JPH03505407A - 伸長可能な衣裳ハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 伸長可能な衣装ハンガー 本発明は、伸長可能な衣裳ハンガーに関する。

外端が，ズボンおよびスカート等の衣裳のウェストバンドを把持するようになっ ている衣裳ハンガーは，周知である．ハンガーが、種々のサイズのウェストバン ドに合わせるために用いる構造を有することも知られている。

しかしながら、８から２０の全サイズ範囲に合わせられるハンガーを構成するこ とは、これまでのところ困難であった．幅の変わるハンガーも提案されている． ここでは、２つの把持端が相互に依存して中央位置から移動し。

支持すべき衣裳のウェストバンドに接して止まり，ハンガーを選択位置に保持す る。

中央の案内体を有し、各端から２つの可動アームが延在する衣裳ハンガーを提供 することにより，これらの問題を克服しようとする少なくとも１つの試みがあっ た。

案内体は、中央に位置するフックとアームを連結して一方を動かすと他方を反対 方向に移動させる機構とを有している．係止装置が案内体にピボット可能に取り 付けられており，ピボット可能なレバーの形態をしている．このレバーは，ピボ ットの一側で一連のギザギザと係合し、アームがある方向に動かないように係止 する．ピボットの他側では、解除レバーである．解除レバーに圧力が加えられる と、ギザギザに係合する部分がギザギザから外れ、アームを解放していずれの方 向にも動くようにする。

不具合なことに，ハンガーをスカートのような衣裳の中に挿入すると，時として 、ハンガーの大部分は衣裳の中に在ることになり、係止装置を操作して可動アー ムを内方向に解放し、ハンガーから衣裳を外すのがむつかしくなる。

したがって、上記したような不具合を実質的に克服するハンガーを提供すること が好ましい。

本発明によれば、本体と，本体上に設けられハンガーを吊すためのフックと、本 体上に摺動可能に取り付けられ少なくとも一方向に自由に移動できる可動アーム と、本体上に位置し、上記少なくとも一方向とは反対の方向に動かないように， 本体に対して可動アームを係止する係止手段と、係止手段とは独立に取り付けら れており、係止手段を離れて操作し可動アームを解放して上記方向のいずれの方 向にも自由に移動可能とするためのレバーを備える解除手段とを有するハンガー が提供される。

本発明の１つの好ましい実施例では、種々のウェスト幅の衣裳を支持し、いった ん衣裳をハンガーにかけると。

所望の間隔で衣裳に適合する部分を保持するハンガーが提供される。

好ましくは、ハンガーには，少なくとも衣裳の所望範囲の最小幅より大きくない 幅の中央の案内と，中央の案内本体上に取り付けられ相互に反対方向に摺動可能 な２つのアームと、中央案内本体上の２つのアームに設けられ，アームが内方向 に動かないようにアームのそれぞれを選択された位置に係止するための係止手段 とが設けられる．係止手段は好ましくは，中央案内本体の少なくとも１つのスト ップと係合するように配置された，少なくとも１つのアーム上の一連のノツチま たは歯から成り、各アームを選択された一連の位置に配置または係止する。

この係合は，案内本体が、把持手段により衣裳をかける際に衣裳の重量によって アームを適宜位置まで外方向にり１き出すような構成を持っている場合には自動 的に得られる．適宜位置では、アームが内方向に移動しないように中央案内本体 に対して係止される．アームの上側および下側にラチェットを設けて，案内本体 の一端または各端にあるストップ部材と係合させるようにすると好都合である． あるいは、アームのそれぞれに，例えば案内本体の一端または各端で、案内本体 に好都合に配置される解除可能なキャッチと係合するラチェットの形体のものを 設けてもよい。

中央案内本体に設けた少なくとも１つのストップは、案内本体と一体的に形成す ることができ，ラチェットが延在する方向と平行な方向に本体から延在し、可動 アーム上のラチェットの歯と係合するように案内本体と一体的な端とは遠い方の 自由端上に歯を有する。部材およびラチェットの当座の係合歯は協働して，ハン ガーのアームが好ましくは内方向に移動するのを制限する。

連結している歯を外すための解除機構は好ましくは、少なくとも一方の可動アー ムの最外端にある衣裳把持手段の裏面または最内表面上に取り付けられる。

ハンガーをフックにより支持する時には、解除手段は、衣裳把持手段の頂部と一 体的に成形されている実質的に垂直方向に延在する弾性部分と、垂直部分に結合 され可動アームと実質的に平行な方向に延在するバ一部分とを有する。バ一部分 は好ましくはプラスチック材料から成り、可動アームのラチェツト歯と連動する 歯を自由端に持っているストップレバートのカム従軍板と係合する。

カム板は、ストップレバーの歯に隣接して配置するのが便利である。カム板は歯 の下方に延在し、しまたがって、解除機構のバ一部分の垂直方向上向きの動きに よってカム板に圧力が加えられると、バーの上縁がストップ１ツバ−のカム板と 係合し、レバーを押し上げて、その歯を可動アーム上のラチェットの歯から外す 。したがって、伸長可能なアームは自由に動き得る。

解除機構のバ一部分の垂直方向上向きの動きは、バ一部分から外方へ延び、バ一 部分が関連づけられている可動アームの側面にある角度のついたスロット内に延 びる１以上のピンによって達成される。可動アームの移動方向に対するスロット の角度は４５°であり、バ一部分が外方向に移動すると、ピンはスロットに係合 し、バ一部分を上方に動かしてカム板に係合させる。２本のピンは、好ましくは 、バ一部分において長手方向に間隔を置いた関係にあり、したがって、バ一部分 は可動アームと平行のまま留まり、可動アームおよび中央案内部の相対的な位置 にかかわらず、カム板に対してバー・部の水平運動を保証する。

好ましくは、アームのそれぞれの両端には、中央の案内本体に回転可能に取り付 けられている中央の位置にあるギヤホイールと係合する歯またはギヤ部が設けら れており、一方のアームを内方向または外方向へ動かすと。

他のアームは反対方向に移動し、両アー・ムは内方向または外方向に一緒に移動 する。また、アームを確実に一連の位置に係止するために、アームの少なくとも 一方には、中央案内本体の適当な係止手段と係合する一連のノツチまたはストッ プ部が設けられている。

つぎに、本発明の一実施例を、添付の図面を参照して説明する。図面は本発明に よる伸長可能な衣裳ハンガーの部分側面図を示す。

図面を参照すると、伸長可能な衣裳ハンガーは、ハンガーを吊すための、中央に 位置するフック２を有する中空の案内体１を備えて提供される。フックは、案内 部１のブツシュ２Ａに回転可能に取り付けられる。２つのアーム３．４は、中空 の案内体１内に慴動可能に取り付けられ、各アームの内端は幅減少部分３Ａ、４ Ａを有する。

幅減少部分には、それぞれ、各アームから内側に延びるギヤ歯部分５．６がある 。したがって、アーム３．４の一方を一方向に動かすと、各ギヤ歯部分とホイー ル７との間の相互作用により、他方のアームが反対方向に移動する。

アーム３の一方には、ラチェット部８が設けられている。図面に示すように、ラ チェット部８は、アームの外端に向かってかつその上側表面に設けられている複 数の歯から成る。案内体１の対応端には、一体に形成されたストップレバー９を 持ち、ラチェット８と係止可能に係合する。中央案内体と一体に成形された端か ら遠い方のレバー９の端には、対応して歯が形成されており、上方および下方に 動いてラチェット８上の歯と係合したり外れたり自由にできる。アーム３．４の 各外端には、衣裳把持装置１０および１１が設けられている。衣裳把持装置は、 アーム３．４の長手方向の軸に対して角度があり、使用時に衣裳がすベリ落ちな いようになっている。

各衣裳把持装置１０．１１は、それぞれアーム３．４の上または下に延在する。

衣裳把持装置の一方には、その上方部分に、ギザギザのついた把持部２１を有す る実質的に垂直方向に延在する作動アーム２０が一体的に形成されている。第２ のギザギザのついた部分２１Ａは、上記一方の把持装置の外側の曲線表面に設け られている。

カム操作バー２２は、衣裳把持装Ｗ１０に取り付けられている端と反対側の、作 動アーム端に取り付けられており、アーム３と実質的に平行な方向に作動アーム ２０の横方向に延在しでいる。カム操作バー２２は、２部から成る構成を有し、 それぞれプラスチック材の薄片から成り、これら薄片は各薄片の主面の平面が相 互に直角になるように取り付けられている。カムバー２２の第１の部分は、比較 的短い長さすなわちプラスチック材片２３であり、衣裳把持バー１０に一体的に 結合している部分から遠い方の、作動アーム２ｏの端に直接取り付けられている 。カムパー２２の第２の部分２４は主面が垂直方向にあり、部分２３よりずっと 長く、アーム３および４が完全に伸長していてもストップレバー９の下まで延在 する。アーム３には、その−側の長さに沿って隆起（図示せず）が設けられてお り、カムパー２２をアーム３に隣接してかつ中央の案内体１内に支持する。

２本のピン２５は、可動アーム３に面するバ一部分の主面から直角方向外側に延 在する。アーム３の方には、一対のスロット２８がある。スロットは、バ一部分 に隣接して、アーム３の表面に設けられており、ピン２５を受ける。その結果、 バ一部分２４が可動アーム３の移動方向に平行な方向に動くにつれて、ピン２６ はスロットを定義する壁面に係合する６スロツトは、好ましくは。

可動アームの長手方向の軸に対して４５°の角度になっている。バ一部分２４が さらに移動すると、ピン２５はスロット２８に沿ってさらに延び、バ一部分は上 方に動いてストップレバー９の自由端上の歯に隣接して設けられているカム板３ ０と係合し、上記−側車の歯の下に延びる。

ハンガーの作用を説明するに際して、アーム３．４は最も内側の位置にあると仮 定する。この位置では、里なる部分３Ａ、４Ａの自由端１２．１３は、対向する アームの端壁１５．１４にそれぞれ当接している。

ついで、伸長可能な衣裳ハンガーを、スカートまたはズボンのような衣裳のウェ ストバンドの中に、たとえば衣裳把持装置１０をウェストバンドに当てるように して置く、衣裳把持装Ｗ１１がウェストバンドの反対側に係合するまで、アーム ４を中央案内体１の外方向にひっばる。アーム４が外方向に移動するにつれて、 アーム３は自動的に外方向に移動し、衣裳のウェストバンドが幅いっばいとなる 。ストップレバー９上の歯はラチェツト歯８と係合し、アーム３．４が内方向に 移動するのを防ぐ。

このようにして、衣裳を伸ばしたりまたは歪めたりすることなく、衣裳をウェス トバンド位置でしっかりと支持することが保証される。

衣裳は、親指および人さし指を、たとえば圧力グリップに当てて作動アーム２０ を矢印２６の方向に動かし。

作動アームおよびバ一部分２２を衣裳把持部材１０の裏面２７方向へ動かすこと によって、ハンガーから外す。

矢印２６の方向に圧力がかかると、バ一部分２２上のピンは、可動アーム３のス ロットの傾斜壁面と係合し、バ一部分２２を可動アーム３に対して横方向上方に 移動させ、それによって、レバー９の自由端上の歯に隣接して位置しているカム 板３０の縁と係合し、レバーの歯を強制的に歯８から外し、アーム３および４が いずれの方向にも自由に動けるようにする。いったんアーム３および４が最内側 位置に向かって動かされると、衣裳はノ）レバーから外すことができる。

ストップレバー９はその一端が中央案内体と一体的に形成されているが、レバー は別個に案内体に取り付けることもできる。

本発明は、ハンガーの一端にある係止装置および／または解除装置に言及して記 載したが、このような装置は、衣裳ハンガーの両端に設けることもできる。

他の実施例では、作動レバー２０をピボット可能に中央に取り付けたレバーを設 け、はさみのような動きを持たせ、それによって矢印２６の方向に作動レバーに 圧力を加えることによって、バ一部分２２をハンガーの中央方向に動かして、可 動アームと別れさせて、係止装置を外すこともできる。

本発明による伸長可能な衣裳ハンガーの１つの他の構成では、作動アーム２ｏお よびカムバー２２は、上記と実質的に同じように構成されるが１作動アームが中 央のフック２を支持するブツシュ２Ａの延長部分に取り付けられるように配置さ れる。開口が中央案内体に設けられ、カムパー２２との連結部分がストップレバ ー９に取り付けたカム板を動かせるようにする。

バ一部分２３は、十分な圧力が作動アーム２０およびアーム２０の結合部に加え られるとお辞儀をするに足る弾性があり、バ一部分２３は衣裳把持装置１０の裏 面に係合する。このお辞儀作用は、たとえば中央フック２の領域でバー２２の反 対側の端に圧力を加えることにより連結歯を外すためにカム板の方へバ一部分２ ２を上げる際に助けとなる。

本発明によるさらに他の伸長可能な衣裳ハンガーでは、ギヤ歯部分およびホイー ルを、対向端間にピボット可能に取り付け、かつその対向端で、アーム３．４の 内端のそれぞれに結合したレバーと置き換えることにより、アーム３，４の移動 を得ることができる。

別の実施例では、２を超える数のピン２５、たとえば３本または４本のピンを設 け、それぞれに対応するスロット２８を設けるようにすることができる。

バー２４は、ストップまたはカムレバー９を上げるために案内体１の左手方向に 動かすように記載されているが、バー２４は、上記のはさみ作用実施例において 示したように案内体１の右手方向に移動させることもできる。

この場合、スロット２８は、添付の図面に示すように左手側に対して４５″′で 、はなく、案内体の右手側に対して約４５°の角度となる。

スロットの角度を４５°であると記載したが、約５〜８０＠の範囲内の任意の角 度でよい。

国際調査報告 国際調査報告 ＧＢ　８８００９１９ ＳＡ　　２５２５８

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．本体と、本体上に設けられハンガーを吊すためのフックと、本体上に摺動可 能に取り付けられ少なくとも一方向に自由に移動できる可動アームと、本体上に 位置し、上記少なくとも一方向とは反対の方向に動かないように、本体に対して 可動アームを係止する係止手段と、係止手段を解放する解除手段とから成る衣裳 ハンガーであって、解除手段が、係止手段とは独立に取り付けられており、係止 手段を離れて操作し、可動アームを解放して上記方向のいずれの方向にも自由に 移動可能とするためのレバーを備えていることを特徴とする衣裳ハンガー。
2. ２．解除手段は可動アーム上に取り付けられていることを特徴とする請求項１記 載のハンガー。
3. ３．解除手段は実質的に垂直方向下方に延在する弾性部分と、本体内を摺動可能 な可動アームに対して潜在的に平行な方向に延在するバー部分とを有しているこ とを特徴とする請求項１または２記載のハンガー。
4. ４．解除手段は、可動アームの少なくとも一方の最外端にある衣裳把持部材の裏 面または最内側表面上に取り付けられていることを特徴とする請求項３記載のハ ンガー。
5. ５．係止手段は、案内本体上にピボット可能に取り付けられているとともに係止 手段の面端に一連のノッチまたは歯を有するアームを有し、上記歯は、可動アー ムの少なくとも１つの歯と係合してアームを選択された一連の位置に係止するよ うに構成されていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のハンガー。
6. ６．可動アームの上側および下側に設けられ、案内の一方または各端にあるスト ップ部材と係合可能なラチェットを特徴とする請求項５記載のハンガー。
7. ７．ラチェットが本体上にある解除可能なキャッチと係合可能であることを特徴 とする請求項６記載のハンガー。
8. ８．本体は、少なくとも衣裳の所望範囲の最小幅より大きくない幅の中央の案内 と、中央の案内本体上に取り付けられ相互に反対方向に摺動可能な２つのアーム と、各アームの自由最外端にある衣裳把持部材と、中央案内本体上の２つのアー ムに設けられアームが内方向に動かないようにアームのそれぞれを選択された位 置に係止するための上記係止手段とを備えることを特徴とする前記請求項のいず れかに記載のハンガー。
9. ９．本体上に本体と一体的に形成され、ラチェットが延在する方向と平行な方向 に延在する少なくとも１つのストップを備え、ストップが本体と一体的な端とは 遠い方の自由端に歯を有して、可動アーム上のラチェットの歯と係合することを 特徴とする前記請求項のいずれかに記載のハンガー。
10. １０．ストップレバーに設けたカム従車を備え、カム従車は歯の下方向に延びて 、解除手段のバー部分の垂直方向上向きの動きによってカム従車に圧力が加えら れると、バーの上縁はストップレバーのカム板に係合し、レバーを上向きに押し てその歯を可動アーム上のラチェットの歯から外させることを特徴とする請求項 ９記載のハンガー。
11. １１．バー部分から外向きに、バー部分が関連する可動アームの側面にある角度 のついたスロット内に延びるピンを特徴とする請求項１０記載のハンガー。
12. １２．可動アームの移動方向に対するスロットの角度が４５°であることを特徴 とする請求項１１記載のハンガー。
13. １３．各アームは、本体に回転可能に取り付けられた、中央に位置するギヤホイ ールと係合可能な歯付きまたばギヤ部分を有し、一方のアームを内方向または外 方向に移動すると他方を反対方向に移動させ、したがって両アームを一緒に内方 向または外方向に移動させることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のハ ンガー。