JPH035079A - ガスメタルアーク溶接方法 - Google Patents

ガスメタルアーク溶接方法

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JPH035079A
JPH035079A JP13803989A JP13803989A JPH035079A JP H035079 A JPH035079 A JP H035079A JP 13803989 A JP13803989 A JP 13803989A JP 13803989 A JP13803989 A JP 13803989A JP H035079 A JPH035079 A JP H035079A
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Yasuyuki Yoshida
康之 吉田
Nobumi Hiromoto
悦己 広本
Hiroshi Imaizumi
啓 今泉
Toshio Kato
敏夫 加藤
Keiji Ono
桂二 小野
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Aichi Sangyo Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Aichi Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄構2機械、船舶などの溶接構造物の隅肉継
手溶接に好適なガスメタルアーク溶接方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ガスメタルアーク溶接方法は、通常0.8〜2.
4+11φの細径ワイヤをアーク中に連続送給し、Ar
+CO2ガス、CO□ガスなどのシールドガスを用いて
大気と遮断して溶接を行う方法であり、例えば脚長61
111の隅肉継手溶接を行うには溶接速度が40〜5Q
cm/minで施工されており、溶接速度の向上が要求
されている。
そこで最近、100Aで2〜3■の傾きを有する溶接電
源及び高速ワイヤ送給装置と、A r +He +CO
2+ 02の4元ガス、Ar+ l(e + CO2の
3元ガスとの組合わせにより、従来の2倍以上の高速溶
接が可能な溶接方法が開発されている。
しかしながら、この方法は4元又は3元ガスのシールド
ガスを使用するためにガスコストが非常に高く、高速溶
接による生産性向上の効果が半減している。
また一方従来から使用されている安価なAr+C○2ガ
ス、C02ガスではアークの集中性、安定性が悪く、こ
れらのガスと10OAで2〜3Vの傾きを有する電源と
の組合わせでは高速溶接が安定して行えない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
安価なシールドガスすなわちAr+CO2又はC02ガ
スを使用しても従来の100Aで2〜3■の傾きを有す
る溶接電源による場合の約2倍以上の高速溶接が可能と
なり、また従来の10OAで2〜3■の傾きを有する溶
接電源と高価なシールドガスすなわちA r + He
 + C02+ 02又はAr+ He + CO2の
組合わせに比べて溶接コストが約1/3低減できるガス
メタルアーク溶接方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、細径ワイヤを用いガスメタルアー
ク溶接するにあたり、100Aで1V以下の傾きを有す
る溶接電源とシールドガスとしてAr+CO2又はco
2ガスを使用し高速溶接することを特徴とする。
〔作用〕
本発明溶接方法においては、0.8〜2.4龍φ程度の
細径ワイヤを使い、100Aで1V以下の傾きを有する
定電圧溶接電源を使用し、Ar+C02又はCO2の安
価なシールドガス雰囲気下で、20〜35 m / m
in程度のワイヤ送給速度でガスメタルアーク溶接を施
すことにより、高価なシールドガス使用の場合と同等な
高速溶接を行うことができ溶接コストが約1/3低減で
きる。
〔実施例〕
本発明ガスメタルアーク溶接方法の実施例を図面につい
て説明すると、第1図は高速溶接が適用できる溶接電源
特性とシールドガスの組合わせを示す説明図、第2図は
第1図の適用区分■、■における高速溶接条件を示す線
図である。
まず第1図において、高速溶接適用区分Iは、本発明方
法の10OAで1V以下の傾きの電源特性とAr+CO
2,CO2のシールドガスとの組合わせであり、高速溶
接適用区分■は、従来方法の100Aで2〜3Vの傾き
の電源特性とA r +He +CO2+02 。
Ar+He十CO2のシールドガスとの組合わせであり
、以下適用区分■の本発明方法を、適用区分■の従来方
法と比較の上に立って説明する。
板厚16龍軟鋼の隅肉継手に1.2鰭φの軟鋼系ワイヤ
を使い脚長fl++mの隅肉溶接を上記適用区分I、I
Iの方法で実施した場合の、ワイヤ送給速度と溶接速度
との関係を示すと第2図の通りであり、まず適用区分■
の従来方法では、ワイヤ送給速度35m/minで約0
.8〜1m/H4nの高速溶接が可能であり、またワイ
ヤ送給速度22m/minでは0.75〜Q、9 m 
/ minの高速溶接が可能である。
このように適用区分■において高速溶接が可能となる理
由は、シールドガス中にHeが混合されているためにア
ーク長に対する電圧すなわち電位傾度が高くなり、大き
なプラズマ気流が発生しアークの硬直性が増大する結果
、アークの集中性が増大し深とけこみ溶接となるからで
ある。しかしながら、この従来の2〜3V/100Aの
傾きの溶接電源とHeを含まない安価なシールドガスと
を組合わせても、アークの集中性が悪くハンピングビー
ドとなり溶接速度0.5m/minが限界である。
これに対し、適用区分Iの本発明方法では、100Aで
1V以下の傾きを有する溶接電源を使用し、Heを混合
しない安価なシールドガスずなわちAr+CO2又はC
02ガスを用いているが、ワイヤ送給速度33 m /
 minで溶接速度0.8〜l m / min 、ワ
イヤ送給速度20m/minで0.75〜1 m / 
minの溶接速度がそれぞれ可能となり、従来の限界速
度0.5 m / minの約2倍の高速溶接が行える
このように適用区分Iにおいて高速溶接が可能となる理
由は、100Aで1V以下の溶接電源を使用すれば、溶
接電源の外部特性(電流−電圧特性)が平坦であるため
に、常時アーク長が一定となりやすくアークが安定する
結果、安価なシールドガスすなわちAr十C02又はC
O2ガスによっても高速溶接が行えると考えられる。
なおこの組合わせにおいて、ワイヤ送給速度を35 m
/min O上とすると、スパッターの発生が多くなり
溶接作業性が低下するため、ワイヤ送給速度に関しては
これ以下の採用が適当である。また溶接電源特性につい
ては、100Aで1■以上の傾きとなると、アーク長の
変動に対して電流、電圧の両方が変動するので、1■以
下が適正であると判断する。
かくして、適用区分Iの、100Aで1V以下の傾きの
電源特性と安価なAr+CO2又はC02ガスを組合わ
せた本発明方法は、適用区分Hの10OAで2〜3Vの
傾きの電源特性と3元又は4元ガスを組合わせた従来方
法と、はぼ同等の高速溶接を行うことができ、溶接生産
コストが約半減することになる。
以下に具体例を説明すると、100AでIV以下の傾き
の溶接電源とAr80%十CO220%ガスを用い、板
厚16mn軟鋼の脚長6m11の隅肉継手に対し、1.
2關φの軟鋼系ワイヤを送給速度25 m / min
で送給して溶接電圧42Vで隅肉溶接したところ、溶接
速度Q、9m/minで脚長6鵬の良好な溶接部が得ら
れた。
〔発明の効果〕
要するに本発明によれば、細径ワイヤを用いガスメタル
アーク溶接するにあたり、100Aで1V以下の傾きを
有する溶接電源とシールドガスとしてAr+C02又は
CO2ガスを使用し高速溶接することにより、安価なシ
ールドガスすなわちAr+CO2又はC02ガスを使用
しても従来の10OAで2〜3Vの傾きを有する溶接電
源による場合の約2倍以上の高速溶接が可能となり、ま
た従来の10OAで2〜3V0)傾きを有する溶接電源
と高価なシールドガスすなわちA r +He 十CO
2+02又はA r 十He 十CO2の組合わせに比
べて溶接コストが約1/3低減できるガスメタルアーク
溶接方法を得るか4゜ ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明ガスメタルアーク溶接方法の実
施例を示し、第1図は高速溶接が適用できる溶接電源特
性とシールドガスとの組合わせを示す説明図、第2図は
第1図の適用区分I、Hにおける高速溶接条件を示す線
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 細径ワイヤを用いガスメタルアーク溶接するにあたり、
    100Aで1V以下の傾きを有する溶接電源とシールド
    ガスとしてAr+CO_2又はCO_2ガスを使用し高
    速溶接することを特徴とするガスメタルアーク溶接方法
JP1138039A 1989-05-31 1989-05-31 ガスメタルアーク溶接方法 Expired - Lifetime JP2670144B2 (ja)

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JPH035079A true JPH035079A (ja) 1991-01-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2670144B2 (ja) 1997-10-29

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