JP2510813Y2 - パイロット式減圧弁 - Google Patents

パイロット式減圧弁

Info

Publication number
JP2510813Y2
JP2510813Y2 JP1989133173U JP13317389U JP2510813Y2 JP 2510813 Y2 JP2510813 Y2 JP 2510813Y2 JP 1989133173 U JP1989133173 U JP 1989133173U JP 13317389 U JP13317389 U JP 13317389U JP 2510813 Y2 JP2510813 Y2 JP 2510813Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
valve
pressure reducing
pilot
reducing valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989133173U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0374010U (ja
Inventor
横山  武志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tlv Co Ltd
Original Assignee
Tlv Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tlv Co Ltd filed Critical Tlv Co Ltd
Priority to JP1989133173U priority Critical patent/JP2510813Y2/ja
Publication of JPH0374010U publication Critical patent/JPH0374010U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2510813Y2 publication Critical patent/JP2510813Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は流体配管系に取り付けて二次側の流体系を所
定の低圧に維持するように一次側の流体を二次側に自動
的に調節しながら流す減圧弁に関し、特に、パイロット
弁の開閉によってピストン上面に作用する流体圧力を制
御して、ピストンに連結した主弁を開閉するようにした
パイロット式減圧弁の改良に関する。
従来の技術 従来のパイロット式減圧弁は、例えば実公昭45−3271
7号公報に示されている。これは、一次側に通じる一次
側通路とピストンの上方空間に通じる導入通路の間にパ
イロット弁を配置し、一面に圧力設定ばねの弾性力を他
面に二次側圧力を作用させたダイヤフラムの撓みでパイ
ロット弁を駆動し、パイロット弁の開閉によりピストン
上面に作用する流体圧力を制御して、ピストンに連結し
た主弁を開閉するようにしたものである。
導入通路はピストンの中心軸から偏心した位置に一つ
だけ形成されている。
本考案が解決しようとする課題 上記のものでは、ピストンが傾き、本体内壁等に引っ
掛かって摺動できなくなる問題がある。これは、導入通
路がピストンの中心軸から偏心した位置に一つだけしか
形成されていないために、そこからピストンの上方空間
に流入する一次側流体の衝撃力がピストンを傾ける力と
して作用してしまうためである。
従って、本考案の技術的課題は、ピストンが傾かない
ようにすることである。
課題を解決するための手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本考案の技
術的手段は、一次側に通じる一次側通路とピストンの上
方空間に通じる導入通路の間にパイロット弁を配置し、
一面に圧力設定ばねの弾性力を他面に二次側圧力を作用
させたダイヤフラムの撓みでパイロット弁を駆動し、パ
イロット弁の開閉により導入通路を通してピストンの上
方空間に導入される一次側流体を制御することによって
ピストン上面に作用する流体圧力を制御して、ピストン
に連結した主弁を開閉するようにしたパイロット式減圧
弁に於いて、ピストンの中心軸を中心とした円周上にそ
れぞれ等間隔に複数の導入通路を形成した、ものであ
る。
作用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
導入通路をピストンの中心軸から円周的に等間隔に複
数形成しているので、そこからピストンの上方空間に流
入する一次側流体の衝撃力はピストン上面に均等に作用
する。従って、ピストンが傾くことはなく、円滑に摺動
することができる。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
上記のように、本考案によれば、ピストンが円滑に摺
動することができるので、二次側圧力を常に安定な設定
圧力に保つことができる。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する
(第1図参照)。
本体1に入口2と出口3を形成し、弁口4を通して両
者を連通する。弁口4を開閉する主弁5をピストン6に
連結する。ピストン6の外周に環状の溝を設けてピスト
ンリング7を配置する。ピストン6にその上面と下面を
連通するオリフィス8を開ける。
ピストン6の上面への圧力導入はパイロット弁9で制
御する。パイロット弁9はパイロット弁座10とパイロッ
ト弁体11とから構成する。パイロット弁体11はその下方
に配置したばね12で上方に付勢されている。
パイロット弁9は弁口4の下方空間に通じる一次側通
路13とピストン6の上方空間に通じる導入通路14の間に
位置し、圧力設定ばね15で弾性的に付勢したダイヤフラ
ム16で操作する。導入通路14は、点線で示すように紙面
の向う側に2個と、手前側に2個の、合計4個形成して
いる。4個の導入通路14はピストン6の中心軸を中心と
した円周上にそれぞれ等間隔に形成されている。
ダイヤフラム16の上面にはばね受け17を介して圧力設
定ばね15の下端が接する。ダイヤフラム16の上方空間は
通路18を通して外気に連結し、下方空間は通路19を通し
て出口3に連結する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のパイロット式減圧弁の断面図
である。 4:弁口、5:主弁 6:ピストン、9:パイロット弁 13:一次側通路、14:導入通路 15:圧力設定ばね、16:ダイヤフラム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次側に通じる一次側通路とピストンの上
    方空間に通じる導入通路の間にパイロット弁を配置し、
    一面に圧力設定ばねの弾性力を他面に二次側圧力を作用
    させたダイヤフラムの撓みでパイロット弁を駆動し、パ
    イロット弁の開閉により導入通路を通してピストンの上
    方空間に導入される一次側流体を制御することによって
    ピストン上面に作用する流体圧力を制御して、ピストン
    に連結した主弁を開閉するようにしたパイロット式減圧
    弁に於いて、ピストンの中心軸を中心とした円周上にそ
    れぞれ等間隔に複数の導入通路を形成した、パイロット
    式減圧弁。
JP1989133173U 1989-11-15 1989-11-15 パイロット式減圧弁 Expired - Fee Related JP2510813Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989133173U JP2510813Y2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 パイロット式減圧弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989133173U JP2510813Y2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 パイロット式減圧弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0374010U JPH0374010U (ja) 1991-07-25
JP2510813Y2 true JP2510813Y2 (ja) 1996-09-18

Family

ID=31680586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989133173U Expired - Fee Related JP2510813Y2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 パイロット式減圧弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2510813Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62163122A (ja) * 1986-01-13 1987-07-18 Tlv Co Ltd 減圧弁
JPH0627895Y2 (ja) * 1987-10-15 1994-07-27 株式会社小松製作所 電磁弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0374010U (ja) 1991-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9081392B2 (en) Mixing valve
EP0434598B1 (en) Diaphragm control valve
JP2002514289A (ja) 小さい制御流量を調整する流れ切換装置により操作される流体弁
JP2510813Y2 (ja) パイロット式減圧弁
JPH0454496Y2 (ja)
JP2665822B2 (ja) 減圧弁
JPH064148Y2 (ja) 水栓装置
JP3341198B2 (ja) パイロット式背圧弁
JP2548429B2 (ja) 制御弁
JPS6246951Y2 (ja)
JPH0520943Y2 (ja)
JPS62103717A (ja) 減圧弁
JPS61170783U (ja)
JPH0418016Y2 (ja)
JP2551556Y2 (ja) 圧力制御弁
JPH0738137B2 (ja) パイロット式減圧弁
JPH0749530Y2 (ja) 蒸気用パイロット式減圧弁
JPH0418009Y2 (ja)
JPH0738972Y2 (ja) 減圧弁
JPH04181306A (ja) パイロット式減圧弁
JPH03156619A (ja) 内部検出式減圧弁
JP2835664B2 (ja) ディスク式スチ―ムトラップ
JPH04134971U (ja) ガバナー
JPH04411Y2 (ja)
JP2562391Y2 (ja) ディスク式スチ―ムトラップ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees