JPH035091B2 - - Google Patents

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JPH035091B2
JPH035091B2 JP60176853A JP17685385A JPH035091B2 JP H035091 B2 JPH035091 B2 JP H035091B2 JP 60176853 A JP60176853 A JP 60176853A JP 17685385 A JP17685385 A JP 17685385A JP H035091 B2 JPH035091 B2 JP H035091B2
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JP
Japan
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transistor
output
current
voltage
base
Prior art date
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JP60176853A
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JPS6238010A (ja
Inventor
Mitsuru Hayakawa
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は各種の信号処理に使用される出力増幅
器に関する。
(従来の技術) 第2図は、トランジスタQ1,Q2と電流源IS
1とによつて構成されている差動増幅回路と、ダ
イオードDとトランジスタQ3とによつて構成さ
れているカレントミラー回路と、トランジスタQ
8,Q9と電流源IS4とダイオードD1,D2、
及び抵抗R2とに構成されている電圧増幅段と、
PNPトランジスタQ11とNPNトランジスタQ
12との複合接続によるPNPトランジスタと
NPNトランジスタQ10及び抵抗R3とで構成
されている出力段とからなる従来の出力増幅器の
一例のものの回路図である。
この第2図に示す従来の出力増幅器において、
差動増幅回路とカレントミラー回路とは縦続接続
されていて、図中のA点を出力端とする一体の増
幅段を構成している。トランジスタQ1,Q2の
電流をそれぞれIc1、Ic2とすると、トランジスタ
Q3の電流は、カレントミラー回路の特性によつ
てIc1になる。
それで、入力端子1,2間に供給される入力信
号Viが、Vi>0のときには前記したトランジス
タQ1,Q2の電流Ic1、Ic2はIc1>1c2の関係に
あるから前記したA点の電圧は低下し、また、入
力端子1,2間に供給される入力信号Viが、Vi
<0のときには前記したトランジスタQ1,Q2
の電流Ic1、Ic2はIc1<Ic2の関係にあるから前記
したA点の電圧は上昇する。前記したA点の電圧
は電圧増幅段により反転増幅されて出力段に供給
され、出力端子3からは電圧利得1の出力段から
の出力信号Voが送出されるが、前記した出力信
号Voは、前記した入力信号ViがVi>0のときに
はVo>0となり、また、前記した入力信号Viが
Vi<0のときにはVo<0となる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、前記した第2図示の従来の出力増幅
器は、それの電圧増幅作用が差動増幅回路と電圧
増幅段(反転増幅段)との2段にわたつてなされ
ているために、位相推移が加算されて大きな位相
推移を生じる。また、第2図示の出力増幅器にお
いて、それの出力段におけるトランジスタQ1
1,Q12による複合PNPトランジスタと、
NPNトランジスタQ10としては相補的な特性
を有するものが必要とされるが、前記の回路をモ
ノシリツク集積回路で実現する場合に、通常、
PNPトランジスタの利得帯域幅積はNPNトラン
ジスタのそれに比べて非常に悪いから、第2図示
の出力増幅器をモノシリツク集積回路で構成した
場合には、出力段のPNPトランジスタ(Q11,
Q12の複合接続)とNPNトランジスタQ10
との位相推移量が異なるために整合がとれないと
いうことが起こる。
したがつて、従来例の出力増幅器を負帰還増幅
器として使用する場合には、適当な位相補償を行
なつても高周波特性が悪いために、映像信号のよ
うな広帯域の信号の増幅器に使用することができ
なかつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、入力信号が供給されている差動増幅
回路における一方の出力側に入力側が接続されて
いるカレントミラー回路の出力側と、前記した差
動増幅回路の他方の出力側との接続点に第1の電
流源を接続し、また、前記したカレントミラー回
路の出力側と差動増幅回路の他方の出力側との接
続点と前記のカレントミラー回路の入力側との間
にベースとエミツタとを接続して、前記の接続点
の電圧をカレントミラー回路の入力側に帰還する
帰還トランジスタのコレクタに第2の電流源を接
続してなる電圧増幅段と、前記の電圧増幅段にお
ける帰還トランジスタのコレクタにベースが接続
され、ベースが電圧駆動されるとともに、前記の
電圧増幅段における帰還トランジスタのベース電
圧に応動する電流駆動回路により、エミツタが電
流駆動される出力トランジスタとを備え、前記の
