JPH0354004Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0354004Y2
JPH0354004Y2 JP2719186U JP2719186U JPH0354004Y2 JP H0354004 Y2 JPH0354004 Y2 JP H0354004Y2 JP 2719186 U JP2719186 U JP 2719186U JP 2719186 U JP2719186 U JP 2719186U JP H0354004 Y2 JPH0354004 Y2 JP H0354004Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
packing
feed roll
storage chamber
running path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2719186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62139904U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2719186U priority Critical patent/JPH0354004Y2/ja
Publication of JPS62139904U publication Critical patent/JPS62139904U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0354004Y2 publication Critical patent/JPH0354004Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、梱包機に於けるバンド装填装置に関
するものである。
[従来技術及びその問題点] 梱包機には、実開昭60−76603号に示されるよ
うな、梱包バンドの自動装填を可能ならしめたも
のがあり、第5図に示すように構成されている。
このものは、機台1の上面にはアーチ形のバン
ド案内枠3が立設されており、該バンド案内枠3
に供給された梱包バンドAを引出して機台1上面
に載置した被梱包物Bを捲回梱包するように成つ
ている。
バンド案内枠3のバンド入口31上流側には、
該バンド入口31へのバンド供給機能と梱包バン
ドAの自動装填機能を兼備するバンド装填装置4
0が配設されており、上流側のリール2から繰り
出される梱包バンドAは、該バンド装填装置40
内を経由して上記バンド案内枠3に供給されるよ
うに成つている。
そして、上記バンド装填装置40は第6図、第
7図に示す如く構成されている。
即ち、バンド貯溜箱4の上下にバンド送出口4
1とバンド挿入口42を形成し、バンド送出口4
1の下流側にはフイードロール7が対応してい
る。又、他方のバンド挿入口42上流側には送込
ロール43が対向配設してある。そして、フイー
ドロール7は送込ロール43より速く回転するよ
うに成つている。又、バンド貯溜箱4は、梱包バ
ンドAの幅より若干大きな厚みを有する薄い箱体
で構成されている。
バンド貯溜箱4内には、該バンド貯溜箱4内面
に沿い且つ上記バンド挿入口42からバンド送出
口41へ至るバンド案内板80が配設されてお
り、該バンド案内板80の下端は、水平軸81に
よつてバンド挿入口42の近傍に揺動自在に軸着
されている。そして、バンド案内板80の両側部
とバンド貯溜箱4の両側壁との間には、第7図に
示す如く、バンド案内板80の回動を円滑ならし
めるための間隙84,84が形成されている。
又、バンド貯溜箱4と該バンド貯溜箱4に対向す
るバンド案内板80表面との間隔部が梱包バンド
Aと自動装填する際に於けるバンド走行路83と
成る。
又、バンド装填装置本体とバンド案内板80と
の間にはバネ82が介装されており、該バネ82
は、中立点を越えて起立しているバンド案内板8
0を該起立状態に保持するように成つている。
更に、バンド貯溜箱4底部近傍にはリミツトス
イツチ44が配設されており、バンド案内板80
が倒れた場合には、該バンド案内板80の底面が
上記リミツトスイツチ44に上方から当接するよ
うに成つている。
さて、梱包機を駆動させると共にバンド案内板
80を起立状態にし、更に、リール2から引き出
した梱包バンドAの先端を送込ロール43に差し
込むと、該梱包バンドAは送込ロール43によつ
てバンド貯溜箱4内に送り込まれる。そして、バ
ンド貯溜箱4内に送り込まれた梱包バンドAは、
バンド案内板80内面に案内されながらバンド送
出口41に至り、その下流側のフイードロール7
に送り込まれて梱包バンドAの自動装填が完了す
る。
そうすると、フイードロール7は送込ロール4
3より速く回転していることから、その回転速度
差でフイードロール7と送込ロール43間にある
梱包バンドAは緊張し、該梱包バンドAはバンド
案内板80をバネ82の弾性力に抗して下方へ倒
す(第6図二点鎖線の状態)。そして、倒れたバ
ンド案内板80上方にはバンド貯溜室45が形成
されることと成る。
その後、梱包バンドAがバンド案内枠3内を一
周すると、これを適宜手段で検出し、フイードロ
ール7は停止せしめられる。
他方、送込ロール43の回転は継続しており、
バンド貯溜室45内に於ける梱包バンドAの貯溜
量は増加する。そして、貯溜バンドの全重量が所
定値に達すると、リミツトスイツチ44が働いて
送込ロール43を停止させ、リール2からバンド
貯溜室45内への梱包バンドAの供給動作が止め
られる。即ち、バンド貯溜室45内には一定量の
梱包バンドAが貯えられることと成る。
爾後、フイードロール7の正・逆転及び送込ロ
ール43の駆動・停止の繰返しにより、被梱包物
Bの梱包作業が繰返して行なわれる。
しかしながら、上記従来のものでは、梱包バン
ドAの自動装填動作が円滑に行われにくいと言う
