JPH0353811Y2 - - Google Patents
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- JPH0353811Y2 JPH0353811Y2 JP1985072529U JP7252985U JPH0353811Y2 JP H0353811 Y2 JPH0353811 Y2 JP H0353811Y2 JP 1985072529 U JP1985072529 U JP 1985072529U JP 7252985 U JP7252985 U JP 7252985U JP H0353811 Y2 JPH0353811 Y2 JP H0353811Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gun
- power supply
- arms
- welding
- welding gun
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 74
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は溶接装置に関する。
(従来の技術およびその問題点)
従来の溶接装置、例えばスポツト溶接装置、に
あつては溶接ガンと該溶接ガンに溶接電流を供給
するための溶接トランスの二次ケーブルとが常時
接続されたままの構成になつており、また、ワー
ク加圧用のシリンダも該溶接ガンに取付けられて
いた。このように、給電手段と加圧シリンダとが
常時溶接ガンに取り付けられている構成の従来の
溶接位置にあつては、各溶接ガン毎に専用の加圧
シリンダおよび給電手段が必要であるため、設備
費が増大し、該溶接装置の設置スペースも全体と
しては広いスペースが必要となり、また、溶接ガ
ンも複数の溶接個所に共用できる大型のものを使
用しなければならず、この大型のガンをゲージポ
ストやワークの各部分の間を縫つて操作するため
作業性が悪いという問題点があつた。
あつては溶接ガンと該溶接ガンに溶接電流を供給
するための溶接トランスの二次ケーブルとが常時
接続されたままの構成になつており、また、ワー
ク加圧用のシリンダも該溶接ガンに取付けられて
いた。このように、給電手段と加圧シリンダとが
常時溶接ガンに取り付けられている構成の従来の
溶接位置にあつては、各溶接ガン毎に専用の加圧
シリンダおよび給電手段が必要であるため、設備
費が増大し、該溶接装置の設置スペースも全体と
しては広いスペースが必要となり、また、溶接ガ
ンも複数の溶接個所に共用できる大型のものを使
用しなければならず、この大型のガンをゲージポ
ストやワークの各部分の間を縫つて操作するため
作業性が悪いという問題点があつた。
そこで、このような問題点を解決すべく、特開
昭58−77780号公報に開示されているような溶接
装置が提案された。
昭58−77780号公報に開示されているような溶接
装置が提案された。
しかしながら、このような特開昭58−77780号
公報に開示されている溶接装置にあつても、溶接
ガンの開閉を溶接ガンに隣接して設けられた適当
な駆動手段(例えばクランプ装置)を利用した
り、あるいは溶接ガン自身が有するシリンダによ
つて行なつていたため、溶接ガンに隣接して利用
可能な開閉駆動手段が設けられていない場合には
溶接ガンを開閉することができず、また、溶接ガ
ン自身にシリンダを設けた場合には、設備費が増
大する上に他の機械類との干渉の問題があつた。
公報に開示されている溶接装置にあつても、溶接
ガンの開閉を溶接ガンに隣接して設けられた適当
な駆動手段(例えばクランプ装置)を利用した
り、あるいは溶接ガン自身が有するシリンダによ
つて行なつていたため、溶接ガンに隣接して利用
可能な開閉駆動手段が設けられていない場合には
溶接ガンを開閉することができず、また、溶接ガ
ン自身にシリンダを設けた場合には、設備費が増
大する上に他の機械類との干渉の問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
この考案は、上記問題点を解決するため、電極
チツプを一端に取り付ける一方、他端には給電ガ
ンの一端を受容可能な溝部を備えたガンアーム一
