JPH035383Y2 - - Google Patents

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JPH035383Y2
JPH035383Y2 JP1986145215U JP14521586U JPH035383Y2 JP H035383 Y2 JPH035383 Y2 JP H035383Y2 JP 1986145215 U JP1986145215 U JP 1986145215U JP 14521586 U JP14521586 U JP 14521586U JP H035383 Y2 JPH035383 Y2 JP H035383Y2
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rotating shafts
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Description

【考案の詳細な説明】 a 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案に係るスリツタ用刃物供給装置は、幅
広の金属板を複数枚の帯状金属板に切断する場合
に使用するスリツタに組み込み、このスリツタを
構成する回転軸の外周面に固定する円輪状の刃物
を、上記回転軸に供給するのに使用される。
(従来の技術) 幅広金属板をスリツタにより切断し、複数枚の
帯状金属板とする場合、互いに平行に配設された
回転軸の外周面にそれぞれ複数枚の円輪状の刃物
を固定し、両回転軸に固定された刃物の間に上記
金属板を送り込む事により、互いに噛合する刃物
同士の間でこの金属板を切断する。
第4図は従来から使用されているスリツタの第
1例を示している。このスリツタは、幅Wの幅広
の金属板を切断して幅wを有する20枚の帯状金属
板とするものである。先ず、この従来のスリツタ
に就いて説明する。
上下に互いに平行に配設された第一,第二の回
転軸1,2は、互いに反対方向に同速で回転出来
る様に構成している。各回転軸1,2の右端部
(上下左右の方向は図面による。以下同じ)には
フランジ3が、左端部には雄ねじ4が、それぞれ
形成されている。各回転軸1,2に円輪状の刃物
7a,7bを装着する場合には、切断後の帯状金
属板の幅wと一致する長さを有する短円筒状の第
一スペーサ5と、この第一スペーサ5よりもほぼ
刃物2枚の厚さ分だけ長さが短い第二スペーサ6
とを交互に組み付け、上側の回転軸1に装着した
刃物7a,7bの下端縁と下側の回転軸2に装着
した刃物7a,7bの上端縁とを噛合させる。各
回転軸1,2の左端部の雄ねじ4には、ナツトを
螺合し緊締しており、各スペーサ5,6と刃物7
a,7bとは、このナツト8と上記フランジ3と
の間で強く挾持された状態となる。
この為、各回転軸1,2を互いに逆方向に回転
させつつ、両軸1,2の間に幅wの金属板を送り
込むと、この金属板は刃物7a,7bの噛合部で
切断され、幅がwの、20枚の帯状金属板とされ
る。
第4図に示した第1例のスリツタに於いては、
各回転軸1,2の所定位置に刃物7a,7bを固
定する事が面倒で、各刃物7a,7bと回転軸
1,2とが偏心し易いと言つた不都合がある為、
第5〜6図に第2例として示した様な油圧拡縮式
のスリツタ用回転軸も、実開昭60−131319号公報
その他によつて、従来から知られている。
この油圧拡縮式のスリツタ用回転軸は、中間の
小径部10を両端の大径部11で挾み、小径部1
0の外周面に螺旋溝12を削設した回転軸本体9
に、円管状の保持筒13を外嵌し、この保持筒1
3を、皿螺子14によつて、上記回転軸本体9の
周囲に固定したもので、この保持筒13の両端部
内周面と上記回転軸本体の大径部外周面との間
は、回転軸本体9の外周面に削設した凹溝15に
嵌装したOリング16,16によつて油密保持を
図つている。回転軸本体9の内側に設けられ、小
径部10に一端を開口した通油路17の他端は、
図示しない圧油供給手段に通じさせて、上記小径
部10の外周面と前記保持筒13の内周面との間
に形成される円筒状の間隙18に、圧油を給排出
来る様にしている。
上述の様に構成される油圧拡縮式のスリツタ用
回転軸に、円輪状の刃物を装着する場合、回転軸
本体9の小径部外周面と保持筒13の内周面との
間の間隙18内に圧油を送り込む以前に、保持筒
13の外径よりも僅かに大きな内径を有する刃物
7,7を、この保持筒13に外嵌し、各刃物7,
7を所定位置に移動させた後、上記間隙18内に
圧油を送り込む。これにより、円管状の保持筒1
3が膨らみ、この保持筒13の外周面と各刃物の
内周縁とが強く当接して、各刃物が保持筒13に
対してしつかりと固定される。
この様にして、外周面に複数枚の刃物7,7を
固定した油圧拡縮式のスリツタ用回転軸は、油圧
拡縮式のものを2本組み合わせて使用する他、第
5図に示す様に、前述した様に円筒状のスペーサ
を使用する回転軸と組み合わせて、スリツタ装置
を構成し、幅広の帯状金属板を幅方向に切断する
のに使用する。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述の様に構成され作用する従来の
スリツタに於いては、回転軸が油圧拡縮式のもの
であると否とに拘らず、次に述べる様な不都合を
生じる。
即ち、従来は何れの構造のスリツタに於いて
も、回転軸に刃物を着脱する作業を総て人手によ
り行なつていたが、円輪状の刃物7a,7bの内
径と、この刃物7a,7bを支持する回転軸1,
2の外径との差は、回転軸1,2に対する各刃物
7a,7bの偏心量を少なく抑える為、或は回転
軸の外径を油圧により拡張した際に刃物7,7の
固定が確実に行なえる様にする必要上、僅少(通
常0.1mm以下)である為、1枚1枚が重い(場合
によつては20Kg程度)刃物7,7a,7bを手で
持ち上げて、回転軸1,2に外嵌する作業は面倒
で、しかも体力を消耗する。
この様な事情に鑑みて従来から、特開昭57−
184619号公報、同57−96714号公報に開示されて
いる様に、回転軸1,2を水平方向に旋回自在と
すると共に、刃物7,7a,7bを支持したアー
ムと上記回転軸1,2との先端部同士を突き合わ
せ自在とする事により、アームと回転軸との間
で、複数の刃物7,7a,7bの受け渡しを容易
に行なえる様にする構造が提案されている。
ところが、上記各公報に記載された従来構造の
場合、交換用の刃物7,7a,7bを支持したア
ームと回転軸1,2とを同一直線上に位置させ、
且つ、アームと回転軸1,2との先端部同士を突
き合わせる為、上記アームを回転軸1,2の側方
に設けると共に、上記回転軸1,2を、水平方向
に亙つて旋回自在とした為、構成各部の位置合わ
せを正確に行なわせる必要上、高度な組み立て精
度と各部の剛性とが要求されるだけでなく、刃物
交換の為の装置部分の専有面積が相当に広くなる
事が避けられない。
本考案のスリツタ用刃物供給装置は、上述の様
な不都合を何れも解消するものである。
b 考案の構成 (問題を解決するための手段) 本考案のスリツタ用刃物供給装置は、前述した
従来からのスリツタと同様に、水平方向に亙つて
互いに平行に配設した、2本の回転軸の外周面に
装着した円輪状の刃物の外周縁部同士を噛合さ
せ、互いに逆方向に回転する両回転軸の間に挿入
した板材を切断するスリツタの回転軸の外周面に
固定する刃物を供給するものである。
本考案のスリツタ用刃物供給装置は、上記2本
の回転軸の一端を固定側支持台に片持ち式に支持
し、回転軸の他端部に対向する状態で回転軸の長
さ方向に亙る移動自在に設けた移動側支持台に支
承した軸受に、移動側支持台の前進時に各回転軸
の他端部を密に嵌合自在として、移動側支持台の
前進時に、2本の回転軸を両端で支持する様に構
成している。
上記移動側支持台の後退時に、この支持台と各
回転軸の他端との間に形成される隙間の上方に
は、上記2本の回転軸と平行に吊り下げレールを
配設しており、この吊り下げレールの下方に、昇
降自在に懸垂支持した取付板の回転軸と対向する
面に、この取付板の下降時に、それぞれの上面を
回転軸の上面に整合自在とした支持棒を、2本1
組として植設している。
上記各支持棒には、前記回転軸の外周面に供給
する円輪状の刃物を、外嵌自在としている。
