JPH035359Y2 - - Google Patents
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- JPH035359Y2 JPH035359Y2 JP1985148023U JP14802385U JPH035359Y2 JP H035359 Y2 JPH035359 Y2 JP H035359Y2 JP 1985148023 U JP1985148023 U JP 1985148023U JP 14802385 U JP14802385 U JP 14802385U JP H035359 Y2 JPH035359 Y2 JP H035359Y2
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- JP
- Japan
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- hook
- button
- cushion
- spring rod
- opening
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B68—SADDLERY; UPHOLSTERY
- B68G—METHODS, EQUIPMENT, OR MACHINES FOR USE IN UPHOLSTERING; UPHOLSTERY NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B68G7/00—Making upholstery
- B68G7/12—Other elements specially adapted for fastening, fixing, or finishing, in upholstery work
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C31/00—Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
- A47C31/02—Upholstery attaching means
- A47C31/023—Upholstery attaching means connecting upholstery to frames, e.g. by hooks, clips, snap fasteners, clamping means or the like
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A47C31/026—Upholstery attaching means passing through the upholstery, e.g. upholstery nails or buttons
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/36—Button with fastener
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45272—Projection passes through cavity then moves toward noninserted portion of its member to complete interlock [e.g., snap hook]
- Y10T24/45288—Hook type projection member
- Y10T24/45304—Noninserted portion of projection member includes movably connected gate for closing access throat
- Y10T24/45408—Resilient, self-biased gate
- Y10T24/45419—Gate and hook formed from plastic
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、椅子、或はベツト等内部にスプリン
グを入れ、このスプリングを包み込むようにウレ
タン等のクツシヨンマツトを被せて膨みをもた
せ、更にこのクツシヨンを表皮(カバー地)で包
み込んでクツシヨン性を高めるようにした座、背
