JPH0351092A - 誘導加熱式アイロン - Google Patents

誘導加熱式アイロン

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JPH0351092A
JPH0351092A JP18786889A JP18786889A JPH0351092A JP H0351092 A JPH0351092 A JP H0351092A JP 18786889 A JP18786889 A JP 18786889A JP 18786889 A JP18786889 A JP 18786889A JP H0351092 A JPH0351092 A JP H0351092A
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heating coil
iron
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和彦 麻田
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Hideyuki Kominami
秀之 小南
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において使用される誘導加熱式アイ
ロンに関するものである。
従来の技術 第4図は、従来の技術における誘導加熱式アイロンの回
路図である。第4図において、1はアイロン本体、2は
アイロン台である。アイロン台2はアイロン作業83と
載置部4がらなっている。
載置部4には加熱コイル9が設けられており、アイロン
作業の前やアイロン作業の最中に衣類をさばいたりする
ときに、アイロン本体1を載置して加熱することができ
るようになっている。アイロン作業部3には、アイロン
作業中にアイロン本体1を誘導加熱し、アイロン作業に
よって奪われる熱を補うための加熱コイル5・加熱コイ
ル6・加熱コイル7・加熱コイル8が設けられている。
以上の構成において、従来の技術の誘導加熱式アイロン
の動作を説明する。使用者は、先ず、アイロン本体1を
載置部4の加熱コイル9の上に載置し、アイロンかけに
適した温度まで加熱を行う。アイロン本体1の温度が所
定の温度に達した時点で、アイロンがけをしたい衣類等
をアイロン作業部3の上に広げ、その上がらアイロン本
体1を用いてアイロン作業を行う。アイロン作業中には
、加熱コイル5・6・7・8によって加熱が行われる。
すなわちアイロン本体1が加熱コイル5の上に位置すれ
ば、加熱コイル5によってアイロン本体1の誘導加熱が
行われ、アイロン本体1が加熱コイル7の上に位置すれ
ば加熱コイル7によってアイロン本体1の誘導加熱が行
われる。アイロン作業の途中に、衣類をさばいたり衣類
を交換したりする場合には、使用者がアイロン本体1を
載置部4に戻して行なう。
以上のような動作により、コードレスでありながらアイ
ロン本体に十分な加熱パワーが供給されるので、豊富な
スチームを使用してアイロンがけを行うことができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の技術の誘導加熱式アイ
ロンにおいては、金属ボタンやチャック等の金属小物が
ついた衣類をアイロンがけしようとした場合においては
、前記金属小物が加熱コイル5・6・7・8によって加
熱され、それらの温度が高くなって使用者が火傷を負う
といった危険があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり
、金属小物の付いた衣類のアイロンがけに際しても、火
傷を防ぐことのできる安全な誘導加熱式アイロンを提供
することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための手段は、アイロン本体とアイ
ロン台からなり、前記アイロン台は、アイロン作業中に
アイロン本体を誘導加熱する少なくとも1個の加熱コイ
ルと、アイロン本体を載置する載置部と、金属小物検知
回路と制御回路を有し、前記金属小物検知回路は、−室
以上の大きさの負荷が前記加熱コイル上に位置する場合
に制御回路に金属小物信号を出力し、前記制御回路はア
イロン本体が載置部にある状態で金属小物検知回路から
の金属小物信号を受けた場合に加熱コイルの電流を停止
する構成の誘導加熱式アイロンとするものである。
作  用 金属小物検知回路は、アイロン本体が載置部に置かれて
いる時に、金属ボタン・チャック等の金属小物が加熱コ
イル上に位置した場合にこれを検知し制御回路に金属小
物信号を伝える。制御回路はこの信号を受けると前記加
熱コイルの電流を停止する。以上によって、金属小物の
加熱を防止し、使用者の火傷を防ぐことができる安全性
の高い誘導加熱式アイロンを提供することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例における誘導加熱式アイロン
のブロック図である。第1図において、21はアイロン
本体、22はアイロン台である。
アイロン台22は、アイロン作業中にアイロン本体21
を誘導加熱するための加熱コイル33と、アイロン作業
の前やアイロン作業の合間にアイロンYEN紮本体21
を置くためのセラミック板で構成した載置部37を有し
、載置部37には長円形の加熱コイル35が設けられて
いる。加熱コイル33・35はそれぞれインバータ10
0・101から高周波電流が供給され高周波磁界を発生
し、アイロン本体21が近付いたときにこれを誘導加熱
するものである。入力電流検知回路43は、装置の入力
電流即ち入力電力を検知し、この情報を金属小物検知回
路47あるいは負荷検知回路49に伝達する。加熱コイ
ル電流検知回路44は、加熱コイル33に流れる高周波
電流を検知し、同じ(この情報を金属小物検知回路47
あるいは負荷検知回路49に伝達する。金属小物検知回
路47は、前記高周波電流の大きさと入力電流の大きさ
との比率から、加熱コイル33の上に金属ボタンやチャ
ック等の一定以上の大きさの金属小物負荷が置かれた場
合にこれを検知し、制御回路51に金属小物信号を出力
する。負荷検知回路49は、同じく高周波電流の大きさ
と入力電流の大きさとの比率から、アイロン本体21が
加熱コイル33の上に位置することを検知して、制御回
路51にこの情報を出力する。リードスイッチ42は、
アイロン本体21が載置部37に位置したときにアイロ
ン本体21が有しているマグネット102に反応してオ
ンし、この情報を制御回路51に伝達する。制御回路5
1は、前記した各情報を基に、インバータ100および
101を以下のように制御する。即ちアイロン本体21
が載置部37に載置されている状態で、つまりリードス
イッチ42がオンしている状態で、金属小物検知回路4
7から金属小物信号が入力された場合には、インバータ
100の動作を停止させ、加熱コイル33への供給電流
を止める。
第2図は、第1図に示したブロック図を示す具体回路例
である。図において21はアイロン本体、22はアイロ
ン台である。アイロン台22は、直流電源27と、これ
に接続されているインバータ100・101を有してい
る。インバータ100はスイッチング素子28・29の
直列回路と、スイッチング素子28のコレクタエミッタ
間に逆並列接続されたダイオード30と、スイッチング
素子29のコレクタエミッタ間に逆並列接続されたダイ
オード31と、共振コンデンサ39によって構成されて
いる。またインバータ101はスイッチング素子32・
38の直列回路と、スイッチング素子32のコレクタエ
ミッタ間に逆並列接続されたダイオード34と、スイッ
チング素子38のコレクタエミッタ間に逆並列接続され
たダイオード40と、共振コンデンサ41によって構成
されている。インバータ100の出力は、アイロン作業
部36の下に設けられていてアイロン作業中にアイロン
本体を誘導加熱する加熱コイル33に、インバータ10
1の出力は載置部37に設けられておりアイロン本体が
@置されたときにこれを誘導加熱する加熱コイル35に
それぞれ接続されている。入力電流検知回路43は、装
置の入力電流を検知するもので、本実施例では電流トラ
ンス52・負荷の抵抗53・整流器54及びその出力を
ピークホールドするためのコンデン・す55と抵抗56
によって構成されている。加熱コイル電流検知回路44
は、加熱コイル33の電流を検知するもので、本実施例
では電流トランス57・負荷の抵抗58・整流器59及
びそめ出力をピークホールドするためのコンデンサ60
と抵抗61によって構成されている。この出力は抵抗4
5・46の直列回路に接続され、分圧されてコンパレー
タ48に接続されている。金属小物検知回路47は、前
