
ッチ糸に引っ掛けた後、前記縫着糸を他方側の縁郎のス
テッチにおける表面側のステッチ糸に引っ掛け、その後
、前記縫着糸を前記皮革を貫通させて裏面側に配置させ
、さらに、前記縫着糸を前記一方側の縁部の所定位置か
ら表面側に出すとともに前記一方側の縁郎の所定のステ
ッチにおける表面側のステッチ糸に引っ掛け、順次、既
述の工程を繰り返して縫っていくことを特徴とする. く発明の作用・効果〉 この発明に係る皮巻き方法では、皮革の両側の縁部を、
両側の縁部に対して平行に縫ったそれぞれのステッチ糸
を縫着糸で引っ掛ける態様で縫着することから、両側の
縁部の端面が、相互に密に当接するとともに、縫着糸で
押えられるように縫着される. すなわち、従来の千鳥縫いのように、皮革の両側の縁部
における端面が浮き上がることが防止されて、縁部の端
面が外郎に露出せず、縁部に折り返し部を設けなくとも
外観を良好にすることができる. そのため、この発明に係る皮巻き方法では、皮革の両側
の緑部に折り返し部を設けなくとも良く、縁部の肉厚を
増加させず、また、縁部端面間から縫着糸がもぐり込む
ものでないことから、縫着糸が縫い込まれても、従来の
千鳥縫いのように凹凸が生じ難く,握った際の感触を向
上させることができる。
く実施例〉 以下、この発明の一実旅例を図面に基づいて説明する. 第1・2図に示す第1実施例に使用する天然若しくは合
成の皮革l1には、第1図に示すように、その両側の縁
部12・14に、ナイロン若しくはビニロンからなるス
テッチ糸16がそれぞれ両縁部!2・14に対して平行
に縫われている。
この第1実施例の皮巻き方法では、まず、皮革l1を、
芯金aと軟質合成樹脂製の被覆層bとからなるリングR
の外周面に沿わせる. そして、第1図に示すように、縁郎12における所定の
ステッチ13Aの表面側のステッチ糸16に、ナイロン
若しくはビニロンからなる縫着糸17を引っ掛けた後、
その縫着糸17を縁部14における所定のステッチ15
Aの表面側のステッチ糸16に引っ掛けて、縫着糸17
を縁部12に接近させつつ皮革11を貫通させて裏面側
に配置させる. その後、縫着糸17を縁部12の所定のステッチ13B
付近における縁部14に接近する表面側に出すとともに
、縫着糸17を縁部12のステッチ13Bのステッチ糸
16に引っ掛けて、縫着糸17を、縁部14のステッチ
15Bのステッチ糸l6に引っ掛け、さらに、縁部12
に接近させつつ皮革11を貫通させて裏面側に配置させ
、既述の工程を繰り返し、順次、皮革11を縫着すれば
、第1図に示すように、リングR外表面に皮革11を巻
くことができる. この第1実施例の皮巻き方法では、皮革l1の両側の縁
部12・14を、両側の縁部12・l4に対して平行に
縫ったそれぞれのステッチ糸16・16を縫着糸17で
引っ掛ける態様で縫着することから、両側の縁部12・
14の端面が、相互に密に当接するとともに、縫着糸1
7で押えられるように縫着される. そのため、従来の千鳥縫いのように、皮革11両側の縁
部l2・14における端面が浮き上がることが防止され
て、縁部12・14の端面が外部に露出せず、縁部12
・14に折り返し部を設けなくとも外観を良好にするこ
とができ、既述の発明の作用・効果で述べたと同様な効
果を奏する。
なお、第1実施例では、縫着糸1フを引っ掛ける態様と
して、一方の縁部12のステッチ13Aから対向する他
方の縁部14のステッチ15Aを引っ掛けるものを示し
たが、第3図に示すように、一つずれた位置のステッチ
糸16を引っ掛けるようにしても良い. また、第1実施例では、皮革11に設けるステッチ13
・15において、表面側に出る長さと裏面側に隠れる長
さが略同じとなる縫い方を示したしかし、ステッチ13
・15の縫い方において、第4・5図に示す第2実施例
のように、所謂ミシン縫いのように、ステッチ糸16が
表面側に多く出るようにしても良い。
さらに、この第2実施例において、縫着糸17で縁部l
2・14における表面側のステッチ糸16を引っ掛ける
場合、′j46図に示すように、一つ置きのステッチに
引っ掛けたり、第7図に示すように、対向するステッチ
から一つずらして引っ掛けたり、あるいは、対向するス
テッチから二つずつずらして引っ掛けたり(第6図に示
す縫着糸17が皮革1lに対する表裏を逆にしたような
態様〉して、皮革1を縫着しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1実施例を示すステアリングホ
イールの内側から見た側面図、第2図は、同実施例の方
法で巻いた皮巻きステアリングホイールの部分断面斜視
図、 第3図は、第1実施例の変形例で巻いた皮巻きステアリ
ングホイールの部分断面斜視図、′$4図は、第2実施
例の皮巻き方法を説明するステアリングホイールの内側
から見た側面図、第5図は、同実施例の方法で巻いた皮
巻きステアリングホイールの部分断面斜視図、 第6図は、第2実施例の変形例を説明するステアリング
ホイールの内側から見た側面図、第7図は、第2実施例
のさらに他の変形例を説明するステアリングホイールの
内側から見た側面図、 第8図は、従来法を説明するステアリングホイールの内
側から見た側面図、 第9図は、従来法で巻いた皮巻きステアリングホイール
の部分断面斜視図である. 11・・・皮革、 12・l4・・・縁部、 13・15・・・ステッチ、 16・・・ステッチ糸、 17・・・縫着糸、 R・・・リング。 特  許  出  願  人 第 1 図 (16) 第 7 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リング外周面に皮革を沿わせ、縫着糸を使用して前記皮
    革の両側の縁部を相互に縫着して巻き付けるステアリン
    グホィールの皮巻き方法であつて前記皮革の両側の縁部
    に、ステッチ糸を使用してそれぞれ縁部に対して平行に
    ステッチを形成し、縫着時、前記縫着糸を一方側の縁部
    のステッチにおける表面側のステッチ糸に引つ掛けた後
    、前記縫着糸を他方側の縁部のステッチにおける表面側
    のステッチ糸に引つ掛け、その後、前記縫着糸を前記皮
    革を貫通させて裏面側に配置させ、さらに、前記縫着糸
    を前記一方側の縁部の所定位置から表面側に出すととも
    に前記一方側の縁部の所定のステッチにおける表面側の
    ステッチ糸に引つ掛け、順次、既述の工程を繰り返して
    縫つていくことを特徴とするステアリングホィールの皮
    巻き方法。
JP19015989A 1989-07-21 1989-07-21 ステアリングホイールの皮巻き方法 Pending JPH0354075A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5251506A (en) * 1990-09-07 1993-10-12 Midori Anzen Kogyo Co., Ltd. Cover material for steering wheel of vehicle and manufacturing method thereof
JPH0633774U (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 東京シート株式会社 ステアリングホィール
US6360632B1 (en) * 2000-02-15 2002-03-26 Trw Inc. Vehicle steering wheel
US20090178509A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Takata Corporation Steering wheel

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