JPH0354042Y2 - - Google Patents

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JPH0354042Y2
JPH0354042Y2 JP1986044761U JP4476186U JPH0354042Y2 JP H0354042 Y2 JPH0354042 Y2 JP H0354042Y2 JP 1986044761 U JP1986044761 U JP 1986044761U JP 4476186 U JP4476186 U JP 4476186U JP H0354042 Y2 JPH0354042 Y2 JP H0354042Y2
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JP
Japan
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bottom wall
packaging bag
self
wall
side edges
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JP1986044761U
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JPS62159342U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は改良された自立性包装袋に関し、特に
簡単な操作により確実に自立できるようにした自
立性包装袋に関する。
(先行技術及び解決しようとする問題点) 内面に熱接着性層を有するフイルムで胴壁部と
内側に山折りに畳んだ底壁部とを構成し、その胴
壁部周縁部及び胴壁部と底壁部との重合部周縁部
及び底壁部両側縁を熱接着した自立性包装袋は知
られている(例えば、特公昭40−9704号公報参
照)。
そして、この自立性包装袋は、食品や薬品等の
包装に広く使用されている。しかして、この自立
性包装袋においては、内容物の比重が大きいとき
は内容物を収納充填するにしたがつて、内側に山
折りに畳まれた低壁部が内容物の重みによつて容
易に開拡して底部を構成するため確実に自立性を
持つようになるが、比重の小さい内容物を収納充
填するときは内側に山折りに畳まれた低壁部が良
く開かないため、内容物を収納しても自立性にな
りにくい。特に包装袋を構成している底壁材の素
材として金属箔と熱接着性合成樹脂フイルムとを
貼り合わせたような腰の強いフイルムを使用した
とは底壁材は開かず自立性は得られにくい。
そこで、胴壁部と山折りに畳んだ底壁部とで構
成され、その胴壁部周縁部及び胴壁部と底壁部と
の重合部周縁部及び底壁部両側縁を熱接着した自
立性包装袋1について、第3,4図に示すよう
に、その底壁部両側縁接着部に両外側から内包に
向けて切り込み10,10′,10″,10を形
成し、この切り込みによつて生じた舌状片11,
11′を内側に折り込んで折り込み部8,8′をつ
くり、これによつて底壁部を開拡させ、自立性を
持たせる工夫がなされた。第4図は舌状片を内側
に折り込んで底壁部を開拡させた状態を示す底壁
部横断面図である。
しかし、上記の手段を採用する場合、予め前記
切り込みをいれると、流通過程で取扱いにくくな
り、また切り込みで形成された舌状片が他の包装
袋を傷つけやすいなど、切り込みにもとずく種々
の支障が生ずる。
本考案はかかる支障を解消すべく、包装袋に予
め切り込みを入れるのではなく、使用時の必要に
応じて切り込みを入れるようにし、且つこの切り
込みを入れ易くした包装袋を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) すなわち本考案は、内面に熱接着性層を有する
フイルムで胴壁部と内側に山折りに畳んだ底壁部
とを構成し、その胴壁部周縁部及び胴壁部と底壁
部との重合部周縁部及び底壁部両側縁を熱接着し
た自立性包装袋において、前記底壁部両側縁接着
部より内方に位置し且つ切り込み予定線の先端に
複数個の切り込み停止用透孔を形成したことを特
徴とする自立性包装袋である。
本考案では、使用時に必要に応じて切り込みを
入れるものであつて、切り込み停止用透孔を設け
たので、切り込みを入れる際、切り込みが確実に
行なえ、切り込み過ぎてしまうことがない。ま
た、切り込み用ノツチを設けると、切り込みをが
入れやすくなる。
本考案について、その一例を示す図面を用いて
説明する。
第1図は、本考案の自立性包装袋1の正面図で
あり、第2図はその−線における縦断面図で
ある。2は自立性包装袋1の胴壁部、3は山折り
に畳んだ底壁部である。胴壁部2の周縁部4及び
胴壁部2と底壁部3との重合部周縁部5がそれぞ
れ熱接着されている。また、底壁部両側縁部にお
いては、胴壁の前面部と底壁部と胴壁の背面部と
の4つの層が一体に熱接着されている。
しかして本考案の自立性包装袋1においては、
底壁部両側縁接着部より内方に位置し且つ切り込
み予定線の先端に複数個の切り込み停止用透孔透
孔6,6′,6″,6が形成されている。
本考案の自立性包装袋においては、その使用に
あたつて、該包装袋内に内容品を充填後、内容物
が軽くて内側に山折に畳まれた底壁部が開拡しな
いときには、前記両側縁接着部から切り込み停止
用透孔まで、例えばハサミにより、なるべく包装
袋の底辺に平行に切り込みを入れる。本考案で
は、切り込み予定線の先端に複数個の切り込み停
止用透孔6,6′,6″,6を設けたので、切り
込みを入れる際に、切り込みの停止が確実に行な
え切り込み過ぎるようなことがない。
