JPH10239559A - 光伝送装置 - Google Patents

光伝送装置

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JPH10239559A
JPH10239559A JP9042423A JP4242397A JPH10239559A JP H10239559 A JPH10239559 A JP H10239559A JP 9042423 A JP9042423 A JP 9042423A JP 4242397 A JP4242397 A JP 4242397A JP H10239559 A JPH10239559 A JP H10239559A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber cable
adjusting member
diameter
transmission device
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Abandoned
Application number
JP9042423A
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English (en)
Inventor
Isato Yunoki
勇人 柚木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Priority to US09/030,446 priority patent/US6094517A/en
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Priority to CN98105272A priority patent/CN1110713C/zh
Priority to DE69807544T priority patent/DE69807544T2/de
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4202Packages, e.g. shape, construction, internal or external details for coupling an active element with fibres without intermediate optical elements, e.g. fibres with plane ends, fibres with shaped ends, bundles
    • G02B6/4203Optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02033Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material
    • G02B6/02038Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material with core or cladding having graded refractive index
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/255Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
    • G02B6/2552Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding reshaping or reforming of light guides for coupling using thermal heating, e.g. tapering, forming of a lens on light guide ends

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ面積の小さい受光素子に対して、光照
射時の漏れを抑制する。 【解決手段】 光ファイバケーブル1の光出射端面1a
に、外周面がテーパ面とされた口径調整部材2を設け、
光ファイバケーブル1側からフォトダイオード31へ向
かって順次縮径しながら光を収束させて照射すること
で、光損失を抑える。また、口径調整部材2のテーパ面
での光漏洩を防ぐため、テーパ面に低屈折率膜23を塗
布する。口径調整部材2の光ファイバケーブル1に対す
る位置決めをフェルール3によって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光通信システム
における光ファイバと受光素子との間の光伝送に使用さ
れる光伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光ファ
