JP5064954B2 - 蒸気排出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収納部へ炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生を伴う器具を収納して使用するよ
うに構成した蒸気排出装置に関する。
炊飯器、湯沸かし器が収納設置され収納部を収納棚に形成し、この収納棚の上部に収納
部の天井部を形成する蒸気排出ユニットが取り付けられ、収納部へ蒸気発生を伴う調理器
具を収納して使用するように構成した収納庫において、収納部内の左側に炊飯器、右側に
電気保温ポットが設置されて通電使用されるものがあり、収納部内の天井面の左側と右側
には、それぞれ上方へ窪んだ凹状空間があり、この左側の凹状空間には正方形環状の蒸気
吸込口が形成され、右側の凹状空間には長方形環状の蒸気吸込口が形成され、これら蒸気
吸込口の上方にはそれぞれ吸込み口8a、8bを形成した三角形状のダクトが配置され、
このダクトの前端部に単一の遠心式送風機が配置され、送風機の運転によって各蒸気吸込
口から吸い込んだ蒸気が、各吸込み口8a、8bからダクトへ吸い込まれ、前面の蒸気排
気口から排出されるものがある。(特許文献1参照)。
特開2007−195764号公報
この種の蒸気排出装置は、収納部内の背壁に設けた電源コンセントへ炊飯器と電気保温
ポットの電源プラグを差し込んで通電させるようになっており、この電源コンセントへ電
力供給する端子部は、蒸気排出ユニットの後面に露出した状態で設けられ、この端子部へ
は家屋へ供給される商用電力の配線が接続されるようになっている。このため、何らかの
要因によって、前面の蒸気排気口から排出される蒸気がこの端子部へ流れ込んだとき等に
おいては、この端子部に結露が生じ、それによって漏電が生じることが懸念される。また
、蒸気排出装置は家屋内のコーナ部や棚の下部の収納部等に設置されることが多く、端子
部が蒸気排出ユニットの後面に位置することによって、蒸気排出装置の設置時や修理点検
時等においては、蒸気排出装置全体をその設置場所から大きく引き出して、端子部の取り
外しや接続作業をしなければならず、作業性が悪い。また、蒸気排出ユニットを蒸気排出
装置から引き出し式に取り付けた構成においても、蒸気排出ユニット全体を引き出さなけ
れば、端子部の取り外しや接続作業ができない。
本発明は、このように端子部への結露が生じないようにすると共に、万一発火しても火
災にならないような構成にて端子部を収納し、且つ蒸気排出装置の設置時や、修理点検時
等での作業性が向上する蒸気排出装置を提供するものである。
第1発明の蒸気排出装置は、炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生器具が収納設置され前記
蒸気発生器具へ電力を供給する電源コンセントが設けられた収納部(収納室)を備え、前
記収納部(収納室)の天井部には、前記蒸気発生器具から発生する蒸気を前記収納部(収
納室)の天井面に形成した蒸気吸い込み口から吸い込み蒸気排出ファンを通して前面の蒸
気排出口から前記収納部(収納室)外へ排出する蒸気排出通路を形成した蒸気排出装置に
おいて、前記収納部(収納室)の天井部には、前記電源コンセントへ電力を供給する端子
部が前記蒸気排出通路外に配置され、前記端子部が、前記蒸気排出装置の上面を開口し難
燃性または可燃性資材で形成された収納凹部に配置され、前記上面開口を開閉蓋で覆った
ことを特徴とする。
第2発明は、炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生器具が収納設置され前記蒸気発生器具へ
電力を供給する電源コンセントが設けられた収納部(収納室)を機体内に形成し、前記機
体の上部に前記収納部(収納室)の天井部を形成する蒸気排出ユニットが取り付けられ、
前記蒸気排出ユニットは、上面等の外壁を形成する外殻板と前記収納部(収納室)の天井
面を形成する天井板との間に、各種ダクト及び蒸気排出ファンを備えた蒸気排出通路を形
