JPH0350773A - 1次元効果素子とその製造方法 - Google Patents

1次元効果素子とその製造方法

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JPH0350773A
JPH0350773A JP18447289A JP18447289A JPH0350773A JP H0350773 A JPH0350773 A JP H0350773A JP 18447289 A JP18447289 A JP 18447289A JP 18447289 A JP18447289 A JP 18447289A JP H0350773 A JPH0350773 A JP H0350773A
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JP
Japan
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semiconductor layer
gate
gate electrode
resist
layer
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JP18447289A
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Fumiyuki Nihei
史行 二瓶
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子の1次元化に伴う伝導度の量子化を利用
し、論理素子として適した1次元効果素子およびその1
次元効果素子の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
GaAsとAlxGa+−xAsとの界面などの半導体
へテロ界面に存在する電子は、その界面に対し垂直方向
の運動が束縛されその方向の運動エネルギーが離散化し
、2次元的に伝導することはよく知られている。この2
次元電子が伝導できる平面状のチャネルのうちある一方
向をさらに狭くしていき、その方向の電子の運動につい
ても束縛すればその方向の運動エネルギーについても離
散化することができ、電子は1次元的に伝導する。
近年、このような伝導において伝導度の量子化が起こる
ことが、ビー・ジェー・ファン・ウィース(B、J、V
an Wees)  らによってアイジカル・レビュー
・レター、60巻848頁(1988年)  (Phy
s、Rev。
Lett、 60.848(1988) )に報告され
た。この報告の内容を第4図および第5図を用いて簡単
に説明する。第4図は前述のビー・ジェー・ファン・ウ
ィースらが作成した素子の上面図である。彼らはGaA
s基板上にGaAs層、さらにその上にAlxGa1−
XAS層を成長させ、GaAs層とAI。
G a 、、A s層の界面に2次元電子層を形成し、
これをチャネル1とした。またA 1110 a I−
XA S層上に、一部に間隙が存在するゲート電極12
を形成した。
この素子において、間隙により2つに分離されたゲート
電極12の両方に適当な負の電圧を印加しゲート電極直
下のチャネルを空乏化させると、電子はゲート電極の間
隙のみを通って伝導するようになる。さらにゲート電圧
を印加していくと、ゲート電極直下だけでなくその周辺
部も空乏化し、そのため間隙の部分で実際に電子が伝導
できるチャネルの幅は狭くなる。彼らは電子が伝導でき
るチャネルの幅が電子のドブロイ波長程度になり間隙の
幅方向の運動エネルギーが離散化し始めると、第5図に
示すとおりゲート電圧の変化に対しこの素子の伝導度が
2e”/hの段差で階段状に変化することを発見した。
ここでeは素電荷、hはブランク定数である。またこの
段階の各段の伝導度は2ne”/h(nは整数)で表さ
れるが、このnはこのチャネルを通過する電子が占めう
る離散的なエネルギー準位の個数に対応することも明ら
かとなった。
この現象を利用して、論理素子としての1次元効果素子
を形成することができる。つまり、電子が1つのエネル
ギー準位を占め2e”/hの伝導度を示すときをオン状
態、電子がどのエネルギー準位も占めず伝導度がゼロに
なるときをオフ状態とし、これら2状態をゲート電極で
切り替えることで論理動作が達成される。
ここで注目すべき点は、1つの状態から他の状態にステ
ップ的に変化していることから、ゲート電圧に微小な変
化を与えるだけで素子を制御することが可能なことであ
る。第5図においては、ゲート電圧を0.1v変化させ
ることによりスイッチングが可能であり、低消費電力動
作に適している。
もう1つ注目すべき点は、伝導度に換算したときの論理
振幅2e”/hが素電荷およびブランク定数という自然
定数のみで決定され、素子を構成する物質によらないこ
とである。このことは素子を集積化した場合、素子特性
の均一性を向上させることにつながり論理素子として優
れた特性を示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べた1次元効果素子においては、これを単独で用
いた場合その内部抵抗が大きいことが問題となる。つま
り1つのエネルギー準位のみが占められたときの素子の
内部抵抗は(2e”/h)−’=13にΩとなり、その
素子が供給できる電流量に制限が生じる。この問題点は
素子を並列接続することにより回避できるが、並列接続
した場合には半導体基板上において広い面積が必要とな
り集積化に支障をきたす。またゲート電極が占める面積
が実効的に大きくなりチャネルとの静電容量が大きくな
り、動作速度の低下につながる。これを解決するにはゲ
ート電極の間隙を複数個形成し、各々の間隙で電流制御
を行えば素子の寸法を小さく抑えられ、これらの問題点
は解消する。しかし間隙が複数となると、両端が間隙で
他のゲート電極と分離されたゲート電極がチャネル上に
存在することになり、これらを電気的に他のゲート電極
と接続するのが困難となる。
本発明の目的は、上述の問題点を解決した1次元効果素
子およびその製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の1次元効果素子は、 半導体基板上に形成した第1の半導体層と、前記第1の
半導体層の上に接し前記第1の半導体層に比べ真空準位
が小さい第2の半導体層と、前記第2の半導体層の上に
形成されたソース電極およびドレイン電極と、 前記第2の半導体層上に接し前記ソース電極および前記
ドレイン電極の間を横切るように配置され且つそれらの
間隙が互いに等しく電子のドブロイ波長程度である複数
の島状のゲート電極と、前記複数のゲート電極の各々の
上部に接したゲート電圧供給線とを有することを特徴と
する。
本発明によれば、第2の半導体層は島状に複数個形成さ
れたゲート電極直下の膜厚がゲート電極が形成されてい
ない領域の膜厚に比べて薄くするのが好適である。
また本発明の1次元効果素子の製造方法は、半導体基板
上に第1の半導体層を形成する工程と、 前記第1の半導体層の上に接し前記第1の半導体層に比
べ真空準位が小さい第2の半導体層を形成する工程と、 前記第2の半導体層の上にソース電極およびドレイン電
極を形成する工程と、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層が形成された
前記半導体基板上に塗布されたポジ型レジスト層のうち
ゲート電圧供給線を形成する領域をイオン線で露光した
のち現像処理する工程と、前記レジスト層のうちゲート
電極を形成する領域を電子線で露光したのち現像処理す
る工程と、ゲート電極材料を前記半導体基板の上方から
蒸着する工程と、 現像後に残った前記レジスト層を前記レジスト層の未露
光領域上に蒸着されたゲート電極材料とともに除去する
工程とを有することを特徴とする。
〔作用〕
本発明においては1つの素子内でゲート電極の間隙が複
数個形成されており、また間隙によって近隣のゲート電
極と分離されたゲート電極はそれらの上部に接するゲー
ト電圧供給線により電気的に接続されるので、各々の間
隙で伝導度を制御できる。これによって内部抵抗が低減
され、かつ伝導度としての論理振幅を飛躍的に向上する
ことが可能となる。またゲート電極がチャネルに接する
面積を最小限に抑えることができるので、ゲート電極と
チャネルとの間の静電容量を小さ(抑えられ、動作速度
の低下を招かない。
またここで特に明記しておきたいことは、本発明におけ
る1次元効果素子の動作原理は、ゲート電極直下の電子
密度を制御するのではなく、個々のゲート電極にはさま
れた間隙に存在するチャネルの幅を制御することにある
。仮に間隙に存在する電子の密度がゲート電圧供給線に
より変調されてしまうと、素子の設計の際にこれを考慮
しなければならない問題が生じる。しかし本発明ではゲ
ート電圧供給線はゲート電極を介してのみチャネルに接
しており、他の部分では中空に固定されチャネルに接し
ていないので、ゲート電圧供給線自身がチャネルの電子
密度に影響を及ぼすことが殆ど無く素子設計が容易とな
る。
また本発明の1次元効果素子におけるゲート電極および
ゲート電圧供給線の形成方法で、半導体基板上に塗布さ
れたポジ型レジストのうちゲート電圧供給線を形成する
領域をイオン線により露光し、ゲート電極を形成する領
域を電子線で露光し、リフトオフ法によりゲート電極お
よびゲート電圧供給線を一括して形成する方法をとるこ
とで、ゲート電極およびゲート電圧供給線を個別に形成
する工程にくらべ容易に作製することができる。またゲ
ート電極とゲート電圧供給線とが一体化して形成される
ことから機械的強度が大きく、素子形成時に生じうるゲ
ート電圧供給線の剥離を抑えられ歩留まりが向上する利
点を有している。
〔実施例〕
第1図および第2図を用いて本発明の1次元効果素子の
構造に関する実施例を説明する。
初めに第1の実施例を第1図を用いて説明する。
なお第1図(a)は上面図、第1図(b)は第1図(a
)におけるA−A’線断面図、第1図(c)は第1図(
a)におけるB−B’線断面図である。
半導体基板6の上に例えばG a A s ii 7、
さらにその上に例えばA1.Ga、□As層8を設置す
る。するとGaAs層7とA I XG a I−IA
 3層8の界面近傍に2次元電子層が形成され、これを
チャネルとすることができる。このチャネルの両側にチ
ャネルと電気的に接続するように配置されたソース電極
2.ドレイン電極3をA I XG a I−XASA
BO3に接するように設置する。ソース電極2、ドレイ
ン電極3は例えばAuGe合金であればよい、またソー
ス電極2.ドレイン電極3の間を横切るように並んだ島
状の複数のゲート電極4をA I xG a 1−xA
 s層8上に設置する。ゲート電極4は例えばAIであ
ればよい。これらのゲート電極4の間隙は各々等しく、
チャネル電子のドブロイ波長程度とする。ドブロイ波長
はチャネルの電子面密度がI XIO”cm−”であれ
ば80nm程度である。またゲート長は電子の平均自由
工程以下であればよく、一般に0.1μm以下であれば
十分である。これらのゲート電極4を各々を電気的に結
合させるため、その上部に接するようにゲート電圧供給
線5を設置する。このゲート電圧供給線は例えばゲート
電極と同じ材料であればよい。
このように構成された素子では、ゲート電圧を0.6v
程度印加すればゲート電極直下のチャネルは空乏化する
。しかし各々のゲート電極4の間隙におけるチャネルに
は電子が存在し、このチャネルを通って電子は流れるこ
とができる。さらにゲート電圧を負の方向に印加すると
各々の間隙にあるチャネルの幅は狭くなり、間隙の幅方
向の運動エネルギーが離散化する。さら&、4ゲート電
圧を印加すると、今度は1つのエネルギー準位のみに電
子が存在する状態となる。この状態をこの1次元効果素
子を論理素子としてみたときのオン状態とみなすことが
できる。このときの伝導度は、この素子の間隙の個数を
Nとすると2Ne”/hである。さらに負の方向にゲー
ト電極を印加すると、どのエネルギー準位にも電子は存
在せず伝導度を示さなくなる。この状態をオフ状態とみ
なすことができる。このオン状態のときのゲート電圧と
オフ状態のゲート電圧の差は、約0.1vとするのが最
も安定となる。この素子がオフ状態になるように適当な
バイアス電圧をゲート電極に印加し、それに0. IV
程度の微小な電圧変化を与えることによりこの素子を論
理動作させることが可能となる。
第1の実施例の素子を第4図で示した従来の素子と比較
すると、従来の素子においてはその内部抵抗が13にΩ
と高いものであったが、本実施例の素子ではゲート電極
の間隙の数を100とすると内部抵抗が130Ωと低下
し大きな改善がみられた。
またそれに伴い伝導度としての論理振幅も100倍向上
した。この効果は間隙の数をさらに増加させることによ
り、さらに特性を向上させることができる。また従来の
素子を並列に接続し見かけ上の内部抵抗を低減したもの
に比べ半導体基板上に占める面積が小さ(、またゲート
電極の実効的な面積を小さくできるのでチャネルとの静
電容量を小さく抑えられ動作速度の低下がみられない。
次に第2の実施例を第2図を用いて説明する。
