JPH0353288Y2 - - Google Patents

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JPH0353288Y2
JPH0353288Y2 JP1982094691U JP9469182U JPH0353288Y2 JP H0353288 Y2 JPH0353288 Y2 JP H0353288Y2 JP 1982094691 U JP1982094691 U JP 1982094691U JP 9469182 U JP9469182 U JP 9469182U JP H0353288 Y2 JPH0353288 Y2 JP H0353288Y2
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JP
Japan
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resistor
operational amplifier
transistor
transistors
magnetic
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JP1982094691U
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JPS594015U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は磁気制御装置に関するもので、更に
詳しく述べると、人工衛星に搭載してある磁気コ
イルを制御し、人工衛星に蓄積される余剰の角運
動量を排除する作用、いわゆるアンローデイング
を行なうことにより、人工衛星の姿勢を制御する
磁気制御装置である。
まず第1図を用いて従来の磁気制御装置につい
て説明する。第1図において、1,2は電圧増幅
作用をするオペアンプ、3は磁気コイルに電流を
流すトランジスタ、9は磁気制御装置の負荷とな
り、磁気を発生する磁気コイル、R1からR11まで
は抵抗、T2,T3は磁気制御装置の電源端子であ
り、T2は正極に、またT3は負極に接続される8
はコンデンサ、14は磁気制御信号、15は磁気
信号源、T1は入力端子である。
以下、動作を詳しく述べる。磁気信号源15か
ら伝達される磁気制御信号14はオペアンプ1に
入力され、オペアンプ1によつて電圧増幅され、
抵抗R10の左側端に現われる。次にオペアンプ1
とトランジスタ3の間に接続されている抵抗R10
によつて、信号は電圧の変化から、電流の変化に
変換され、オペアンプ2で電圧増幅されて、オペ
アンプ1に負帰還される。いまこの状態におい
て、オペアンプ1より、トランジスタ3のベース
に制御電流が印加されると、トランジスタ3は、
電流増幅動作によつて、負荷の磁気コイル9に電
流を供給する。第1図の回路の動作は電流フイー
ドバツクを利用する定電流制御方式であり、負荷
の直流抵抗分の温度変動に対しても、負荷に一定
電流を供給する。磁気コイル9が発生する磁気は
磁気コイル9に流入する電流量に正比例するが、
供給できる電流量には物理的な限界がある。
この考案は、この欠点を改善するためのもの
で、電流増幅部に相補対称B級電力増幅回路を使
用し、要求される電流を効率的に磁気コイルに供
給することによつて、磁気制御装置の性能を向上
させることを目的としている。
第2図にこの考案の一実施例を示し、以下詳細
に説明する。第2図において、磁気信号源15か
ら伝達される磁気制御信号14は入力端子T1
らオペアンプ1に入力され、抵抗R9によつて、
信号は電圧の変化から電流の変化に変換される。
この信号はトランジスタ3,4,5,6によつて
電流増幅され、負荷の磁気コイル9に必要な電流
を供給する。磁気コイル9に流れる電流は抵抗
R14によつて電圧の変化に変換され、オペアンプ
2で電圧増幅されて、オペアンプ1に負帰還され
る。第3図イ,ロに示すとおり2個のトランジス
タの電極を直結することにより、回路を複雑にし
ないで多量の負帰還をかけることができる。第3
図イの組み合わせを一つのトランジスタロと見な
すと、入力から出力への電流増幅率は、各々のト
ランジスタの増幅率の積であり、数百倍から数千
倍と、大きなものになる。第3図において11は
トランジスタのベース、12はトランジスタのエ
ミツタ、13はトランジスタのコレクタである。
第2図における端子T4から端子T5までの、開ル
ープ入出力特性は第4図に示すとおりとなる。ま
た、オペアンプ1を積分動作を行なう演算増幅器
として使用し、電流負帰還をほどこした、端子
T1から端子T5までの閉ループ入出力特性は第5
図に示すとおりである。第5図では、端子T1
ら端子T5までの閉ループの出力波形16が、直
線性の優れたものであることがわかる。以上のべ
たように、この考案は、電流増幅回路として相補
対称B級電力増幅回路を使用し、かつオペアンプ
1として積分動作を行なう演算増幅器を使用して
いるので、従来の装置と比較して、トランジスタ
に発熱等の負担を少なく、効率的にかつ安定的に
電流を磁気コイルに供給することができる。なお
この考案は、三軸姿勢制御方式を利用した人工衛
星の磁気制御系の中で、一般的に使用することが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気制御装置の回路例を示す
図、第2図はこの考案を適用した磁気制御装置の
回路例を示す図、第3図はトランジスタの相補対
称接続を説明するための図、第4図及び第5図は
この考案の動作を説明するための波形図である。 図中1,2はオペアンプ、3,4,5,6,1
0はトランジスタ、R1からR14までは抵抗、8は
コンデンサ、9は磁気コイル、14は磁気制御信
号、15は磁気信号源、11はベース、12はエ
ミツタ、13はコレクタ、T1は入力端子、T2
T3は電源端子、T4,T5は端子、16は出力波形
である。なお、図中同一あるいは相当部分には同
一符号を付して示してある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気コイルに電流を流して磁気を発生し、その
    磁気と地磁気との相互作用によつてトルクを発生
    させ、人工衛星の余剰角運動量を排除することに
    より人工衛星の姿勢を制御する磁気制御装置にお
    いて、エミツタ同士、ベース同士をそれぞれ互い
    に接続した互いに異極性のトランジスタ3,6、
    コレクタ同士を互いに接続し、それぞれのエミツ
    タには電源端子T2,T3が接続された互いに異極
    性のトランジスタ4,5を有し、上記トランジス
    タ3,6のエミツタ接続点とトランジスタ4,5
    のコレクタ接続点とを結合し、かつトランジスタ
    4エミツタとベース間をトランジスタ3のコレク
    タに接続した抵抗R10を介して接続し、又トラン
    ジスタ5のベースとエミツタ間をトランジスタ6
    のコレクタに接続した抵抗R11を介して接続して
    構成し、トランジスタ4,5のコレクタ同士に接
    続された出力端子T5から上記磁気コイルに電流
    を供給する相補対称B級電力増幅回路と、一方の
    マイナス(−)側端子が磁気信号源からの磁気制
    御信号を入力する入力端子T1に接続され、他方
    のプラス(+)側端子が抵抗R8を介して接地さ
    れた積分動作を行なう演算増幅器と、上記演算増
    幅器の出力端とトランジスタ3,6のベース同士
    につながる入力端子T4との間に設けられた抵抗
    R9と、上記磁気コイルに流れる電流を電圧の変
    化に変換する抵抗R14と、上記抵抗R14により変
    換された電圧を増幅し、その出力を上記演算増幅
    器に負帰還するオペアンプとを備えたことを特徴
    とする磁気制御装置。
JP9469182U 1982-06-24 1982-06-24 磁気制御装置 Granted JPS594015U (ja)

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JP9469182U JPS594015U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 磁気制御装置

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JP9469182U JPS594015U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 磁気制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS594015U JPS594015U (ja) 1984-01-11
JPH0353288Y2 true JPH0353288Y2 (ja) 1991-11-21

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ID=30226527

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131499A (en) * 1980-03-19 1981-10-15 Mitsubishi Electric Corp Magnetic attitude controller for artificial satellite

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131499A (en) * 1980-03-19 1981-10-15 Mitsubishi Electric Corp Magnetic attitude controller for artificial satellite

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Publication number Publication date
JPS594015U (ja) 1984-01-11

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