JP2552605Y2 - 毛 布 - Google Patents

毛 布

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JP2552605Y2
JP2552605Y2 JP4786193U JP4786193U JP2552605Y2 JP 2552605 Y2 JP2552605 Y2 JP 2552605Y2 JP 4786193 U JP4786193 U JP 4786193U JP 4786193 U JP4786193 U JP 4786193U JP 2552605 Y2 JP2552605 Y2 JP 2552605Y2
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folded
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Inventor
広巳 樽井
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樽井繊維工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、主に寝具として用い
られる毛布に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の毛布の一例について、図4及び図
5に基づいて説明する。この毛布は、図4に示すよう
に、毛布本体11の周縁部に、バイヤステープ又はニッ
トテープから成る縁テープ12を被せ、ステッチ13を
施して縫着したのち、この周縁部を折り曲げて折り返し
部14を形成し、この折り返し部14の内端縁に再びス
テッチ15を施すことにより、縁処理がされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の毛布は、図5に示すように、縁テープ12が目立っ
て美観が損なわれ、特に、折り返し部14の幅が狭い場
合に、その傾向が大となる。
【0004】この問題を解決するために、縁テープ12
の幅を狭くする方法が考えられるが、そもそもこの縁テ
ープ12は、毛布本体11の周縁の糸抜けを防止するた
めに取付けられることから、あまり幅を狭くすると、糸
抜け防止という本来の目的を達成することができなくな
る。
【0005】また、前記縁テープ12は綿素材のものが
多く、毛布本体11への密着性を高めるために糊付けさ
れていることも多い。従って、着用時に、この縁テープ
12の部分が肌に触れると違和感を催すという欠点もあ
る。
【0006】そこで、この考案は、外観及び着用感に優
れ、且つ毛布本体の周縁の糸抜けが確実に防止されてい
る毛布を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、毛布本体の周縁部を三つ折りするこ
とにより、本体層、折り込み層及び折り返し層の三層構
造を有する折り返し部を設け、前記本体層と折り込み層
との間に、端縁に芯体を有する縁テープのテープ本体部
を介在させて、前記毛布本体と縁テープとを縫着する構
成を採用したのである。
【0008】
【作用】以上のように構成された毛布は、毛布本体の周
縁部に設けられた折り返し部の内端縁に沿って、縁テー
プの芯体側の端部が現れる。
【0009】
【実施例】図1に示すように、この毛布は、毛布本体1
の周縁部に折り返し部2が設けられ、この折り返し部2
の内端縁に沿って縁テープ3の端部が現れている。
【0010】前記折り返し部2は、図2に示すように、
毛布本体1の周縁部を三つ折りすることにより、本体層
4、折り込み層5及び折り返し層6から成る三層構造に
形成され、前記縁テープ3は、バイヤステープが芯体7
を介して二つ折りされている。
【0011】縁テープ3のテープ本体部3aを、図2及
び図3に示すように、前記本体層4と折り込み層5との
間に挟み込み、ステッチ8を施すと、毛布本体1と縁テ
ープ3とが縫着され、折り返し部2の内端縁に沿って、
縁テープ3の芯体7側の端部が現れる。
【0012】なお、この実施例においては、芯体7を挿
入しながらバイヤステープを二つ折りして縁テープ3を
形成し、この縁テープ3のテープ本体部3aを毛布本体
1の折り返し部2に介在させて縫着することにより、縫
着工程を一回で済ませることができる。
【0013】しかしながら、予め縁テープ3のみを作製
しておいて、これを用いる構成としても良く、バイヤス
テープの端縁に芯体としてパイピングロープを縫い付け
たものを用いることもでき、縁テープ3の素材は特に限
定されるものではない。
【0014】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る毛布は、
毛布本体の周縁部に設けられた折り返し部の内端縁に沿
って縁テープの端部のみが現れることから、外観に優
れ、肌に触れる部分が少なくなることから着用感の良い
ものとなる。
【0015】また、毛布本体の周縁部に、本体層、折り
込み層及び折り返し層の三層構造を有する折り返し部を
設けて、この折り返し部の内端縁を縫着したことから、
毛布本体の周縁の糸抜けを確実に防止することができ
る。
【0016】さらに、芯体を有する縁テープを用いるこ
とから、縫着過程において毛布本体が波打つのを防止す
ることができ、且つ芯体を基準にして真っ直ぐに縫着す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】同上の一部拡大斜視図
【図3】同上の一部拡大縦断側面図
【図4】従来例の一部拡大縦断側面図
【図5】同上の斜視図
【符号の説明】
1、11 毛布本体 2、14 折り返し部 3、12 縁テープ 3a テープ本体部 4 本体層 5 折り込み層 6 折り返し層 7 芯体 8、13、15 ステッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛布本体の周縁部を三つ折りすることに
    より、本体層、折り込み層及び折り返し層の三層構造を
    有する折り返し部を設け、前記本体層と折り込み層との
    間に、端縁に芯体を有する縁テープのテープ本体部を介
    在させて、前記毛布本体と縁テープとを縫着した毛布。
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