JPH0350761Y2 - - Google Patents

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JPH0350761Y2
JPH0350761Y2 JP1985156710U JP15671085U JPH0350761Y2 JP H0350761 Y2 JPH0350761 Y2 JP H0350761Y2 JP 1985156710 U JP1985156710 U JP 1985156710U JP 15671085 U JP15671085 U JP 15671085U JP H0350761 Y2 JPH0350761 Y2 JP H0350761Y2
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exhaust
box
air
rice cooker
steam
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JP1985156710U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、炊飯器を収納した状態で炊飯をおこ
なえるようにした炊飯器収納家具に関するもので
ある。
[背景技術] 炊飯器はそのまま台所などの室内に放置されて
いると外観を損なうことになるために、炊飯器を
収納できるようにしたキヤビネツト型の収納家具
がある。そしてこの収納家具を台所などに設置し
て炊飯器を収納家具内に形成した収納室内に収納
し、収納家具内において炊飯器で炊飯をおこなう
ようにするのである。このとき、収納家具内は炊
飯器からの発熱で温度が上昇し、また、炊飯器か
らの蒸気で湿気がこもることになるため、収納家
具に換気手段を設ける必要がある。この換気にあ
たつて、一般に収納家具の下部に開口を設けてこ
こから炊飯器を収納した収納室内に吸気し、収納
家具内において炊飯器から発生する蒸気を収納家
具の前面から排出させるようにすることが多い。
この場合、吸気した空気の一部を炊飯器を収納し
た収納室内に導入し、一方吸気した空気の他の一
部をフアンによつて収納室の上部内から収納家具
の外部に吐出させるようにし、フアンによつて空
気を吐出させる際の吐出空気の流れに伴つて蒸気
も同時に収納家具の外部に排出されるようにした
試みがなされている。これはフアンに蒸気が直接
作用することを防止するためである。
しかしこの場合、収納家具の下部から吸気され
た空気を収納室の上部まで導くにあたつて、収納
室の背方に通路を設けてこの通路を通過させるよ
うにすることが一般的に考えられるところ、この
ように収納室の背方に通路を設けると収納家具の
奥行き寸法が大きくなり、収納家具を薄型に形成
することができないと共にこの収納家具を食器棚
などのキツチン家具の上に設置したり、システム
キツチン内に組み込んだりすることができないこ
とが生じるという問題を有するものであつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、奥行き寸法を小さくして薄型に形成すること
ができる炊飯器収納家具を提供することを目的と
するものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る炊飯器収納家具は、箱体
1の前面開口に扉2を開閉自在に設けて形成した
家具本体3内に炊飯器4を収納する収納室5を形
成し、収納室5内に連通される吸気口6を家具本
体3の前面下部に設け、収納室5の上部内に前端
が排気口7となつた排気ボツクス8を取り付け、
排気口7をダクトボツクス28に連通接続すると
共にダクトボツクス28に排気口7よりも大きな
排出口29を設けて家具本体3の外部に臨ませ、
排気ボツクス8の下面に炊飯器4からの蒸気が吸
入される蒸気吸入口9を形成すると共に排気ボツ
クス8の側面に収納室5内の空気を吸入する空気
吸入口10を形成し、蒸気吸入口9の上側と空気
吸入口10の下側との間に排気口7側へ延びる仕
切り板11を設けて排気ボツクス8内を上下の空
気流通路12と蒸気流通路13に仕切り、空気流
通路12内に排気フアン14を取り付けて成るこ
とを特徴とするものであり、以下本考案を次によ
り詳述する。
家具本体3は天板17と地板18、及び側板1
9、背板20によつて前面が開口して形成される
箱体1の前面開口に蝶番21によつて扉2を開閉
自在に取り付けることにより形成されるものであ
り、下端部に底板22を設けて底板22によつて
