JPH0352916A - 混合ポリイミドおよびその調製方法 - Google Patents

混合ポリイミドおよびその調製方法

Info

Publication number
JPH0352916A
JPH0352916A JP2187009A JP18700990A JPH0352916A JP H0352916 A JPH0352916 A JP H0352916A JP 2187009 A JP2187009 A JP 2187009A JP 18700990 A JP18700990 A JP 18700990A JP H0352916 A JPH0352916 A JP H0352916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
diisocyanate
alkali metal
tetracarboxylic dianhydride
mono
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2187009A
Other languages
English (en)
Inventor
Sigrid Seidl
ズィグリート・ザイトル
Klaus Weinrotter
クラウス・ヴァインロッター
Reinhold Simharl
ラインホルト・ズィムハール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lenzing AG
Original Assignee
Lenzing AG
Chemiefaser Lenzing AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lenzing AG, Chemiefaser Lenzing AG filed Critical Lenzing AG
Publication of JPH0352916A publication Critical patent/JPH0352916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/1042Copolyimides derived from at least two different tetracarboxylic compounds or two different diamino compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、分子内テトラカルボン酸二無水物および有機
ジイソシアネートの非プロトン性有機溶媒中溶液を重合
促進剤の存在下に加熱することによりポリイミドを調製
する方法に関する。
[従来の技術] カルボン酸二無水物およびジイソシアネートを極性有機
溶媒中、低くとも100’Cで6〜24時間加熱すると
縮合してポリイミドになることが知られている。しかし
ながら、イソシアネートが溶媒分子とも反応するので、
そのような反応条件は重縮合の選択性に影響を与える。
さらに、これらの好ましくない副反応は高分子量の達成
゜を妨げ、副生物の分離に悪影響を及ぼし、形或される
ボリマーは汚染される。
従って、重合促進剤を用いて反応速度を向上させる試み
が戊されてきた。
例えば、米国特許第4,021,412号に、アルカリ
金属ラクタメートがある種の混合ポリイミドの形或を触
媒することが記載されている。ジイソシアネ−14分と
して4.4′−メチレンビス(フェニルイソシアネート
)(MDI)およびトルエンジイソシアネー}(TDI
)が記載されている。
米国特許第4,156,065号から、ある種の4また
は5員環含燐化合物が同様にMDI/TDI混合ポリイ
ミドの形戊に触媒作用を及ぼすことがわかる。しかしな
がら、イミド単位に加えてかなりの量のカルボジイミド
単位を含む重合物質が得られる。このことは、ポリイミ
ドの熱安定性に悪影響を与える。
米国特許第3,701,758号には、ベンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物(B T D A)およびM
DIを縮合するとホモポリイミドになること、および極
めて毒性の強い水酸化フエニル水銀および第3アルコー
ルを触媒として用いることが記載されている。触媒の一
部はポリマー中に包含されて残る。
米国特許第4,001,186号から、アルカリ金属ア
ルコラートがBTDAとMDIおよびトルエンジイソシ
アネートとの反応を触媒することが知られている。反応
には80’Cの温度が有効である。乾燥ジメチルホルム
アミド(DMF)が反応媒体として使用される。しかし
ながら、アルコラートイオンがジイソシアネートと反応
してポリウレタンを形或し、それがポリイミド鎖中に組
み込まれるので、この場合にも熱安定性の不満足なポリ
マーしか得られない。さらに、高収率を達成するために
はジイソシアネートを少なくとも1モル%の過剰で使用
しなくてはならない。一方、この過剰のジイソシアネー
トにより重合度およびポリマーの分子量が低下する。
ポリイミドの大量生産のための今日知られている全ての
方法において、この最低限過剰のジイソシアネートか反
応混合物中に存在しなくてはならない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上記不利益を全て取り除き、ポリマー
鎖に組み込まれない廉価で入手容易な重合促進剤を用い
て行うことのできる前述のような方法を提供することに
ある。さらに、本発明の方法は、分子量が高く熱安定性
の改良されたポリイミドを調製しようとするものである
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記課題は重合促進剤として触媒量の
水酸化アルカリ金属を用いることにより達成される。
すなわち、本発明の要旨は、分子内テトラカルボン酸二
無水物および有機ジイソシアネートの非プロトン性有機
溶媒中溶液を重合促進剤の存在下に加熱することにより
ポリイミドを調製する方法であって、重合促進剤として
触媒量の水酸化アルカリ金属を用いることを特徴とする
調製方法に存する。
以下の分子内テトラカルボン酸二無水物が特に好適であ
る:ピロメリト酸二無水物、ベンゼンー1.2.3.4
−テトラカルボン酸二無水物、ジフエニルテトラカルボ
ン酸二無水物、ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、
ペンゾフェノン−3.3’,4,4′−テトラカルボン
酸二無水物、4.4’−オキシジフタル酸二無水物、デ
カヒドロナフタレン−1.4,5.8−テトラカルボン
酸二無水物、4,8−ジメチル−1. 2, 3, 5
. 8. 7−へキサヒドロナフタレン−1.2,5.
6−テトラカルボン酸二無水物、2,6−ジクロ口ナフ
タレン−l,4,5,8−テトラカルボン酸二無水物、
2,7−ジクロロナフタレン−1.4,5.8−テトラ
カルボン酸二無水物、2,3,6.7−テトラク口ロナ
フタレン−1.4,5.8−テトラカルボン酸二無水物
、フェナントレンー1,3,9.10−テトラカルボン
酸二無水物、ペリレン−3.4,9. 1 0−テトラ
カルボン酸二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェ
ニル)メタンニ無水物、ビス(3.4−ジカルボキシフ
ェニル)メタンニ無水物、1,1−ビス(2.3−ジカ
ルボキシフェニル)エタンニ無水物、1.1−ビス(3
.4−ジカルボキシフエニル)エタンニ無水物、2,2
−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパンニ無
水物、2,3−ビス(3.4ージカルボキシフェニル)
ブロバンニ無水物、ビス(3.4−ジカルボキシフエニ
ル)スルホンニ無水物、ビス(3.4−ジカルボキシフ
エニル)エーテルニ無水物、エチレンテトラカルボン酸
二無水物質、ブタン−1.2,3.4−テトラカルボン
酸二無水物、シクロペンクン−1.2,3.4−テトラ
カルボン酸二無水物、ピロリドン−2.3,4.5−テ
トラカルボン酸二無水物、ピラジン−2,3, 5. 
6−テトラカルボン酸二無水物およびチオフェン−2.
 3, 4. 5−テトラカルボン酸二無水物。
特に好適な有機ジイソシアネートは、2,4ートルエン
ジイソシアネート、2.6−トルエンジイソシアネート
、4.4’−メチレンービス(フエニルイソシアネート
)、ジアニシジンジイソシアネート、トリジンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4゜
−メチレンピス(シクロヘキシルイソシアネ−  ト)
、m−キシレンジイソシアネート、1.5−ナフタレン
ジイソシアネート、1,4−ジエチルベンゼンーβ,β
゛−ジイソシアネートである。
本発明の方法によれば、複数の二無水物の混合物と複数
のジイソシアネートの混合物との反応によりポリイミド
を得ることもできる。
非プロトン性溶媒は、主に、DMF、ジメチルアセトア
ミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ビロリ
ドンおよびテトラヒド口フランのような極性溶媒からな
る。しかしながら、本発明の方法を、ベンゼン、トルエ
ンまたはキシレン中で行うこともできる。
重合後の重縮合溶液の固有粘度は、本発明において重合
促進剤として水酸化アルカリ金属を用いることにより、
アルカリ金属アルコラートを用いる場合に得られる分子
量よりも高分子量のポリイミドが得られることを示して
いる。
水酸化アルカリ金属は固体状または好゜ましくは水溶液
状のいずれの状態で反応混合物に添加してもよい。
本発明の好ましい態様によれば、式: 〔式中、 Rは式: で示される基及び/又は式: で示される基、およびnはlより大きい整数を表す。〕 で示される構造単位を有するポリイミドの調製は、ペン
ゾフェノンテトラカルボン酸二無水物および4,4゜−
メチレンビス(フエニルイソシアネート〉及び/又は2
,4一並びに/若しくは2.6−1−ルエンジイソシア
ネートの極性非プロトン性溶媒中溶液を加熱し、水酸化
アルカリ金属として水酸化ナトリウムを用いることによ
り達成される。
DMFおよびN−メチル−2−ビロリドンが溶媒として
特に好適である。
本発明の方法は、特に穏やかな条件下に、高くとも10
0℃の温度で、好ましくは60〜80′Cの温度で、ジ
イソシアネート1モル当たり0.0001〜0.2モル
、好ましくはo.oi〜O.OO5モルの水酸化アルカ
リ金属を用い、テトラカルボン酸二無水物1モル当たり
0.97〜1.01モルのジイソシアネートを用いて行
うことができる。
本発明の方法における反応の進行は、通常の分析技術、
例えばIR分光分析により追跡することができる(遊離
NGO基に相当する吸収が存在しなくなる)。反応中に
COtが分離されるので、CO,発生の停止は重縮合の
終了を示す。反応生成物は溶媒の蒸発または沈殿により
単離することができ、あるいは溶液をそのままさらに処
理してよい。得られたポリイミドを用いて高耐熱性の繊
維、造形品および塗膜材料を製造することができる。
水酸化アルカリ金属は、ポリイミドの形或を触媒するの
みでなく、それぞれの出発化合物からのモノおよびジイ
ミドの形成も触媒する。そのようなイミドは既知である
。例えば米国特許第3,701,758号によれば、フ
タル酸無水物およびフェニルイソシアネートを水酸化フ
ェニル水銀の存在下に反応させることによりN−フエニ
ルフタルイミドを調製することができる。反応はベンゼ
ン中、高温で行われる。
すなわち、本発明は、重合促進剤の存在下に極性非プロ
トン性溶媒中で、分子内ジカルボン酸無水物と有機モ/
もしくはジイソシアネートを反応させることにより、ま
たは分子内テトラカルボン酸二無水物と有機モノイソシ
アネートを反応させることによりモノまたはジイミドを
調製する方法であって、重合促進剤として触媒量の水酸
化アルカリ金属を用い、水酸化アルカリ金属が好ましく
は水溶液として存在する調製方法にも関する。
特に好適な分子内ジカルボン酸無水物は、フタル酸無水
物、コハク酸無水物、アジピン酸無水物、グルタル酸無
水物、シトラコン酸無水物、マレイン酸無水物、イタコ
ン酸無水物、ナフタレン−1,2−ジカルボン酸無水物
、ナフタレン−1.8−ジカルボン酸無水物、クロレン
ド酸無水物および1,2,3.6−テトラヒドロフタル
酸無水物である。
ジイソシアネー・〜トおよびテトラカルボン酸無水物の
内、上記のものを使用することができ、モノイソシアネ
ートの内、フェニルイソシアネート、p一トルエンイソ
シアネート、0−トルエンイソシアネート、m−キシリ
ルイソシアネート、α一ナフチルイソシアネート、オク
タデシルイソシアネート、ペンジルイソシアネート、ア
リルイソシアネート、シクロヘキシルイソシアネートお
よびp−ニトロフエニルイソシアネートが好ましい。
モノおよびジイミドを調製するための′本発明の方法は
、 高くとも100℃の温度、好ましくは60〜80゜Cの
温度で行う、 モ/またはジイソシアネート1モル当たり0.0001
〜0.2モル、好ましくは0.01〜0.005モルの
水酸化アルカリ金属を使用する、ジカルボン酸無水物ま
たはテトラカルボン酸二無水物1モル当たり0.97〜
1.01モルのモノまたはジイソシアネートを使用する という特徴を更に有する。
モノイミドは、殺菌剤、殺虫剤および除草剤として用い
られる。
[実施例コ 以下の実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 少量の水に溶解した無水フタル酸5. 9 2g(0.
04モル)、フェニルイソシアネーt− 4. 7 6
g(0.04モル)およびNaO H O. 0 2a
+g(0. O O 5モル)の混合物を、乾燥ジメチ
ルホルムアミド40mQ中、100℃で3.5時間撹拌
した。加熱終了後、反応混合物を室温に冷却し、沈殿し
た固体を濾取し、ヘキサンで洗い、乾燥した。白色結晶
状のn−フェニルフタルイミド7.54g(収率85.
