JPH03505039A - 可溶性cd4を発現するレトロウイルスベクター、エイズの遺伝子治療法 - Google Patents

可溶性cd4を発現するレトロウイルスベクター、エイズの遺伝子治療法

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JPH03505039A JP50925389A JP50925389A JPH03505039A JP H03505039 A JPH03505039 A JP H03505039A JP 50925389 A JP50925389 A JP 50925389A JP 50925389 A JP50925389 A JP 50925389A JP H03505039 A JPH03505039 A JP H03505039A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可溶性CD4を発現するレトロウィルスベクター、エイズの遺伝子治療法 ここで開示される発明は、分泌CD4 (sCD4)分子タンパク質及びCD4 タンパク質アナログのインビボ産生によるヒト細胞のレトロウィルス感染阻止手 段を提供する。これらのタンパク質は細胞上のCD4レセプターとウィルス、ウ ィルス粒子さもなくばCD4レセプターと結合してしまうウィルス産物との相互 作用を阻止する。
発明の背景 CD4レセプターを有する細胞に感染してそれを破壊しうるヒト免疫不全ウィル ス(HI V)の能力により、CD4タンパク質を発現するT4細胞の欠乏が引 き起こサレル。HIVのエンベロープタンパク質はCD4分子と結合することが 、数人の研究者により明らかにされた(例えば、Dalglish、et al 、、Nature(London)312ニア[13(1985) ;McDo ugal、et al、、5cience、231:382(198B)参照) 。HIV感染力は組換え可溶性CD4レセプタータンパク質によりインビトロで 阻止しうろことも明らかにされた(Fisher、et al、、Nature 、3$1ニア11i(198g) ) a完全CD4レセプターのアフィニティ に匹敵するアフィニティで HIVエンベロープタンパク質gp 120と結合 する可溶性CD4タンパク質は、HIV感染力を阻止することが示された(Sm ith、et al、、5cience、238:1704(1987)  ) 。CD4の細胞内領域のアミノ末端からの約180アミノ酸残基フラグメントを 含む可溶性組換えポリペプチドは、Berger、 et al、、Proc、 Natl、Acad、Sci。
USA、85:2357(1911g)によりワクシニア組換え体中で発現ベク ターから産生された。HIVに感染した患者への治療剤としてCD4タンパク質 又はその断片を産生させる試みが行われている。
発明の概要 遺伝子導入法を用いてエイズ感染個体の細胞を生物工学処理することにより、継 続的に維持されたレベルの5CD4を提供することが本発明の目的である。
ヘルパー/インデューサー子細胞抗原CD4は許容細胞内へのHIV侵入に必須 の成分であって、可溶形のCD4抗原はCD4陽性細胞と結合してそのHI V @染を阻止しうるとの研究結果に基づけば、可溶性CD4(sCD4)の投与に よるエイズ治療は有用のように思われる。インビボでs CD4を継続的に産生 させるためエイズ患者細胞に生物工学処理を行うことは、外来投与されるCD4 の投与に代わる方法である。
現在利用される遺伝子移入の最も有効な手段は、レトロウィルスベクターの使用 による。様々な遺伝子の発現を促進しうるレトロウィルスベクターが製造された が、これらの遺伝子は遺伝子移入後にインビボで発現させることができる。標的 細胞中に導入された場合に5CD4遺伝子産物を産生ずるレトロウィルスベクタ ーの組立て方が本明細書に開示されている。こうして産生される5CD4は、C D4陽性標的細胞のHIV感染を阻止する。そのベクターはヒト細胞(好ましく は、患者自身の細胞)中に導入される。次いでこれらの細胞は、細胞上のCD4 結合部位でリガンド結合を阻止するため5CD4の必要な患者に投与される。本 発明の組成物及び方法は、CD4レセプタータンパク質の欠乏に起因した他の病 状を有する患者を治療するためにも用いることができる。
