JPH064148Y2 - 水栓装置 - Google Patents
水栓装置Info
- Publication number
- JPH064148Y2 JPH064148Y2 JP3625189U JP3625189U JPH064148Y2 JP H064148 Y2 JPH064148 Y2 JP H064148Y2 JP 3625189 U JP3625189 U JP 3625189U JP 3625189 U JP3625189 U JP 3625189U JP H064148 Y2 JPH064148 Y2 JP H064148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- water
- valve body
- pressure
- water shutoff
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水量調整機能を内蔵した水栓装置に関し、特
には、コストダウン及び小型化を図る上で有利な水栓装
置に関する。
には、コストダウン及び小型化を図る上で有利な水栓装
置に関する。
(従来の技術) 家庭用台所等に用いる水栓装置には本来の止水機能の
他、水量調整機能を内蔵することが使用性から望まし
く、例えば実開昭63−15414号公報の従来例で
は、止水用のアクチュエータ(電磁弁7)、水量調整用
のアクチュエータ(流量調節器10)がその為に設けら
れることになる。
他、水量調整機能を内蔵することが使用性から望まし
く、例えば実開昭63−15414号公報の従来例で
は、止水用のアクチュエータ(電磁弁7)、水量調整用
のアクチュエータ(流量調節器10)がその為に設けら
れることになる。
(考案が解決しようとする課題) このため、従来例では複数のアクチュエータが必要であ
ることからコストダウン及び小型化を図る上で不利であ
るという問題がある。
ることからコストダウン及び小型化を図る上で不利であ
るという問題がある。
本考案は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、コ
ストダウン及び小型化を図る上で有利な水栓装置を提供
することを目的とするものである。
ストダウン及び小型化を図る上で有利な水栓装置を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る水栓装置は、上記の目的を達成するため、
止水弁を一次側水圧と二次側水圧との差圧により弁口を
開閉するダイヤフラム弁体で構成し、該止水弁の下流
に、駆動装置により弁体を回動することにより流量を調
整する流量調整弁を設けると共に、この弁体の出水方向
への回動駆動時に弁体の周面に押圧されて開弁するパイ
ロット弁を、ダイヤフラム弁体の二次側圧力室と止水弁
の下流側とを連通する通路に介設した構成としてある。
止水弁を一次側水圧と二次側水圧との差圧により弁口を
開閉するダイヤフラム弁体で構成し、該止水弁の下流
に、駆動装置により弁体を回動することにより流量を調
整する流量調整弁を設けると共に、この弁体の出水方向
への回動駆動時に弁体の周面に押圧されて開弁するパイ
ロット弁を、ダイヤフラム弁体の二次側圧力室と止水弁
の下流側とを連通する通路に介設した構成としてある。
(作用) 上記構成によれば、止水時にはパイロット弁は閉開度位
置にある水量調整弁の弁体の周面に押圧されずに閉弁
し、従ってダイヤフラム弁体の二次側圧力室には給水圧
が加わって高水圧となり、ダイヤフラム弁体は弁口を閉
じ、止水弁は閉弁状態である。開栓時は先ず水量調整弁
が予め設定された流量に対応する開度に駆動され、該水
量調整弁の出水即ち弁体の開度方向への駆動により弁体
の周面に押されてパイロット弁が開弁され、ダイヤフラ
ム弁体の二次側圧力室の高圧力が通路から止水弁の下流
側にリークすることにより、ダイヤフラム弁体は二次側
圧力が減圧される結果、弁口を開き、止水弁は開弁され
る。
置にある水量調整弁の弁体の周面に押圧されずに閉弁
し、従ってダイヤフラム弁体の二次側圧力室には給水圧
が加わって高水圧となり、ダイヤフラム弁体は弁口を閉
じ、止水弁は閉弁状態である。開栓時は先ず水量調整弁
が予め設定された流量に対応する開度に駆動され、該水
量調整弁の出水即ち弁体の開度方向への駆動により弁体
の周面に押されてパイロット弁が開弁され、ダイヤフラ
ム弁体の二次側圧力室の高圧力が通路から止水弁の下流
側にリークすることにより、ダイヤフラム弁体は二次側
圧力が減圧される結果、弁口を開き、止水弁は開弁され
る。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例に係る水栓装置の概略縦断面
図であり、第2図は同例要部の概略横断面図である。同
図において、1は水栓装置主体、2はシャワー、カラン
切換弁と水量調整弁とに兼用される三方弁、4aは水量
調整フィードバック制御用の水量検出用水車、4bは回
転センサ、7は止水弁、8は入湯口、9はダイヤフラム
弁体、10はパイロット弁、11は閉弁バネ、12は三
方弁2の駆動装置、14はカラン口金、18は通路であ
る。
図であり、第2図は同例要部の概略横断面図である。同
図において、1は水栓装置主体、2はシャワー、カラン
切換弁と水量調整弁とに兼用される三方弁、4aは水量
調整フィードバック制御用の水量検出用水車、4bは回
転センサ、7は止水弁、8は入湯口、9はダイヤフラム
弁体、10はパイロット弁、11は閉弁バネ、12は三
方弁2の駆動装置、14はカラン口金、18は通路であ
る。
第2図に示すように、前記三方弁2は球形弁体を有し、
三方弁2がシャワー側あるいはカラン側に通じていると
きに弁体周面で弁スピンドルをバネに抗して押圧してパ
イロット弁10を開弁し、三方弁2がシャワー側及びカ
ラン側に通じていない時にはその出口孔2aにパイロッ
ト弁10の弁スピンドルが嵌入してバネにより閉弁させ
るように形成される。
三方弁2がシャワー側あるいはカラン側に通じていると
きに弁体周面で弁スピンドルをバネに抗して押圧してパ
イロット弁10を開弁し、三方弁2がシャワー側及びカ
ラン側に通じていない時にはその出口孔2aにパイロッ
ト弁10の弁スピンドルが嵌入してバネにより閉弁させ
るように形成される。
なお、第3図はカラン口金14の先端部の縦断面図であ
り、同図に示すように、カラン口金14の先端部には、
大流量でも小流量でも整流された透明感のある出水を得
ること、水切りを良くすること、圧力損失を少なくする
ことを目的として、上下3段の金網15とベルマウス状
に絞られたオリフィス16を有する出口案内金具17が
挿入してある。上記の構成において、三方弁2をシャワ
ー側及びカラン側に通じていない位置即ち水量調整弁と
して閉開度位置に切り換えるとパイロット弁10が閉弁
されるので、ダイヤフラム弁体9に設けられた通孔より
二次側圧力室に給水圧が導入されて一次側水圧と二次側
水圧とが等しくなり、ダイヤフラム弁体9は閉弁バネ1
1によって弁口を閉じ、止水弁7は閉弁される。次に開
栓時に、三方弁2をシャワー側あるいはカラン側に通じ
る位置に切り換えるとパイロット弁10は開弁され、ダ
イヤフラム弁体9の二次側水圧が通路18を介して止水
弁7の下流側にリークされる結果ダイヤフラム弁体9が
閉弁バネ11に抗して弁口を開き、止水弁7は開弁され
ることになる。又、この際流量調整は出口孔2aと面す
るシャワー側あるいはカラン側の入口孔との合致面積を
増減することで可能となる。このように三方弁2を駆動
装置12で駆動することにより止水弁7を開閉できるの
で、止水弁駆動用のアクチュエータを省略できアクチュ
エータを1つ省略できるので、コストダウン及び小型化
を図る上で有利になる。
り、同図に示すように、カラン口金14の先端部には、
大流量でも小流量でも整流された透明感のある出水を得
ること、水切りを良くすること、圧力損失を少なくする
ことを目的として、上下3段の金網15とベルマウス状
に絞られたオリフィス16を有する出口案内金具17が
挿入してある。上記の構成において、三方弁2をシャワ
ー側及びカラン側に通じていない位置即ち水量調整弁と
して閉開度位置に切り換えるとパイロット弁10が閉弁
されるので、ダイヤフラム弁体9に設けられた通孔より
二次側圧力室に給水圧が導入されて一次側水圧と二次側
水圧とが等しくなり、ダイヤフラム弁体9は閉弁バネ1
1によって弁口を閉じ、止水弁7は閉弁される。次に開
栓時に、三方弁2をシャワー側あるいはカラン側に通じ
る位置に切り換えるとパイロット弁10は開弁され、ダ
イヤフラム弁体9の二次側水圧が通路18を介して止水
弁7の下流側にリークされる結果ダイヤフラム弁体9が
閉弁バネ11に抗して弁口を開き、止水弁7は開弁され
ることになる。又、この際流量調整は出口孔2aと面す
るシャワー側あるいはカラン側の入口孔との合致面積を
増減することで可能となる。このように三方弁2を駆動
装置12で駆動することにより止水弁7を開閉できるの
で、止水弁駆動用のアクチュエータを省略できアクチュ
エータを1つ省略できるので、コストダウン及び小型化
を図る上で有利になる。
尚、本実施例では水量調整弁をシャワー・カラン切換弁
と兼用した例について説明したが、この例の他水量調整
弁を水量調整単機能の閉子型弁体2bで構成し、該弁体
2bの出水方向駆動時に閉子型弁体2bの周面で押圧し
てパイロット弁10を開弁するようにしてもよい(第4
図)。
と兼用した例について説明したが、この例の他水量調整
弁を水量調整単機能の閉子型弁体2bで構成し、該弁体
2bの出水方向駆動時に閉子型弁体2bの周面で押圧し
てパイロット弁10を開弁するようにしてもよい(第4
図)。
(考案の効果) 以上のように、本考案の水栓装置は水量調整弁を駆動す
ることで止水弁の開閉を制御できるので、止水弁開閉用
のアクチュエータを省略でき、コストダウン及び小型化
を図る上で有利になる。尚、実施例の如く、シャワー・
カラン切換弁が水量調整弁を兼用するように構成した場
合には、シャワー・カラン切換用のアクチュエータと水
量調整弁用のアクチュエータと兼用させることができる
ので、コストダウン及び小型化を図る上で一層有利にな
る。
ることで止水弁の開閉を制御できるので、止水弁開閉用
のアクチュエータを省略でき、コストダウン及び小型化
を図る上で有利になる。尚、実施例の如く、シャワー・
カラン切換弁が水量調整弁を兼用するように構成した場
合には、シャワー・カラン切換用のアクチュエータと水
量調整弁用のアクチュエータと兼用させることができる
ので、コストダウン及び小型化を図る上で一層有利にな
る。
第1図は本考案の一実施例を示す概略縦断面図、第2図
は同例の要部概略横断面図、第3図は同例に使用するカ
ラン口金の概略縦断面図、第4図は本考案の他の実施例
を示す要部概略縦断面図である。 2……水量調整弁(三方弁) 7……止水弁 9……ダイヤフラム弁体 10……パイロット弁 18……通路
は同例の要部概略横断面図、第3図は同例に使用するカ
ラン口金の概略縦断面図、第4図は本考案の他の実施例
を示す要部概略縦断面図である。 2……水量調整弁(三方弁) 7……止水弁 9……ダイヤフラム弁体 10……パイロット弁 18……通路
Claims (1)
- 【請求項1】止水弁を一次側水圧と二次側水圧との差圧
により弁口を開閉するダイヤフラム弁体で構成し、該止
水弁の下流に、駆動装置により弁体を回動することによ
り流量を調整する流量調整弁を設けると共に、この弁体
の出水方向への回動駆動時に弁体の周面に押圧されて開
弁するパイロット弁を、ダイヤフラム弁体の二次側圧力
室と止水弁の下流側とを連通する通路に介設したことを
特徴とする水栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3625189U JPH064148Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3625189U JPH064148Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 水栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127873U JPH02127873U (ja) | 1990-10-22 |
JPH064148Y2 true JPH064148Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31542324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3625189U Expired - Lifetime JPH064148Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064148Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP3625189U patent/JPH064148Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02127873U (ja) | 1990-10-22 |
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