JPH0353293Y2 - - Google Patents

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JPH0353293Y2
JPH0353293Y2 JP4121485U JP4121485U JPH0353293Y2 JP H0353293 Y2 JPH0353293 Y2 JP H0353293Y2 JP 4121485 U JP4121485 U JP 4121485U JP 4121485 U JP4121485 U JP 4121485U JP H0353293 Y2 JPH0353293 Y2 JP H0353293Y2
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pressure
valve
adjustment
secondary pressure
chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本考案は、二次圧側に対して一定の圧力でガス
を供給するためのベロフラム付直動型ガバナに関
するものである。
・従来技術とその問題点 従来のベロフラム付直動型ガバナは、第4図に
示すように、一次圧P1と二次圧P2間の流路01
に弁シート02を形成すると共にこの弁シート0
2に対して二次圧側から密着、離反可能な調整弁
03を設け、二次圧と調整スプリング04のバラ
ンスで作動するダイヤフラム05と前記調整弁0
3を弁軸06にて連結すると共に前記弁軸06の
中間にベロフラム07を取り付けてこのベロフラ
ム07によつて一次圧P1側と仕切られた導圧室
08内に、弁軸06内に開通して設けた二次圧導
入孔09を介して二次圧を導入することにより、
調整弁03にかかる背圧をベロフラム07により
キヤンセル(バランス)するという構成である。
しかし、この従来例においては、調整弁03に
かかる背圧の影響をある程度までは軽減できる
が、第5図に示すように、流量Qがある一定量以
上になると二次圧P2が上昇してしまう欠点があ
る。これは、所謂ブースター効果が利き過ぎてい
るためである。
又、従来例においては、調整弁03の流量特性
(出口圧力と流量の関係)は固定的なもので、任
意に調整することができないという不便もある。
・本考案の目的 本考案は、ブースター効果の利き過ぎを抑え、
同時に調整弁の流量特性を変更することのできる
ベロフラム付直動型ガバナを提案するのが目的で
ある。
・本考案の構成 本考案は、上記目的を達成するために、一次圧
と二次圧間の流路に弁シートをを形成すると共に
この弁シートに対して二次圧側から密着及び離反
可能な調整弁を設け、二次圧と調整スプリング圧
のバランスで作動するダイヤフラムと前記調整弁
を弁軸で連結すると共に前記弁軸の中間にベロフ
ラムを取り付けてこのベロフラムによつて一次圧
側と仕切られた導圧室内に、弁軸内に開通して設
けた二次圧導入孔を介して二次圧を導入すること
により前記調整弁にかかる背圧を前記ベロフラム
の作動により軽減するように構成したベロフラム
付直動型ガバナにおいて、導圧室と二次圧側とを
調整ラインにて連通すると共にこの調整ライン内
に背圧調整バルブを取り付けて成るベロフラム付
直動型ガバナを提案する。
上記のように、導圧室と二次圧側とを調整ライ
ンにて連通すると、導圧室内の圧力が調整弁の背
圧につれて高くなつた時、この背圧は導圧室内か
ら二次圧側に逃れるので、ブースター効果が利き
過ぎる心配がなくなると共に背圧調整バルブの開
度を任意に調整することにより、ブースター効果
を任意に調整して調整弁の流量特性を任意に変更
することができる。
・実施例 第1図は上記本考案の一実施例を示すもので、
1は一次圧側P1と二次圧P2 間のガス流路、2
はこのガス流路1内に形成された弁シート、3は
前記弁シート2に対して下流側から密着、離反自
在な調整弁、4はダイヤフラム本体にして、この
ダイヤフラム本体4内にはダイヤフラム5により
ダイヤフラム室8が形成してある。6はダイヤフ
ラム5をダイヤフラム室8側に押し出している調
整スプリング、7は二次圧側P2とダイヤフラム
室8内とを連通している二次圧検出ライン、9は
前記調整弁3とダイヤフラム5とを連結している
弁軸、10はこの弁軸9に取り付けられたベロフ
ラムにして、このベロフラム10により導圧室1
2が形成されている。11は弁軸9に形成した二
次圧導入孔にして、この導入孔11は調整弁3の
背圧面に入口13を開孔し、出口14を導圧室1
2内に開孔している。15は弁軸9に形成した二
次圧導入孔11を覆う鞘管である。なお、二次圧
導入孔11の形成手段は、弁軸9の中央に設けた
連通孔であつてもよいし、上記実施例のようにス
パイラル状に切設した溝を鞘管により覆うもので
あつてもよい。
16は導圧室12内と検出ライン7間を連通し
ている調整ライン、17は調整ライン16内に取
り付けた背圧調整バルブである。
次に、上記実施例についてその作用を説明す
る。ガスは一次圧側P1よりガス通路1、弁シー
ト2を経由して二次圧側P2へと流れる。
ダイヤフラム5は、ダイヤフラム室8内に導入
された二次圧と調整スプリング6との平衡により
調整弁3を一定に開放しながら二次圧を設定し、
二次圧が下がると調整スプリング6の力が勝つて
調整弁3をバランスするまで開放することにより
昇圧する。
次にベロフラム10の作動について説明する。
