JPH03100A - 電磁誘導加熱式アイロン装置 - Google Patents
電磁誘導加熱式アイロン装置Info
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- JPH03100A JPH03100A JP13423289A JP13423289A JPH03100A JP H03100 A JPH03100 A JP H03100A JP 13423289 A JP13423289 A JP 13423289A JP 13423289 A JP13423289 A JP 13423289A JP H03100 A JPH03100 A JP H03100A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、電磁誘導加熱式を利用したコードレス式のア
イロン装置に関し、待にアイロン台にアイロン本体を予
熱する予熱部と、′フイロン作業を行なうアイロン掛は
面とを有し、予熱部およびアイロン掛は面に夫々加熱コ
イルを有するアイロン装置に係るものである。
イロン装置に関し、待にアイロン台にアイロン本体を予
熱する予熱部と、′フイロン作業を行なうアイロン掛は
面とを有し、予熱部およびアイロン掛は面に夫々加熱コ
イルを有するアイロン装置に係るものである。
〈従来技術〉
従来、この種の電磁誘導加熱式アイロン装置は、第6図
の如く予熱部用の加熱コイル31と、アイロン掛は画用
の加熱コイル32とを有し、複数の加熱コイル31.3
2にリレー33を用いた切換え回路34を接続し、必要
に応じて該リレー33により駆動電流を切換え、加熱コ
イル31.32のうちどちらか一方のみを加熱させてい
た。
の如く予熱部用の加熱コイル31と、アイロン掛は画用
の加熱コイル32とを有し、複数の加熱コイル31.3
2にリレー33を用いた切換え回路34を接続し、必要
に応じて該リレー33により駆動電流を切換え、加熱コ
イル31.32のうちどちらか一方のみを加熱させてい
た。
なお、図中C,,C2は共振コンデンサ、35はダイオ
ードブリッジ、36はマイクロコンピュータ、37は高
周波インバータ、38はパワートランジスタ、39はト
ランジスタ駆動回路を示している。
ードブリッジ、36はマイクロコンピュータ、37は高
周波インバータ、38はパワートランジスタ、39はト
ランジスタ駆動回路を示している。
〈 発明が解決しようとする課題 〉
しかし、上記従来技術では、電磁誘導加熱式アイロン装
置の加熱コイル31.32を加熱するには1200W程
度の入力が必要であるが、この電力を得るには、加熱コ
イル部の駆動電流は50〜60Aの大電流が必要である
。従来技術のリレー33を用いた切換え方式ではリレー
33の接点に上記の様な大電流が流れるため大型のリレ
ー33が必要であり、装置が大型化する。
置の加熱コイル31.32を加熱するには1200W程
度の入力が必要であるが、この電力を得るには、加熱コ
イル部の駆動電流は50〜60Aの大電流が必要である
。従来技術のリレー33を用いた切換え方式ではリレー
33の接点に上記の様な大電流が流れるため大型のリレ
ー33が必要であり、装置が大型化する。
また、一般にアイロン作業中、作業者は頻繁にアイロン
本体をアイロン掛部と予熱部とに置替えるので、その毎
にリレー33を切換えなければならず、接点寿命やリレ
ー切換え時の騒音等の面で問題がある。
本体をアイロン掛部と予熱部とに置替えるので、その毎
にリレー33を切換えなければならず、接点寿命やリレ
ー切換え時の騒音等の面で問題がある。
これらの解決手段として、リレー33をソリッドステー
トリレー等に置き換える方法もあるが、このような方式
ではその切換え回路に大電流耐量のパワーデバイスを使
用しなければならず、装置がさらに高価になるとともに
その駆動回路も別途必要になり、まrこ、大電流切換え
パワーデバイスに流れることによる熱損失が増大し、ア
イロンの加熱効率が低下するなどの問題が残り、本質的
な解決策にはなっていなかった。
トリレー等に置き換える方法もあるが、このような方式
ではその切換え回路に大電流耐量のパワーデバイスを使
用しなければならず、装置がさらに高価になるとともに
その駆動回路も別途必要になり、まrこ、大電流切換え
パワーデバイスに流れることによる熱損失が増大し、ア
イロンの加熱効率が低下するなどの問題が残り、本質的
な解決策にはなっていなかった。
本発明は、上記に鑑み、複数の加熱コイルの駆動切換え