本発明の最も直接的な価値はHIVウィルス、粒子又はタンパク質と結合するC D4レセプタータンパク質の産生であるが、本発明はここで開示された特定の実 施例及び応用例に限定されない。本発明の方法で導入される細胞としては、例え ばヒト骨髄細胞又は繊維芽細胞がある。骨髄細胞はXantoff、et al 、、J、Exp、Med、、18B:219−34(1987)で記載された操 作により形質転換してもよい。
寄託 プラスミドSSC及び5csxは、特許手続上の微生物の寄託に関するブダペス ト条約に従い、メリーランド州ロックビルのアメリカン・タイプ・カルチャー・ コレクション(ArAerican Type Cu1ture Co11ec tion)にキャリアとして大腸菌DH5αを用いて寄託された。寄託物はAT CC受託番号No、:SSCACCNo、67760及び5CSX  ACCN o、67761とされた。特許発行時に、寄託された生物は要求に応じて入手し うる。生存寄託物は適用法の規定に従い少なくとも30年間保持される。
図面の説明 u2.:可溶性CD4産生レトロウイルスベクターの図。
レトロウィルスベクター5csx及びSSCは、N2(15)レトロウィルスベ クターにSV40促進5CD4カセツトを挿入することで産生された。ウィルス プロモーター(LTR)、パッケージングシグナル(ψ)、ネオマイシン耐性遺 伝子(NEOR) 、端部切除CD4遺伝子(sCD4)及びSV40ウィルス プロモーター(SV40)は示されるとおりである。矢印はSV40プロモータ ーの転写方向を示す。制限酵素部位は下記のように規定される:X=XbgI、 BmBstNI、EwEcoRI、NsmNrul及びXh−Xhol。
」l:ウィルス産生細胞及び形質導入細胞による可溶性CD4産生。(方法の項 目で記載されるように12%アクリルアミドゲル5DS−PAGEゲル上で分割 された)レトロウィルスベクター形質導入細胞系から免疫沈降された5CD4に 関して得られたオートラジオグラム(列1〜4及び5.6は各々3日間及び7日 間露出された)が示されている。サンプルは下記のほぼ集密的な100+am組 織培養皿の約1/2からのならし培地であった:1.PA317;2.ssc形 質導入PA317;3.5V−T2;4,5csx形質導入5V−T2;5゜H eLa ;及び6.5CSX形質導入He1a、同時電気泳動マーカータンパク 質のサイズ(キロドルトン)を示した矢印は可溶性CD4遺伝子産物を示す。
麗ユニレトロウィルスベクターで産生される可溶性CD4は適正な抗原決定基を 含んでいる。Ssc及び5C5X  PA3]、7産生細胞系のプールからの放 射能標識細胞培地(アッセイ当たり100111皿の約1/2)は、図2で記載 されるように抗CD4モノクローナル抗体で免疫沈降された。5CD4はHIV 感染を目止するモノクロナール抗体により免疫沈降する: OK T 4 a  s例1 ;Leu3a、例3.MT151.例4゜しかし感染を阻11ニジない 抗体では沈降し、なかった: 0KT4.例2゜30kd及び17kdのサイズ マーカーが示されている。
矢印は5CD4遺伝子産物を示す。 図4:ベクター産生5CD4とHIV   gp120との同時沈降。放射能標識細胞培地(図2で記載されるようにSSC 形質導入導入317から調製)は、モノクローナル抗体0K74aとの免疫沈降 (列1)又は HIV  gp120なしく列2)、部分精製HIV  gp120 0.2μ g(列3)もしくは部分精製HIV  gp120 2.0μg(列4)との同 時沈降に付された。同時沈降アッセイの場合には、記載量の部分精製HIV   gp120が加えられ、4時間インキュベートされ、しかる後HIV  gp1 20に対するヤギ抗血清(5μg)+プロティンAセファo−ス0.11が添加 され、次いで一夜インキユベートされた。
30kd及び17kdのサイズマーカーが示されている。矢印は5CD4遺伝子 産物を示す。
可溶形のCD4遺伝子は、pCDWを得るため、まずEcoRf+BamHI断 片として原T4B  cDNAクローン(14)をブルースクリプト(Blue scrfpt)ベクター(St ratagene)に移入することで組立てら れた。