成し、前記蒸気発生器具から発生する蒸気を前記収納部(収納室)の天井面に形成した蒸
気吸い込み口から吸い込み、前記蒸気排出通路を通して前面の蒸気排出口から排出する蒸
気排出装置において、前記蒸気排出ユニットには、前記電源コンセントへ電力を供給する
端子部が、前記蒸気排出通路のダクトの上面側に配置された難燃性または可燃性資材で形
成された収納凹部に配置され、前記収納凹部は開閉蓋で覆われる状態で前記蒸気排出ユニ
ットの上面に開口したことを特徴とする。
第1発明によって、収納部(収納室)の天井部に上面開口の難燃性または可燃性資材で
形成された収納凹部が形成され、この収納凹部に蓋で閉じられた状態で端子部が配置され
るため、従来のような端子部へ結露が生じることがなく、また万一発火しても火災になら
ないようになる。そして、上面開口から端子部の接続作業ができるため、蒸気排出装置が
家屋内のコーナ部や棚の下部の収納部等に設置される場合においても、また、蒸気排出ユ
ニットを蒸気排出装置から引き出し式に取り付けた場合でも、蒸気排出ユニット全体を引
き出さなくても、端子部の取り外しや接続作業ができることとなり、設置時や修理点検時
等での作業性が向上するものとなる。
また、第2発明では、収納部(収納室)を形成した機体の上部に収納部(収納室)の天
井部を形成する蒸気排出ユニットが取り付けられる構成において、蒸気排出ユニット内に
配置される蒸気排出通路のダクトの上面側に、難燃性または可燃性資材で形成された上面
開口の収納凹部を形成し、この中に端子部を配置するため、第1発明同様に、従来のよう
な端子部へ結露が生じることがなく、また万一発火しても火災にならないようになる。そ
して、上面開口から端子部の接続作業ができるため、蒸気排出装置が家屋内のコーナ部や
棚の下部の収納部等に設置される場合においても、また、蒸気排出ユニットを蒸気排出装
置から引き出し式に取り付けた場合でも、蒸気排出ユニット全体を引き出さなくても、端
子部の取り外しや接続作業ができることとなり、設置時や修理点検時等での作業性が向上
するものとなる。
本発明の蒸気排出装置は、炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生器具が収納設置され前記蒸
気発生器具へ電力を供給する電源コンセントが設けられた収納部(収納室)を備え、前記
収納部(収納室)の天井部には、前記蒸気発生器具から発生する蒸気を前記収納部(収納
室)の天井面に形成した蒸気吸い込み口から吸い込み蒸気排出ファンを通して前記前面の
蒸気排出口から前記収納部(収納室)外へ排出する蒸気排出通路を形成した蒸気排出装置
において、前記収納部(収納室)の天井部には、前記電源コンセントへ電力を供給する端
子部が前記蒸気排出通路外に配置され、前記端子部が前記蒸気排出装置の上面に開口し難
燃性または可燃性資材で形成された収納凹部に配置され、前記上面開口を開閉蓋で覆った
構成であり、本発明の実施例を以下に記載する。
本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係る蒸気排出装置の正面斜視図、
図2は本発明に係る蒸気排出ユニットの天板を外して蒸気排出通路部分を上方から見た斜
視図、図3は本発明に係る蒸気排出ユニットのダクト部材の構成を説明する分解斜視図、
図4は本発明に係る蒸気排出装置の右側の蒸気排出通路を説明する縦断側面図、図5は本
発明に係る蒸気排出ユニットと蒸気排出装置の機体との関係を示す斜視図である。
これらの図において、1は本発明の蒸気排出装置を示しており、蒸気排出装置1の機体
2は、炊飯器や湯沸かし器等の蒸気発生器具が左右に収納設置される前面開口の収納部(
収納室)3を備え、収納部(収納室)3の上部に位置するように、機体2の上部に蒸気排
出ユニットJUが取り付けられている。蒸気排出ユニットJUは、収納部(収納室)3の
天井部を形成するように機体2に取り付けらており、その前面に化粧パネル4が設けられ
ている。蒸気排出ユニットJUは、上面等の外壁を形成する外殻板51と収納部(収納室