において、装置を小型化し、その回路寿命を高め、騒音
を防止し、安全性に優れた電磁誘導加熱式アイロン装置
の提供を目的とするものである。
において、装置を小型化し、その回路寿命を高め、騒音
を防止し、安全性に優れた電磁誘導加熱式アイロン装置
の提供を目的とするものである。
く 課題を解決するための手段 〉
本発明による課題解決手段は、第1.2.3図の如く、
複数の加熱コイル1,2を有する電磁誘導加熱装置3を
備えたアイロン台5と、磁性体を有するアイロン本体6
とから構成され、前記加熱コイル1.2の共振周波数が
互いに異なるよう設定され、前記アイロン本体6のアイ
ロン台上での位置を検知する位置検知手段8と、該位置
検知手段8からの検知信号に基づいて加熱を必要とする
アイロン本体直下の加熱コイル1.2固有の共振周波数
に切換え駆動する加熱コイル駆動手段9とが設けられた
ものである。
複数の加熱コイル1,2を有する電磁誘導加熱装置3を
備えたアイロン台5と、磁性体を有するアイロン本体6
とから構成され、前記加熱コイル1.2の共振周波数が
互いに異なるよう設定され、前記アイロン本体6のアイ
ロン台上での位置を検知する位置検知手段8と、該位置
検知手段8からの検知信号に基づいて加熱を必要とする
アイロン本体直下の加熱コイル1.2固有の共振周波数
に切換え駆動する加熱コイル駆動手段9とが設けられた
ものである。
く作用〉
上記課題解決手段において、電磁誘導加熱式アイロン装
置の運転時には、アイロン本体6のアイロン台5の上で
の位置を位置検知手段8が検知し、該位置検知手段8の
検知信号に基づいて、加熱コイル駆動手段9は、加熱コ
イル1.2の駆動電源をアイロン本体6の位置に対応す
る加熱コイル1゜2の共振周波数に切換えて該加熱コイ
ル1,2に印加する。
置の運転時には、アイロン本体6のアイロン台5の上で
の位置を位置検知手段8が検知し、該位置検知手段8の
検知信号に基づいて、加熱コイル駆動手段9は、加熱コ
イル1.2の駆動電源をアイロン本体6の位置に対応す
る加熱コイル1゜2の共振周波数に切換えて該加熱コイ
ル1,2に印加する。
従って、例えば、アイロン台5に、アイロン掛は面10
aと、アイロン予熱部10bとが形成され、夫々に対応
して加熱コイル1,2が配されている場合、アイロン本
体6がアイロン掛は面10aに位置するときは、それに
対応する加熱コイル2が駆動され、アイロン本体6が予
熱部10bに位置するときは、それに対応する加熱コイ
ル1が駆動されることになる。
aと、アイロン予熱部10bとが形成され、夫々に対応
して加熱コイル1,2が配されている場合、アイロン本
体6がアイロン掛は面10aに位置するときは、それに
対応する加熱コイル2が駆動され、アイロン本体6が予
熱部10bに位置するときは、それに対応する加熱コイ
ル1が駆動されることになる。
このとき、加熱コイル1.2の切換えは、その駆動周波
数を切換えることにより行なっているので、従来の如き
加熱部切換え用のリレーを廃止でき、これに伴なう接点
寿命の問題がなくなり、装置の長寿命が図れる。また、
リレー切換え時の接点前もなくなり静音化が図ることが
で島る。
数を切換えることにより行なっているので、従来の如き
加熱部切換え用のリレーを廃止でき、これに伴なう接点
寿命の問題がなくなり、装置の長寿命が図れる。また、
リレー切換え時の接点前もなくなり静音化が図ることが
で島る。
さらに、駆動電源の駆動周波数の切換え方式に変えたこ
とにより、制御方法が容易になると共に、す換え用のパ
ワーデバイスが不要になり、装置の小型化が可能となる
。
とにより、制御方法が容易になると共に、す換え用のパ
ワーデバイスが不要になり、装置の小型化が可能となる
。
〈実施例〉
以下、本発明に係る電磁誘導加熱式アイロン装置の一実
施例を図面に基づいて説明する。
施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る電磁誘導加熱式アイロン装置の
機能ブロック図、第2図はアイロン台の電電回路図、第
3図は全体を示す概略図である。
機能ブロック図、第2図はアイロン台の電電回路図、第
3図は全体を示す概略図である。
第3図の如(、本実施例のアイロン装置は、第一加熱コ
イル1および第二加熱コイル2を有する電磁誘導加熱装
置3を備えたアイロン台5と、磁性体を有するアイロン
本体6とから構成されている。
イル1および第二加熱コイル2を有する電磁誘導加熱装
