JPH0353581Y2 - - Google Patents

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JPH0353581Y2
JPH0353581Y2 JP7192984U JP7192984U JPH0353581Y2 JP H0353581 Y2 JPH0353581 Y2 JP H0353581Y2 JP 7192984 U JP7192984 U JP 7192984U JP 7192984 U JP7192984 U JP 7192984U JP H0353581 Y2 JPH0353581 Y2 JP H0353581Y2
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JP
Japan
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coil
motor
flange
binding band
coil end
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JP7192984U
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JPS60186847U (ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水中モータの様に固定子鉄心の端部
からコイルエンドが大きく突出しているモータに
おいて、コイルエンドをフランジに固定するため
のコイルエンド固定手段に改良を施したモータに
関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、水中モータにおいては、固定子コイル
のコイルエンドは、固定子鉄心の端部から大きく
突出しているが、この様にコイルエンドの突出量
が大きくなると、コイル自体の自重によりコイル
エンドが変形し、回転子に接触してモータの故障
の原因となる。そのため、従来から、鉄心端部か
ら突出したコイルエンドをフレーム等に固定する
ことにより、コイルエンドの変形を防止するモー
タが開発されている。
第3図は、従来のモータの一例を示すもので、
モータのフレーム1内には、固定子鉄心2が固定
され、この鉄心2に巻回されたコイルのコイルエ
ンド3が鉄心の端部から突出している。一方、フ
レーム1の端部に設けられたフランジ4の内側の
フレーム1の内面には、サポートリング5が数箇
所のボルト・ナツトを用いて固定され、このサポ
ートリング5に前記コイルエンド3が結束ひも6
で固定されている。
しかし、この様な従来のモータは、フレームの
内面にサポートリングをボルト・ナツトを利用し
て固定し、このサポートリングにコイルエンドを
1本ずつ結束固定するものであるから、コイルエ
ンド固定のためのサポートリングという専用部材
が必要となりモータの部品点数が増加し、しかも
その固定のために組立工数の増大を招く欠点があ
つた。また、このサポートリングの占有スペース
だけモータの小型化も困難になる不都合もあつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記の様な従来技術の問題点を解消
するために提案されたもので、その目的は、サポ
ートリングを必要とすることなくコイルエンドの
固定を行うことができ、部品点数及び組立工数の
削減と小型化を可能としたモータを提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解消するため、本考案のモータ
は、モータの固定子鉄心の端部から突出している
固定子コイルのコイルエンドを、結束バンドを用
いて結束し、この結束バンドの端部をモータ端部
のフランジに形成した貫通孔内に挿入し、この貫
通孔から突出した結束バンド端部に貫通孔よりも
大きな寸法のストツパを取付けて、結束バンド端
部をフランジに係止することにより、コイルエン
ドをフランジに簡単に固定する様に構成したもの
である。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基いて具体的に説明する。
本実施例においては、モータのフレーム11の
内面には、固定子鉄心12が設けられ、この鉄心
12の端部からは固定子コイルのコイルエンド1
3が突出してい。このコイルエンド13には、結
束バンド14が巻き付けられている。この場合、
結束バンド14によるコイルの損傷を防止するた
め、結束バンドの接触するコイルの周囲にはゴム
シート等の緩衝材15が介装されている。
結束バンド14は、一例として、第2図に示す
様に、コイルを結束しているバンド部14a、こ
のバンド部14aの一端に形成された緩み止め部
14b、及びこの緩み止め部14bの反対側の端
部に設けられたフランジへの係止部14cとから
成つている。
一方、モータのフレーム11の端部には、フラ
ンジ16が設けられている。このフランジ16に
は、各コイルエンド13の近傍に合せて貫通孔1
7が形成され、この貫通孔17内に前記結束バン
ド14の係止部14cが挿入されている。係止部
14cは、貫通孔17を通つてフランジ16の外
部に引出されており、この引出部分を前記貫通孔
17よりも大きなストツパ18を用いてフランジ
16に係止することで、結束バンド14を介して
コイルエンド13がフランジ16に固定されてい
る。この場合、図示のように結束バンド14の表
面に設けられている凹凸を利用することで、スト
ツパ18の係止が容易に行われ、またストツパの
不用意な外れも防止される。
以上の様に、本実施例によれば、結束バンドに
よつてコイルエンドの軸方向及び径方向の移動が
阻止されるので、コイルエンドがその自重で変形
し、回転子等に接触する恐れがなくなる。しか
も、従来のサポートリングの様な専用の部材を必
要とすることなく、結束バンドを利用してコイル
エンドを簡単にフランジに固定できるので、コイ
ルエンドの固定に当たつての部品点数及び組立工
数の削減が可能となる。
なお、本考案は、図示の実施例に限定されるも
のではなく、結束バンドやストツパの形状を適宜
変更することは可能である。また、結束バンドと
して巾の広いものを使用したり、柔軟な材料のも
のを使用した場合は、緩衝材を用いることなく、
直接バンドでコイルを結束しても良い。また、対
象となるモータとしては、固定子鉄心の端部から
コイルエンドが突出し、その変形の恐れのあるも
のであれば、水中モータ以外にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第3図A,Bは従来のモータの一例を示す断面
図と側面図、第1図は本考案のモータの一実施例
を示す断面図、第2図は同じく斜視図である。 11……フレーム、12……固定子、13……
コイルエンド、14……結束バンド、15……緩
衝材、17……貫通孔、18……ストツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータの固定子鉄心の端部から突出している
    固定子コイルのコイルエンドを、結束バンドを
    用いて結束し、この結束バンドの端部をモータ
    端部のフランジに形成した貫通孔内に挿入し、
    この貫通孔から突出した結束バンド端部に貫通
    孔よりも大きな寸法のストツパを取付けて、結
    束バンド端部をフランジに係止することによ
    り、コイルエンドをフランジに固定したことを
    特徴とするモータ。 (2) 結束バンドが、コイルエンドの外周にゴムシ
    ート等の緩衝材を介して結束されているもので
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載のモー
    タ。
JP7192984U 1984-05-18 1984-05-18 モータ Granted JPS60186847U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7192984U JPS60186847U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 モータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP7192984U JPS60186847U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 モータ

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Publication Number Publication Date
JPS60186847U JPS60186847U (ja) 1985-12-11
JPH0353581Y2 true JPH0353581Y2 (ja) 1991-11-22

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ID=30609863

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JP7192984U Granted JPS60186847U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 モータ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5373460B2 (ja) * 2009-04-13 2013-12-18 三菱電機株式会社 回転電機の固定子

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JPS60186847U (ja) 1985-12-11

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