)3の天井面を形成する天井板5との間に、後述の各種ダクト及び蒸気排出ファンを備え
た蒸気排出通路JHTを形成し、収納部(収納室)3内の蒸気を収納部(収納室)3の天
井面に形成した蒸気吸い込み口から吸い込み、この蒸気排出通路JHTを通して化粧パネ
ル4に形成した蒸気排出口7から収納部(収納室)3外へ排出する構成である。
蒸気排出装置1の機体2は天板2Tを有し、蒸気排出ユニットJUは、機体2の左右側
壁上部に前後方向水平状態に取り付けたレールRLに載置されて、天板2Tの下側空間に
前後方向に収納引き出し可能に支持され、収納した所定状態を保持するように、レールR
Lにネジ等で固定している。この収納状態で、天井板5(蒸気排出ユニットJUから見れ
ば底板に相当)が、収納部(収納室)3の天井面を形成するようになる。
蒸気排出ユニットJUは、収納部(収納室)3の左側に収納設置される蒸気発生器具(
実施例では電気式湯沸かし器11A)から発生する蒸気を収納部(収納室)3の天井面を
形成する天井板5の開口5Aに上方へ窪んで形成した第1蒸気吸い込み口6Aから第1蒸
気吸い込みダクトD1を通して吸い込む第1蒸気排出ファン9Aと、右側に収納設置され
る蒸気発生器具(実施例では電気式炊飯器11B)から発生する蒸気を収納部(収納室)
3の天井板5の開口5Bに上方へ窪んで形成した第2蒸気吸い込み口6Bから第2蒸気吸
い込みダクトD2を通して吸い込む第2蒸気排出ファン9Bと、第1蒸気排出ファン9A
と第2蒸気排出ファン9Bから吐出される蒸気を共通の蒸気排出ダクトD3を通して収納
部(収納室)3の前面上部に設けた化粧パネル4に形成した蒸気排出口7から収納部(収
納室)3外へ排出する構成である。
また収納部(収納室)3の壁(図では背壁面)には、電気式湯沸かし器11Aや電気式
炊飯器11B等の蒸気発生器具11の電源用として、電源コンセント10が取り付けられ
ている。実施例では、蒸気発生器具11として電気式湯沸かし器11Aと電気式炊飯器1
1Bとを示しており、そのため、電源コンセント10として、左側に電気式湯沸かし器1
1A用の差し込み口10Aが、そして右側に電気式炊飯器11B用の差し込み口10Bを
有する二口用の電源コンセント10を採用している。
第1蒸気吸い込み口6Aと第2蒸気吸い込み口6Bは、前後位置と左右位置が収納部(
収納室)3の中心に対して対称的な配置であってもよいが、実施例では、第1蒸気吸い込
み口6Aが収納部(収納室)3の左側部分の天井面の奥寄りに形成され、第2蒸気吸い込
み口6Bが収納部(収納室)3の右側部分の天井面の中央部分に形成されている。これは
、電気式湯沸かし器11Bと電気式炊飯器11Aは、大きさや蒸気吐出口の位置等が異な
るため、これに適合し易いことを考慮したものである。
第1蒸気排出ファン9Aと第2蒸気排出ファン9Bは、それぞれ第1蒸気吸い込み口6
Aと第2蒸気吸い込み口6Bの内側部にファン吸い込み口が位置するように同軸に配置さ
れたシロッコファンであって、両ファン9A、9Bを共通駆動する電動機9Cが、第1蒸
気排出ファン9Aと第2蒸気排出ファン9Bの間に配置されている。
収納部(収納室)3の前面上部に位置する化粧パネル4には、蒸気排出口7と操作パネ
ル13が左右に配置され、蒸気排出ユニットJUにおいて、第1蒸気排出ファン9Aから
吐出される蒸気は、第1蒸気吐出ダクトD41を通って共通の蒸気排出ダクトD3へ流入
し、第2蒸気排出ファン9Bから吐出される蒸気は、第2蒸気吐出ダクトD42を通って
共通の蒸気排出ダクトD3へ流入するように蒸気排出通路JHTが構成されている。 ま
た、第1蒸気排出ファン9Aと第2蒸気排出ファン9Bは、第1蒸気吸い込み口6Aと第
2蒸気吸い込み口6Bの左右間の中間部で、収納部(収納室)3の左右方向の中央部に配
置されている。
第1蒸気吸い込みダクトD1、第2蒸気吸い込みダクトD2、共通の蒸気排出ダクトD
3、第1蒸気吐出ダクトD41、第2蒸気吐出ダクトD42、第1蒸気排出ファン9Aの
収納部分9A1、第2蒸気排出ファン9Bの収納部分9B1、及び電動機9Cの収納部分
9C1は、これらの部分を上方に膨らみ状に形成した合成樹脂製ダクト部材KBが、収納
部(収納室)3の天井面を形成する天井板5の上面に取り付けられることによって形成さ
れている。
第1蒸気吸い込み口6Aが収納部(収納室)3の左側部分の天井面の奥寄りに形成され
ているため、第1蒸気排出ファン9Aの吸い込み側ETから左方向へ蒲鉾状に延長するよ
うに長く形成された第1蒸気吸い込みダクトD1の略下側に、第1蒸気吸い込み口6Aが
対応して連通している。また、第2蒸気吸い込み口6Bが収納部(収納室)3の右側部分
の天井面の中央部分に形成されているため、第2蒸気吸い込みダクトD2は、第2蒸気排
出ファン9Bの吸い込み側ETから右方向へ延長するように長く形成された蒲鉾状のダク
ト部分D21と、これに連通して前方へ平坦状に延びたダクト部分D22とを有し、第2
蒸気吸い込み口6Bがダクト部分D22に対応して連通している。
ダクト部材KBは、図3に示すように、第1蒸気吸い込みダクトD1、第2蒸気吸い込
みダクトD2、第1蒸気排出ファン9Aの収納部分9A1、第2蒸気排出ファン9Bの収
納部分9B1、及び電動機9Cの収納部分9C1を形成したダクト基板部材KB1と、第
1蒸気排出ファン9Aの収納部分9A1及び第2蒸気排出ファン9Bの収納部分9B1を
覆うカバー部Jを後部に形成した第1蒸気吐出ダクトD41及び第2蒸気吐出ダクトD4
2と、共通の蒸気排出ダクトD3を形成した第2ダクト部材KB2が組み合わされた構成
であり、ダクト基板部材KB1の上に第2ダクト部材KB2が組み合わされることによっ
て、第1蒸気吸い込みダクトD1及び第2蒸気吸い込みダクトD2を通って第1蒸気排出
ファン9Aと第2蒸気排出ファン9Bへ吸い込まれた蒸気が、第1蒸気吐出ダクトD41
及び第2蒸気吐出ダクトD42から共通の蒸気排出ダクトD3と通って、蒸気排出口7か
ら前方へ排出される蒸気排出通路JHTが形成されている。なお、電動機9Cの収納部分
9C1は、排出される蒸気に触れないようにするために、蒸気排出通路JHTの外側にな
るように、ダクト部材KBの上面に開口した状態に形成される。
化粧パネル4の後部にはマイクロコンピュータ式の制御部12が収納され、化粧パネル
4の前面には操作パネル13があり、操作パネル13には、蒸気排出装置1の電源の入/
切(ON/OFF)スイッチ部14とその他の操作スイッチや表示部が配置され、それぞ
れ制御部12に電気的に接続され、蒸気排出ファン9A、9Bも制御部12に電気的に接
続されている。二口用の電源コンセント10は、差し込み口10Aが湯沸かし器11A用
であり、差し込み口10Bが炊飯器11B用として、ラベル等で表示されている。
電源プラグ25Bを家屋内のコンセントに差し込んだ状態で、蒸気排出装置1に電源が
供給された状態となり、電源コンセント10へ電力が供給された状態である。この状態で
、電源コンセント10の差し込み口10Aへ湯沸かし器11Aの電源プラグを差し込むか
、差し込み口10Bへ炊飯器11Bの電源プラグを差し込み、またはその両方を差し込む
。この状態で、電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部14を押す操作によって、その
スイッチがONしてその信号が制御部12へ入力され、制御部12の動作によって電動機
9Cが運転して蒸気排出ファン9A、9Bが始動して高速運転状態となる。多くの蒸気発
生となる湯沸かし器11Aの沸き上げ終了及びまたは炊飯器11Bの炊き上げ終了まで、
制御部12の動作によってこの状態が継続する。そして、制御部12の動作によって湯沸
かし器11Aの沸き上げ終了及びまたは炊飯器11Bの炊き上げ終了となり保温状態にな
ったとき、電源コンセント10の電力が低下するため、制御部12がこの状態を検出して
、電動機9Cによる蒸気排出ファン9A、9Bの回転を低速回転状態に切り替える。この
低速回転状態を所定時間継続した後、電動機9Cの運転を停止して蒸気排出ファン9A、
9Bの運転を停止する。
