JPH035162B2 - - Google Patents

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JPH035162B2
JPH035162B2 JP57157947A JP15794782A JPH035162B2 JP H035162 B2 JPH035162 B2 JP H035162B2 JP 57157947 A JP57157947 A JP 57157947A JP 15794782 A JP15794782 A JP 15794782A JP H035162 B2 JPH035162 B2 JP H035162B2
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JP
Japan
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pot
handle
adhesive layer
beverage
wall
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JP57157947A
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JPS58216014A (ja
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Geroruto Kurisuchian
Yoon Furitsutsu
Roishunaa Udo
Chinsuberugaa Arufuonsu
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Publication of JPH035162B2 publication Critical patent/JPH035162B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガラス又はセラミツクから成るポツ
ト部分とこれに取付けられる把手から成る飲料ポ
ツト、特に電気コーヒーメーカーのコーヒーポツ
トに関する。
この種の公知のコーヒーポツトでは鋼製の締付
帯片によりたとえば合成樹脂から成る把手がポツ
ト部分に取付けられている。しかしこれは、取付
用の帯片を時おり後から再締付を行わなければな
らず、又汚染物の付着個所を生じ易いという欠点
を有する。
把手に弾性材料から形成された留金がポツト部
分を部分的に取囲み固定するようにしたポツトも
知られている。かかる把手は比較的高価であり、
固定用の留金は同様に汚染物の付着個所を形成す
る。締付帯片又は弾性留金は更にこれらがデザイ
ン的に好ましくなくかつ成形上のゆとりを制限す
るという欠点を有する。
更にガラス製の把手をガラス製のポツト部分に
溶融接続することも知られているが、これは一方
では経費を高め、他方では熱伝導が良すぎるとい
う欠点を有する。
本発明の目的は、冒頭に述べた種類のポツトに
おいて製造経費が少く、把手がポツト部分に永久
的にかつ熱絶縁的に良好に取付けることのできる
飲料ポツトを提供することにある。
この目的は本発明によれば、好適には合成樹脂
から成る把手をポツト部分に接着することにより
達成される。この場合把手は通気孔により貫通さ
れる接着面を有し、通気孔の一端は接着剤層に他
端は周囲の空気に接するようにすると良い。これ
によりガラス又は陶器に良好に付着する接着剤、
たとえば硬化のための周囲の空気と周囲の湿気の
流通を必要とする一液性のシリコン接着剤を使用
することが可能となる。本発明によれば、締付帯
片をもはや後から締付けなおす必要はなくなり、
締付帯片や取付用留金における汚染物付着個所を
なくすことができるという利点が生じる。又把手
材料に対する弾性力や堅牢性に関する過度に大き
な要求を課す必要がなくなる。
本発明の一実施態様によれば、把手の把り用開
口とポツト部分の間に垂直片が設けられ、接着面
がこの垂直片に形成されるとともに貫通孔の形の
通気孔を備え、通気孔がポツト壁と反対側で周囲
の空気に接するようにすると好適である。このよ
うにすれば一方では大きな接着面が得られるとと
もに、他方では使用者の指とポツトの熱い壁との
接触を防止することができる。通気孔の接着剤層
との反対側の出口が遮蔽板によりおおわれ、この
遮蔽板と通気孔の出口との間に周囲の空気に接す
る通気室が設けられるようにすると好適である。
たとえば遮蔽板としては好適には合成樹脂の射出
注型部材として作られる把手において接着面を備
えた垂直片と把手の握り用開口との間にこの垂直
片とほぼ平行に延びる第2の垂直片が形成され、
その長さが第1の垂直片の高さおよび幅にほぼ相
当するようにするとともに第1の垂直片と若干の
間隔をおいて配置されるようにすると良い。この
ようにすれば把手はこれに一体成形された遮蔽板
を備えた低廉な射出注型部材を形成することがで
きる。
把手はポツト部分の上縁部に係合する突起を有
するようにし、接着時の把手の調整を容易化する
ようにすると好適である。この突起は更に鉤状に
その一部をポツト部分の内側に係合するように
し、これにより接着時において把手をポツト部分
に良好に保持し、鉤状突起を弾性的に形成する場
合には接着工程中その上縁部がポツト部分に押付
けられるようにすると良い。鉤状突起は、ポツト
の上縁に対する固定片の高さを一定にするという