この実施例は前述の第1の実施例とほとんど構成が同じ
であるが、A I HG a I−XA 3層8のうち
ゲート電極4を形成する領域においてA1.Ga、−X
Asの膜厚が薄い構造となっている。この場合、ゲート
電圧が印加されていない状態でもゲート電極直下のチャ
ネルは空乏化し、各々のゲート電極の間隙にのみ電子が
存在することになる。このときのゲート電極の間隙にお
けるチャネル幅は、ゲート電極4の間隔およびゲート電
極直下のAlXGal−XAsABO3厚により調整す
ることができ、適当な条件でゲート電極に電圧印加しな
い状態でオフ状態とすることが可能となる。つまり、こ
の第2の実施例の形状にすることによって、第1の実施
例で必要であったバイアス電圧を印加する必要がなくな
り、この素子を用いたときの回路設計が簡単になる利点
がある。
以上のように第2図の実施例の素子では、ゲート電圧に
バイアスを印加することなく0.IVという低いゲート
電圧でこの素子を論理動作させることが可能であり、低
消費電力の素子として有効であることが示される。
次に本発明における1次元効果素子の製造方法において
ゲート電極およびゲート電圧供給線の形成工程を第3図
を用いて説明する。なお第3図(a)、(b)にはc−
c’線断面図を、第3図(c)、(d)、(e)にはc
−c’線断面図およびD−D’線断面図をも図示しであ
る。
まず第3図(a)に示すようにGaAsJiJ、AI 
XG a 、、A s層が形成された半導体基板上に塗
布されたポジ型レジスト層31のうち、ゲート電圧供給
線を形成する領域の上層部31aのみをイオン線32に
より露光する。このようにレジスト上層部のみ露光する
方法は、例えばポジ型レジストとして膜厚1μm程度の
ポリメチルメタクリレート(以下PMMAと略す)を用
いた場合、260keV程度のエネルギーを持つSiイ
オンを3 XIO”tons/c1112程度の照射量
で露光すると達成される。
次に第3図(b)に示すようにイオン線で露光されたレ
ジスト上層部31aを現像処理により除去する。この現
像処理は第3図(a)の説明における露光方法をとった
場合、メチルイソブチルケトンとイソプロピルアルコー
ルが1:3の割合で混合された現像液で2分間現像すれ
ばよい。このときゲート電圧供給線を形成する領域のレ
ジストは、0.2μm程度の膜厚を残して除去される。
次に第3図(c)に示すようにゲート電極を形成する領
域31bを電子線33により露光する。この露光ではレ
ジストとしてPMMAを使用した場合、20keV程度
のエネルギーを持つ電子線を500μC/cm2程度の
照射量で露光すればよい。
次に第3図(d)に示すように電子線で露光した領域の
レジスト31bを現像処理し除去する。この処理方法は
第3図(b)の説明で示した方法で行えばよい。
次に第3図(e)に示すようにゲート電極材料34、3
4aを半導体基板上方から蒸着する。蒸着するゲート電
極材料の膜厚は、ゲート電圧供給線を形成する領域にお
けるレジスト膜と未露光領域のレジスト膜との段差より
薄くすることが必要である。
最後に第3図(f)に示すように最終的に残ったレジス
トをレジストの未露光領域上に付着したゲート電極材料
34aとともに除去する。この結果、ゲート電極とゲー
ト電圧供給線とが一括して形成される。
このようにゲート電極およびゲート電圧供給線を一括し
て形成する方法をとることにより1、ゲート電極および
ゲート電圧供給線を個別に形成する方法に比べ簡便に作
成することが可能となり、また各々が一体化しているこ
とから機械的強度があり素子形成時に生じうるゲート電
圧供給線の剥離が抑えられ歩留まりが向上する。
〔発明の効果〕
本発明の1次元効果素子では従来の素子に比べて内部抵
抗が低下し大きな改善がみられた。またそれに伴い伝導
度としての論理振幅も向上した。
この効果は間隙の数をさらに増加させることによりさら
に特性を向上させることができる。また従来の素子を並
列に接続し見かけ上の内部抵抗を低減したものに比べ半
導体基板上に占める面積が小さく、またゲート電極の実
効的な面積を小さくできるのでチャネルとの静電容量を
小さく抑えられ動作速度の低下がみられない。
また本発明の1次元効果素子の製造方法では、ゲート電
極およびゲート電圧供給線を一括して形成する方法をと
ることにより、ゲート電極およびゲート電圧供給線を個
別に形成する方法に比べ簡便に作成することが可能とな