家具本体3を上側の収納室5と下側の吸気室23
とに仕切つてある。家具本体3の下端部前面には
吸気室23の前面において吸気口6が設けてあ
り、吸気口6に設けた金網を介して吸気室23は
外部と連通させてある。底板22の上面側には載
置台24が取り付けてあり、底板22に設けた連
通孔26とを介して吸気室23と収納室5とは連
通させてある。
収納室5内の上部には内部を空洞に形成した排
気ボツクス8が取り付けてあり、排気ボツクス8
の前端は排気口7として開口させてある。この排
気ボツクス8の前端部はダクトボツクス28内に
挿入して排気口7によつて排気ボツクス8とダク
トボツクス28とを連通させてあり、扉2を閉め
た状態で扉2に設けた金網付きの排出口27にダ
クトボツクス28に設けた金網付きの排出口29
が近接して臨むようにしてある。また排気ボツク
ス8の後部下面には蒸気吸入口9が穿設してあ
り、さらに排気ボツクス8の後部側面には空気吸
入口10が穿設してある。そして排気ボツクス8
の後部内には蒸気吸入口9より上側で且つ空気吸
入口10より下側に位置する仕切り板11が取り
付けてあり、排気ボツクス8の後部内を空気流通
路12と蒸気流通路13とに上下に仕切るように
してある。この空気流通路12の後部内にはモー
タで駆動される排気フアン14が取り付けてあ
る。
しかして、炊飯器4は第1図や第3図に示され
るように載置台24上に載置した状態で収納室5
内に収納されるもので、このとき炊飯器4の蓋3
0に受けられている蒸気噴き出し口31は排気ボ
ツクス8の蒸気吸入口9の直下に位置することに
なる。そしてこのように炊飯器4を収納室5内に
収納した状態で炊飯器4のスイツチを入れると共
に排気フアン14をモータによつて作動させる。
排気フアン14を作動させると第1図に矢印で示
すように吸気口6から空気が吸気室23内に吸気
され、さらにこの空気は連通孔25,26を通過
して収納室5内に流入される。そして収納室5内
に流入した空気の一部はさらに排気フアン14に
よる吸引力で排気ボツクス8の側面の空気吸入口
10から排気ボツクス8内に流入させると共に排
気フアン14による送風力でこの空気は仕切り板
11の上側の空気流通路12を通過して排気口7
へと送られる。このとき空気流通路12内から空
気が仕切り板11の先端を通過して排気口7へと
流れることによつて、仕切り板11の下側の蒸気
流通路13はベンチユリー効果で負圧となり、収
納室5内の空気が蒸気吸入口9から蒸気流通路1
3内に流入される作用が働き、炊飯器4の蒸気噴
き出し口31から噴き出される蒸気はこの空気の
流入とともに蒸気吸入口9から蒸気流通路13内
に流入し、この蒸気はさらに空気流通路12から
送られる空気とともに排気口7へと至り、排出口
27,29を通過して家具本体3から排出される
ことになる。このようにして排気フアン14によ
つてベンチユリー効果を利用した作用で炊飯器4
から発生する蒸気を排出することができ、蒸気に
よる湿気が家具本体1内にこもることを防止する
ことができるものであり、また蒸気は排気フアン
14に直接作用することなく排出されることにな
つて、蒸気で排気フアン14のモータなどが悪影
響を受けることを防止できるものである。そし
て、排気ボツクス8への空気の流入は排気ボツク
ス8の側面の空気吸入口10によつてなされるこ
とになるため、排気ボツクス8に空気を導くため
の通路を収納室5の背方に形成するような必要が
なく、家具本体1の奥行き寸法を小さくして薄型
に形成することが可能となる。従つて食器棚32
などのシステムキツチン家具の奥行きが狭いもの
であつても、第2図に示すようにこの家具本体1
を食器棚32などの上に載置して使用することが
できることになる。
第4図は家具本体1の収納室5内に収納した炊
飯器4への給電状態を示すもので、収納室5の一
方の側壁内面にコンセントボツクス33を取り付
け、このコンセントボツクス33内に電源用コン
セント34が取り付けてあり、またコンセントボ
ツクス33の外面にはコンセント35が取り付け
てある。ここで第5図a,bのように電源用コン
セント34から導出した電気コード36を家具本
体3の背板20に設けた開口39を通して電源に
接触して、電源用コンセント34に電源からの給
電がなされるようにしてあり、さらにコンセント
35から導出した電気コード37の先端のプラグ
38を電源用コンセント34に接触することによ
つてコンセント35に給電がなされるようにして
ある。そして、炊飯器4の電気コード40の先端
のプラグ41をコンセント35に接触することに
よつて、炊飯器4への給電をおこなうことができ
るものである。このように電源用コンセント34
やコンセント35を設けたコンセントボツクス3
3を収納室5の側部に設けるようにすることによ
つて、コンセントボツクス33を収納室5の背部
に設ける場合のように家具本体1の奥行き寸法を
大きくするような必要がなく、家具本体1を薄型
に形成できることになるものである。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、家具本体の収
納室の上部に前端が家具本体の外部への排気口と
なつた排気ボツクスを取り付け、排気ボツクスの
下面に炊飯器からの蒸気が吸入される蒸気吸入口
を形成すると共に排気ボツクスの側面に収納室内
の空気を吸入する空気吸入口を形成し、蒸気吸入
口の上側と空気吸入口の下側との間に排気口側へ
延びる仕切り板を設けて排気ボツクス内を上下の
蒸気流通路と空気流通路とに仕切り、空気流通路
内に排気フアンを取り付けてあるので、炊飯器か
らの蒸気を蒸気吸入口から排気ボツクス内に吸入
して排出するために排気ボツクス内に排気フアン
で空気を吸入するにあたつて、排気ボツクス内へ
のこの吸気は排気ボツクスの側面に設けた空気吸
入口によりおこなうことができるものであり、排
気ボツクスに空気を導くための通路を収納室の背
方に形成するような必要がなく、家具本体の奥行
き寸法を小さくして薄型に形成することが可能と
なるものである。
また、排気ボツクスの排気口をダクトボツクス
に連通接続すると共にダクトボツクスに排気口よ
りも大きな排出口を設けて家具本体の外部に臨ま
せるようにしたので、排気ボツクスからの排気は
ダクトボツクスの大きな面積の排出口からおこな
うことができるものであつて、排気効率を高める
ことができると共にこの排気効率の向上に伴つて
収納室から排気ボツクスへの吸気効率も高めるこ
とができ、収納室内の蒸気の排出の効率を高める
ことができるという効果を奏したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側断面図、第2図
は同上の正面図、第3図は同上の扉を外した状態
の正面図、第4図は同上の炊飯器への給電状態を
示す正面図、第5図a,bは同上の一部の一部切
欠正面図と断面図である。 1は箱体、2は扉、3は家具本体、4は炊飯
器、5は収納室、6は吸気口、7は排気口、8は
排気ボツクス、9は蒸気吸入口、10は空気吸入
口、11は仕切り板、12は空気流通路、13は
蒸気流通路、14は排気フアン、28はダクトボ
ツクス、29は排出口である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体の前面開口に扉を開閉自在に設けて形成し
    た家具本体内に炊飯器を収納する収納室を形成
    し、収納室内に連通される吸気口を家具本体の前
    面下部に設け、収納室の上部内に前端が排気口と
    なつた排気ボツクスを取り付け、排気口をダクト
    ボツクスに連通接続すると共にダクトボツクスに
    排気口よりも大きな排出口を設けて家具本体の外
    部に臨ませ、排気ボツクスの下面に炊飯器からの
    蒸気が吸入される蒸気吸入口を形成すると共に排
    気ボツクスの側面に収納室内の空気を吸入する空
    気吸入口を形成し、蒸気吸入口の上側と空気吸入
    口の下側との間に排気口側へ延びる仕切り板を設
    けて排気ボツクス内を上下の蒸気流通路と空気流
    通路とに仕切り、空気流通路内に排気フアンを取
    り付けて成る炊飯器収納家具。
JP1985156710U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH0350761Y2 (ja)

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JP1985156710U JPH0350761Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JPS6264353U JPS6264353U (ja) 1987-04-21
JPH0350761Y2 true JPH0350761Y2 (ja) 1991-10-30

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ID=31078584

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