JP3487443B2 - ファスナー付き包装袋の製造方法及びその中間体 - Google Patents

ファスナー付き包装袋の製造方法及びその中間体

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JP3487443B2 JP02589694A JP2589694A JP3487443B2 JP 3487443 B2 JP3487443 B2 JP 3487443B2 JP 02589694 A JP02589694 A JP 02589694A JP 2589694 A JP2589694 A JP 2589694A JP 3487443 B2 JP3487443 B2 JP 3487443B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒー、ココア、紅
茶、緑茶、海苔、その他各種の顆粒、粉末、粉体状の嗜
好品や食品、或いはチョコレート、キャンデー等の菓子
類を包装するのに使用されるファスナー付き包装袋の製
造方法及びその中間体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、開封した後で再び密封できるタイ
プの包装袋として開口部にファスナーを取り付けてなる
所謂ファスナー付き包装袋が一般に広く使用されてい
る。そして、この種の包装袋の形成方法として、例えば
特開平5−147663号公報に記載のものが知られて
いる。すなわち、ガゼット折りにしたガゼット予備成形
体の一端を接着し、他端の開口部のガゼット折込部の内
側突出縁に沿って適宜の長さの切込みを入れ、その切込
部を外側に引き出して互いに対向する拡開片を形成し、
この拡開片の一方を他方に対してめくり上げ、それぞれ
の拡開片の内面に雌雄のファスナーを取り付けるように
したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた包
装袋の形成方法は、ガゼット折込部の内側突出縁に沿っ
て切込みを入れると、互いに対向する拡開片を形成する
ことができ、その一方の拡開片をめくり上げると開口部
の内面が露出するのでそこに容易にファスナーを取り付
けることができるものではあるが、切込部を外側に引き
出す際に切込みが裂けることがあり、製袋後に内容物を
充填した際に破れることがあった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、ファスナ
ーの取付が容易であるとともに、製袋後に内容物を充填
しても破れる恐れのないファスナー付き包装袋の製造方
法を提供し、合わせてその中間体を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るファスナー付き包装袋の製造方法は、
ガゼット予備成形体の一端開口部におけるガゼット折込
部の内側突出縁を外側に引き出して外側突出縁を有する
折返し片を形成し、該折返し片の外側突出縁に沿って
側突出縁に至らない長さの切込みを入れて互いに対向す
る拡開片を形成し、これら拡開片のそれぞれの内面に雌
雄のファスナーを取り付け、拡開片の両サイドを塞いで
から、一端開口部をファスナーの外側で接着するか若し
くは他端開口部を接着することを特徴とする。
【0006】 また、本発明に係るファスナー付き包装
袋の中間体は、ガゼット予備成形体の一端開口部におけ
るガゼット折込部の内側突出縁を外側に引き出して外側
突出縁を有する折返し片を形成し、該折返し片の外側突
出縁に沿って内側突出縁に至らない長さの切込みを入れ
て互いに対向する拡開片を形成し、これら拡開片のそれ
ぞれの内面に雌雄のファスナーを取り付け、拡開片の両
サイドを塞いでなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】ガゼット折込部の内側突出縁を外側に引き出し
て形成した折返し片の外側突出縁に沿って切込みを入れ
ることにより、所定の長さの切込みが形成される。そし
て、この切込みにより互いに対向する拡開片を形成する
ことができ、その一方の拡開片をめくり上げると一端開
口部の内面が露出するのでそこに容易にファスナーを取
り付けることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】(実施例1)図1はガゼット予備成形体を
示すもので、このガゼット予備成形体1は、包材シート
をガゼット折りして折込部2を形成し、その背貼り部分
3をヒートシールして筒体としたものを所定の長さに切
断して作成されている。本実施例では包材としてPET
(12μm)/PE(20μm)/アルミ箔(9μm)
/PE(70μm)からなる層構成で、巾が340mm
の帯状のものを使用し、ガゼット予備成形体1のサイズ
を巾110mm、折込部50mm、長さ240mm、背
貼り部10mmとした。
【0010】上記ガゼット予備成形体1からファスナー
付き包装袋を製造するには、まず一端開口部4における
ガゼット折込部2の各内側突出縁21を外側に引き出し
て図2に示す如く先端に外側突出縁51を有する折返し
片5を形成する。この場合、折返し片5の長さを80m
mとした。次いで、図3に示す如く各外側突出縁51に
沿って30mmずつ切込み6,6を入れて互いに対向す
る拡開片7,7を形成した。そして、図4に示す如く一
方の拡開片7を広げてから雌雄が対向するようにファス
ナー8,8を各々の拡開片7,7の内面に取り付けた。
【0011】 雌雄のファスナー8,8を取り付けた
後、これらを嵌合させて図5に示す如く折返し片5、折
込部2ともに折込方向の接着部分5a,2aでヒートシ
ールすることにより拡開片7,7の両サイドを塞いでフ
ァスナー付き包装袋の中間体9を作成した。この場合、
折込部2の接着部分2aは各切込み6,6を充分に覆う
領域でヒートシールした。次いで、図6に示す如く折返
し片5,5のはみ出した部分を切り落としてから、一端
開口部をファスナー8の外側でヒートシールするか若し
くは他端開口部(底部)をヒートシールしてファスナー
付き包装袋を作成した。なお、ファスナー8の外側をヒ
ートシールした場合には他端開口部から、他端開口部を
