JPH0418009Y2 - - Google Patents

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JPH0418009Y2
JPH0418009Y2 JP10828785U JP10828785U JPH0418009Y2 JP H0418009 Y2 JPH0418009 Y2 JP H0418009Y2 JP 10828785 U JP10828785 U JP 10828785U JP 10828785 U JP10828785 U JP 10828785U JP H0418009 Y2 JPH0418009 Y2 JP H0418009Y2
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pilot
pilot valve
piston
rod
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は流体の圧力を調節する減圧弁、すなわ
ち、減圧弁の下流側の流体系を所定の圧力に維持
するように上流側の流体を下流側に自動的に調節
しながら流す弁に関する。
本考案は特にパイロツト式の減圧弁、すなわ
ち、ダイヤフラムの一方の面に圧力設定ばねの弾
性力を作用せしめてこれを基準値とし、他方の面
に二次側(減圧弁の下流側)の流体の圧力を作用
せしめ、基準値との偏差に応じてダイヤフラムを
撓ませてパイロツト弁を駆動し、パイロツト弁の
開閉によつてピストン弁等の主弁に作用する流体
圧力を制御するものに関する。
従来の技術 従来のパイロツト式の減圧弁は例えば、実公昭
38−18472号公報に示されている。ここに示され
たパイロツト弁は、パイロツト弁座を貫通したパ
イロツトロツドの上端に圧力設定ばねで弾性的に
付勢したダイヤフラムの下面を作用させ、パイロ
ツトロツドの下端に形成したパイロツト弁体でパ
イロツト弁座の下端のパイロツト弁口を開閉する
ものである。パイロツトロツドの下部は径を小さ
くしてあり、パイロツト弁口が開かれると、一次
側の流体がパイロツトロツドの周囲からパイロツ
ト弁座に直角方向に開けた断面円形の孔を通つ
て、ピストンの上面に通じる通路に流出する。
考案が解決しようとする問題点 上記のものでは、ハンチングが生じる問題があ
る。
ダイヤフラムは圧力設定ばねによる基準値と二
次側の流体圧力との偏差に応じて比例的に撓み、
その撓み量に応じてパイロツトロツドを押し下
げ、パイロツトロツドの変位に応じてパイロツト
弁体がパイロツト弁口を開ける。このとき、パイ
ロツトロツドが僅かに変位しても、パイロツト弁
口からパイロツト弁座に形成した直角方向の断面
円形の通路を通つて各量の一次側流体がピストン
上面に流れるためである。
本考案の技術的課題はパイロツトロツドの変位
に応じてピストン上面に供給する流体圧力を正比
例的に変化させることである。
問題点を解決するための手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本考
案の技術的手段は、上面に圧力設定ばねの弾性力
を下面に二次側圧力を作用させたダイヤフラムの
撓み量に応じてパイロツト弁座を貫通したパイロ
ツトロツドを変位させ、パイロツトロツドの下端
に連結したパイロツト弁体でパイロツト弁座の下
端に形成したパイロツト弁口を開閉し、パイロツ
ト弁口の開弁によりパイロツト弁座に開けたピス
トン上面に通じる通路と連通する孔を介してピス
トン上面に一次側流体を導入し、ピストンを変位
させてピストンに連結した主弁を開閉操作する減
圧弁において、ピストン上面に通じる通路と連通
する孔を断面四角形に形成し、パイロツトロツド
に小径部を形成し、小径部をパイロツト弁の閉弁
時に対面する断面四角形の孔の上端から上部に形
成し、パイロツト弁口と小径部を連通する通路を
形成した、ものである。
作 用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
ダイヤフラムは圧力設定ばねによる基準値と二次
側の流体圧力との偏差に応じて比例的に撓み、そ
の撓み量に応じてパイロツトロツドを押し下げ、
パイロツトロツドの変位に応じてパイロツト弁体
がパイロツト弁口を開ける。このとき、パイロツ
トロツドの変位に応じてパイロツト弁座に開けた
断面四角形の孔に対面するパイロツトロツドの小
径部が変化するので、パイロツトロツドの変位と
正比例の関係で断面四角形の孔の開口面積が増減
する。これにより、パイロツト弁口から小径部に
連通する通路、小径部、四角形の孔、ピストン上
面に通じる通路を通つてピストン上面に流れる一
次側の流体はパイロツトロツドの変位と正比例の
関係で増減する。したがつて、パイロツトロツド
の変位が僅かなときには、断面四角形の孔も僅か
に開けられ、ピストン上面には僅かずつ一次側の
流体が供給されるので、ピストンが急激に変位す
ることがなくハンチングを防止できる。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
本考案によれば、ダイヤフラムの僅み量に応じ
て、パイロツト弁の開度と流量が正比例の関係に
なるので、二次側の設定圧力を正確に調節するこ
とができる。
また、ハンチングが生じないので弁体の寿命が
長くなり初期の性能を長期間維持することができ
る。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明
する。
第1実施例(第1図ないし第4図参照) 本体1に入口2と出口3を形成し、弁口4を通
して両者を連通する。弁口4を開閉する主弁5を
ピストン6に連結する。ピストン6の外周に環状
の溝を設けてC字状の板ばね23とPTFE製のシ