利点を有する。これは、ポツトの蓋が一般に把手
に旋回可能にヒンジ止めされ、このヒンジ個所が
一定の高さを有しなけれならないので特に重要で
ある。更に鉤状突起は接着剤が硬化するまでに必
要な特別な保持手段を不要にする。
ポツト部分の上縁端に係合する鉤状突起は本発
明の一実施態様によれば、ポツト部分の上縁部に
単に載置されるだけでポツト壁の内側には係合し
ないようにする。しかし別の好適な実施態様では
鉤状突起は、その一部が下方に向つてポツト部分
の内側に曲げられ、最終的にはポツト部分の内壁
に係合するようにすることができる。これにより
接着接合の安全度が高められる。なぜなら鉤は少
くともポツトの把手に及ぼされる力の一部を特に
ポツト全体を持上げる際にポツト部分に伝達し、
これにより接着接合に加わる力を軽減し、特に著
しい負荷をこうむる上縁部からの接着個所の亀裂
を防止するからである。このため鉤状突起は力の
伝達を図れるように比較的堅牢に形成される。し
かし鉤状突起は好適にはポツト部分の形状許容誤
差を補償できるようにするためある程度の弾性力
を有するようにする。鉤状突起を内側に曲げるこ
とは、接着接合が一旦解離されなければらないと
きにポツト部分が把手から落下するのを防止する
働きをする。これによりポツト部分の落下による
損傷、特にポツトの内容物がこぼれ出るのを防止
することができる。取付部材の鉤状突起がポツト
部分の上縁端を取り囲み、突起の端部がポツト部
分の内側に曲げられた縁端領域の下側に外方に向
つて係合するようにすると上記の目的は好適に達
成される。
ポツト部分は比較的大きな製造上の許容誤差を
有するので、鉤状突起は直角方向、すなわちポツ
ト壁に向つて垂直方向に可動的に形成し、ポツト
部分に係合する部分がポツト部分の内壁に当接す
る位置で固定するようにすると良い。このような
許容誤差の補償により接着接合の上縁領域に作用
してこれをひきはがす働きをする力は著しく減ぜ
られる。
ポツトの把手は経費上および熱絶縁上の理由か
ら一般に合成樹脂から形成される。かかる合成樹
脂の中には接着剤特にシリコン接着剤と付着性の
悪いポリプロピレンや熱可塑性ポリエステルがあ
る。しかし問題はかかる合成樹脂に対して生ずる
ばかりではなく、接着剤がガラスや陶器には良好
に付着しても合成樹脂との付着性が一般に悪いの
で、他の合成樹脂に対しても生じることがある。
かかる問題は本発明によれば、接着接合を形成
する接着剤層がポツト部分とは接着作用により、
把手とは噛合結合により接続されることにより達
成される。かかる構造は把手に十分に付着する接
着剤の使用時にも安全性を高めるために利用され
る。
接着剤の量は、接着剤が通気孔の自由端から漏
出し、漏出個所にアンカーヘツドを形成してこれ
を噛合結合用に使用できるように規定される。噛
合結合用のアンカーヘツドは通気孔の自由端から
漏出する接着剤が合流して一つの閉鎖層を形成す
るようにしても達成される。ポツト部分と把手と
の間の接着剤層の通気と硬化はこれにより殆んど
阻害されない。通気孔はその自由端に向つて好適
には円錐状に拡げるようにすると、通気孔自体で
噛合結合的な係止が図れることになる。
本発明の別の有利な実施態様によれば、別個に
合成樹脂で作られた取付部材をポツト部分に接着
し、これに把手をたとえば部分結合により取付け
るようにする。この場合取付部材には自由端に向
つて拡大する通気孔を製造技術上特に容易に作る
ことができる。把手は通気孔の自由端に対するお
おいを有するようにすることもできる。合成樹脂
から成る取付板の代りにガラス、陶器又は金属、
特に軽金属から成る取付板を使用して、これに合
成樹脂から成る把手を取付けることもできる。こ
れにより本来のポツト部分が極めて簡単な形状を
とり、容易に機械で製造できるようになるととも
に、同じ又は類似の材料から成る部材間の接着接
合がなされるので、接着剤はかかる材料に良好に
適合せしめることができる。別個に形成される取
付板はガラス製のポツト部分より著しく小さい寸
法を有するので、比較的小さな許容誤差で作るこ
とができ、ガラスとの接続形成が容易化される。
把手を取付部材と本来の把手部分とに分割する
ことは、使用者がポツトを破損したときに本来の
把手部分と蓋をこれから外して、ポツト部分のみ
を買い換えてこれに把手部分と蓋を取付部材を介
して接着することができるという利点を有する。
この分割方式は更に射出注型技術上簡単に通気孔
を接着剤層に接する壁面に形成することを可能に
する。その際通気孔はポツト壁から離れる方向に
円錐状に形成し、通気孔に侵入する接着剤がその
中にアンカーヘツドを形成して、接着剤層が取付
部材の接着面からひきはがれるときになおも噛合
結合的な接合が維持されるようにすることができ
る。差込まれた本来の把手部分はこの場合通気孔
の自由端に対するおおいを有するようにすれば、
全体としてポツトの外観を損ねることはなくな
る。取付部材には接着接合に特に好適な合成樹脂
又は他の材料を使用できるのに対し、本来の把手
部分には他の条件、たとえば低廉で装飾的に良好
でかつ掃除がし易いとう条件を満たす合成樹脂を
使用することができる。ポツト部分は陶器又はガ
ラス工場で作られ、そこで同時に取付部材を取付
けることができる。大抵はコーヒーメーカーの製
造業者でもあるポツト部分の製造業者にとつては
特に合理的に大量生産が可能となる。コーヒーメ
ーカー製造業者へのポツト部分の輸送にあたつて
は、ポツト部分に取付部材のみを接着し、把手全