り、また各々が一体化していることから機械的強度があ
り素子形成時に生じうるゲート電圧供給線の剥離が抑え
られ歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における第1の実施例である1次元効果
素子を示す上面図および断面図、第2図は本発明におけ
る第2の実施例である1次元効果素子を示す断面図、 第3図は本発明の1次元効果素子の製造方法を示す工程
図、 第4図は従来の素子の構造を示す素子の上面図、第5図
は従来の素子のゲート電圧に対する伝導度の依存性を示
す図である。 1・・・・・チャネル 2・・・・・ソース電極 3・・・・・ドレイン電極 4.12・・・ゲート電極 5・・・・・ゲート電圧供給線 6・・・・・半導体基板 7・・・・・GaAs層 8 ’ ” ” −’A 11Gal−xAs層31・
・・・・レジスト層 31a・・・・イオン線で露光されたレジスト層 31b・・・・電子線で露光されたレジスト層32・ 33・ 34・ 4a ・イオン線 ・電子線 ・ゲート電極材料 ・レジストの未露光領域に付着し たゲート電極材料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に形成した第1の半導体層と、前記
    第1の半導体層の上に接し前記第1の半導体層に比べ真
    空準位が小さい第2の半導体層と、前記第2の半導体層
    の上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、 前記第2の半導体層上に接し前記ソース電極および前記
    ドレイン電極の間を横切るように配置され且つそれらの
    間隙が互いに等しく電子のドブロイ波長程度である複数
    の島状のゲート電極と、前記複数のゲート電極の各々の
    上部に接したゲート電圧供給線とを有することを特徴と
    する1次元効果素子。
  2. (2)前記第2の半導体層は、島状に複数個形成された
    ゲート電極直下の膜厚がゲート電極が形成されていない
    領域の膜厚に比べて薄いことを特徴とする請求項1記載
    の1次元効果素子。
  3. (3)半導体基板上に第1の半導体層を形成する工程と
    、 前記第1の半導体層の上に接し前記第1の半導体層に比
    べ真空準位が小さい第2の半導体層を形成する工程と、 前記第2の半導体層の上にソース電極およびドレイン電
    極を形成する工程と、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層が形成された
    前記半導体基板上に塗布されたポジ型レジスト層のうち
    ゲート電圧供給線を形成する領域をイオン線で露光した
    のち現像処理する工程と、前記レジスト層のうちゲート
    電極を形成する領域を電子線で露光したのち現像処理す
    る工程と、ゲート電極材料を前記半導体基板の上方から
    蒸着する工程と、 現像後に残った前記レジスト層を前記レジスト層の未露
    光領域上に蒸着されたゲート電極材料とともに除去する
    工程とを有することを特徴とする1次元効果素子の製造
    方法。
JP18447289A 1989-07-19 1989-07-19 1次元効果素子とその製造方法 Pending JPH0350773A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0684955A (ja) * 1992-08-31 1994-03-25 Mitsubishi Electric Corp 電界効果型トランジスタ
US5449929A (en) * 1992-12-21 1995-09-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha IPG transistor semiconductor integrated circuit device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0684955A (ja) * 1992-08-31 1994-03-25 Mitsubishi Electric Corp 電界効果型トランジスタ
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