CD4遺伝子は、pSVCDWを得るため、Hi ndlll +Xba Iで 切出され、Hi n dll+Xb a I切断ベクターpSVPLXに挿入さ れた。発現プラスミドpSVPLXは、XhoIリンカ−をPνu11部位に挿 入しかつpUc13からのポリリンカー配列によりneoR遺伝子を除去/置換 えて、psV2neoから誘導された。可溶形のCD4は、合成アダプター分子 (CTAGCTTGAGTGAGTT + AACTCACTCAAG)をcD NAのNhe1部位に挿入することでpSVCDWから産生された。この操作で はNhe1部位を再生し、直ちにアミノ酸202の後に停止コドンを導入し、停 止コドンに隣接してHpa1部位を生じる。
結合された分子はHpalで開裂され、Xholリンカ−(New Engla ndBiolabs)が結合され、5V40−sCD4断片がXhol切断によ り除去された。次いでこの断片は、5csxベクターを得るため、N2レトロウ ィルスベクター(15)のXho1部位に挿入された。SSCベクターは、最初 BstNIで切断し、T4ポリメラーゼで補充し、しかる後Xholで切断して 5V40−sCD4断片を放出させ、次いでこれをNruI+Xholで切断さ れたN2に直接組込んでクローニングすることにより、5csxベクターがら産 複製欠陥の両開的にパッケージ化されたレトロウィルスベクター粒子が形質感染 操作により得られた。簡単に言エバ、SSC又ハs c s xベクターDNA 50ttgが外向的パッケージ化細胞系2(16)を(リン酸カルシウム同時沈 降で)トランスフェクションするために用いられ、トランスフェクションの48 時間後にウィルス含有細胞培地が取出され、両開的パッケージ化細胞系PA31 7 (17)に感染させるために用いられた。形質導入されたPA317細胞は 、ネオマイシンアナログG418(500μgem I >存在下における増殖 によって選択された。選択後、組換えウィルスは新鮮培地(10%牛脂児血清含 有ダルベツコ修正イーグル培地)10口1中で24時間インキュベート後に集密 100II11組織培養皿から回収された。無細胞上澄は0.22μlフイルタ ーユニツトでの濾過により集め、使用時まで=70℃で貯蔵された。マウス5V −T2及びヒトHeLa細胞系の形質導入は、8μg/lポリブl/ン含有組換 えウィルス上澄との37℃で2時間のインキュベート、しかる後ウィルス含有培 地の除去及び新鮮培地との交換により行った。形質導入された細胞群は、G41 8(300μg/l)中で14日間の増殖により選択された。
免疫沈降 細胞は100+u組織培養皿上で約75%の集密度まで増殖させ、放射能標識前 に2%透析牛脂児血清含有無シスナインMEM標識培地(GIBCの中で1〜2 時間時間インキ−ベートた。標識化は(35S)システィン(約1000 C1 /5Iol 、^mersham)との標識培地の除去/交換によって開始され た。ならし培地は14〜16時間後に集められ、細胞砕片は遠心(1000Xg 、10分間)により除去された。免疫沈降が行われる前に、ならし培地が]0× 緩衝液(pH−7,5の200+aMトリスHCI、1.2M  NaC!、5 %NP40.2%デオキシコール酸ナトリウム、2mMEGTA、2mMNaF 。
50μg/mlアプロチニン、211)IIフェニルメチルスルホニルフルオリ ド)の1/10容量+プロテインAセフアロース(Pharaacia) 0.  2mlを加え、4℃で4時間インキュベートし、しかる後低速遠心でプロティ ンAセフ、70−スを除去することにより前清澄化された。次いでモノクローナ ル抗体(0KT4 a、 0rtho ; L e u 3 a。
Becton Djcklnson ;又はM T 151 、 Boehri ngerMannheim) l p g+プロティンAセファロースO,1m lが加えられ、サンプルは回転輪上4℃で一夜インキユベートされた。吸着され た免疫複合体は低速遠心でペレット化され、1×緩衝液で3回洗浄され、サンプ ル添加緩衝液(pH−8,0の10mM)リスHCl。
2%5DS5%2−メルカプトエタノール、10%グリセロール)50μgに再 懸濁された。サンプルは12%SD、S −PAGEで電気泳動前に70℃で3 0分間加熱された(18)。
HIV−1滴定 用いられるウィルス株(20,23)はHTLV−II!MN(名称HIV−1 /N1)l/usA/1984/MN)及ヒHT L V−IIIRF(名称旧 V−1/NIH/USA/1984/RF)であった。