体はコーヒーメーカーの組立時にポツト部分に取
付けるようにすると良い。接合時間を短かくする
ためたとえばシリコンゴムなどの熱硬化性の接着
剤を使用するときには、合成樹脂が一般に100℃
以上の急速硬化に必要な温度には無傷の状態で耐
えることができないという付加的な問題が生じ
る。更に取付部材およびこれに接合される本来の
把手に関しては両部材間の確実な固い接合を得る
には接続個所の寸法誤差がごくわずかであること
が要求される。この問題を達成するため、取付部
材が好適には接着剤、たとえばシリコン接着剤、
特に熱硬化性のシリコンゴムと良好に接合可能な
表面層を備えた金属を有するようにすることが提
案される。金属製の部材は耐熱性にすぐれ、比較
的わずかな製造経費で高い寸法精度が得られると
いう利点を有する。
軽金属合金、たとえば酸化表面を持つアルミニ
ウム又はマグネシウム合金を使用すると、軽金属
の酸化層がガラス又は陶器と化学的に親性を有
し、従つて両表面上に接着剤が良好に付着するの
で特に有利である。酸化層にプライマーを付加的
に使用すると、プライマーが接着剤、特にシリコ
ンゴムに適合するので有利である。酸化層を比較
的厚く形成すると、これを着色できるという利点
が生じ、これはポツト部分および接着剤が一般に
透明でありポツトの好適な外観が内側からも得ら
れるようにするときには極めて重要である。
取付部材としては押出プレス法により作られた
たとえばアルミニウムから成る型材の一部片を使
用することができ、この場合型材は切断前に人工
的に、たとえば化学的又は電気化学的に酸化する
か又は酸化を切断後に行ない、これにより切断面
を酸化層によつて補助的に保護し場合によつては
着色するようにする。たとえばコーヒーポツトの
把手には暗色のコーヒーブラウンが好まれる。
表面層としてはエナメル被覆を用いることもで
きるし、又表面層に微粒子をたとえばサンドブラ
ストで吹付け、表面層の粗面化と接着剤に対する
付着性を高めることができる。金属で被覆された
合成樹脂部材を取付板として使用することもで
き、これは、合成樹脂部材が低廉に極めて寸法精
度良く作ることができ、場合により後から酸化さ
れる金属被覆が極めて薄くできかつ寸法精度に殆
んど影響を与えないという利点を有する。
取付部材と把手との間の接続にとつて特に有利
なことは、取付部材のポツト部分と反対側に把手
を設置するための弾性接続片を形成することであ
る。この場合金属の弾性特性が同時に利用され、
許容誤差の補償にあてることができる。それ故各
部材の寸法精度に対する要求が少なくなり、これ
らの部材のより低廉な製造が可能となる。接着剤
層自体も比較的厚く弾性を有する。取付部材と把
手との間の弾性接続により付加的な緩衝作用が作
られるので、接着剤層は衝撃的な過度の負荷から
保護され、これによりポツト部分と把手との間の
接続全体の強度が高められる。
製造を更に合理化するため把手はポツト部分に
接着された別個の取付部材とこれに接続可能な本
来の把手部分を有し、取付部材はポツト部分の上
縁部に係合する鉤状突起を有するようにする。取
付部材に鉤状突起を配置することの利点は、ポツ
ト部分の上縁部に対する取付部材の高さを一定に
することが保証される点にある。これは、ポツト
の蓋が一般に旋回できるように把手にヒンジ結合
され、このヒンジ結合個所が一定の高さを持たな
けれならないので特に重要である。更に鉤状突起
は接着剤の硬化に要する時間の間用いられていた
特別な保持装置を不要とする。
取付部材の鉤状突起をポツト部分の上縁部に沿
つて内側に曲げ、特に突起の先端がポツト部分の
上縁部の内側に向つてその内壁に係合するように
すると特に有利である。
ポツト部分は比較的大きな許容誤差を有するの
で、取付部材の鉤状突起を直角方向に、すなわち
ポツト壁に向つてほぼ垂直方向に可動的に配置
し、接着剤による接着接合の形成時又はポツトの
本来の把手部分を接着剤により取付ける際にポツ
ト部分に係合する鉤状突起部分がこのポツト部分
の内壁に当接するようにすることが望ましい。か
かる許容誤差の補償により接着接合の上縁部に作
用するひきはがし力は著しく軽減される。たとえ
ば係止用鉤は本来の把手範囲に突起を有し、その
相対向する側面に多数の微細なほぼ垂直方向に延
びる溝を設け、これにより歯刻部を形成すると良
い。取付部材のガイド片に垂直方向に挿入される
本来の把手にはかかる突起を収容するための相応
する凹所が設けられ、この凹所の相対向する側面
には多数の垂直方向に延びるリブが設けられ、こ
れらのリブが突起の垂直方向の溝と共働作用をす
るようにする。その際溝およびリブは挿入の際リ
ブがその都度相応する溝に挿入できるように形成
される。あるいは同様に歯刻部を有する凹所を突
起の周囲に形成し、リブおよび溝が相互に係合す
るのではなく、ポツト部分の接着に関連して接着
剤を突起と凹所の間に導入し、鉤状突起のポツト
内壁に当接する位置を固定することもできる。更
に別の実施態様によれば、鉤状突起は取付用突起
と係合し得る別個の部材として形成し、許容誤差
を補償するための上述の形式の装置を設け、許容
誤差を補償するためポツトに組込む際にその都度
両部材の固定を行うようにする。
本来の把手部分にはほぼ垂直方向に延びるガイ
ド片を設け、これを介して取付部材のほぼ垂直方
向に延びるガイド片に下側から押し込むようにす
ると良い。その際把手部分および取付部材のスト
ツパが一定の高さの押込み運動を制限するので、