凭れ、ベツトのマツト等において、膨みを抑えて
クツシヨン性を高め、更には装飾効果を向上させ
るため表皮上に止め付ける飾りボタンの係止具に
関するものである。
グを入れ、このスプリングを包み込むようにウレ
タン等のクツシヨンマツトを被せて膨みをもた
せ、更にこのクツシヨンを表皮(カバー地)で包
み込んでクツシヨン性を高めるようにした座、背
凭れ、ベツトのマツト等において、膨みを抑えて
クツシヨン性を高め、更には装飾効果を向上させ
るため表皮上に止め付ける飾りボタンの係止具に
関するものである。
[従来の技術]
周知の様にスプリング或は弾性に富む発泡ウレ
タン製のクツシヨン材等を包込んでなる椅子、ベ
ツド等においては表皮の膨れ上りを抑えて反発力
を高め良好なクツシヨン状態を作るため、或はデ
ザイン上の面からしばしば表皮にボタンを取付
け、このボタンを内部の芯側、即ちスプリング杆
に引付けて表皮を抑え込むことが行われている。
タン製のクツシヨン材等を包込んでなる椅子、ベ
ツド等においては表皮の膨れ上りを抑えて反発力
を高め良好なクツシヨン状態を作るため、或はデ
ザイン上の面からしばしば表皮にボタンを取付
け、このボタンを内部の芯側、即ちスプリング杆
に引付けて表皮を抑え込むことが行われている。
このボタンの取付けは本来反発力のあるスプリ
ング、クツシヨン材を抑え込み圧縮させた状態で
行う必要があることから作業自体大変厄介なもの
となつている。
ング、クツシヨン材を抑え込み圧縮させた状態で
行う必要があることから作業自体大変厄介なもの
となつている。
そこで、従来このボタンの取付けを迅速にする
と共に、また堅固にするため諸種の考案がなされ
提案されて来たが未だ充分なものとはなつていな
い。
と共に、また堅固にするため諸種の考案がなされ
提案されて来たが未だ充分なものとはなつていな
い。
このボタンの最も初歩的なものは衣服のボタン
付けと同様に糸、紐によつて行つているが、この
紐による場合は結び付けが厄介となるので、先ず
この点に考案がなされ、現在ではバネ力を有した
金属棒を環状に形成して衝き合う両端を開閉自由
にしたリング状態係止具を作り、一方の端部をボ
タンの止め部に通して掛止め両者を連結したの
ち、このリング状係止具を表皮に設ける透孔を通
してクツシヨン内部に挿し入れ、その内部に配設
されるスプリング杆に上記開閉自由な両端を臨ま
せ押付けることでリング内部にこのスプリング杆
を通し止め付けるようにしたものが実用化されて
いる。
付けと同様に糸、紐によつて行つているが、この
紐による場合は結び付けが厄介となるので、先ず
この点に考案がなされ、現在ではバネ力を有した
金属棒を環状に形成して衝き合う両端を開閉自由
にしたリング状態係止具を作り、一方の端部をボ
タンの止め部に通して掛止め両者を連結したの
ち、このリング状係止具を表皮に設ける透孔を通
してクツシヨン内部に挿し入れ、その内部に配設
されるスプリング杆に上記開閉自由な両端を臨ま
せ押付けることでリング内部にこのスプリング杆
を通し止め付けるようにしたものが実用化されて
いる。
このリング状係止具は鋼線等をO形に曲成する
だけで製造できることから安価に提供できる利点
があるが、反面取扱いが悪く、多数のボタンを取
付ける場合に一つの障害となつていた。
だけで製造できることから安価に提供できる利点
があるが、反面取扱いが悪く、多数のボタンを取
付ける場合に一つの障害となつていた。
[考案が解決しようとする問題]
即ち、上述リンク状の係止具はボタンに設ける
止め部に一端を挿し通して連結するが、スプリン
グ杆に対しても同じく一端を挿し通して掛止めら
れることから、両者に対する区別がなく、従つて
方向の特定がないことから一方に掛止めたのち他
方に掛止めるとき、即ちボタンに止めたのちスプ
リング杆に止めるとき端部の位置が一定せず、杆
を通す開口部が後向きになつていたりして掛止め
が出来ないことがあつた。
止め部に一端を挿し通して連結するが、スプリン
グ杆に対しても同じく一端を挿し通して掛止めら
れることから、両者に対する区別がなく、従つて
方向の特定がないことから一方に掛止めたのち他
方に掛止めるとき、即ちボタンに止めたのちスプ
リング杆に止めるとき端部の位置が一定せず、杆
を通す開口部が後向きになつていたりして掛止め
が出来ないことがあつた。
ことに、この係止具の掛止めは前述した様にク
ツシヨンを押潰して反発を受けた状態での作業で
あるのに加え、クツシヨン内部の狭い空間で行う
ことから開口部の位置をその都度確認しながら行
うことは大変厄介である。
ツシヨンを押潰して反発を受けた状態での作業で
あるのに加え、クツシヨン内部の狭い空間で行う
ことから開口部の位置をその都度確認しながら行
うことは大変厄介である。
本考案はこの従来のO形リング状の係止具にお
ける欠陥に鑑み、特に使用時の取付作業における
非効率性に鑑みこれを改善すべく考案されたもの
である。
ける欠陥に鑑み、特に使用時の取付作業における
非効率性に鑑みこれを改善すべく考案されたもの
である。
[問題点を解決するための手段]
即ち、本考案係止具は上述従来の欠点に鑑み、
第1にボタンの止め部に係止する手段と、スプリ
ング杆に係止する手段を独立に備え、例えばボタ
ンに対し予じめ連結した場合にはスプリング杆に
係止する手段が自動的に逆向きに突出してスプリ
ング杆に臨み係止作業に便ならしめると共に、第
2にスプリング杆の係止手段にはバネ性を有した
閉塞手段を備えてこの閉塞手段をスプリング杆の
長さの途中に押当てることで簡単に開放させ且つ
掛止められるようにしたことにある。これを更に
詳述すると、本考案はクツシヨン内部に配設され
るスプリング杆に係止される鈎形の主フツクの基
端から飾りボタンの止め部に掛止める鈎形の従フ
ツクを一体に延設せしめ、更に上記主フツクの基
端から該フツク先端に向けてバネ性を有した閉塞
片を延設せしめ、常時開口部を閉ざすようにして
なるクツシヨンの表皮止め用飾りボタンの係止具
を提供することにある。
第1にボタンの止め部に係止する手段と、スプリ
ング杆に係止する手段を独立に備え、例えばボタ
ンに対し予じめ連結した場合にはスプリング杆に
係止する手段が自動的に逆向きに突出してスプリ
ング杆に臨み係止作業に便ならしめると共に、第
2にスプリング杆の係止手段にはバネ性を有した
閉塞手段を備えてこの閉塞手段をスプリング杆の
長さの途中に押当てることで簡単に開放させ且つ
掛止められるようにしたことにある。これを更に
詳述すると、本考案はクツシヨン内部に配設され
るスプリング杆に係止される鈎形の主フツクの基
端から飾りボタンの止め部に掛止める鈎形の従フ
ツクを一体に延設せしめ、更に上記主フツクの基
端から該フツク先端に向けてバネ性を有した閉塞
片を延設せしめ、常時開口部を閉ざすようにして
なるクツシヨンの表皮止め用飾りボタンの係止具
を提供することにある。
本考案の係止具は適度の弾性と剛性を有した合
成樹脂、例えばポリアセタール等を材料に射出成
形するものであるが、主、従両フツクは撓み性の
ない剛直に形成し、閉塞片は肉を薄くして撓み性
を出すようにすると一体成形によつて好適な係止
具が量産できることになる。
成樹脂、例えばポリアセタール等を材料に射出成
形するものであるが、主、従両フツクは撓み性の
ない剛直に形成し、閉塞片は肉を薄くして撓み性
を出すようにすると一体成形によつて好適な係止
具が量産できることになる。
[作用]
本考案係止具は上述の如く構成されるもので、
この係止具によるボタンの取付けは先に従フツク
をボタンの一面に備える穴開き止め部に通して連
結し、ボタンの下から垂れ下るようにしたのち、
この係止具の主フツクを椅子の座等における表皮
に設ける切割穴を通してクツシヨンを通過させ、
ボタンの一面を表皮に当接させたのちそのまゝ押
付けてクツシヨンを押潰し奥に横設されるスプリ
ング杆にこの主フツクを到達させ、次に閉じた状
態にある閉塞片をスプリング杆に押当てゝフツク
の開口部を開き、そのまゝ割込ませて係止させ
る。
この係止具によるボタンの取付けは先に従フツク
をボタンの一面に備える穴開き止め部に通して連
結し、ボタンの下から垂れ下るようにしたのち、
この係止具の主フツクを椅子の座等における表皮
に設ける切割穴を通してクツシヨンを通過させ、
ボタンの一面を表皮に当接させたのちそのまゝ押
付けてクツシヨンを押潰し奥に横設されるスプリ
ング杆にこの主フツクを到達させ、次に閉じた状
態にある閉塞片をスプリング杆に押当てゝフツク
の開口部を開き、そのまゝ割込ませて係止させ
る。
この様にして主フツクにスプリング杆を係止さ
せたのちボタンの押付けを解放すると、スプリン
グ杆の引張りによつてボタンの浮上りが阻止さ
れ、従つてクツシヨンは圧縮された状態を保ち、
反発を強めることになる。
せたのちボタンの押付けを解放すると、スプリン
グ杆の引張りによつてボタンの浮上りが阻止さ
れ、従つてクツシヨンは圧縮された状態を保ち、