HT L V−111RFはハイチ人エイズ患者の末梢血リンパ球及びH4細胞 から1983年に単離され、HTLV−I I IM、はエイズの子供(その母 親は静脈内薬物使用者であった)の末梢血リンパ球及びJM細胞から1984年 に単離された。用いられるウィルス調製物は1000倍濃縮物であって、感染H 9培養上澄から直接遠心により調製され、2.2〜3.lXl0”粒子/1を含 有していた。ウィルス調製物は、50%感染終点(TCID5o)を測定するた めHIV−1p24に関する免疫ケイ光H微鏡検査での感染細胞検出法を用いて 2週間アッセイ(24)でH9細胞にて前滴定された。
用いられるH T L V−111RF及びHTLV−IllMNの調製物は、 H9アッセイにおいて各々1.6X104及び4、  OX 103TCID5 o/IIであった。
形質導入細胞系との同時培養の抗ウイルス効果を調べるため、異なる培養系が必 要とされた。マウスNIH/3T3由来繊維芽細胞(N2又はSSC形質導入導 入317細胞)が24ウエル培養プレートに接種され(2X105/ウエル)、 −夜培養された。翌日、1×106Sup  TI  CD4+細胞が同プレー トの各ウェルに加えられた。−夜同時培養後、HIV−1ウイルス調製物(RF 又はMN)の連続2倍希釈が別の96ウ工ルU底微量滴定プレートにおいて20 μm培地で4回行われ、24ウエルプレートの対応ウェルに加えられた。
1週間のインキュベート後、各ウェルからの細胞は沈澱化され、スライド上にド ツトされ、風乾され、1:1アセトン−メタノールで固定された。HIV−1p 24に関する間接的免疫ケイ光染色を、BT3ネズミモノクローナル抗体及びヒ ツジ抗マウスFITC複合体を用いて行った。ウェル(及びこのためそのウィル ス希釈液)を、少なくとも2つの特徴的ケイ光細胞がみられるとき陽性と判定し た。TCIDso値の計算はReed及びMuench(26)の方法で行われ た。
発明の詳細な説明 後に例で記載されるように、5CD4は組換え手段で産生される。分泌形のCD 4を産生ずるレトロウィルスベクターが開発された。両回的パッケージ化ベクタ ーは、分泌CD4 (sCD4)遺伝子産物を発現することが示された細胞を形 質導入するために用いられた。ウィルスベクターで産生された5CD4は、CD 4に対するモノクローナル抗体で免疫沈降される。ベクター産生5CD4及びH IV−1gp120の物理的相互作用は、HIV  gp120に対する抗血清 との5CD4/gp120の同時沈降により証明された。
本発明の好ましい態様では、細胞に分泌CD4タンパク質を産生させうるレトロ ウィルスベクターでヒト細胞(好ましくは、患者自身の細胞)を形質導入する手 段を提供する。5CD4を産生ずる病的個体のかかる生物工学処理細胞の使用は 、5CD4の外来投与による効果よりも優れた効果を発揮すると考えられる。
可溶形のヘルパーT細胞抗原Cd4を発現する2種のレトロウィルスベクターは 、Cd4遺伝子をNhe1部位で端部切除し、この断片をSV40ベース発現プ ラスミドに挿入し、しかる後5V40−sCD4をN2レトロウィルスベクター に移入することで組立てられた。産生された2種のベクターは、ベクターLTR の場合と比較してSV40促進5CD4転写ユニツトの方向が主に異なっている (SSCはLTRと同じ転写方向であるが、5csxは反対方向である)(図1 )。
SSC及び5csxはyIi l lerらの方法[Mol 、Ce11.Bl ol、、6:211195−2902(198B))で両開的バ・ソケージ化細 胞系PA317中に導入され、ネオマイシンアナログ0418耐性について選択 後、5CD4産生に関して調べられた。適切にサイズ分割された分泌タンパク質 は、形質導入される細胞ではなく、形質導入されたPA317細胞群の抗CD4 モノクローナル抗体0KT4aと特異的に免疫沈降した(図2の列1)。
5csx形質導入PA317細胞も同様の分泌タンパク質を産生ずる。5CD4 表現型を他の細胞に移入しうる我々の5CD4レトロウイルスベクターの能力を 明らかにするため、PA317SCSI産生細胞からのウィルス上澄がマウス繊 維芽細胞系(SV−72)及びヒト上皮細胞系(HeLa)を双方とも感染させ るために用いられた。G418で選択後、双方の系が免疫沈降にょる5CD4産 主に関して調べられた(図2の列3〜6)。
