JPH06297149A - 二重シールドティグ溶接方法 - Google Patents
二重シールドティグ溶接方法Info
- Publication number
- JPH06297149A JPH06297149A JP8971793A JP8971793A JPH06297149A JP H06297149 A JPH06297149 A JP H06297149A JP 8971793 A JP8971793 A JP 8971793A JP 8971793 A JP8971793 A JP 8971793A JP H06297149 A JPH06297149 A JP H06297149A
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- JP
- Japan
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- diameter
- tig welding
- electrode
- welding method
- shield
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内側ノズル径、電極径等が変化しても安定し
た一定の溶け込み深さが得られる溶接方法を実現する。 【構成】 二重シールドティグ溶接用トーチの内側シー
ルドガス5の流量密度を一定範囲内の値とすることによ
り、電極径1及び内側ノズル3径に関係なく常に最大の
溶け込み深さが得られ、また、従来の二重シールドティ
グ溶接施工時において内側ノズル3径、電極1径又はシ
ールドガス5,6の種類を変更した場合に課題となって
いた溶け込み深さの変化の防止が可能な二重シールドテ
ィグ溶接方法を実現する。
た一定の溶け込み深さが得られる溶接方法を実現する。 【構成】 二重シールドティグ溶接用トーチの内側シー
ルドガス5の流量密度を一定範囲内の値とすることによ
り、電極径1及び内側ノズル3径に関係なく常に最大の
溶け込み深さが得られ、また、従来の二重シールドティ
グ溶接施工時において内側ノズル3径、電極1径又はシ
ールドガス5,6の種類を変更した場合に課題となって
いた溶け込み深さの変化の防止が可能な二重シールドテ
ィグ溶接方法を実現する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼材を用いる製品の製
作時に適用される二重シールドティグ(以下TIGとい
う;タングステン・イナート・ガス)溶接方法に関す
る。
作時に適用される二重シールドティグ(以下TIGとい
う;タングステン・イナート・ガス)溶接方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】TIG溶接法とは、Arガス等の雰囲気
ガスを用いて大気と遮断して溶接を行う方法である。
ガスを用いて大気と遮断して溶接を行う方法である。
【0003】従来のTIG溶接は、図3に示すように電
極1とノズル2よりなるトーチを用いるものであり、得
られる溶け込み深さは1〜2mmであったが、最近、図2
に示すように電極1と内側ノズル3と外側ノズル4より
なるトーチを用い、溶接部9を内側及び外側シールドガ
ス5,6により二重シールドすることと、アークを大気
から保護するシールドガスとしてArガスにH2 ガスを
加えたものを使用することにより、3〜6mmの溶け込み
深さが得られる二重シールドTIG溶接方法が開発され
た。
極1とノズル2よりなるトーチを用いるものであり、得
られる溶け込み深さは1〜2mmであったが、最近、図2
に示すように電極1と内側ノズル3と外側ノズル4より
なるトーチを用い、溶接部9を内側及び外側シールドガ
ス5,6により二重シールドすることと、アークを大気
から保護するシールドガスとしてArガスにH2 ガスを
加えたものを使用することにより、3〜6mmの溶け込み
深さが得られる二重シールドTIG溶接方法が開発され
た。
【0004】しかしながら、この二重シールドTIG溶
接方法においては、内側ならびに外側シールドガス流
量、使用する内面ノズル径、電極径の寸法形状によって
アーク現象が異なり、常時一定の溶け込み深さが得られ
ないという課題があった。
接方法においては、内側ならびに外側シールドガス流
量、使用する内面ノズル径、電極径の寸法形状によって
アーク現象が異なり、常時一定の溶け込み深さが得られ
ないという課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の二重シールドT
IG溶接法においては、前記のように内側及び外側シー
ルドガスの流量、使用する内側ノズル径、電極径の寸法
形状の変化等によって溶け込み深さが変化し、常時一定
の溶け込み深さが得られないという課題があった。
IG溶接法においては、前記のように内側及び外側シー
ルドガスの流量、使用する内側ノズル径、電極径の寸法
形状の変化等によって溶け込み深さが変化し、常時一定
の溶け込み深さが得られないという課題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するため、安定
した溶け込み深さが得られる溶接方法を提供することを
目的とする。
した溶け込み深さが得られる溶接方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の二重シールドT