問題があつた。
これは、バンド挿入口42とバンド送出口42
を繋ぐバンド走行路83内には、外部に繋がる間
隙84,84ができるからである。
即ち、バンド案内板80の両側部とバンド貯溜
箱4の両側壁との間には、バンド案内板80の回
動を円滑ならしめる為の間隙84,84が形成さ
れている。従つて、梱包バンドA、特にその先端
部がバンド走行路83を通過する場合には、該梱
包バンドAが、バンド走行路83の両脇に沿つて
形成された上記間隙84,84に引掛かつてしま
うことがあり、係る場合には梱包バンドAがバン
ド走行路83内で詰まつてしまい、該梱包バンド
Aの自動装填動作が円滑に行われないのである。
[技術的課題] 本考案は、バンド貯溜室45の上下にバンド送
出口41とバンド挿入口42を形成すると共に、
バンド送出口41の下流側にはフイードロール7
を、他方のバンド挿入口42の上流側には、バン
ド貯溜室45内に梱包バンドAが貯溜された場合
にのみ停止する送込ロール43をそれぞれ配設
し、バンド貯溜室45内にはバンド挿入口42近
傍に揺動支点を持つバンド案内手段を設け、この
バンド案内手段は、その自由端がバンド送出口4
1に上流側から臨んだ装填状態と、バンド貯溜室
45の底部に倒れた貯溜状態の二状態にセツトさ
れるようにしたものに於いて、梱包バンドAの自
動装填動作が円滑に行われるようにする為、バン
ド挿入口42とバンド送出口41を繋ぐバンド走
行路83内に、梱包バンドAが咬み込むような間
隙が出来ないようにすることを課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決する為の本考案の技術的手段
は、バンド案内手段をそれ自身にバンド走行路8
3を具備する揺動腕8とし、梱包バンドAが上記
バンド走行路83を通過するようにしたことであ
る。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
先ず、梱包機初期状態においては、揺動腕8の
先端はバンド送出口41に対向した状態になてい
る。即ち、揺動腕8内に設けたバンド走行路83
は、その一端がバンド挿入口42に他端がバンド
送出口41に臨んだ状態になつているのである。
次に、リール2から引き出した梱包バンドA先
端をバンド挿入口42に供給すると、該梱包バン
ドAは揺動腕8のバンド走行路83に案内されて
バンド送出口41に至り、該バンド送出口41か
ら送り出された梱包バンドAはフイードロール7
によつてバンド案内枠3内に送り込まれる。
そして、梱包バンドAが通過することと成るバ
ンド走行路83は、揺動腕8それ自身によつて形
成されているから、既述した従来のもの、即ち、
バンド案内板80とバンド貯溜箱4との複数構成
部材によつてバンド走行路83が形成されるもの
のように、梱包バンドAが咬み込む恐れのある間
隙84,84のようなものは出来ない。
そして、既述した従来のものと同様に、梱包バ
ンドAがバンド案内枠3内を周回し終えるとフイ
ードロール7が停止し、バンド案内枠3内への梱
包バンドAの供給が停止せしめられることと成
る。
他方、揺動腕8は、梱包バンド8が上記フイー
ドロール7に送り込まれた後に倒れ、バンド走行
路83の下流端はバンド送出口41と対向しなく
なる。
そうすると、梱包バンドAはバンド走行路83
の下流端部から、バンド貯溜室45内に流出して
バンド貯溜室45内に貯溜せしめられ、その貯溜
量が所定の値に達すると、既述した従来のものと
同様に送込ロール43が停止し、バンド貯溜室4
5内への梱包バンドAの供給が止められる。
爾後、既述した従来のものと同様に、フイード
ロール7や送込ロール43の回転・停止の繰返し
により機台1に載せられた被梱包物Bの梱包が行
なわれる。
[効果] 本考案は次の特有の効果を有する。
バンド装填時に梱包バンドAが通過することと
成るバンド走行路83内には、バンド咬み込みの
原因となる既述間隙84,84のようなものがな
いから、梱包バンドAの自動装填動作が円滑に行
なわれる。
[実施例] 次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
第1図に本考案の第1実施例を示す。
これは、バンド貯溜箱4の上下にバンド送出口
41とバンド挿入口42をそれぞれ配設してあ
り、バンド送出口41の下流側にはフイードロー
ル7が、他方、バンド挿入口42の上流側には送
込ロール43が、それぞれ配設されている。
又、バンド貯溜箱4内には、バンド挿入口42
下部に水平軸81によつて軸着された揺動自在の
揺動腕8が設けられており、該揺動腕8内には、
その長手方向に向かう貫通孔が穿設されてバンド
走行路83が形成されている。
又、揺動腕8の側壁からは第3図に示す如く、
操作摘まみ87が突設されており、該操作摘まみ
87は、バンド貯溜箱4の側壁に形成された円弧
状の開削窓49から外部に突出している。
さて、梱包バンドAを自動装填させる時は、操
作摘まみ87を持つて揺動腕8を起し(第1図想
像線で示す状態)、操作摘まみ87を持つたまま
で揺動腕8をこの起立状態に保持させる。
次に、梱包バンドAを送込ロール43に供給す
ると、該梱包バンドAの先端は揺動腕8内のバン
ド走行路83に案内されてバンド送出口41に至
り、ここからフイードロール7に送られる。そし
て、梱包バンドがフイードロール7に送り込まれ
たのを確認して揺動腕8を手動で倒し、該揺動腕
8の下面をリミツトスイツチ44に上方から当接
させる。
そして、バンド挿入口42から梱包バンドAが
供給され続けてバンド貯溜室45内のバンド貯溜
量が多くなると、その重さでリミツトスイツチ4
4が働いて既述した従来のものと同様に送込ロー
ル43が停止せしめられる。
次に、第2図に示す第2実施例のものは、バン
ド貯溜箱4の側壁に配設された永久磁石9によつ
て揺動腕8を起立状態に吸着保持するようにした
もので、永久磁石9上面にはソレノイド91が連
設されている。
そして、梱包バンドA先端がバンド案内枠3下
流側のグリツプ(図示せず)に保持された後に、
ソレノイド91に永久磁石9の磁力を打ち消すよ
うな磁力を発生する電流を流すようにしている。
これにより、揺動腕8は自然に倒れることとな
るのである。
尚、上記いずれの実施例に於いても、揺動腕8
に穿設した貫通孔によつてバンド走行路83を形
成したが、第4図に示す如く、側壁が一部開放し
た筒体によつてバンド走行路83を形成しても良
い。この場合、揺動腕8の取付け姿勢は、同図に
示すように、自動装填動作時に於ける梱包バンド
Aが開放部95に接触しないようにする。即ち、
自動装填動作時に於ける梱包バンドAを、開放部
95の対向壁面によつて案内しながら走行するよ
うにさせるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の断面図、第2図は
第2実施例の要部断面図、第3図は揺動腕8に於
ける操作摘まみ87配設部の断面図、第4図はバ
ンド走行路83の変形例を示す断面図、第5図乃
至第7図は従来例の説明図であり、図中、 7……フイードロール、8……揺動腕、41…
…バンド送出口、42……バンド挿入口、43…
…送込ロール、45……バンド貯溜室、83……
バンド走行路、A……梱包バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンド貯溜室45の上下にバンド送出口41と
    バンド挿入口42を形成すると共に、バンド送出
    口41の下流側にはフイードロール7を、他方の
    バンド挿入口42の上流側には、バンド貯溜室4
    5内に梱包バンドAが貯溜された場合にのみ停止
    する送込ロール43をそれぞれ配設し、バンド貯
    溜室45内にはバンド挿入口42近傍に揺動支点
    を持つバンド案内手段を設け、このバンド案内手
    段は、その自由端がバンド送出口41に上流側か
    ら臨んだ装填状態と、バンド貯溜室45の底部に
    倒れた貯溜状態の二状態にセツトされるようにし
    たものに於いて、バンド案内手段をそれ自身にバ
    ンド走行路83を具備する揺動腕8とし、梱包バ
    ンドAが上記バンド走行路83を通過するように
    した梱包機に於けるバンド装填装置。
JP2719186U 1986-02-26 1986-02-26 Expired JPH0354004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2719186U JPH0354004Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2719186U JPH0354004Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62139904U JPS62139904U (ja) 1987-09-03
JPH0354004Y2 true JPH0354004Y2 (ja) 1991-11-27

Family

ID=30828986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2719186U Expired JPH0354004Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0354004Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62139904U (ja) 1987-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4842206A (en) Automatic yarn end finding device for a spinning bobbin
US3464640A (en) Device for pneumatically removing the tip or foot bunch from supply coils
JPH0354004Y2 (ja)
JP4700175B2 (ja) あや巻きボビンを製作する紡織機械のための糸結装置
US3637148A (en) Device for pneumatically removing the tip or foot bunch from supply coils
JP2018090419A (ja) 糸接続手段
US5236142A (en) Feed yarn package conveyor system in doubler
US5232171A (en) Apparatus for preparing a textile strand end having dual suction conduits
JPS5842107B2 (ja) ロ−タリマガジンヘノカンシキヨウキユウツツ
JPS6341381A (ja) コツプの予備巻き及び/又は下部巻きつけ糸を解除するための装置
JPH041175Y2 (ja)
JPH061567Y2 (ja) ワインダの給糸部構造
JPH0211506B2 (ja)
JPH0536803Y2 (ja)
JPH0178181U (ja)
JPS6145089Y2 (ja)
JPH072524Y2 (ja) 粗糸ボビンの残糸吸引ノズル
JP2586253Y2 (ja) 汎用結束機
JPH0848306A (ja) 汎用結束機
JPH0433837Y2 (ja)
JPS5830230B2 (ja) 管糸の尻糸処理方法およびその装置
US3027107A (en) Suction apparatus for winding machines
JPH06135604A (ja) 織機の布巻きロール交換装置
JPH0251835B2 (ja)
JPH0133447Y2 (ja)