出力トランジスタのエミツタから出力信号を得る
ようにした出力増幅器を提供するものである。
(実施例) 以下、本発明の出力増幅器の具体的な内容につ
いて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本発明の出力増幅器の実施例の回路図で
あつて、この第1図に示されている出力増幅器に
おいて、既述した第2図に示されている出力増幅
器における各構成部分と対応している構成部分に
は、第2図中で使用している図面符号と同一の図
面符号が使用されている。
第1図において、入力端子1にベースが接続さ
れているトランジスタQ1と、入力端子2にベー
スが接続されているトランジスタQ2とにおける
共通接続されたエミツタと電源との間には、電流
源IS1が接続されており、また、前記のトランジ
スタQ1のコレクタと接地との間にはダイオード
Dが接続され、さらに、トランジスタQ2のコレ
クタにはトランジスタQ4,Q6のベースが接続
されているともに、トランジスタQ3のコレクタ
が接続されている。
前記したトランジスタQ3のエミツタは接地さ
れており、また、トランジスタQ3のベースには
前記したトランジスタQ1のコレクタが接続され
ている。前記したトランジスタQ2,Q3のコレ
クタと、トランジスタQ4,Q6のベースとの接
続点Aと、電源Vccとの間には、第1の電流源IS
2が接続されており、また、前記したトランジス
タQ4のエミツタは、トランジスタQ3のベース
とトランジスタQ1のコレクタとに接続されてい
る。
前記したトランジスタQ4のコレクタにはトラ
ンジスタQ5のベースが接続されているととも
に、トランジスタQ4のコレクタと電源との間に
は、第2の電流源IS3が接続されている。
前記したトランジスタQ5のコレクタは電源に
接続されており、また、トランジスタQ5のエミ
ツタは出力端子3に接続されているとともに、ト
ランジスタQ7のコレクタに接続され、前記のト
ランジスタQ7のエミツタは接地されている。前
記のトランジスタQ6は、それのコレクタが電源
に接続されており、また、それのエミツタは抵抗
Rを介して接地されているとともに、トランジス
タQ7のベースに接続されている。
第1図示の出力増幅器において、トランジスタ
Q1,Q2による差動増幅回路の2つの出力間
に、ベースとエミツタとが接続されている前記し
たトランジスタQ4は、トランジスタQ1,Q2
による差動増幅回路の2つの出力間に帰還路を構
成している。
さて、前記した第1図中におけるA点の電圧
は、トランジスタQ2の電流Ic2と、トランジス
タQ3の電流Ic3と、第1の電流源IS2の電流I1
とのバランスによつて決定されるのであるが、前
記のA点の電圧は前記したトランジスタQ4の帰
還作用により次のように自動的に決定されるので
ある。
すなわち、差動増幅器の入力端子1,2間に入
力信号Viが供給されることにより、トランジス
タQ1,Q2による差動増幅回路のトランジスタ
Q1のコレクタにIc1の電流が流れ、また、トラ
ンジスタQ2のコレクタにIc2の電流が流れ、さ
らに、第1の電流源IS2からはI1の電流が流れ、
さらにまた、カレントミラー回路の出力側にIc3
の電流が流れているとした場合に、今、前記の電
流間の大きさの関係が、Ic3<(Ic2+I1)であつ
たとすると、この場合にはA点の電圧が上昇しよ
うとするが、トランジスタQ4のエミツタの電位
はダイオードDによつて固定されているから、そ
の固定されたトランジスタQ4のエミツタ電圧に
対して、ベース・エミツタ間電圧だけ高い電圧に
固定されている状態にあるトランジスタQ4のベ
ースに対して{(Ic2+I1)−Ic3}の電流が流れ
る。前記したトランジスタQ4のベース電流の増
大によつてトランジスタQ4のエミツタ電流が増
大し、それがカレントミラー回路の入力側に供給
される。それによつてカレントミラー回路におけ
る入力側の電流Ic3が増大するが、カレントミラ
ー回路の特性によりそれの出力側の電流も入力側
の電流と等しい電流になされるというような動作
を行なつて、前記のA点の電圧は前記したトラン
ジスタQ4の帰還作用により前記の各電流の関係
がIc3=Ic2+I1となされるような電圧値に自動的
に設定されるのである。
前記の各電流間の大きさの関係が、前記の場合
すなわち、Ic3<(Ic2+I1)とは逆に、Ic3>(Ic2
+I1)の場合には、前記の場合とは逆にA点の電
圧が低下しようとするが、トランジスタQ4のエ
ミツタの電位はダイオードDによつて固定されて
いるから、その固定されたトランジスタQ4のエ
ミツタ電圧に対して、ベース・エミツタ間電圧だ
け高い電圧に固定されている状態にあるトランジ
スタQ4のベースに対して{Ic3−(Ic2+I1)}の
電流が流れる。前記したトランジスタQ4のベー
ス電流の減少によつてトランジスタQ4のエミツ
タ電流が減少し、それがカレントミラー回路の入
力側に供給される。それによつてカレントミラー
回路における入力側の電流Ic3が減少するが、カ
レントミラー回路の特性によりそれの出力側の電
流も入力側の電流と等しい電流になされるといよ
うな動作を行なつて、前記のA点の電圧は前記し
たトランジスタQ4の帰還作用により、前記の各
電流の関係がIc3=Ic2+I1となされるような電圧
値に自動的に設定されるのである。
前記のような電流Ic3=Ic2+I1がカレントミラ
ー回路に流れるときに、トランジスタQ4に流れ
る電流は、Ic3−Ic1=Ic2−Ic1+I1となる。トラ
ンジスタQ4のコレクタに接続されている第2の
電流源IS3の電流I2がI2=I1であると、トランジ
スタQ4の出力電流はIc2−Ic1になり、差動増幅
回路への入力信号Viに対応した出力信号Vo、す
なわち、入力信号Vi>0のときにIc1>Ic2でVo
>0、入力信号Vi<0のときにIc1<Ic2でVo<
0の出力信号VoがトランジスタQ4のコレクタ
に得られる。
前記のようにトランジスタQ4のコレクタに現
われた出力信号Voは、出力トランジスタQ5の
ベース・エミツタ間を経由して出力端子3に電圧
利得1で伝達されて、出力端子3には出力信号
Voが出力される。
また、トランジスタQ6,Q7と抵抗Rとから
なる電流駆動回路は、A点の電圧に対応した電流
を流す。
さて、A点の電圧はトランジスタQ4のベー
ス・エミツタ間電圧と、トランジスタQ3のベー
ス・エミツタ間電圧との和であり、前記したそれ
ぞれのトランジスタQ4,Q3のベース・エミツ
タ間電圧はそれぞれのトランジスタQ4,Q3の
エミツタ電流によつて決定される。
ところで、前記したトランジスタQ4,Q3の
エミツタ電流は、入力信号Viに対応しているの
で、入力信号ViがVi>0のときには減少し、入
力信号ViがVi>0のときには増加する。すなわ
ち、入力信号ViがVi>0のときにはA点の電圧
が下降し、また、入力信号ViがVi<0のときに
はA点を電圧が上昇する。
したがつて、前記した電流駆動回路の出力とな
るトランジスタQ7の電流は、入力信号ViがVi
>0のときには減少し、入力信号ViがVi<0の
ときには増加する。
これを、前記した出力信号Voに対応させてみ
ると、入力信号ViがVi>0のときには出力信号
VoはVo>0であり、このときのトランジスタQ
7の電流は減少しているので、トランジスタQ5
を経由して出力端子3から負荷に向つて電流を流
し出す。前記とは逆に、入力信号ViがVi<0の
ときには出力信号VoはVo<0であり、このとき
のトランジスタQ7の電流は増加しているので、
出力端子3に負荷から電流を吸込むように作用す
る。すなわち、出力段のトランジスタQ5とQ7
とはプツシユプル動作を行なつているのである。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなよう
に、本発明の出力増幅器は入力信号が供給されて
いる差動増幅回路における一方の出力側に入力側
が接続されているカレントミラー回路の出力側
と、前記した差動増幅回路の他方の出力側との接
続点に第1の電流源を接続し、また、前記したカ
レントミラー回路の出力側と差動増幅回路の他方
の出力側との接続点と前記のカレントミラー回路
の入力側との間にベースとエミツタとを接続し
て、前記の接続点の電圧をカレントミラー回路の
入力側に帰還する帰還トランジスタのコレクタに
第2の電流源を接続してなる電圧増幅段と、前記
の電圧増幅段における帰還トランジスタのコレク
タにベースが接続され、ベースが電圧駆動される
とともに、前記の電圧増幅段における帰還トラン
ジスタのベース電圧に応動する電流駆動回路によ
り、エミツタが電流駆動される出力トランジスタ
とを備え、前記の出力トランジスタのエミツタか
ら出力信号を得るようにした出力増幅器であつ
て、電圧増幅作用は帰還トランジスタQ4の増幅
段の1段で達成されていて、それの位相推移は小
さく、また、出力段はPNPトランジスタを使用
していないので位相推移は問題とはならず、した
がつて、本発明の出力増幅器によれば高周波にお
いても安定に動作する負帰還増幅器を容易に実現
でき、本発明により既述した従来の諸問題点は良
好に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の出力増幅器の実施例回路図、
第2図は出力増幅器の従来例の回路図である。 1,2……入力端子、3……出力端子、Q1〜
Q12……トランジスタ、IS1〜IS4……電流
源、D,D1,D2……ダイオード、R,R2,
R3……抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号が供給されている差動増幅回路にお
    ける一方の出力側に入力側が接続されているカレ
    ントミラー回路の出力側と、前記した差動増幅回
    路の他方の出力側との接続点に第1の電流源を接
    続し、また、前記したカレントミラー回路の出力
    側と差動増幅回路の他方の出力側との接続点と前
    記カレントミラー回路の入力側との間にベースと
    エミツタとを接続して、前記の接続点の電圧をカ
    レントミラー回路の入力側に帰還する帰還トラン
    ジスタのコレクタに第2の電流源を接続してなる
    電圧増幅段と、前記の電圧増幅段における帰還ト
    ランジスタのコレクタにベースが接続され、ベー
    スが電圧駆動されるとともに、前記の電圧増幅段
    における帰還トランジスタのベース電圧に応動す
    る電流駆動回路により、エミツタが電流駆動され
    る出力トランジスタとを備え、前記の出力トラン
    ジスタのエミツタから出力信号を得るようにした
    出力増幅器。
JP60176853A 1985-08-13 1985-08-13 出力増幅器 Granted JPS6238010A (ja)

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