JPH0350526Y2 - - Google Patents

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JPH0350526Y2
JPH0350526Y2 JP12449684U JP12449684U JPH0350526Y2 JP H0350526 Y2 JPH0350526 Y2 JP H0350526Y2 JP 12449684 U JP12449684 U JP 12449684U JP 12449684 U JP12449684 U JP 12449684U JP H0350526 Y2 JPH0350526 Y2 JP H0350526Y2
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は2色画像形成装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来の2色画像形成方法について説明すると、
導電性基体1b上に光導電体層1aを形成してな
る両極性の感光体1(第3図及び第4図)上に1
次帯電器2により所定極性の、たとえば負極性の
均一な1次帯電を行い(第2図a),次いで赤フ
イルタ3を介して白地部に赤色部および黒色部を
有する2色の原稿の像露光を行つて感光体1の黒
色対応部Bにのみ十分な大きさの負電荷を残す形
で第1静電潜像を形成する。(第2図b)。次に2
次帯電器4により上記1次帯電とは逆極性である
正の2次帯電を行い(第2図c)、シアンフイル
タ5を介して再度原稿の像露光を行つて感光体1
の赤色対応部Rにのみ十分な大きさの正電荷を残
す形で第2静電潜像を形成する(第2図d)。そ
の後上記各潜像を黒色トナーBTおよび赤色トナ
ーRTで現像することで2色画像を得る(第2図
e)。
ここで上記2次帯電を行う2次帯電器4として
そのコロナイオン照射用開口部に導体部6aと絶
縁体6bからなるコロナイオン流制御用のスクリ
ーン部材6を配置したもの(第3図および第4
図)を用いる方法が提案されている。
この方法によると、コロナワイヤ4bから生じ
た正のコロナイオンがスクリーン部材6の絶縁体
部6bに付着して絶縁体部6bが荷電されると同
時に導体部6a側には負の電荷が誘起されるた
め、スクリーン開口穴中に絶縁体部6b側から導
体部6a側に向かう電場が形成される。この電場
は後続の正コロナイオンに対して加速電界として
作用するために、多数の後続の正コロナイオンは
加速され直進性を増してスクリーン開口穴を通過
し、導体部6a側に印加された電圧により感光体
1との間に生じる電界の働きで感光体1上に直進
的に到達する。従つて負極性の第1静電潜像に正
極性の2次帯電を行うと、正コロナイオンが負極
性の高電位部、たとえばエツジ部等へ集中的に流
れ込むことが阻止され、第1静電潜像を全体的に
正極性側にシフトさせることが可能となる。
〔従来技術の問題点〕
上記構成によるとスクリーン部材6のスクリー
ン開口穴を通過するコロナイオン量は絶縁体部6
bが荷電されることで形成される電場の強さに依
存するが、特に温湿度等の環境条件の変動がある
場合やコロナワイヤ4bまたはシールド4aの汚
れによつてコロナワイヤ4bに発生するコロナイ
オン量が変動する場合に絶縁体部6bの荷電され
る度合が変化してしまう。従つて、絶縁体部6b
が小量しか荷電されないとスクリーン開口穴中に
形成される電界が弱く、コロナイオンの通過量が
少なくなるとともに十分な直進性が得られなくな
り、また逆に絶縁体部6bが過剰に荷電されると
スクリーン開口穴中に形成される電界が強くなり
過ぎてしまい、コロナイオンの通過が阻止されて
しまう。つまりスクリーン開口穴を通過するコロ
ナイオン量が変化してしまい安定した2次帯電が
行われず、最終的に形成される2色画像も良質な
ものは得られない。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の欠点に鑑み、安定した2次
帯電を行い長期間に亘つて濃度の安定した鮮明な
2色画像が得られる2色画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は上記目的を達成するために、所定極性
の1次帯電を行い、像露光,現像等により第1静
電潜像あるいは第1顕像を形成したままの感光体
上に前記1次帯電とは逆極性の2次帯電を行うに
あたつて、コロナイオン照射用開口部もしくはそ
の近傍にコロナイオン発生部側から順に第1導体
部,第1絶縁体部,第2導体部の3層構造からな
るコロナイオン流制御スクリーンと、前記第1導
体部と前記第2導体部間に電位差を生じさせる手
