JPH0352651Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352651Y2 JPH0352651Y2 JP1983169132U JP16913283U JPH0352651Y2 JP H0352651 Y2 JPH0352651 Y2 JP H0352651Y2 JP 1983169132 U JP1983169132 U JP 1983169132U JP 16913283 U JP16913283 U JP 16913283U JP H0352651 Y2 JPH0352651 Y2 JP H0352651Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- injection
- outer periphery
- diameter
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 31
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 31
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 13
- 239000002991 molded plastic Substances 0.000 claims 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
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- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプラスチツク製インジエクシヨン容器
に関する。
に関する。
インジエクシヨン容器は、従来から、直径50
mm、長さ250mmに対し、肉圧1mm程度の比較的に
肉厚の薄い同一内径、同一外径の細長い容器筒体
からなり、筒体内部に密封状態で収納したシリコ
ン等の空気に触れると硬化する内容物を、容器筒
体の後部開口にピストン式に嵌合した中蓋で押圧
して、容器筒体の先端部に絞り板部を介して設け
た小径のインジエクシヨン口部から吐出させるも
のである。
mm、長さ250mmに対し、肉圧1mm程度の比較的に
肉厚の薄い同一内径、同一外径の細長い容器筒体
からなり、筒体内部に密封状態で収納したシリコ
ン等の空気に触れると硬化する内容物を、容器筒
体の後部開口にピストン式に嵌合した中蓋で押圧
して、容器筒体の先端部に絞り板部を介して設け
た小径のインジエクシヨン口部から吐出させるも
のである。
従来、この種のインジエクシヨン容器は、プラ
スチツク製のパイプを切断して、内径が一定して
いる部分を選別して容器筒体とし、これに別体に
成形した絞り板部とインジエクシヨン口部を接合
して制作したため、制作に時間と労力が掛る問題
があるのみならず、製品にばらつきが多くて中蓋
が円滑に移動しない問題があつた。
スチツク製のパイプを切断して、内径が一定して
いる部分を選別して容器筒体とし、これに別体に
成形した絞り板部とインジエクシヨン口部を接合
して制作したため、制作に時間と労力が掛る問題
があるのみならず、製品にばらつきが多くて中蓋
が円滑に移動しない問題があつた。
また、インジエクシヨン容器をプラスチツクで
一体成形する場合、通常の容器のように、中空成
形加工しようとすると、内径の寸法が一定せず、
且つ、肉厚に偏りが生じ、精度的に成形が困難な
問題があつた。
一体成形する場合、通常の容器のように、中空成
形加工しようとすると、内径の寸法が一定せず、
且つ、肉厚に偏りが生じ、精度的に成形が困難な
問題があつた。
また、射出成形加工では、中子と外型枠との間
に溶融プラスチツクを射出し、固化後に中子を抜
き取るのであるが、この場合、溶融プラスチツク
は、例えば、ポリエチレンで約2%程度固化時に
収縮するように、固化時に収縮して中子に密着す
る性質を有するから、本考案に係るインジエクシ
ヨン容器のように、同一内径及び同一外径で細長
くて肉厚の薄い容器筒体の一端部に絞り板部を介
して小径のインジエクシヨン口部を設けたもの
を、外型枠でインジエクシヨン口部をその外周ネ
ジ部で支持して、容器筒体が密着した中子を抜き
取ろうとすると、支持力が働かない絞り板部に引
張力が集中して、インジエクシヨン口部が取れて
しまつたり、筒部に割れや変形が生じたりして満
足なプラスチツク製インジエクシヨン容器が得ら
れない問題があつた。
に溶融プラスチツクを射出し、固化後に中子を抜
き取るのであるが、この場合、溶融プラスチツク
は、例えば、ポリエチレンで約2%程度固化時に
収縮するように、固化時に収縮して中子に密着す
る性質を有するから、本考案に係るインジエクシ
ヨン容器のように、同一内径及び同一外径で細長
くて肉厚の薄い容器筒体の一端部に絞り板部を介
して小径のインジエクシヨン口部を設けたもの
を、外型枠でインジエクシヨン口部をその外周ネ
ジ部で支持して、容器筒体が密着した中子を抜き
取ろうとすると、支持力が働かない絞り板部に引
張力が集中して、インジエクシヨン口部が取れて
しまつたり、筒部に割れや変形が生じたりして満
足なプラスチツク製インジエクシヨン容器が得ら
れない問題があつた。
特開昭53−8248号公報には、マスカラやアイカ
ラー等の細長筒状容器を、容器筒体の肉厚を厚く
して筒部の割れや変形を防止すると共に、容器筒
体の外周にフランジを突設することによつて、射
出成形加工時に、外型枠で容器筒体の外周を支持
し、抜き勾配のない中子を抜き取る手段が示され
ているが、肉厚を厚くすることによりそれだけ容
量に対して容器全体の重さと容積、及び材料費が
増大する問題があるのみならず、容器外周に突出
して邪魔なフランジを除去するのに多大な労力を
要し、一体成形加工の利点が失われる問題があつ
た。
ラー等の細長筒状容器を、容器筒体の肉厚を厚く
して筒部の割れや変形を防止すると共に、容器筒
体の外周にフランジを突設することによつて、射
出成形加工時に、外型枠で容器筒体の外周を支持
し、抜き勾配のない中子を抜き取る手段が示され
ているが、肉厚を厚くすることによりそれだけ容
量に対して容器全体の重さと容積、及び材料費が
増大する問題があるのみならず、容器外周に突出
して邪魔なフランジを除去するのに多大な労力を
要し、一体成形加工の利点が失われる問題があつ
た。
そこで、本考案は、同一内径及び同一外径の容
器筒体の一端部に小径のインジエクシヨン口部を
設けたプラスチツク製インジエクシヨン容器にお
いて、前記インジエクシヨン口部の外周にネジ部
を設けると共に、該インジエクシヨン口部側の前
記容器筒体の外周に把持用凹部を設けて、インジ
エクシヨン口部の外周ネジ部と共に容器筒体の外
周に設けた把持用凹部を把持することによつて、
容器筒体から中子を容易に抜き取り、簡単且つ確
実に一体射で成形加工し得るプラスチツク製イン
ジエクシヨン容器を提供しようとするものであ
る。
器筒体の一端部に小径のインジエクシヨン口部を
設けたプラスチツク製インジエクシヨン容器にお
いて、前記インジエクシヨン口部の外周にネジ部
を設けると共に、該インジエクシヨン口部側の前
記容器筒体の外周に把持用凹部を設けて、インジ
エクシヨン口部の外周ネジ部と共に容器筒体の外
周に設けた把持用凹部を把持することによつて、
容器筒体から中子を容易に抜き取り、簡単且つ確
実に一体射で成形加工し得るプラスチツク製イン
ジエクシヨン容器を提供しようとするものであ
る。
以下図示する実施例により、本考案を詳細に説
明すると、1は容器筒体で、同一内径及び同一外
径で肉厚の比較的薄いパイプ状をなしている。2
はその一端部に一体に設けた絞り板部で、その中
央にインジエクシヨン口部3が一体に設けてあ
る。インジエクシヨン口部3の外周にはキヤツプ
取付用のネジ部4が成形してある。5は、本考案
に係る把持用凹部で、容器筒体1のインジエクシ
ヨン口部3側の端部付近の外周に二条に設けてあ
る。従って、この二条の把持用凹部5の中間と容
器筒体端とは、容器筒体1と同一外径の把持用凸
部6を形成することとなる。また、容器筒体1の
他端部は押圧用の中蓋を嵌着するために開放して
いる。
明すると、1は容器筒体で、同一内径及び同一外
径で肉厚の比較的薄いパイプ状をなしている。2
はその一端部に一体に設けた絞り板部で、その中
央にインジエクシヨン口部3が一体に設けてあ
る。インジエクシヨン口部3の外周にはキヤツプ
取付用のネジ部4が成形してある。5は、本考案
に係る把持用凹部で、容器筒体1のインジエクシ
ヨン口部3側の端部付近の外周に二条に設けてあ
る。従って、この二条の把持用凹部5の中間と容
器筒体端とは、容器筒体1と同一外径の把持用凸
部6を形成することとなる。また、容器筒体1の
他端部は押圧用の中蓋を嵌着するために開放して
いる。
尚、把持用凹部5は一条でも良いと共に、容器
筒体の外周を一周連続することなく、例えば、中
心が120°間隔となる三個所に間欠的に設けても、
本考案の把持用凹部に属することは勿論である。
筒体の外周を一周連続することなく、例えば、中
心が120°間隔となる三個所に間欠的に設けても、
本考案の把持用凹部に属することは勿論である。
上記の構成からなる実施例において、プラスチ
ツク加工時に、外型枠と抜き勾配のない中子との
間に射出され溶融プラスチツクが固化して成形さ
れた本考案容器は、その外周を外型枠によつて、
インジエクシヨン口部3のネジ部4と、容器筒体
1の把持用凹部5によつて支持されるから、容器
筒体1内から中子を抜き取るとき絞り板部には引
張力が加わらず、中子を、第1図上、右方に円滑
且つ簡単に引き抜くことができ、そのとき、イン
ジエクシヨン口部3が取れたり、筒部に割れや変
形を生じることはない。従って、本考案インジエ
クシヨン容器によれば、図上、右端から容器筒体
1内に中蓋を挿入して押圧すればインジエクシヨ
ン口部3からシリコン等の内容物を円滑に注出す
ることができることとなる。
ツク加工時に、外型枠と抜き勾配のない中子との
間に射出され溶融プラスチツクが固化して成形さ
れた本考案容器は、その外周を外型枠によつて、
インジエクシヨン口部3のネジ部4と、容器筒体
1の把持用凹部5によつて支持されるから、容器
筒体1内から中子を抜き取るとき絞り板部には引
張力が加わらず、中子を、第1図上、右方に円滑
且つ簡単に引き抜くことができ、そのとき、イン
ジエクシヨン口部3が取れたり、筒部に割れや変
形を生じることはない。従って、本考案インジエ
クシヨン容器によれば、図上、右端から容器筒体
1内に中蓋を挿入して押圧すればインジエクシヨ
ン口部3からシリコン等の内容物を円滑に注出す
ることができることとなる。
以上の通り、本考案に係るプラスチツク製イン
ジエクシヨン容器によれば、同一内径及び同一外
径の容器筒体の一端部に絞り板部を介して小径の
インジエクシヨン口部を設けた比較的肉薄のプラ
スチツク製インジエクシヨン容器において、前記
インジエクシヨン口部の外周にネジ部を設けると
共に、該インジエクシヨン口部側の前記容器筒体
の外周に把持用凹部を設けた構成を有するから、
特に容器筒体1の外周に突出することなく、逆に
筒体の肉厚を薄くする把持用凹部5を設けること
によつて、成形加工時に、容器筒体を筒体長手方
向に沿つた引張力に抗して確実に支持し、中子を
抜き取ることができるから、従来のように、絞り
板部に引張力が集中して加わらないので、インジ
エクシヨン口部が取れたり、筒部に割れや変形が
生じることがなく、同一内径及び同一外径の容器
筒体を有するプラスチツク製インジエクシヨン容
器を一体射出成形加工することができる効果があ
り、また、把持用凹部は容器筒体から突出しない
から、取り扱い上の邪魔にならないのみならず、
意匠としての美観と商標としての識別力を与える
効果があり、実用上、益するところ多大なものが
ある。
ジエクシヨン容器によれば、同一内径及び同一外
径の容器筒体の一端部に絞り板部を介して小径の
インジエクシヨン口部を設けた比較的肉薄のプラ
スチツク製インジエクシヨン容器において、前記
インジエクシヨン口部の外周にネジ部を設けると
共に、該インジエクシヨン口部側の前記容器筒体
の外周に把持用凹部を設けた構成を有するから、