データは、これら形質導入系の双方が細胞培地に端部切除CD4遺伝子産物を分 泌することを証明し、た。形質導入HeLa系は5V−T2系よりも一貫して高 いオートラジオグラフィーシグナルを示しまた(列4及び6を比較)。双方の系 は3かn以内にわたりインビトロで5CD4を産生じ続けたが、これは5csx ベクターの安定的組込み及び発現を示l、ている。
おそら<HIV結合を阻害することでCD4陽性T細胞のHI V感染を阻止し うるCD4に対する数種のモノクローナル抗体か存在する。実験データ(図3) では、レトロウィルスベクターで産生される5CD4が、非阻止コントロール抗 体ではなく3種の阻止抗体によって認識されることを証明した。分泌された5C D4は、HIV感染を妨げないモノクローナル抗体0KT4(列2)ではなく阻 止抗体0KT4a (列1)、Leu3a (列3)及びMT151(列4)に よって特異的に免疫沈降される。そのデータは、レトロウィルスベクターで産生 される5CD4がHIV  gp120エンベロープとの相互作用に関して適正 な抗原決定基を保持することを証明している。
5CD4ベクターで産生される5CD4がHIVエンベロープと直接相互作用す るか否かを調べるため、標識細胞培地が部分精製HIV  gp120と共にイ ンキュベートされた(図4)。次いでHIV  gp]、20はgp120に対 するヤギ抗血清と免疫沈降され、免疫複合体はsDs −PAGEで分割された 。gp120がなければ、5CD4は免疫沈降しながった(図4の列2)。
しかしながら、gp120のふ加で5CD4が観察された(列3及び4 ) o  コノため、HIV  gpi20j:5CD4が結合したことを証明している 。
有効な治療効果であるためには、5CD4はCD4陽性細胞のI(IV感染を阻 害しなければならない。この可能性は、HJV感受性5up−TI細胞(懸濁状 態で増殖する)が5CD4遺伝子産物を産生ずる付着細胞の皿に加えられた実験 で試験された。5CDJ源として、SSC形質導入導入317産生細胞系は、そ の系が今回用いられた免疫沈降アッセイでほとんどの5CD4を一貫して産生じ たという観察に基づき選択された。これらの細胞は画商的パッケージ化SSCウ ィルスも産生することから、親N2ベクターを産生するPA317細胞系がコン トロ゛−ルとして用いられる。−夜の同時培養期間後、双方の細胞混合物が2種 の独立したJ(IV−1単離物で侵襲され、培養は1週間にわたり続けられた。
5up−TI細胞はI)21産生について評価することでウィルス複製に関して 調べられた(表1参照)。
s CD4産生細胞系と接触された細胞はコントロール形質導入細胞系と比較し た場合にHIV−1感染から有意に保護されており、これは試験されたHIV− 1調製物のより低い感染性の証拠を示している( p=0.026゜MaIDI I−Whitney Rank 5uIIl)。
形質導入細胞の表面上における5CD4の一時的存在がこれらの細胞にHIV感 染の可能性を与える場合には、この抗HIV系の使用の可能性をかなり制限して 12まうであろう。この潜在的な複雑さを処理するため、SSC及び5csxベ クターの双方がヒ)K562系(骨髄源のaCD4陰性系)に形質導入するため 用いられた。これらの形質導入細胞群はHIVで侵襲された。いずれのケースで も、HIV感染は形質導入に562細胞では(p24産生で評価されるように) みられなかった。
骨髄形質導入及び移植の代わりに、細胞移植物がThompson、et al 、、5cience。241 :51!−62(198g)の開示に従L)sC D4の継続的産生に関しインビボ生産工場として用いることができる。このよう な移植物は血管形成誘導因子て処理されたコラーゲンスポンジの新面管形成後に ・インビボでうまく維持される。細胞移植物による5CD4のトランス産生はH IV感受性細胞を保護すると予想されるばかりでな・り、可溶性H!V  gp 120の細胞毒性作用も緩和する。この目的のため、5CD4ベクターは一次鎌 維芽細胞及び上皮細胞の双方に形質導入する上でうまく用いられた。