ヒートシールした場合にはファスナー8側から内容物が
充填される。
【0012】(実施例2)実施例1と同じガゼット予備
成形体1を作成し、同様にして雌雄のファスナー8,8
を各々の拡開片7,7の内面に取り付けた後、これらを
嵌合させて図7に示す如く折返し片5のみにおける接着
部分5aでヒートシールすることにより拡開片7,7の
両サイドを塞いで、なおかつ開口部を横いっぱいまで開
口することの可能な間口の広いファスナー付き包装袋の
中間体9’を作成した。次いで、各折返し片5の接着部
分5aを残しながら図8に示すようにトリミングした
後、ファスナー8の外側若しくは他端開口部(底部)を
ヒートシールしてファスナー付き包装袋を作成した。
【0013】(実施例3)図9はガゼット予備成形体の
別の例を示すもので、このガゼット予備成形体10は、
包装シートをガゼット折りして折込部11を形成し、包
装シートの自由端同士を重ねた状態でヒートシールして
接合部分12を形成した後、3ヶ所の外向き折曲げ部分
をそれぞれヒートシールして接着部分13を形成するこ
とで作成されている。本実施例では、包材シートとして
実施例1の場合と同じ層構成で巾が360mm、長さが
240mmのものを使用し、接合部分12及び接着部分
13をそれぞれ5mm巾でヒートシールして、巾120
mm、折込部60mm、長さ240mmのガゼット予備
成形体10を作成した。そして、実施例1の場合と同様
にして中間体を形成し、さらにファスナー付き包装袋を
作成した。
【0014】なお、上記実施例1〜3で使用した包材は
一例であり、その他にも次のものが挙げられるが、本発
明で使用される包材はこれらに限定されるものではな
い。 (1)PET(12μm)/接着剤(0.5g/m2
/アルミ箔(9μm)/接着剤(0.5g/m2 )/P
E(50μm) (2)OPP(20μm)/PE(20μm)/アルミ
箔(9μ)/PE(70μm) (3)OPP(20μm)/PE(15μm)/VM−
PET(12μm)/PE(15μm)/CPP(20
μm):但し、ファスナーはCPP製。 (4)ONy(15μm)/接着剤(0.5g/m2
/VM−Ny(15μm)/接着剤(0.5g/m2
/EVA(50μm):但し、ファスナーはEVA製。 (5)OPP(40μm)/接着剤(0.5g/m2
/VM−CPP(25μm)/PE(50μm) (6)PET(12μm)/PE(20μm)/SiO
x−PET(12μm)/接着剤(0.5g/m2 )/
PE(40μm) (7)防湿セロファン(#300)/PE(20μm)
/アルミ箔(7μm)/PE(20μm)/紙(坪量5
2g/m2 )/PE(60μm) (8)KON(15μm)/CPP(40μm):但
し、ファスナーはCPP製。 (9)KPET(12μm)/PE(15μm)/VM
−PET(12μm)/PE(70μm) (10)K防湿セロファン(#300)/PE(15μ
m)/CPP(40μm):但し、ファスナーはCPP
製。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように構成され
ているので、ガゼット予備成形体の一端開口部にファス
ナーを容易に取り付けることができるとともに、ガゼッ
ト折込部の内側突出縁を外側に引き出して形成した折返
し片の外側突出縁に沿って内側突出縁に至らない長さの
切込みを入れるようにしたことにより、従来のように切
込みが裂けることがなく、製袋後に内容物を充填しても
破れることのない包装袋を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガゼット予備成形体を示す斜視図である。
【図2】ガゼット予備成形体の一端開口部に折返し片を
形成した状態で示す斜視図である。
【図3】折返し片の外側突出縁に沿って切込みを入れた
状態で示す斜視図である。
【図4】拡開片の内面にファスナーを取り付けた状態を
示す斜視図である。
【図5】中間体を示す斜視図である。
【図6】図5に示す中間体における折返し片のはみ出し
た部分を切り落とした状態で示す斜視図である。
【図7】中間体の別の例を示す斜視図である。
【図8】図7に示す中間体における折返し片のはみ出し
た部分をトリミングした状態で示す斜視図である。
【図9】ガゼット予備成形体の別の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ガゼット予備成形体 2 ガゼット折込部 21 内側突出縁 4 一端開口部 5 折返し片 51 外側突出縁 6 切込み 7 拡開片 8 ファスナー 9,9’ 中間体 10 ガゼット予備成形体 11 ガゼット折込部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/90 B65D 33/25

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガゼット予備成形体の一端開口部におけ
    るガゼット折込部の内側突出縁を外側に引き出して外側
    突出縁を有する折返し片を形成し、該折返し片の外側突
    出縁に沿って内側突出縁に至らない長さの切込みを入れ
    て互いに対向する拡開片を形成し、これら拡開片のそれ
    ぞれの内面に雌雄のファスナーを取り付け、拡開片の両
    サイドを塞いでから、一端開口部をファスナーの外側
    接着するか若しくは他端開口部を接着することを特徴と
    するファスナー付き包装袋の製造方法。
  2. 【請求項2】 ガゼット予備成形体の一端開口部におけ
    るガゼット折込部の内側突出縁を外側に引き出して外側
    突出縁を有する折返し片を形成し、該折返し片の外側突
    出縁に沿って内側突出縁に至らない長さの切込みを入れ
    て互いに対向する拡開片を形成し、これら拡開片のそれ
    ぞれの内面に雌雄のファスナーを取り付け、拡開片の両
    サイドを塞いでなることを特徴とするファスナー付き包
    装袋の中間体。
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