IG溶接方法は、二重シールドTIG溶接用トーチの内
側ノズルより噴射する内側シールドガスの流量密度を一
定範囲内の値に調整した後、電極にアークを発生させて
溶接部を溶接することを特徴としている。
IG溶接方法は、二重シールドTIG溶接用トーチの内
側ノズルより噴射する内側シールドガスの流量密度を一
定範囲内の値に調整した後、電極にアークを発生させて
溶接部を溶接することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記において、二重シールドTIG溶接用トー
チの内側シールドガスの流量密度が一定範囲内の値より
小さい場合は、内部シールドガスの流速が遅いためアー
ク集中効果が減少し、また、内側シールドガスの流量密
度が一定範囲内の値よりも大きい場合には、内側シール
ドガスの流速が増大して溶接部の溶融池を冷却するた
め、いずれの場合も溶接部における溶け込み深さが減少
する。
チの内側シールドガスの流量密度が一定範囲内の値より
小さい場合は、内部シールドガスの流速が遅いためアー
ク集中効果が減少し、また、内側シールドガスの流量密
度が一定範囲内の値よりも大きい場合には、内側シール
ドガスの流速が増大して溶接部の溶融池を冷却するた
め、いずれの場合も溶接部における溶け込み深さが減少
する。
【0009】上記については、二重シールドTIG溶接
用トーチの内側ノズル及び電極の直径、シールドガスの
種類を変化させた場合にも変化がなく、最大の溶け込み
深さは内側シールドガスの流量密度が一定の範囲内の場
合に得られることが実験により確認された。
用トーチの内側ノズル及び電極の直径、シールドガスの
種類を変化させた場合にも変化がなく、最大の溶け込み
深さは内側シールドガスの流量密度が一定の範囲内の場
合に得られることが実験により確認された。
【0010】上記により、電極径及び内側ノズル径に関
係なく常に最大の溶け込み深さが得られ、従来の二重シ
ールドTIG溶接施工時において内側ノズル径、電極径
又はシールドガスの種類を変更した場合に課題となって
いた溶け込み深さの変化の防止が可能な溶接方法を実現
する。
係なく常に最大の溶け込み深さが得られ、従来の二重シ
ールドTIG溶接施工時において内側ノズル径、電極径
又はシールドガスの種類を変更した場合に課題となって
いた溶け込み深さの変化の防止が可能な溶接方法を実現
する。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について、図2を用いて以
下に説明する。本実施例においては、図2に示す二重シ
ールドTIG溶接用トーチの内側ノズル3より噴射する
内側シールドガス5の流量密度を0.1〜0.2リッタ
ー/min mm2 に調整した後、電極1にアークを発生して
溶接部9の溶接を行う。
下に説明する。本実施例においては、図2に示す二重シ
ールドTIG溶接用トーチの内側ノズル3より噴射する
内側シールドガス5の流量密度を0.1〜0.2リッタ
ー/min mm2 に調整した後、電極1にアークを発生して
溶接部9の溶接を行う。
【0012】上記において、内側シールドガス5の流量
密度の適正範囲については、次の検討により上記の結論
を得た。
密度の適正範囲については、次の検討により上記の結論
を得た。
【0013】すなわち、内側シールドガス流量密度が
0.1リッター/min mm2 以下の場合は、内側シールド
ガス5の流速が遅いためにアーク集中効果が減少し、二
重シールドを有さない従来型のTIG溶接方法と大差な
い結果となるものと考えられる。
0.1リッター/min mm2 以下の場合は、内側シールド
ガス5の流速が遅いためにアーク集中効果が減少し、二
重シールドを有さない従来型のTIG溶接方法と大差な
い結果となるものと考えられる。
【0014】一方、内側シールドガス流量密度が0.2
リッター/min mm2 以上となると、内側シールドガス5
の流速が増大する結果、溶融池を冷却することとなり、
溶接部9の溶け込み深さが減少するものと考えられる。
リッター/min mm2 以上となると、内側シールドガス5
の流速が増大する結果、溶融池を冷却することとなり、
溶接部9の溶け込み深さが減少するものと考えられる。
【0015】上記の考察結果より、内側シールドガス5
の流量密度を種々変化させ、また、内側ノズル3の直径
を3〜5mmの間で、電極1の直径を2.4〜3.2mmの
間で変化させ、更に、電源やシールドガスの種類を変化
させて試験を行ったところ、炭素鋼の場合、内側シール
ドガス流量密度を0.1〜0.2リッター/min mm2に
設定すれば、アークの集中性が増大し、内側ノズル径、
電極径に関係なく、常に安定した最大溶け込み深さが得
られることが判った。
の流量密度を種々変化させ、また、内側ノズル3の直径
を3〜5mmの間で、電極1の直径を2.4〜3.2mmの
間で変化させ、更に、電源やシールドガスの種類を変化
させて試験を行ったところ、炭素鋼の場合、内側シール
ドガス流量密度を0.1〜0.2リッター/min mm2に
設定すれば、アークの集中性が増大し、内側ノズル径、
電極径に関係なく、常に安定した最大溶け込み深さが得
られることが判った。
【0016】図1は、上記内側シールドガス流量密度の
最適範囲を求めるために行ったビードオンプレート溶接
試験により得られたデータの1部である。本試験は、内
側シールドガス5としてArガスに5%H2 ガスを加え
たものを使用し、3〜5mmの間の内側ノズル径及び2.