イバは、一般にガラス光ファイバとプラスチック光ファ
イバとに大別できる。このうち、ガラス光ファイバは光
透過性が高いため、光伝送精度の向上を目的として、コ
ア径を可及的に小さく設計し単一モード性を高めること
が容易である。これに対し、プラスチック光ファイバの
場合は、曲げに対する強度の向上、及び内部における光
の干渉や減衰に対する対策等の目的で、ファイバ径はガ
ラス光ファイバに比べて大きく設定されるのが通常であ
る。このように、プラスチック光ファイバの径が大きい
と、ある程度のモード分散が避けられないため光の伝搬
損失や波形歪が生じるという欠点があるものの、開口部
の口径が大きくなることから、光ファイバ同士や他の素
子との間の光結合において構成部品の位置決め精度等も
厳しく制限されず、光学的にアライメントしやすい安価
な光通信デバイスとして有用になるといった利点があ
る。このような状況下で、従来のプラスチック光ファイ
バでは、その口径が大きいために発光ダイオード(LE
D)から多くの光信号を光ファイバ内に導入し、また光
ファイバ出射側では大きなチップサイズのフォトダイオ
ード(PD)で受光して電気信号に変換するように構成
されていた。
【0003】ところで、最近の光ファイバ通信において
は、数百Mbps(メガビット毎秒)から数Gbps
(ギガビット毎秒)オーダーの高速光通信を可能とする
研究が進みつつある。このことに伴って、受光側のフォ
トダイオードのチップサイズが制約されてくる。これ
は、フォトダイオード表面に照射される光によって発生
した(励起)電子がチップ端部のワイヤーボンディング
位置まで進む時間が、フォトダイオードのチップ面積が
大きい場合に多くの時間を要するため、フォトダイオー
ドのチップ面積をできるだけ小さく設計する必要がある
からである。
【0004】しかしながら、このようにフォトダイオー
ドのチップ面積を小さく設定した場合、従来のプラスチ
ック光ファイバでは上述のように口径を大に設定してい
たため、図11の如く、光ファイバA1の光出射端面A
2から出る光信号の一部しかフォトダイオードA3に入
射されないことになり、光出射端面A2とフォトダイオ
ードA3との間の光損失が大きくなってしまう。
【0005】具体的には、例えば外径寸法が750μm
プラスチック光ファイバの端部から、受光面の径が25
0μmであるフォトダイオードに均一な光を出射する場
合を考えると、その面積比から換算して、もとの光量の
11%程度しか受光できなくなってしまい、dBmに換
算すると、9.54dBmだけ光量が低下することとな
る。
【0006】以上のことから、取り扱いやすい大口径の
プラスチック光ファイバA1は、高速信号を受信できる
チップ面積の小さなフォトダイオードA3とは整合し難
く、結合損失の大きいものとなってしまっていた。
【0007】そこで、この発明の課題は、チップ面積の
小さな受光素子を使用した場合に結合損失を低減し得る
光伝送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、光ファイバケーブルと、前記
光ファイバケーブルの少なくとも一端部の口径を調整す
る口径調整部材と、前記光ファイバケーブルの少なくと
も前記一端部において前記口径調整部材を位置決め固定
するフェルールとを備え、前記口径調整部材の外周面
は、前記光ファイバケーブル側から光軸方向に離間する
に従って順次縮径するテーパ面とされたものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記フェルール
の内周面は、前記口径調整部材の外周面に対応して、前
記光ファイバケーブル側から光軸方向に離間するに従っ
て順次縮径するテーパ面とされたものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記口径調整部
材が、前記光ファイバケーブルと同等の開口数の光ファ
イバ部材が前記テーパ面を有するよう延伸されて形成さ
れるものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記口径調整部
材の一方端が前記光ファイバケーブル及び前記口径調整
部材の両コアと同等の屈折率を有する透明接着体によっ
て前記光ファイバケーブルの前記一端部に接着接合され
るものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、前記口径調整部
材は前記光ファイバケーブルの前記一端部が一体的に延
伸形成されてなるものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記口径調整部
材の外周面に、光の漏洩を防止するよう前記口径調整部
材の外周部分より低い屈折率を有する低屈折率膜が塗布
されたものである。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記光ファイバ