その操作はCD4タンパク質の202t)p断片に関して記載されていたが、C D4レセプター領域を含んだ他の断片も用いてよいことが理解される。適切な断 片の選択は、その開示に関して当業者の技術的範囲内に属すると思われる。可溶 性CD4断片に直接関係し、た参考文献は、5iith、et al、、5ci ence、238:1704−40及びNature、331 ニアB−86( 1988年1月17日)でみられる論文である。
CD4レセプタ一部位領域に関した情報を提供するTefson、et al、 、5cjence、241ニア12−18(1988)も参考にされる。(上記 で引用された参考文献のすべてが参考のため本明細書に組込まれる。) 当業者であれば予想できるように、発現ビヒクルに含まれるDNA又はRNA配 列はCD4タンパク質に関するDNA又はRNA配列の全部分又はいずれか特定 の部分と同一である必要はないが、但し発現ビヒクル中に含まれる配列はCD4 レセプターとして機能するタンパク質をコードしていなければならない。
好ましい態様によると発現ビヒクルはレトロウィルスベクターを含んでいるが( 即ち、レトロウィルスベクターはしトロウィルス粒子内でパッケージ化されてい る)、本発明はこのような発現ビヒクルに限定されない。しかしながら、二の特 定の発現ビヒクルは当業界で公知の操作により動物細胞、特にヒト細胞をトラン スフェクトする上で非常に有効である(Kantof’fら、前掲参照)。
表1:HIV−1感染力に関する感受性CD4’リンパ芽球細胞と5Cf)4産 生及びコントロール形質導入細胞系との同時培養効果。RF又はMN  HIV −1ウイルスの2調製物の感染力は、平均T CI D 5o /ltr l及 び幾何平均の標準誤差として以下で示されている。Sup −T1細胞はN2形 質導入PA317細胞(ベクターコント凸−ル)又はSSC形質導入導入317  (sCD4産生)のいずれかと同時培養された。独立した測定は記載のように 4回行われた。
HIV      同時培養     感染力HTLV−III    N2形 質導入   1979±2831?F HTLV−III    SSC形質導入  200± OF HTLV−III    N2形質導入   2828±566N HTLV−Ill    SSC形質導入  707±141−     MN 骨髄細胞は有効量の前記のような発現ビヒクルにより10〜20の感染多重度( Mol)でトランスフェクションされ、塩水溶液のような生理学的に許容される キャリアで静脈内投与される。適切なキャリアの選択は当業者の範囲内に属する 考えられる。好ましい投与量範囲は患者体重kg当たり10B−10処理細胞で ある。前記のようにレトロウィルスベクターで処理された細胞の一部だけがCD 4レセプターとして機能するタンパク質の機能性遺伝子で形質導入されるが、形 質導入細胞は望ましいCD4レセプタータンパク質レベルを示すほど十分多い。
同様に、患者の繊維芽細胞はPalmer、et al、、PNAS、84:1 055−59(1987);Graver、et al、、PNAS、84:1 050−54(1987):及びGraver、et al、、Trans、A s5oc、Am、Phys、、Vol、C,10−20で記載される操作により 形質導入及び投与してもよい。
可溶形のヒトCD4タンパク質を発現するしl・ロウイルスベクターの組立てを 開始するためには、入手しろるCD4遺伝子含有プラスミド及び普通SV40ウ ィルスベース発現ベクターの双方が修正されねばならない。
−ヨークのコロンビア大学内外科医学部リチャード・アクセル(Rlchard  Axei)の提供品〕を制限エンドヌクレアーゼEcoRI及びBamHl  (7サチユーセツツ州ベバリーの二ニーイングランド・バイオ研究所)で切断し てCD4遺伝子を放出させ、これをアガロースゲル電気泳動しかる後ガラスピー ズ〔製造業者により勧められる方法でカリフォルニア州うジョラ、BIOIOI のシーンクリーン(GeneCI ean)製品を用いる〕結合/溶出での精製 により単離した。CD4断片をEcoRI+BamHI切断ブルースクリプトク ローニングベクター(カリフォルニア州うジョラのストラタジーン社)に(供給 業者ニューイングランド・バイオ研究所で勧められるようにT4  DNAリガ ーゼを用いて)結合させた。
次いで結合生成物をコンピテントDH5α細菌[メリーランド州ゲイザースバー グのベセスダ・リサーチ研究所(Bethesda Re5earch Lab s))に組込んで形質転換させ、白色コロニーを単離し、適正なインサートサイ ズに関してスクリーニングして、プラスミドpCDWを得た。
CD4遺伝子に関して適切なプラスミドベース発現ベクターを産生ずるため、プ ラスミドSV]、neo(メリーランド州ロックビルのアメリカンφタイプ・カ ルチャー・コレクションから得られる)をHindlll+Hpalで切断し、 pUc13ベクター(Pharmacia)からの合成ポリリンカー配列をl)  S V 2 n e oのneoR遺伝子に代えて(T4DNAリガーゼによ り)挿入した。この新ベクターpSVPLをDH5α細菌(ベセスダ・リサーチ 研究所)に組込んで形質転換させ、コロニーをポリリンカーに独特な制限酵素部 位の存在に関してスクリーニングした。
pSVPL発現ベクターをSV40初期領域プロモーターの5′側のPvu11 部位へのXholリンカ−にューイングランド・バイオ研究所から供給される試 薬及び条件)の挿入によって更に修正し、psVPLXを得た。
ここで引用されたすべての参考文献は参考のため本明細書に組込まれる。例中に おいて、他に指摘のないかぎり、制限酵素切断、結合、形質転換等はMania tiS、etal、、Mo1ecular Cloning、A Labora tory Manualで記載されるように行われる。
例2: pCDW及びI)SVPLXプラスミドを例えば酵素Hi n dlll +X b a I  (二、−イングランド・バイオ研°究所)で切断【5、それらの DNAをアガロースゲル電気泳動で(シーンクリーン製品を用いて)単離した。
pSVPLXベクターへのCD40断片の結合はT4DNAリガーゼを用いて行 い、コロニーは色でスクリーニングし、例1のようにサイズに関し分析してpS VCDWを得たが、そのSV40ウィルス初期領域プロモーターは完全CD40 遺伝子産物を発現させるために用いられる。
例3: 可溶形のCD4の産生を特別にデザインされたオリゴヌクレオチドアダプターの 使用により行い、変異形のCD4遺伝子を得た。このアダプターは、CD4遺伝 子のNhe1部位に挿入された場合に、CD4タンパク質アミノ酸配列の正確な 未成熟終結を行うと共にNhe1部位を再生しかつ新規Hpa1部位も作成する 独特な性質を有している。用いられるオリゴヌクレオチドアダプター((Mid land CertiNed Reagent Co、)で合成)は、2種のリ ン酸化オリゴヌクレオチド:1)5’ CTAGCTTAGAGTGAGTT  3°、2) AACTCACTCAAGをアニーリングすることで産生じた。次 いでこの生成物はT4DNAリガーゼを用いてpSVCDWのNhe1部位に結 合させた。次いで結合反応物をHpalで開裂させ、しかる後Xholリンカ− (二ニーイングランド・バイオ研究所)を加えた。リンカ−反応を65℃で15 分間加熱することにより終結させ、しかる後Xhol制限エンドヌクレアーゼ( 二ニーイングランド・バイオ研究所)による切断に付した。次いでこの反応生成 物をアガロースゲル電気泳動に付し、5V40−CD4アダプタ一含有断片を単 離した(Gene C1ean)。レトロウィルスベクターN2は、XhoIで の切断及び子牛腸ホスファターゼ(インジアナ州インジアナポリスのベーリンガ ー・マンハイム)での処理により5V40−CD4アダプタ一断片を受は入れる ように調製した。CD4発現カセットの結合は5:1のインサート断片対ベクタ ー比率で行った。次いでCD4カセツトをDH5αコンピテント細胞(ベセスダ ・リサーチ研究所)に組込んで形質転換させた。゛組立て物を方向についてスク リーニングするため制限エンドヌクレアーゼ切断で分析し、しかる後大規模に増 幅させた。SV40ウィルスプロモーターがウィルスLTRプロモーターと同方 向である組立て物はSSCとされ、一方逆方向の組立て物は5csxと呼ぶ。
例4: SSCベクターをPA317細胞系(その細胞系はMl I lerら、前掲で 記載されている)中にパッケージ化して、可溶性CD4タンパク質を産生しうる PA317細胞を得る。
ベクター産生細胞系を、それがSSCベクター含有レトロウィルス粒子及び最終 産物自体、即ち可溶性CD4を双方とも産生じているかどうか確認するために試 験した。トランスフェクションされたPA317ベクター含有産生細胞系を12 時間35−システィンで放射能標識し、しかる後細胞培地を集め、抗CD4モノ クローナル抗体(OKT4a)との免疫沈降に付した。免疫複合体を(プロティ ンAセファロースビーズで)単離し、変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動に付 した。図5はタンパク質MWサイズマーカーが付記されたオートラジオグラムで ある。SSC細胞系は大量の可溶性CD4タンパク質(CD4S)を産生じてい る。
PA317細胞は、前掲のKantof’rらで記載された操作によりす゛ル骨 髄細胞を形質転換するために用いられる。
このような骨髄細胞はCD4タンパク質を産生ずることができる。同操作はヒト 骨髄細胞を形質転換するために用いてもよい。
例5: 前記のように5csxで形質転換されたPA317細胞は、Eglitis、e t al、、5cience、230:1395−98(1985)で記載され るようにマウス繊維芽細胞(SV−72系)をトランスフェクトするために用い られる。その際G418で増殖しうる(したがって、機能性neoR遺伝子を含 有する)細胞を放射能標識し、細胞培地を前記ベクター含有PA317細胞の試 験(例4)に関して記載されたように機能可溶性CD4遺伝子の存在に関して試 験するため免疫沈降に付した。図6はこのアッセイから得られたオートラジオグ ラムである(uninr、 :非感染5V−T2細胞;!nf、:5CSX感染 した選択感染5V−T2細胞)。感染繊維芽細胞は培地中に可溶性CD4タンパ ク質(CD4S)を分泌している。
ヒト繊維芽細胞を皮膚バイオプシーから得て、公知手段により5csxベクター でトランスフェクトする。トランスフェクション後に細胞を外科的に皮下挿入さ れたセルロースパッドから放出させる[Thompson、et al、。
5cience、印刷中、1988年〕。繊維芽細胞106/kg患者体重の、 投与量が、この方法で投与される場合に適する。
↓ ↑ 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)遵 平成 3 年 2 月 21日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.可溶性CD4レセプタータンパク質、その断片又はCD4レセプタータンパ ク質アナログをコードして、哺乳動物細胞にトランスフェクトされた場合にその 細胞で可溶性CD4レセプタータンパク質、その断片又はCD4レセプタータン パク質アナログを発現させるDNA(RNA)配列挿入物と、プロモーター配列 とを含むことを特徴とする、発現ベクター。 2.DNA(RNA)配列挿入物が可溶性CD4レセプタータンパク質又はその 断片をコードする、請求項1に記載の発現ベクター。 3.SSCと命名される、請求項1に記載のベクタ4.SCSXと命名される、 請求項1に記載のベクター。 5.哺乳動物細胞内に請求項1記載のベクターを含むことを特徴とする、組成物 。 6.キャリア生物内に請求項1記載のベクターを含むことを特徴とする、組成物 。 7.キャリア生物が大腸菌である、請求項6に記載の組成物。 8.リガンドが細胞上のCD4レセプターと結合しないようにする方法であって 、 1)哺乳動物細胞内に請求項1記載のベクターをトランスフェクションし; 2)(トランスフェクションされた)細胞が得られたのと同種の哺乳動物に、ス テップ1で得られたトランスフェクション哺乳動物細胞を宿主細胞上のCD4レ セプター部位へのリガンドの結合を阻止するために適した可溶性CD4を産生す る上で十分な量投与する;ステップからなることを特徴とする方法。 9.請求項5に記載の細胞及び薬学上許容されるキャリアを含むことを特徴とす る、組成物。 10.キャリアが固体担体である、請求項9に記載の組成物。 11.担体が皮下挿入に適したパッドである、請求項10に記載の組成物。 12.キャリアが皮膚繊維芽細胞のバッチである、請求項9に記載の組成物。 13.哺乳動物細胞がヒト細胞である、請求項8に記載の方法。 14.リガンドがHIVウイルス、ウイルス粒子又はウイルス産物である、請求 項12に記載の方法。 15.ステップ1で用いられるドナー細胞がトランスフェクション細胞の受容体 から得られた、請求項8に記載の方法。
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