ベロフラム10により形成された導圧室12内に
は二次圧導入孔11を経由して調整弁3の背圧
P3が入つており、このために調整弁3の背圧は
調整弁3を閉方向に、導圧室12内の圧力P4
ベロフラム10の作用により調整弁3を開方向に
押しているため、両者は丁度バランスしている。
この状態において、調整弁3の背圧P3と導圧室
12内の圧力P4のバランスを変更することによ
り、調整弁3の流量特性を変化させることができ
る。この変化を行なうためには、背圧調整バルブ
17を開又は閉方向に廻わし、調整ライン16を
経由して導圧室12から二次圧側P2に逃れる圧
力を調整する。この結果、調整弁3等を変更する
ことなく、最適な流量特性を選択することができ
る。第2図に基づいてこの作動原理を説明する。
調整スプリングによる力W、ダイヤフラム有効
面積A、二次側圧力P2、一次側圧力P1、調整弁
の背圧P3、導入室内圧力P4、自重wとする。
一次側圧力P1による力は、ベロフラムとガス
通路面積が同一とし、打ち消し合うとすれば、設
定圧力付近のバランスは AP20+F30=W0+F40+w 流量増加時のバランス AP2+F3=W1+F4+w により、両式を用いて、P20−P2(オフセツト) を求めると、 P20−P2=[(W0−W1)+(F40−F4)−(F30
F3)]/A ΔP2=P20−P2,ΔW=W0−W1,ΔF4=F40
F4,ΔF3=F30−F3,ΔP2=ΔW+ΔF4−ΔF3 となり、これより導圧室圧力P4をブリードさせ、
P4圧力を変化させることで、ΔF4−ΔF3の力バラ
ンスが変化し、ΔP2の値が変化するため、第3図
に示すように流量特性を任意に変化させることが
できる。即ち、背圧調整バブルの絞り開度を増す
ことにより、〜に示すように流量特性が変化
する。
・本考案の効果 本考案は以上のように導圧室と二次圧側とを調
整ライン(ブリードライン)で接続し、然もこの
調整ラインに背圧調整バルブ(ブリード調整バル
ブ)を取り付けてブリード量を任意に調整できる
ように構成したので、ベロフラム付の直動型ガバ
ナにおいて、ブースター効果の利き過ぎによる弊
害を除去することができると共に調整弁の流量特
性を任意に変更して最適の条件でガバナを使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るベロフラム付直動型ガバ
ナの一部切欠正面図、第2図は作動原理の説明
図、第3図は本考案に係るガバナの流量特性説明
図、第4図は従来のベロフラム付直動型ガバナの
説明図、第5図は従来のガバナの流量特性説明図
である。 1……ガス流路、2……弁シート、3……調整
弁、4……ダイヤフラム本体、5……ダイヤフラ
ム、6……調整スプリング、7……検出ライン、
8……ダイヤフラム室、9……弁軸、10……ベ
ロフラム、11……背圧導入孔、12……導圧
室、13……入口、14……出口、15……鞘
管、16……調整ライン、17……背圧調整バル
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次圧と二次圧間の流路に弁シートを形成する
    と共にこの弁シートに対して二次圧側から密着及
    び離反可能な調整弁を設け、二次圧と調整スプリ
    ング圧のバランスで作動するダイヤフラムと前記
    調整弁を弁軸で連結すると共に前記弁軸の中間に
    ベロフラムを取り付けてこのベロフラムによつて
    一次圧側と仕切られた導圧室内に、弁軸内に開通
    して設けた二次圧導入孔を介して二次圧を導入す
    ることにより前記調整弁にかかる背圧を前記ベロ
    フラムの作動により軽減するように構成したベロ
    フラム付直動型ガバナにおいて、導圧室と二次圧
    側とを調整ラインにて連通すると共にこの調整ラ
    イン内に背圧調整バルブを取り付けて成るベロフ
    ラム付直動型ガバナ。
JP4121485U 1985-03-22 1985-03-22 Expired JPH0353293Y2 (ja)

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JP4121485U JPH0353293Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JP4121485U JPH0353293Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JPS61160511U JPS61160511U (ja) 1986-10-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003507779A (ja) * 1999-08-17 2003-02-25 エイ カールソン,ベングト 圧力独立制御弁

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JP2003507779A (ja) * 1999-08-17 2003-02-25 エイ カールソン,ベングト 圧力独立制御弁

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JPS61160511U (ja) 1986-10-04

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