記コンパレータ48で構成され入力電流検知回路43の
出力と、前記分圧出力とを比較することによって金属ボ
タン・ヂャック等の金属小物が加熱コイル33の上に置
かれていることを検知し、制御回路51に金属小物信号
を出力するものである。負荷検知回路49は、コンパレ
ータ50で構成され入力電流検知回路43の出力と、加
熱コイル電流検知回路44の出力とを比較することによ
ってアイロン本体21が加熱コイル33の上に置かれて
いることを検知し、il+御回路51に信号を出力する
ものである。
第3図は、第1図・第2図に示した金属小物検知回路4
7と負荷検知回路49の動作特性を示したものである。
第3図において、アは無負荷状態における、イは加熱コ
イル32等の上に金属ボタンを置いた場合における、つ
はアイロン本体21を加熱コイル32の中心から6セン
チずらして置いた場合における、工はアイロン本体21
を加熱コイル32の中心上に置いた場合における、装置
の入力電流1.と加熱コイルの電流I、の関係を示した
グラフである。つまり本実施例の回路では、加熱コイル
33の上に負荷を置いた場合この負荷の大きさ或は負荷
の位置に応じて加熱コイル電油と入力電流の比率が変わ
ってくるものであって、負荷が小さい場合は加熱しに(
いため加熱コイル電流に対する入力電流が小となる。同
様に負荷の位置がずれた場合はずれの度合いが大である
ほど加熱しにくいため加熱コイル電流に対する入力電流
が小となる。また破線aは金属小物検知回路47の出力
のハイとローの境界線を表し、破線すは負荷検知回路4
9の出力のハイとローの境界線を表している。すなわち
金属小物検知回路47は、破線aよりも右の領域ではハ
イを出力し、破線aよりも左の領域ではローを出力し、
負荷検知回路49は、破線すよりも右側ではハイ左倒で
はローを出力するものである。したがって、加熱コイル
32の上にアイロン本体21がある場合には、負荷検知
回路49の出力はハイとなり、金属小物検知回路47は
金属小物がある場合にハイの信号を出力することが出来
るものである。
以上の構成において動作を説明する。まず使用者は、ア
イロン本体21をアイロン台22の載置部37に置く。
するとリードスイッチ42がこれを検知し、制御回路5
1にこの情報を伝える。制御回路51はインバータ10
1を駆動させアイロ検知する。そして、制御回路51は
アイロン本体21が載置部37に置かれている段階で、
金属小物検知回路47の出力を調べる。金属ボタン等の
金属小物が加熱コイル33に無い場合には、金属小物検
知回路47の出力はローである。この場合には、次に使
用者がアイロン本体21を加熱コイル33の上に置けば
、負荷検知回路49の出力がハイとなり、制御回路51
が加熱コイル33に高周波電流を供給してアイロン作業
中にもアイロン本体21を誘導加熱する。この場合、も
しアイロン本体21が加熱コイル32の上に位置してい
なければ、負荷検知回路49の出力がローとなり、一定
時間だけ加熱コイル33への高周波電流の供給を停止す
る。この一定時間が経過した後、制御回路51が負荷検
知回路49の出力を調ベハイとなっていれば、加熱コイ
ル33に高周波電流を供給してアイロン本体21を誘導
加熱する。これによってアイロン作業中にアイロン本体
21から逃げる熱を補給することが出来るため、上質な
アイ本体21が誘導加熱される。しかもアイロン本体2
1が加熱コイル33以外の場所に位置している場合は、
負荷検知回路49の作用によって高周波電流の供給を停
止できるため不要な輻射や電力損失を抑えることができ
るものである。
つぎに金属ボタン等の金属小物の付いた衣類ををアイロ
ン作業部36の加熱コイル33の上に置いて、アイロン
がけを行おうとした場合について説明する。アイロン本
体21が使用者によって載置部37の上に置かれると、
リードスイッチ42がオンし制御回路51がインバータ
100を動作させる。この場合衣類等に付いている金属
小物が、加熱コイル33の上に位置されると金属小物検
知回路47がハイの金属小物信号を出力する。
従って制御回路51は、使用者によって金属小物が加熱
コイル33の上に置かれたことを検知し、その後の加熱
コイル33によるアイロン本体21の誘導加熱を停止す
る。つまりこの場合は、使用者がアイロン本体21を載
置部37の上に置いた場合に限って誘導加熱によってア
イロン本体21を誘導加熱するものである。従って、本