段とコロナ放電器を用いることを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案の実施例について図面を参照しなが
ら詳述する。
第5図は本考案の一実施例を示す2色画像形成
装置の断面図である。
1はアルミニウム等の導電性基体1b上に光導
電体層1aを形成してなる両極性の感光体(第1
図)であり、図示する矢印方向に回転可能に設け
られている。感光体1の周囲には1次帯電器7,
2次帯電器8,現像器9および10.極性合せ帯
電器11,転写器12,分離器13,クリーナ1
4,イレーサランプ15が順次配置されている。
2次帯電器8の構成を第1図に示す。2次帯電
器8はシールド8aとコロナワイヤ8bとからな
り、そのコロナイオン照射用開口部近傍にはスク
リーン部材19が配置されている。スクリーン部
材19は多数の微細な開口穴を有するもので、第
6図に示すごとく導体部19aと絶縁体部19b
と導体部19cの3層構造からなり、導体部19
aはコロナイオン発生部側に、導体部19cは感
光体1側にそれぞれ位置し、導体部19aと導体
部19c間には電源21により一定の電圧Vaが
印加され、導体部19cには電源22により一定
の電圧Vbが印加される。絶縁体部19bはたと
えば厚さ30μm程度のポリエステル樹脂薄膜、ま
た導体部19a,19cはいずれも厚さ20μm程
度の鉄,アルミニウム等の導電性薄膜が使用され
る。第7図はスクリーン部材19のスクリーン開
口穴19dの形状の1例を示したものである。
次に以上の構成における動作について説明す
る。
まず感光体1を−6.2KVの電圧を印加した1次
帯電器7により負極性に均一帯電させる。次いで
赤フイルタ16を介して白地部上に赤色部と黒色
部とを有する2色の原稿の光像を露光し、感光体
1上の黒色対応部にのみ十分な負電荷を残す形で
の第1静電潜像を形成する。次にスクリーン部材
19の導体部19c側に+2.5KVを、導体部19
aと導体部19c間に+100Vを、そしてコロナ
ワイヤ8bに+6.0KVの電圧をそれぞれ印加した
2次帯電器8により正極性の2次帯電を行つて感
光体1の黒色対応部以外の赤色対応部および白地
対応部を正極性に反転させる。
ここで導体部19aと導体部19c間に+
100Vが印加されているので、スクリーン開口穴
中には導体部19a側からの導体部19cへ向か
う電場が形成される(第6図参照)。このように
して生じた電場は、正のコロナイオンに対して加
速電界として作用するために多数の正のコロナイ
オンが加速され、直進正を増して開口穴を通過で
きる。開口穴を通過した後、正のコロナイオンは
スクリーン部材19の導体部19c側に印加され
た電圧と感光体1間に生じる電界の働きで感光体
1側に直進的に突き進み到達する。よつて負極性
の第1静電潜像を担持したままの感光体1に正帯
電を行う際、正のコロナイオンが逆極性の負の高
電位部、たとえばエツジ部へ集中的に流れ込んで
しまうのを阻止し、第1静電潜像を乱すことなく
全体的に正極性側にシフトさせることが可能とな
る。
2次帯電後、シアンフイルタ17を介して再度
画像露光を行つて感光体1上の赤色対応部にのみ
正電荷を残す形での第2静電潜像を形成する。こ
のようにして形成された正および負の極性の静電
潜像を、各潜像部と逆極性に帯電された異なる2
色の黒色トナーと赤色トナーをそれぞれ含む黒お
よび赤の現像器9および10で順次現像し、極性
合せ帯電器11により2色のトナー極性を同一に
した後、転写器12により赤・黒両トナー像を一
括して転写紙18上に転写する。転写後、転写紙
18は分離器13により感光体1から分離され、
図示しない定着手段により定着すると最終的な2
色画像が形成される。なお、感光体1に残留する
トナーはクリーナ14で除去され、さらに残留電
荷はイレーサランプ15で消去されて新たな画像
形成に備えられる。
ところで、上記2次帯電において、スクリーン
部材19の導体部19aと導体部19c間には電
源21により一定の電圧Vaが印加されているの
で開口穴中に形成される加速電界の強さは一定で
あり、スクリーン開口穴を通過るコロナイオン量
も一定となる、従つて環境条件の変動やコロナワ
イヤの汚れ等の発生にもかかわらず安定した2次
帯電が行われるので、潜像部電位が常に一定とな
り長期間に亘つて濃度の安定した鮮明2色画像が
形成される。
またスクリーン部材19と感光体1表面との距
離は、できる限り接近させた方が効果的である。
しかし、あまり近づけすぎると感光体1表面と導
体部との間で火花放電が生じてしまう。このため
上記本実施例の構成ではスクリーン部材19の導