ケーブルはプラスチック光ファイバケーブルである。
【0015】請求項8に記載の発明は、前記光ファイバ
ケーブルはステップインデクス型光ファイバケーブルで
ある。
【0016】請求項9に記載の発明は、前記光ファイバ
ケーブルはグレーデッドインデクス型光ファイバケーブ
ルである。
【0017】請求項10に記載の発明は、前記口径調整
部材および前記フェルールが配置される前記光ファイバ
ケーブルの前記一端部は、外部の受光素子に向けて光を
照射する光照射端部であるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
{第1実施形態}図1はこの発明の第1実施形態の光伝
送装置を示す図である。この実施形態の光伝送装置は、
図1の如く、一般的なプラスチック光ファイバケーブル
1の光出射端面1aに、この光ファイバケーブル1の光
出力口径を調整するための円錐台形状の口径調整部材2
を貼着し、この状態でフェルール3内に収納されてなる
ものである。
【0019】ここで使用される光ファイバケーブル1
は、コア/クラッドの屈折率差が比較的小さい低開口数
(NA)のステップインデクス型のものであって、図2
の如く、PMMA(ポリメチルメタアクリレート)等の
屈折率が1.495のプラスチックからなるコア11の
周囲にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等の屈
折率が1.493のフッ素系樹脂からなるクラッド12
を被覆し、さらにその外周にポリエチレン等のプラスチ
ック製の被覆部13を被覆して構成され、光ファイバケ
ーブル1の先端から所定長の被覆部13が剥取られて光
出射端面1aが露出される。光ファイバケーブル1のク
ラッド12の外径は750μmとされ、また、この光フ
ァイバケーブル1の伝送損失は230dB/kmとされ
る。コア11とクラッド12との屈折率差は0.002
である。
【0020】円錐台形状の口径調整部材2は、図3の如
く、コア21及びクラッド22からなる円錐台体のテー
パ面がさらに低屈折率膜23(図2参照)で被覆されて
なるもので、前述の光ファイバケーブル1と同じまたは
同開口数のプラスチック光ファイバを円錐台形に延伸し
て使用する。例えば、口径調整部材2の長さL1が6m
m、コア21及びクラッド22からなる円錐台体の大径
面2aの径Daが光ファイバケーブル1の外径と同寸法
の750μm、同円錐台体の小径面2bの径Dbが20
0μmないし700μmにそれぞれ設定される。なお、
大径面2aにおけるコア21とクラッド22の層厚比が
光ファイバケーブル1のコア11とクラッド12の層厚
比と同一であることは当然であるが、小径面2bにおい
ても、かかる層厚比は維持されており、したがって、小
径面2bにおけるコア21の径Dcは、層厚比(=コア
径/クラッド径)をαとするとDc=αDbで表すこと
ができる。
【0021】このような円錐台体(21,22)の形状
は、上述の光ファイバケーブル1と同様のコア21及び
クラッド22が積層されてなる光ファイバの端部に約1
00g程度の力を光軸方向に与えて加熱しながら延伸す
ることにより形成される。具体的な例としては、図4の
如く、既存のプラスチック光ファイバA1の端部に10
0gの錘30aが縛り付けられた糸30bを結びつけ、
光ファイバA1の糸30bを結びつけた部分の近傍を約
10mmに渡って摂氏150度の熱風で加熱し、加熱時
間を5秒から10秒の範囲で変化させながら、錘30a
の重量を利用して光ファイバA1を略円錐形状に延伸す
れば、図3に示したような口径調整部材2の形状が得ら
れる。
【0022】なお、このように光の導波路を円錐台形状
に形成すると、内部を進行する光は、図5のようにコア
21及びクラッド22の界面で反射する度に、進行光の
光軸に対する角度ψ1,ψ2,ψ3,…,ψnは大きく
なる。すなわち、テーパ面の光軸に対する傾きをθ、コ
ア21内での入射角度をψ0とすると、進行光の光軸に
対する角度ψ1,ψ2,ψ3,…,ψnは ψ1=ψ0+2θ ψ2=ψ1+2θ ψ3=ψ2+2θ : ψ(n-1)=ψ(n-2)+2θ ψn=ψ(n-1)+2θ となる。したがって、コア21及びクラッド22の界面
でn回の反射が行われた後の進行光の光軸に対する角度
ψnは、 ψn=ψ0+2θ×n となるため、反射回数に応じてコア21及びクラッド2
2の界面における光の反射角が大になることが判る。そ
の結果、内部の進行光は反射を繰り返すうちに界面を突
き抜けるようになり、光の漏洩の程度が大きくなってし
まう。そこで、かかる漏洩防止のため、クラッド22よ
り屈折率の小さいPMMA(ポリメチルメタアクリレー
ト)等の低屈折率膜23を口径調整部材2のテーパ面に
塗布し、コア21及びクラッド22の界面を突き抜ける
光をコア21内へ戻すよう構成している。かかる構成に
より、口径調整部材2の小径面2bでの開口数(NA)