対を互いにクロスさせて略Xタイプの溶接ガンを
構成するとともに、この溶接ガンを両電極チツプ
が接近離隔可能になるよう両ガンアームのクロス
する部分を治具ベースに立設したブラケツトに枢
支し、両ガンアームを溶接時の所要加圧力よりも
小さい力で両電極が離間する方向に付勢し、一
方、上記ブラケツトの傍らには上記溶接ガンの一
対のガンアームの溝部に一端が挿入可能な一対の
給電アームを備えるとともに、これら一対の給電
アームの一端を上記所要加圧力で接近離間させる
アクチユエータを備える給電ガンを設け、この給
電ガンを支持して上記溶接ガンに対して接近離間
させるロボツトを設けたことを特徴とするもので
ある。
チツプを一端に取り付ける一方、他端には給電ガ
ンの一端を受容可能な溝部を備えたガンアーム一
対を互いにクロスさせて略Xタイプの溶接ガンを
構成するとともに、この溶接ガンを両電極チツプ
が接近離隔可能になるよう両ガンアームのクロス
する部分を治具ベースに立設したブラケツトに枢
支し、両ガンアームを溶接時の所要加圧力よりも
小さい力で両電極が離間する方向に付勢し、一
方、上記ブラケツトの傍らには上記溶接ガンの一
対のガンアームの溝部に一端が挿入可能な一対の
給電アームを備えるとともに、これら一対の給電
アームの一端を上記所要加圧力で接近離間させる
アクチユエータを備える給電ガンを設け、この給
電ガンを支持して上記溶接ガンに対して接近離間
させるロボツトを設けたことを特徴とするもので
ある。
(実施例)
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1,2図は、この考案に係る溶接装置の一実
施例を示す図である。まず構成を説明すると、1
は固定された治具ベース2上に設けられたブラケ
ツトであり、このブラケツト1には導電性材料で
できたガンアーム3,4がヒンジピン5によつて
互いに回動可能かつ電気的に絶縁されて取付けら
れている。ガンアーム3,4の一端部には、互い
に対向する電極チツプ6,7が取付けられてい
る。また、ガンアーム3,4の他端部にはそれぞ
れ切欠き溝8,9が形成されている。11,12
はそれぞれブラケツト1に取付けられたピンであ
り、各ピン11,12とブラケツト1との間は電
気的に絶縁されている。13はガンアーム3の他
端部側に、14はガンアーム4の一端部側にそれ
ぞれ取付けられたピンである。ピン11とピン1
4、および、ピン12とピン13の間には引張コ
イルスプリング15が張設されており、これらの
引張コイルスプリング15によつてガンアーム
3,4は両端部が互いに離れる方向に常時付勢さ
れている。17,17はブラケツト1に電気的絶
縁状態に取付けられ、ガンアーム3,4に当接し
てその回動範囲を規制するストツパである。この
ストツパ17,17に当接したとき、ガンアーム
3,4の他端部は後述する給電アーム22,23
の一端部22a,23aが切欠き溝8,9に丁度
進入し得る開度となる。前記ブラケツト1、ガン
アーム3,4、ヒンジピン5、電極チツプ6,
7、ピン11,12,13,14、引張コイルス
プリング15、ストツパ17は組合さり略Xタイ
プの溶接ガン18を構成している。このような溶
接ガン18がワークの溶接個所に応じて治具に複
数個所設けられている。一方、20は治具外に位
置する工業用ロボツトのアームであり、溶接ガン
18のガンアーム3,4の他端部に接近可能であ
る。21はアーム20の先端に取付られたブラケ
ツトである。ブラケツト21には、給電アーム2
2,23がヒンジピン24によつて互いに回動可
能かつ電気的に絶縁されて取付けられている。給
電アーム22,23の一端部22a,23aはそ
れぞれガンアーム3,4他端部の切欠き溝8,9
に進入可能な大きさに形成されており、給電アー
ム23の他端部には流体圧作動シリンダ26が回
動可能かつ電気的絶縁状態に取付けられている。
シリンダ26のピストンロツド26aは、リンク
部材27を介して給電アーム22の他端部に回動
可能かつ電気的絶縁状態に連結されている。この
結果、給電アーム22,23の両端部はシリンダ
26のピストンロツド26aの進退に応じて開閉
する。28,28は給電アーム22,23の他端
部側に互いに対向してそれぞれ軸方向進退調節可
