JPH0242661Y2 - - Google Patents

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JPH0242661Y2
JPH0242661Y2 JP14114686U JP14114686U JPH0242661Y2 JP H0242661 Y2 JPH0242661 Y2 JP H0242661Y2 JP 14114686 U JP14114686 U JP 14114686U JP 14114686 U JP14114686 U JP 14114686U JP H0242661 Y2 JPH0242661 Y2 JP H0242661Y2
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JP
Japan
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leaf springs
electrostrictive
parts feeder
gap
driving body
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JP14114686U
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JPS6345714U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電歪素子を励振することにより、搬
送台を振動させて、主として小型の物品を次工程
に移送するパーツフイーダに関する。
〈従来技術〉 第4図に示すように、電極板を兼ねる板ばねb
の両面に電歪素子c,cを貼着してなる駆動体a
を、搬送台dと、基台eとの間に傾斜状に分装
し、電歪素子c,cに交番電圧を印加し、その傾
斜により搬送台dに斜め方向の振動を与えて搬送
物を送るようにしたパーツフイーダは、実願昭50
−148247号に開示されるように公知である。そし
てこの種のパーツフイーダはAC100V〜200Vの
商用電圧によつて作動し、消費電力も小さく、ま
た装置を小型化し得るものとして知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この従来構成にあつては、二枚の電歪素子c,
cの使用により大きな駆動力を生じさせようとす
るものであり、一方の電歪素子が板ばねに沿つて
上下方向に伸張し、他方の電歪素子が同様の方向
に収縮すると、板ばねが湾曲することとなる。と
ころで、この湾曲作用において、図のように、板
ばねはその厚みの中心線lの片一方で伸張し、他
方で収縮する弾性変形を生ずることとなり、従が
つて、一方の移動方向に対して他方がこれを阻害
する方向に伸縮して両者の移動方向が干渉し合
い、振巾の制約を生じる。このため、二枚の電歪
素子を用いても、その作動は必ずしも充分に発輝
されているとは言えなかつた。
本考案は、かかる従来欠点の除去を目的とする
ものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、電極板を兼ねる二枚の板ばねを間隙
を置いて対向して、夫々の外面に電歪素子を貼着
することにより駆動体を構成し、該駆動体を、搬
送台と基台の間に、上端及び下端を夫々各台に連
結して、傾斜状に差渡し、さらに両電歪素子の伸
張及び収縮タイミングが逆となる電圧印加手段を
備えたことを特徴とするものである。
〈作用〉 夫々の板ばねは間隙を置いて対向し、一方の電
歪素子が伸張しているとき、他方の電歪素子は収
縮する。そして、これを保持している二枚の板ば
ねは相互に離間しているため、干渉し合うことな
く、異なつた方向に夫々弾性変形する。このた
め、搬送台は斜め上下方向に大きく振動すること
となる。
〈実施例〉 第1,2図について直進型のパーツフイーダに
本考案を適用した一実施例を説明する。
この直進型のパーツフイーダは、接地した基台
1上に、菱型の加振枠2が取付けられ、その水平
上面に搬送物xを乗載する搬送台4が固定されて
いる。
前記加振枠2は、前記基台1上に固定された下
部水平枠板5と、上部の搬送台4を支持する上部
水平枠板6を、その前後端において本考案の要部
に係る駆動体10,10で連結することにより菱
型枠状を構成している。
前記駆動体10は、電極板を兼ねる二枚の板ば
ね11a,11bを、その間の上下端位置に導電
性スペーサ13,13を介装してボルト14,1
4により上下端で連結することにより、該板ばね
11a,11b間に間隙を形成し、さらにその主
表面に電歪素子12a,12bを貼着して構成さ
れており、その上下端部を、水平枠板5,6の前
後端で傾斜させて突設した連結端7,8に夫々固
定することにより、該水平枠板5,6に対して傾
斜状に上下に差渡されている。
前記電歪素子12a,12bは、逆方向又は順
方向に、常法により分極されており、板ばね11
a,11bを電極板として兼用している。そし
て、電歪素子12a,12bは、その外側電極を
リード線14a,14bにより交流電源15に結
線して、直列または並列接続されている。このた
め、交流電源15の電圧印加により、第2図に示
すように電歪素子12aが矢線のように伸張する
と、電歪素子12bが収縮し、板ばね11a,1
1bの湾曲を生ずる。
この湾曲にあつて、板ばね11a,11bは間
隙sにより主要面が非接触状態となつているか
ら、相互に干渉し合うことなく一方が収縮すると
他方が伸張する弾性変形を付与され、両者の相剰
作用により、板ばね11a,11bは一方向へ大
きく湾曲する。そしてこの作動は左右の駆動体1
0,10において生じ、搬送台4は第1図矢印方
向に大きな振巾で振動し、図中左方向の送り力を
搬送物xに付与する。
第3図に示すように、駆動体10の間隙sは、
水平枠板5,6の連結端7,8を介して二枚の板
ばね11a,11bの上下端を固定するように
し、導電性スペーサ13,13の代りに連結端
7,8を適用することにより、駆動体10の間隙
sを形成してもよい。
また前記実施例は、直進型パーツフイーダーに
適用したものであるが、搬送物xを螺旋方向に移
送する曲線型パーツフイーダー等にも適用でき
る。
その他、電歪素子12a,12bを駆動する電
源は交流電源の外、スイツチング機構を設けるこ
とにより直流電源を使用することもできる。
〈考案の効果〉 本考案は、上述のように、相互に間隙sを置い
た板ばね11a,11bの外面に電歪素子12
a,12bを取付けて駆動体10を構成し、電歪
素子12a,12bの歪みを相互に干渉し合わな
いようにし、而て、両者相俟つて、搬送台4を振
動させるようにしたものであるから、その振巾を
大きくすることができて、効率的に搬送物xを移
送し得る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は側
面図、第2図は作動を示す駆動体10の拡大側面
図、第3図は駆動体10の変形例の側面図であ
る。また第4図は従来構成の駆動体aの側面図で
ある。 1……基台、2……加振枠、4……搬送台、5
……水平枠板、10……駆動体、11a,11b
……板ばね、12a,12b……電歪素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電極板を兼ねる二枚の板ばねを間隙を置いて対
    向して、夫々の外面に電歪素子を貼着することに
    より駆動体を構成し、該駆動体を、搬送台と基台
    の間に、上端及び下端を夫々各台に連結して、傾
    斜状に差渡し、さらに両電歪素子の伸張及び収縮
    タイミングが逆となる電圧印加手段を備えたこと
    を特徴とするパーツフイーダ。
JP14114686U 1986-09-11 1986-09-11 Expired JPH0242661Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14114686U JPH0242661Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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JP14114686U JPH0242661Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6345714U JPS6345714U (ja) 1988-03-28
JPH0242661Y2 true JPH0242661Y2 (ja) 1990-11-14

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ID=31048664

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JP14114686U Expired JPH0242661Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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JPS6345714U (ja) 1988-03-28

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