置3を備えたアイロン台5と、磁性体を有するアイロン
本体6とから構成されている。
前記アイロン台5の上面には、衣服類をアイロン掛けす
るため、布地等からなるアイロン掛は面10aと、アイ
ロン本体6を予熱するための予熱部10bとが形成され
ている。前記第一加熱コイル1は予熱部10b直下に配
され、第二加熱コイル2は、アイロン掛は面10aの直
下に配されている。
るため、布地等からなるアイロン掛は面10aと、アイ
ロン本体6を予熱するための予熱部10bとが形成され
ている。前記第一加熱コイル1は予熱部10b直下に配
され、第二加熱コイル2は、アイロン掛は面10aの直
下に配されている。
また、アイロン台5の下部に設置された電装ボックス1
1には電磁誘導加熱装置3の制御部が内装され、該電磁
誘導加熱装置3は、第1図の如く、前記アイロン本体6
のアイロン台5の上での位置を検知する位置検知手段8
と、該位置検知手段8からの検知信号に基づいて加熱を
必要とするアイロン本体直下の第一加熱コイル1または
第二加熱コイル2の固有の共振周波数に切換え駆動する
加熱コイル駆動手段9とを有している。
1には電磁誘導加熱装置3の制御部が内装され、該電磁
誘導加熱装置3は、第1図の如く、前記アイロン本体6
のアイロン台5の上での位置を検知する位置検知手段8
と、該位置検知手段8からの検知信号に基づいて加熱を
必要とするアイロン本体直下の第一加熱コイル1または
第二加熱コイル2の固有の共振周波数に切換え駆動する
加熱コイル駆動手段9とを有している。
前記第一加熱コイル1および第二加熱コイル2は、第2
図の如く、夫々直列に第一共振コンデンサ12および第
二共振コンデンサ13が接続されている。第一加熱コイ
ル1およC/第一共振コンデンサ12から成るLC直列
回路(予熱部用の第一加熱コイル部14)の共振周波数
が20KHzに設定されている。
図の如く、夫々直列に第一共振コンデンサ12および第
二共振コンデンサ13が接続されている。第一加熱コイ
ル1およC/第一共振コンデンサ12から成るLC直列
回路(予熱部用の第一加熱コイル部14)の共振周波数
が20KHzに設定されている。
また第二加熱コイル2および第二共振コンデンサ13か
ら成るLC直列回路(アイロン掛は面用の第二加熱コイ
ル部15)の共振周波数が50KHzに設定されている
。
ら成るLC直列回路(アイロン掛は面用の第二加熱コイ
ル部15)の共振周波数が50KHzに設定されている
。
これらの共振コンデンサの容量C1共振周波数「、加熱
コイルのインダクタンスI−の関係は、C=1/l(2
πf)’x L 1 となっている。
コイルのインダクタンスI−の関係は、C=1/l(2
πf)’x L 1 となっている。
前記アイロン本体6のこて面には、電磁誘導加熱装置3
の電磁誘導により加熱されるべき金属磁性板からなる被
加熱体6aが配されている。
の電磁誘導により加熱されるべき金属磁性板からなる被
加熱体6aが配されている。
前記位置検知手段8は、予熱部用の第一加熱コイル1の
近傍に配され予熱部10bアイロン本体6の存在を検知
する第一近接センサー16と、アイロン掛は面用の第二
加熱コイル2の近傍に配されアイロン掛は面10aでの
アイロン本体6の存在を検知する第二近接センサー17
とを備えている。
近傍に配され予熱部10bアイロン本体6の存在を検知
する第一近接センサー16と、アイロン掛は面用の第二
加熱コイル2の近傍に配されアイロン掛は面10aでの
アイロン本体6の存在を検知する第二近接センサー17
とを備えている。
前記加熱コイル駆動手段9は、第1,2図の如く、位置
検知手段8からの検知信号に基づいて、第一加熱コイル
部14および第二加熱コイル部15の電源周波数を20
KHzまたは50KH2に切換える周波数切換え手段1
8と、該周波数に切換え手段18によって指定された周
波数を出力する第一周波数出力手段19および第二周波
数出力手段20とを備えている。
検知手段8からの検知信号に基づいて、第一加熱コイル
部14および第二加熱コイル部15の電源周波数を20
KHzまたは50KH2に切換える周波数切換え手段1
8と、該周波数に切換え手段18によって指定された周
波数を出力する第一周波数出力手段19および第二周波
数出力手段20とを備えている。
前記周波数切換え手段18は、一般的なワンチップマイ
クロコンピュータを備え、内部にデータRAM、プログ
ラムROM、CPU等を有するしのである。
クロコンピュータを備え、内部にデータRAM、プログ
ラムROM、CPU等を有するしのである。
前記第一周波数出力手段19および第二周波数出力手段
20は、整流された直流を高周波電流として面加熱コイ
ル1.2に供給するため高周波スイッチングを行なうト
ランジスタ21.22と、フリーホイルダイオード23
.24と、周波数切換え手段18(マイクロコンピュー
タ9)の出力信号をトランジスタ21.22を駆動でき
る電圧レベルに変換するトランジスタ駆動回路25とを
備えている。
20は、整流された直流を高周波電流として面加熱コイ
ル1.2に供給するため高周波スイッチングを行なうト
ランジスタ21.22と、フリーホイルダイオード23
.24と、周波数切換え手段18(マイクロコンピュー
タ9)の出力信号をトランジスタ21.22を駆動でき
る電圧レベルに変換するトランジスタ駆動回路25とを
備えている。
トランジスタ21.22は、高周波化に対応するために
IGBT等の高周波デバイスを使用し、フリーホイルダ
イオード23.24と共にハーフブリツノ回路が形成さ
れている。また、トランジスタ駆動回路25はトランジ
スタ21およびトランジスタ22に互いに反転した信号
を出力する機能を有している。
IGBT等の高周波デバイスを使用し、フリーホイルダ
イオード23.24と共にハーフブリツノ回路が形成さ
れている。また、トランジスタ駆動回路25はトランジ
スタ21およびトランジスタ22に互いに反転した信号
を出力する機能を有している。
なお、第2図中、26は電源プラグ、27は該電源プラ
グ26から供給される交流電圧を直流電圧に変換するた
めのダイオードブリッジ、28は平滑コンデンサ、29
は定電圧電源囲路、30は電磁誘導加熱式アイロン装置
の運転スイッチを示すものである。
グ26から供給される交流電圧を直流電圧に変換するた
めのダイオードブリッジ、28は平滑コンデンサ、29
は定電圧電源囲路、30は電磁誘導加熱式アイロン装置
の運転スイッチを示すものである。
次に、上記構成の電磁誘導加熱式アイロン装置の回路制
御動作について説明する。
御動作について説明する。
第2図において、運転スイッチ30がONされると、ア
イロン本体6が予熱部10bにある場合は第一近接セン
サー16がアイロン本体6がアイロン掛は面10mにあ
る場合は第二近接センサー17がその存在を検知する。
イロン本体6が予熱部10bにある場合は第一近接セン
サー16がアイロン本体6がアイロン掛は面10mにあ
る場合は第二近接センサー17がその存在を検知する。
今、アイロン本体6が予熱部10bにある場合、第一近
接センサー16によってその存在が検知されると、周波
数切換え手段18は第一周波数出力手段19を制御し、
該第−周波数出力手段19の内のトランジスタ駆動回路
25は20KHzの信号をトランジスタ21,22を駆
動できる電圧レベルに変換する。このとき、該両トラン
ジスタ21・22は互いに反転動作をくり返す。これに
よりトランジスタ21.22は第一加熱コイル1と第一
共振コンデンサ12、および第二加熱コイル2と第二共
振コンデンサ13に灯して整流された直流電圧を波高値
とする20KHzの方形電流を印加する。
接センサー16によってその存在が検知されると、周波
数切換え手段18は第一周波数出力手段19を制御し、
該第−周波数出力手段19の内のトランジスタ駆動回路
25は20KHzの信号をトランジスタ21,22を駆
動できる電圧レベルに変換する。このとき、該両トラン
ジスタ21・22は互いに反転動作をくり返す。これに
よりトランジスタ21.22は第一加熱コイル1と第一
共振コンデンサ12、および第二加熱コイル2と第二共
振コンデンサ13に灯して整流された直流電圧を波高値
とする20KHzの方形電流を印加する。
ところで、第一加熱コイル1と第一共振コンデンサ12
、および第二加熱コイル2と第二共振コンデンサ13の
共振周波数はそれぞれ20KH2と50KH2に設定さ
れているので、そのインピーダンスは、第4図の如く、
第一加熱コイル1はAのように20K)Izで、また第
二加熱コイル2はBのように50KH2で急激に低下す
る特性を持っている。
、および第二加熱コイル2と第二共振コンデンサ13の
共振周波数はそれぞれ20KH2と50KH2に設定さ
れているので、そのインピーダンスは、第4図の如く、
第一加熱コイル1はAのように20K)Izで、また第
二加熱コイル2はBのように50KH2で急激に低下す
る特性を持っている。
今、20KH2の方形波の駆動電源が両加熱コイル1.
