JPH0351873Y2 - - Google Patents

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JPH0351873Y2
JPH0351873Y2 JP10595584U JP10595584U JPH0351873Y2 JP H0351873 Y2 JPH0351873 Y2 JP H0351873Y2 JP 10595584 U JP10595584 U JP 10595584U JP 10595584 U JP10595584 U JP 10595584U JP H0351873 Y2 JPH0351873 Y2 JP H0351873Y2
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push button
case
switch
hole
conductive pattern
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JP10595584U
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Description

【考案の詳細な説明】 <考案の技術分野> 本考案は、電子機器、シーケンサー、計測機な
どにおいて、時間や温度の計数量を設定するのに
用いられるデイジタルスイツチに関する。
<考案の背景> 従来この種デイジタルスイツチは、第5図に示
す如く、一側面が開口したケース5中へ、平行な
スライド軸6a,6bにそれぞれ正、逆送り爪6
1,61および制動爪62,62を有し両スライ
ド軸6a,6bの後端を接続部63にて連設した
操作部材2と、円形基板70の一側面に導電パタ
ーン、筒部72の外周に文字73を配設した文字
車7とを内蔵し、ケース開口面へ、前記導電パタ
ーンと接触する接触子71を有する接触子ユニツ
ト8をカシメ固定して成るもので、前記スライド
軸6a,6bをプツシユ操作して文字車7を正、
逆方向へ爪送りし、接触子ユニツト8の接触子7
1にデイジタル信号を出力させる。
前記ケース5の前壁50には、表示孔51およ
びその両側に押釦孔52,52が開設され、これ
と対向する後壁53の上端面に接触子ユニツト8
をカシメ固定するカシメ突起54,54が突設さ
れている。
この種構造のスイツチの組立て、殊にケース5
内へ操作部材6を組み込むには、両押釦64,6
4は押釦孔52,52に対し内側の斜め方向から
挿入しつつ送り爪61,61および制動爪62,
62を含むスライド軸6a,6bの全体をセツト
しなければならないが、両押釦孔52,52は前
壁50の幅中央に開設された単純な抜孔のため、
両押釦64,64を同時に、しかも、斜めから係
合することは手作業と雖も困難である。また、特
に後壁53のカシメ突起54,54が丁度、操作
部材2の挿入通路に位置し、これが組立作業に支
障を生じ、組立て作業を機械化できない原因をな
し、スイツチの小型化に伴い組立ての自動化は殆
ど困難視されていた。
<考案の目的> 本考案は、カシメ突起の設定位置および押釦孔
に対応したケース底面に簡単な工夫を施すことに
より、前記諸問題を一挙に解消し、小型スイツチ
と雖も機械による自動組み立てを実現し得るデイ
ジタルスイツチを提供することを目的とする。
<考案の構成および効果> 上記目的を達成するため、本考案では、押釦孔
に対応してケースの底壁に押釦挿入ガイドを形成
し、かつカシメ突起を挿釦挿入方向と平行する側
壁に突設するようにした。
上記構成によれば、操作部材は、両スライド軸
の端部をケースの底面にて支えて斜め状態で移行
させることにより、両押釦が挿釦挿入ガイドに案
内されて押釦孔に円滑かつ確実に係合し、以て、
組立て作業を自動化し、コストダウンを実現でき
るなどの顕著な効果を有する。
<実施例の説明> 第1図〜第4図に示すデイジタルスイツチは、
一側面が開口した合成樹脂製ケース1と、このケ
ース1内へ組み込まれた操作部材2および文字車
3と、ケース1の開口面に嵌着される接触子ユニ
ツト4とからなる。
前記ケース1は、第1図および第4図に示す如
く、底壁10に枢軸11が突設され、指先操作面
12をなす前壁中央に表示孔13、その両側に押
釦孔15,15が開設され、前記表示孔13の内
側には透明材からなる透視板14を嵌着すると共
に、前記押釦孔15,15に対応して底壁10の
両端部には挿釦挿入ガイド16,16が形成して
ある。
各挿釦挿入ガイド16,16は、第2図および
第3図に示すように、一端が押釦孔15,15の
下辺に連続し、他端が底壁10の側へ低く傾斜し
た傾斜ガイドであつて、この挿釦挿入ガイド1
6,16と直交する外側はそれぞれ指先操作面1
2と直交する側壁17,17の内面を、また内側
は透視板係合枠18,18の角部に形成した円曲
面を、それぞれ水平方向のガイド面となすと共
