JPH0352729Y2 - - Google Patents

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JPH0352729Y2
JPH0352729Y2 JP9385287U JP9385287U JPH0352729Y2 JP H0352729 Y2 JPH0352729 Y2 JP H0352729Y2 JP 9385287 U JP9385287 U JP 9385287U JP 9385287 U JP9385287 U JP 9385287U JP H0352729 Y2 JPH0352729 Y2 JP H0352729Y2
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JP
Japan
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mass body
conveyance
platform
leaf spring
driving
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JP9385287U
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JPS64514U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電歪素子を励振することにより、直
線レール上に乗載した架台を走行させるリニア搬
送装置に関する。
〈従来技術〉 第3図に示すように、電極板を兼ねる板ばねb
の主表面に電歪素子cを貼着して構成された複数
の駆動体aを、搬送台dと、基台eとの間に傾斜
状に介装し、電歪素子cに交番電圧を印加し、板
ばねbを湾曲して、搬送台dに斜め方向の振動を
与えて、搬送台d上の搬送物wを送るようにした
搬送装置は、実開昭52−61087号に開示されるよ
うに公知である。そしてこの種の搬送装置は
AC100V〜200Vの商用電圧によつて作動し、消
費電力も小さく、また装置を小型化し得るものと
して知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、この搬送装置にあつては、搬送台d
上の搬送物wの重力が大きくなると、その荷重に
負けて、板ばねが所要の湾曲作動を生じず、移送
不能となる。このため、かかる構成にあつては、
パーツフイーダーとして、軽量な部品の移送に応
用される得るが、大重量の移送には不向きであつ
た。
本考案は、同一駆動源で、大重力のものを直線
移動し得るリニア搬送装置の提供を目的とするも
のである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、電極板を兼ねる板ばねの主表面に電
歪素子を貼着して構成された複数の駆動体を、搬
送台と基台との間に、夫々の上下端を各台に連結
して、傾斜状に差渡すとともに、直線レール上に
乗載した架台に可撓性連継節を介して質量体を垂
持し、該質量体を搬送台上に乗載したことを特徴
とするものである。
ここで可撓性連継節には、引きばね、ロープ、
弾性体等が提案され得る。
〈作用〉 夫々の駆動体の湾曲作動により、搬送台は、斜
め上下方向に大きく振動する。このため、該搬送
台上の質量体は、進行方向の駆動力を付与され、
前進する。そして、架台は可撓性連継節により質
量体と連継されているから、これに引張されて、
レール上を走行する。
かかる作動にあつて、架台の荷重はレールによ
り受け止められているから、その走行に際して
は、大きな力が必要ではなく、駆動体の湾曲作動
を阻害するに至らない。
〈実施例〉 第1,2図について直進型のリニア搬送装置に
本考案を適用した一実施例を説明する。
1は接地した基台であつて、その上に、菱型の
加振枠2が取付けられ、その水平上面に前後に長
い搬送台4が固定されている。
前記加振枠2は、前記基台1上に固定された下
部水平枠板5と、上部の搬送台4を支持する上部
水平枠板6を、その前後端において本考案の要部
に係る駆動体10.10で連結することにより菱
型枠状を構成している。
前記駆動体10は、第2図で拡大して示すよう
に、電極板を兼ねる板ばね11の表裏面に電歪素
子12a,12bを貼着して構成されており、ボ
ルト13,13によりその上下端部を、水平枠板
5,6の前後端で傾斜させて突設した連結端7,
8に夫々固定することにより、該水平枠板5,6
に対して傾斜状に上下に差渡されている。
前記電歪素子12a,12bは、逆方向又は順
方向に、常法により分極されており、板ばね11
を電極板として兼用している。そして、電歪素子
12a,12bは、その外側電極をリード線14
a,14bにより交流電源15に結線して、直列
または並列接続されている。このため、交流電源
15の電圧印加により、第2図に示すように電歪
素子12aが矢線のように伸張すると、電歪素子
12bが収縮し、板ばね11の湾曲を生ずる。
そしてこの作動は左右の駆動体10,10にお
いて生じ、搬送台4は第1図矢印方向に大きな振
巾で振動し、図中左方向の送り力を生ずる。
前記搬送台4上には、レール20が該搬送台4
に沿つて配設され、該レール20上には、該レー
ル20に乗載する車輪22を備えた架台21が配
設される。また該架台21には、質量体23が引
きばね24により垂持され、該質量体23を前記
搬送台4上に乗載している。
かかる構成により、前記搬送台4に、駆動体1
0,10によつて送り力が付与されると、質量体
23は微振動を付与されながら、該搬送台4上を
走行する。この質量体23の走行に伴い、架台2
1は引きばね24により質量体23と連継してい
るから、質量体23に発生する振動成分を緩衝さ
れながら、レール20上を追動する。
そこで、前記レール20上に種々の搬送物wを
乗載することにより、該搬送物wの移送が可能と
なる。
前記搬送物wを逆方向に移送する場合には、基
台1と搬送台4間に、逆方向に傾斜した駆動体1
0,10を差渡せばよい。また、左右の傾斜方向
の異なつた駆動体を複数配設すれば、その駆動選
択により、任意方向の移送が可能となる。
また基台1と搬送台4間の駆動体は二以上の多
数本設け、その駆動力を増大させるようにしても
よい。
さらにまた前記引きばね24に換えて、ロー
プ、鎖等の線状連継節であつてもよく、または架
台21と質量体23との間に、ゴムダンパー、ク
ツシヨン材等を介装して、緩衝効果と、引張力の
伝達を図るようにしてもよい。
その他、前記架台21はコンテナ等の収容庫が
一体化したものであつてもよい。また電歪素子1
2a,12bを駆動する電源は交流電源の外、ス
イツチング機構を設けることにより直流電源を使
用することもできる。
〈考案の効果〉 本考案は、上述のように、架台21をレール2
0上に載せ、かつ該架台21に引きばね24等の
可撓性連継節によつて垂持した質量体23を搬送
台4上に乗せることにより、駆動体10,10の
湾曲作動に伴つて、架台21上の搬送物wを移送
するようにしたものであるから、搬送物w等が大
荷重であつても、その荷重は、レール20に支持
されているため、駆動体10,10の湾曲駆動を
不能とすることはなく、このため、駆動体10,
10を駆動源とした効率的移送が可能となる等の
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
側面図、第2図は作動を示す駆動体10の拡大側
面である。また第3図は従来構成の搬送装置の側
面図である。 1……基台、2……加振枠、4……搬送台、5
……水平枠板、10,10……駆動体、11……
板ばね、12a,12b……電歪素子、20……
レール、21……架台、22……車輪、23……
質量体、24……引きばね、w……搬送物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電極板を兼ねる板ばねの主表面に、電歪素子
    を貼着して構成された複数の駆動体を、搬送台
    と基台との間に、夫々の上下端を各台に連結し
    て、傾斜状に差渡すとともに、搬送台と平行な
    直線レール上に乗載した架台に、可撓性連継節
    を介して質量体を垂持し、該質量体を搬送台上
    に乗載したことを特徴とするリニア搬送装置。 2 前記可撓性連継節が引きばねであることを特
    徴とするリニア搬送装置。
JP9385287U 1987-06-18 1987-06-18 Expired JPH0352729Y2 (ja)

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JP9385287U JPH0352729Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JP9385287U JPH0352729Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JPS64514U JPS64514U (ja) 1989-01-05
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JP4342201B2 (ja) * 2003-04-09 2009-10-14 ミツテック株式会社 圧電型振動フィーダー

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JPS64514U (ja) 1989-01-05

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