1%)を得た。
比較のために、触媒を用いないで反応を行ったところ、
N−フェニルフタルイミド4.99gが得られ、収率は
56.1%と低かった。
触媒としてジメチルホスホレンオキシドを用いると、N
−フェニルフタルイミドが収率59.1%で得られた。
笈塵週l 少量の水に溶解したピロメリト酸二無水物8.7 2g
(0. 0 4モル)、2.4−トルエンジイソシアネ
ート6. 9 7g(0. 0 4 モル)およびNa
OH0.0 2mg(0. O O O 5モル)の混
合物を、乾燥ジメチルホルムアミド4〇一中、100℃
で3.5時間撹拌した。加熱終了後、形威された黄色沈
殿物を濾取し、洗い、乾燥した。ポリトルエンビロメリ
ト酸イミドの収率は99.2%であった。比較のために
触媒を用いないで反応を行ったところ、収率はわずか9
0.1%であった。
実施例3 撹拌器、還流冷却器、温度計および窒素冷却器を備えた
1000a+dフラスコ中で、ペンゾフエノンー・3.
3’,4.4’−テトラカルボン酸二無水物161g(
0.5モル)およびNaOH 0. 1 5g(0.0
037モル)を水0.4−に溶解したものを、乾燥DM
F496gに溶解した。反応混合物を800Cに加熱し
、2.4−}ルエンジイソシアネート6 9. 7g(
0. 4モル)および4,4′−メチレンビス(フエニ
ルイソシアネー})2 5g(0. 1モル)からなる
イソシアネート混合物9 4. 7g(0. 5モル)
を、定速撹拌下、窒素雰囲気下に6時間かけて滴加した
。その後、CO2の発生が終了するまで重縮合溶液を8
0’Cでさらに撹拌した。その結果、IR分光において
遊離無水物基は見られなかったので、ジイソシアネート
をさらに添加する必要はなかった。
得られた重縮合溶液の固有粘度(DMF/1%LiBr
中、25℃でc = 0. 5g/d(2)は66+n
j!/gであった。アセトンの添加によりポリイミドを
沈殿させ、その沈殿を濾取し、洗い、乾燥した。得られ
た粉末のガラス転移温度は315℃であった。
実施例3に対する比較例 NaOHの代わりに固体状のナトリウムメチレ−}0.
2g(0.0037モル)を添加した以外は、実施例3
に記載の方法により同じ仕込み量で同じ反応を行った。
7時間の反応時間後、■R分光分析において遊離無水物
基が依然検出された。従って、さらに、MDI0.25
g(0.00 1モル)およびTDIO.70g(0、
004モル)からなるインシアネート混合物0. 9 
5gを2時間かけて滴加した。これは1モル%のインシ
アネート過剰に相当する。
得られた重縮合溶液の固有粘度(DMF/1%LiBr
中、25℃でc = 0. 5g/di)は64ml2
/gと低かった。実施例3と同様に沈殿させた粉末のガ
ラス転移温度は315℃であった。
実施例4 撹拌器、還流冷却器、熱ブローブおよび窒素フラッシュ
装置を備えたステンレススチール反応器内で、ペンゾフ
エノン−3,3゜,4.4″−テトラカルボン酸二無水
物5928g(18.4モル)およびNaOH 7. 
4g(0. 1 8 4モル)を水15ml2に溶解し
たものを、乾燥DMF 2 3 5 0gに溶解した。
反応混合物を80℃に加熱し、2.4−トルエンジイソ
シアネート2564g(14.72モル)および4,4
゛−メチレンビス(フェニルイソシアネー1−)9 2
 1g(3. 6 8モル)からなるイソシアネート混
合物3485g(18.4モル)を、定速撹拌下、窒素
雰囲気下に6時間かけて滴加した。粘度の上昇をインラ
イン粘度計で追跡した。重縮合溶液の粘度は、インシア
ネート全量の98%を添加した時点で既に上昇し始めた
。インシア不一トの全量を添加した後、CO,発生が終
了するまで80’Cで撹拌を続けた。その後、IR分光
分析において、遊離無水物基およびインシアネート基は
もはや見られなかった。
得られた重縮合溶液の固有粘度(DMF/1%LiBr
中、25℃でc = 0 . 5 g/dl2)は57
〜66mQ/gであった。全反応時間は7時間であった
実施例4に対する比較例 NaOHの代わりに固体状のナトリウムメチレート9.
 9g(0. 1 8 4モル)を添加した以外は、実
施例4に記載の方法により同し仕込み量で同じ反応を行
った。イソシアネート全量の添加後、インライン粘度計
において粘度上昇は見られなかった。7時間の反応時間
後、IR分光分析において遊離無水物基が依然検出され
た。従って、さらに、イソシアネート混合物5 2. 
3g(0. 2 7 6モル)を2時間かけて滴加した
。これはインシアネート1.5モル%過剰に相当する。
このとき、やつと重縮合溶液の粘度が上昇し始めた。c
o,発生および粘度上昇が終了するまで80’Cで撹拌
を続けた。ついに、IR分光分析において遊離無水物基
またはインシアネート基がもはや検出できなくなった。
得られた重縮合溶液の固有粘度(DMF/1%LiBr
中、25℃でc = 0 . 5 g/dN)は46〜
55ml2/gと低かった。全反応時間は9時間であっ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子内テトラカルボン酸二無水物および有機ジイソ
    シアネートの非ブロン性有機溶媒中溶液を重合促進剤の
    存在下に加熱することによりポリイミドを調製する方法
    であって、重合促進剤として触媒量の水酸化アルカリ金
    属を用いることを特徴とする調製方法。 2、水酸化アルカリ金属を水溶液として用いる請求項1
    記載の調製方法。 3、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物および4
    ,4′−メチレンビス(フェニルイソシアネート)及び
    /又は2,4−並びに/若しくは2,6−トルエンジイ
    ソシアネートの極性非プロトン性溶媒中溶液を加熱する
    ことにより式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rは式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される基及び/又は式: ▲数式、化学式、表等があります▼及び/又▲数式、化
    学式、表等があります▼ で示される基、およびnは1より大きい整数を表す。〕 で示される構造単位を有するポリイミドを調製する方法
    であって、水酸化アルカリ金属として水酸化ナトリウム
    を用いる請求項1または2記載の調製方法。 4、高くとも100℃の温度、好ましくは60〜80℃
    の温度で行い、モノまたはジイソシアネート1モル当た
    り0.0001〜0.2モル、好ましくは0.01〜0
    .005モルの水酸化アルカリ金属を用い、ジカルボン
    酸無水物またはテトラカルボン酸二無水物1モル当たり
    0.97〜1.01モルのモノまたはジイソシアネート
    を用いることを更に特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の調製方法。 5、分子内ジカルボン酸無水物と有機モノもしくはジイ
    ソシアネートを反応させることにより、または分子内テ
    トラカルボン酸二無水物と有機モノイソシアネートを反
    応させることによりモノもしくはジイミドを調製する方
    法であって、触媒量の水酸化アルカリ金属の存在下に極
    性非プロトン性溶媒中で反応を行うことを特徴とする調
    製方法。 6、高くとも100℃の温度、好ましくは60〜80℃
    の温度で行い、モノまたはジイソシアネート1モル当た
    り0.0001〜0.2モル、好ましくは0.01〜0
    .005モルの水酸化アルカリ金属を用い、ジカルボン
    酸無水物またはテトラカルボン酸二無水物1モル当たり
    0.97〜1.01モルのモノまたはジイソシアネート
    を用いることを更なる特徴とする請求項5記載の調製方
    法。
JP2187009A 1989-07-13 1990-07-13 混合ポリイミドおよびその調製方法 Pending JPH0352916A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT1700/89A AT392974B (de) 1989-07-13 1989-07-13 Mischpolyimide sowie verfahren zu ihrer herstellung
AT1700/89 1989-07-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0352916A true JPH0352916A (ja) 1991-03-07

Family

ID=3519100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2187009A Pending JPH0352916A (ja) 1989-07-13 1990-07-13 混合ポリイミドおよびその調製方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5066760A (ja)
EP (1) EP0408540B1 (ja)
JP (1) JPH0352916A (ja)
KR (1) KR910002953A (ja)
AT (2) AT392974B (ja)
BR (1) BR9003475A (ja)
CA (1) CA2021047C (ja)
DE (1) DE59010542D1 (ja)
IE (1) IE62768B1 (ja)
IL (1) IL94932A0 (ja)
PT (1) PT94686A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5725769A (en) * 1995-07-18 1998-03-10 Bend Research, Inc. Solvent-resistant microporous polymide membranes
US6790930B1 (en) * 1999-10-06 2004-09-14 Kaneka Corporation Process for producing polyimide resin
TWI492967B (zh) * 2011-12-30 2015-07-21 Ind Tech Res Inst 聚亞醯胺
CN102617857B (zh) * 2012-04-16 2014-05-14 上海交通大学 一种聚酰亚胺及其制备方法
KR20180081736A (ko) 2015-11-13 2018-07-17 아이씨엘-아이피 아메리카 아이엔씨. 폴리우레탄 및 폴리이소시아누레이트 포움용 반응성 난연제