このような蒸気排出ファン9A、9Bの動作において、第1蒸気吸い込み口6A及びま
たは第2蒸気吸い込み口6Bから吸い込まれた蒸気は、それぞれ第1蒸気吐出ダクトD4
1、第2蒸気吐出ダクトD42を通って共通の蒸気排出ダクトD3へ流入し、蒸気排出口
7から前方へ排出される。
このような蒸気排出装置1において、蒸気排出ユニットJUは、収納部(収納室)3の
天井部には、蒸気排出ファン9A、9Bの運転を制御する制御部12と、電源コンセント
の差し込み口10A、10Bへ電力を供給する端子部TT(図ではT1、T2、T3で構
成)が、蒸気排出通路JHT外に配置され、端子部TTが難燃性または可燃性資材で形成
された上面開口の収納凹部TSに配置され、収納凹部TSの上面開口は、後述のように作
業用開口53に設けた開閉蓋52で覆っている。端子部TTは、家屋へ供給される商用電
力が、電源プラグ25Bから端子T1へ供給されるか、または家屋内の配電盤にリード線
RSを通して接続される。そして、端子T1からの電力供給は、それぞれ並列接続した端
子T2、T3を通して行われる。端子T2は電源コンセントの差し込み口10Aへ接続さ
れ、端子T3は電源コンセントの差し込み口10Bへ接続されている。制御部12の電源
供給は、端子T2、T3のいずれかから供給されればよい。
具体的には、ダクト基板部材KB1と第2ダクト部材KB2は、それぞれ難燃性または
可燃性資材で形成され、これらは、例えばポリプロピレンで所定形状に成形されたものが
組み合わされてダクト部材KBを構成している。このダクト部材KBは、ダクト基板部材
KB1に形成された第2蒸気吸い込みダクトD2の平坦状ダクト部分D22の上面に一体
成形によって、端子部TT(図ではT1、T2、T3で構成)の上面開口状の収納凹部T
Sが形成されている。収納凹部TSは、蒲鉾状のダクト部分D21に連続する矩形状の立
ち壁TS1によって囲まれた上面開口形状であり、蒸気排出ユニットJUの上面等の外壁
を形成する外殻板51とダクト基板部材KB1の間に位置する。
収納凹部TSの上面開口は、この開口と略同じ大きさに外殻板51に形成した作業用開
口53に臨むように、収納凹部TSの上面開口端部は外殻板51の下面に近接状態である
。作業用開口53には、収納凹部TSの上面開口を覆って実質開閉する開閉蓋52が設け
られ、蒸気排出装置1の設置後は、閉じた状態である。図示の開閉蓋52は、後端部がヒ
ンジで支持されて開閉可能であるが、収納凹部TSの上面開口を開閉する機能があればよ
く、例えば、取り外し可能な蓋52であっても差し支えなく、またスライド式蓋52であ
っても差し支えなく、いずれも本発明の開閉蓋52に含まれる。
収納凹部TSに収納され、ネジなどによって支持された端子部TT(図ではT1)へは
、家屋へ供給される商用電力が電源プラグ25Bに接続したリード線RSを通して供給さ
れるか、または家屋内の配電盤にリード線RSを通して接続される。このリード線RSが
外殻板51の後壁51Rを貫通する箇所は、弾性ゴム等の電気絶縁材54によってシール
された状態である。
このような構成によって、従来のように蒸気排出ユニットJUの後面に露出した状態で
設けられた端子部の構成によって生じた端子部への結露の問題もなく、また万一発火して
も火災にならない。そして、蒸気排出ユニットJUの上面から端子部TTの接続作業がで
きるため、蒸気排出装置1が家屋内のコーナ部や棚の下部の収納部等に設置される場合に
おいても、設置時や修理点検時等での作業性が向上するものとなる。
本発明は、上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態の蒸気排出装置に適用で
きるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