(作用) 上述の様に構成される本考案のスリツタ用刃物
供給装置を用いて、円輪状の刃物を円柱状の回転
軸の外周面に供給する場合、移動側支持台を後退
させ、この移動側支持台と上下2本の回転軸の端
部との間に隙間を形成する。
この様に移動側支持台と回転軸の端部との間に
隙間を形成した状態で、取付板を吊り下げレール
に沿つて移動させると共に下降させ、この取付板
に植設した1組2本の支持棒の上面を、上記2本
の回転軸の上面に、それぞれ整合させる。
各支持棒には、各回転軸に支持固定する為の複
数枚の刃物が外嵌支持されている為、各支持棒の
上面と各回転軸の上面とを互いに整合させた状態
に於いて、刃物を回転軸に向けて移動させれば、
刃物は支持棒と回転軸とに対し摺動して、刃物を
回転軸の所定取付場所に移動させる事が出来る。
回転軸から刃物を取り外す場合は、上述の場合
と同様に、回転軸の上面と支持棒の上面とを互い
に整合させた状態で、上記回転軸に外嵌支持され
ている刃物を、支持棒に向けて移動させる。
この為、刃物の着脱作業時に重い刃物を手で持
ち上げて、この刃物の内周縁と回転軸とを整合さ
せる様な、困難な作業を行なう必要がなくなる。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本考案を更
に詳しく説明する。
第1〜3図は本考案の刃物供給装置の実施例を
示しており、第1図はスリツタに組み込んだ状態
を示す側面図、第2図は第1図の右方から見た
図、第3図は一部を縦断した状態で示す、第2図
のA矢視図である。
本考案の刃物供給装置を付設するスリツタは、
前述した従来からのスリツタと同様に、水平方向
に亙つて互いに平行に配設した、2本の回転軸
1,2の外周面に装着した円輪状の刃物7,7の
外周縁部同士を噛合させ、互いに逆方向に回転す
る両回転軸1,2の間に挿入した板材を切断する
様に構成している。
本考案の刃物供給装置は、上述の様に構成され
作用する、スリツタの回転軸1,2の外周面に固
定する刃物を、各回転軸1,2に向けて供給する
ものである。
即ち、本考案のスリツタ用刃物供給装置に於い
ては、上記スリツタを構成する上下2本の回転軸
1,2の一端を、基台24の上面に固定した固定
側支持台19に、片持ち式に支持している。この
様に固定側支持台19に片持ち式に支持した、各
回転軸1,2の一端部は、両端部に自在継手2
0,20を設けたシヤフト21,21を介して、
ギヤボツクス22に接続されており、図示しない
モータにより、互いに反対方向に同速で、それぞ
れ回転駆動自在としている。
各回転軸1,2の他端部は、帯状金属板の切断
作業を行なう場合に於いては、この回転軸1,2
に対向する状態で、回転軸1,2の長さ方向(第
1〜2図の左右方向)に移動自在に設けた移動側
支持台23に、回転自在に支承される様に構成し
ている。即ち、上記移動側支持台23には、上記
回転軸1,2の他端部に整合自在な、2個の軸受
を設けており、移動側支持台23の前進時(回転
軸1,2へ向けて移動した時。第1図で左行時。)
に、各軸受と各回転軸1,2の他端部とがテーパ
嵌合等により密に嵌合する事で、上下2本の回転
軸1,2を、固定側支持台19と移動側支持台2
3とにより、両端で支持する様に構成している。
上記移動側支持台23の後退時(回転軸1,2
から離れる方向に移動した時。第1図に鎖線で示
した状態。)に、この移動側支持台23と各回転
軸1,2の他端(第1図の右端)との間に形成さ
れる隙間の上方には、両端を支柱25,25によ
つて支持された吊り下げレール26を、回転軸
1,2と平行に配設している。この吊り下げレー
ル26には、複数個(図示の例の場合、3個)の
スライダ27,27が、吊り下げレール26に沿
う移動自在に配置されており、各スライダ27,
27の下方に取付板28,28を、垂直に、且つ
昇降自在に懸垂支持している。
即ち、各スライダ27,27に上下方向の移動
のみ自在に支承したロツド30,30の下端部に
支持された取付板28,28は、同じく各スライ
ダ27,27に設けられた油圧シリンダ31,3
1への圧油の給排によつて昇降自在としている。
各取付板28の回転軸1,2と対向する面に