に、前記両側壁17,17の上端面にカシメ突起
19,19が突設してある。
前記操作部材2は、弾性を有する合成樹脂成形
体であつて、前記押釦孔15,15の間隔を存し
て平行する一対のスライド軸2a,2bを備え、
各スライド軸2a,2bの一端に段部21を介し
て細軸となした押釦22,22が、他端に蛇行す
るループ状のバネ部23,23が、それぞれ一体
に連設されると共に、両バネ部23,23間が取
付板24を介して連設されている。各スライド軸
2a,2bの対向面には、送り爪25,25と、
先端に後記する文字車7のラチエツトギヤー33
に係合する爪片27を突設した制動片26,26
とが、それぞれ対称的に形成されている。
この操作部材2は、両制動片26,26を自動
組立機(図示せず)により撮み、スライド軸2
a,2bの一端を第2図に示すように底壁10に
て支えて傾斜状態で移行させることにより、両押
釦22,22は傾斜ガイド16,16と側壁17
の内面と係合枠18の円曲面とに案内されて押釦
孔15,15へ正確に係合してケース1外へ突出
し、第3図のように、操作部材2はケース1内へ
納まる。斯かる挿入時、カシメ突起19,19は
挿入方向と平行する側壁17上に突設してあるた
め、引掛りなどの支障がない。
文字車3は、円形基板30の外周に筒部31
と、板面中央に枢止孔32と、枢止孔32を囲む
ボス部の外周にラチエツトギヤー33とが形成さ
れた合成樹脂成形体であつて、基板30の一側面
に導電パターン34を施し、筒部31の外周面に
導電パターン34に応じて0〜9までの数字など
の文字35が配設してある。この文字車3は、ケ
ース1の枢軸11に軸承され、両送り爪25,2
5をラチエツトギヤー33の前周の両側対称位置
に位置させ、制動片26,26の突起27をラチ
エツトギヤー33の後周の対称位置のギヤー溝に
噛合させている。
接触子ユニツト4は、合成樹脂製基板40に文
字車3の導電パターン34に接触する複数の接触
子41がインサート成形され、ケースの突軸10
0,100およびカシメ突起19,19に対応す
る位置に抜孔42,42,43,43が設けてあ
る。この接触子ユニツト4をケース1の開口面に
嵌着したとき、両突軸100の先端および両突起
19が抜孔42,43を貫通して突出し、それぞ
れの突出部を熱板などにて溶融させ、カシメ固定
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるデイジタルスイツチの
ケースの平面図、第2図はケースへの操作部材の
組込み状況を示すケースを破断した側面図、第3
図は操作部材の組込み後のケースを破断した側面
図、第4図はデイジタルスイツチの分解斜視図、
第5図は従来品の分解斜視図である。 1……ケース、2……操作部材、12……指先
操作面、15……押釦孔、16……挿釦挿入ガイ
ド、19……カシメ突起、22……押釦、27…
…突起、3……文字車、34……導電パターン、
35……文字、4……接触子ユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 指先操作面の中央に表示孔およびその両側に押
    釦孔が開設された側面開口のケース中へ、円形基
    板の一側面に導電パターン、筒部外周面に文字が
    配設された文字車と、押釦孔からケース外へ突出
    する押釦を有する操作部材とを内蔵し、ケースの
    開口面に前記導電パターンに接触した接触子を有
    する接触子ユニツトを嵌着したスイツチにおい
    て、 前記ケースの底壁には、一端が押釦孔の下辺に
    連続し他端が底壁側へ低く傾斜した押釦挿入ガイ
    ドを形成すると共に、押釦挿入方向と平行するケ
    ース側壁に接触ユニツトとの結合突子を突設して
    なるデイジタルスイツチ。
JP10595584U 1984-07-12 1984-07-12 デイジタルスイツチ Granted JPS6123147U (ja)

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JP10595584U JPS6123147U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 デイジタルスイツチ

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JP10595584U JPS6123147U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 デイジタルスイツチ

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JPS6123147U JPS6123147U (ja) 1986-02-10
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