は約0.5になる。
【0023】この口径調整部材2は、光ファイバケーブ
ル1の光出射端面1aに対して透明軟質シリコーンエラ
ストマー24を介して継ぎ足すように接合される。この
軟質シリコーンエラストマー24は、高屈折率シリコー
ン基材をシート状に延ばして常温硬化させたものを精密
ポンチ等で切り出したもので、その屈折率は、光ファイ
バケーブル1及び口径調整部材2の両コア11,21の
屈折率1.495と同一に設定されており、これにより
両コア11,21と軟質シリコーンエラストマー24と
の接合界面でのフレネル反射を防止する。なお、光ファ
イバケーブル1と口径調整部材2とを貼着接合する目的
であれば、軟質シリコーンエラストマー24に代えてマ
ッチング・オイルを注入する方法もあるが、その粘度が
温度によって変わったり注人時に気泡が入ったりして、
通信経路内の安定度に影響が出やすくなる。したがっ
て、ここでは高屈折率シリコーン基材を加工したものを
使用している。
【0024】そして、フェルール3は、例えば黄銅材を
切削加工で加工して図6のように成形したもので、その
周胴部略中央部に径方向外側に張り出し状の鍔部25が
形成され、この鍔部25が図示しないコネクタに係止さ
れる。また、フェルール3の内部には、光ファイバケー
ブル1の被覆部13とほぼ同径寸法のファイバ収容部2
6と、口径調整部材2の先端を露出させつつ口径調整部
材2を収容する調整部材収容部27とがテーパ部28を
介して同一直線上に連続的に形成してなる挿通孔29を
備える。ここで、特に調整部材収容部27は、口径調整
部材2と同様の円錐台形状に穿設されている。
【0025】上記構成の光伝送装置の動作を説明する。
図1のように、プラスチック光ファイバケーブル1の一
端の光出射端面1aに軟質シリコーンエラストマー24
を介して口径調整部材2を継ぎ足すように接合した後、
これらをフェルール3の挿通孔29に収納した状態で、
口径調整部材2の先端部近傍にフォトダイオード(P
D)31を対向配置する。ここで使用されるフォトダイ
オード31は、高速通信を目的とするチップ面積の小さ
なものを使用する。一方、光ファイバケーブル1の他端
の光入射端面1bの近傍には、光源としての発光ダイオ
ード(LED)32を対向配置する。
【0026】そして、発光ダイオード32を点滅させて
所定の光信号を光入射端面1bに与えると、光は光ファ
イバケーブル1のコア11及びクラッド12の界面で反
射を繰返しながら進行し、光出射端面1aから出射す
る。この出射光は、屈折率がほぼ同等の軟質シリコーン
エラストマー24を透過した後、口径調整部材2の大径
面2aからコア21へ進入する。軟質シリコーンエラス
トマー24における光の入出時では、軟質シリコーンエ
ラストマー24の屈折率が両側の両コア11,21の屈
折率と同等に設定されているため、フレネル反射が防止
されて光の損失がほとんど発生しない。
【0027】口径調整部材2のコア21内に進入した光
は、コア21とクラッド22の界面で反射を繰返しなが
ら進行する。このとき、上述した通り、反射回数に応じ
てコア21及びクラッド22の界面における光の反射角
が大になるが、クラッド22の上層側にさらに低屈折率
膜23を塗布しているので、進行光の外部への漏洩が防
止される。
【0028】そして、小径面2bを通過した光は、フォ
トダイオード31の受光面に向けて出射され、このフォ
トダイオード31で光電変換された後、所定の処理回路
33で所定の信号処理が行われる。ここで、上述の通り
フォトダイオード31は高速駆動を目的としてチップ面
積を小さく設定しているが、口径調整部材2の小径面2
bをフォトダイオード31のチップ面積に応じた寸法に
設定しておけば、この小径面2bから出射された光のほ
とんどをフォトダイオード31の受光面に照射でき、し
たがってフォトダイオード31の受光時の光損失を大幅
に低減できる。
【0029】ここで、表1は、口径調整部材2の小径面
2bの外径を変化させた場合のフォトダイオードにおけ
る受光感度の変化を測定した実験結果を示すものであ
る。ただし、表1では、フォトダイオードとしてチップ
面積の大きいものを使用しており、したがって外径寸法
が最も大きい750μmの場合でも、口径調整部材2か
らの出射光は全てフォトダイオードに照射されるものと
する。また、この実験では、光ファイバケーブル1とし
て長さ2mのものを使用し、また発光ダイオード32と
して中心波長が700nm、出力3dBmのものを使用
した。口径調整部材2の長さL1は6mm、コア21及
びクラッド22からなる円錐台体の大径面2aの径Da
は光ファイバケーブル1の外径と同寸法の750μmで
ある。なお、光ファイバケーブル1のクラッド12の外
径が750μmであるため、口径調整部材2の小径面2
bの外径が750μmのときにテーパが全くない状態と
なる。
【0030】
【表1】
【0031】ここで、上述の実験ではフォトダイオード
