JPH0351951Y2 - - Google Patents

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JPH0351951Y2
JPH0351951Y2 JP1985160574U JP16057485U JPH0351951Y2 JP H0351951 Y2 JPH0351951 Y2 JP H0351951Y2 JP 1985160574 U JP1985160574 U JP 1985160574U JP 16057485 U JP16057485 U JP 16057485U JP H0351951 Y2 JPH0351951 Y2 JP H0351951Y2
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JP
Japan
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case
mounting leg
resin
mounting
resin case
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JP1985160574U
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は樹脂封入コンデンサに関するもの
で、特に樹脂ケース内に取付脚を挿入するに際し
て、その位置決めを確実に行うことができ、しか
も取付脚を強固に固定し得る樹脂封入コンデンサ
に係る。
従来より樹脂封入コンデンサにおいて、樹脂ケ
ースに取付脚を挿入するための構造としては、第
1図に示す構造がある。これは樹脂ケース1の内
壁部に凹所2を形成しておきこの凹所2内に取付
脚3を嵌入するようにした構造である。しかしな
がらこの構造においては、取付脚3の位置をある
程度は定めることはできるものの、取付脚3と凹
所2の寸法誤差により取付脚3を不動の状態に保
つことはできず、取付脚3は多少回動することに
なる。
したがつて正確な位置決めを行うことは不可能
である。さらに凹所2を設けてあるため、この部
分において樹脂ケース1の肉厚が薄くなり、ケー
ス1の強度の低下を招いてしまうというのも上記
構造の欠点の1つである。
一方、第2図に示すように、樹脂ケース1内に
区画壁4を設け、この区画壁4とケース1の側壁
との間に、取付脚3を挿入し、樹脂モールドする
構造も公知である。
この構造においては、取付脚3の回動という問
題はなくなるが、取付脚3とケース1との寸法誤
差のために、取付脚3の正確な位置決めを行うこ
とは不可能である。
取付脚3がケース1に入らないか、さもなくば
取付脚3がケース1内で多少がたつくということ
が常に発生する。がたつきがなく丁度に挿入され
るということはめつたにないことである。
さらに、この構造の場合には、取付脚3にコン
デンサ素子を直接々続した状態で、樹脂ケース1
内に挿入するという作業を行うことが不可能であ
る。
取付脚3をケースに入れる前にコンデンサ素子
を接続しておくためには、リード線を用いた接続
になる。
リード線を用いないで、取付脚3とコンデンサ
素子を直接々続するためには、ケースに入れた後
接続作業を行うことになり作業能率が悪い。
この考案は上記に鑑みなされたもので、その目
的は、樹脂ケースに対して取付脚の位置決めを、
簡単な作業で正確に行うことができると共に、取
付脚を強固に固着することができ、しかも樹脂ケ
ースの強度の低下を招くことなく、さらに取付脚
にコンデンサを直接々続した状態で樹脂ケース内
に挿入することのできる樹脂封入コンデンサを提
供することにある。
次に、上記目的に沿うこの考案の樹脂封入コン
デンサについて説明する。
第3図イ,ロは本考案の取付脚とケースの構造
を示すもので、従来の構造である第1図における
ケースの凹所2や同じく従来の構造である第2図
におけるケースの区画壁4がなく最も簡単な樹脂
ケース構造となつている。
樹脂ケースの製作には金型が必要であり、特殊
な構造のものは種類も多くなり、高価になり製作
も難しくなる。樹脂ケースはできるだけ簡単な構
造が望ましい。
本考案はこのような観点から、樹脂ケースを簡
単な構造とし、これに変る機能を取付脚の方に求
めた。
第3図イ,ロは、本考案のケースと取付脚の関
係を示す。次に第3図イ,ロについて説明する。
1は樹脂ケース、3は金属製取付脚でコンデン
サの端子も兼ねている。2,4の番号がないのは
従来品の図における2,4の番号のものが本考案
ではないため説明をわかりやすくするために省い
た。
5は取付脚3における突起部分で、ケース1に
取付脚3を挿入したとき、ケース1の内壁面に接
触して取付脚3の位置決めを正確に行うと共に、
取付脚3をケース1に強固に固着する役割を果
す。
6は取付脚がコンデンサ素子に接続される部分
でハンダ付またはスポツト溶接等により直接々続
される。
7は取付脚が樹脂ケース内に入る部分に設けた
窓でこの窓7の設置により、巾の狭い部分8が同
時に形成される。
窓7の部分は、取付脚3をケース1に挿入して
エポキシ樹脂をケース1に充填したとき、エポキ
シ樹脂が窓7の空間を埋め取付脚3をエポキシ樹
脂と共にケース1に強固に固着する働きをする。
8は取付脚3に形成した巾の狭い部分で、外部
の熱が取付脚3を通じてコンデンサ素子に伝達さ
れるのを弱める働きをする。
これらの部分6,7,8の働きも取付脚3をケ
ース1に固着する上で重要な働きをするものであ
るが、本考案の要点は突起部5の作用効果にあ
る。
従来品の第1図、第2図においては、寸法誤差
のため取付脚3をケース1に正確に位置決めする
ことは難しいが、本考案の場合には取付脚3の突
起部分5の巾をケース1の内壁間の巾よりやゝ大
きめに作つておけば、突起部分5はケース1の内
壁にくいこむか、多少折れまがるかいずれかの現
象が生じ、取付脚3はケース1に正確に位置決め
される。
取付脚3の突起部分5をケース1の内壁にくい
こますか、変形するようにするかは取付脚3の材
質により決定される。材質の硬いものを採用すれ
ば突起部分5はケース内壁にくいこみ、材質の軟
いものを採用すれば突起部分5はケース1の内壁
にそつて変形し固定される。
いずれの場合においても、取付脚3はケース1
に正確に位置決めされることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂ケースに取付脚を挿入するときの
従来の構造で、ケース内壁部に凹所のある場合の
構造図。第2図は樹脂ケースに取付脚を挿入する
ときの従来の構造で、ケース内に区画壁のある場
合の構造図。第3図は樹脂ケースに取付脚を挿入
するときの本考案の構造で、取付脚の突起部の位
置が下部にあるものをイ、上部にあるものをロで
示す。 1……樹脂ケース、2……樹脂ケースの内壁部
に設けた凹所、3……取付脚、4……樹脂ケース
内に設けた区画壁、5……取付脚に設けた突起
部、6……取付脚がコンデンサ素子に接触する部
分、7……取付脚が樹脂ケースに入る部分に設け
た窓、8……取付脚が樹脂ケースに入る部分に設
けた巾の狭い部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付脚が樹脂ケース内部に挿入される位置にお
    いて、取付脚の巾が樹脂ケースの内側寸法より広
    い寸法となるように突起部を設け、取付脚を樹脂
    ケースに挿入して取付脚の突起部を樹脂ケースに
    固着した樹脂封入コンデンサ。
JP1985160574U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPH0351951Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985160574U JPH0351951Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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JP1985160574U JPH0351951Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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Publication Number Publication Date
JPS6268221U JPS6268221U (ja) 1987-04-28
JPH0351951Y2 true JPH0351951Y2 (ja) 1991-11-08

Family

ID=31086080

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JP1985160574U Expired JPH0351951Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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JPS6268221U (ja) 1987-04-28

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