ール部材24を配置し、シール部材24の外周面
をシリンダー7の内面に密接させる。ピストン6
にその上面と下面を連通するオリフイス8を開け
る。
ピストン6の上面への圧力導入はパイロツト弁
9で制御する。パイロツト弁9はパイロツト弁座
10とパイロツト弁座10を貫通して配置したパ
イロツトロツド11とパイロツトロツド11の下
端に連結したパイロツト弁体12とからなり、パ
イロツト弁体12の上端でパイロツト弁座10の
下端に形成したパイロツト弁口13を開閉する。
パイロツト弁体12の下にはばねを配置する。パ
イロツトロツド11の中央部分には小径部14を
形成してパイロツト弁口13からパイロツトロツ
ドの周囲に3箇所設けた通路15を通して連通さ
せる。パイロツト弁座10には直角方向の断面長
方形の孔16を開ける。パイロツト弁体12がパ
イロツト弁口13を閉じているときにはパイロツ
トロツド11の下側の大径部が孔16の部位に位
置している。したがつて、パイロツトロツド11
が下方に変位してパイロツト弁体12がパイロツ
ト弁口13を開くと、パイロツトロツド11の小
径部14が長方形の孔16に位置して、パイロツ
トロツド11の変位に応じて長方形の孔16を正
比例的に開く。
パイロツト弁9は弁口4の下方空間に通じる通
路17とピストン6の上方空間に通じる通路18
の間に位置し、圧力設定ばね19で弾性的に付勢
したダイヤフラム20で操作する。ダイヤフラム
20の上面には圧力設定ばね19の下端が、下面
にはパイロツトロツド11の上端が接する。ダイ
ヤフラム20の上方空間は通路21を通して外気
に連結し、下方空間は通路22を通して出口3に
連結する。
上記の減圧弁の作動は下記の通りである。
ダイヤフラム20はその上面に作用する圧力設
定ばね19の弾性力による設定圧力を基準値と
し、その下面に通路22を通して作用する二次側
圧力に応じて湾曲する。二次側圧力よりも低けれ
ば、下方に湾曲してパイロツトロツド11を押し
下げ、パイロツト弁体12を押し下げてパイロツ
ト弁口13を開ける。パイロツトロツド11の変
位に比例して長方形の孔16が開き、一次側の流
体がパイロツト弁口13、通路15、小径部1
4、長方形の孔16、通路18を通つてピストン
6上面に流入する。これにより、ピストン6が下
方に変位し、主弁5が開弁して一次側流体が弁口
4を通つて二次側に流れ、二次側圧力が上昇す
る。設定圧力に達成すると、ダイヤフラム20が
上方に湾曲し、パイロツトロツド11とパイロツ
ト弁体12が上方に変位し、パイロツト弁口13
が閉じる。ピストン6上面の一次側流体がオリフ
イス8から二次側に逃げ、ピストン6が上方に変
位し、主弁5が閉弁して弁口4を閉じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の減圧弁の断面図、第
2図は第1図のパイロツト弁の拡大断面図、第3
図は第2図のパイロツト弁座の側面図、第4図は
第2図の−線断面図である。 4……弁口、5……主弁、6……ピストン、9
……パイロツト弁、10……パイロツト弁座、1
1……パイロツトロツド、12……パイロツト弁
体、13……パイロツト弁口、16……長方形の
孔、20……ダイヤフラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に圧力設定ばねの弾性力を下面に二次側圧
    力を作用させたダイヤフラムの撓み量に応じてパ
    イロツト弁座を貫通したパイロツトロツドを変位
    させ、パイロツトロツドの下端に連結したパイロ
    ツト弁体でパイロツト弁座の下端に形成したパイ
    ロツト弁口を開閉し、パイロツト弁口の開弁によ
    りパイロツト弁座に開けたピストン上面に通じる
    通路と連通する孔を介してピストン上面に一次側
    流体を導入し、ピストンを変位させてピストンに
    連結した主弁を開閉操作する減圧弁において、ピ
    ストン上面に通じる通路と連通する孔を断面四角
    形に形成し、パイロツトロツドに小径部を形成
    し、小径部をパイロツト弁の閉弁時に対面する断
    面四角形の孔の上端から上部に形成し、パイロツ
    ト弁口と小径部を連通する通路を形成した減圧
    弁。
JP10828785U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0418009Y2 (ja)

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JP10828785U JPH0418009Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10828785U JPH0418009Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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JPS6218711U JPS6218711U (ja) 1987-02-04
JPH0418009Y2 true JPH0418009Y2 (ja) 1992-04-22

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JP2515164Y2 (ja) * 1989-06-14 1996-10-30 株式会社ミヤワキ 減圧弁

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JPS6218711U (ja) 1987-02-04

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