JPH0352668Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0352668Y2
JPH0352668Y2 JP15760885U JP15760885U JPH0352668Y2 JP H0352668 Y2 JPH0352668 Y2 JP H0352668Y2 JP 15760885 U JP15760885 U JP 15760885U JP 15760885 U JP15760885 U JP 15760885U JP H0352668 Y2 JPH0352668 Y2 JP H0352668Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
annular groove
groove
string
packaging case
forceps
Prior art date
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JP15760885U
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JPS6265980U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は包装ケースに係り、特に樹脂プレート
を射出形成して被包装材の収納溝を形成した包装
ケースに関する。
〔考案の背景〕
復元性を備えた弾性紐状部を有する被包装材、
例えば、内視鏡用の鉗子器具製品は鉗子操作部
と、密巻コイルスプリングで形成された紐状の弾
性挿入部と、挿入部先端の鉗子部とから構成され
るが、このような製品の包装ケースには射出成形
による収納溝を有する樹脂箱が用いられる。この
樹脂箱の収納溝は環状に形成され、鉗子器具の紐
状の挿入部は溝に巻回されて収納される。
ところで、このような環状収納溝は射出成形に
よつて形成されるので溝の断面は成形型の型抜き
の関係上V字又はU字形状に形成される。又、鉗
子器具の紐状部は密巻コイルスプリングで形成さ
れているため復元習癖性がある。このため、紐状
部を環状溝に巻回する時に紐状部が溝から飛び出
す不具合がある。
〔考案の目的〕
本考案はこのような事情に鑑みて成されたもの
で復元性を備えた弾性紐状部を有する被包装材を
収納溝に容易に収納できる包装ケースを提案する
ことを目的としている。
〔考案の概要〕
本考案は前記目的を達成する為に、復元性を有
する弾性紐状体を収納する包装ケースに於いて、
前記紐状体を巻回収納する断面略V字状の環状溝
が形成され、所定間隔で前記環状溝の開口部を覆
う阻止片を環状溝の上縁から形成したことを特徴
とする。
〔実施例〕
以下添付図面に従つて本考案に係る包装ケース
の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本考案に係る包装ケースの斜視図であ
る。第1図に示すように包装ケースは収納箱10
と、内蓋12と、外蓋14とから構成される。収
納箱10は矩形状の透明樹脂プレートから成り、
箱10には種々の収納溝が射出成形によつて形成
されている。収納箱10の中央には注射筒16を
収納する矩形状溝18が形成され、矩形状溝18
内には注射筒16を保持する複数の突起部17、
…が形成されている。矩形状溝18の外側には内
視鏡用鉗子20の操作部20Aを収納する長形状
溝22,22が形成されている。更に矩形状溝1
8及び長形状溝22,22の周囲には長形状溝2
2に接続された環状溝24が形成され、環状溝2
4には鉗子20の紐状部20Bが巻回収納され
る。紐状部20Bは密巻コイルスプリングで形成
され、復元性がある。又、環状溝24の断面は射
出成形されてV字又はU字形状に形成されるた
め、復元性を有する鉗子20のスプリング紐状部
20Bは環状溝24から飛び出し易い状態にあ
る。収納箱10の四隅には射出成形による脚26
…が形成され、荷台等に安全に積載できるように
なつている。
矩形状の収納箱10の3方の端辺部28,2
8,28は略180゜折曲げ形成され、これ等の端辺
部28…と収納箱10の上面10Aとの間には外
蓋14が矢印Aの方向からスライド挿入され、端
辺部28…は外蓋14のホルダの役割を果たして
いる。各折曲端辺部8の中央には阻止片30が突
出形成され、阻止片30は環状溝24の開口部の
一部を上方から覆つている。また、折曲げ形成し
ない端辺10Bの中央には阻止片32が折曲げ形
成され、この阻止片32も環状溝24の開口部の
一部を上方から覆つている。
包装ケースの内蓋12は収納箱10に上方から
被せられる。内蓋12には鉗子20を収納する長
形状溝22及び環状溝24と対向して複数の突条
部34が下方に向けて形成され、被せた時に突条
部34は各溝22,24に嵌合し、それら各溝2
2,24内からスプリング紐状部20Bが運搬時
等に於いて包装ケース内でずれないように保持し
ている。又、内蓋12を被せた後矩形状の外蓋1
4は前述に示したように収納箱10の側面から矢
印Aの方向にスライドされて収納箱10に被せら
れる。
尚、内蓋12と外蓋14との隙間には被包装材
の取扱説明書や名称等の札が差し込まれる。
前記の如く構成された実施例によれば、包装ケ
ースの収納箱10の各溝には注射筒16及び内視
鏡用鉗子20が収納され、鉗子20のスプリング
紐状部20Bは環状溝24に巻回収納される。巻
回収納に際して、スプリング紐状部20Bの一部
は復元性により環状溝24から外れようとする
が、スプリング紐状部20Bは環状溝24の開口
部を環状溝24の上縁から所定間隔で覆つている
各端辺部28の阻止片30と端辺10Bの阻止片
32とによつて飛出しが阻止される。これによ
り、包装作業上の巻回収納作業が容易にできる。
前記実施例において収納箱10の溝を射出成形
によつて形成したが、ブリスター加工によつて収
納溝を形成してもよい。
前記実施例に於いては鉗子等のスプリング部に
適用したが、これに限るものではなく、復元性の
ある弾性紐状部を有する被包装材であれば何でも
良く、例えば、塩ビ等の樹脂チューブから成るカ
テーテル類に適用してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る包装ケースに
よれば、被包装材の復元性を有する弾性紐状部を
巻回収納する環状溝の開口部を、所定間隔で環状
溝の上縁に形成された阻止片で覆うようにしたの
で、被包装材を包装ケースに容易に収納すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る包装ケースの分解斜視図
である。 10……収納箱、24……環状溝、20……内
視鏡用鉗子、20B……鉗子の長形スプリング紐
状部、28……折曲げ端辺部、30,32……阻
止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 復元性を有する弾性紐状体を収納する包装ケー
    スに於いて、前記紐状体を巻回収納する断面略V
    字状の環状溝が形成され、所定間隔で前記環状溝
    の開口部を覆う阻止片を環状溝の上縁から形成し
    たことを特徴とした包装ケース。
JP15760885U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH0352668Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15760885U JPH0352668Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15760885U JPH0352668Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6265980U JPS6265980U (ja) 1987-04-24
JPH0352668Y2 true JPH0352668Y2 (ja) 1991-11-15

Family

ID=31080313

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15760885U Expired JPH0352668Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JP (1) JPH0352668Y2 (ja)

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JPS6265980U (ja) 1987-04-24

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