本発明に係る蒸気排出装置の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出ユニットの天板を外して蒸気排出通路部分を上方から見た斜視図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出ユニットのダクト部材の構成を説明する分解斜視図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出装置の右側の蒸気排出通路を説明する縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る蒸気排出ユニットと蒸気排出装置の機体との関係を示す斜視図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・・蒸気排出装置
2・・・・・蒸気排出装置の機体
3・・・・・収納部(収納室)
4・・・・・化粧パネル
5・・・・・天井板
6A、6B・・・・・蒸気吸い込み口
7・・・・・蒸気排出口
9A・・・・第1蒸気排出ファン
9B・・・・第2蒸気排出ファン
9C・・・・電動機
9A1・・・第1蒸気排出ファンの収納部
9B1・・・第2蒸気排出ファンの収納部
9C1・・・電動機の収納部
10・・・・電源コンセント
10A・・・湯沸かし器用の差し込み口
10B・・・炊飯器用用の差し込み口
11A・・・湯沸かし器
11B・・・炊飯器
12・・・・制御部
13・・・・操作パネル
14・・・・電源の入/切(ON/OFF)スイッチ部
25B・・・電源プラグ
51・・・・外殻板
52・・・・開閉蓋
53・・・・作業用開口
D1・・・・第1蒸気吸い込みダクト
D2・・・・第2蒸気吸い込みダクト
D3・・・・共通の蒸気排出ダクト
D41・・・第1蒸気吐出ダクト
D42・・・第2蒸気吐出ダクト
JU・・・・蒸気排出ユニット
JHT・・・蒸気排出通路
KB・・・・ダクト部材
KB1・・・ダクト基板部材
KB2・・・第2ダクト部材
RL・・・・左右のレール
RS・・・・リード線
TS・・・・収納凹部
TT・・・・端子部

Claims (2)

  1. 炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生器具が収納設置され前記蒸気発生器具へ電力を供給す
    る電源コンセントが設けられた収納部(収納室)を備え、前記収納部(収納室)の天井部
    には、前記蒸気発生器具から発生する蒸気を前記収納部(収納室)の天井面に形成した蒸
    気吸い込み口から吸い込み蒸気排出ファンを通して前面の蒸気排出口から前記収納部(収
    納室)外へ排出する蒸気排出通路を形成した蒸気排出装置において、前記収納部(収納室
    )の天井部には、前記電源コンセントへ電力を供給する端子部が前記蒸気排出通路外に配
    置され、前記端子部が、前記蒸気排出装置の上面を開口し難燃性または可燃性資材で形成
    された収納凹部に配置され、前記上面開口を開閉蓋で覆ったことを特徴とする蒸気排出装
    置。
  2. 炊飯器、湯沸かし器等の蒸気発生器具が収納設置され前記蒸気発生器具へ電力を供給す
    る電源コンセントが設けられた収納部(収納室)を機体内に形成し、前記機体の上部に前
    記収納部(収納室)の天井部を形成する蒸気排出ユニットが取り付けられ、前記蒸気排出
    ユニットは、上面等の外壁を形成する外殻板と前記収納部(収納室)の天井面を形成する
    天井板との間に、各種ダクト及び蒸気排出ファンを備えた蒸気排出通路を形成し、前記蒸
    気発生器具から発生する蒸気を前記収納部(収納室)の天井面に形成した蒸気吸い込み口
    から吸い込み、前記蒸気排出通路を通して前面の蒸気排出口から排出する蒸気排出装置に
    おいて、前記蒸気排出ユニットには、前記電源コンセントへ電力を供給する端子部が、前
    記蒸気排出通路のダクトの上面側に配置された難燃性または可燃性資材で形成された収納
    凹部に配置され、前記収納凹部は開閉蓋で覆われる状態で前記蒸気排出ユニットの上面に
    開口したことを特徴とする蒸気排出装置。
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