JPH0351509Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351509Y2 JPH0351509Y2 JP19308686U JP19308686U JPH0351509Y2 JP H0351509 Y2 JPH0351509 Y2 JP H0351509Y2 JP 19308686 U JP19308686 U JP 19308686U JP 19308686 U JP19308686 U JP 19308686U JP H0351509 Y2 JPH0351509 Y2 JP H0351509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sash frame
- corner
- metal fitting
- corner metal
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 27
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 14
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は板硝子の取付け構造に関する。
［従来の技術］
板硝子を建物の開口部にシリコーンなどの接着
剤により固定し取付ける構造シリコーン工法が知
られている。そして、この工法における万一の安
全対策として固定した板硝子のコーナー部を第３
図のようにコーナー金具１で係止している。とこ
ろが、従来のコーナー金具は第４図に例示する如
く、板硝子２を構造シリコーン７で接着している
サツシ枠３の目地を貫通して、ボルト５を室内側
の構造体４に緊結しているため、水密用ガスケツ
ト６でシールしても、ボルトとガスケツトとの間
のシール部分が漏水経路となつていた。漏水を防
ぐため、ボルトの周囲にシール剤を充填すると、
耐震上無理が生じ、金具の捩れやガスケツトの破
断につながり、取付部の全体に支障が生ずる。
剤により固定し取付ける構造シリコーン工法が知
られている。そして、この工法における万一の安
全対策として固定した板硝子のコーナー部を第３
図のようにコーナー金具１で係止している。とこ
ろが、従来のコーナー金具は第４図に例示する如
く、板硝子２を構造シリコーン７で接着している
サツシ枠３の目地を貫通して、ボルト５を室内側
の構造体４に緊結しているため、水密用ガスケツ
ト６でシールしても、ボルトとガスケツトとの間
のシール部分が漏水経路となつていた。漏水を防
ぐため、ボルトの周囲にシール剤を充填すると、
耐震上無理が生じ、金具の捩れやガスケツトの破
断につながり、取付部の全体に支障が生ずる。
［考案の解決しようとする問題点］
本考案は従来の取付け構造が有していた前述の
欠点を解消することを目的とし、コーナー金具の
緊結ボルトを構造体に取付けないでサツシ枠に係
止させることにより水密性を向上させるものであ
る。
欠点を解消することを目的とし、コーナー金具の
緊結ボルトを構造体に取付けないでサツシ枠に係
止させることにより水密性を向上させるものであ
る。
［問題点を解決するための手段］
本考案は、前述の問題点を解決すべくなされた
ものであり、建物の構造体に係止したサツシ枠に
板硝子の周辺を接着し、該サツシ枠内部を水密ガ
スケツトでシールして雨水を目地部よりサツシ枠
内に導き排出するようになつており、かつこれら
板硝子のコーナー部を外側からコーナー金具で押
え固定せしめた取付け構造において、前記コーナ
ー部のサツシ枠内部にコーナー金具受をサツシ枠
縁部に引掛けるように挿入し、前記コーナー金具
をこの金具受にネジ止めすることによりサツシ枠
に固定するようにした板硝子の取付け構造を提供
するものである。
ものであり、建物の構造体に係止したサツシ枠に
板硝子の周辺を接着し、該サツシ枠内部を水密ガ
スケツトでシールして雨水を目地部よりサツシ枠
内に導き排出するようになつており、かつこれら
板硝子のコーナー部を外側からコーナー金具で押
え固定せしめた取付け構造において、前記コーナ
ー部のサツシ枠内部にコーナー金具受をサツシ枠
縁部に引掛けるように挿入し、前記コーナー金具
をこの金具受にネジ止めすることによりサツシ枠
に固定するようにした板硝子の取付け構造を提供
するものである。
［実施例］
次に本考案の実施例を図面に従つて具体的に説
明する。
明する。
第１図は、本考案に係る板硝子取付け構造の第
３図と同様な部分断面図である。図示する如く板
硝子２は構造体４に取付けられたサツシ枠３に、
少くともその上下周辺部を構造シリコーン７によ
り接着される。これらの板硝子２のコーナー部に
はサツシの目地部においてコーナー金具１が設け
られ、サツシ枠３に接着した前記板硝子２を外方
向から係止するようになつている。
３図と同様な部分断面図である。図示する如く板
硝子２は構造体４に取付けられたサツシ枠３に、
少くともその上下周辺部を構造シリコーン７によ
り接着される。これらの板硝子２のコーナー部に
はサツシの目地部においてコーナー金具１が設け
られ、サツシ枠３に接着した前記板硝子２を外方
向から係止するようになつている。
この係止は、第２図に例示するようなボルト孔
１１を有するコーナー金具受８を前記サツシ枠３
の内部に挿入し、このコーナー金具受をサツシ枠
３の縁部９に係止させ、コーナー金具１の緊締ボ
ルト５を該コーナー金具受に緊締させることによ
り達成できる。
１１を有するコーナー金具受８を前記サツシ枠３
の内部に挿入し、このコーナー金具受をサツシ枠
３の縁部９に係止させ、コーナー金具１の緊締ボ
ルト５を該コーナー金具受に緊締させることによ
り達成できる。
この場合、サツシ枠３の内部はサツシ枠に植立
したリブ１０に装着した水密ガスケツト６により
シールされる。
したリブ１０に装着した水密ガスケツト６により
シールされる。
更に、コーナー金具受８の奥行き幅をサツシ枠
３の前記縁部９とリブ１０との間隔に一致させる
と、サツシ枠内部におけるコーナー金具受８の安
全性が増し、コーナー金具１の取付けが容易とな
る。
３の前記縁部９とリブ１０との間隔に一致させる
と、サツシ枠内部におけるコーナー金具受８の安
全性が増し、コーナー金具１の取付けが容易とな
る。
なお、本考案において板硝子としては着色また
は表面被覆をしたもの、あるいは結晶板硝子また
はセラミツク板なども含む。
は表面被覆をしたもの、あるいは結晶板硝子また
はセラミツク板なども含む。
［考案の効果］
本考案は以上説明したように、サツシ枠に構造
シリコーンにより接着した板ガラスのコーナー部
をコーナー金具で外側から緊締する場合、サツシ
枠内部に挿入したコーナー金具受をサツシ枠の縁
部に係止させ、コーナー金具の緊締ボルトをこの
コーナー金具受に緊締しているので、従来のよう
に緊締ボルトをサツシ枠の目地部を貫通させて構
造体に緊締させなくて済み、これによりサツシ枠
内部において水密ガスケツトで確実なシールが得
られる。
シリコーンにより接着した板ガラスのコーナー部
をコーナー金具で外側から緊締する場合、サツシ
枠内部に挿入したコーナー金具受をサツシ枠の縁
部に係止させ、コーナー金具の緊締ボルトをこの
コーナー金具受に緊締しているので、従来のよう
に緊締ボルトをサツシ枠の目地部を貫通させて構
造体に緊締させなくて済み、これによりサツシ枠
内部において水密ガスケツトで確実なシールが得
られる。
更に、コーナー金具の緊締もサツシ枠の縁部に
係止させた状態でコーナー金具受にその緊締ボル
トをネジ止めするだけであるので、極めて容易で
ある。
係止させた状態でコーナー金具受にその緊締ボル
トをネジ止めするだけであるので、極めて容易で
ある。
第１図は本考案に係る板硝子の取付け構造を示
す部分断面部、第２図はコーナー金具受の斜視
図、第３図は板硝子のコーナー部をコーナー金具
で固定したときの正面図、第４図は従来の板硝子
の取付け構造の第３図のＡ−Ａ断面図を示す。 図において、１はコーナー金具、２は板硝子、
３はサツシ枠、４は構造体、６は水密ガスケツ
ト、７は構造シリコーン。
す部分断面部、第２図はコーナー金具受の斜視
図、第３図は板硝子のコーナー部をコーナー金具
で固定したときの正面図、第４図は従来の板硝子
の取付け構造の第３図のＡ−Ａ断面図を示す。 図において、１はコーナー金具、２は板硝子、
３はサツシ枠、４は構造体、６は水密ガスケツ
ト、７は構造シリコーン。
Claims (1)
- 建物の構造体に係止したサツシ枠に板硝子の周
辺を接着し、該サツシ枠内部を水密ガスケツトで
シールして雨水を目地部よりサツシ枠内に導き排
出するようになつており、かつこれら板硝子のコ
ーナー部を外側からコーナー金具で押え固定せし
めた取付け構造において、前記コーナー部のサツ
シ枠内部にコーナー金具受をサツシ枠縁部に引掛
けるように挿入し、前記コーナー金具をこの金具
受にネジ止めすることによりサツシ枠に固定する
ようにした板硝子の取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19308686U JPH0351509Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19308686U JPH0351509Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6398979U JPS6398979U (ja) | 1988-06-27 |
| JPH0351509Y2 true JPH0351509Y2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=31148778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19308686U Expired JPH0351509Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351509Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP19308686U patent/JPH0351509Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6398979U (ja) | 1988-06-27 |
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