ポツトの蓋に対するヒンジ個所の一定の高さが保
証される。ガイド片は燕尾服の形に形成され、又
押込み方向にみて楔状に傾斜せしめられる。下側
からの把手の押込みは、液体で満たされたポツト
を把手を持つて持上げる際に本来の把手部分と取
付部材の間に生じる力が接続を形成する方向に作
用し、従つて事故の危険を減ずることができると
いる利点を有する。本来の把手部分又は取付部材
に把手の最上部に係止する係止装置を設け、把手
が下方に滑落すること防止すると好適である。係
止装置は手で解除可能な突起を有するようにし、
これにより使用者が新しいポツト部分を従来の把
手に必要に応じて自由に取付けることができる。
安全上の理由からこの手動解離可能な突起は簡単
にはいじれないようにすると良い。
以下図面について本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図ないし第3図に示した電気コーヒーメー
カーのコーヒーポツト1はガラス製製のポツト部
分2を有しており、これに握り用の開口6を備え
たほぼ矩形の把手4が接着により取付けられてい
る。把手4はポツト部分2と反対側に本来の把手
の役割を果す垂直片8を有しており、これから上
側アーム10および下側アーム12を介してポツ
ト部分2の垂直な外壁に向つてその直前まで延び
ている。アーム10,12はポツト部分2の壁1
4に沿つて延びている垂直片16により互いに連
結されており、この垂直片はアーム10,12よ
りもポツト部分に向つて突出しており、たとえば
一液性のシリコン接着剤の層18によりポツト部
分2の壁14に接合されている。ポツト部分2の
壁14に沿つて水平方向に延びている幅部分がそ
の厚み部分よりはるかに大きい垂直片16は貫通
孔の形の通気孔20に占められており、これらの
通気孔は一方では接着剤層18に、他方では壁1
4の反対側で周囲の空気と接している。これによ
り接着剤層の全面にわたり一液性接着剤の迅速に
して確実な硬化が保証される。接着面ないし接着
剤層の1cm2当り15個の通気孔20が垂直片16に
形成されると好適である。
垂直片16と平行にこれに沿つてポツト部分2
の反対側にアーム10,12を連結する第2の垂
直片24が設けられ、これは通気孔20の出口の
前で目かくし(遮蔽板)の働きをしている。垂直
片16,24は空隙26をおいて対置されてお
り、これにより通気孔20に周囲の空気が進入す
るための通気用の空間が形成される。接着剤の一
部は接着剤層18から通気孔20に入り込んでい
る。本発明の有利な実施態様では接着剤が通気孔
全体を満たすようにして、ほこりがそこにたまら
ないようにすることもできる。通気孔20はこの
場合にも接着剤層18と周囲の空気との接触を図
るという目的を満たすことができる。
把手4の上側アーム10はその上側延長部にポ
ツト部分2に向かう突出部分28を有しており、
これは調節用にポツト部分2の上縁部に載置され
ている。
第4図および第5図に示したコーヒーポツト4
01はガラス製ポツト部分402を有しており、
これに合成樹脂注型部材として特に離型性の良好
な把手404が接着により取付けられる。把手4
04はポツト部分402の反対側に下方に向つて
延びている本来の把手の役割を果す傾斜片408
を有しており、これは上側が開いたU字形片41
0を介してポツト部分402の壁面に沿つてほぼ
垂直に延びるアーム415に連結されている。ア
ーム415はポツト部分402に沿つて延びてい
る垂直片416を有しており、この垂直片には接
着剤層418を収容する平坦な凹所430を備え
ている。凹所430の範囲では垂直片416は通
気孔420により貫通されており、この場合接着
面1cm2当り4個の孔が設けられる。通気孔420
は接着面の範囲ではポツト部分402の壁414
に鉛直に延びている。凹所430は平坦な溝43
2により囲まれており、この溝とは細片434に
より分離されている。溝432は、凹所430か
ら万一接着剤が側方に漏出する際これを受止め、
ポツト部分の壁414と把手404との間から側
方に接着剤が漏出してポツトの美観を損なうのを
防止する働きをする。アーム415は垂直片41
6と間隔をおいて対置された軽く傾斜している片
424を有しており、これは垂直片416をおお
い、これと共に下側が閉じられた袋穴426を形
成しており、これは注型器具の出し入れに役立
つ。把手404は上方およびポツト部分との反対
側を遮蔽部材でおおうことができる。しかし又第
4図に破線で示すように閉鎖片436によりアー
ム415の袋穴426を閉鎖することもできる。
この場合閉鎖は空気を通すことができるようにす
るか又は接着剤層の完全な硬化後に初めて行われ
るようにすると良い。
接着剤層416を形成する接着剤の量は、通気
孔420を完全に満たしてその自由端から出て肉
厚部438を形成する程度に規定される。肉厚部
438は垂直片416における接着剤層の噛合結
合用のアンカーを形成し、垂直片416の合成樹
脂に対する接着剤の付着が弛んだ場合にも両者間
のなお十分な接合が保持されるように働く。
第6図に示す実施例ではガラス製のポツト部分
51は垂直方向に延びる側壁52はを有し、これ
に取付板54がシリコン接着剤の接着剤層56に
より接着されている。取付板54は、これを水平
方向に貫通する多数の通気孔58を有しており、
通気孔は接着剤層56の側からその自由端に向つ
て円錐状に拡がつている。接着剤の量は、通気孔
58がほぼ満たされるように定められる。その際