反発を強めることになる。
尚、閉塞片はスプリング杆の係止と同時に原形
に戻りフツクの開口部を閉じる結果、着席、或は
着席者の体重の移動等によつてボタンが押込まれ
主フツクが緩んで内部でスプリング杆が遊動する
ようなことがあつても外れることがない。
に戻りフツクの開口部を閉じる結果、着席、或は
着席者の体重の移動等によつてボタンが押込まれ
主フツクが緩んで内部でスプリング杆が遊動する
ようなことがあつても外れることがない。
次に、本考案を更に理解するため、図面に示す
実施例に基づき説明し、その特徴とするところを
詳述する。
実施例に基づき説明し、その特徴とするところを
詳述する。
[実施例]
第1図は本考案に係る係止具の使用状態を説明
する一部断面とした正面図、第2図は係止具の正
面図、第3図は右側面図、第4図は左側面図、第
5図は平面図、第6図は底面図である。
する一部断面とした正面図、第2図は係止具の正
面図、第3図は右側面図、第4図は左側面図、第
5図は平面図、第6図は底面図である。
本考案係止具は図示の如く鈎形をなす主フツク
1と、この主フツクの基端1aから続けて逆方向
に延設される同じく鈎形をなす従フツク2及び主
フツク1の開口部3を閉ざす閉塞片4からなり、
ここでは主、従2つのフツク1,2を連続させて
略S字形に形成してある。
1と、この主フツクの基端1aから続けて逆方向
に延設される同じく鈎形をなす従フツク2及び主
フツク1の開口部3を閉ざす閉塞片4からなり、
ここでは主、従2つのフツク1,2を連続させて
略S字形に形成してある。
主フツク1は第1図に示した様に椅子の座等の
内部に配設されるスプリング杆5に掛止めるもの
で、フツク主体の背面に沿つて補強のリブ6を設
け掛止め時にフツクが伸びて任意に係合が外れな
いようにしてある。
内部に配設されるスプリング杆5に掛止めるもの
で、フツク主体の背面に沿つて補強のリブ6を設
け掛止め時にフツクが伸びて任意に係合が外れな
いようにしてある。
この主フツクの開口部3を閉ざす閉塞片4は基
端1aから先端1bに向けて延設し、片の先端部
をフツクの先端1bの内側に当接させ、常時閉塞
するようにしてある。この閉塞片は成形時第1図
に2点鎖線で示した様に先端部が外に開いた姿で
成形し、成形後この先端部を内側に回り込ませる
ことによつて反発力を付与し、フツクの開口部3
を閉すようにしてある。
端1aから先端1bに向けて延設し、片の先端部
をフツクの先端1bの内側に当接させ、常時閉塞
するようにしてある。この閉塞片は成形時第1図
に2点鎖線で示した様に先端部が外に開いた姿で
成形し、成形後この先端部を内側に回り込ませる
ことによつて反発力を付与し、フツクの開口部3
を閉すようにしてある。
尚、図中7は主フツク1の基端1aから従フツ
ク2の先端部に向けて突出させた小閉塞片で、上
記閉塞片4と同様の作用をなす。
ク2の先端部に向けて突出させた小閉塞片で、上
記閉塞片4と同様の作用をなす。
さて、上述構成の係止具は前述した如く合成樹
脂を材料に一体成形されるもので、これの使用は
先ずボタン8の一面に備える止め部9の穴に従フ
ツク2の先端を突き入れて係止し、このボタンの
下から垂れ下つた状態に連結したのち、座を包む
表皮10の透孔11を通し、更にこの透孔に連通
させてクツシヨン12に穿つ透孔13を通して内
部に突き入れ、この突き入れと共にボタン8を表
皮の表面に押付けてクツシヨン12を押圧して主
フツク1を内部に配設するスプリング杆5に臨ま
せる。
脂を材料に一体成形されるもので、これの使用は
先ずボタン8の一面に備える止め部9の穴に従フ
ツク2の先端を突き入れて係止し、このボタンの
下から垂れ下つた状態に連結したのち、座を包む
表皮10の透孔11を通し、更にこの透孔に連通
させてクツシヨン12に穿つ透孔13を通して内
部に突き入れ、この突き入れと共にボタン8を表
皮の表面に押付けてクツシヨン12を押圧して主
フツク1を内部に配設するスプリング杆5に臨ま
せる。
そうしたのち、このスプリング杆を閉塞片4に
押付けて開口部3から嵌め入れて主フツクに係止
させボタンの取付けを完了する。
押付けて開口部3から嵌め入れて主フツクに係止
させボタンの取付けを完了する。
この様にして主フツク1をスプリング杆5に掛
止めると、係止具はクツシヨン内部に入り込んだ
まゝに保持され、クツシヨン12はボタンの押込
み分押圧圧縮されたまゝとなつて反発力を発揮す
ることになる。
止めると、係止具はクツシヨン内部に入り込んだ
まゝに保持され、クツシヨン12はボタンの押込
み分押圧圧縮されたまゝとなつて反発力を発揮す
ることになる。
[考案の効果]
本考案は上述の如く構成され、使用されるもの
で、実際の取付けに当つては従フツクをボタンの
止め部に掛止めてボタンの下面から垂れ下げた状
態とし、これによつて主フツクの位置並びに開口
の向きを特定でき、且つこの主フツクを表皮及び
クツシヨンに設ける透孔を通して押込めば、内部
のスプリング杆に臨ませることができることから
容易に掛止めることができ、迅速な作業を期待す
ることができると共に、掛止め後は閉塞片が閉じ
てスプリング杆の脱出を阻止するため着、脱席、
或は体重の移動等によつてボタンが上下動し、フ
ツクの中でスプリング杆ガ誘導しても任意に外れ
ることがなく確実な係止を保つことができる。
で、実際の取付けに当つては従フツクをボタンの
止め部に掛止めてボタンの下面から垂れ下げた状
態とし、これによつて主フツクの位置並びに開口
の向きを特定でき、且つこの主フツクを表皮及び
クツシヨンに設ける透孔を通して押込めば、内部
のスプリング杆に臨ませることができることから
容易に掛止めることができ、迅速な作業を期待す
ることができると共に、掛止め後は閉塞片が閉じ
てスプリング杆の脱出を阻止するため着、脱席、
或は体重の移動等によつてボタンが上下動し、フ
ツクの中でスプリング杆ガ誘導しても任意に外れ
ることがなく確実な係止を保つことができる。
尚、従フツクの開口部を塞ぐ小閉塞片7はボタ
ンの止め部を係止する上で有効であるので実施に
当つては止め部の形状に合せて大きさ等を選択し
ながら設けるとよい。
ンの止め部を係止する上で有効であるので実施に
当つては止め部の形状に合せて大きさ等を選択し
ながら設けるとよい。
また、前記実施例では主フツクと従フツクの開
口方向を逆にしたが、同一方向に揃えてもよいこ
と勿論である。たゞこの場合は開口部が一つにな
り係止作業時混乱することがあるのでこれを避け
るため3の字形に形成するとよい。
口方向を逆にしたが、同一方向に揃えてもよいこ
と勿論である。たゞこの場合は開口部が一つにな
り係止作業時混乱することがあるのでこれを避け
るため3の字形に形成するとよい。
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は使用状態を説明する一部断面とした正面図、
第2図は正面図、第3図は右側面図、第4図は左
側面図、第5図は平面図、第6図は底面図、第7
図は中央縦断正面図である。 1……主フツク、2……従フツク、3……開口
部、4……閉塞片、5……スプリング杆、8……
ボタン。
図は使用状態を説明する一部断面とした正面図、
第2図は正面図、第3図は右側面図、第4図は左
側面図、第5図は平面図、第6図は底面図、第7
図は中央縦断正面図である。 1……主フツク、2……従フツク、3……開口
部、4……閉塞片、5……スプリング杆、8……
ボタン。
Claims (1)
- クツシヨン内部に配設されるスプリング杆に係
止される鈎形の主フツクの基端から飾りボタンの
止め部に掛止める鈎形の縦フツクを一体に延設せ
しめる一方、上記主フツクの基端からは該フツク
先端に向けてバネ性を有した閉塞片を延設せしめ
常時開口部を閉ざすようにしてなるクツシヨンの
表皮止め用飾りボタンの係止具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985148023U JPH035359Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | |
KR2019860014000U KR890001503Y1 (ko) | 1985-09-30 | 1986-09-10 | 쿳션의 표피지착용 장식보턴의 걸이구 |
US06/912,773 US4691416A (en) | 1985-09-30 | 1986-09-26 | Hook device for ornamental button on seat cover |
AU63206/86A AU579491B2 (en) | 1985-09-30 | 1986-09-29 | Hook device for ornamental button on seat cover |
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