そして、この切り込みによつて左右両側縁に形
成された舌状片11,11′を、第4図に示すよ
うに、それぞれ内側に折り込み、折り込み部8,
8′を形成する。折り込み部8,8′の形成により
包装袋の底部が開拡するため、自立性が得られ
る。また、この場合、折り込み部8,8′を形成
した後、更に必要に応じてゴムバンドなどでこの
部分を括り、この折り込み状態を安定にし、底壁
部の開拡を確実にしてもよい。
また、前記の切り込みが容易に行なえるよう
に、前記底壁部両側縁接着部に切り込み用ノツチ
7,7′……等を設けてもよい。
本考案において、上記の透孔を設ける位置は、
前述のとおり切り込みを設け、形成された舌状片
を内側に折り込み、これによつて自立性を確実に
しえる位置である。包装袋の大きさによりその位
置は異なるが通常は側辺より内方に1〜5cmのと
ころである。また透孔は、側辺よりの切り込みが
阻止できるような孔であればよく、その大きさ及
び形状は任意である。
(本考案の効果) 本考案の自立性包装袋においては、上述のよう
に使用時に応じて底部の両側縁接着部に切り込み
を入れ、形成した舌状片を内側に折り込んで折り
込み部をつくり、該折り込み部によつて包装袋の
底部を強制的に拡開し自立性を確実にするに当
り、切り込み線停止用透孔が形成されているため
切り込み線の停止が確実に行なわれ折り込み部を
容易に形成することができる。これによつて、例
えばスナツク菓子等の内容品が軽いものであつて
も容易に自立性を持たせることが出来、また内容
品が米飯類の場合には確実に自立性を有するため
そのまま食器の役割をも果すことができ、
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる自立性包装袋の平面
図、第2図はその縦断面図である。第3図は、従
来の自立性包装袋の平面図である。第4図はそれ
らの使用時の底壁部横断面図である。 1……包装袋、2……胴壁部、3……底壁部、
4……胴壁部の周辺部、5……底壁部熱接着部、
6……透孔、7……切り込み用ノツチ、8……折
り込み部、10……切り込み部、11……舌状
片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内面に熱接着性層を有するフイルムで胴壁部
    と内側に山折りに畳んだ底壁部とを構成し、そ
    の胴壁部周縁部及び胴壁部と底壁部との重合部
    周縁部及び底壁部両側縁を熱接着した自立性包
    装袋において、前記底壁部両側縁接着部より内
    方に位置し且つ切り込み予定線の先端に複数個
    の切り込み停止用透孔を形成したことを特徴と
    する自立性包装袋。 2 底壁部両側縁接着部に切り込み用ノツチを設
    けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の自立
    性包装袋。
JP1986044761U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0354042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986044761U JPH0354042Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JP1986044761U JPH0354042Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62159342U JPS62159342U (ja) 1987-10-09
JPH0354042Y2 true JPH0354042Y2 (ja) 1991-11-27

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ID=30862873

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JP1986044761U Expired JPH0354042Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Country Status (1)

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JP (1) JPH0354042Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745563A (en) * 1980-07-11 1982-03-15 Xerox Corp Belt guide device
JPS5944260A (ja) * 1982-09-07 1984-03-12 徳丸 千之助 サウナ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123016U (ja) * 1976-03-11 1977-09-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745563A (en) * 1980-07-11 1982-03-15 Xerox Corp Belt guide device
JPS5944260A (ja) * 1982-09-07 1984-03-12 徳丸 千之助 サウナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62159342U (ja) 1987-10-09

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