JP4170956B2 - 医療器具収納容器用係止具 - Google Patents

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Description

本発明は、医療器具収納容器に関し、特に手術等医療処置具としてのカテーテルを含むセット収納容器用の係止具に関するものである。
医療現場において一定の医療処置を行うに際し、処置に必要とされる器具、薬剤、処置材料等(以下、処置具等と記す)が予め準備され、殺菌処理を行った上、処置を行う医師又は技術者の取り扱いが可能な状態に、処置用トレイ等に配置される必要があり、特殊な処置の場合には種々の器具と薬剤の組み合わせが必要であったり、さらに緊急事態の発生に対応するために、付加的な量の処置具等も準備される必要があるなど、これらを準備する看護士や技術者にとって、多大な時間と労力を要する作業であった。近時、一定の医療処置に対応する処置具等を予め収納してセットとした製品が開発、供給されており、例えば樹脂成型によるトレー状容器や紙製容器などに必要となる処置具等を収納し、樹脂フィルム製袋で外包したセットパック等も提案されている。
一方、外科手術等の処置で用いられるカテーテルや該カテーテルに挿入されるガイドワイヤー等は、気管、消化管、血管、尿管、その他の体腔や各種臓器、生体組織へ挿入されるもので、概ね弾性を有する長尺な器具であり、生体組織への損傷を低減し、生体組織内で留置する際の粘膜炎症等を抑制するため、器具の表面に湿潤により潤滑性を発現する物質例えば親水性ポリマー等を付与し、処置前に器具を生理等張液などの湿潤状態に置いて潤滑性を発現させる医療器具である。従前、通常搬送では個別に包装され、処置前に開封して取り出され、ステンレスパン等の皿状容器に投入して、前記生理等張液などの湿潤状態に置くための操作すなわち浸漬操作を看護士や技術者の手作業によって行っていた。ところがカテーテルやガイドワイヤーは長尺で、そのままでは長大な容器を必要とするため、通常撓曲状態(巻き回した状態)で皿状容器に投入されることになるが、弾性を有しているために跳ね上がり、容器外に飛び出す惧れがあったり、浸漬状態が維持されない部分が生じる惧れがあった。このため看護士や技術者は浸漬操作の完了まで手作業でカテーテル等の飛び出しを抑止するという操作を余儀なくさせられ、他の作業が出来ない等タイムロスが発生していた。
カテーテル等の浸漬操作に関しては、カテーテルと流動性の物質を封入した容器(袋)を同封したブリスタータイプの包装体(例えば、特許文献1参照)が提案されており、この包装体は、袋を開封して液体をブリスター包装内に導き、収納されたカテーテルをブリスタータイプの包装に設けたリブで飛び出しを防ぎつつ湿潤状態を維持するものであるが、単位毎の包装に係るものであって、医療処置の前に複数の器具を処置する場合、複数の開封と湿潤のための操作が必要となり、かえって煩雑な作業となる欠点があった。
特開2002−068309号公報
同様に、カテーテル等の収納皿として、カテーテルを撓曲状態で収納できる大きさで、外周壁の一部を収納カテーテルの上方への跳ね上がりを阻止する庇状とした抑え壁に形成すると共に、一部を他の壁面より外周側に傾斜若しくは後退した取出壁としてなることを特徴とするもの(例えば、特許文献2参照)が提案されており、長尺で且つ弾性を備えたカテーテルやガイドワイヤー等を、その跳ね上がりを防止し且つ取り出しを容易にした収納皿である。この収納皿は底面中央部分に設けた仕切突部による小物器具の収納スペースを持つものであるが、基本的に載置して使用されるカテーテル等の収納皿であって、前述した処置具等の収納セットとして、多種の処置具を収納して搬送することには適しておらず、外周壁強度が低く、特に矩形形状容器の四隅にスリット部分を形成した実施例に関しては、搬送に適していないという欠点があった。
特開2004−089618号公報
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになしたものであって、トレー形状の収納容器内に、長尺で弾性を有する医療器具を固定して収納することができ、また収納容器の中央部に、多種多様な医療用処置具を収納するのに障害とならない医療器具収納容器用係止具を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、底壁と該底壁を一体に囲繞する周壁からなり天面が開放された医療器具収納容器の内側に装着される係止具であって、前記医療器具収納容器の底壁に沿って横断する支持帯と、該支持帯の両端に一体に連設され長尺で弾性を備えた可撓性医療器具が巻き回され収納される位置の上方で内向きに突出する係止突起部を設けた周壁当接帯とからなり、該周壁当接帯の両端縁部を前記医療器具収納容器の周壁上端縁への掛け止め部とした第一係止具と、該第一係止具の支持帯の略中央部を跨いで交差し且つ前記医療器具収納容器の底壁に沿って横断する支持帯と、該支持帯の両端に一体に連設され長尺で弾性を備えた可撓性医療器具が巻き回され収納される位置の上方で内向きに突出する係止突起部を設けた周壁当接帯とからなり、該周壁当接帯の両端縁部を前記医療器具収納容器の周壁上端縁への掛け止め部とした第二係止具とで構成されることを特徴とする医療器具収納容器用係止具である。
請求項2の発明は、前記係止突起部が略水平の係止部と該係止部先端から周壁当接帯上端近傍へ傾斜した傾斜部からなることを特徴とする請求項1記載の医療器具収納容器用係止具である。
請求項3の発明は、前記第一係止具の支持帯に跨って交差する第二係止具の支持帯の中央部を、第一係止具の支持帯の幅よりやや大きく且つ第一係止具の支持帯の厚みに略等しい上向きのコ字状に屈曲形成したことを特徴とする請求項1または2のいずれか記載の医療器具収納容器用係止具である。
請求項4の発明は、前記第一係止具および第二係止具のいずれか一方の支持帯略中央部に嵌入孔を穿設すると共に、他方の支持帯略中央部に嵌合突起を突設し、該嵌合突起を前記嵌入孔に嵌合してそれぞれの係止具を廻動自在に嵌着したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の医療器具収納容器用係止具である。
請求項5の発明は、前記第二係止具の係止部における外側端間の長さが、第一係止具の係止突起部先端間の長さより小さいことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の医療器具収納容器用係止具である。
本発明の医療器具収納容器用係止具は、簡単な操作で医療器具収納容器内に固定され、カテーテル等の長尺で弾性を有する処置具を巻き回して収納した状態で係止できる係止部分を形成すると共に、前記係止部分がカテーテル等の弾性による跳ね上がりや飛び出し等を抑止して安定的に維持するため、従来看護士や技術者が行っていた処置前の準備作業のうち、湿潤性付与の為の浸漬操作におけるカテーテル等の抑止の手作業を省くことが出来、前記準備作業の効率化を図ることが出来る。また、ひとつの容器内で複数の処置具の浸漬操作が可能であるため、従来技術に見られるような個別容器の操作(開封並びに湿潤性付与の操作)を複数回行うような必要がなく、カテーテル等の個別包装の簡素化も可能で、経済性に優れているばかりでなく、廃棄物の減少を図ることが出来る。さらに、医療処置具収納容器自体には特殊な形態や加工を必要としないので、例えばカテーテル等を使用しない処置の収納容器との共通化が可能であり、収納容器製造の合理化が図れるという効果がある。
係止突起部を構成する略水平の係止部先端から周壁当接帯上端近傍へ傾斜する傾斜部がある形態のものでは、カテーテル等の長尺で弾性を有する処置具を収納する際、係止部への収納がスムーズに行え、かつ収納されたカテーテル等の長尺で弾性を有する処置具は、処置具自身の持つ弾性により、収納容器の周壁に押し付けられ、略水平の係止部によって容器上部方向への動きを抑止され、安定的に収納容器下部に収納される。
第一係止具の支持帯に跨って交差する第二係止具の支持帯の中央部が、第一係止具の支持帯の幅よりやや大きく且つ厚みに略等しい上向きのコ字状に屈曲形成されている形態のものでは、上向きコ字状部分に交差する第一係止具の支持帯が嵌まり込むことによって、第二係止具の支持帯の交差部両端近傍を含む裏面が浮き上がることなく、収納容器の底面に当接することができ、無駄な空間を生じること無く、処置具等の収納が行える。
さらに、第二係止具の係止部における外側端間の長さが、第一係止具の係止突起部先端間の長さより小さい形態のものでは、直交する支持帯同士が略中央部で廻動自在に嵌着された係止具が、不使用時には、支持帯を含む係止具の幅寸法に折り畳んで、収納容器内に納めることができ、使用の際には支持帯が直交する形態に簡単に組み立てることが可能であり、しかも、予め組み立てられ収納容器内に装着されている場合でも、収納容器内の底壁および周壁に沿って装着されているので無駄な空間を生じることが無く、他の処置具等の収納に支障を生じない。
上記本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。図1(a)は本発明にかかる医療器具収納容器用係止具の実施例における医療器具収納容器の説明用斜視図。図1(b)は同じく本発明にかかる医療器具収納容器用係止具の実施例における第一係止具の説明用斜視図。図1(c)は同じく本発明にかかる医療器具収納容器用係止具の実施例における第二係止具の説明用斜視図。図2(a)は同じく実施例の第一係止具と第二係止具とが嵌着し交差した状態を示す斜視図。図2(b)は同じく実施例の第一係止具と第二係止具とが廻動し重合された状態を示す斜視図。図2(c)は同じく実施例の図2(b)におけるX−X線断面図。図3は同じく実施例の係止具装着完了状態を示す斜視図。図4は図3における説明用Y−Y線端面図である。
図1(a)は本発明にかかる医療器具収納容器用係止具の実施例における医療器具収納容器の説明用斜視図で、医療器具収納容器Aは、特に限定はされないが、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂シートを真空成型等の成型手段によって形成され、略矩形の底壁1と、該底壁1を一体に囲繞する周壁2と、該周壁上端に周鍔部3を形成した所謂トレー状容器であって、一定の医療処置を行う為の処置具等を予めセットして収納すると共に、処置前の処置具等の殺菌処理やカテーテル等への湿潤性付与の浸漬操作を行う容器としても使用されるものである。尚、本実施例においては略矩形の底壁を有するトレー状容器を示したが、これに限定されるものでは無く、円形、楕円形その他の形状の底壁を有するトレー状容器が使用される。
図1(b)は同じく実施例における第一係止具の説明用斜視図。図1(c)は同じく実施例における第二係止具の説明用斜視図で、第一係止具Bおよび第二係止具Cは、特に限定はされないが、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を射出成型等の成型手段によって形成され、このうち図1(b)に示す第一係止具Bは、前記医療器具収納容器Aの底壁1に沿って長手方向を横断する支持帯4と、該支持帯4の両端に一体に連設される周壁当接帯5と、該周壁当接帯5の両端縁部延長上に掛け止め部6とさらに鉤状係合部7を連設すると共に、前記周壁当接帯5の所定位置すなわち長尺で弾性を備えた可撓性医療器具が巻き回され収納される位置に略水平の係止部9と該係止部9の先端から周壁当接帯5の上端近傍へ傾斜した傾斜部10からなる係止突起部8が屈曲形成され、さらに前記支持帯4の略中央部に嵌合突起12を突設してなるものである。尚、本実施例において前記嵌合突起12は中央を凹溝で分割した形状として、後述する嵌入操作を容易にしているが、これに限定されるものではない。
図1(c)に示す第二係止具Cは、前記医療器具収納容器Aの底壁1に沿って短手方向を横断すると共に前記第一係止具Bの支持帯4の略中央部を跨いで交差する部分を上向きのコ字状に屈曲形成した支持帯4´と、該支持帯4´の両端に一体に連設される周壁当接帯5´と、該周壁当接帯5´の両端縁部延長上に掛け止め部6´とさらに鉤状係合部7´を連設すると共に、前記周壁当接帯5´の所定位置すなわち長尺で弾性を備えた可撓性医療器具が巻き回され収納される位置に略水平の係止部9´と該係止部9´の先端から周壁当接帯5´の上端近傍へ傾斜した傾斜部10´からなる係止突起部8´が屈曲形成され、さらに前記支持帯4´の略中央部に嵌入孔11を穿設してなるものである。尚、本実施例において前記嵌入孔11の外側に環状部を立設して、嵌入され突出する前記嵌合突起12を保護すると共に、収納される処置具等も保護するものであるが、これに限定されるものではない。また前記支持帯4´の略中央部に屈曲形成した上向きコ字状部の幅W2および厚みD2は、前記第一係止具Bの支持帯4の幅W1よりやや大きく且つ同じく支持帯4の厚みD1に略等しいものとされている。
図2(a)は同じく本発明の実施例の第一係止具と第二係止具との嵌着し交差した状態を示す斜視図で、本発明の医療器具収納容器用係止具の組み立てにあたっては、前記第一係止具Bの支持帯4の略中央部に突設された嵌合突起12を、前記第二係止具Cの支持帯4´の略中央部に穿設された嵌入孔11に嵌入して廻動自在に嵌着されると共に、第一係止具Bの支持帯4が第二係止具Cの支持帯4´の略中央部に屈曲形成された上向きコ字状部分に嵌まり込んで、第一係止具Bの支持帯4と第二係止具Cの支持帯4´が略直交した交差状態となり、かつ第二係止具Cの支持帯4´の交差部両端近傍を含む裏面が浮き上がることなく医療器具収納容器Aの底壁1に当接する。
図2(b)は同じく本発明の実施例の第一係止具と第二係止具とが廻動し重合された状態を示す斜視図。図2(c)は同じく本発明の実施例の図2(b)におけるX−X線断面図であって、図2(c)に示すように、第二係止具Cの係止部9´における外側端間の長さL1が、第一係止具Bの係止突起部8先端間の長さL2より小さいので、第一係止具Bおよび第二係止具Cのそれぞれの支持帯4および4´の略中央部の嵌着部分を中心として廻動することにより、図2(b)に示すように、前記それぞれの支持帯4および4´が幅方向に重合して折り畳むことが可能となり、不使用状態においての占有スペースを抑えることができる。
図3は同じく本発明の実施例の係止具装着完了状態ならびに長尺で弾性を備えた可撓性医療器具が巻き回され収納された状態を示す斜視図。図4は同じく本発明の実施例の図3における説明用Y−Y線断面図で、図2(a)のように組み立てられた医療器具収納容器用係止具が医療器具収納容器Aに収納され、周壁2の各辺略中央部に第一係止具Bおよび第二係止具Cのそれぞれの掛け止め部6、6、6´、6´が掛け止められると共に、図4に示すように、それぞれの掛け止め部6、6、6´、6´の延長上に設けられた鉤状係合部7、7、7´、7´が周鍔部3の端縁に係合されて装着が完了して、図3に示すように医療器具収納容器A内において、第一係止具Bおよび第二係止具Cの支持帯4および4´が底壁1にそれぞれ当接し、周壁当接帯5、5、5´、5´がそれぞれ周壁2に当接すると共に、略水平の係止部9、9、9´、9´と傾斜部10、10、10´、10´からなる係止突起部8、8、8´、8´が前記周壁当接帯5、5、5´、5´から前記医療器具収納容器A内に突出した状態となる。
