JPH0520729Y2 - - Google Patents

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JPH0520729Y2
JPH0520729Y2 JP15102787U JP15102787U JPH0520729Y2 JP H0520729 Y2 JPH0520729 Y2 JP H0520729Y2 JP 15102787 U JP15102787 U JP 15102787U JP 15102787 U JP15102787 U JP 15102787U JP H0520729 Y2 JPH0520729 Y2 JP H0520729Y2
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JP
Japan
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leaf spring
driving body
electrostrictive elements
electrostrictive
weight
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JP15102787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電歪素子を励振することにより、搬
送台を振動させて、主として小型の物品を次工程
に移送するパーツフイーダに関する。
〈従来技術〉 第3図に示すように、電極板を兼ねる板ばねb
の両面に電歪素子c,cを貼着してなる駆動体a
を、搬送台dと、基台eとの間に傾斜状に介装
し、電歪素子c,cに交番電圧を印加し、その傾
斜により搬送台dに斜め方向の振動を与えて搬送
物を送るようにしたパーツフイーダは、実願昭50
−148247号に開示されるように公知である。そし
てこの種のパーツフイーダはAC100V〜200Vの
商用電圧によつて作動し、消費電力も小さく、ま
た装置を小型化し得るものとして知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この従来構成にあつては、二枚の電歪素子c,
cの使用により大きな駆動力を生じさせようとす
るものであり、一方の電歪素子が板ばねに沿つて
上下方向に伸張し、他方の電歪素子が同様の方向
に収縮すると、板ばねが湾曲することとなる。と
ころで、前記板ばねは、搬送台をも支持する機能
を有し、このため搬送台dの荷重が恒常的に駆動
体にかかり、その傾斜方向に湾曲方向の負荷が与
えられる。そしてこの負荷は電歪素子に疲労の蓄
積をもたらし、遂には電歪素子の亀裂等の損傷を
生じ、耐久性が低い。
本考案は、かかる従来欠点の除去を目的とする
ものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、搬送台を支持用板ばねによつて基台
上に支持するとともに、 前記搬送台に、板ばねの表裏面に電歪素子を備
え、表裏の電歪素子の伸張及び収縮タイミングが
逆となる電圧印加手段が付加され、かつ板ばね下
端に重りが固定された駆動体を、傾斜状に垂設し
た ことを特徴とするものである。
〈作用〉 前記搬送台は支持用板ばねにより、基台上に保
持される。
前記電歪素子に交番電圧を印加すると、一方の
電歪素子が伸張しているとき、他方の電歪素子は
収縮する。そして、この伸縮運動により、板ばね
に湾曲歪を生ずるが、該駆動体の下面は重りが設
けられているため、前記重りを中心とした揺動成
分により、搬送台は斜め上下方向に揺動を生ずる
こととなり、搬送台上の搬送物の移送を生ずる。
〈実施例〉 第1,2図について直進型のパーツフイーダに
本考案を適用した一実施例を説明する。
かかるパーツフイーダにあつて、接地した基台
1上には搬送台4が配置され、基台1の上面と搬
送台4の下面に夫々設けた取付片2a,2bに支
持用板ばね3,3の上下端を連結して傾斜状に差
渡すことにより、該支持用板ばね3,3によつて
搬送台4を支持している。前記搬送台4の水平上
面には搬送物xが乗載される。
また前記板ばね3,3の各側傍には同じく搬送
台4下面に固定した取付片2aに垂持されて、駆
動体10が固定されている。前記駆動体10は、
電極板を兼ねる板ばね11の表裏面に電歪素子1
2a,12bを貼着し、さらに該板ばね11の下
端に重り13を固定し、かつ上端を前記取付片2
aに対してボルト14で連結して、傾斜状に垂下
している。
前記電歪素子12a,12bは、逆方向又は順
方向に、常法により分極されており、板ばね11
を電極板として兼用している。そして、電歪素子
12a,12bは、その外側電極をリード線15
a,15bにより交流電源16に結線して、直列
または並列接続されている。このため、交流電源
16からの電圧印加により、第2図に示すように
電歪素子12aが矢線方向に収縮すると、電歪素
子12bが伸張し、板ばね11の湾曲を生ずるこ
ととなる。そしてこの作動は左右の駆動体10,
10において生じる。
このとき、前記駆動体10の下端には重り13
が設けられているため、その慣性力により、該重
り13を中心とした揺動成分が発生し、これによ
り、搬送台4は第1図矢印方向に大きな振巾で振
動し、図中左方向の送り力を搬送物xに付与す
る。
前記実施例は、直進型パーツフイーダーに適用
したものであるが、搬送物xを螺旋方向に移送す
る曲線型パーツフイーダー等にも適用できる。
その他、電歪素子12a,12bを駆動する電
源は交流電源の外、スイツチング機構を設けるこ
とにより直流電源を使用することもできる。
〈考案の効果〉 本考案は、上述のように、板ばね11の下端に
重り13を設けた駆動体10を搬送台4に垂設
し、駆動体10の電歪素子12a,12bに交番
電圧を印加することにより、重り13を中心とす
る揺動成分により搬送台4に送り駆動力を付与す
るようにしたから、非駆動状態では、駆動体10
は搬送台4に垂設されて、荷重が掛からず、電歪
素子12a,12bへの恒常的負荷が無く、この
ため駆動体10の損壊を防止でき、耐久性が大幅
に向上する等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は側
面図、第2図は作動を示す駆動体10の拡大側面
である。また第3図は従来構成の駆動体aの側面
図である。 1……基台、3,3……支持用板ばね、4……
搬送台、5……水平枠板、10……駆動体、11
……板ばね、12a,12b……電歪素子、13
……重り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 搬送台を支持用板ばねによつて基台上に支持す
    るとともに、 前記搬送台に、板ばねの表裏面に電歪素子を備
    え、表裏の電歪素子の伸張及び収縮タイミングが
    逆となる電圧印加手段が付加され、かつ板ばね下
    端に重りが固定された駆動体を、傾斜状に垂設し
    た ことを特徴とするパーツフイーダ。
JP15102787U 1987-09-30 1987-09-30 Expired - Lifetime JPH0520729Y2 (ja)

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JP15102787U JPH0520729Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JPS6456409U JPS6456409U (ja) 1989-04-07
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JP6643696B2 (ja) * 2015-09-10 2020-02-12 シンフォニアテクノロジー株式会社 リニアフィーダ
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