としてチップ面積の大きいものを使用したが、実際に使
用される高速駆動用(=小面積)のフォトダイオード3
1の受光面の径が例えば250μmであるとすると、こ
の面積の違いを考慮して最終的な受光感度を演算してお
く必要がある。もしプラスチック光ファイバの端面(外
径750μm)から均一に出射される光信号を250μ
m径のフォトダイオード31で受信すると仮定すると、
その面積比から元の信号の11%程度しか受光できな
い。dBmに換算すると、 −10*log(0.11)=9.54(dB) となって、9.54dBmだけ光量が低下することとな
る。
【0032】これに対し、表1において小径面2bの外
径が750μmの場合と250μmの場合とを比較する
と約4.4dBm程度しか受光感度が低下していないこ
とが判る。
【0033】すなわち、この実施形態のように光ファイ
バケーブル1に口径調整部材2を継ぎ足すことによっ
て、従来例なら面積比によって元の光強度(−11.1
16)よりも9.54dBm程度低下するところを、約
4.4dBmの低下(−15.519dBm)に抑えら
れるため、 9.54−4.4=5.14 となる。すなわち、従来例に比べて5.14dBの利得
があると言い換えられる。
【0034】以上のことから、フォトダイオード31等
の受光素子の入射面が微小になっても、口径調整部材2
内の光信号は小径面2bに近づくほど高密度化されるの
で、光損失を低減することにより効率良く光結合するこ
とができることが判る。したがって、特に数百Mbps
オーダー以上の高速光信号を受信するために設計された
フォトダイオード31と効率良く光結合させるために、
同じく高速光通信用に開発されたステップインデクス型
光ファイバケーブル1を伝送媒体とし、その先端にテー
パ形状の口径調整部材2を継ぎ足すことで、受信側の光
結合損失を低く抑えて効率良く結合することができる。
【0035】また、光ファイバケーブル1の光出射端面
1aに口径調整部材2を取り付ける際に、軟質シリコー
ンエラストマー24を介在させて貼着によって容易に継
ぎ足すことができ、取り扱いが容易になる。
【0036】{第2実施形態}図7及び図8はこの発明
の第2実施形態の光伝送装置を示す図である。なお、図
7及び図8では第1実施形態と同様の機能を有する要素
については同一符号を付している。第1実施形態では、
従来例と同様のステップインデクス型光ファイバケーブ
ル1の光出射端面1aに口径調整部材2を軟質シリコー
ンエラストマー24を介して貼着していたが、この実施
形態の光伝送装置は、図7及び図8の如く、従来例と同
様のプラスチック光ファイバの端部を直接延伸加工する
ことによって、プラスチック光ファイバケーブル1と口
径調整部材2とを一体的に延伸形成したものである。延
伸加工の方法としては、例えば図4に示したように錘の
重量を利用して伸張すればよい。
【0037】ここで、光ファイバケーブル1及び口径調
整部材2は、コア11,21及びクラッド12,22を
それぞれ備えており、また、光ファイバケーブル1のク
ラッド12の外周が被覆部13で被覆され、さらに口径
調整部材2のクラッド22の外周に低屈折率膜23が塗
布されている点で第1実施形態の構成と類似している。
ただし、1個のプラスチック光ファイバの端部を延伸す
ることで口径調整部材2を形成しているので、第1実施
形態で説明した軟質シリコーンエラストマー(24)は
不要であるため省略されている。その他の構成は第1実
施形態と同様である。
【0038】かかる光伝送装置における受光感度の実測
結果を表2に示す。実験環境は第1実施形態で説明した
表1の場合と同一条件下で行った。
【0039】
【表2】
【0040】表2の通り、口径調整部材2の小径面2b
からの出射光を例えば250μmのフォトダイオードで
受光した場合、−15.305dBmであるため、テー
パなしの状態に比べて4.189dBmしか低下してお
らず、従来例の低下量9.54dBmより大幅に光損失
を低減していることがわかる。したがって、第1実施形
態と同様に、フォトダイオード31のチップ面積を高速
化の目的で小さく設定した場合に、従来例に比べて受光
感度を向上できる。
【0041】{第3実施形態}第1実施形態では、従来
例と同様の光ファイバケーブル1の光出射端面1aに口
径調整部材2を軟質シリコーンエラストマー24を介し
て貼着し、第2実施形態では光ファイバケーブル1と口
径調整部材2とを一体的に延伸形成したものであった
が、この発明の第3実施形態の光伝送装置は、第1実施
形態と同様のステップインデクス型プラスチック光ファ
イバケーブル1の光出射端面1aに、同じく第1実施形
態と同様の口径調整部材2を配置し、これらをフェルー
ル3内に収納して互いに位置決めしたものである。した
がって、第1実施形態に比べて軟質シリコーンエラスト
マー(24)が省略されているが、その他の構成はすべ
て第1実施形態と同様である。
【0042】かかる光伝送装置における受光感度の実測
結果を表3に示す。実験環境は第1実施形態で説明した
表1の場合と同一条件下で行った。
【0043】
【表3】
【0044】表3の通り、口径調整部材2の小径面2b
からの出射光を例えば250μmのフォトダイオードで
受光した場合、−16.003dBmであるため、テー
パなしの状態に比べて4.887dBmしか低下してお
らず、従来例の低下量9.54dBmより大幅に光損失
を低減していることがわかる。したがって、第1実施形
態に比べると、光ファイバケーブル1と口径調整部材2
との間に軟質シリコーンエラストマー(24)が省略さ
れている分だけ光結合ロスが生じるものの、従来例に比
べると、フォトダイオード31のチップ面積を高速化の
目的で小さく設定した場合に、受光感度を飛躍的に向上
できる。
【0045】{第4実施形態}上述した第1実施形態な
いし第3実施形態では、光ファイバケーブル1としてす
べてステップインデクス型のものを使用しており、した
がって、口径調整部材2についてもそのコア21内の屈
折率は均一であったのに対し、この発明の第4実施形態
の光伝送装置では、プラスチック光ファイバケーブル1
としてコア内部の屈折率が変化して設定されたグレーデ
ッドインデクス型(屈折率分布型)のものを使用してい
る点で上述の各実施形態と異なるものである。
【0046】図9はこの実施形態の光伝送装置を示す図
である。なお、図9では上記各実施形態と同様の機能を
有する要素については同一符号を付している。図9の如
く、この実施形態では、光ファイバケーブル1と口径調
整部材2としてグレーデッドインデクス型のものを使用
したものである。口径調整部材2の形成方法としては、
第2実施形態と同様に、既存のグレーデッドインデクス
型プラスチック光ファイバの端部を例えば図4のように
直接延伸加工することによって、光ファイバケーブル1
と口径調整部材2とを一体的に延伸形成している。ま
た、口径調整部材2においてクラッド22の上層に低屈
折率膜23を塗布している点についても第2実施形態と
同様である。なお、グレーデッドインデクス型プラスチ
ック光ファイバはファイバ径の約70%がコアで、その
周囲径約30%程度がクラッドであり、かかる比率は光
ファイバケーブル1及び口径調整部材2のコア11,2
1及びクラッド12,22についてそれぞれ維持され
る。
【0047】ここで、グレーデッドインデクス型光ファ
イバケーブル1において、クラッド12の径を2a、比
屈折率差をΔ、所定の屈折率分布係数をα(≒2)とす
ると、中心軸からrだけ離れた点の屈折率n(r)は次
の式(数1)で表される。
【0048】
【数1】
【0049】すなわち、このグレーデッドインデクス型
の光ファイバケーブル1及び口径調整部材2において
は、コア11,21の屈折率がクラッド12,22に近
づくほど連続的に小さくなるようになっており、かかる
屈折率分布により、図9の如く、コア11,21の中心
軸の光線のみ直進し、中心軸を外れた光線は連続的に方
向を変えて再び中心軸に戻ってくる。
【0050】このような光線の軌跡は、光ファイバケー
ブル1内の場合だけでなく口径調整部材2の内部でも同
様であり、口径調整部材2の径が小さくなるにつれてそ
の径の変化と同等の比率で光の振幅が小さくなるため、
光ファイバケーブル1内の光は口径調整部材2の小径面
2bに近づくにつれて収束される。したがって、図1の
ように口径調整部材2の小径面2bからチップ面積の小
さなフォトダイオード31に光を照射すれば、光損失を
飛躍的に低減できる。
【0051】この光伝送装置における受光感度の実測結
果を表4に示す。実験環境は、光ファイバケーブル1及
び口径調整部材2としてグレーデッドインデクス型のも
のを使用する以外はすべて第2実施形態で説明した表2
の場合と同一条件下で行った。
【0052】
【表4】
【0053】表4の通り、500μmの径のコアから均
一に出射する光信号を200μm径のフォトダイオード
31で受信すると仮定すると、その面積比から元の信号
の16%しか受光できない。dBmに換算すると、−1
0*log(0.16)=7.96dBmの低下となる
はずである。
【0054】ここで、グレーデッドインデクス型プラス
チック光ファイバはファイバ径の約70%がコアなの
で、口径調整部材2の小径面2bにおいて200μmの
コア径を得るには、小径面2bの外径を300μm程度
にしなければならない。表4中において小径面2bの外
径寸法が750μmの場合と300μmの場合とを比較
すると、外径寸法が300μmの場合は750μmの場
合よりも1.4dBだけ低下している。すなわち、面積
比から換算して本来なら元の光強度よりも7.96dB
mだけ低下するところを、1.4dBの低下に抑えるこ
とができるため、従来例に比べて(7.96−1.4
=)6.56dBmの利得があるといえる。
【0055】{第5実施形態}図10はこの発明の第5
実施形態の光伝送装置を示す図である。なお、図10で
は上記各実施形態と同様の機能を有する要素については
同一符号を付している。この実施形態の光伝送装置は、
グレーデッドインデクス型のプラスチック光ファイバケ
ーブル1及び口径調整部材2を使用している点で第4実
施形態と類似するが、光ファイバケーブル1と口径調整
部材2とを別々の部品として成形した後、フェルール3
内に収納配置することのみで両者1,2を互いに位置決
めしている点で第4実施形態と異なる。なお、口径調整
部材2は第4実施形態と同様の方法で作成された後所定
寸法に切出して作成されるもので、口径調整部材2の材
料としては光ファイバケーブル1と全く同じものまたは
光ファイバケーブル1と開口数が同一のものが使用され
る。
【0056】かかる光伝送装置における受光感度の実測
結果を表5に示す。実験環境は上記各実施形態で説明し
た場合と同一条件下で行った。
【0057】
【表5】
【0058】従来では、第4実施形態で説明した通り
7.96dBmの光損失が理論上推定されるが、小径面
2bの外径寸法が750μmの場合と300μmの場合
とを比較すると、外径寸法が300μmの場合(−1
4.387dBm)は750μmの場合(−12.08
6dBm)よりも2.301dBmだけ低下している。
すなわち、面積比から換算して本来なら元の光強度より
も7.96dBmだけ低下するところを、2.301d
Bmの低下に抑えることができるため、第4実施形態に
比べると伝送経路中の光結合ロスが出るものの、従来例
に比べて(7.96−2.30=)5.66dBmの利
得があるといえる。
【0059】なお、上記各実施形態では、主としてプラ
スチック光ファイバのコア径が比較的大きいことを考慮
して、このプラスチック光ファイバの光出射の収束を目
的とした例について説明したが、ガラス光ファイバにつ
いてコア径の比較的大きなものについても同様に適用で
きることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】請求項1、請求項8及び請求項9に記載
の発明によれば、口径調整部材の外周面をテーパ面と
し、光ファイバケーブルの一端部における光を、テーパ
面で反射させながら案内するようにしているので、外部
の光学素子としてチップ面積の小さいものを使用して
も、光ファイバケーブルとの間で光を効率よく案内して
結合でき、光損失を大幅に低減できる。この際、フェル
ールによって光ファイバケーブル及び口径調整部材によ
って位置決め固定しているので、他の部材に依存せずに
位置決め固定が可能となり、故に部品点数の増大の抑制
が可能となる。
【0061】請求項2に記載の発明によれば、フェルー
ルの内周面を口径調整部材の外周面に対応する縮径テー
パ面としているので、フェルールによる口径調整部材の
位置決めを一層確実に且つ容易に行うことができる。
【0062】請求項3に記載の発明によれば、口径調整
部材について、これと接続する光ファイバケーブルの開
口数と同等の開口数を有する光ファイバ部材を用いて形
成しているので、光ファイバケーブルと口径調整部材と
の間で開口数の整合をとることができ、光ファイバケー
ブルとの間に入出する光を口径調整部材内で効率よく進
行させることができる。
【0063】請求項4に記載の発明によれば、光ファイ
バケーブルと口径調整部材との間にこれらの両コアと同
等の屈折率を有する透明接着体を介在させているので、
これら相互間の接合部分におけるフレネル反射を防止で
き、光伝達効率を向上できる。
【0064】請求項5に記載の発明によれば、光ファイ
バケーブルと口径調整部材とを一体的に延伸形成してい
るので、これら相互間の光の入出において光がフレネル
反射するのを防止でき、光伝達効率を向上できる。
【0065】請求項6に記載の発明によれば、口径調整
部材のテーパ状の外周面に低屈折率膜を塗布しているの
で、口径調整部材のテーパ面に導入された光がそのテー
パ面から徐々に漏洩しようとしても、低屈折率膜によっ
て反射されて口径調整部材内に再び戻される。したがっ
て、口径調整部材での光の損失を大幅に抑制できるとい
う効果がある。
【0066】請求項7に記載の発明のようにプラスチッ
ク光ファイバケーブルを使用する場合、一般にガラス光
ファイバケーブルより大口径になる場合が多く、したが
って、口径調整部材を用いた場合の請求項1ないし請求
項6の効果をより一層高めることができる。
【0067】請求項10に記載の発明によれば、口径調
整部材によって光を案内することで光を収束させて外部
へ照射できるので、特に高速通信が可能なチップ面積の
小さい受光素子を使用しても、光の損失をあまり発生さ
せることなく光を照射できる。したがって、簡単な構成
で通信の高速化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の光伝送装置の概略を
示す模式図である。
【図2】第1実施形態の光伝送装置における光ファイバ
ケーブルと口径調整部材の接合部分を示す断面図であ
る。
【図3】口径調整部材の形状を示す模式図である。
【図4】口径調整部材の作成動作を示す斜視図である。
【図5】口径調整部材内での光の進行動作を示す原理図
である。
【図6】第1実施形態の光伝送装置の光出射部分を示す
断面図である。
【図7】この発明の第2実施形態の光伝送装置の光出射
部分を示す断面図である。
【図8】第2実施形態の光伝送装置における光ファイバ
ケーブルと口径調整部材の一体形成部分を示す断面図で
ある。
【図9】この発明の第4実施形態の光伝送装置における
光ファイバケーブルと口径調整部材を示す断面図であ
る。
【図10】この発明の第5実施形態の光伝送装置におけ
る光ファイバケーブルと口径調整部材を示す断面図であ
る。
【図11】従来の光伝送装置の概略を示す動作図であ
る。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル 1a 光出射端面 1b 光入射端面 2 口径調整部材 2a 大径面 2b 小径面 3 フェルール 11 コア 12 クラッド 13 被覆部 21 コア 22 クラッド 23 低屈折率膜 24 軟質シリコーンエラストマー 31 フォトダイオード 32 発光ダイオード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブルと、 前記光ファイバケーブルの少なくとも一端部の口径を調
    整する口径調整部材と、 前記光ファイバケーブルの少なくとも前記一端部におい
    て前記口径調整部材を位置決め固定するフェルールとを
    備え、 前記口径調整部材の外周面は、前記光ファイバケーブル
    側から光軸方向に離間するに従って順次縮径するテーパ
    面とされたことを特徴とする光伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光伝送装置であって、
    前記フェルールの内周面は、前記口径調整部材の外周面
    に対応して、前記光ファイバケーブル側から光軸方向に
    離間するに従って順次縮径するテーパ面とされたことを
    特徴とする光伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光伝送装置であって、
    前記口径調整部材は、前記光ファイバケーブルと同等の
    開口数の光ファイバ部材が前記テーパ面を有するよう延
    伸されて形成されることを特徴とする光伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載の光伝送
    装置であって、前記口径調整部材の一方端は前記光ファ
    イバケーブル及び前記口径調整部材の両コアと同等の屈
    折率を有する透明接着体によって前記光ファイバケーブ
    ルの前記一端部に接着接合されることを特徴とする光伝
    送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項3に記載の光伝送
    装置であって、前記口径調整部材は前記光ファイバケー
    ブルの前記一端部が一体的に延伸形成されてなることを
    特徴とする光伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の光伝送装置であって、前記口径調整部材の外周面
    に、光の漏洩を防止するよう前記口径調整部材の外周部
    分より低い屈折率を有する低屈折率膜が塗布されたこと
    を特徴とする光伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の光伝送装置であって、前記光ファイバケーブルはプ
    ラスチック光ファイバケーブルであることを特徴とする
    光伝送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の光伝送装置であって、前記光ファイバケーブルはス
    テップインデクス型光ファイバケーブルであることを特
    徴とする光伝送装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の光伝送装置であって、前記光ファイバケーブルはグ
    レーデッドインデクス型光ファイバケーブルであること
    を特徴とする光伝送装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の光伝送装置であって、前記口径調整部材および前
    記フェルールが配置される前記光ファイバケーブルの前
    記一端部は、外部の受光素子に向けて光を照射する光照
    射端部であることを特徴とする光伝送装置。
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