2に印加されているが、20KHzでは第一加熱コイル
1のインピーダンスが第二加熱コイル2のインピーダン
スに比べて者しく低いので、両加熱コイルへの駆動電流
は、第5図(a)のように、20KHzで同調している
第一加熱コイル1には共振電流が流れるが、第二加熱コ
イル2にはほとんど電流は流れない。
2に印加されているが、20KHzでは第一加熱コイル
1のインピーダンスが第二加熱コイル2のインピーダン
スに比べて者しく低いので、両加熱コイルへの駆動電流
は、第5図(a)のように、20KHzで同調している
第一加熱コイル1には共振電流が流れるが、第二加熱コ
イル2にはほとんど電流は流れない。
犬にアイロン本体6がアイロン掛は面10aの上に移動
され、第二近接センサー17によりアイロン本体6の存
在が検知されると、周波数切換え手段18および第二周
波数出力手段20はその出力信号を20KHzから50
KH2に切換えるので、第一加熱コイル1およ!7第二
加熱コイル2のインピーダンスは逆転し、第5図(b)
のように第二加熱コイル2には共振電流が流れ第一加熱
コイル1にはほとんど流れなくなる。
され、第二近接センサー17によりアイロン本体6の存
在が検知されると、周波数切換え手段18および第二周
波数出力手段20はその出力信号を20KHzから50
KH2に切換えるので、第一加熱コイル1およ!7第二
加熱コイル2のインピーダンスは逆転し、第5図(b)
のように第二加熱コイル2には共振電流が流れ第一加熱
コイル1にはほとんど流れなくなる。
従って、加熱コイル駆動手段9がアイロン本体6の位置
により電磁誘導加熱装置3の両加熱コイル1,2の共振
周波数に対応して駆動周波数を切換えることにより、ア
イロン加熱に必要な加熱コイル1.2の駆動を切換える
ことがで終る。
により電磁誘導加熱装置3の両加熱コイル1,2の共振
周波数に対応して駆動周波数を切換えることにより、ア
イロン加熱に必要な加熱コイル1.2の駆動を切換える
ことがで終る。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
例えば、本実施例では、2つの加熱コイルが設けられて
いたが、アイロンの使用性の向上のため、加熱コイルの
数がそれよりも多くてもよい。この場合、加熱コイルの
駆動を切換える必要があるが、加熱コイル部を夫々固有
の共振周波数に設定すれば、本発明のような周波数切換
え方式でも対応できる。
いたが、アイロンの使用性の向上のため、加熱コイルの
数がそれよりも多くてもよい。この場合、加熱コイルの
駆動を切換える必要があるが、加熱コイル部を夫々固有
の共振周波数に設定すれば、本発明のような周波数切換
え方式でも対応できる。
また、位置検出手段は、上記実施例の如き近接センサー
から構成するものに限らず、光方式、磁気式のものを利
用して構成してもよい。
から構成するものに限らず、光方式、磁気式のものを利
用して構成してもよい。
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、アイロ
ン本体のアイロン台上での位置を検知する位置検知手段
と、該位置検知手段からの検知信号に基づいて加熱を必
要とするアイロン本体直下の加熱コイル固有の共振周波
数に切換え駆動する加熱コイル駆動手段とを有すること
により、以下の様な優れた効果がある。
ン本体のアイロン台上での位置を検知する位置検知手段
と、該位置検知手段からの検知信号に基づいて加熱を必
要とするアイロン本体直下の加熱コイル固有の共振周波
数に切換え駆動する加熱コイル駆動手段とを有すること
により、以下の様な優れた効果がある。
(1)アイロン作業者が頻繁にアイロン本体を複数の加
熱部間を往復させても、回路の電流の加熱部間の切換え
動作においてリレーを廃止しでいるので、接点寿命の問
題がなくなり、装置の長寿命が図れる。また、リレー切
換え時の接点前らなくなり静音化が図ることができる。
熱部間を往復させても、回路の電流の加熱部間の切換え
動作においてリレーを廃止しでいるので、接点寿命の問
題がなくなり、装置の長寿命が図れる。また、リレー切
換え時の接点前らなくなり静音化が図ることができる。
(2)加熱部の切換えを駆動電源のリレーの切換え方式
から、駆動電源の駆動周波数の切換え方式に変えたこと
により、制御方法が容易になると共に、切換え用のパワ
ーデバイスが不要になり装置の小型化が可能となり、コ
ストダウンを図ることができる。
から、駆動電源の駆動周波数の切換え方式に変えたこと
により、制御方法が容易になると共に、切換え用のパワ
ーデバイスが不要になり装置の小型化が可能となり、コ
ストダウンを図ることができる。
第1図は本発明に係る電磁誘導加熱式アイロン装置の機
能ブロック図、第2図は同じくアイロン台の電気回路図
、第3図は全体を示す構成図、第4図は加熱コイルのイ
ンピーダンス特性図、sS図(、)は20KHzの電圧
を印加した場合の加熱コイルの駆動電圧と駆動電流の波
形図、同図(b)は50KHzの電圧を印加した場合の
加熱コイルの駆動電圧と駆動電流の波形図、第6図は従
来の7イロン台の電気回路図である。 1,2:加熱コイル、3:電磁誘導加熱装置、5ニアイ
ロン台、6:アイロン本体、 8:位置検知手段、9:加熱コイル駆動手段。 10a:フイロン掛は面、10b:予熱部12.13:
共振コンデンサ、 16.17:近接センサー 18二周波数切換え手段 19.20:周波数出力手段 21.22:)ランノスタ 23.24:フリーホイルダイオード 25:トランノスタ駆動回路。 出 願 人 シャープ株式会社