は、それぞれの上面を回転軸1,2の上面に整合
自在とした支持棒29,29を、2本1組とし
て、取付板25に対し垂直に(回転軸1,2に対
して平行に)植設している。
又、互いに連結されて、吊り下げレール26に
沿つて同期して移動するスライダ27の側面に固
定した螺子片32には、両端を支柱25,25に
回転自在に支持され、モータ33によつて回転駆
動される螺子杆34の中間部が螺合しており、上
記モータ33を正転、或は逆転する事で、上記ス
ライダ27を、吊り下げレール26に沿つて平行
移動自在としている。
更に、図示の実施例に於いては、第3図に示す
様に、上記支持棒29,29を、取付板28に対
して固定の基体部分35と、この基体部分35に
対して摺動自在に外嵌した外筒36とに分割する
と共に、エアシリンダ37への圧縮空気の給排に
より、上記基体部分35の中心孔38を貫通した
ロツド39を押し引きする事で、上記外筒36を
基体部分35に対し変位自在としている。これ
は、外筒36と回転軸1,2との間で刃物7,7
を受け渡しする場合には、外筒36の先端縁と回
転軸1,2の端部との間の隙間を狭くして、刃物
7,7の受け渡しを円滑に行なえる様にし、且
つ、同一の回転軸1(又は2)に外嵌する刃物
7,7同士の間に円輪状のゴムリング(図示せ
ず)を装着する際には、上記外筒36と回転軸1
の端部との間に、上記ゴムリングが通過自在な隙
間を形成する為である。
上述の様な構成を有する各支持棒29,29に
は、スリツタを構成する回転軸1,2の外周面に
供給する、円輪状の刃物7,7を外嵌支持してい
る。
以上に述べた通り構成される本考案のスリツタ
用刃物供給装置を用いて、円輪状の刃物7,7を
円柱状の回転軸1,2の外周面に供給する作業
は、次に述べる様にして行なう。
先ず、移動側支持台23を、第1図に鎖線で示
す様に後退させ、この移動側支持台23と上下2
本の回転軸1,2の端部との間に、隙間を形成す
る。
この様に移動側支持台23と回転軸1,2の端
部との間に隙間を形成したならば、それ迄停止し
ていたモータ33を起動し、何れかのスライダ2
7(前述の通り、実際には各スライダ27は同期
して移動する。)を、回転軸1,2の端部と後退
した移動側支持台23との間に形成される隙間の
上方に移動させ、油圧シリンダ31により当該取
付板28を下降させて、この取付板28の側面に
植設した支持棒29,29の上面を、回転軸1,
2の上面に整合させる。
各支持棒29,29を構成する外筒36,36
には、各回転軸1,2に支持固定する為の、それ
ぞれ複数枚の刃物7,7を、予め外嵌支持してい
る。この為、各支持棒29,29の外筒36,3
6の上面と、各回転軸1,2の上面とを互いに整
合させた状態に於いて、外筒36,36に支持さ
れた複数枚の刃物7,7を回転軸1,2に向けて
移動させれば、各刃物7,7は、支持棒29,2
9の外筒36,36の上面と回転軸1,2の上面
とに対し摺動して、刃物7,7を回転軸1,2の
所定取付場所に移動させる事が出来る。この際、
支持棒29を構成する外筒36は、第3図の下側
に位置する支持棒29の外筒36の様に、回転軸
の端部に近付けて、この回転軸の端部と外筒36
の端縁との間の隙間を小さくしておく。
同一の回転軸の外周面に互いに間隔をあけて装
着する、円輪状の刃物7,7の間には、円輪状の
ゴムリングを装着して、切断後に於ける帯状金属
板の歯離れを良くすると共に、上下の回転軸の間
に挟まれた帯状金属板が撓む事を防止するが、こ
の様なゴムリングを回転軸に外嵌する場合には、
支持棒29を構成する外筒36を、第3図の上側
に位置する支持棒29の外筒36の様に、回転軸
の端部から遠ざけ、この回転軸の端部と外筒36
の端縁との間に、上記ゴムリングが通過出来る程
度の隙間を形成して、この隙間からゴムリングを
挿入する。
回転軸から刃物7及びゴムリングを取り外す場
合は、上述した装着作業と逆の手順で作業を行な
う。
即ち、帯状金属板の切断作業を行なう為に、回
転軸1,2の端部に向けて前進していた移動側支
持台23を後退させ、それ迄回転軸1,2の上方
に退避していた取付板28を、各回転軸1,2の
端部と移動側支持台23との間に形成された隙間