能に設けられ、シリンダ26のピストンロツド2
6aが引込んで給電アーム22,23が回動する
ときブラケツト21に取付けられた当接部材29
にそれぞれ当接して給電アーム22,23の回動
範囲を規制し、給電アーム22,23の開いた
(互いに離隔した)状態にある一端部22a,2
3aが、開いた状態にあるガンアーム3,4他端
部の切欠き溝8,9に丁度進入できる開度に調整
するストツパである。31,32は、給電アーム
22,23と図外の溶接トランスの二次側端子と
をそれぞれ接続する二次ケーブルである。前記ブ
ラケツト21、給電アーム22,23、ヒンジピ
ン24、シリンダ26、リンク部材27、ストツ
パ28、当接部材29は組合さり、溶接ガン開閉
給電手段(給電ガン)33を構成しており、この
溶接ガン開閉給電手段33と前記溶接ガン18と
が組合さつて溶接装置を構成している。
施例を示す図である。まず構成を説明すると、1
は固定された治具ベース2上に設けられたブラケ
ツトであり、このブラケツト1には導電性材料で
できたガンアーム3,4がヒンジピン5によつて
互いに回動可能かつ電気的に絶縁されて取付けら
れている。ガンアーム3,4の一端部には、互い
に対向する電極チツプ6,7が取付けられてい
る。また、ガンアーム3,4の他端部にはそれぞ
れ切欠き溝8,9が形成されている。11,12
はそれぞれブラケツト1に取付けられたピンであ
り、各ピン11,12とブラケツト1との間は電
気的に絶縁されている。13はガンアーム3の他
端部側に、14はガンアーム4の一端部側にそれ
ぞれ取付けられたピンである。ピン11とピン1
4、および、ピン12とピン13の間には引張コ
イルスプリング15が張設されており、これらの
引張コイルスプリング15によつてガンアーム
3,4は両端部が互いに離れる方向に常時付勢さ
れている。17,17はブラケツト1に電気的絶
縁状態に取付けられ、ガンアーム3,4に当接し
てその回動範囲を規制するストツパである。この
ストツパ17,17に当接したとき、ガンアーム
3,4の他端部は後述する給電アーム22,23
の一端部22a,23aが切欠き溝8,9に丁度
進入し得る開度となる。前記ブラケツト1、ガン
アーム3,4、ヒンジピン5、電極チツプ6,
7、ピン11,12,13,14、引張コイルス
プリング15、ストツパ17は組合さり略Xタイ
プの溶接ガン18を構成している。このような溶
接ガン18がワークの溶接個所に応じて治具に複
数個所設けられている。一方、20は治具外に位
置する工業用ロボツトのアームであり、溶接ガン
18のガンアーム3,4の他端部に接近可能であ
る。21はアーム20の先端に取付られたブラケ
ツトである。ブラケツト21には、給電アーム2
2,23がヒンジピン24によつて互いに回動可
能かつ電気的に絶縁されて取付けられている。給
電アーム22,23の一端部22a,23aはそ
れぞれガンアーム3,4他端部の切欠き溝8,9
に進入可能な大きさに形成されており、給電アー
ム23の他端部には流体圧作動シリンダ26が回
動可能かつ電気的絶縁状態に取付けられている。
シリンダ26のピストンロツド26aは、リンク
部材27を介して給電アーム22の他端部に回動
可能かつ電気的絶縁状態に連結されている。この
結果、給電アーム22,23の両端部はシリンダ
26のピストンロツド26aの進退に応じて開閉
する。28,28は給電アーム22,23の他端
部側に互いに対向してそれぞれ軸方向進退調節可
能に設けられ、シリンダ26のピストンロツド2
6aが引込んで給電アーム22,23が回動する
ときブラケツト21に取付けられた当接部材29
にそれぞれ当接して給電アーム22,23の回動
範囲を規制し、給電アーム22,23の開いた
(互いに離隔した)状態にある一端部22a,2
3aが、開いた状態にあるガンアーム3,4他端
部の切欠き溝8,9に丁度進入できる開度に調整
するストツパである。31,32は、給電アーム
22,23と図外の溶接トランスの二次側端子と
をそれぞれ接続する二次ケーブルである。前記ブ
ラケツト21、給電アーム22,23、ヒンジピ
ン24、シリンダ26、リンク部材27、ストツ
パ28、当接部材29は組合さり、溶接ガン開閉
給電手段(給電ガン)33を構成しており、この
