JPS6211791Y2 - - Google Patents

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JPS6211791Y2
JPS6211791Y2 JP2207279U JP2207279U JPS6211791Y2 JP S6211791 Y2 JPS6211791 Y2 JP S6211791Y2 JP 2207279 U JP2207279 U JP 2207279U JP 2207279 U JP2207279 U JP 2207279U JP S6211791 Y2 JPS6211791 Y2 JP S6211791Y2
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JP
Japan
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lip
liquid
inner diameter
tip
mold
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JP2207279U
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JPS55123462U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、容器体口部に嵌着させる嵌合用周壁上
方に液体注出筒6を付設し、該液体注出筒の上部
を、弯曲しかつ先端部が拡開する口唇部に形成し
た合成樹脂製の液体注出栓に係る。この種の注出
栓として上記口唇部を上外方へ弯曲し、かつ拡開
した注出栓が知られている。該公知の注出栓は、
比較的大口径の注出栓として適するものであり、
口唇部周縁のどの部分からでも注出することが出
来る便利がある。注出時の液切れも、第2図Aが
示すように口唇部の先端部のかえりを大とするこ
とで良好とすることが出来る。しかしこのよう
に、口唇部先端部のかえりを大とすると、合成樹
脂材で一体成形する場合における口唇部形成部分
の型抜きが困難となるものであつた。即ち、この
種構造の液体注出栓を射出成形する場合、第4図
が示すように、注出栓の下方内部を形成させるた
めの第1金型21と、該第1金型を嵌合させた筒
状の第2金型22と、注出栓の上方内部を形成さ
せる第3金型23と、該第3金型を嵌合させた筒
状の第4金型24とで形成させるが、第2図Aお
よび第4図が示すように張出し巾Lが大きいと、
口唇部弾性変形の限界を超えるため第3金型23
と第4図金型24とを同時に図上方へ引抜くこと
が出来ず、そのため、まず第3金型23を上方へ
引き抜いた後、次いで第4金型24を上方へ引き
抜くものであつた。しかしこのようにしても尚無
理に口唇部を弾性変形させることとなるために、
口唇部にしわが生じて製品の外見を損い易い欠点
があつた。
そのしわを生じないようにするためには、上記
口唇部のかえりを小として上記張出し巾を小さく
することとなるが、このようにすると、液体注出
時の液切れに悪影響を及ぼすこととなるものであ
つた。
本案は上記口唇部のかえりを小とすることな
く、上記張出し巾だけを小として、口唇部にしわ
が生じないようにすると共に、上記第3、第4金
型を同時に型抜きすることも出来るように設けて
成形サイクルを向上させることが可能としたもの
である。
以下図面について説明すると、1は液体注出栓
の全体を示す。該注出栓下部が形成する嵌合用周
壁は、二重周壁としてその内外周壁2,3の間に
容器体口頚部4を嵌合させるように形成させてい
る。その内周壁2の上方延長部分2aの上端から
は、内向きフランジ状に内方張出し部5が突出さ
せてあり、該内方張出し部によつて液体注出筒6
が保持されている。
液体注出筒は、その胴部中間が上記内方張出し
部の先端に接続されており、その底壁7には注出
孔8が穿設されている。該注出孔は二点鎖線が示
す指かけリング9付きの除去部10の破断によつ
て形成させるとよい。尚その除去部はその周縁を
破断可能な肉薄部としておき、指かけリング9を
強く上方へ引くことで除去可能とする。11は指
かけリングと除去部との連結片である。
液体注出筒6の上部は、弯曲しかつ先端部が拡
開する口唇部12に形成させてあるが、この種注
出栓の通常の形状とは異り、その口唇部の中間部
13の内径は、口唇部下方の注出筒部分の内径よ
りも小内径としてあり、又口唇部の先端部14の
内径は、上記注出筒部分とほぼ同内径をなす弯曲
面に形成させたものである。
尚図示例では、内周壁の上方延長部分2aとは
別に液体注出筒を設けたが、必しもこのように設
ける必要はなく、内周壁延長部分を直接口唇部付
きの液体注出筒にしてもよい。15はキヤツプで
ある。
本案注出栓の成形は、第4図が示す従来例の場
合と同様の金型21,22,23,24により第
3図のように行うことが出来る。
本案は上記構成とするものであり、従来のよう
に、口唇部内径を、上外方へいたるに従い次第に
大径化する弯曲面とするのではなく、上記注出筒
部分内径よりも口唇部の中間部が小内径でかつ口
唇部の先端部内径が注出筒部分とほぼ同内径とな
る弯曲面としたから、第2図Bが示すように、筒
部の母線6a方向に対する口唇部の張出しは口唇
部内方(図左方)へ形成されることとなり、かつ
その張出し巾lを第2図Aが示す従来の、上外方
への張出し巾Lに比べて極めて少なくすることが
出来、よつて注出栓を合成樹脂材で形成するに際
しての型抜きを容易とすることが出来、第2図B
および第3図が示すように張出し巾lが小さいか
ら、口唇部は容易に弾性変形してしわが生ずるこ
とが全くなく、しかも口唇部に型抜き時の無理が
かからないため、第3図が示す第3金型23と第
4金型24とを同時に図上方へ引き抜くことが出
来、成形サイクルを向上させることが出来る。更
に口唇部弯曲面の曲率およびその曲面長さは従来
と同様に設けることが出来ると共に本案の場合は
口唇部の内面下部に凹部16が形成されるため、
液体注出終了の際にその凹部にある液体が口唇部
表面に付着する液を表面張力により引戻すことと
なり、従つてその液切れを極めて良好とすること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案注出栓の断面図、第2図A,Bは
口唇部断面の略図であつて、同図Aは従来例を、
同図Bは本案実施例を示すものであり、第3図は
本案注出栓を射出成形する金型の断面図、第4図
は従来例注出栓を射出成形する金型の断面図であ
る。 1……液体注出栓、12……口唇部、13……
口唇部の中間部、14……口唇部の先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器体口部に嵌着させる嵌合用周壁上方に液体
    注出筒6を付設し、該液体注出筒の上部を、弯曲
    しかつ先端部が拡開する口唇部12に形成した合
    成樹脂製注出栓において、上記口唇部12を、該
    口唇部の中間部13では上記液体注出筒6内径よ
    りも小内径に、かつ該口唇部の先端部14では液
    体注出筒6内径とほぼ同内径に、それぞれ形成し
    たことを特徴とする液体注出栓。
JP2207279U 1979-02-22 1979-02-22 Expired JPS6211791Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2207279U JPS6211791Y2 (ja) 1979-02-22 1979-02-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2207279U JPS6211791Y2 (ja) 1979-02-22 1979-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55123462U JPS55123462U (ja) 1980-09-02
JPS6211791Y2 true JPS6211791Y2 (ja) 1987-03-20

Family

ID=28856151

Family Applications (1)

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JP2207279U Expired JPS6211791Y2 (ja) 1979-02-22 1979-02-22

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JPS55123462U (ja) 1980-09-02

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