に進入させ、上述した装着作業を行なう場合と同
様に、回転軸1,2と支持棒29,29を構成す
る外筒36,36とを互いに整合させる。
この様に回転軸1,2と外筒36,36とを互
いに整合させた状態で、上記回転軸1,2に外嵌
支持されている刃物7,7を、外筒36,36に
向けて移動させる。この場合に於いて、刃物7,
7を外筒36,36に移し替える際には、外筒3
6を第3図の下側に示す様に、回転軸1,2に向
けて押し出し、ゴムリングを外す際には、同図の
上側に示す様に、外筒36を回転軸1,2から退
避させる。
c 考案の効果 本考案のスリツタ用刃物供給装置は、以上に述
べた通り構成され作用する為、重い円輪状の刃物
を回転軸の外周面に外嵌し固定する作業を容易に
行なう事が出来、刃物着脱作業の迅速化、省力化
を図れるだけでなく、重く、鋭利な刃物を落下さ
せたり、或は縁に触れたりする事により作業者が
負傷する危険性を少なくする事が出来る。
又、本考案のスリツタ用刃物供給装置の場合、
供給装置の構成要素の多くの部分を、スリツタを
構成する回転軸の上方に設ける為、刃物供給装置
の専有床面積が少なくて済み、床面積に余裕のな
い工場にも使用可能である。
更に、本考案スリツタ用刃物供給装置の場合、
刃物供給装置を具えていない既設のスリツタに、
スリツタ自体には大きな改造を加える事なく、組
み込み可能である為、既存設備を改良する場合に
も、改良に要する費用が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の刃物供給装置の第一実施
例を示しており、第1図はスリツタに組み込んだ
状態を示す側面図、第2図は第1図の右方から見
た図、第3図は一部を縦断した状態で示す、第2
図のA矢視図、第4図は従来のスリツタの第1例
を示す側面図、第5図は同じく第2例を示す部分
縦断側面図、第6図はその部分詳細図である。 1:回転軸、2:回転軸、3:フランジ、4:
雄ねじ、5:第一スペーサ、6:第二スペーサ、
7,7a,7b:刃物、8:ナツト、9:回転軸
本体、10:小径部、11:大径部、12:螺旋
溝、13:保持筒、14:皿ねじ、15:凹溝、
16:Oリング、17:通油路、18:間隙、1
9:固定側支持台、20:自在継手、21:シヤ
フト、22:ギヤボツクス、23:移動側支持
台、24:基台、25:支柱、26:吊り下げレ
ール、27:スライダ、28:取付板、29:支
持棒、30:ロツド、31:油圧シリンダ、3
2:螺子片、33:モータ、34:螺子杆、3
5:基体部分、36:外筒、37:エアシリン
ダ、38:中心孔、39:ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平方向に亙つて互いに平行に配設した、2本
    の回転軸の外周面に装着した円輪状の刃物の外周
    縁部同士を噛合させ、互いに逆方向に回転する両
    回転軸の間に挿入した板材を切断するスリツタの
    回転軸の外周面に固定する刃物を供給するスリツ
    タ用刃物供給装置であつて、上記2本の回転軸の
    一端を固定側支持台に片持ち式に支持し、回転軸
    の他端部に対向する状態で回転軸の長さ方向に亙
    る移動自在に設けた移動側支持台に支承した軸受
    に、移動側支持台の前進時に各回転軸の他端部を
    密に嵌合自在とし、上記移動側支持台の後退時に
    この支持台と各回転軸の他端との間に形成される
    隙間の上方に、上記2本の回転軸と平行に配設し
    た吊り下げレールの下方に、昇降自在に懸垂支持
    した取付板の回転軸と対向する面に、この取付板
    の下降時に、それぞれの上面を回転軸の上面に整
    合自在とした支持棒を2本1組として植設し、上
    記各支持棒に前記円輪状の刃物を外嵌自在とした
    スリツタ用刃物供給装置。
JP1986145215U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH035383Y2 (ja)

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