溶接ガン開閉給電手段33と前記溶接ガン18と
が組合さつて溶接装置を構成している。
次に作用を説明する。
まず、互いに溶接されるワークWa,Wbが重
ね合された上、各溶接個所がそれぞれ対応する溶
接ガン18の、第1図に示すように開いている一
端部の電極チツプ6,7の間に位置するように、
図示しない受け治具上に載置位置決めされる。続
いて工業用ロボツトのアーム20が駆動され、溶
接ガン開閉給電手段33を溶接ガン18の他端部
に接近させる。このとき、溶接ガン開閉給電手段
33のシリンダ26のピストンロツド26aは引
込んでおり、給電アーム22,23の一端部22
a,23a同士は溶接ガン18のガンアーム3,
4他端部の切欠き溝8,9に進入可能な状態に開
いている。そして、溶接ガン18に接近した給電
アーム22,23の一端部22a,23aがガン
アーム3,4他端部の切欠き溝8,9に進入する
と、工業用ロボツトのアーム20は作動を停止
し、シリンダ26のピストンロツド26aが突出
される。その結果、給電アーム22,23がヒン
ジピン24を中心として回動し、一端部22a,
23a同士が閉じる(互いに接近する)こととな
る。したがつて、ガンアーム3,4の両端部も給
電アーム22,23によつて閉じられ、溶接ガン
18の電極チツプ6,7がワークWa,Wbの溶
接個所を所定の圧力で挾圧する。そこで、図外の
溶接トランスから二次電流が流される。二次電流
は、例えば二次ケーブル31、給電アーム22、
ガンアーム4、電極チツプ7、ワークWb、ワー
クWa、電極チツプ6、ガンアーム3、給電アー
ム23、二次ケーブル32の順で流れ、ワーク
WaとワークWbは溶接される。所定加圧時間経
過後、溶接ガン開閉給電手段33のシリンダ26
のピストンロツド26aが引込められ、給電アー
ム22,23の一端部22a,23a同士が開
く。このとき、溶接ガン18のガンアーム3,4
の両端部も給電アーム22,23によつて開かれ
る。また、所定加圧時間経過後、工業用ロボツト
アーム20を駆動して給電アーム22,23の一
端部22a,23aをガンアーム3,4の切欠き
溝8,9から引抜いた後に、給電アーム22,2
3の一端部22a,23a同士を開くようにして
もよい。この場合、ガンアーム3,4同士は引張
コイルスプリング15の付勢力により互いに離間
する。続いて、工業用ロボツトのアーム20が駆
動され、溶接ガン開閉給電手段33の給電アーム
22,23の一端部22a,23aを溶接ガン1
8のガンアーム3,4の切欠き溝8,9から引抜
いて後退する。給電アーム22,23によつて開
かれたガンアーム3,4は引張コイルスプリング
15の付勢力によつてそれぞれストツパ17に当
接するまで開き、その状態を維持する。そして、
溶接ガン開閉給電手段33は1つの溶接個所の溶
接が終了すると工業用ロボツトのアーム20によ
つて次の溶接個所へと運ばれ、前述した作用が繰
り返される。
ね合された上、各溶接個所がそれぞれ対応する溶
接ガン18の、第1図に示すように開いている一
端部の電極チツプ6,7の間に位置するように、
図示しない受け治具上に載置位置決めされる。続
いて工業用ロボツトのアーム20が駆動され、溶
接ガン開閉給電手段33を溶接ガン18の他端部
に接近させる。このとき、溶接ガン開閉給電手段
33のシリンダ26のピストンロツド26aは引
込んでおり、給電アーム22,23の一端部22
a,23a同士は溶接ガン18のガンアーム3,
4他端部の切欠き溝8,9に進入可能な状態に開
いている。そして、溶接ガン18に接近した給電
アーム22,23の一端部22a,23aがガン
アーム3,4他端部の切欠き溝8,9に進入する
と、工業用ロボツトのアーム20は作動を停止
し、シリンダ26のピストンロツド26aが突出
される。その結果、給電アーム22,23がヒン
ジピン24を中心として回動し、一端部22a,
23a同士が閉じる(互いに接近する)こととな
る。したがつて、ガンアーム3,4の両端部も給
電アーム22,23によつて閉じられ、溶接ガン
18の電極チツプ6,7がワークWa,Wbの溶
接個所を所定の圧力で挾圧する。そこで、図外の
溶接トランスから二次電流が流される。二次電流
は、例えば二次ケーブル31、給電アーム22、
ガンアーム4、電極チツプ7、ワークWb、ワー
クWa、電極チツプ6、ガンアーム3、給電アー
ム23、二次ケーブル32の順で流れ、ワーク
WaとワークWbは溶接される。所定加圧時間経
過後、溶接ガン開閉給電手段33のシリンダ26
のピストンロツド26aが引込められ、給電アー
ム22,23の一端部22a,23a同士が開
く。このとき、溶接ガン18のガンアーム3,4
の両端部も給電アーム22,23によつて開かれ
る。また、所定加圧時間経過後、工業用ロボツト
アーム20を駆動して給電アーム22,23の一
端部22a,23aをガンアーム3,4の切欠き
溝8,9から引抜いた後に、給電アーム22,2
3の一端部22a,23a同士を開くようにして
もよい。この場合、ガンアーム3,4同士は引張
コイルスプリング15の付勢力により互いに離間
する。続いて、工業用ロボツトのアーム20が駆
動され、溶接ガン開閉給電手段33の給電アーム
22,23の一端部22a,23aを溶接ガン1
8のガンアーム3,4の切欠き溝8,9から引抜
いて後退する。給電アーム22,23によつて開
かれたガンアーム3,4は引張コイルスプリング
15の付勢力によつてそれぞれストツパ17に当
接するまで開き、その状態を維持する。そして、
溶接ガン開閉給電手段33は1つの溶接個所の溶
接が終了すると工業用ロボツトのアーム20によ
つて次の溶接個所へと運ばれ、前述した作用が繰
り返される。
なお、前記実施例においては溶接ガン開閉給電
手段33を工業用ロボツトのアーム20に取付け
て各溶接ガン18に接近離隔させるようにした
が、溶接ガン開閉給電手段33をポータブル式に
して作業者が手に持つて操作するようにしてもよ
い。
手段33を工業用ロボツトのアーム20に取付け
て各溶接ガン18に接近離隔させるようにした
が、溶接ガン開閉給電手段33をポータブル式に
して作業者が手に持つて操作するようにしてもよ
い。
(考案の効果)
以上説明してきたように、この考案によれば、
ワーク加圧手段および給電手段を複数の溶接ガン
全てに共用することができる。その結果、設備費
を減少できる上に溶接装置の設置スペースも全体
として狭くすることができる。更に、溶接ガンは
各溶接個所毎に専用のものを使用することができ
る上に他の機器類と干渉することもなく、治具や
ワークの各部分の間を縫つて操作する必要もない
ため、作業性が著しく向上する。一方、一対のガ
ンアームの一端は互いに離隔する方向に付勢され
ているので、溶接後、ロボツトにより給電ガンを
溶接ガンから離隔させるだけで、一対のガンアー
ムの一端は自動的に離間するので、ガンアームを
離間させるための駆動源や制御を別個に設ける必
要がなくなる。したがつて、コストを低減するこ
とができる。また、溶接後、仮にガンアームの電
極チツプがワークに付着した場合、一対の給電ア
ームの一端を一対のガンアームの他端の溝部に挿
入したまま一対の給電アームを互いに離間させる
ようにするので、溶接時の所要加圧力と同じ大き
な力で一対のガンアームの一端を互いに離間させ
ることができるので、電極チツプをワークから容
易に引離すことができる。
ワーク加圧手段および給電手段を複数の溶接ガン
全てに共用することができる。その結果、設備費
を減少できる上に溶接装置の設置スペースも全体
として狭くすることができる。更に、溶接ガンは
各溶接個所毎に専用のものを使用することができ
る上に他の機器類と干渉することもなく、治具や
ワークの各部分の間を縫つて操作する必要もない
ため、作業性が著しく向上する。一方、一対のガ
ンアームの一端は互いに離隔する方向に付勢され
ているので、溶接後、ロボツトにより給電ガンを
溶接ガンから離隔させるだけで、一対のガンアー
ムの一端は自動的に離間するので、ガンアームを
離間させるための駆動源や制御を別個に設ける必
要がなくなる。したがつて、コストを低減するこ
とができる。また、溶接後、仮にガンアームの電
極チツプがワークに付着した場合、一対の給電ア
ームの一端を一対のガンアームの他端の溝部に挿
入したまま一対の給電アームを互いに離間させる
ようにするので、溶接時の所要加圧力と同じ大き
な力で一対のガンアームの一端を互いに離間させ
ることができるので、電極チツプをワークから容
易に引離すことができる。
第1図および第2図は、この考案に係る溶接装
置の異なる作用状態をそれぞれ示す正面図であ
る。 1……ブラケツト、2……治具ベース、3,4
……ガンアーム、6,7……電極チツプ、8,9
……切欠き溝溝部、18……溶接ガン、20……
工業用ロボツトのアーム(ロボツト)、22,2
3……給電アーム、26……シリンダ(アクチユ
エータ)、33……溶接ガン開閉給電手段(給電
ガン)。
置の異なる作用状態をそれぞれ示す正面図であ
る。 1……ブラケツト、2……治具ベース、3,4
……ガンアーム、6,7……電極チツプ、8,9
……切欠き溝溝部、18……溶接ガン、20……
工業用ロボツトのアーム(ロボツト)、22,2
3……給電アーム、26……シリンダ(アクチユ
エータ)、33……溶接ガン開閉給電手段(給電
ガン)。
Claims (1)
- 電極チツプを一端に取り付ける一方、他端には
給電ガンの一端を受容可能な溝部を備えたガンア
ーム一対を互いにクロスさせて略Xタイプの溶接
ガンを構成するとともに、この溶接ガンを両電極
チツプが接近離隔可能になるよう両ガンアームの
クロスする部分を治具ベースに立設したブラケツ
トに枢支し、両ガンアームを溶接時の所要加圧力
よりも小さい力で両電極が離間する方向に付勢
し、一方、上記ブラケツトの傍らには上記溶接ガ
ンの一対のガンアームの溝部に一端が挿入可能な
一対の給電アームを備えるとともに、これら一対
の給電アームの一端を上記所要加圧力で接近離間
させるアクチユエータを備える給電ガンを設け、
この給電ガンを支持して上記溶接ガンに対して接
近離間させるロボツトを設けたことを特徴とする
溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985072529U JPH0353811Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985072529U JPH0353811Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61190379U JPS61190379U (ja) | 1986-11-27 |
JPH0353811Y2 true JPH0353811Y2 (ja) | 1991-11-26 |
Family
ID=30611018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985072529U Expired JPH0353811Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353811Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2762236B2 (ja) * | 1994-07-06 | 1998-06-04 | 株式会社音戸工作所 | スポット溶接用補助ガン装置 |
JP5050142B2 (ja) * | 2008-10-16 | 2012-10-17 | クロイ電機株式会社 | 反射部材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5877780A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-11 | Nissan Motor Co Ltd | 溶接装置 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP1985072529U patent/JPH0353811Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5877780A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-11 | Nissan Motor Co Ltd | 溶接装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61190379U (ja) | 1986-11-27 |
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