体部と感光体1表面との距離は1〜5mmに設定す
るのが望ましい。
また第8図はスクリーン部材の他の構成を示し
たもので、絶縁体部が感光体1側にさらにもう1
層設けられている。すなわちスクリーン部材20
は絶縁体部20bとこの絶縁体部20bの上下両
面に設けられた導体部20aおよび20cと、さ
らに導体部20cの下側(感光体側)に設けられ
た絶縁体部20dとから構成される。このような
構成とすれば感光体側の絶縁体部20dにより感
光体1表面と導体部20cとの間の火花放電を押
えることができるので、スクリーン部材と感光体
1表面との距離をさらに小さく設定することがで
きる。
また、上記実施例ではスクリーン部材へのバイ
アス印加用として電圧印加電源22を用いたが、
これに替えて抵抗等を介してスクリーン部材の導
体部のうち少なくとも一方を接地してもよい。こ
の場合、コロナイオンが導体部に流れ込むことに
より抵抗の大きさに応じた電圧が生じる。
なお、上記2色画像形成プロセスだけでなく両
極性の感光体に所定極性の1次帯電を行い、赤フ
イルタを介して原稿の像露光を行つて第1静電潜
像を形成し、該第1静電潜像を黒色トナーにて現
像し、引き続いて前記1次帯電とは逆極性の2次
帯電を行い、シアンフイルタを介して前記原稿の
像露光を行つて第2静電潜像を形成し、該第2静
電潜像を赤色トナーにて現像する2色画像形成装
置においても、本考案における2次帯電を行うと
同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案の2色画像形
成装置は、安定した2次帯電を行い長期間に亘つ
て濃度の安定した鮮明な2色画像を形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における2次帯電器の断面図、
第2図は2色画像形成のプロセス図、第3図は従
来の2次帯電器の1例を示す断面図、第4図は従
来のスクリーン部材の断面図、第5図は本考案の
一実施例を示す2色画像形成装置の断面図、第6
図は本考案におけるスクリーン部材の断面図、第
7図はスクリーン部材の平面部、第8図はスクリ
ーン部材の他の構成を示す断面図である。 1……感光体、8……2次帯電器、19,20
……スクリーン部材、19a,19c,20a,
20c……導体部、19b,20b,20d……
絶縁体部、21,22……電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定極性の1次帯電を行い、像露光、現像等
    により第1静電潜像あるいは第1顕像を形成し
    たままの感光体上に前記1次帯電とは逆極性の
    2次帯電を行うにあたつて、コロナイオン照射
    用開口部もしくはその近傍にコロナイオン発生
    部側から順に第1導体部,第1絶縁体部,第2
    導体部の3層構造からなるコロナイオン流制御
    スクリーンと、前記第1導体部と前記第2導体
    部間に電位差を生じさせる手段と、 を配置したコロナ放電器を用いることを特徴と
    する2色画像形成装置。 (2) 前記第2導体部の前記感光体側にさらに第2
    絶縁体部を設けたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の2色画像形成装置。 (3) 前記第1導体部と前記第2導体部を第1定電
    圧電源を介して接続することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項もしくは第2項記載
    の2色画像形成装置。 (4) 前記第2導体部を第2定電圧電源を介して接
    地もしくは、前記第1導体部または第2導体部
    を抵抗を介して接地することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第3項記載の2色画像形成
    装置。
JP12449684U 1984-08-15 1984-08-15 2色画像形成装置 Granted JPS6138660U (ja)

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JP12449684U JPS6138660U (ja) 1984-08-15 1984-08-15 2色画像形成装置

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JPS6138660U JPS6138660U (ja) 1986-03-11
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