実施例によれば使用者が火傷を負うという虞がないもの
である。
なお本実施例においては、アイロン本体21を金属小物
検知回路47によって誤って金属小物であると検知して
しまわないように、アイロン台22側にリードスイッチ
42を設け、加熱コイル35による加熱が完了した直後
に金属小物検知を行っているが、例えば加熱コイル35
のインピーダンスがアイロン本体21がある場合と無い
場合とで変化するということを利用したものであっても
良く、その他の手段によってアイロン本体21が載置部
37に有ることを検知しても良い。要するにアイロン本
体21が載置部37にある期間に制御回路51が金属小
物を検知するもので有れば良い。また本実施例では、金
属小物を検知した場合には、アイロン作業中の誘導加熱
を止めるだけで使用者には報知していないが、例えばベ
ルを鳴らすなどして使用者に金属小物の存在を報知する
構成としてもよい。更にまた本実施例においては、アイ
ロン作業中にアイロン本体21を加熱する加熱コイルは
加熱コイル33の1個のみであるが、加熱コイル数を複
数とし、例えば負荷検知回路49の出力がローであった
場合に、次々と加熱コイルを切り換えて行くものであっ
ても良い。加熱コイルの数を増やすことにより、アイロ
ン作業中のアイロン本体への加熱が充分に行われるため
アイロン本体の温度が常に高く保たれ、より良いアイロ
ンがけが可能となる。なおこの場合には、1個の加熱コ
イルで金属小物を検知した場合に、アイロン作業部36
にある全ての加熱コイルを停止させてもよいし、金属小
物の存在が検知された加熱コイルのみを停止させてもよ
い。また本実施例では、2石共振形ハーフブリッジイン
バータを使用したが、他のインバータ形式のものに応用
しても同様の効果が得られ、またインバータの数を1個
として、rイロン本体21の位置に応じて載置部とアイ
ロン作業部の加熱コイルを切り替える構成のものであっ
てもよい。
発明の効果 以上の実施例によっても明らかなように本発明の誘導加
熱式アイロンは特にアイロン本体と゛γイロン台からな
り、前記アイロン台は、アイロン作業中に゛rアイロン
本体誘導加熱する少なくとも1個の加熱コイルと、アイ
ロン本体を!12置する載置部と、金属小物検知回路と
制御回路を有し、IW記金金属小物検知回路、−室以上
の大きさの負荷が前記加熱コイル上に位置する場合に制
御回路に金属小物信号を出力し、前記制御回路は前記ア
イロン本体が前記載置部にある状態で金属小物検知回路
からの金属小物信号を受けた場合に加熱コイルの電流を
停止するようにしたことにより、金属ボタンやチャック
等の金属小物が誘導加熱されることを防ぎ、使用者が火
傷を負うことを防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における誘導加熱式アイロン
のブロック図、第2図は同具体回路図、第3図は同金属
小物検知回路と負荷検知回路の動作特性図、第4図は従
来の技術における誘導加熱式アイロンの上面図である。 21・・・アイロン本体、36・・・アイロン台、33
・・・加熱コイル、37・・・載置部、47・・・金属
小物検知回路、51・・・制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アイロン本体とアイロン台からなり、前記アイロン台は
    、アイロン作業中にアイロン本体を誘導加熱する少なく
    とも1個の加熱コイルと、アイロン本体を載置する載置
    部と、金属小物検知回路と制御回路を有し、前記金属小
    物検知回路は、一定以上の大きさの負荷が前記加熱コイ
    ル上に位置する場合に制御回路に金属小物信号を出力し
    、前記制御回路はアイロン本体が載置部にある状態で金
    属小物検知回路からの金属小物信号を受けた場合に加熱
    コイルの電流を停止する誘導加熱式アイロン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113930955A (zh) * 2020-07-14 2022-01-14 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 熨烫装置及其控制方法、计算机可读存储介质

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