接着剤層56は各通気孔において円錐状のアンカ
ーヘツド60を形成する。合成樹脂から成る本来
の把手部分62は取付用突起片64,66により
取付板54の上端および下端に嵌合により取付け
られている。本来の把手部分62は遮蔽板68を
有しており、これは取付板54と平行に設けられ
通気孔58の出口をおおつている。
第6図の実施例の変形として合成樹脂製の取付
板54の代りにこれと同じ形状のガラス製の取付
板を使用することもできる。本来の把手部分62
は依然として合成樹脂製でガラス製の取付板に係
止される。
第7図ないし第9図の実施例は円筒状壁504
を有するガラス製ポツト部分502を示す。この
円筒状壁には内側に曲げられた上縁部506と上
縁端508が続いている。取付部材510は円筒
状壁部504と平行に延びる接着壁512を有し
ており、これはポツト部分502から円錐状に拡
がつている通気孔514により貫通されている。
この接着壁512はポツト部分502の円筒状壁
部504に接着剤層516により接着される。そ
の際接着剤は通気孔514を通つてその自由端に
アンカーヘツド518を形成する。接着壁512
はポツト部分502の湾曲形状に沿い、その外縁
部には枠520が形成され、その外側壁は下側か
ら3/4の高さまで溝522の形のガイド片を有し
ている。
本来の把手524は取付部材510に向いた側
に遮蔽壁526を有し、これは取付状態で通気孔
514をおおつている。遮蔽壁526から取付部
材510の下側から3/4の高さまで断面鉤形のガ
イド用突起528が突出しており、これにより取
付部材のガイド溝522と係合する枠状ガイドが
形成される。取付部材の枠520および把手52
4のガイド用突起528は上方に向つてV字形に
拡がつており、これにより挿入の際摩擦抵抗が小
さくなり最終段階で初めて固定座が得られるで組
立てが容易になる。取付部材の枠520はその上
側範囲に段部530,532を有し、クロスヘツ
ド534を形成しており、その際把手524のガ
イド用突起528はその上端536,538でこ
れらの段部530,532に当接している。
把手524の遮蔽壁526には垂直方向に延び
るスリツト状の開口部540により弾性片542
が形成され、その上端にはポツト部分の円筒状壁
504に向つて垂直方向に可動の係止用突起54
4が設けられる。この突起は把手524の最上部
にあつて枠520のクロスヘツド534の最上部
の凹所546に係合する。係止用突起544が凹
所546に係止されることにより誤動作による解
離を防止されるとともに、他方では把手とポツト
部分との意図的な解離を得られるように構成され
ている。
取付部材510の枠520のクロスヘツド53
4からは取付部材と一体に合成樹脂から作られる
鉤状突起550が延びており、これはポツト部分
502の上縁端508に載置されている水平部分
552、上縁端から下側にポツト部分の内壁に向
つて延びる垂直鉤形部分554、およびこれに続
いて水平方向に延びる先端部分556を有してい
る。この先端部分556はその自由端でポツト部
分502の上縁部506の内壁に接している。鉤
形突起550は一方ではポツト部分に液体飲料が
詰めれたとき把手でポツトを持つときに生ずる力
力の大部分を荷うことができるように堅牢に作ら
れるとともに、他方ではポツト部分の形状許容誤
差を補償できるようにするため若干の弾性力を有
するものでなければならない。把手524は更に
ポツトの蓋を係止するためのヒンジ穴560を有
している。
第10図は第7図ないし第9図に示した実施例
の変形を示し、ポツト部分502は同一なので同
じ符号を付けられている。取付部材710はポツ
ト部分502に接着され、第7図ないし第9図の
実施例の場合と同様に把手724をこれに押込む
ことにより接続されている。鉤形突起750は取
付部材710と一体に合成樹脂から作られ、第7
図ないし第9図の実施例における鉤形突起550
に相当する。しかしそのポツト部分とは反対側は
垂直方向に延びる弾性片780の一端に接続され
ている。この弾性片は取付部材710の接着壁7
12の背後にあり、その下端が取付部材の下側部
分に接続されている。鉤状突起750と弾性片7
80の間の接続個所には鎖錠用突起782が形成
されており、これはポツト部分から水平方向に延
びポツト壁と直角な側面に垂直方向に延びる多数
の歯から成る歯刻部784を有している。把手7
24はポツト壁とほぼ平行に延びる遮蔽壁726
を有しており、その上縁部786のポツト壁に対
し直角に延びる側面には把手724が下側から取
付部材710に差込まれると直ちに鉤形突起75
0の鎖錠用突起782の両側の歯刻部784と共
働する788を有する。弾性片780は軽いバイ
アス力を有しており、これにより鉤形突起750
は外側に向つて引張られ、更にその内側先端部は
ポツト部分の内壁に向つて引張られるようにされ
る。把手724の押し上げによつてポツト部分5
02の内壁に当接するこの位置が固定される。こ
のようにしてポツト部分502の比較的大きな形
状許容誤差が補償され、鉤状突起750は把手に
よりポツト部分を持上げると直ちにその負荷軽減
機能を満たし、接着部分の上側範囲に過度の引張
力が生じないように作用する。取付部材710に
おける把手724の鎖錠は第7図ないし第9図の
実施例の場合と帯く同様に行われる。その際両側
にそれぞれ一つの係止用鉤が把手の上縁の凹所7
86と間隔おいて形成され、取付部材710の上
縁部分と共働するようにされるが、図には簡略化
されれている。
第11図は第7図ないし第9図に示した実施例
の別の変形例を示し、ここではポツト部分502
に接着された取付部材810は鉤状突起なしに形
成されている。把手824は押し込みにより取付
部材に接続され、取付部材810にの接着壁81
2の通気孔を遮蔽するためのほぼ垂直方向に延び
る遮蔽壁826を有している。接着壁812上端
部からは水平方向に蓋壁890がポツト部分から
反対側に遮蔽壁826の方向に延びている。この
蓋壁890はその中央部にその自由端から接着壁
812に延びる凹所891を有し、ポツト壁に対
し直角に延び相対向するその側壁は垂直方向の
歯、リブ又は溝の形の歯刻部を有している。別個
の合成樹脂製部材として形成された鉤状突起85
0はポツト部分の上縁に接しその内壁に係合する
部分は第7図ないし第9図の実施例における鉤状
突起550と同様の形をしているが、ポツト部分
と反対側の端部は取付部材810とは一体成形さ
れずに、水平方向に延びるガイド部片892を有
しており、これは取付部材810の蓋壁890の
上に載置されている。平坦なガイド部片892か
らは断面矩形の鎖錠用ピン893が下方に蓋壁8
90の凹所891に突出しており、その取付範囲
のポツト壁に対し直角に延びる側壁には歯刻部が
設けられ、これは両側から凹所891の歯刻部に
係合してポツト部分とのずれが生じないようにし
ている。鎖錠用ピン893の下端には長い弾性係
止鉤894が形成され、これは取付部材810の
下側部分に形成された係止鉤895に下方から係
合している。ポツト部分502に取付部材810
を接着する際まず鉤状突起850がポツト部分5
02の上縁部にほぼその作動位置で設置され、そ
の際その内端部分がポツト部分502の内壁に当
接する。次に取付部材810がまだ接着剤を用い
ずに下側からポツト部分の外壁に沿つて上方に向
つて押し上げられ、鎖錠用ピン893が蓋壁89
0の凹所891に入り係止鉤894が取付部材の
係止鉤895に係合するようにされる。取付部材
810と鉤状突起850はこれにより一体に組立
てられるが、接着剤を塗布する際には再びポツト
部分の壁から離されるようにされる。ここで更に
指摘すべきことは、接着壁812には図示しない
外側の間隔片が配置されており、これは接着剤層
を側面で画成し上述の組立ての際既に接着剤層の
厚みを考慮してその厚みがそれぞれ異なることに
より正確な組立て調整が阻害されることを防止す
るようにできることである。この場合にも把手8
24の取付部材810における鎖錠は遮蔽壁82
6に設けられた係止鉤により行われる。すなわち
この係止鉤は凹状891の左右両側で蓋壁890
ないしはその一方の凹所と係合する。かかる係止
機構は図を簡略化するため省略されている。
第11図の実施例の変形例として取付部材81
0の蓋壁890にある側面に歯刻部を備えた凹所
891をやや幅広に形成し、その歯刻部が鉤状突
起850の鎖錠用ピン893の歯刻部とは係合し
ないようにすることができる。この場合の固定
は、接着剤はそれぞれ鎖錠用ピン893と凹所8
91の両側壁の間に注入することにより行われ
る。これは第11図の実施例における歯刻部によ
るよりもより正確な調整を可能にする。この変形
例では歯刻部を全面的又は部分的に省略すること
ができ、これにより組立ての際の調節を容易化す
ることができる。しかし又接着壁に形成される通
気孔をそこから出る接着剤が組立て状態で鉤状突
起の固定作用を果すように配置することも可能で
ある。
第12図ないし第14図に示した実施例ではガ
ラス製ポツト部分102の垂直方向に延びる側壁
104は合成樹脂製の把手106と接合されてい
る。把手106は本来の把手部分108を有し、
これは押込み又は係止接続によりポツト部分10
2に固着された取付部材110に接続されてい
る。取付部材110は電解酸化されたアルミニウ
ムから成り、ポツト壁104と同心的に延びる取
付板112(第14図)を有しており、これはポ
ツト壁に向つて突出する垂直方向の縁端部114
を備えており、これにより接着剤層116がポツ
ト壁104と取付板112の間から側方に漏出す
ることを防止している。取付板112の上側およ
び下側縁部はポツト部分に向つて突出する部片は
有していない。なぜなら取付板110は押出プレ
ス又は押出注型技術により作られたアルミニウム
型材の一部であるからである。取付部材110は
棒状型材の切断後電解酸化され、全面が良好な耐
腐食性を示し、ガラスになじむ酸化層により熱硬
化性のシリコンゴムの形の接着剤に対し良好な付
着性を示す。かかる実施例の変形として押出プレ
ス型材の切断前に予め人工的に酸化を施こすこと
もできる。その場合には接着剤と接触するポツト
側面のみを酸化するか場合によつては着色するだ
けで十分である。その他の面は順次自然に形成さ
れる酸化層により腐食に対し比較的良好に保護さ
れる。
取付板112はその中央部が全高にわたつてポ
ツト部分102の反対側の面に肉厚部118を有
しており、これから同様に全高にわたり水平方向
に互いに間隔おいて2つのリブ120が延びてお
り、これらは第14図の平面図から明らかなよう
に蛇行状に波形に形成され、すなわちまず肉厚部
118からはほぼ直角に取付板112から離れる
方向に延び、次に弓形部122により再び取付板
112に向つて延び、これから短かい間隔をおい
て走り、最後にもう一つの弓形部124により再
び取付板112に対しほぼ90゜の角度を成してこ
れから離れる方向に延び、取付板とほぼ平行に走
る外側に曲げられた縁端領域126に終る。把手
108はポツト壁104に沿つて垂直方向に延び
上側が開放している取付台130を有している。
取付台130は閉鎖底壁131、ポツト壁104
と平行に延びる背壁132を有し、この背壁から
側方にポツト壁104に向つて側壁134,13
6が延びており、これはこれに接続されている底
壁131と同様にポツト壁104から若干間隔を
おいており、把手108のポツト部分102に対
する弾性的な運動を許容している。第13図ない
し第14図から明らかなように、取付台130は
背壁132および側壁134,136の間の角部
にそれぞれ下側からほぼ全高にわたつて延びる内
側の肉厚部を有しており、これに取付板110の
リブ120の外側縁端部126を収容するための
溝140,142が形成される。溝140,14
2はポツト壁104にほぼ平行に走る面に側方に
外側に延び、リブ120の外端と共働する溝の底
部は第13図に示すように下側に向つて弱い円錐
状にすぼまつている間隔を有している。溝14
0,142の上側端部144,146は上側に向
つて互いに拡がる方向にあり、把手108を取付
ける際に取付板110のリブ120のためのガイ
ド片として役立つ。把手108を下側からポツト
部分102に接着された取付板110の上に押し
込む際に取付板110のリブ120は挿入用の溝
の上側端部144,146の中で弾性的に圧縮さ
れ、溝140,142内の最終位置においては溝
間の間隔の不均一性により上方から下方に向つて
増大する永続的な弾性張力を有する。この実施例
の変形として溝140,142を互いに平行に設
け、取付板の全高にわたり弾性張力を等しくする
こともできる。リブ120の弾性力により製造上
の許容誤差が補償され、接続部の弾性力が高めら
れるので、突然の負荷にあつても接着剤層116
に対する最大負荷が減ぜられるので有利である。
取付台130の背壁132には上側から高さの
一部にわたり垂直方向に延びるスリツト状の開口
150により弾性係止鉤152が形成されてい
る。上方に向つて斜めに切り取られた鼻状突起部
154は把手108が上方に完全に押し込められ
た際取付板110のリブ120の弓形部122の
上に係止し、把手の下方への引抜き対する付加的
な保護を形成する。しかしながら接続の弛みは主
として溝140,142内のリブ120の摩擦力
により防止される。
接着剤層が100℃の温度で熱硬化するときには、
軽金属の酸化層、たとえばアルミニウムの化学的
又は電解的に作られた酸化層に亀裂が生じるおそ
れがある。しかしこれは、表面内の亀裂が表面に
平行ではなくこれと直角に延びるので、金属基材
上の酸化層の寿命はそれ程減ぜられないのであま
り障害にはならない。酸化層上の接着剤層の付着
性に関して云えばかかる亀裂の発生はマイナスの
効果よりもプラスの効果を生じる。
取付板に使用される金属の種類に応じて適当な
表面層を形成するためサンドブラスト、エツチン
グ又は電気メツキ法等の種々の成層法が問題とな
る。しかし本発明においては軽金属酸化物から成
る表面層が軽金属から成る取付板又は軽金属で成
層された他の材料の上に施こされるが特に有利で
ある。軽金属酸化物とガラス、陶器又は他の鉱物
性溶融材料との類似性により接着の際にプライマ
ーを使用するときには同じプライマーを取付板と
ポツトの接着面に使用し、ポツトと取付板の接着
すべき個所に塗布することができるので、製造上
極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すコーヒーポツ
トの一部切欠側面図、第2図はその一部拡大断面
図、第3図は第2図の−線からみた図、第4
図は別の実施例を示す側断面図、第5図は第4図
−線からみた図、第6図は更に別の実施例を
示示す側断面図、第7図ないし第9図は更に別の
実施例を示すもので第7図はポツト部分の斜視
図、第8図は把手の一部を示す斜視図、第9図は
両者の側断面図、第10図ないし第12図は更に
異なる実施例を示す側断面図、第13図は第12
図の−線に沿う断面図、第14図は第1
2図の−線に沿う断面図である。 4;62;106,110;404;510,
524;710,724;810,824……把
手、2;51;102;401;502……ポツ
ト部分、20,58;420;514……通気
孔、18;56;418;516……接着剤層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラス又はセラミツクから成るポツト部分と
    これに取付けられる把手を備えた飲料ポツトにお
    いて、把手4;62;106、110;404;
    510;524;710、724;810、82
    4が握り用開口6、利用者によりつかまれる本来
    の把手部分8、および握り用開口6とポツト部分
    2;502の側壁との間に伸びる垂直片16;5
    12を有し、この垂直片を介して弾性接着剤層1
    8;516によりポツト部分2;502の側壁に
    大面積で取付けられ、また把手がポツト部分の上
    縁部に係合すする鉤状突起550;750;85
    0を有し、この鉤状突起が安全装置として、接着
    剤層516の弾性変形により少なくとも負荷が高
    つた際にポツト部分502の上縁部に係合して把
    手524;724;824とポツト部分502と
    の間に生じる引張力の一部を担持し、接着剤層5
    16の上側範囲により担持すべき引張力を軽減す
    る働きをすることを特徴とする飲料ポツト。 2 弾性接着剤層が一液性シリコン接着剤から成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    飲料ポツト。 3 弾性接着剤層が熱硬化性シリコンゴムから成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    飲料ポツト。 4 把手524の垂直壁512が接着剤層516
    全体の係合面として用いられることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1
    つに記載の飲料ポツト。 5 垂直壁512が、これと間隔を置いた第2の
    垂直壁526と共に管状部分を形成することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のい
    ずれか1つに記載の飲料ポツト。 6 垂直壁16;512が握り用開口6のほぼ全
    高にわたつて延びていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1つに記
    載の飲料ポツト。 7 把手4が接着剤層18の範囲にこの接着剤層
    に接続された面430を介してポツト部分402
    の側壁414に向かつて突出する細片434を備
    え、接着剤層の厚みを制限していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれ
    か1つに記載の飲料ポツト。 8 把手が取付部材54;110;510;71
    0;810とこれに取付けられる本来の把手部分
    62;106;524;724;824を有し、
    該取付部材が接着剤層によりポツト部分51;1
    02;502と接合されること特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1つに記
    載の飲料ポツト。 9 把手の取付け部材がガラス様材料から成るか
    又はガラス様材料から成る表面層を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第8項記載の飲料ポツ
    ト。 10 取付部材54;110が接着剤層56;1
    16と良好に接合可能な表面層を持つ金属を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の
    飲料ポツト。 11 取付部材54;110の金属として酸化表
    面を持つ軽金属合金が使用されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項記載の飲料ポツト。 12 ポツト部分502の上縁部408に係合す
    る鉤状突起450;750;850が取付部材5
    10;710;810に配置されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第11項のいず
    れか1つに記載の飲料ポツト。 13 鉤状突起750が直接把手724に鎖錠さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第12項のいずれか1つに記載の飲料ポツト。
JP57157947A 1982-05-27 1982-09-10 飲料ポツト Granted JPS58216014A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3220057.9 1982-05-27
DE19823220057 DE3220057A1 (de) 1980-12-23 1982-05-27 Bruehgetraenkekanne, insbesondere kaffeekanne einer elektrischen kaffeemaschine
DE3230063.8 1982-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58216014A JPS58216014A (ja) 1983-12-15
JPH035162B2 true JPH035162B2 (ja) 1991-01-24

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE3937461A1 (de) * 1989-11-10 1991-05-16 Bentz & Sohn Melitta Glaskanne mit einem griff
JP2020130429A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 タイガー魔法瓶株式会社 取っ手付き容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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ES278246U (es) 1985-08-01
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