JPH035070Y2 - - Google Patents

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JPH035070Y2
JPH035070Y2 JP1985157482U JP15748285U JPH035070Y2 JP H035070 Y2 JPH035070 Y2 JP H035070Y2 JP 1985157482 U JP1985157482 U JP 1985157482U JP 15748285 U JP15748285 U JP 15748285U JP H035070 Y2 JPH035070 Y2 JP H035070Y2
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JP
Japan
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optical fiber
light
metal sleeve
fiber
photoelectric switch
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JP1985157482U
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JPS6265741U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光電スイツチ本体と光フアイバ部分
から構成される。いわゆるアンプ分離型光電スイ
ツチに関し、特に、微小径の光ビームを検出光と
して、投光することのできる光フアイバ光電スイ
ツチに関する。
〔従来の技術〕
微小な物体の検出や製造ライン上での物体の位
置決めを正確に行うためには、微小径の検出光を
投光することができる光電スイツチが必要であ
る。そのため、小径の光フアイバを用いて投光素
子からの光ビームを収束することによつて対応し
ているのが現状である。このような例としては、
実開昭59−23133号公報に開示されている光フア
イバ光電スイツチが挙げられる。以下、この光電
スイツチについて説明する。
第3図に示すように、光電スイツチ本体20に
投光素子21および受光素子22が内設されてお
り、該投光素子21および受光素子22には、樹
脂被覆部(以下、樹脂部と略す)24aと金属ス
リーブ被覆部(以下、金属スリーブと略す)24
bを有する光フアイバ部分24が、コネクタ23
によつて結合されている。なお、樹脂部24aと
金属スリーブ24bの間には取付金具24cが介
在している。金属スリーブ24bは樹脂部24a
より小径であり、ある程度可撓性を有している。
そして、投光素子21に接続された金属スリーブ
24bの先端から光Lが投光され、他方の金属ス
リーブ24bの先端でその光Lを受光することに
より検出を行う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このような光フアイバ光電スイツチ
には、以下のような問題点がある。
第4図に示すように、投光素子21(第3図参
照)に接続された金属スリーブ24bのフアイバ
25内を、光Lは開口角60度で伝播しているため
に、外部に出ると前記角度で光Lは拡散する。す
ると、被検出体が微小な場合には、受光素子22
(第3図参照)の受光量変化が余りなく検出不能
であつた。同様なことが物体を決められた場所へ
位置決めを行う際にも生じ、やはり正確な位置決
めは不可能であつた。また、光電スイツチを複数
個並置して検出動作を行う際に、隣接する光電ス
イツチの間隔を狭めると、隣接する他の光電スイ
ツチからの光を受光し、相互干渉を起こし誤動作
を生じていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案者は、前記問題点を解決するため鋭意検
討を重ねた。その結果、光フアイバを特定のレン
ズに当接することにより、前記問題点を解決する
ことを見出し、本考案を完成するに至つた。
すなわち、本考案は、少なくとも投光側は、光
電変換素子に外周をチユーブで被覆した光フアイ
バケーブルが光学的に結合され、 該光フアイバケーブルの先端部のチユーブ部分
が剥離されて、剥離フアイバ部となされて金属ス
リーブに挿入され、 該金属スリーブ内の先端部には、前記剥離フア
イバ部の径より大径なる分布屈折型のレンズが挿
着され、 該分布屈折型のレンズの後面の略中央部に前記
剥離フアイバ部の先端が当接されていることを特
徴とする光フアイバ光電スイツチを提供すること
を目的とする。
〔作用〕
本考案は前述のような手段を採つたので、次の
ような作用がもたらされる。
まず、分布屈折型のレンズとは、屈折率が光軸
に対して半径方向に2乗分布近似で変化している
レンズ状媒質のことを言う。通常の球面レンズが
入出射端面の曲率で光線を屈折させるのに対し、
分布屈折型のレンズでは、レンズ内部に形成され
た異なる屈折率の分布で上記作用を得る。それゆ
え、入出射端面が平面にも関わらずレンズ機能を
有するという特徴がある。
また、分布屈折型のレンズは点光源を一端面の
中央に当接させると、他端面から平行光線として
外部に投光するという特徴もある。
したがつて、本考案にかかる光フアイバ光電ス
イツチは、分布屈折型のレンズの外径と略同じ径
の検出光を投光することができるので、正確な検
出等が可能となる。
〔実施例〕
本考案を、以下実施例に基づいて詳細に説明す
る。従来例と同一部分はその説明を簡略化してい
る。
第1図に示すように、光電スイツチ本体1、投
光素子および受光素子(図示省略)、コネクタ2、
並びに、樹脂部3aおよび金属スリーブ3bから
なる光フアイバ部分3の構成は従来例と同じであ
る。なお、記号にダツシユが付与された方が受光
側であり、付与されていない方が投光側である。
両金属スリーブ3b,3b′の先端には、分布屈折
型のレンズであるセルフオツクレンズ(登録商
標;日本板硝子株式会社製)4,4′が挿着され
ている。
次に、第2図に示すように、投光側の金属スリ
ーブ3b内のセルフオツクレンズ4の光電スイツ
チ本体1側の端面中央に、剥離フアイバ5がエポ
キシ樹脂製接着剤によつて接合されている。受光
側の金属スリーブ3b′も同様の構成を有する。剥
離フアイバ5から光が伝播されると、セルフオツ
クレンズ4は平行光線の検出光Lとして投光す
る。受光側のセルフオツクレンズ4′は、この検
出光Lを受光すると剥離フアイバ5′の接合端面
に焦点を結ぶ。したがつて、投光側ではセルフオ
ツクレンズ4の外径と略同じ径で検出光Lを投光
でき、受光側ではこの検出光Lを遺漏なく集光で
することができる。
本実施例においては、投光側と受光側の光フア
イバ部分が別離に形成されている、いわゆる透過
型の光フアイバ光電スイツチについて説明した
が、投光側と受光側が一体形成されている、いわ
ゆる反射型にもこの考案を適用できることは言う
までもない。
また、本実施例においては、セルフオツクレン
ズを投光側および受光側の双方に装着したが、投
光側のみに装着するだけでも従来例と比較して相
当な効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は、少
なくとも投光側は、光電変換素子に外周をチユー
ブで被覆した光フアイバケーブルが光学的に結合
され、 該光フアイバケーブルの先端部のチユーブ部分
が剥離されて、剥離フアイバ部となされて金属ス
リーブに挿入され、 該金属スリーブ内の先端部には、前記剥離フア
イバ部の径より大径なる分布屈折型のレンズが挿
着され、 該分布屈折型のレンズの後面の略中央部に前記
剥離フアイバ部の先端が当接するようにしたの
で、簡単な構造で、検出光の径を小さくすること
ができ、微小な物体の検出や対象物体の位置決め
を正確に行うことができる。
また、光電スイツチを複数個密接、並置して使
用する場合でも、検出光はほぼ直線的に投光され
て、拡散しないため、隣接する他の光電スイツチ
の検出光を受光することがなく、誤動作の発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる光フアイバ光電スイツ
チの1実施例の斜視図、第2図は本光電スイツチ
の動作説明図、第3図は従来の光フアイバ光電ス
イツチの平面図、第4図は本光電スイツチの動作
説明図である。 1……光電スイツチ本体、33′……光フアイ
バ部分、3a,3a′……樹脂被覆部(樹脂部)、
3b,3b′……金属スリーブ被覆部(金属スリー
ブ)、4,4′……セルフオツクレンズ(分布屈折
率レンズ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも投光側は、光電変換素子に外周をチ
    ユーブで被覆した光フアイバケーブルが光学的に
    結合され、 該光フアイバケーブルの先端部のチユーブ部分
    が剥離されて、剥離フアイバ部となされて金属ス
    リーブに挿入され、 該金属スリーブ内の先端部には、前記剥離フア
    イバ部の径より大径なる分布屈折型のレンズが挿
    着され、 該分布屈折型のレンズの後面の略中央部に、前
    記剥離フアイバ部の先端が当接されていることを
    特徴とする光フアイバ光電スイツチ。
JP1985157482U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH035070Y2 (ja)

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