特に容器筒体1の外周に突出することなく、逆に
筒体の肉厚を薄くする把持用凹部5を設けること
によつて、成形加工時に、容器筒体を筒体長手方
向に沿つた引張力に抗して確実に支持し、中子を
抜き取ることができるから、従来のように、絞り
板部に引張力が集中して加わらないので、インジ
エクシヨン口部が取れたり、筒部に割れや変形が
生じることがなく、同一内径及び同一外径の容器
筒体を有するプラスチツク製インジエクシヨン容
器を一体射出成形加工することができる効果があ
り、また、把持用凹部は容器筒体から突出しない
から、取り扱い上の邪魔にならないのみならず、
意匠としての美観と商標としての識別力を与える
効果があり、実用上、益するところ多大なものが
ある。
第1図は本考案容器の一実施例を一部縦断して
示す正面図、第2図はその左側面図であり、第3
図はその右側面図である。 1:容器筒体、2:絞り板部、3:インジエク
シヨン口部、4:ネジ部、5:把持用凹部。
示す正面図、第2図はその左側面図であり、第3
図はその右側面図である。 1:容器筒体、2:絞り板部、3:インジエク
シヨン口部、4:ネジ部、5:把持用凹部。
Claims (1)
- 同一内径及び同一外径の容器筒体の一端部に絞
り板部を介して小径のインジエクシヨン口部を設
けた比較的肉薄のプラスチツク製インジエクシヨ
ン容器において、前記インジエクシヨン口部の外
周にネジ部を設けると共に、該インジエクシヨン
口部側の前記容器筒体の外周に把持用凹部を設け
てなる射出成形加工されたプラスチツク製インジ
エクシヨン容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16913283U JPS6076614U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | プラスチツク製インジエクシヨン容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16913283U JPS6076614U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | プラスチツク製インジエクシヨン容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6076614U JPS6076614U (ja) | 1985-05-29 |
JPH0352651Y2 true JPH0352651Y2 (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=30369572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16913283U Granted JPS6076614U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | プラスチツク製インジエクシヨン容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6076614U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03150140A (ja) * | 1990-09-18 | 1991-06-26 | Yoshimasa Tawara | プラスチック製インジェクション容器の製法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS538243A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-25 | Watanabe Hideo | Internal unit pattern of fully rotating unit pattern for sewing machine |
JPS538248A (en) * | 1976-07-08 | 1978-01-25 | Yoshida Kogyo Kk | Method of making slender cylindrical container for mascara* eye color* etc* |
JPS5310908A (en) * | 1976-07-16 | 1978-01-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Digital exchange system |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16913283U patent/JPS6076614U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS538248A (en) * | 1976-07-08 | 1978-01-25 | Yoshida Kogyo Kk | Method of making slender cylindrical container for mascara* eye color* etc* |
JPS538243A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-25 | Watanabe Hideo | Internal unit pattern of fully rotating unit pattern for sewing machine |
JPS5310908A (en) * | 1976-07-16 | 1978-01-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Digital exchange system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6076614U (ja) | 1985-05-29 |
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