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867723A (ja) * 1981-10-19 1983-04-22 Mitsui Toatsu Chem Inc ポリアミドの製造法
JPH0264118A (ja) * 1988-08-30 1990-03-05 Mitsui Toatsu Chem Inc 耐熱性重合体の製造方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA959191A (en) * 1968-12-14 1974-12-10 Munehiko Suzuki Aromatic polymides and production thereof
US3666709A (en) * 1968-12-14 1972-05-30 Shawa Densen Denran Kk A K A S Solvent soluble aromatic polymides and production thereof
US3701756A (en) * 1969-01-17 1972-10-31 Upjohn Co Catalytic preparation of polyimides from polyisocyanates
US3708458A (en) * 1971-03-16 1973-01-02 Upjohn Co Copolyimides of benzophenone tetracarboxylic acid dianhydride and mixture of diisocyanates
US3985934A (en) * 1974-07-26 1976-10-12 The Upjohn Company Polyimide fiber having a serrated surface and a process of producing same
US4001186A (en) * 1974-11-07 1977-01-04 The Upjohn Company Preparation of polyimide from organic diisocyanate with alkali metal salt of alcohol as catalyst
US3989284A (en) * 1975-04-23 1976-11-02 Hydril Company Tubular connection
JPS59624B2 (ja) * 1975-08-13 1984-01-07 三菱レイヨン株式会社 耐熱性不織布及び紙状物の製造方法
DE2641767B2 (de) * 1976-09-14 1979-05-31 Mannesmann Ag, 4000 Duesseldorf Gewindeverbindung für ölfeldrohre
US4177333A (en) * 1978-02-24 1979-12-04 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Catalysts for polyimide foams from aromatic isocyanates and aromatic dianhydrides
JPS58190765A (ja) * 1982-04-20 1983-11-07 Regie Natl Usines Renault 自動車用スピ−ドメ−タ表示装置
AT377016B (de) * 1983-03-09 1985-01-25 Chemiefaser Lenzing Ag Verfahren zur herstellung von schwer entflammbaren, hochtemperaturbestaendigen polyimidfasern
US4629777A (en) * 1983-05-18 1986-12-16 Ciba-Geigy Corporation Polyimides, a process for their preparation and their use
US4657832A (en) * 1983-05-18 1987-04-14 Ciba-Geigy Corporation Photosensitive polymers as coating materials
US4549754A (en) * 1983-06-20 1985-10-29 Reed Tubular Products Company Tool joint
JPS6040114A (ja) * 1983-08-12 1985-03-02 Hitachi Chem Co Ltd 粒子状重合体の製造法
ES282513Y (es) * 1984-11-12 1986-10-01 Amper, S.A. Dispositivo exclusor para telefonos instalados en paralelo
US4795795A (en) * 1985-02-20 1989-01-03 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Catalytic preparation of polyamide or polyamide-polymide with N,N'-dimethyl alkylene urea solvent
US4845185A (en) * 1986-04-22 1989-07-04 Nippon Steel Corporation Soluble copolyimide from 9,9-bis (4-amino phenyl) fluorene
AT387783B (de) * 1987-06-09 1989-03-10 Chemiefaser Lenzing Ag Verfahren zur herstellung von hochtemperaturbestaendigen folien

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867723A (ja) * 1981-10-19 1983-04-22 Mitsui Toatsu Chem Inc ポリアミドの製造法
JPH0264118A (ja) * 1988-08-30 1990-03-05 Mitsui Toatsu Chem Inc 耐熱性重合体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
IE62768B1 (en) 1995-02-22
CA2021047A1 (en) 1991-01-14
BR9003475A (pt) 1991-08-27
PT94686A (pt) 1991-03-20
CA2021047C (en) 1999-05-11
DE59010542D1 (de) 1996-11-21
US5066760A (en) 1991-11-19
EP0408540B1 (de) 1996-10-16
ATA170089A (de) 1990-12-15
ATE144267T1 (de) 1996-11-15
EP0408540A1 (de) 1991-01-16
AT392974B (de) 1991-07-25
IE902443A1 (en) 1991-02-13
IL94932A0 (en) 1991-04-15
KR910002953A (ko) 1991-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4156065A (en) Catalytic condensation of isocyanates and carboxylic acids or anhydrides
US4111906A (en) Polyimides prepared from perfluoroisopropylidene diamine
US4061623A (en) Preparation of polyamideimide from organic diisocyanate with alkali metal salt of alcohol as catalyst
US4271288A (en) Novel polyamic acid polymers and polyimide derivatives thereof
US4021412A (en) Alkali metal lactamate catalyst for the polymerization of diisocyanate with tetracarboxylic acid/dianhydride
US4927900A (en) Aromatic polyamidoimides having maleimido end groups
US4196277A (en) Perfluoroisopropylidene dianhydride and polyimides prepared therefrom
Hsiao et al. Synthesis and properties of polyimides, polyamides and poly (amide‐imide) s from ether diamine having the spirobichroman structure
US5061784A (en) Polymers prepared from 4,4'-bis(3,4-dicarboxyphenyl) hexafluoroisopropyl) diphenyl dianhydride
US3453236A (en) Aromatic polyimideamides prepared from aromatic tetracarboxylic acid dianhydrides and aminoaromatic hydrazides
Yang et al. Synthesis and properties of new polyimides derived from 1, 5‐bis (4‐aminophenoxy) naphthalene and aromatic tetracarboxylic dianhydrides
US5026823A (en) Novel alicyclic polyimides and a process for making the same
JPH0352916A (ja) 混合ポリイミドおよびその調製方法
JPS6322832A (ja) 新規な可溶性および/または可融性のポリイミドまたはポリアミドイミド ならびにそれらの製造方法
US5132388A (en) Process of preparing polyimides from dianhydride and diisocyanate in the presence of water, solvent and alkali metal hydroxide
US4908430A (en) Use of special polyimides as cast films and coatings
US5003031A (en) Polyimides and co-polyimides based on dioxydiphthalic anhydride
CH617447A5 (ja)
US5120814A (en) Method of producing new flame-retardant thermostable homopolyimides, these homopolyimides, a moulded article obtained therefrom and a fibre prouced from these homopolyimides
EP0361415A1 (en) Polymers prepared from 2-(3-aminophenyl)-2-(4-aminophenyl) hexafluoro propane
US5164476A (en) Soluble and/or fusible polyimides and polyamidoimides
US5126462A (en) Sulfur-containing aromatic tetracarboxylic acids and derivatives thereof
Yang et al. New poly (amide–imide) s syntheses. 17. Preparation and properties of poly (amide–imide) s derived from N‐phenyl‐3, 3‐bis [4‐(4‐aminophenoxy)‐phenyl] phthalimidine, trimellitic anhydride, and various aromatic diamines
Liou et al. New organo‐soluble aromatic polyimides based on 3, 3′, 5, 5′‐tetrabromo‐2, 2‐bis [4‐(3, 4‐dicarboxyphenoxy) phenyl] propane dianhydride and aromatic diamines
EP0314766B1 (en) Method for making thianthrene dianhydride and polyimides obtained therefrom