カテーテル等の長尺で弾性を備えた可撓性医療器具Pに対する湿潤性付与の為の浸漬操作にあたって、前記長尺で弾性を備えた可撓性医療器具Pは巻き回されて、医療器具収納容器A内に挿入され、図3に示すように略水平の係止部9、9、9´、9´に下部に係止される。前記可撓性医療器具Pの医療器具収納容器A内への収納に際しては、第一係止具Bおよび第二係止具Cのそれぞれの掛け止め部6、6、6´、6´上端近傍からの傾斜部10、10、10´、10´にガイドされてスムーズな挿入ができ、かつ可撓性医療器具Pの弾性によって前記略水平の係止部9、9、9´、9´の下部に安定的に係止され、可撓性医療器具Pの跳ね上がりや医療器具収納容器Aの外側への飛び出しを抑止でき、湿潤性付与の為の浸漬操作における可撓性医療器具Pの抑止の手作業を省くことができる。
(a)本発明にかかる医療器具収納容器用係止具の実施例における医療器具収納容器の説明用斜視図。 (b)同じく実施例における第一係止具の説明用斜視図。 (c)同じく実施例における第二係止具の説明用斜視図。 (a)同じく実施例の第一係止具と第二係止具との嵌着し交差した状態を示す斜視図。 (b)同じく実施例の第一係止具と第二係止具とが廻動し重合された状態を示す斜視図。 (c)同じく実施例の図2(b)におけるX−X線端面図。 同じく実施例の係止具装着完了状態ならびに長尺で弾性を備えた可撓性医療器具が巻き回され収納された状態を示す斜視図。 同じく実施例の図3における説明用Y−Y線端面図。
符号の説明
A 医療器具収納容器
B 第一係止具
C 第二係止具
P 可撓性医療器具
1 底壁
2 周壁
3 周鍔部
4、4´ 支持帯
5、5´ 周壁当接帯
6、6´ 掛け止め部
7、7´ 鉤状係合部
8、8´ 係止突起部
9、9´ 係止部
10、10´ 傾斜部
11 嵌入孔
12 嵌合突起
L1 第二係止具の係止部における外側端間の長さ
L2 第一係止具の係止突起部先端間の長さ
W1 第一係止具の支持帯の幅
W2 第二係止具の支持帯の上向きコ字状部の幅
D1 支持帯の厚み
D2 第二係止具の支持帯の上向きコ字状部の厚み

Claims (5)

  1. 底壁と該底壁を一体に囲繞する周壁からなり天面が開放された医療器具収納容器の内側に装着される係止具であって、前記医療器具収納容器の底壁に沿って横断する支持帯と、該支持帯の両端に一体に連設され長尺で弾性を備えた可撓性医療器具が巻き回され収納される位置の上方で内向きに突出する係止突起部を設けた周壁当接帯とからなり、該周壁当接帯の両端縁部を前記医療器具収納容器の周壁上端縁への掛け止め部とした第一係止具と、該第一係止具の支持帯の略中央部を跨いで交差し且つ前記医療器具収納容器の底壁に沿って横断する支持帯と、該支持帯の両端に一体に連設され長尺で弾性を備えた可撓性医療器具が巻き回され収納される位置の上方で内向きに突出する係止突起部を設けた周壁当接帯とからなり、該周壁当接帯の両端縁部を前記医療器具収納容器の周壁上端縁への掛け止め部とした第二係止具とで構成されることを特徴とする医療器具収納容器用係止具。
  2. 前記係止突起部が略水平の係止部と該係止部先端から周壁当接帯上端近傍へ傾斜した傾斜部からなることを特徴とする請求項1記載の医療器具収納容器用係止具。
  3. 前記第一係止具の支持帯に跨って交差する第二係止具の支持帯の中央部を、第一係止具の支持帯の幅よりやや大きく且つ第一係止具の支持帯の厚みに略等しい上向きのコ字状に屈曲形成したことを特徴とする請求項1または2のいずれか記載の医療器具収納容器用係止具。
  4. 前記第一係止具および第二係止具のいずれか一方の支持帯略中央部に嵌入孔を穿設すると共に、他方の支持帯略中央部に嵌合突起を突設し、該嵌合突起を前記嵌入孔に嵌合してそれぞれの係止具を廻動自在に嵌着したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の医療器具収納容器用係止具。
  5. 前記第二係止具の係止部における外側端間の長さが、第一係止具の係止突起部先端間の長さより小さいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の医療器具収納容器用係止具。

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