JPH03506029A - ピラゾロ―ピロロ―ピリミジン―ジオン類 - Google Patents
ピラゾロ―ピロロ―ピリミジン―ジオン類Info
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- JPH03506029A JPH03506029A JP1507559A JP50755989A JPH03506029A JP H03506029 A JPH03506029 A JP H03506029A JP 1507559 A JP1507559 A JP 1507559A JP 50755989 A JP50755989 A JP 50755989A JP H03506029 A JPH03506029 A JP H03506029A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ピラゾロ−ピロロ−ピリミジン−ジオン類序
本発明は、新しい化合物自体としての新しいピラゾロ−ピロロ−ピリミジン−ジ
オン(PPPD)誘導体類、およびACAT (アシルCoA :コレステロー
ルアシルトランスフェラー−4’) R素を阻害または制御してヒト患者を含め
た温血動物が動物細胞系において異常なコレステロール代謝速度を修正しおよび
調節するのを助力するための薬剤としてのその使用に関する。さらに詳しくは、
本発明は、ACAT酵素阻害が望まれる抗アテローム性動脈硬化症医薬として用
いる医薬組成物における有効成分としての、いくつかの2.4゜6−ドリ置換−
ピラゾロ[1,5−al ピロロ[3,4−dl ピリミジン−5,8−ジオン
(PPPD)誘導体化合物類自体、およびヒトを含めた価値ある温血動物におけ
る抗アテロール性動脈硬化症薬剤化合物としてのこれらの新しい化合物の使用方
法に関する。
発明の背景および情報の陳述
HMG−CoAレダクターゼ(イリングヮース・ディ・アール(Illingw
orth、 D、R,)、「ヒトにおける低コレステロール血症剤としての・・
・・・・特異的、メビノリンおよびコンパクチン(Specific・・・aS
hypocholesterolemic agents in humans
、Mevinolin and Compactin)」、ファルマコロジカル
φコントロールΦオブやハイバーリヒテミア(PharIlacologica
l Control of HyperlipidaeIllia)、ジェイ昏
アール・ブラウス(J、 R,Prous)科学出版社(1986)、231〜
249頁参照)および7−アルファヒドロキシラーゼ(シゲノティ・シイら(C
ighetti、 G、 et al)、「効果・・・コレステロール7−アル
ファヒドロキシラーゼ・・・動物(The efTect・−−−−−chol
esterol 7’−aiphahy−droxylase−−−−−−an
i+nals) J 、ライフ・サイエンス(Life 5cience)、1
旦(1983)、2483〜2488頁)(後者の酵素はすべての組織で現実に
見い出されているが、肝臓、腸、副腎およびアテローム性動脈硬化症の動脈組織
のごとき組織において高い活性を示す)に加几て、アシルCoA:コレステロー
ルアシルトランスフェラーゼは温血動物細胞におけるコレステロール代謝の主要
レギュレーターの1つであることは公知である。エステル化コレステロールの蓄
積はアテローム性動脈硬化症斑の1つの特徴であるので(ベル・エフ・ビイ(B
e11. F、 P、 )、r動脈コレステロールエステル化・・・薬剤による
阻害(Arterial Cholesterol Esterificati
on =−1nhibition by Drugs)」、ファルマフロジカル
・コントロール奉オブ・ハイバーリピデミア(Pharmacolo 1cal
Control of Herlipidaemia)、ジェイ番アール・ブ
ラウス(J、 R,Prous)科学出版社(1986)、409〜422頁参
照) 、ACTA酵素活性の調節はヒトを含めた価値ある動物においてアテロー
ム性動脈硬化症および関連病を治療するのに非常に重要であると考えられている
。
該ACAT酵素は小胞体における構成性蛋白であり、膜脂肪酸組成、リン脂質組
成およびコレステロール含量の変化によって劇的に影響を受は得る(ベル・エフ
・ビイ(Be11. F、 P、 )、前掲:ドウ−リトル・シイ・エムら(D
oolittle、G、M、、et al) JアシルCoA :コレステロー
ルアシルトランスフェラーゼの・・・可溶化(Solubilization−
of AcylCoA:Cholesterol Acyltransfera
se)、バイオケミストリー (Biochemistry)、 21 (1
982) 、 674〜679頁)、およびブL/7ネマン・ディ・イーら(
Brenneman、 D、 E、 + et al)、7規定食脂肪の効果・
・・ミクロソーム(Effects of Dietaryo・Microso
mes)」、ジャーナル・オブ・リビッド・リサーチ(J、Li id Re5
earch8)。
Li(1977)、583〜291頁参照)。かかる膜脂肪酸組成の変化および
修飾が膜の流動性を変化させるのに十分なだけ大きい場合、とりわけ、担体媒介
輸送、ある種の嘆結合酵素の特性、インシュリンへの結合およびオピエートレセ
プター等を含む細胞機能が影響されることは当該分野で認識されている。
膜の流動性を変化させることが示されており、またACTA酵素阻害剤でもある
ことが示されている公知薬剤の例はトランキライザー、クロロプロマシンである
(ケーフェ・イー・ビイら():eefe、 E。
B、、et al)、「”変化・・クロルプロマノジンによる・・(Alter
ation−ByChlorpromazine−) 、ガストロエンテロロジ
−(Gastroenterology)。
al)、−a動性・・・クロシブ0フジン・・・膜(Fluidity−Chl
orpromazineル・エフ・ビイ「クロルプロマジンの効果・・・合成(
Effect of Chl−orpromazine−8ynthesis)
J 、イクスベリメンタル・アンド・モレキユラー・パンロジー(Ey+p、M
o1ec、Pathol、)、 38 (1983’) 。
336〜346頁参照)。クロルプロマジンは血液血小板凝集抑制特性を有する
ことも公知である(ヤイン・エム・ケイら(Jain、 M、 K、 。
et al)、「阻害剤の関係・・・・・・二層(Correlation o
f Inhibitors・−Bilayer)’J s スロンボウシス・リ
サーチ(Thrombosis Res、)、上皇(1978)、1067〜1
075頁参照)。
やはりACTA酵素阻害活性を有する他の公知薬剤は鎮静剤−トランキライザー
、ジアゼパム、ベータ遮断剤化合物プロパノロール(ベル・エフ・ビイ(Be1
1. F、 P、 )、r ’2h果・・・プ0バ/−ル・・・ACTA活性に
対し・・・生体外(Effects−Propanpl −on ACTA A
etivity−vitro) J 、ジャーナル・オブ・カルジオバスキュラ
ー・ファルマコロジー(J、Caridovasc、 Pharmacol、)
、 7 (1983) 、 437〜442頁参照)。
本発明の化合物を調製するのに出発物質として使用する6−7クロヘキシルー4
.7−シヒドロー2−フェニル−5H−ピラゾロ[1,5−a〕ピロロロ3.4
−d] ピリミジ/−5,8(6H)−ジオンはかって商業的に入手できた。し
かしながら、この化合物はACTA酵素のスクリーン(screen)で不活性
である。
当業者は公知のA CT A、阻害剤よりもACTA酵素阻害剤として優れおよ
び/または他の薬剤特性副作用がないかまたはほとんどな本発明の目的は、新し
い化合物自体としての一群のピラゾロ−ピロロ−ピリミジン−ジオンおびピラゾ
ロ−ピリド−ピリミジン−ジオン(ここでは本発明者らのPPPD誘導体化合物
類として集合的に考える)を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、ヒト患者を含めた価値ある温血動物におけるアテロ
ーム性動脈硬化症を治療するための現実の薬剤化合物として用いることができる
ような有用範囲のA、 CT A酵素阻害特性を育するとして優れて有用ないく
つかのピラゾロ−ピロロ−ピリミジン−ジオン誘導体化合物類を提供することに
ある。
本発明のもう1つの目的は、異常なコレステロールビルドアップ(buildu
l))条件の影響を受け、または他のアテローム性動脈硬化症の徴候に罹ったヒ
ト患者を含めた温血動物を治療する方法であって、異常なコレステロールビルド
アップまたはアテローム性動脈硬化症の疾患または徴候を軽減するのに有効な量
で本発明のピラゾロ−ピロロ−ピリミジン−ジオン誘導体化合物のうち1つを該
患者に投与する方法を含む方法を提供することにある。本発明の他の目的、態様
および利点は以下の明細書よって明らかであろう。
発明の要約
本発明は、式I:
C式中%R1はC4ないしC3−シクロアルキル、C6ないしC6゜−アルキル
、C,ないしC2゜−アルケニル、フェニルまたはフェニルーC3ないしC6−
アルキル;
R8は、C1ないしC2゜−アルキル、C5ないしctO−アルヶニノヘフェニ
ルカルボニル(C2ないしC1−アルキル)−、フェニル(C。
ないL Ca−アルキル)、CIないしC1−アルコキシカルボニル−01ない
しC8−アルキル、(ヒドロキシイミノ)フェニル−(clないしC@−アルキ
)−1(ヒドロキシ)フェニル(C8ないしC6−アルキル)−1または−(C
H、)、−(フェニル)C=NOC(0)−G :R1は、水素、フェニル、ま
たは原子番号9ないし35を何するハロゲン、ヒドロキシ、C1ないしC1−ア
ルキル、clないしC6−アルキルオキシ、C2ないしC1−アルケニルまたは
C2ないしC6−アルケニルオキシによって置換されたフェニル;R4は、水素
、フェニル、または原子番号9ない1−35を有するハロゲン、ヒドロキシ%C
IないしC0−アルキル、CIないしC1−アルキルオキシ、C7ないしC7−
アルケニルまたはC7ないしC8−アルケニルオキシによって置換されたフェニ
ル:およびGはCIないしC10−アルキルまたはC3ないしC1G−アルケニ
ル;mは1または2;
nは1ないし6:
ただし、R8がフォニル基である場合、R4は水素であって、R4が水素以外で
ある場合、R5は水素である]で示されるピラゾロ−ピロロ−(またはピリジノ
)ピリミジン−ジオン誘導体化合物類を提供するものである。これらの化合物は
、ACTA酵素を含有する細胞膜または小胞体の膜を貫通するほど親油性である
。
これは、式lの化合物の個々の立体異性体および立体異性体の混合物を包含する
。
また、本発明は、薬剤処方中に式I化合物のうち1つを含有させた組成物を包含
し、その単位投与形態のその組成物は、異常なコレステロール代謝速度を修正し
および調節するための薬剤として有用であり、かつ疾患に罹ったヒト患者を含め
た温血動物においてアテローム性動脈硬化症を治療するのに有用である。
また、本発明は、体内でステロール合成を阻害することによっておよび/または
規定されたおよび内因性のコレステロールの腸吸収をブロック(抑制)すること
によって、異常なコレステロールビルドアップまたは他のアテローム性動脈硬化
症の疾患または徴候を減少または軽減し、および血漿コレステロールレベルを低
下すせるのに有効な量のピラゾロ−ピロロ−(またはビソジ/)ピリミジン−ジ
オン誘導体式!化合物を、異常なコレステロールビルドアップ疾患またはアテロ
ーム性動脈硬化症の徴候に罹った患者に投与することを特徴とするヒトを含めた
温血動物の該患者を治療する方法を包好ましい前記式!化合物の下位群は、例え
ば、式I:[式中、R,はC4ないしC1−シクロアルキル、R3はフェニル(
C工ないしC5−アルキル)−1またはフェニルカルボニル(C,ないしC3−
アルキル)−または−(CHり。−(〕、ニル)C=NOC(0)−G、
R5は水素、
R4は好ましくは3−または4−位が01ないしC4−アルキル、C2ないしC
2−アルキルオキシ、またはりないし35の原子番号を有するハロゲンによって
置換されたフェニルよりなる群から選択され、
mは1を意味する〕
で示される(a)化合物であり、
それらの化合物の例は、
6−シクロへ牛シル−6,7−ジヒドo−2−フェニル−4−(フェニルメチル
)−4H−ピラゾロ[1,5−a] ピロロ[3,4−d] ビワミジン−5,
8−ジオン、
6一シ牛口へキシル−6,7−シヒドロー(4−エトキシフェニル)−4−フェ
ニルメチル−4H−ピラゾロ[1,5−a] ピロロ[3,4−d] ピリミジ
ン−5,8−ジオン、6−シクロへ牛シル−4−(フェニルカルボニルメチル)
−2−(4−クロロフェニル)−6,7−シヒドロー4H−ビラゾロニ1゜5−
a] ピロロ[3,4−ciミコビリミジン5.8−ジオン、および6−シクロ
へキシル−6,7−シヒドロー2−7エニルー4−(フェニルカルボニルメチル
’)−4H−ピラゾロEl、5−a: ピロロ[3,4−dl ピリミジン−5
,8−ジオンを包含する。
また、(b)式I:
[式中、R1はフェニルまたはフェニル(C,ないしC3−アルキル)−1R1
はフェニル(C,ないしC8−アルキル);に、は水素、
R4はフェニルまたは好ましくは3−または4−位がC1ないしC4=アルキル
、clないしC,−アルキルオキシまたは9ないし35の原子番号を有するハロ
ゲンで置換されたフェニル、およびmは1を意味する1
で示される化合物であり、
その化合物の例は、4,6−ビス(フェニルメチル)−6,7−シヒドロー2−
フェ三ルー4H−ピラゾa[1,5−;a]ピロc!1″3゜4−d]ピリミジ
ン−5,8ジオンを包含する。
また、(c)式■:
[式中、R1はC4ないしC8−シクロアルキル、R8はフェニル(C,ないし
C1−アルキル)−1R3は水素、
R4はフェニルおよび好ましくは3−または−位がC,ないしC4−アルキル、
clないしC4−アルコキシ、c、ないしC0−アルケニルまたはC1ないしC
,−アルケニルオキシで置換されたフェニルよりなる群から選択され、および
mは2を意味するコ
で示される化合物であり、
その化合物の例は、6−シクロへキシル−2−フェニル−4−(フェニルメチル
) −5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−al ピリド
[3,4−dl ピリミジン−5,8−ジオンを包含する。
および、(d)式■:
[式中、R1はC4ないしC6−シクロアルキル、RJtフェニル(C1ないし
C5−アルキル)−1R1はフェニルおよびC1ないしC4−アルキル、C3な
いしC4=アルキルオキシ、ヒドロキシまたはハロゲンで置換されたフェニルよ
りなる群から選択され、
R4は水素、および
mは1を意味する]
で示される化合物であり、
その例は、
6−シクロへキシル−6、7−シヒドロー3−フェニル−4−(フェニルメチル
)−4H−ピラゾロ[1,5−aコ ピロロ[3,4−dl ピリミジン−5,
8−ジオンを包含する。
種々の炭化水素含有基の炭素原子含有量は該基における最小および最大の炭素原
子数によって表される。すなわち、接頭語(C、−CJ)は、包括的に、整数「
i」個ないし整数「j」個の炭素原子の基を示す。かくして、(C,−C,、)
アルキルとは、包括的に、1個ないし20個までの炭素原子のアルキル、すなわ
ち、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ドデシルおよびその異性体をいう。C
3−C6゜アルケニルは5個ないし20個までの炭素原子と1個ないし3個まで
の二重結合を含有するアルケニルを示す。
本発明の化合物は、例えば、恐らくは酵素アシルCoA:コレステロールアシル
トランスフェラーゼ(A CT A)を阻害する能力の結果、血清コレステロー
ルを低下させ、または動脈組織中のコレステロールを減少させることによってア
テローム性動脈硬化症および関連合併症を防止または治療するのに有用である。
これらの化合物は、鈍物として投与することができるが、それよりは、後記にて
さらに詳しく説明する錠剤、カプセル剤、軟膏、滅菌液剤等のごとき適当な単位
投与形態中の許容される医薬賦形剤成分と組み合わせて投与できる。
さらに、本発明の化合物は、体内でステロール合成の阻害および/または規定食
および内因性コレステロールの腸吸収をブロック(抑制)することによって血漿
コレステロールレベルを低下させる能力を有する。また、これらの化合物は後記
する投与量範囲にて、炎症障害を治療するのに有用であるという可能性を有する
。また、本発明番らは、膜流動性を変化させる作用の可能なメカニズムのため、
これらの新しい化合物は、局所、全身麻酔薬剤として有用であり、または抗−不
整脈剤、血管拡張剤、鎮痙剤、筋肉弛緩剤、抗痙彎剤または血液血小板機能の修
飾剤として、ステロール合成阻害剤として、および動物の腸におけるステロール
吸収の抑制剤として有用であるとイ言じる。また、ニフェジピン、ジルチアゼム
およびベラパミルのごとき種々の公知カルシウムチャネル阻害剤がACTA酵素
も阻害するので、これらの化合物はカルシウム拮抗剤として機能するであろう。
本発明の範囲内にあるとして記載し特許請求する式Iの化合物のうち、化合物4
−(ベンゾイルメチル)−6−シクロへキシル−6゜7−シヒドロー2−フェニ
ル−4H−ピラゾロ[1,5−a] ピロel C3,4−dl ピリミジン−
5,8−ジオンは、本発明の使用のためにさらに進めたテストに推奨できるこの
クラスの化合物のうち主導的な化合物であると考えられる。該「4−(ベンゾイ
ルメチル)J基は4−(フェニルカルボニルメチル)−とも命名できる。
本発明の化合物は、R2が前記定義と同じでありてXがハロゲン、好ましくは塩
素または臭素である選択されたアルキル化剤R,−X。
またはR,−X化合物のエポキシド誘導体、または他の反応性形態と4−(N−
非置換)−6−(RO−2−(R,)−3−cRs)−ビラゾa[1,3−a]
ピロC’ [3,4−dl ピリミジン−5゜8−ジオン(PPPD)環構造
化合物とのN−アルキル化条件下での反応を包含する公知の化学的手法によって
調製できるが、該反応は、反応体、選択した溶媒、バッチの大きさ、反応の完了
度および反応をモニターする化学者に関心のある他のファクターに応じ、室温ま
たは中程度の高温、例えば40℃ないし100℃で、出来る限り反応を完全とす
るのに充分な時間、例えば2ないし48時間、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸
カリウムのごとき塩基の存在下で混合物用の有機溶媒中でR,−X反応体とPP
PD化合物(Vl)とを混合することを通常包含する。
次いで、得られた反応混合物を、通常の化学手法、例えば希釈、濾過、濃縮およ
び冷却法によって処理して式Iの生成化合物を反応体、塩基および最初の溶媒物
質から分離することができる。本発明の生成物は、一般に、高融点の結晶性固体
であり、そのほとんどが融点180°Cを越え、濾過または遠心法によって容易
に分離され、それらは、式rの化合物を溶解させるために加熱し、次いで、より
純粋な式I化合物の沈殿を行うために溶液を冷却することによって通常の炭化水
素または液体炭化水素/極性溶媒混合液から再結晶することができる。
後記する調製例Iのもの、少なくとも1つのPPPD化合物は、当座は商業的に
入手できたが、今では商業的に入手できないようである。かかる場合、化学的手
法によって出発PPPD化合物を調製しなけばならない。かかるプロセスを後記
化学式を用いて概説するが、そこでは、選択したアルファーシア/−ケトンまた
はアルデヒドで8発し、アルカリ金属アルコキシド、例えばナトリウムエトキシ
ドのごとき塩基、およびトルエンのごとき有機希釈剤または溶媒の存在下で、R
,−C(0) −C(R,) −CN (II)を、ヒドラジンH,N−NH1
(II[) 、示したごとく、好ましくはヒドラジン−水和塩(取り扱うのに爆
発性が小さい)と反応させて選択された3−アミノ−4(R1) 5− (R
4)−ピラゾール中間体反応体化合物(IV)を得る。
次いで、該選択された3−アミ/−ピラゾール反応体(IV)を、反応速度を上
げるために混合物の還流までしばしば加熱しつつ、氷酢酸等のごとき酸性媒体中
で、C1ないしC1−アルキル−1−(R,)−4,5−ジオキソ−3−ピロリ
ジンカルボキシレートエステル、例えばエチル1−シクロへキシル−4,5−ジ
オ牛ソー3−ピロリジンカルボキシレートのごとき選択したピロリジンカルボキ
シレートエステル(V)と反応させてPPPD前駆体化合物2− (R,)−3
−(RO)−4−(H)−6−(R,)ビラゾa−[1,5−C3(またはピリ
ド) [3,4−dl ピリミジン−5,8−ジオン(’iDを得、これは、所
望ならば精製し、または前記したごときR,−X反応体のアルキル化形態との反
応体としての粗製生成物として直接用いて本発明の化合物(T)を得ることがで
きる。所望の化合物(1)は、反応混合物の水での希釈、続いての濾過による不
溶性固体(化合物I)の収集または溶媒を用いての抽出によってその反応混合物
から回収することができる。純粋でない生成物(1)を適当な純粋なまたは混合
した溶媒系、例えばクロロホルム/エタノール、および同様のタイプの混合液に
入れ、化合物(りの溶解のために加熱し、続いて混合物を冷却して所望の化合物
(1)のより純粋な結晶形態を沈殿させることができる。
本発明で用いる活性薬剤化合物である化合物を調製する方法は以下の実施例によ
ってさらに詳しく説明する。
簡単のため、これらの実施例のいくつかでは、通常の略した化学用語を用いる。
温度は、特に断りのない限り、摂氏を用いる。hなる文字は時間を意味する。’
HNMR(CDC(!*、δ)なる語はデルタスケール単位で表したプロトン核
磁気共鳴スペクトルを意味する。IRは赤外吸収スペクトル分析を、UVは紫外
線スペクトル分析を意味する。HCQは、しばしば水性(aq)溶液での塩化水
素を意味する。DMSOは溶媒またはNMRスペクトル分析用の溶媒としてのジ
メチルスルホキシドを意味する。TLCは薄層クロマトグラフィー分析を意味す
る。DMFはN、 N−ジメチルホルムアミド、通常の実験室的溶媒を意味する
。
調製例1 6−シクロへキシル−4,7−シヒドロー2−フェニル−5H−ビラ
ゾo[1,5−al ピOロm3.4−dコピリミジン−5,8(6H)−ジオ
ン
A、ベンゾイルアセトニトリル
ナトリウムエトキシド34.0g (0,500モル)の乾燥トルエン20Om
L中懸濁液に安息香酸エチル71.4mL (0,500モル)および乾燥アセ
トニトリル32mL (0,60モル)を添加した。混合物を105″〜110
℃、窒素下で機械的に29時間撹拌し、その間にかなり活性となった。室温まで
冷却した後、水300mLを添加し、混合物をエチルエーテル(2x 10mL
)で洗浄した。次いで、水性層を濃塩酸(35〜35mL必要)でpH5〜6に
酸性化し、得られた結晶性沈殿を吸引濾過によって収集し、水で2回洗浄し、風
乾した。この副表記物質49.23g (68%、融点72°〜73°)は十分
に純粋であり、さらに転換で用いた(文献値融点80°〜81°)、ロング・ア
ール・ニス(Long、 R,S、 )、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミ
カル・ソサイエティ(J、 Am、 Chem。
5oc)、 (1947)、旦旦、90頁)、’NMR(CDC(!s、δ)
7.95(dd、2H,J=7.2Hz、o−アリール)、7.6 (m。
3H,アリール) 、4.1 (s、2H,CHt)。このベンゾイルアセトニ
トリル中間体は今でも商業的に入手できるが、本発明者らは前記したごとく自分
で製造した。
8、 3−アミノ−5−フェニルピラゾール前記パートAからのベンゾイルアセ
トニトリル10.0g (68゜9ミリモル)およびヒドラジン−水和物4.3
4mL (89,6ミリモル)を95%エタノール9QmL中で合し、1.5時
間還流した。
真空下で溶媒を蒸発させ、結晶性の副表記化合物残渣をクロロホルムから結晶化
させた(3収量、9.49g、86%、融点125゜〜126.5°9文献値融
点123°〜125°、ティラー・イー・シイら(Taylor、 E、 C,
et a l ) 、ジャーナル・オブ・オーガニックC,6−シクロへキシル
−4,7−シヒドロー2−7エニルー5H−ビラゾo (1,5−a)−ビO口
(3,4−d)ピリミジン−5゜8 (6H)−・ジオン
前記パートBからの該3−アミノ−5−フェニルピラゾール6.85g (43
,0ミリモル)およびエチル1−シクロへキシル−4,5−ジオキソ−3−ピロ
リジンカルボキシレート[サウスウインチ・ビイーZルら(Southwich
、 P、 L、 et al)、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカh−ソ
サイティ(J、Am、Chelll、Soc、)、 (1953) 。
75.3413頁コ 10.90g(43,0ミリモル)氷酢酸45mL中で合
し、5時間還流下で撹拌し、その間に不溶性生成物の多量沈殿が出現した。室温
まで冷却した後、反応物を無水エタノール200mLで希釈し、20分間撹拌し
た。微結晶沈殿を吸引濾過によって収集し、大量のエタノールで2回洗浄した。
真空下で乾燥して、淡黄色の微細な結晶性固体10.94 g(7,3%、融点
>320)を得たが、これはNMRおよび元素分析によって判断すると純粋であ
った。プロトンNMRはメイブリソジ・ケミカル・カンパニー(Maybrid
ge Chemical Colff1pany) (KM418)から購入し
た試料と同一であった。
’HNMR(DMSOD6) δ)、8、O(dd、2H,J=8゜2Hz、
o−アリール)、7.45 (m、3H,mおよびpアリール) 、 6.6
7(s、 I H,ピラゾール−H)、4.39 (bs、2H。
ラクタムCH*)、3.98(ml 1H7シクOヘキシルCH)、 1.1
”−1,9(m、l0H); IR(フル)1693.1671.1633.1
622.1463crn−’;UV (EtOH)λmax (ε)206 (
27,030)、229 (24,860)、252 (26゜760)、27
0 (36,220)、280sh、 (27,440)。
300sh、 (8,300)、317sh、 (5,650)、343(
5,470):MS m/e(相対強度)349 (25)、348(!剖+
、100)、305(14)、267 (14)、266 (66):C7゜H
,。N、O,としての質量 計算値=348.1086;実測値=348.13
69 ;元素分析 計算値=C,68,95:Tづ。
5.79;N、16.08+実測値=C,68,62;H,5,81;N、15
.94 ;TLC(シ’Jヵ、2/ICHCffz/E tOAc)Rfo、3
3(ストリークをひく)
実TaflI11 6−シクロへキシル−4−(5−へ牛セニル)−6゜7−シ
ヒドロー2−フェニル−4H−ピラゾロ[1,5−al ピロロ[3,4−d]
ピリミジン−5,8−ジオン前記調製例1からのピラゾール誘導体化合物3.
76g (10,8ミリモル)、6−ブロモ−1−ヘキセン2.89m12 (
21,5ミリモル)および炭酸カリウム1.49g (10,8ミリモル)を6
0’〜65℃にてN、 N−ジメチルホルムアミド(DMF)54mQ中で24
時間撹拌した。得られた赤色混合物を水150m12および酢酸エチル150m
L間に分配した。有機層を水(3/45m12.1/90m12)で洗浄し、硫
酸マグネ7ウムで乾燥し、濃縮してオレンジ色の固体を得た。該固体を沸騰へキ
サン/酢酸エチル(2/1.300rnL)に溶解し、熱い開に濾過して未溶解
固体を除去した。
0°Cまで冷却して表記化合物433gを淡黄色板状物く93%、融点144.
5〜146)として得た。
’HNMR(CDC(!!、δ)、8.05 (m、2H,o−フェニル−H)
、7.45(m、3H,m、p−)二ニル−H)、6.48(s、 IH,ピ
ラゾール−H)、5.7 (dat、、IH,J=17゜10.6Hz、 ビ
ニルCH)、5.04 (dm、IH,J=17H2,ビニルCH2)、5.0
(dm、lH,H,J=lQHz、 ビニルCH=) 、4.67 (t、
2H,J−7Hz、4 NCH*) 14.35 (S、2H,ラクタムcH
t)、4.14 (m、LH,’iクロヘキンルCH)、2.15(q、2H,
J−7Hz、アリルCH,)。
1、1〜2.0 (rn、 14H) ; I R(?ル、cm−’)16
98゜1689.1622.1588. 1574. 1461.14F+2;
UV(エタノール)λmax(g)206 (25,670)、228(24,
600)、269(33,000)、258sh(16,000)。
295sh (1,0,430)、340 (6,140);MS m/eく
相対強度)430(M”、l)、333(7)、290 (3)、248(72
) 、156 (100) : C2−Hs。N−0−トシテ元素分析計算値
=0.72.53;8.7.02;N、13.01:実測値=C,72,36;
H,7,25:N、12.744LC(シリカ。
35%酢酸エチル/ヘキサン)Rfo、27実施例2 6−シクロへキシル−6
,7−シヒドロー2−フェニル−4−(フェニルメチル)−4H−ピラゾロ[1
,5−al ピロロ[3,4−cD ピリミジン−5,8−ジオンフラスコ中の
、前記調製例1(二S己載したごとくに調製した6−シクロへキシル−4,7−
シヒドロー2−フェニル−5H−ピラゾロ、 [1,5−al [3,4−d
’:l ピリミジ:/−5,8(6H)−ジオン2.00g(5,74ミリモル
)および無水炭酸カリウム795mg(5,75ミリモル)の乾燥DMF30m
R中懸濁液に臭化ベンジル1.37rr++2 (11,5ミリモル)を添加
した。該フラスコをしっかりと栓をし、室温で24時間撹拌した。混合物を水I
E+Om+2で希釈し、30分間撹拌し、吸引濾過した。収集した固体を大量の
水で2回洗浄12、風乾した。得られた固体をエタ/−ル/クロロホルム(約3
/IV/V比)650mCから結晶化させ、混合物の還流温度で溶解し、次いで
、0°Cまで冷却して表記化合物を微細な象牙色の針状結晶として得た(84%
収率、融点276’〜278°C)。
’HNMR(CDCffs)、8.0 (m、2H,ピラゾール O−7JLニ
ル)、7.3〜7.5 (m、8H,フェニル)、6.44(s、IH。
ピラゾール−H)= 5.93 (s、2H,CH*ygニル)、4.41(
s、 2H,ラクタムCHり 、4.18 (m、I H,シクロヘキシルC
H)、1.1〜2.O(m、IOH,シクロヘキシルCHt);rR(vル、c
m″’)1697.1679.1618.1591゜1577 ;UV (x9
/−ル)λmax(g)205(35,680)。
227 (23,860)、267 (33,080)、285sh(15゜4
50)、295sh (11,460)、338(6,870):MSm/e(
相対強If)438 (M”、15)、347 (5)、9’1(100):
元素分析CttHr*Na0tとり、て:計算値(%):C973,95;H,
5,98:N、12.78;実測値(%):C173,88;H,6,07,N
、12.80;TLC(シリカ、4/IV/Vクロロホルム/酢酸エチル)Rf
o、56ルー2−フェニル−4H−ビラゾoC1,5−a]ビCIC+[3,4
−d] ピリミジン−5,3−ジオン前記調製例1からのピラゾール誘導体化
合物2.OOg (5,74ミリモル)、1−ヨードヘキサン1.7mL (1
2ミリモル)、および無水炭酸カリウム800mg (5,8ミリモル)の乾燥
DMF3QmL中懸濁液を室温で栓をしたフラスコ中で24時間撹拌した。
混合物を水150mLで希釈し、15分間撹拌し、吸引濾過した。
収集した固体を水で洗浄し、風乾した。残存する出発ピラゾール誘導体からの分
離は、粗製固体をクロロホルム100mLに溶解し、媒体ガラスフリットを通し
て濾過をすることによって行った。真空下での濾液の濃縮により固体を得、これ
を95%エタノール100mL(還流ないしO″C)から結晶化させて表記化合
物0.92g(37%)を白色針状物として得た(融点162〜164°)。I
HNMRCCDC(b、 δ)8.04 (dd、2H,J=2.8H2,フ
ェニル−H(オルト) 、 7.45 (m、 3H,フェニル−H(メタ
、パラ))、6.48(S、IH,ピラゾール−H)、4.65(t、 2H,
J=7Hz、 4−N−CHt) 、4.6 (s、2H,ラクタムCHJ 、
4.15 (m、IH,シクロヘキシルCH)1.1〜2.0 (m、18H,
CHt) 、0.89 (t、3H,CH−)+IR(vル、 cm″’)1
700,1687,1627,1616゜1589.1575.1454:UV
(エタノール)λmax(ε)206(25,430)、228 (24,31
0)、268(32,700)、295sh (10,250)、342 (6
,230);MSm/e(相対強度)433(M+1.30)、432(M゛、
1oo)。
362 (12)、348 (44)、267 (46)、266(51)。
265 (78);元素分析C2,H,、N、O,として 計算値=C172,
19;H,7,46:N、12.95;実測値=C,71,88;H,?、46
:N、12.77;TLC(シリカ2/1クロロホルム/酢酸エチル)Rfo、
84
実m例4 4−(ベンゾイルメチル)−6−シクロへキシル−6゜7−シヒドロ
ー2−フェニル−4H−ピラゾロ[1,5−al ピロロ[3,4−dコ ピリ
ミジン−5,8−ジオン前記調製例1からのピラゾール誘導体化合物の2.00
g分(5,74ミリモル)、クロロアセトフェノン1.77g (11,5ミリ
モル)、および無水炭酸カリウム830mg (6,0ミリモル)を乾燥DMF
30mL中で合し、栓をしたフラスコ中、室温で24時間撹拌した。水150m
Lを添加し、吸引濾過の前に15分間混合物を撹拌した。収集した塊状固体を多
量の水で洗浄し、風乾し、95%エタノール150mL (還流ないしO’C)
から晶出させて表記化合物1.33gを淡黄色微結晶固体として得た。第2の再
結晶により、1.12g(融点164°〜167°)(42%)を得た。
’HNMR(CDCQs、δ)8.05 (d、2H,J=9Hz。
Co(o 7zニル−H)、7.95 (m、2H,ピラゾール(0−〕〕z
ニルーH)、7.67 (t、IH,J=8Hz、C0(p−フエ+ルーH))
、7.45 (t、2H,J=8Hz、C0(m−フェニル−H))、7.40
(m、3H,ピラゾール(m。
p−フェニル))、6.27(s、IH,ピラゾール−H)、6.08(b S
、2H,NCH,Co)、4.36(s、2H,ラクタムCH1)。
4.03 (m、IH,シクロヘキシルCH)、1.1〜1.9 (m。
10H,シクロヘキシルCHt): I R(?ル、cm一つ、1691゜16
33、 1620. 1593. 1578.1463. 1449;UV(Z
タノール)λmax(g)204(42,800)、230sh(27,200
)、 246 (37,8!30)、 262(33,720)。
285(16,700)、293(12,560)、335(7,000)+M
S m/e(相対強度)467 (M+1,17)、466(M”。
53)、361(28)、347 (6)、249 (12)、105 (10
0):C,、H,、N、O,としての正確な質量 計算値=466.2005
;実測値=466.2004 :元素分析 計算値=72.09;H,!5.6
2;N、12.01:実測値=C,71,08;H,5゜59 ;N、 11
.86 ;T1.、C(ンリカ、1/1クロロホルム/酢酸エチル)Rfo、7
1
実施例3 6−シクロへキンルー6.7−シヒドロー4−メチル−2−フzニル
ー4H−ピラゾロ[1,5−a] ビO口[3,4−d] ピリミジン−5,8
−ジオン
6−シクロヘキジルー4,7−シヒドロー2−フェニル−5H−ピラゾロ[1,
5−ai ビOH[3,4=d] ピリミジン−6,8(6H)ジオン2.00
g(5,75ミリモル)および炭酸カリウム795mg (5,75ミリモル)
の乾燥ジメチルホルムアミド(DMF、30mL)中成濁液にコラ化メチル0.
72mL (12ミリモル)を添加した。フラスコをしっかりと栓をし、室温で
24時間撹拌した。混合物を水150mLで希釈し、10分間撹拌し、吸引濾過
した。収集した固体を水で1回、95%エタノールで1回洗浄した。真空下での
乾燥により、白色粉末状固体1.91gを得た。
95%エタノール500mLからの結晶化により表記生成物1.73g(83%
、融点276°〜279°)を微細な白色針状物として得た。’HNMR(CD
Ce3. δ)8.05 (m、2H,2−フェニル!()、7.45 (m
、3H,3,4−)!=AH)、6.45(S。
IH,ピラゾール−H)、4.33 (s、2H,ラクタムCH,)。
4.16 (s、3H,CH,); 4.15 (m、IH,シクロヘキシルC
H)、 1.1〜2.0 (m、 IOH,シクロヘキシルcHt):IR
(フル、cm−’)1693.1627,1590,1.574;UV(エタノ
ール)λmax(ε)206 (27,300)、226(23,920)、2
68 (33,740)、285sh (15,570)、295(10,9
40)、338(6,090)+MS m/e(相対強度)363 (M+L
25)、362 (M”、100)。
319 (35)、280 (66);元素分析 C2IHt*N−0−として
計算値=C,69J9;H,6,12:N、15.46;実測値−C,69,
64;H,6,21:N、15.43;TLC(シリカ、酢酸エチル)Rfo、
80
実施例66−シクロへキシル−6,7−ジヒド0−2− (4−エトキシフェニ
ル)−4−(フェニルメチル)−(4H)−ビランo [1,5−a] ビl”
0 [3,4−dコ ピリミジ7−5.8−ジオA、p−エトジベンゾイルアセ
トニトリル4−エトキシ安息香酸エチル45.3mL(250ミリモル)をナト
リウムエトキシド17.0g(250ミリモル)およびアセトニトリル16mL
(300ミリモル)の乾燥トルエントルエン10 QmL中懸中成濁液加し、混
合物を106°〜11.Ooで26時間機械的に撹拌した。次いで、反応物を冷
却し、水400mLで希釈した。
はとんどの固体を溶解した後、溶液をエチルエーテル(2x200mL)で洗浄
し、次いで、濃塩酸はぼ2QmLで酸性化してpHを約5とした。多量の灰色が
かった白色沈殿を吸引濾過によって収集し、風乾した。95%エタノール350
mLからの結晶化により、副表記化合物21.3gを白色針状物として得たが、
これはさらなる転換のために十分純粋であった(収率45%)。’HNMR(C
D CI2s+ δ)7.85 (d、2H,J=8Hz、o−7zニル)。
6.95(d、2H,、I=8Hz、m−フェニル)、4.1(q、2H。
J=7Hz、QC)It) 、4.0 (s、2H,CHICN) 、1.45
(t、31(、CH,)
8.5−(4−エトキシフェニル)ピラゾール−3−アミン前記パートAからの
p−エトキシ−ベンゾイルアセトニトリル21.1g分(112ミリモル)およ
びヒドラジン−水和物7.0mL(144ミリモル)を95%エタノール145
mL中で合し、2時間還流した。冷却後、溶媒を真空下で蒸発させ、結晶性残渣
を酢酸エチル500mLから結晶化させて副表記化合物16.4g(71%)を
白色針状物(融点152°〜156°)として得た。分析試料は第2再結晶から
調製した(融点155’〜157°)’HNMR(DMSOd、、δ)7.57
(d、2H,J=9Hz。
0−フェニル) 、6.93(d、2H,J=9Hz、m−7zニル)。
5.70 (bs、IH,ピラゾールN−H) 、4.35 (bs、2H。
NH,)、4.03 (q、2H,J=7Hz)、1.34 (t、3H。
J=7Hz);IR(マル)3397,3136,1615,1519゜149
4cm”:UV (エタノール)λmax (g)205 (25000)、2
61 (20500);MS m/e(相対性It)203(M+、100)
、175 (90)、146 (35);元素分析Cl1H1,N、oとして
計算値=C,65,01; H,6,45; N。
20.67;実測値=C,64,73;H,6,77:N、20.59;TLC
(シリカ、15%MeOH/CHC(!3)Rf=0.50C,6−シクロへキ
シル−2−(4−エトキシフェニル)−4,7−シヒドロー5H−ビラゾロ口l
、5−a] ビ” [3,4−d]ピリミジン−5,8(6H)−ジオン
前記パートBからの5−(4−エトキシフェニル)ピラゾール−3−アミン3.
03 g分(15,0ミリネル)およびエチル1−シクロへキシル−4,5−ジ
オキソ−3−ピロリジンカルボキシレートエステル3.80g(15,0ミリモ
ル)を氷酢酸15mL中で合し、4時間還流した。冷却後、反応物を95%12
0mLで希釈し、15分間撹拌し、吸引濾過した。収集した淡黄色結晶性固体を
多量のエタノールで2回乾燥し、真空下で乾燥し、元素分析によって判断して純
粋な副表記化合物4.78g(81%)を得た(融点310°)。
’HNMR(DMSOd@、 δ)7.95 (d、2H,J=3Hz。
2−フェニルH)、7.04 (d、J=8Hz、3−7 工=ルH)。
4.40 (bs、2H,ラクタムCHt> 、4.11 (Q、2H,J=7
Hz、OCH,)、4.0 (m、IH,シクロヘキシルCH)。
1.38 (t、3H,J=7Hz)、1.3〜1.9 (m、l0H):IR
(vル)1694.1673.1641.1613cm−’;UV(エタノール
)λmax (ε)、208 (28260)、226(24100)、276
(38000)、285 (32950)。
345 (6230);MS m/e (相対強度”)393 (26)。
393(M+、100)、310 (27)、282 (37);元素分析 C
t*Ht4N −Osとシテ 計算値−=C,67,33;H,6,16;N
、14.28;実測値=C,67,37;H,6,22;N。
14.26
D、 6−シクロヘキシルー6.7−シヒドロー2−(4−エトキシフェニル
)−4−(フェニルメチル)−4H−ピラゾロ[1,5−a] ピロロ口3.4
−d] ピリミジン−5,8−ジオン前記バートCからのピラゾロ−ピロロ−ピ
リミジン−5,8(6H)−ジオン1.98g (5,05ミリモル)、炭酸カ
リウム720mg(2,2ミリモル)、および臭化ベンジル1.2mL (10
!リモル)の乾燥DMF2TmL中懸濁液を栓中口濁液ラスコ中、室温で24時
間撹拌した。該混合物を水150mLで希釈し、10分間撹拌し、吸引濾過した
。収集した黄色固体を水で洗浄し、風乾した。粗製物質を沸騰エタ/−ル300
mL中に懸濁させ、完全な溶解が起こるまでクロロホワルム50mLを添加する
ことによって結晶化させた。
0℃まで冷却して、表記化合物生成物2.18g(89%)を淡黄色微結晶固体
(融点263°〜266°)として得た。75°Cでの高真空への暴露がすべて
の残存するエタ/−ルを除去し、満足な元素分析を得るに必要であった。’HN
MR(CDCCs)7.9 (d。
2H,J=9Hz、2−フェニル−H(オルト)) 、 7.35 (m。
5H,フェニル) 、6.94 (d、2H,J=9Hz、2−7z=ルーH(
メタ))、6.35(s、IH,ピラゾール−H)、5.91(s、 2H,
ベンジルCH,)、4.38 (5,2H,ラクタムCH,)。
4.15 (m、IH,シクロヘキシルCH,)、4.09 (q、2H。
J=7H2,OCHり、1.45 (t、3H,J=7Hz、CH,)。
1.1〜2.0 (m、)OH,シクロヘキシルCHり ; I R(7/l
/。
cm″’)1684,1681,1617,1592,1452゜1253;U
V(−1−タノール))、max(g)206(30,400)。
225 (23,400)、272 (29,700)、295sh(14,5
00)、308 (14,100)+MS m/e (相対強度)483 (
M+1,51)、482(M゛、100)、391 (18)。
309 (23)、11.8 (14)、91 (100):元素分析C*sH
−0N 、Osとして 計算値=C,72,18:H,6,27;N。
11.61 :実測値=c、71.76;H,6,4″3;N、11.63:T
LC(シリカ、酢酸エチル)Rfo、7!5実施例76,7−シヒドロー2,6
−ジフェニル−4−(フェニルメチル)−48−ビラゾo[1,5−a:] ピ
O1:l [3,4−d]ピリミジン−5,8−ジオン
A、4.5−ジオキソ−1−フエ;・ルビクリジン−3−カルボン酸、エチルエ
ステル
β−アミノエステル エチル3−アニリノプロポキシレ−1・(サウスウノク・
ビイ・エルら(SouthThick、 P、 L、 、 et al)、ジャ
ーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイティ(J、 A+++、 Che
m、 Soc、 )+無水エタノール40mL中溶)dにジエチルオキサレート
16.2mL(0,119モル)およびナトリウムエトキシドのエタノール中溶
液(21wt%、44.4mL、0.1’2モル)を添加した。反応物は室温で
数分以内に固化した。次いで、還流コンデンサー下、固体塊を水蒸気浴で1時間
加熱した。冷却後、真空下で溶媒を除去した。固体残渣を沸騰水400mLに溶
解した。激しく撹拌しつつ、溶液を濃塩酸6mして酸性化し、水浴中で冷却する
前に撹拌を1時間継続した。結晶性固体を吸引濾過によって収集し、95%エタ
ノール170mLから結晶化させて淡黄褐色針状物16.37g(56%)を得
た(融点153″〜155°)、文献値(サウスイック・ビイ・イシら(Sou
thwick、 P、 C,、et al)、ジャーナル・オブ・アメリカン・
ケミカル・ソサイエティ(J、Am、Chem、Soc、)+ (1953)
、ヱ玉、3413頁、融点153°)。第2収量は2.96gであり、合計19
.35g (66%)であった。’HNMR(DMSOdl、δ)7.84 (
d、2H,J=9Hz、o−フェニル)、7゜43 (t、2H,J=9Hz、
mフェニル)、7.19 (t、11(。
J=9Hz、p−フェニル)、4.48(s、2H,NCH2)、4.21(q
、2H,J=7Hz、OCH*)−1,27(t、3H’、J=7Hz)+IR
(?ル)3350.1719.’l’690.1663cm”’; MS
m/e(相対強度)247(M±、91)、201(42)’、119c57)
−、’xo5(73)、82(100):元素分析 Cl5H13NO4とし
て 計算値=C,63,15;8. 5.30;N、6.66:実測値=C,6
2,92;H,5,29;N。
5.56
B、4.7−シヒドロー2,6−ジフェニル−51(−ピラゾロ[(1゜5−a
)] ビl”l’ [:(3,4−d) ] ]ピリミジンー5.8(6H)−
ジオン
前記バートAからのエチル4.5−ジオキソ−1−フェニルピロリジン−3−カ
ルボキシレートエステル4.95g (20,0ミリモル)および調製例1、前
記バートBからの3−アミノ−5−フェニルプラゾール3.18g (20,0
ミリモル)を氷酢酸2QmL中で合し、3時間還流した。濃厚な淡黄色スラリー
を冷却し、エタノール150mLで希釈し、吸引濾過によって固体を収集する前
に1時間撹拌した。エタノールで2回洗浄した後、固体を真空下で乾燥し、副表
記化合物5.35 gを粉末状固体(融点>320”’)(78%)と1.て得
た。分析試料はDMS0400mLから3.13gの再結晶(150°ないし2
5°)によりクリーム色の微結晶固体2.58gを得ルコとニヨッテ得た。’H
NMR(DMSOd、、18.05 (6,2H,J=8Hz、o−フェニル(
ピラゾロ))。
7.29 (t、2H,J=8Hz、o−)sニル(ラクタム))。
7.5 (m、 5H,)zニル) 7.29 (t、 IH,J=8Hz
、 p−フェニル(ラクタム)) 、 6.7−5 (s、 IH,ビラゾ
ールーエ()。
4.98 (bs、2H,ラクタムCH,); IR(マル)1700゜167
8.1645.1609cm−’+UV(エタノール)λmax(ε)205
(20240)、231 (15550)、247(17050)、278
(21160)、285 (22350)。
365 (3780);MS m/e(相対強度)343 (23)。
343(M+、 100)、313(15)、285 (20)、 18
3(20)、77 (48):元素分析 C2゜H+4N40tとして 計算値
−C,70,17;H,4,12;N、16.6:実測値=C370,10;H
,4,22;N、16.29C,6,7−シヒドロー2.6−ジフェニル−4−
(フェニルメチル)−4H−ピラゾロ[1,5−al ピ(81[3,4−d]
ピリミジン−5,8−ジオン
乾燥DMF27mL中の前記パートBからの4−位N−置換ジオン化合物1.7
5g (5,11ミリモル)、臭化ベンジル1.2mL(10,2ミリモル)お
よび炭酸カリウム720mg (5,2ミリモル)を、室温で、キャップ付きフ
ラスコ中、24時間撹拌した。反応物を水150mLで希釈し、10分間撹拌し
、吸引濾過した。収集した固体を多量の水で洗浄し、風乾した。粗製固体を1/
1クロロホルム/工タノール400mL (還流ないし0℃)から結晶化してク
リーム色の微細針状物2.30gを得た。不満足な元素分析により、クロロホル
ム100mLから再結晶(還流ないし0℃)し、表記化合物1.76g (80
%)(融点2716〜272℃)を得た。’HNMR(CDC12s、δ)7.
99 (dd、2H,J=2゜9Hz、 2−フェニル−H(オルドール))
、7.81 (bd、2H。
Jm8Hz、 6−フェニル−H(オルドール))、7.3〜7.6 (m。
11H,フェニル−H)、6.49 (s、IH,ピラゾール−H)。
5.99 (s、2H,NCHtPh) 、4.90 (s、2H,ラクタムC
H*); IR(?ル、cm−’)1706,1692.1685゜1632.
1592,1577;UV (zタノール)λmax (ε)227 (25,
350>、270 (24,460)、286sh (13,240)、315
(12,900)、330sh (11,500);MS m/e(相対強
度)433 (M+1.43)、432 (M+。
100)、355 (9)、341 (17)、328 (too)。
102 (20)、91 (100)、77 (27);正確な質量C、、H,
。N40!として 計算値=432.1586 ;実測値=432.1589
;TLC(シリカ、酢酸エチル)Rfo、88実施例84.6−ビス(フェニル
メチル)−6,7−シヒドロー 2−7 z ニル−4H−ピラ70 :1.5
−al ピロC:l [3,4−d] ピリミジン−5,8−ジオン
A、 6−ベンジル−4,7−シヒドロー2−フェニル−5H−ピラゾロ(1
,5−a)ビl:I(:l(3,4−d)ピリミジ/−5,8(6H)アミノピ
ラゾール、5−フェニルピラールー3−アミン3.18g(20,0ミリモル)
およびエチル1−(フェニルメチル)−4゜5−ジオキソ−3−ピロリジンカル
ボキシレートエステル5.2g(20,0ミリモル)を氷酢酸20mL中で5時
間合した。冷却した後、反応物を95%エタノール120mLで希釈し、10分
間撹拌した。微結晶沈殿を吸引濾過によって収集し、大量のエタノールで2回洗
浄した。真空下での乾燥により、淡黄色微結晶固体4.65g(65%)を得、
これは元素分析により純粋であると判断された(融点>320)。IHNMR(
DMSOd、、 δ)8.01(dd。
2H,J=8,2H2,ピラゾール上の0−フェニル)、7.3〜7.6 (m
、8H,アリール)、6.70 (S、IH,ピラゾール−H)、4.78 (
bs、2H,CH,Ph)、4.32 (bs、2H。
ラクタムCH,): IR(マル)1697.1678,1633゜1606c
m″’;MS m/e(相対強度)357 (15)、356(M+、59)
、265 (4):223 (4)、106 (12)。
91 (too)、、、;元素分析 Ct、H,*N、O*とL”r 計算値
=C。
70.77:H,4,53:N、15.72;実測値=C,70,43、H,4
,66:N、15.37;TLC(シリカ、酢酸エチル)Rfo、63(ストリ
ークをひく)
B、4.6−ビス(フェニルメチル)−6,7−シヒドロー2−フェニル−4H
−ピラ7OEl、5−aコ ピe’l:+ [3,4−d] ピリミジン−5,
8−ジオン
前記パートAからの6−ベンジル−ジオン化合物2.08g(5,84!リモル
)、臭化ベンジル1.4mL(12!リモル)および無水炭酸カリウム830m
g (6,0ミリモル)の乾燥DMF 30mL中懸中成濁液温にて栓をしたフ
ラスコ中で24時間撹拌した。
混合物を水150mLで希釈し、クロロホルム(2x70mL)で抽出した。有
機層を合し、水(2x50mL)で洗浄した。真空下でのa縮により、固体残渣
を得、これをクロロホルム/エタノール(1/4,300mL)から結晶化(還
流ないし0℃)させた。不満足な分析により、同溶媒16QmLからの再結晶し
て表記化合物1.52g (58%)を淡黄色柱状物(融点232°〜234′
″)として得た。’HNMRccDcI23. δ) 8.05 (m、
2H,2−フエニルーH(オルト))、7.45 (m、13H,フェニル−H
)、6.51 (s、 IH,ピラゾール−H)、6.03 (s、2H。
4−NCH,Ph)、4.87 (s、2H,6−NCH,Ph)。
4.39 (s、 2H,ラクタムCH,): IR(マル、c m−’)1
684.1619.1591,1576;Ulエタノール〉λmax (ε)2
06 (42,200)、227 (23,640)。
268 (32,660)、285sh (1,5,600)、310sh(7
,900)、337 (6,030):MS m/e (相対強度)447
(M+1.8)、446 (M’、25)、355 (7)。
252 (5)、91 (100);正確な質量 CteH2!N 40 t
として 計算値=446.1743 +実測値−446.1742:元素分析
計算値−C,7,5,32;I(,4,97;N、12.55+実測値−〇、7
4.34;H,:5.03;N、12.32:TLC(シリカ、1/lクロロホ
ルム/酢酸エチル)Rfo、7096−シクロへキシル−2−フェニル−4−(
フェニルメチル”)−5,6,7,8−テトラヒトeI−48−ピラゾロ[1゜
5−a]ピリド[3,4−d]ピリミジ:/−5,9−ジオンA、1−シクロへ
キシル−2,3−ジオキソピペリジン−4−カルボン酸、エチルエステル
炭酸カリウム9.65g (69,9ミリモル)のシクロヘキシルアミン8.0
mL (69,9ミリモル)中堅濁液に二チル4−ブロモブチレート10.0m
L(69,9ミリモル)を添加し、混合物を室温で24時間撹拌した。得られた
固体塊を塩化メチレン100mLに溶解し、水100mLで洗浄した。真空下で
の有機層の蒸発により濁った油を得、これを再度塩化メチレンLOOmLに溶解
し、それにIN NaOH水溶液水溶液10モ
浴中で冷却しつつ、エチルオキサリルクロライド7、8mL (70ミリモル)
を添加し、反応物を15分間撹拌した。塩化メチレン層を分離し、M g S
O a上で乾燥し、真空下で蒸発させて、琥珀色の油を得た。これを無水エタノ
ール5 Q m Lに溶解し、それにエタノール性ナトリウムエトキシド(21
wt%、26mL.70ミリモル)を添加した。該溶液を水蒸気浴で1.5時間
還流し、冷却し、次いで、溶媒のほとんどを真空下で除去した。得られた黄褐色
の膨れた固体を濃塩酸5mLで酸性化l,た水250mLに懸濁し、室温で一晩
激しく撹拌し、発泡性の軽い着色固体となった。これを吸引濾過によって収集し
、水で洗浄し、風乾した。1/l工タノール/水100mLからの結晶化により
、0°Cまで冷却した後、淡黄褐色針状物の副表記エステル1.80g (15
%)を得た(融点88。
〜89°)。同溶媒からの第2収量よりさらにエステル0.55gを得、合計3
.35g (18%)となった。IH NMR (CDC(!s。
6i) 4.3 (m, IH, NC−11)、4.25(q,2H,J=
7)Tz。
0CHz) 、3.30 (t,2H.J=782,NCHt>、2.46(t
,2H,J=7Hz, NcHzcH*) 、1.30 (t,3H。
J−7Hz,CH3) 、1.1〜1.9 (m,l0H); IR (”ル)
1658、1613,1242.1226cm”;UV (xり/−ル) 2,
max (g)25 1 (8 1 80)、290(6730)+MSm/
e(相対性If)267 (M+,34)、221 (25)。
193(31)、186 (25)、150 (17)、140 (100):
正確な質量 C,、H.、NO.とじて 計算値=267、1470:実測値=
267、1461;TLC(シリカ、10%メタノール/クロロホルム)Rfo
.7
8、6−シクロへキシル−2−フェニル−4,6,7.8−テトラヒトo−5)
(−ビラゾo[1.5−a] ピリド[3.4−dl ピリミジン−5,9−ジ
オン
前記パートAからのエステル2.77g (10.4ミリモル)および前記調製
例1バートBに記載したごとくに調製した3−アミノ−6−フェニルピラゾール
1.75gを氷酢酸11mL中で合し、4時間還流した。反応物を冷却し、95
%エタノール3 Q m Lで希釈した。15分間撹拌した後、混合物を吸引濾
過し、収集した固体を大量のエタノールで2回洗浄した。真空下で乾燥した後、
副表記化合物3.60g (96に)を白色微結晶固体として得たが(融点〉3
20°)、これは元素分析によると純粋であった。’HNMR(CDCQ、、
δ)8.05 (dd、2H,J=2.5.5H,z、2−フェニルH)、7
.47(m、3H,3,4−フェニルH)、6.52(s、lH,ピラゾール−
H)、3.61 (t、2H,J=7Hz。
NCH=) 、3.01 (t、2H,J =7Hz、8 CHt) 、1
2〜2.0(m、 1OH); IR(フル)3247.3215,1687
゜1645.1622.1606cm−’:UV(−ピラゾール)λmax(ε
)205 (27,700)、232 (24,220)、273(34,70
0)、285sh(23,640)、303sh(7860)。
352 (4420):MS m/e (相対強度)363 (M+1゜25
)、362 (M+、100)、281 (20)、280(75)。
279 (49)、223 (12)、195 (8);元素分析C,,H,,
N、○、として 計算値=C,69,59;H,6,12:N。
15.46:実測値C,69,21:H,6,26;N、15.39;TLC(
シリカ、1′0%メタノール/クロロホルム)Rfo、69C16−シクロへキ
シル−2−フェニル−4−(フェニルメチル)−5,6,7,8−テトラヒトc
r−4)(−ピラ7o[l、5−alピリド[3,4−d] ピリミジン−5,
9−ジオン前記バートBからの4−(非置換)ピリミジンジオン誘導体1.47
g (4,06ミリモル)、臭化ベンジル0.95mL (8,1ミリモル)、
および無水炭酸カリウム570mg (4,1ミリモル)の乾燥DMF21mL
中懸濁液を室中心濁液をしたフラスコ中で24時間撹拌した。反応物を水100
mLで希釈し、10分間撹拌し、吸引濾過した。収集した固体を水で洗浄し、風
乾した。エタノール/りooホルム(15/1.150mL、還流ないしO’)
からの結晶化により表記生成物1.40g (76%)を象牙色の針状物として
得た(融点247°〜248°〉。’HNMR(CD(J)3゜6)7.97
(m、28.2−フェニル−H(オルト))、 7.2〜7.5 (m、8H
,フェニル−H)、6.30 (s、IH,ピラゾール H) 、5.74(b
s、CHtPh)、4.b(m、LH,シクロヘキシルCH)、3.45(t
、2H,J=6Hz、 ラクタムN CHJ。
2.90 (t、 2H,J =6Hz、 NCHtCHt) 、1.1〜2.
0(m、IOH,シクロヘキシル−CH,); IR(?ル、cm−’)168
5.1650,1588,1571 ;UV C工9/−ルλmax (g)2
05 (38,000)、229 (23,410)。
271 (33,680)、285sh (18,330)、300(9,30
0)、350 (5,730)MS m/e (相対強度)453(M+1.
28)、452(M+1.61)、361 (42)。
297 (14)、91 (100):元素分析 C,、H,、N、O,として
計算値=C,74,31;H,6,24:N、12.38:実測値=C,74
,00;H,6,42;N、12.10:TLC(シリカ。
2/1クロロホルム/酢酸エチル)Rfo、71実施例LO6−シクロへキシル
−6,7−シヒドロー3−7 二ニル−4−(フェニルメチル)−4H−ピラゾ
ロ[1,,5−al −ピロロ[3,4−d:] ]ピリミジンー5.8−ジオ
ンA、6シクロへキシル−4,7−シヒドロー3−フエニノl/−5H−ビラゾ
o[1,5−al ビcc cs、 4−d] ピリミジン−5゜8 (6H
)−ジオン
4−フェニルピラゾール−3−アミン[アンダーソン・イー−エルら(Ande
rson、 E、 L、 、 et al)、「合成・・・3−アミノ−4−ア
リールピラゾール類(Synthesis・・3−Am1no−4−Arylp
yrazoles) J 、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(
J、 Med、 Chew、 )% 7 +(1964) 、259〜268頁
]3.OOg (18,8ミリモル)およびエチル1−シクロキシル−4,5−
ジオキソ−3−ピロリジン−カルボキシレート4.77g (18,8ミリモル
)を氷酢酸19mL中で合し、還流下で5時間撹拌した。反応の間沈殿は観察さ
れなかった。冷却に際し、反応物は淡黄色塊に固化し、これを還流下に95%エ
タノール100mLに溶解し、還流を維持しつつ水50mLをゆっくりと添加し
た。室温まで冷却した後、濃厚な黄色固体を吸引濾過によって収集し、多量のエ
タノール/水によって洗浄した。真空下で乾燥してTLCによると均質な5.3
7gを得た。不満足な分析により、95%エク/−ル200mLから再結晶して
3.31g(融点〉148°1分解)を得た。収率:置換化合物51%。’HN
MR(CD CQs= δ)8.08(s、IH,ピラゾール−H)、7.4
4 (d、2H,J=8Hz、2−フェニルH)。
7.36 (t、2H,J=8Hz、3−フェニルH)、7.23 (t。
IH,J=8Hz、4−フェニルH)、、4.37 (s、2H,ラクタムCH
,) 、3.99 (m21H,シクロヘキシルCH)、1.1〜1.9(m、
IOH,シクロヘキシルCHt); IR(フル)3519゜1692.163
8.1613.1455cm”+UV(r、タノール)λmax(ε)205(
29,400)、210sh(27,750)。
237(18,350)、 26s+:xs、7so:+、370(7700
);MSm/e(相対強度)349 (M+1.23)、348 (M+。
97)、267 (18)、266 (100)、210 (8)。
183 (9);正確な質! C,。H,、N40.として 計算値=348
.1586;実測値=348.1593;TLC(シリカ。
10%メタノール/クロロホルム)Rfo、528、 6−シクロヘキシルー6
.7−シヒドロー3−フェニル−4−(フェニルメチル)−4H−ビラゾ’[1
,5−a]ピoC::3゜4−d]ピリミジン−5,8−ジオン
前記パートAからの6−シクロへキシル−5,8−ジオン化合物1.83g (
5,25ミリモル)、炭酸カリウム735mg (5,3ミリモル)および臭化
ベンジル12.5mL (10,5ミリモル)の乾燥DMF25mL中混合物を
蓋中白合物ラスコ中、室温で25時間撹拌した。反応物を水120mLで希釈し
、5分間撹拌し、吸引濾過した。収集した固体を水で洗浄し、風乾した。粗製固
体を沸騰エタノール150mLに懸濁し、クロロホルムをすべてが溶解するまで
添加した(はぼ70mL)。O″Cまで冷却して表記化合物0.62gを微細な
黄色針状物として得た(融点293°〜295°。
分解)。3/1工タノール/クロロホルム100mLからの第2収量によりさら
に0.62g(融点2910〜293°1分解)を得た。合計収率=1.24g
(56%)。’HNMR(CDCら、δ)8.05 (s、IH,ピラゾール
−H)、7.2〜7.45 (m、7H。
フェニル−H)、6.03 (s、2H,NCH,Ph)、4.29 (s。
2H,ラクタムCH*) 、4 、2 C) (m、:1 ’H,シクロヘキシ
ルCH)。
1.1〜2.0 (m、IOH,シクロヘキシルCH,); I R(vル、c
m”)1700.1692.1586. 1578,1523;UV(zタノー
ル)λmax(g)20’、5 (36,000)、2:56(21,730)
、306 (12,240)、346 (,9620);MS m/e(相対
強度)439 (M+1.18)、438 (M+。
60)、361(12)、347(16)、265(11)、91(100);
元素分析 C、、H,。N、O,として 計算値=C,73,95;H。
5.98;N、12.78;実測値=C,73,50:H,6,18:N、12
.89;TLC(シリカ、2/1クロロホルム/酢酸エチル)RfO,50
実施例11 4−(ベンゾイルメチル)−2−(410ロフエニル>−S−シク
ロへキシル−6、7−シヒドロー4H−ピラゾロ[1,5−a] ピロロ[3,
4−dl ピリミジン−5,8−ジオンA、2−(4−クロロフェニル)−6−
シクロヘキジルー4,7−ジヒドo 5 H−ピラゾロ[1,5−a:l ビ
’e’ C3,4−dl ピリミジン−5,8−(6H)−ジオン
4−(p−りe+ロフェニル)−3−アミ/−ピラゾール3.29g(17,0
!リモル)およびエチルl−シクロへキシル−4,5−ジオキソ−3−ピロリジ
ンカルボキシレート4.31 g (17,0!リモル)を氷酢酸17mL中で
合し、4時間還流した。冷却後、反応物を95%エタノール120mLで希釈し
、15分間撹拌し、吸引濾過した。収集したクリーム色の粉末状固体を多量のエ
タノールで2回洗浄し、次いで、真空下で乾燥して、元素分析により判断して純
粋な副表記化合物5.37 g (83%)を得た(融点>320’)。
’HNMR−化合物が不溶性で満足なスペクトルでなかった;IR(フル)16
93,1673,1640,1612.1441cm”;UV(エタノール)λ
maX (ε)208 (26300)。
230(24800)、265sh(34850)、274(40300)。
283 (32350)、303 (9160)、320 (6880)。
345 (6230):MS m/e (相対強度)384 (M+2゜37
)、383(M+1.24)、382 (M+、100)、339(17)、、
、300 (78)、244 (13);元素分析C2OH,IN、0ICCと
Lt” 計算値=C,62,95:H,5,00、N、14.63;Cf2.
9.26−;実測値=C,62,84,;H。
5.15;N、14.66:CL 9.41B、 −4−(ベンゾイルメチル
)−2−(4−クロロフェニル)−6−シクロへキシル−6,7−シヒドロー4
H−ピラゾロ[1,5−aコビロロ[3,4−d] ピリミジン−5,8−ジオ
ン前記パートAからのピラゾール誘導体化合物3.0g (7,84ミリモル)
、2−クロロアセトフェノン2.42g (1,5,68ミリモル)および炭酸
カリウム1.13g(8,20ミリモル)をDMF’41mQ中、室温にて20
時間撹拌した。水205mQを反応混合物に添加し、得られた塊状固体を濾過に
よって収集し、水(3x)で洗浄し、風乾した。固体を95%エタノール200
m1!およびクロロホルム150mf!から再結晶した。得られた白色結晶を濾
過し、真空乾燥して表記化合物1.58g (40%)を得たく融点237゜輸
239°)。’HNMR(CDC&、、 δ) 8.1 (6,2H。
CO(=o−フェニルーH)、7.9 (d、2H,ビランc(0−フエ+ルー
H) ) 、 7.7〜7.8 (m、 1’H,CO(−p−フェニル−H
))、7.5〜7.6 (m、2H,Co (’m−7エ:ル))。
7.3〜7.4.(m、28. ピラゾール(m−フェニル)、6.30(s
、 lH,ピラゾール−H) 、6.14 (s、2H,CH2C0)。
4.42 (s、2H,ラクタムCHt)、4.0〜4.2 (m、l’H。
シクロへキンルーH)、1.3〜2.○(m、IOH,シクロヘキシルCH,)
、IR(フル)1725,1700,1675,1625゜1580.1565
.1438cm″1;UV(エタノール)λmax(g)250 (37700
)、271 (36860)、290sh(29560)、297sh (1
57’OO)、’335 (7960);MS m/e(相対強度)501(
M”、15)、105 (100)。
500 (45)、502 (17)、106 (17)、77 (17)。
83 (16)、395 (15):元素分析 Cff5HtsN 40 sC
i1!とじて 計算値=C,67゜13;H,5,03:N、11.18;Cf
2゜7.08:実測値=C,67,06;H,5,04:N、11.23;C(
1,7,,50
ヘキシル−4,7−シヒドロー2−フェニル−5H−ピラゾロC+。
5−al ビoo [3,4−al ピリミジン−5,,8(6H)−ジオン
6−シクロへキシル−4,7−シヒドロー2−フェニル−5H−ビラン’[1,
5−al ビo口[3,4−d] ゴミジン−5,8−ジオン(調製例1参照
)1.OOg (2,87ミリモル)、二チル4−ブロモブチレート0.82m
12 (5,7ミリモル)および炭酸カリウム0.41 g (3,0ミリモ
ル)のジメチルスルホキシド(DMSO)11m12中混合物を50℃で16.
5時間撹拌した。次いで、水35m12を添加し、混合物を吸引濾過した。収集
した固体を多量の水で洗浄し、風乾した。粗製固体を95%エタノール100m
12から再結晶し、還流物を室温まで冷却して表記化合物1.1g(84%収率
)を非常に微細な白色針状物として得た。融点195°〜196℃。’HNMR
(CDCI!3.δ) 8.06 (a、 2H,フェニル−H(オルト) )
、 7.45 (m、 3H,フェニル−H)。
6.70 (s、IH,ピラゾール−H)、4.74. (t、2H,J=H
z; 4−NCH,)、4.37(s、2H,ラクタムCH,)。
4.16 (q、2H,J=7Hz、OCR,)、4.15 (m、 LH。
6−NC’H)、2.49 (t、2H,CHiCO,C,H,)、2.23(
m、2H1CHt)、1.15〜1.95(m、10H,シクロヘキシJl/C
Hり 、1.26 (t、 3H,J =7Hz’、 CHs>実施例136
−シクロへキシル−6,7−シヒドロー4−[2−(ヒドロキシイミノ)−2−
フェニルエチル〕−2−フェニル−4H−ピラゾロE1.5−a] ビt0f
f [3,4−dコ ピリミジン−5,8−ジオン
無水エタノール4.5mQ中の4−(ベンゾイルメチル’)−6−シクロへキシ
ル−6,7−シヒドロー2−フェニル−4H−ビランOEl、5−al ピロ
0 [3,4−d] ピリミジン−5,8−ジオン(実施例4参照)1.OO
g (2,15ミリモル)およびヒドロキシルアミン塩酸塩225mg (3,
23ミリモル)の混合物およびピリジン1.5gを加熱還流して均一とした。溶
液から沈毅が時間と共に生じ、そこで、さらにエタノール2m12を添加して撹
拌を助けた。合計8時間の還流の後、混合物を冷却し、エタノール15m(!た
固体をエタノールで洗浄し、真空中で風乾した。粗製固体を沸騰95%エタノー
ル400mLに懸濁し、溶解が達成されるまでクロロホルムを添加した(70m
g)。次いで、得られた溶媒混合物約50rMを、室温まで冷却する前に沸騰し
て除去した。この手順により表記化合物624mg(60%収率)を得た(融点
〉280°C)。
この物質試料のNMRスペクトル分析は、表記オキシム異性体の11混合物が得
られたことを示した。’HNMR(CDCC3,δ)(オキシム異性体の混合物
)12.14 (s、IH,OH)、1.1゜12(s、IH,OH)、8.0
1 [d、2H,J=7Hz、2−フェニル−H(オルト)3.7.89 (
d、2H,J=7Hz、オキンムーフェニル−H(オルト)コ、7.2〜7.7
(m、17H。
■の異性体のフェニル−Hおよびピラゾール−H)、6.76 (s。
IH,ピラゾール−H)、6.12 (bs、2H,C(NOH)CHJ。
3.72 (bs、2H,C(NOH)CH,)、4.41 (s、2H。
NCHt) 、 4.30 (s、 2H,NCHt) 、 4.0 (m、
2H,両翼性体のシクロヘキシルCH)1.1〜1.9 (m、20H,両翼性
体のシクロヘキシルCH,)
実施例146−シクロへキシル−6,7−シヒドロー4−(2−ヒドロキシ−2
−フェニルエチル)−2−フェニル−4H−オイラゾo[1,5−al ピロ1
:I [3,4−d] ピリミジン−5,8−ジオン
6−シクロヘキジルー4.7−シヒドロー2−フェニル−5H−ビランC7[1
,5−al ビ”e’ [3,4−d] ピリミジン−5,8−(6H)−
ジオン(調製例1参照)0.50g(1,44ミリモル)、トリエチルアミン0
.30rr+12(2,2ミリモル)およびスチレンオキシド0.33mC(2
,9ミリモル)の無水エタノール6m(2中温合物を還流下に16時間撹拌し、
時間とともに茶色となった。反応混合物を冷却し、95%エタノール90mQで
希釈した。5分間撹拌した後、混合物を媒体ガラスフリットを通して吸引濾過し
、収集した固体を多量のエタノールで洗浄し、風乾した。粗製固体を沸騰工タ/
−ル50m(!に懸濁し、溶解が達成れさるまでクロロホルムを添加した(20
m12必要)。混合物を0℃まで冷却し、それにより沈殿が引き起こされて表記
化合物205mg (30%収率)を淡黄褐色の固体として得た(融点263c
′〜266℃)。’HNMR(CDCf!!、 δ)7.98 (d、2H,J
=8Hz、2−フェニル−H(オルト))、7.56 (d、2H,J=7Hz
、 フェニル−H)、7.3〜.5(m、 6H,フェニル−H)、6.41
(s、IH。
ピラゾール−H)、5.27(m、LH,CHOH)、4.98 (dd。
IH、J=9 、 13H2,NCHり 24.62 (dd、 IH
,J=3.13Hz、NCHt) 、4.34 (s、2H,ラクタムN CH
、)。
4.14 (m、]、H,シフヘキシル○H)、3.81 (d、IH,J−
6Hz、0H)1.1〜2.0 (m、10HシクロヘキンルCHり実施例15
6− シクロへキシル−6,7−シヒドロー2−[4−(2−プロペニルオキシ
)フェニル]−4−フェニルメチル−4H−ビランO[1+5−ai、ピロロ:
3.4−d〕ピリミジン−5゜8−ジオン
A、 2−シア/−1−口4−(2−プロペニルオキシ)フェニル]エタノン
エチル4− [(2−プロペニル)オキシフフェニルベンゾエート41.25g
(200ミリモル)、ナトリウムエトキシド15.0g(220!リモル)お
よびアセトニトリル13mQ (2401モル)の乾燥トルエン85me中温合
物を108℃、窒素雰囲気下で24時間機械的に撹拌した。反応混合物を冷却し
、水600mQで希釈した。すべての固体が溶解した後、混合物をエチルエーテ
ル100mf!2回分で洗浄した。次いで、水性相を濃塩酸でp H5〜6に酸
性化したく約15ffH2必要)。形成された沈殿を吸引濾過によって収集し、
水で洗浄し、風乾した。この固体は次の工程に移すのに十分純粋な試料であった
。所望ならば、分析用の純粋な試料は酢酸エチル/ヘキサン混合物からの結晶化
によって得ることができる。’HNMR(CDCf!、、 δ)7.90
[d、2H1J =9Hz。
フェニル−H(2EF、 6.99 (d、 2H,J=9Hz、 〕、=ルニ
ル−(3))、6.05 (m、IH,ビニルCH)、5.43 (d。
IH,J=17Hz、 ビニルCHI)、5.35(d、LH,J=11Hz
、 ビニルC)(、)、4.63(d、2H,J=5H2,OCH,)。
4.02 (s 、2 H、CHt CN )8.5− [4−(2−プロペ
ニルオキシ)フェニルコビラゾールー3−アミン
前記バートAからの粗製ニトリル、2−シアノ−1−[4−(2−フロベニルオ
キシ)フェニル]エタノン22.5g(は1r85%純度、11oミリモル)の
95%エタノール150mC中溶液にヒドラジン−水和物6.8mQ (14
0ミリモル)を添加した。次いで、得みれた混合物を還流下で2時間撹拌した。
反応混合物をO’Cまで冷却し、結晶性沈殿を沈殿させた。該沈殿を吸引濾過に
よって収集し、冷エタノールで洗浄二真空中で乾燥して純粋な副表記化合物1+
、07g (74%純度)を得た(融点158°〜159°C)1)(NMR(
CDCQ* d、、 δ)7.55 (d、2H,J=9Hz。
フェニル−H(2) ) 、 6.95”(d、 2H,J=9Hz、 フ
ェニル−H(3))、6.04(m、IH,ビニル(H))、5.68(bs。
LH,ピラゾール−H)、5.40 (dd、LH,J=16.2Hz。
ビニルCH,) 、5.26 (dd、IH,J=11,2Hz、 ビニルC
)!、)、4.57 (d、2H,J=5Hz、OCH,)C,6−シクロヘ
キジー6.7−シヒドロー2− [4−(2−プロペニルオキシ)フェニル]−
48−ピラゾロ[1,5−al ピロロS、 4−d+ ピリミジン−5,
8−ジオン前記バートBからのピラゾールアミン誘導体14.07g(65゜4
ミリモル)およびエチル1−シクロへ・キシル−4,5−ジオキソ−3−ピロリ
ジンカルボキシレートエステル19.21g (71,9ミリモル)の95%エ
タノール70mQ中混合物を還流下に24時間撹拌した。混合物を多量のエタノ
ール150mQで希釈し、次いで、吸引濾過した。収集した固体を多量のエタノ
ールで洗浄し、真空中で乾燥して、副表記化合物23.65gを白色微結晶固体
として得た(89%収率、融点〉320°C)。−HNMR(DMSOd6.δ
)7.91(d、2H,J=8H2,フェニル−H)、 7.04(d、2H,
J=8Hz、 フェニル−H)、6 58 (S、IH。
ピラゾール−H)、6.07 (m、IH,ビニルCH)、5.42(d。
IH,J=18Hz、 ビニルCH,)、5.28(d、IH,J=10Hz
、 ビニルCH,)、4.63 (d、2H,J=4Hz、OCH,)。
3.96(m、 LH,NCH)、1.1〜1.9(m、 IOH,CH,
)D、 6−シクロへキシル−6,7−シヒドロー2− [4−(2−プロペ
ニルオキシフェニル)−4−フェニルメチル−4H−ビラヅロロ1.5−al
ビelel[3,4−dコピリミジン−5,8−ジオン(前記バートCからの)
6−シクロへキシル−6,7−シヒドロー2− [4−(2−プロペニルオキシ
)フェニルツー4H−ピラゾ0 [1,5−al ピe”l:’ [3,4−
d] ピリミジン−5,8−ジオンlO,og (24,7ミリモル)、臭化
ベンジル5.9r12 (49,5ミリモル)および3.76g (27ミリモ
ル)のN、 X−ジメチルホルムアミド(DMF)loom12中混合物を中
温合物4時間撹拌した。得られた濁った黄色混合物を激しく撹拌する水300m
gに注いだ。a合物を5分間撹拌し、次いで、吸引濾過し、収集した固体を風乾
した。粗製固体を沸騰エタノール1000rro)に懸濁し、溶解が達成される
までクロロホルムを添加した(はぼ1.50m12が必要)。混合物をO′Cま
で冷却して、表記化合物11.37g(93%収率)を淡黄色微細針状結晶とし
て得た。融点226°〜227℃。’HNMR(CDCff3. δ)7.8
9 (d、2H,J=9Hz。
2−)zニル−H)、7.33(m、5H,フェニル−H)、6.95(d、2
H,J=9Hz、2−フェニル−H)、6.35(s、IH。
ピラゾール−H)、6.05 (m、IH,ビニル(H) ) 、 5.90
(S、2H,CH,フェニル)、5.43 (d、IH,J=17Hz。
ビニルCHり 、5.30 (d、IH,J=10Hz、 ビニルCHt)。
4.57 (d、2H,J=5Hz、OCHり、4.38 (s、2H。
ラクタムCHI)、4.16(m、IH,NCR)、1.1〜2.0 (m。
10H,CHり
実施例166−シクロへキシル−6,7−シヒドロー2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−4−フェニルメチル−4H−ピラゾロ[1゜5−a] ビ”I:’ [
3,4−d)ピリミジン−018−ジオンljt素(0,40g)上の10%パ
ラジウム触媒の95%エタ/−ル50 mQ 中M濁1に6−シクロへキシル−
6,7−シヒドロー2− [4−(2−プロペニルオキシ)フェニル]−4−フ
ェニルメチル−4H−ビランo[1,5−a] ビC’C:’ [3,4−d
l ピリミジン−5,8−ジオン2.OOg (4,05ミリモル)(前記実施
例4参照)、続いて70%水性過塩素酸0.18m+2 (2,0ミリモル)
を添加した。得られた混合物を還流下に21時間撹拌した。反応混合物の試料の
薄層クロマトグラフィー(TLC)分析は反応が不完全であることを示し、そこ
で、過塩素酸をさらに0.2 mQ不添加、還流をさらに8時間継続した。反応
混合物を冷却し、クロロホルム70m&で希釈し、触媒以外のすべての固体を溶
解した。得られた混合物を濾過助剤(セライト(Celite))を通して濾過
し、次いで沸騰によって濃縮して約75mQの容量とした。残虐を数日間0°C
まで冷却し、表記化合物を灰色がかった白色柱状結晶1..25g(68%収率
)を得た(融点307°〜310℃、分解)。’HNMR(CDC(!s、δ)
7.77 (d、2H,J−8Hz、2−フェニル−H) 、 7.35 (m
、 5H,フェニル−H) 、 6.85 (d、 2H。
J=8H2,2−フェニル−H)、6.83 (s、IH,ピラゾール−0H)
、5.87 (s、’ 2H,CHtフェニル)、’ 4.38 (s。
2H,ラクタムCH,)、3.96 (m、IH,NCH)、1.1〜1.9
(m、10H,CHt)
寒産里土ユ
6−シクロヘキシル−6,フーシヒドロー4− [2−(ヒドロキシイミノ)−
2−フェニルエチル]−2−フェニル−4H−ビラン(:+ [1,5−aコ
ピロロ[3,4−dl ピリミジン−5,8−ジオン11.3g (23,0ミ
リモル)、無水へブタン酸11.5mL(47,2ミリモル)および4−ジメチ
ルアミ/ピリジン2.9g(23,49リモル)を塩化メチレン26OmL中、
室温にて4・1/2時間撹拌した。反応混合物を塩化メチレン100mLで希釈
し、順次1.QM塩酸300mL、水3QmL、飽和水性炭酸水素す]・リウム
300mL、および水300mLで洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾
燥し、真空中で濃縮し、オキシムエステルについての幾何異性体の混合物よりな
る白色固体19.9gを得た。異性体はフラソシニクマトグラフィ−(10%酢
酸エチル/ヘキサン)で分離して6−シクロへキシル−6,7−ジヒドe’−4
−[2−(f:(1−オキソヘプチル)オキシ]イミ刈−2−フェニルエチル〕
−2−フェニル−4H−ビランo[1,5−a]ビOH[3,4−d]ピリミジ
ン−5,8−ジオン(より低い極性1に点224°〜225°)および6−シク
ロへキシル−6,7−ジヒドe7−4− [,2−t[(1−オキソヘプチル)
オキシコイミノ)−2−フェニルエチル]−2−フェニル−4H−ピロロ[1,
5−aコビロロ[3゜4−d]ピリミジン−5,8−ジオン(より高い極性異性
体、融点151°〜154°)の純粋な試料を得ることができた。別法として、
異性体の粗製混合物をエタノール/クロロホルムから直接再結晶化することによ
って混合物7.84g (56%)を白色結晶と1−で得ことができたく融点2
06°〜209°)。6−シクロへキシル−6,7−シヒドロー4− [:2−
f!:(+−オキソヘブチメ)オキシロイミノ1−2−フェニルエチル]−2
−フェニル−4H−ビラン’[1,6−aコ ピロ0 [3,4−dl ピリ
ミジン−5,8−ジオン、’HNMR(CDCf23. 6)7.9〜8.0
(m、2H)。
7.3〜7.5 (m、8H)、6.43 (s、IH)、6.33 (bs。
2H)、4.27 (s、2H)、4.1〜4.3 (bs、IH)。
2.61 (t、2H)、1.1〜2.0 (m、18H)、0.8〜10(
m、3H)。 6−シクロへキシル−6,7−シヒドロー4−[2−([(1
−オキソヘプチル)オキシ]イミ/1−2−フェニルエチルヨー2−フ
4−dl ピリミジン−5,8−ジオン(より極性の異性体,融点151°〜1
54°)8.1〜8.2 (m,2H)、7.2〜7.7 (m。
8H)、6.91 (s.IH)、6.14 (bs,2H)、4.23(S,
2H)、4。1〜4.2 (bs,IH)、2.30(t、2H)71、1〜2
.0 (m,18H)、0.8〜1.、O (m,3H)。
無水へブタン酸の代わりに適当な無水物で置き換える以外は実施例17と同様の
手法を利用し、6−シクロへキシル−6、7−ジヒドロー4− [2−+c(1
−オキソオクチル)オキシ]イミノニー2−フェニルエチル
4−dl ピリミジン−5,8−ジオン、オキシムエステルについての幾何異性
体の1.4:l混合物、異性体6−シクロへキシル−6。
7−シヒドロー4−[2−([(1−オキソドデシル)オキシコイミ/)−2−
フェニルエチル]−2−フェニル−4H−ピラゾロCl。
5−a] ピロロ[3.4−dl ピリミジン−5,8−ジオンおよび6−シク
ロへキシル−6、7−シヒドロー4− [2− +(]−オキソドデシル)オキ
シ]イミノ) 2−フェニルエチル]−2−フェニル−4H−ビラゾo [1.
5−aコピ0口[3.4−dl ビワミジン−5.8−ジオン(より低い極
性の異性体)の1.1混合物を得た。
医薬組成物形態で、および本発明の治療態様の方法で用いる本明細書中に記載し
特許請求する本発明の化合物は、コレステロールビルドアップの減少または予防
および制御のため、アテローム性動脈硬化症疾密,を治療するため、血清コレス
テロールを低下させるため、循環する遊離およびエステル化高密度(HDL)お
よび低密度リボ蛋白結合コレステロール(L D L)画分の相対的分布を変更
するため、および動脈組織におけるコレステロール沈着の縁少のため、ヒト、ウ
マ、イヌ、ネコ、ヤギ、ブタ等を含めた価値ある温血動物患者を治療するのに用
いる薬剤処方で活性薬剤成分として有用であると期待される。
本発明の方法で用いる選択した薬剤化合物は、鈍物として、しかしながら最も通
常には、錠剤、ハードおよびソフト充填ゼラチンカプセル剤、カブレッh (c
aplet)の形態におけるおよび/または滅菌筋肉内または静脈内手法にて投
与する滅菌液剤における1種またはそれ以上の医薬組成物成分と組み合わせて経
口または全身投与できる。1種またはそれ以上のこれらの選択した化合物の有効
投与量は、アテローム性動脈硬化症疾患またはH D L/L D L比が改善
されるまで、選択した薬剤化合物(I)、患者の体重、治療すべき疾患の重症度
、および患者の主治医に関心のある他の因子に応じ、1日当たり患者の体重kg
につき活性薬剤化合物(1)約1ないし約20mgの範囲であると考えられる。
本発明の選択した化合物は、動物患者および疾患の必要に応じて使用する錠剤ま
たはカプセル剤当たり化合物(1)0.5ないし1000mg含有させたサイズ
にて、経口錠剤、カプセル剤または坐薬投与用の組成物に最も処方されると考え
られる。
とりわけ、本発明の化合物をテストするのに用いた培養Fu5AHラット肝癌細
胞においてACTA酵素を阻害できる化合物を同定するように設計した標準的な
in vitroテスト系を以下に記載する。
本発明者らの見Mによると、ACTA酵素による混血動物における動脈コレステ
ロールのエステル化はアテローム性動脈硬化症の発生におけるキイとなる反応で
あり、選択した薬剤によるコレステロールのエステル化の阻害はアテローム性動
脈硬化症の発生を修飾する優れた治療アプローチを示すものである。さらに、腸
組織におけるACTA酵素活性はコレステロール吸収の生物学的プロセスで重要
であり、ACTA酵素活性薬剤によるその阻害は、それ自体、コレステロールの
吸収を減少させ、それにより、ヒトおよび動物における血漿コレステロールの循
環レベルを低下させることができる。
Fu:5AH細胞におけるACTA酵素はヒトを含めた価値ある温血動物の動脈
組織におけるABTA酵素と同一ではないにせよ同様であり、該Fu5AH細胞
テストは、ACTA酵素源として動脈組織および動脈サブクラクシ1ン(Sub
fraction)の使用に頼る同様のアッセイよりもACTA阻害剤のより効
果的で簡便かつ経済的なスクリーニング手段である。
、本発明者らのin vitroテストでは、Fu5AHラット肝癌細胞系をA
CTA酵素源として選択した。というのは、この特別の細胞系はアテローム性動
脈硬化症発生間のヒトおよび価値ある動物の動脈細胞の重要な特徴を模擬したも
のであるからである。該Fu5AH細胞は高脂血症血漿蛋白と共にインキユベー
トした場合、コレステロールをかなり蓄積し;もつと重要なことには、Fu5A
H細胞はACTA酵素作用を通じてコレステロールを優先的にエステル化形態で
蓄積した。ロタプラト・シイ・エイチ(Rotablat,G.H.)、I’組
織培養細胞におけるコレステリルエステル代謝、1.Fu5AHう・ノト肝癌細
胞における蓄積(Cholesteryl Ester Metabolism
in Ti5sueCuture C8口1. I3 ^ccumula
tion in Fu5AHRat Hepatolla C8口1)
−A
リビング(Lipids)、旦、 (1974) 、526頁参照。
本発明者らのin vitroアッセイで用いたFu5AH細胞は最初ペンシル
バニアのメディカル・カレッジ(Medical、 ColCo11eのシイ・
エイチ・ロトバルト(c、 H,Rothnal、t)、前掲から入手した。
種細胞を用いて本発明者らのF u 5 AH培養を樹立し、1984年7月中
旬以来Ill調に継代してきた。該細胞は1984年10月以来2500種の化
合物にわたって用いて成功しており、本発明者と共同の化学者によって提供され
た226のACTA阻害剤を同定してきた。
培養法およびアッセイの詳細
A、ストック培養の維持
Fu5AHラット肝癌細胞肝癌細胞−バー(Reuber)+(−37vラット
肝癌由来のものであった(リューバー・エム・ディ(Rebeur、 M。
D、)、rラットにおける移植可能な胆汁分l・肝細胞カルシノーマ(ATra
nsplantable Bilesecreting I(epatocel
lular Carcinoa tn theRat) 、ジャーナル・オブ・
ナシlナル・キャンサー・シンスティテニート(J、Natl、Cancer
In5t、) 、 26 (1961)、 891頁参照)。
5%ウシ胎児血清を補足したイーグルの最小必須培地(MEM、 ジブコ(G
iBCO))中に該細胞系を維持する。インキニベーションは空気中5%CO2
雰囲気での36℃におけるものである(ホットバ・ツク(Flotpack)、
モデル351922)、培地10m12を含有する25cm”フラスコ(ファル
コン(Falcon))中で密集するまで増殖させたスト/り培養からの細胞を
、1%エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)(ジブコ(Gibco))中の
0.25%トリプシンで脱着させ、MEMで1=10希釈し、細胞集塊を破壊す
るよう働くビベyトを通す撹拌によって混合する。ストック培養に3ないし5日
間隔で新鮮な培地を補給する。
B、ACTAのアッセイ用の培養物および培地の調製次いで、前記I5た希釈ス
ト7り懸濁液の1mC分を4m+2MEMを含有する5Qmm皿(ファルコン(
Falcon))に移し、接種した細胞を密集するまで(3日間)増殖させる。
密集時点で、培地をアスピレータ−で取り出し、該細胞をλ4EMで1回洗浄す
る。次いで、5%高脂血症ウサギ血清(HR3)を補足しくHRSは1%コ17
ステロールおよび3%落花生油(w/w/w/)を補足したブリナ(Purin
a)チツウ(Chow) (登録開襟)ウキギ飼料を2ないし3週間摂食させた
雄二二一ジランドウサギから得られる。2匹またはそれ以上のウサギからのプー
ルした血清を0.45mμフィルター(ナルジーン(Nalene))を通して
濾過し、使用するまで適量を凍結保存する。)かつ3H−コレステロール1μC
i/mQを含有するMEM5mQを実験(ファッセイ)培地として該皿に添加す
る。密集培地へのその添加に先立って該実験培地を1.2−’H(N)−コレス
テロール(比活性はほぼ40〜60Ci1モル、ニューイングランド・ヌクレア
・コーポレーション(Jew England Nuclear Corp、戸
で標識し、以下のごとく調製する。1(R85rr++2をMEMはぼ20m1
2で希釈し、該混合物を、無水エチルアルコール100μQに溶解した100μ
C13T−1−コレステロールの添加によって標識する。次いで、得られた混合
物を36℃で4時間インキュベートして1.fI識コレステロールと血清リポ蛋
白コレステロールとを平衡させる。該平衡化期間の後、混合物をMEMで1.O
OmCまで希釈17、標識アッセイ培地として用いる。標識培地の該皿への添加
に続き、テスト物質のジメチルスルホキシド溶液および陽性樟準クロロプロマシ
ンHCQ(1m、g/m12)を25.50.75uQの容量で該培地に添加し
て薬剤終濃度2.10および15μg/mQとし;対照培地には等容11のジメ
チルスルホキシドを単独で加える。前記したごとき5%co、雰囲気下で該アッ
セイ培地を18時間スンキニベートし、その時点の後、アスビ1.l−ターによ
って培地を取り出し、細胞をリン酸緩衝生理食塩水(ダルベラコラ(Dulbe
cco) 、ジブコ(Gibco))3ml!で3回洗浄する。
培養のアッセイ
最後の洗浄に続き、インプロパツール(プロパールー2、プルディック・アンド
・ジャクソン(Burclick and Jacksor戸を該培養皿に添加
し、細胞コレステロールおよびコレステリルエステルを室温で15分間抽出する
。抽出に続き、コレステロールおよびコレステリルエステル(10)を分画する
ために、各抽出物50μQ分をシリカゲルG被覆ガラスプレート(ブリンクマン
(Brinkman乃上の薄層クロマトグラフィーに付す。コレステロールおよ
びコレステリルエステルをローダミン6G(エタノール中0.05%)をプレー
トに噴霧することによって可視化し、液体シンチレーション計数(べ/クマン(
Beckman)モデルLS9800液体シンチレーションスペクトロメーター
)による放射能活性7ノセイ用のりタイラドフルオール(Liquid41uo
r) にューイングランド・ヌクレア・コーポレーション(New Engla
nd Nuclear Corp、)) 15 mQを含有するバイアル中に各
領域を掻き取って入れる。加えて、各培養抽出物200Atl1分をAC3II
(アメルスハムーコーポレーション(Amersham−Corp、 ))に溶
解し、前記したごとく放射能活性について検定して培養による合計3H−コレス
テロール摂取量を計算し;特に断りのない限り、この値をすべての生データにつ
いての貯蔵用データベースとする。
データの表現
クロマトグラフィーに付した細胞抽出物で回収された3H−コレステロールと3
H−コレステリルエステルの放射能活性の和に対する* )l−)レスチリルエ
ステルの放射能活性の比に100を乗じて、細胞ACTAによってエステル化さ
れた3H−コレスチール摂取の合計パーセントが得られ、これをパーセントAC
TAという。対照値未満の値により、ACTAによって阻害されたアッセイ培養
が同定され;陽性標準値は(所与の泳動の質をモニターするに加えて)相対的な
能力評価についての基礎を提供する。パーセン)ACTAについての対照値は、
典型的には、本発明者らの条件では60%〜70%の範囲である。また、ACT
A酵素のパーセント阻害は、簡単な式
(1−(薬剤処理アッセイでエステル化された%コレステロール)/(対照アッ
セイでエステル化された%コレステロール)IX100=%阻害
を用いてデータから容易に計算できる。
3種の異なる濃度(5,10および15μs/ n1l)にてテスト化合物で処
理した培養のACTA活性を対照培養のACTA活性と比較する。さらに、対照
に対する処理の比を陽性標準(クロルプロマジン)のパフォーマンスと比較して
活性を決定する。クロルプロマジンと同等のまたはそれを越えるACTA抑制活
性をもつ化合物を活性とする。すなわち、さらに進めたテストをする可能性あり
とするが、これは、本発明者らの現実的な興味、ならびに経済的な制限、時間お
よび利用可能な人力因子による任意のカットオフである。
事実、生物学的利用性の見地からは、ACTA酵素を5%またはそれを超えて阻
害する化合物を本テストにおいて活性と呼ぶことができるが、しばしば他の実際
的な理由でさらにテストに付すことはACTAを阻害する化合物について特異的
に選択する粥腫発生過程におけるキイ酵素としてのACTAの同定および作用の
標的化は薬剤発見への合理的なアプローチの例である。この特定の酵素の場合、
かなりの探索的(基礎的な)研究がACTA活性修飾の優れた利点を証明するの
に必要であった。
Fu5AH細胞スクリーンにおいて活性なACTA阻害剤であることが判明した
化合物をアテローム性動脈硬化症動物モデルにおける抗アテローム性動脈硬化症
活性につき引き続いてテストする。
添付の第1表は、5.10および15マイクログラム/m12の用量で前記にて
まず記載したin vitroA CT A酵素テストにおいて詳細に説明した
例示化合物のテスト結果データを示す。該データは、例示テスト化合物による高
パーセンテージのACTA酵素阻害で示して、化合物のあるものは他のものより
も活性であることを示す。
前記にて示したごとく、実施例4の化合物は、温血動物により摂取されるコレス
テロールを制御する薬剤としてこのACTA酵素阻害で用いる最も優れた化合物
のようである。いくつかの化合物についてのあるデータは、該テスト化合物は高
用量では「活性」ではないが、低用量では活性であることを示すようである。本
発明者らは、それらの場合におけるこの現象はテストビヒクル調製での薬剤の溶
解性の欠如、またはテスト細胞は薬剤を吸収するその能力の限界に達しているこ
と、あるいは他の同様な生物学的理由によるものであると考える。
In Vivoテスト:
元々ジ・アップ・ジヲン・カンパニー(The Upjohn Company
)に由来する動物集団からのほぼ4〜6週令雄SEAニホンウズラをミシガン州
、ゴブルズ(Gobles)、マイルズ・フェイル(knifes Quail
)農場で育成した。鳥をランダムにウズラ各110匹の10群に割り当てた。そ
れらを個々に10のケージユニットに収容し、1%落花生油 ・と共にまたはそ
れ無くして種々の量のコレステロールと混合した市販の餌(ブリナ・ガム・バー
ド・ラエナ(Purina Game Bird Layena)、ラルストン
・プリマ・カンパニー(Ralston Purina Co、)、セントルイ
ス、ミズリー州)を摂取させた。餌混合機(ホバート(Hobard) A−2
00)を用い、化合物を20分間該餌2..4 k gに混合した。対照群には
通常の餌を摂取させた。1の実験シリーズでは、0.5%コレステロール/1%
落花生油+コレスチボル塩酸塩を摂取させた。
餌を与え始めて2週間後、各5−にっき右頚静脈がら血液をサンプリングし、低
速遠心の後に血清試料を得た。出発餌の重量から実験終了時に残うている餌の重
量を引(ことによって、各群について食物摂取量を決定した。
PEG−8000およびグリシン緩衝液、pH9(9)を用い、ベータおよびア
ルファーリボ蛋白を個々の血清試料から単離した。
マイクロメゾイック(Micromedic)自動ピペットを用い、血清300
マイクロリツトルを溶液A(PEG−800020グラム+グリシン緩衝液10
0mQ、pH9)300マイクロリツトルと混合した。試料を室温に10分間放
置し、次いで、4°CC12000xにて20分間遠心した。ベータリボ蛋白ベ
レットを溶液B(JリドンX−10010mf!千ミリ(Mil、li) Q水
10100O! )300マイクロリツトルに溶解した。デマン(DelIla
n)自動分析iモデルAU500 (クーパー・バイオメディカル・インコーホ
レイテッド(Cooper Biochemical Inc、) )およびワ
ーシントン・デマンド(Yorthington Demand)酵素剤を用い
、アルファーおよびベーターリボ蛋白におけるコレステロール、トリグリセリド
および合計蛋白を測定(5た。
一方回分級(one way classification)法設計を用い、
すべてのデータを統計的に解析I、た。値を対数に変換してより均質な群内分散
を得た。各餌および効果についての平均応答をLDSテスI・による対照動物で
観察された平均と比較した。対数平均の真数の処理/対照比も示す。0. OO
4未満のp値は対照と有意に異なると考えられる。添付第2表参照。
また、本発明は医薬担体中に式I化合物を有効成分として含有させた組成物に関
する。該組成物、はヒトならびにイヌ、ネコおよび他の商業的に価値ある動物お
よび家畜を含めた有用動物の血清画分において、アテローム性動脈硬化症、コレ
ステロールレベルの上昇および/または通常のHDL/LDLリポ蛋白結合コレ
蛋白結合コレステロール全以外しおよび軽減する療法において、全身投与(経口
、直腸および非経口投与形態)用の式1化合物についての医薬投与単位形態で有
用である。
本明細書および請求の範囲で用いる「単位投与形態」なる語は、哺乳動物患者に
ついての単位の用量として物理的に区分された単位をいい、各単位は全身投与用
成分に適合する所要の医薬手段と組み合わせた、所望の効果を生じるように計算
された本発明の必須有効成分化合物の所定量を含有する。本発明の新規投与単位
形態についての明細は、例示した具体例下における本明細書中で詳細に開示1゜
たごときヒトおよび動物における有利な効果のための必須活性物質のような調合
分野に固有な制限の観点より、必須有効成分の物理特性および達成すべき個々の
効果によって指示され、かつそれらに直接依存し、それらは本発明の特徴である
。本発明において適当な投与単位の例は、錠剤、皮内移植剤、皮膚バッチ(経皮
投与)、カプセル剤、適当な液体ビヒクル中の経口投与液体製剤、筋肉内および
静脈内投与用の適当なビヒクル中の滅菌製剤、生薬および適当な液体ビヒクル中
の滅菌注射製剤の処方箋調合製剤用の滅菌乾燥製剤である。固体経口投与単位形
態用の適当な固体賦形剤または担体は脂質、炭水化物、蛋白およびミネラル固体
、例えば、スターチ、スクロース、ラクトース、カオリン、リン酸二カルシウム
、ゼラチン、アカシア、コーンシロップ、コーンスターチ、タルク等よりなる群
から選択される。ハードおよびソフト両カプセル剤には適当な賦形剤および添加
剤、例えば食用油、タルク、炭酸カルシウム等およびまたステアリン酸カルシウ
ムおよび/またはマグネシウム等と組み合わせた選択し式I化合物またはその塩
成分を充填する。経口投与用の液体製剤は、有利には、懸濁化剤、例えばメチル
セルロース、アカシア、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等を含有
する水または水性ビヒクル中にて調製する。注射形態の場合は、注射処方は滅菌
されていなければならず、容易にシリングに入れることができる程度に流動性で
なければならない。かかる製剤は製造および貯蔵条件下で安定でなければならず
、通常、基礎溶媒または懸濁化液体に加え、静菌剤および静真菌類剤、例えばパ
ラベン、クロロブタメール、ベンジルアルコール、フェノール、チメロサール等
のごとき性質の保存剤を含有させる。多くの場合、浸透活性剤、例えば等張濃度
の砂糖または塩化ナトリウムを包含させるのが好ましい。滅菌注射製剤用の引き
続いての処方箋製剤用のいずれの固体製剤も、好ましくは滅菌ガス、例えば酸化
エチレンへの暴露によって滅菌する。前記担体、ビヒクル、賦形剤、添加剤、保
存剤、等張剤等は全身投与用の製剤に適合する医薬手段を構成する。
医薬単位投与形態はこれまでの一般的な記載に従って調製し、治療すべき医学疾
患、患者の年令および体重ならびに患者またはその主治医が関心ある他のファク
ターに応じ、1日当たり1回またはそれ以上の回数、あるいは重症の場合にはゆ
っくりだが継続的な静脈点滴法により患者に投与するための、用量単位当たり必
須有効成分約0.5mgないし約1000mgを提供する。
化合物の一般式
rヒ合物の製造プロセスの概略
1(2N−廂2・(H2O) III第1表
2 60.1 活性 5,087.7
活性 10.093.6 活性 15.01
68.6 活性 5,093.2 活性 1
0.096.1 活性 15,06 49.8
活性 5.075.4 活性 10,087.
2 活性 15.07 21.2
活性 5.017.6 不活性 10.○15、O不活性 1
5.0
第 1 表(つづき)
3 43.4 活性 5.0482
活性 10.049.2 活性 15.08 60
.8 活性 5,089.5 活性 10.
0923 活性 15,0
4 88.6 活性 5.092.2
活性 10.0919 活性 15.○
9 53.2 活性 5.082.1
活性 10.0898 活性 15,0
第 I 表(つづき)
10 34.4 活性 5.020.9
不活性 10,09.1 不活性 15.011
78.2 活性 5.084.5 活性 1
0.089.2 活性 25.014 49.6
活性 5.065.9 活性 10.040.
2 不活性 15.012 81.8
活性 5.081.5 活性 10,037.5
不活性 15.0第 I 表(つづき)
12 18.3 不活性 5.027.7
不活性 10.050.1 活性 15.015
36.0 活性 5.065゜3 活性 10.
084.3 活性 15.016 4.3
不活性 5.032.7 不活性 10.066.5
活性 15.0第■表
中程度高コートチロール血症つズラコ
実施例1 −42%実施例2 −50%
実施例4 −59%補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成3年1月8日(市
Claims (16)
- 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1はC4ないしC■−シク ロアルキル、C5ないしC20−アルキル、C5ないしC20−アルケニル、フ ェニルまたはフェニル−C1ないしC6−アルキル; R2は、C1ないしC20−アルキル、C5ないしC20−アルケニル、フェニ ルカルボニル(C1ないしC6−アルキル)−、フェニル(C1ないしC8−ア ルキル)、C1ないしC8−アルキルオキシカルボニル−C1ないしC8−アル キル、(ヒドロキシイミノ)フェニル−(C1ないしC■−アルキル)−、(ヒ ドロキシ)フェニル(C1ないしC8−アルキル)−、または−(CH2)n− (フェニル)C=NOC(O)−G;R3は、水素、フェニル、または原子番号 9ないし35を有するハロゲン、ヒドロキシ、C1ないしC6−アルキル、C1 ないしC6−アルキルオキシ、C1ないしC6−アルケニルまたはC2ないしC 6−アルケニルオキシで置換されたフェニル;R4は、水素、フェニル、または 原子番号9ないし35を有するハロゲン、ヒドロキシ、C1ないしC■−アルキ ル、C1ないしC■−アルキルオキシ、C2ないしC6−アルケニルまたはC2 ないしC6−アルケニルオキシで置換されたフェニル;Gは、C1ないしC20 −アルキルまたはC1ないしC20−アルケニル; mは1または2; nは1ないし6; ただし、R3がフォニル基である場合、R4は水素であって、R4が水素以外で ある場合、R3は水素を意味する]で示される化合物。
- 2.R1がC4ないしC3−シクロアルキル、R2が−フェニル(C1ないしC 3−アルキル)、フェニルカルボニル(C1ないしC3−アルキル)または−( CH2m−(フェニル)C=NOC(O)−G、Rが水素、 R4がフェニルおよびC1ないしC4−アルキル、C1ないしC4−アルキルオ キシ、ハロゲン、またはヒドロキシによって置換されたフェニルよりなる群から 選択され、 mが1である請求塩範囲第1項記載の化合物。
- 3.6−シクロヘキシル−6,7−ジヒドロ−2−フェニル−4−(フェニルメ チル)−4H−ピラゾロ[1,5−a]ピロロ[3,4−d]ピリミジン−5, 8−ジオンである請求の範囲第2項記載の化合物。
- 4.6−シクロヘキシル−6,7−ジヒドロ−2−(4−エトキシフェニル)− 4−(フェニルチメル)−4H−ピラゾロ[1,5−a〕ピロロ〔3,4−d] ピリミジン−5,8−ジオンである請求の範囲第2項記載の化合物。
- 5.6−シクロヘキシル−4−(フェニルカルボニルメチル)−2−(4−クロ ロフェニル)−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]ピロロ[3, 4−d]ピリミジン−5,8−ジオンである請求の範囲第2項記載の化合物。
- 6.R1がフェニルまたはフェニル−C1ないし3−アルキル、R2がフェニル −C1ないしC3−アルキル、R3が水素、 R4がフェニルまたはC1ないしC4−アルキル、C1ないしC4−アルキルオ キシもしくは9ないし35の原子番号を有するハロゲンで置換されたフェニルで あって、 mが1である請求の範囲第1項記載の化合物。
- 7.4,6−ビス(フェニルメチル)−6,7−ジヒドロ−2−フェニル−4H −ピラゾロ[1,5−a]ピロロ[3,4−d]ピリミジン−5,8ジオンであ る請求の範囲第6項記載の化合物。
- 8.R1がC4ないしC6−シクロアルキル、R2がフェニル−C1ないしC3 −アルキル、R2が水素、 R4がフェニルおよびCIないしC4−アルキル、C1ないしC4−アルキルオ キシ、ハロゲンまたはヒドロキシで置換されたフェニルよりなる群から選択され 、および mが2である請求の範囲第1項記載の化合物。
- 9.6−シクロへキシル−2−フェニル−4−(フェニルメチル)−5,6,7 ,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]ピリド[3,4−d]ピリ ミジン−5,8−ジオンである請求の範囲第8項記載の化合物。
- 10.R1がC4ないしC3−シクロアルキル、R2がフェニル−C1ないしC 3−アルキル、R3がフェニルおよびC1ないしC4−アルキル、C1ないしC 4−アルキルオキシ、ヒドロキシまたはハロゲンで置換されたフェニルよりなる 群から選択され、 R4が水素であって、 mが1である請求の範囲第1項記載の化合物。
- 11.6−シクロヘキシル−6,7−ジヒドロ−3−フェニル−4−(フェニル メチル)−4H−ピラゾロ[1,5−a]ピロロ[3,4−d]ピリミジン−5 ,8−ジオンである請求の範囲第10項記載の化合物。
- 12.R1がシクロヘキシル、R2が −(CH2)n−(フェニル)C=NOC(O)−Gであって、R4がフェニル である請求の範囲第2項記載の化合物。
- 13.6−シクロヘキシル−6,7−ジヒドロ−4−[2−{[(1−オキソオ クチル)オキシ]イミノ]−2−フェニルエチル}−4H−ピラゾロ[1,5− a]ピロロ[3,4−d]ピリミジン−5,8−ジオンである請求の範囲第12 項記載の化合物。
- 14.6−シクロヘキシル−6,7−ジヒドロ−4−[2−{[(1−オキソヘ プチル)オキシ]イミノ}−2−フェニルエチル]−2−フェニル−4H−ピラ ゾロ[1,5−a]ピロロ[3,4−d]ピリミジン−5,8−ジオンの低極性 異性体である請求の範囲第12項記載の化合物。
- 15.6−シクロヘキシル−6,7−ジヒドロ−4−[2−{(1−オキソヘプ チル)オキシ]イミノ}−2−フェニルエチル]−2−フェニル−4H−ピラゾ ロ[1,5−a]ピロロ[3,4−d]ピリミジン−5,8−ジオンの高極性異 性体である請求の範囲第12項記載の化合物。
- 16.6−シクロヘキシル−6,7−ジヒドロ−4−[2−{[(1−オキソド デシル)オキシ]イミノ}−2−フェニルエチル]−2−フェニル−4H−ピラ ゾロ[1,5−a]ピロロ[3,4−d]ピリミジン−5,8−ジオンである請 求の範囲第12項記載の化合物。
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