4〜3.2mmの間の電極径の各組合わせについて内側シ
ールドガス流量を0〜6リッター/min の間で変化さ
せ、溶接条件としては溶接電流を100A、溶接速度は
9cm/min として行ったものである。
最適範囲を求めるために行ったビードオンプレート溶接
試験により得られたデータの1部である。本試験は、内
側シールドガス5としてArガスに5%H2 ガスを加え
たものを使用し、3〜5mmの間の内側ノズル径及び2.
4〜3.2mmの間の電極径の各組合わせについて内側シ
ールドガス流量を0〜6リッター/min の間で変化さ
せ、溶接条件としては溶接電流を100A、溶接速度は
9cm/min として行ったものである。
【0017】上記試験の結果は第1図に示すものであ
り、内側シールドガス流量密度が0.1〜0.2リッタ
ー/min mm2 の時に最大溶け込み深さが得られることが
確認できる。
り、内側シールドガス流量密度が0.1〜0.2リッタ
ー/min mm2 の時に最大溶け込み深さが得られることが
確認できる。
【0018】上記により、二重シールドTIG溶接施工
時において内側ノズル径、電極径を変更した場合に課題
となっていた溶け込み深さの変化が防止可能となった。
時において内側ノズル径、電極径を変更した場合に課題
となっていた溶け込み深さの変化が防止可能となった。
【0019】なお、内側シールドガス流量密度を0.1
リッター/nin mm2 以下および0.2リッター/min mm
2 以上の条件で溶接試験を行なうと、使用する電極径、
内面ノズル径に応じて約2mm程度の溶け込み深さのバラ
ツキが生じるが、本実施例において用いた0.1〜0.
2リッター/min mm2 の範囲では、溶け込み深さのバラ
ツキが0.5mmの範囲内におさまることを実験により確
認している。
リッター/nin mm2 以下および0.2リッター/min mm
2 以上の条件で溶接試験を行なうと、使用する電極径、
内面ノズル径に応じて約2mm程度の溶け込み深さのバラ
ツキが生じるが、本実施例において用いた0.1〜0.
2リッター/min mm2 の範囲では、溶け込み深さのバラ
ツキが0.5mmの範囲内におさまることを実験により確
認している。
【0020】
【発明の効果】本発明の二重シールドTIG溶接方法
は、二重シールドTIG溶接用トーチの内側シールドガ
スの流量密度を一定範囲内の値とすることによって、電
極径及び内側ノズル径に関係なく常に最大の溶け込み深
さが得られ、また、従来の二重シールドTIG溶接施工
時において内側ノズル径、電極径又はシールドガスの種
類を変更した場合に課題となっていた溶け込み深さの変
化の防止が可能な溶接方法を実現する。
は、二重シールドTIG溶接用トーチの内側シールドガ
スの流量密度を一定範囲内の値とすることによって、電
極径及び内側ノズル径に関係なく常に最大の溶け込み深
さが得られ、また、従来の二重シールドTIG溶接施工
時において内側ノズル径、電極径又はシールドガスの種
類を変更した場合に課題となっていた溶け込み深さの変
化の防止が可能な溶接方法を実現する。
【図1】本発明の一実施例に係る内側シールドガス流量
密度と溶け込み深さの関係図である。
密度と溶け込み深さの関係図である。
【図2】上記一実施例に係る二重シールドTIG溶接用
トーチの説明図である。
トーチの説明図である。
【図3】従来のTIG溶接用トーチの説明図である。
1 電極 3 内側ノズル 4 外側ノズル 5 内側シールドガス 6 外側シールドガス 9 溶接部
フロントページの続き (72)発明者 松鹿 裕 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 今泉 啓 東京都品川区北品川5丁目5番12号 愛知 産業株式会社内 (72)発明者 平林 重伯 東京都品川区北品川5丁目5番12号 愛知 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 二重シールドティグ溶接用トーチの内側
ノズルより噴射する内側シールドガスの流量密度を一定
範囲内の値に調整した後、電極にアークを発生させて溶
接部を溶接することを特徴とする二重シールドティグ溶
接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8971793A JPH06297149A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 二重シールドティグ溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8971793A JPH06297149A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 二重シールドティグ溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297149A true JPH06297149A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13978526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8971793A Withdrawn JPH06297149A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 二重シールドティグ溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06297149A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000516148A (ja) * | 1996-08-12 | 2000-12-05 | ティーアールアイ・トゥール・インコーポレーテッド | 溶接の方法 |
US7915560B2 (en) | 2003-03-19 | 2011-03-29 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | TIG welding equipment and TIG welding methods |
US9505075B2 (en) | 2011-10-19 | 2016-11-29 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | TIG welding method of ferrite stainless steel sheet |
-
1993
- 1993-04-16 JP JP8971793A patent/JPH06297149A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000516148A (ja) * | 1996-08-12 | 2000-12-05 | ティーアールアイ・トゥール・インコーポレーテッド | 溶接の方法 |
US7915560B2 (en) | 2003-03-19 | 2011-03-29 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | TIG welding equipment and TIG welding methods |
US9505075B2 (en) | 2011-10-19 | 2016-11-29 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | TIG welding method of ferrite stainless steel sheet |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |