JPH0527098Y2 - - Google Patents

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JPH0527098Y2
JPH0527098Y2 JP11384588U JP11384588U JPH0527098Y2 JP H0527098 Y2 JPH0527098 Y2 JP H0527098Y2 JP 11384588 U JP11384588 U JP 11384588U JP 11384588 U JP11384588 U JP 11384588U JP H0527098 Y2 JPH0527098 Y2 JP H0527098Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主としてクリーニング店や家庭にお
いて、クリーニングの仕上つたズボン、スカート
等を懸吊する場合に使用されるものであつて、可
撓性接続部で一体に連結されて開閉自在となつた
一対の開閉脚を、フツク部材の回動起倒操作によ
り開閉させるようにした合成樹脂製の衣服用挟着
ハンガーに関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の衣服用挟着ハンガーとしては、
特公昭61−27080号公報に開示されているように、
開閉用湾曲板部の両端に開閉腕を延設するととも
に該開閉腕の自由端部に挟持部を設けた挟持具本
体と、開閉操作用の脚部を有しその先端部が前記
開閉腕の内面に係合し、該係合部分を回動支点部
として開閉脚の開閉方向と同一平面で回動するフ
ツク部材とからなり、該フツク部材の回動によつ
て開閉脚先端部の挟持部を開閉するようにした衣
服用挟持ハンガーにおいて、挟持部の開閉手段
を、一対の開閉脚のそれぞれに、フツク部材の開
閉操作用の脚部を挿通し回動するための挿入口を
開閉脚の中央部縦方向に開設するとともに、各挿
入口に突出する複数個の開閉操作用突起を形成
し、フツク部材の下端には、前記開閉操作用突起
を導入する切欠溝及びこの開閉操作用突起を規制
的に案内する係合溝を有する開閉操作用脚部を連
設し、フツク部材の開閉操作用脚部を開閉脚の挿
入口から挿入して、該挿入口に突設されている開
閉操作用突起を、切欠溝に通して係合溝に係合さ
せるように両者を結合する手段としたものであ
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが上記従来の衣服用挟着ハンガーは、開
閉脚の挿入口に突設された開閉操作用突起を、切
欠溝を通して係合溝に係合させるために、挟着具
本体とフツク部材との係合組立は簡単にできる
が、逆に両者の係合の解除も簡単になり、また開
閉操作用突起と、これを規制的に案内する係合の
摩耗等によつて、組立後の取扱中や使用中に不用
意に開閉具本体とフツク部材との係合が解除され
て開閉機能を早期に喪失するため不便であるとと
もに耐久性において難点があつた。
またフツク部材の回動が、開閉脚の開閉方向と
同一平面で行なわれるため、挟着具本体側に開閉
方向の力が作用する時、例えば、適宜間隔で懸吊
されている衣服を寄せたり、懸吊されている衣服
に風圧が作用した時、実質的にフツク部材が挟着
解除方向に容易に回動して挟着が解除され、衣服
がハンガー本体から外れて落下する等、その取扱
いを困難とする等の欠点もあつた。
本考案は、開閉具本体とフツク部材との係合が
組立後の取扱中や使用中に容易に解除されること
がなく、また挟持具本体による挟持状態が、挟持
具本体の開閉方向の力の作用だけでは解除されず
確実に挟持状態を確保することのできる衣服用開
閉ハンガーを提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の衣服用挟持
ハンガーは、開閉用湾曲板部の両端に開閉腕を延
設するとともに、該開閉腕の自由端部に挟持部を
設けた挟持具本体と、開閉操作用の脚部を有しそ
の先端部が前記開閉腕の内面に係合し、該係合部
分を回動支点部として開閉脚の開閉方向に回動す
るフツク部材とからなり、該フツク部材の回動に
よつて開閉脚先端部の挟持部を開閉するようにし
た合成樹脂製の衣服用挟持ハンガーにおいて、挟
持部の開閉手段を、挟持具本体の開閉用湾曲板部
を湾曲した際の頂部位置に横長孔と該横長孔の一
端部に連続して一方の開閉腕の中央部に至る斜長
孔とからなるL形長孔を開設するとともに、逆U
字形に湾曲した際の開閉腕のそれぞれの内面に、
挿通孔を有する門形をした引き寄せ枠を、斜長孔
の無い開閉腕側の引き寄せ枠が下方となる齟齬状
態で突設した構成とし、フツク部材の操作用脚部
をL長孔から各引き寄せ枠内に挿通してその先端
部を下の引き寄せ枠に掛止させ、フツク部材の操
作用脚部をL長孔の斜長孔に沿つて回動させて湾
曲頂部の横長孔部に係合させる手段としたことを
特徴とする衣服用挟着ハンガーの構成を要旨とす
るものである。
(実施例) 次に本考案の衣服用挟着ハンガーの実施例を図
面に基づいて説明すると以下の通りである。
第1図は本考案の好適な実施例に係る衣服用挟
着ハンガーの分解図であつて、挟着具本体1とフ
ツク部材2とから構成されており、第2図は組立
状態正面図、第3図は同右側面図、第4図は第2
図のA−A線における断面図、第5図は第3図の
B−B線における断面図である。
まず挟着具本体1の構成を説明すると、挟着具
本体1は軟質合成樹脂、例えばポリプロピレンか
らなり、湾曲内面側両側に平均的に湾曲させるた
めのイボ状突起3を整列させた開閉用湾曲板部4
の両端に開閉腕5a,5bを延設するとともに、
該開閉腕5a,5bのそれぞれの自由端部に挟持
歯6を有する横長の挟持部7を設け、各挟持部7
の左右のそれぞれの開閉腕5a,5bとを補強腕
8で連設した構成とする。
そして挟持具本体1の開閉用湾曲板部4を湾曲
した際の頂部位置巾方向に横長孔9と該横長孔9
の一端部に連続して一方の開閉腕5aの中央部に
至る斜長孔10とかならるL形長孔11を開設す
るとともに、挟持具本体1を逆U字形に湾曲した
際の開閉腕5a,5bのそれぞれの内面に、挿通
孔12を有する門形をした引き寄せ枠13a,1
3bを、斜長孔10を形成しなかつた側の開閉腕
5bの引き寄せ枠13bが下方となる齟齬状態で
かつ夫々の挿通孔12の中心が略同一線上となる
ようにそれぞれの開閉腕5a,5bに突設した構
成とする。
尚、前記挿通孔12は、引き寄せ枠13aの方
が開孔面を広く開設する。
一方フツク部材2は、フツク14の根元部分
に、先端に弾性付与切込み15と両肩部を掛止肩
16とした矢形の掛止端部17を有し、前記引き
寄せ枠13aの挿通孔12を通過後、引き寄せ枠
13bの挿通孔12に掛止される操作用脚部18
を一体に延設した構成とし、該操作用脚部18の
根元部分には摺接用段19を形成する。
上記のように構成した挟着具本体1とフツク部
材2とは、まず挟着本体1をその開閉用湾曲部4
を、引き寄せ枠13a,13bが内側で齟齬状態
となるように逆U字形に湾曲した後、フツク部材
2の操作用脚部18を、その先端部の掛止端部1
7をL形長孔11から挿入することにより引き寄
せ枠13aに挿通し、掛止端部17を合成樹脂の
弾力を利用して引き寄せ枠13bの挿通孔12に
無理に押込んで掛止肩16を引き寄せ枠13bに
掛止することにより結合する(第4図、第5図参
照)。この場合、操作用脚部18はその長手方向
には移動しないが、それぞれの挿通孔12内で傾
動できる状態で掛止されている。
この衣服用挟着ハンガーの開閉操作は、フツク
部材2の操作用脚部18をL形長孔にガイドさせ
て回動することにより行なうのであるが、第2図
乃至第4図に示すように挟持部7が閉じた状態に
ある場合には、フツク部材2の操作用脚部18は
湾曲頂部の横長孔9の中央部から鉛直下方に垂下
して引き寄せ枠13a,13bを貫通して引き寄
せ、挟持部7を閉じた状態に維持し、フツク部材
2の操作用脚部18を、その樹脂弾性を利用して
横長孔9の端へ移動させたのち斜長孔10にガイ
ドさせて回動させると、操作用脚部18は引き寄
せ枠13aの挿通孔12内を傾動しながらその先
端部が開閉脚5bを押すのと引き寄せ枠13a,
13bの僅かな弾性変形による作用とにより挟持
部7が開かれる(第4図参照)。
そして挟持部7を閉じる場合には、前記操作と
は逆にフツク部材2をL形長孔11の斜長孔10
にガイドさせて回動起立させると、起立度合に応
じて操作用脚部18が引き寄せ枠13a,13b
を中心方向へ引き寄せるようになる。
この操作用脚部18が斜長孔10の上端に至つ
た時に完全に挟持部7相互は閉じられ、操作用脚
部18はその弾性復元力で横長孔9の中央部へ復
帰してロツクされる状態となり、挟持部7相互の
閉じ状態を確保するようになる。
(考案の作用効果) 以上説明した本考案に係る衣服用挟持ハンガー
は、一対の挟持部の開閉手段を、挟持具本体の開
閉用湾曲板部を湾曲した際の頂部位置に横長孔と
該横長孔の一端部に連続し一方の開閉腕の中央部
に至る斜長孔とからなるL形長孔を開設するとと
もに、逆U字形に湾曲した際の開閉腕のそれぞれ
の内面に、挿通孔を有する門形をした引き寄せ枠
を、斜長孔の無い開閉腕側の引き寄せ枠が下方と
なる齟齬状態で突設した構成とし、フツク部材の
操作用脚部をL長孔から各引き寄せ枠内に挿通し
てその先端部を下の引き寄せ枠に掛止させ、フツ
ク部材の操作用脚部をL長孔の斜長孔に沿つて回
動させて湾曲頂部の横長孔部に係合させる手段と
したから、挟持具本体を逆U字形に湾曲した際の
開閉腕のそれぞれの内面に、二個の引き寄せ枠の
挿通孔が鉛直方向なり、挟持具本体とフツク部材
の組立てにおいては、単にフツク部材の操作用脚
部を鉛直方向に押込めば簡単に結合することがで
きるとともに、押込んだ操作用脚部の先端の掛止
端が下方の引き寄せ枠に掛止されて不用意に離脱
することがない。
また二個の引き寄せ枠を齟齬状態に対向させこ
れに操作用脚部を挿通しているので、操作用脚部
の回動によつて確実に開閉が為されるようになる
とともに、従来の開閉操作用突起とこれを規制的
に案内する係合溝の摩耗による早期機能の喪失が
解消され耐久性に優れたものとなり、構造簡単に
して安価な衣服用挟着ハンガーが提供できる。
特に本考案においては、フツク部材の挟持具本
体に対する回動を、合成樹脂材の弾性を利用し、
横長孔とこれに連続する斜長孔からなるL形長孔
にガイドさせる構成としているので、フツク部材
の回動が、開閉脚の開閉方向と同一平面とはなら
ず、挟持状態においてロツク状態が形成されるよ
うになり、適宜間隔で懸吊されてい衣服を寄せた
り、懸吊されている衣服に風圧が作用して回動方
向に力が作用しても、フツク部材は挟着解除方向
に回動することがない。
従つて、不用意に挟着が解除されて衣服がハン
ガー本体から落下する等の欠点を解消することが
できる等実用的に優れた作用効果を達成する。
さらに実施例のように横巾のある挟持部に補強
腕を設けた場合には、該挟持部に加わるアンバラ
ンスな力に対する耐久性に優れるだけでなく、強
固且つ確実な挟持ができるようになる。
従つて本考案によれば、衣服用挟持ハンガーを
構成する挟持具本体とフツク部材とを、安全かつ
簡単に係合させて組立ることができるとともに、
組立後の取扱中や使用中に不用意に係合が解除さ
れて組立直しが必要となる等の不都合がなく、さ
らにフツク部材の回動起倒操作を円滑に行なえる
等実用的に優れた衣服用挟持ハンガーを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例に係る衣服用挟
着ハンガーの分解図、第2図は組立状態正面図、
第3図は同右側面図、第4図は第2図のA−A線
における断面図、第5図は第3図のB−B線にお
ける断面図である。 1……挟着具本体、2……フツク部材、3……
イボ状突起、4……開閉用湾曲板部、5a,5b
……開閉腕、6……挟持歯、7……挟持部、8…
…補強腕、9……横長孔、10……斜長孔、12
……挿通孔、13a,13b……引き寄せ枠、1
4……フツク、15……弾性付与切込み、16…
…掛止肩、17……掛止端部、18……操作用
脚、19……摺接用段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉用湾曲板部の両端に開閉腕を延設するとと
    もに、該開閉腕の自由端部に挾持部を設けた挟持
    具本体と、開閉操作用の脚部を有しその先端部が
    前記開閉腕の内面に係合し、該係合部分を回動支
    点部として開閉脚の開閉方向に回動するフツク部
    材とからなり、該フツク部材の回動によつて開閉
    脚先端部の挟持部を開閉するようにした合成樹脂
    製の衣服用挟持ハンガーにおいて、挟持部の開閉
    を、挟持具本体の開閉用湾曲板部を湾曲した際の
    頂部位置に横長孔と該横長孔の一端部に連続して
    一方の開閉腕の中央部に至る斜長孔とからなるL
    形長孔を開設するとともに、逆U字形に湾曲した
    際の開閉腕のそれぞれの内面に、挿通孔を有する
    門形をした引き寄せ枠を、斜長孔の無い開閉腕側
    の引き寄せ枠が下方となる齟齬状態で突設した構
    成とし、フツク部材の操作用脚部をL長孔から各
    引き寄せ枠内に挿通してその先端部を下の引き寄
    せ枠に掛止させ、フツク部材の操作用脚部をL長
    孔の斜長孔に沿つて回動させて湾曲頂部の横長孔
    部に係合させる手段としたことを特徴とする衣服
    用挟着ハンガー。
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