能ブロック図、第2図は同じくアイロン台の電気回路図
、第3図は全体を示す構成図、第4図は加熱コイルのイ
ンピーダンス特性図、sS図(、)は20KHzの電圧
を印加した場合の加熱コイルの駆動電圧と駆動電流の波
形図、同図(b)は50KHzの電圧を印加した場合の
加熱コイルの駆動電圧と駆動電流の波形図、第6図は従
来の7イロン台の電気回路図である。 1,2:加熱コイル、3:電磁誘導加熱装置、5ニアイ
ロン台、6:アイロン本体、 8:位置検知手段、9:加熱コイル駆動手段。 10a:フイロン掛は面、10b:予熱部12.13:
共振コンデンサ、 16.17:近接センサー 18二周波数切換え手段 19.20:周波数出力手段 21.22:)ランノスタ 23.24:フリーホイルダイオード 25:トランノスタ駆動回路。 出 願 人 シャープ株式会社
Claims (1)
- 複数の加熱コイルを有する電磁誘導加熱装置を備えたア
イロン台と、磁性体を有するアイロン本体とから構成さ
れ、前記加熱コイルの共振周波数が互いに異なるよう設
定され、前記アイロン本体のアイロン台上での位置を検
知する位置検知手段と、該位置検知手段からの検知信号
に基づいて加熱を必要とするアイロン本体直下の加熱コ
イル固有の共振周波数に切換え駆動する加熱コイル駆動
手段とを備えたことを特徴とする電磁誘導加熱式アイロ
ン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13423289A JPH0779913B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 電磁誘導加熱式アイロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13423289A JPH0779913B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 電磁誘導加熱式アイロン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03100A true JPH03100A (ja) | 1991-01-07 |
JPH0779913B2 JPH0779913B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=15123516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13423289A Expired - Fee Related JPH0779913B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 電磁誘導加熱式アイロン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0779913B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2392171A (en) * | 2002-03-06 | 2004-02-25 | Univ Loughborough | Induction ironing system |
EP1870511A1 (fr) * | 2006-06-23 | 2007-12-26 | Laurent Renard | Dispositif de fer à repasser à induction magnétique |
PL424342A1 (pl) * | 2018-01-23 | 2019-07-29 | Marian Łukomski | Sposób nagrzewania żelazka bezprzewodowego na desce do prasowania ręcznego materiałów, zwłaszcza tekstylnych |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP13423289A patent/JPH0779913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2392171A (en) * | 2002-03-06 | 2004-02-25 | Univ Loughborough | Induction ironing system |
EP1870511A1 (fr) * | 2006-06-23 | 2007-12-26 | Laurent Renard | Dispositif de fer à repasser à induction magnétique |
PL424342A1 (pl) * | 2018-01-23 | 2019-07-29 | Marian Łukomski | Sposób nagrzewania żelazka bezprzewodowego na desce do prasowania ręcznego materiałów, zwłaszcza tekstylnych |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0779913B2 (ja) | 1995-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |