JPH03504869A - カチオン性非珪酸塩層状化合物の洗剤での使用 - Google Patents
カチオン性非珪酸塩層状化合物の洗剤での使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
カチオン性非珪酸塩層状化合物の洗剤での使用本発明は、カチオン性非珪酸塩層
状化合物の洗剤組成物、特に、燐酸塩低減ゼオライト系洗剤での使用に関する。
実際上、ゼオライトAと例えばポリカルボキシレートのようないわゆるコビルダ
ーとの組み合わせが、洗剤組成物中の生態学的に好ましくないトリポリ燐酸ナト
リウムを完全に置換するために好適に使用されてきている。しかしながら、洗剤
組成物に現在使用されている大部分の既知のポリカルボキシレートは、わずかな
生分解性しか示さない。環境に生態学的な影響を与えない代替ピルグー成分とし
て無機層状化合物が提案されている。例えば、スメクタイト様結晶相を有する合
成微粒水不溶性層状珪酸塩がヨーロッパ特許公開0209 840に記載されて
おり、結晶性層状珪酸ナトリウムが西ドイツ公開特許34 13 571に記載
されている。これらの層状化合物は全て層状珪酸塩である。
非珪酸塩層状化合物を洗剤組成物中にビルダー成分として使用することは知られ
ていない。ヨーロッパ特許公開0 206 799は洗浄プロセスにおける染料
の転移を防止するためにのみ混合金属水酸化物を用いることを記載している。
本発明において、「燐酸塩低減」という用語は洗剤組成物がせいぜい30重量%
のトリポリ燐酸ナトリウムしか含まず、燐酸塩を全く含まなくてもよいことを意
味している。
本発明の目的は、新規な燐酸塩低減洗剤組成物を提供し、標準的洗濯プロセスに
おける繊維への外皮(垢)形成を防止することにある。
上記目的は、カチオン性非珪酸塩層状化合物を、ゼオライト含有燐酸塩低減、特
に、無燐酸塩洗剤組成物への別途の添加物として、または、複合洗剤成分として
用いることにより達成される。この点に関して、繊維への外皮形成が明らかに低
下し、本発明は環境に適合したビルダー系の形成に大きく貢献するがわかった。
本発明は、式: Mg−AQ(OH)、A−・nH,o (1)〔
式中、Aは非珪酸アニオンの同等物を表し、1<x<5、y>z。
(y十z)=2x+3、O<n<10である。〕で示され、110℃で乾燥した
生成物のX線回折図における最も強いラインに対応する格子間隔が7.4〜8人
であるヒトタルサイト構造型に属するカチオン性非珪酸塩層状化合物を燐酸塩低
減洗剤組成物に使用することに関する。
本発明において、カチオン性層状化合物は、層状水酸化マグネシウムであるブル
ース石から、二価金属イオンの三価金属イオンによる部分的置換によりその構造
が誘導される固体と解される。その結果としての金属水酸化物の過剰の陽電荷は
、眉間の交換可能なアニオンによりつり合いがとられる。この種の固体のモデル
物質としてヒドロタルサイトを使用することができる。
ヒドロタルサイトは、
式+ Mg、Aム(OH)、、CO,・4H,0〔式中、MgとAgとの比、
および炭酸塩含量は比較的広い範囲内で変化してよい。〕
で示される概略の組成を有する天然産鉱物として得られる物質である。炭酸塩は
他のアニオンにより置き換えることができる。対照的に、この物質は、連続層A
BAB・・・を有するその層状構造に特徴がある。Aはヒドロキシルイオン、金
属カチオンおよび更なるヒドロキシルイオンからなる陽帯電した三重層である。
Bはアニオンおよび結晶水からなる中間層である。この層状構造が、特徴付けの
ために使用することのできる粉末X線図に示される。ASTMカードNo、14
−191は、格子面間隔d=7.69.3.88.2.58.2.30,1.9
6.1.53および1.50人に対するラインを最も強いX線干渉として与える
。間隔7.69人が、通常結晶水を含む物質の層の基本的繰り返し周期(=層間
隔)である。高温(常圧において120〜200℃)におけるより厳しい乾燥の
結果、結晶水の放出により層間隔が小さくなる。
天然ヒドロタルサイトの結晶構造は、アルマン(AI]mann)およびジェプ
スン(J epsen) [N、 J ahrb、 Mineral、 Mon
atsh、 1969年、544〜551頁〕による放射線透過写真により決
定した。Mg対A12の比の変化範囲および層の繰り返し周期に対するその影響
は、例えば、ガスチs ソヘ(Gastuche)、ブラウン(B rown)
およびモルトランド(Mortland) Cクレー・ミネラルズ(Clay
Minerals)、7巻、(1967年)、177〜192頁〕により調べた
。合成ヒドロタルサイトの可能な商業的生産方法および胃酸の結合剤としての用
途が、1967年に、東京在、協和化学工業株式会社(Kyowa Chemi
cal I ndustry Co、)(西ドイツ公開特許15 92 12
6)に記載されている。胃酸の中和とは別に、ヒドロタルサイトは、通常、酸成
分、例えば接触プロセスからの不純物(西ドイツ公開特許2719024)また
は不要な染料(西ドイツ公開特許29 29 991)の結合に使用することが
できる。更なる可能性のある用途は、腐食防止(西ドイツ公開特許31 28
718)、プラスチック、特にPVCの安定化(西ドイツ特許30 19 63
2)、廃水処理(日本国特許出願公開79 24 993、同58 214 3
88)および着色顔料製造(日本国特許出願公開81 98 265)の分野で
ある。
中間層アニオンとして炭酸イオンを組み込むことが特に好ましい。
製造プロセスにおいて炭酸ナトリウムの代わりに他の酸の可溶性塩を使用するこ
とにより、または炭酸塩含有生成物から弱酸との反応により炭酸塩をCO3とし
て除去することにより、他のアニオンを含むヒドロタルサイト型固体を得ること
ができる。アニオンの交換は、X線回折図において層間隔の変化により示される
〔ライヒル(T、 Reichle)、ケムテック(Chemtech)、19
86年1月、58〜6物〔式(D中のAが炭酸イオン同等物を表す。〕を用いる
ことである。
本発明のもう一つの好ましい態様の特徴は、カチオン性非珪酸塩層状化合物(1
)を、洗剤成分に対して1〜15重量%用いることである。洗剤組成物に対して
2〜10重量%のカチオン性非珪酸塩層状化合物を用いることが特に好ましい。
原則的にはトリポリ燐酸塩に基づ(燐酸塩含量は本発明の要旨において重要でな
いが、本発明のもう一つの好ましい態様において、トリポリ燐酸ナトリウムとし
て表される燐酸塩含量は30重量%以下である。
本発明の、もう一つの好ましい態様の特徴は、カチオン性非珪酸塩層状化合物を
燐酸塩非含有洗剤組成物に用いることである。
洗剤組成物が10〜30%のゼオライトAおよび1〜15%のカチオン性非珪酸
塩層状化合物を含む場合、カチオン性非珪酸塩層状化合物を使用することが特に
好ましい。
本発明により使用される層状化合物は、洗剤製造のための一般的方法により、例
えば、他の洗剤成分と一緒に熱噴霧する、固体及び/又は液体洗剤成分と一緒に
粒状化する、及び/又は、引き続いて固体洗剤成分(例えば、噴霧乾燥粉末、粒
状物、ゼオライト、層状珪酸塩)に適用することにより組み込むことができる。
カチオン性層状化合物に加えて、本発明の洗剤組成物は、他のビルダー塩、ピル
グー、界面活性剤、石鹸、非界面活性抑泡剤および汚れ懸濁剤を含んでよい。
本発明の洗剤中に存在してよいビルグー成分を以下に詳細に記載する:
適当な有機および無機ビルダー塩は、穏やかな酸性、中性またはアルカリ性反応
を示す塩、特にカルシウムイオンを沈降または錯化することのできるアルカリ塩
である。無機イオンのうち、水溶性アルカリメタ燐酸塩またはアルカリポリ燐酸
塩、特に三燐酸五ナトリウムが、アルカリオルト燐酸塩およびアルカリピロ燐酸
塩と並んで特に重要である。これらの燐酸塩は、例えばニトリロ三酢酸(NTA
)、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸および高級同族体の
ようなアミノポリカルボン酸型化合物を含む、カルシウムイオンのための有機錯
化剤により完全にまたは部分的に置換されてよい。適当な燐含有有機錯化剤は、
アルカンホスホン酸、アミノ−及びヒドロキシアルカンホスホン酸およびホスホ
ノポリカルボン酸、例えば、メタンジホスホン酸、ジエンチルアミノメタン−1
,1−ジホスホン酸、アミノトリメチレントリホスホン酸、1−ヒドロキシエタ
ン−1,1−ジホスホン酸、1−ホスホノエタン−1,2−ジカルボン酸、2−
ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸の水溶性塩である。
有機ピルグーのうち、カルボキシル基を有するポリマーを含め、カルシウムイオ
ンと錯塩を形成する窒素および燐非含有ポリカルボン酸が特に重要である。この
種の適当なポリカルボン酸は、例えば、クエン酸、酒石酸、ベンゼンへキサカル
ボン酸およびテトラヒドロフランテトラカルボン酸である。エーテル基を含むポ
リカルボン酸、例えば2,2°−ヒドロキシニコハク酸が好適であり、同様に、
グリコール酸で完全にまたは部分的にエーテル化された多官能アルコールまたは
ヒドロキシカルボン酸、例えばビス−カルボキシメチルエチレングリコール、カ
ルボキシメチルヒドロキシコハク酸、カルボキシメチルタルトロン酸およびカル
ボキシメチル化または酸化ポリサツカリドが好ましい。分子量が350〜約15
00000の水溶性塩としてのポリマーカルボン酸も好適である。特に好ましい
ポリマーポリカルボキシレートは分子量が500〜175000、特に、100
00〜100000である。これらの化合物は、例えば、ポリアクリル酸、ポリ
ヒドロキシアクリル酸、ポリマレイン酸、および相当するモノマーカルボン酸の
相互のまたはエチレン性不飽和化合物、例えばビニルメチルエーテルとのコポリ
マーである。ポリグリオキシル酸の水溶性塩も好適である。
適当な水不溶性無機ビルダーは、結合水を含むゼオライl−A型の微粒合成ナト
リウムアルミノシリケートてあり、洗剤および清浄製剤の燐酸塩代替物として西
ドイツ公開特許24 12 837に詳細に記載されている。
カチオン交換性ナトリウムアルミノシリケートは、通常の水和した微結晶状態で
使用される、すなわち、それは30ミクロンより大きい粒子をほとんど含まず、
好ましくは、少な(とも80%が10ミクロンより小さい粒子からなる。西ドイ
ツ公開特許2412837に従って決定されるそのカルシウム結合能は100〜
200mgCaO/gである。ゼオライトNaAが特に好適であるが、ゼオライ
)NaXおよびNaAとNaXとの混合物も用いることができる。
適当な無機錯体非形成塩は、重炭酸、炭酸、ホウ酸、硫酸および珪酸のアルカリ
塩であり、「洗濯アルカリ」としても知られている。
アルカリ珪酸塩のうち、Na、○対Sin、の比が1=1〜1:3.5の珪酸ナ
トリウムが特に好ましい。
その疎水性故に液体洗剤中に通常使用される他のビルダーは、非キャピラリー活
性C2〜。スルホン酸、カルボン酸およびスルホカルボン酸の塩、例えば、アル
カン、ベンゼン、トルエン、キシレンまたはクメンスルホン酸、スルホ安息香酸
、スルホフタル酸、スルホ酢酸、スルホコハク酸のアルカリ金属塩、および酢酸
および乳酸の塩である。アセトアミドおよび尿素類も好適な可溶化剤である。
本発明の洗剤中に更なる成分として存在してよい界面活性剤は、少なくとも一つ
の疎水性有機基および水可溶化性アニオン性、両性イオン性または非イオン性基
を分子内に有する。疎水性基は、通常、8〜26個、好ましくは10〜22個、
より好ましくは12〜18個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基または6〜1
8個、好ましくは8〜16個の脂肪族炭素原子を有するアルキル芳香族基である
。
適当なアニオン性界面活性剤は、例えば、天然または合成の、好ましくは飽和し
た、脂肪酸、および要すれば、樹脂酸またはナフテン酸の石鹸である。適当な合
成イオン性界面活性剤は、硫酸塩、スルホン酸塩および合成カルボン酸塩型のも
のである。
スルホン酸塩型の適当な界面活性剤は、アルキルベンゼンスルホネート<CS+
+Sアルキル)、オレフィンスルホネート、すなわち、アルケンとヒドロキシア
ルカンスルホネートの混合物、および例えば末端または分子内二重結合を含むC
at〜、。モノオレフィンから気体二酸化硫黄によりスルホン化し続いてスルホ
ン化生成物をアルカリ性または酸性加水分解することにより得られる種類のジス
ルホネートである。
他の適当なスルホネート界面活性剤は、C,、−t、アルカンから、スルホクロ
ル化またはスルホキシド°化し、続いて加水分解または中和することにより、ま
たは重亜硫酸塩をオレフィンに付加することによす得られるアルカンスルホネー
ト、およびα−スルホ脂肪酸ノエステル、例えば、水素化ヤシ油、パーム核油ま
たは獣脂脂肪酸のスルホン化メチルまたはエチルエステルである。
硫酸塩型の適当な界面活性剤は、天然および合成の1級アルコールの、すなわち
脂肪アルコール、例えば、ヤシ油脂肪アルコール、獣脂脂肪アルコール、オレイ
ルアルコール、ラウリル、ミリスチル、パルミチルまたはステアリルアルコール
、あるいはCIo−t。オキソアルコールの硫酸モノエステルおよび同じ鎖長の
2級アルコールの硫酸モノエステルである。1〜6モルのエチレンオキシドによ
りエトキシル化された脂肪族1級アルコール、およびエトキシル化2級アルコー
ルおよびアルキルフェノールの硫酸モノエステルも好適である。硫酸化脂肪酸ア
ルコールアミドおよび硫酸化脂肪酸モノグリセリドも使用することができる。
他の適当なアニオン性界面活性剤は、ヒドロキシもしくはアミノカルボン酸また
はスルホン酸の脂肪酸エステルおよびアミド、例えば脂肪酸サルフシド、グリコ
レート、ラクテート、タウライドまたはイセチオネートである。
アニオン性界面活性剤は、そのナトリウム、カリウムおよびアンモニウム塩とし
て、およびモノ、ジまたはトリエタノールアミンのような有機塩基の可溶性塩と
して存在してよい。
非イオン性界面活性剤として、アルコール、アルキルフェノールおよび脂肪酸か
らなる群からの本質的に10〜20個の炭素原子を有する化合物1モルへの1〜
40モル、好ましくは2〜20モルのエチレンオキシド付加物を使用することが
できる。特に重要な付加物は、1級アルコール、例えばアシ油または獣脂脂肪ア
ルコール、オレイルアルコール、オキソアルコール、または8〜18個、好まし
くは12〜18個の炭素原子を有する2級アルコール、およびアルキル基に6〜
14個の炭素原子を有するモノまたはジアルキルフェノールへの8〜20モルエ
チレンオキシド付加物である。しかしながら、これら水溶性非イオン性物質に加
えて、分子内に2〜7個のエチレングリコールエーテル基を有する水不溶性また
は実質的に水不溶性のポリグリコールエーテルも使用することができ、水溶性非
イオン性またはアニオン性界面活性剤と一緒に用いると特に有利である。
他の適応な非イオン性界面活性剤は、エチレンオキシドとポリプロピレングリコ
ール、アルキレンジアミンポリプロピレングリコールおよびアルキル基に1〜1
0個の炭素原子を有するアルキルポリプロピレングリコールとの、20〜250
個のエチレングリコールエーテル基および10〜100個のポリプロピレングリ
コールエーテル基を含む水溶性付加物であり、ポリプロピレングリフール鎖が疎
水性基として作用する。アミンオキシドまたはスルホキシド型の非イオン性界面
活性剤、例えば、N−ヤシ油アル牛ルーN、N−ジメチルアミンオキシド、N−
ヘキサデシル−N、N−ビス−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−アミンオキ
シド、N−獣脂アルキルーN、N−ジヒドロキジエチルアミンオキシドを使用す
ることもできる。N−アルコキシル化脂肪酸アミドは、本発明の要旨において非
イオン性界面活性剤とは考えない。
要すれば使用する両性イオン性界面活性剤は、好ましくは、脂肪族基の一つがC
Il+18基からなりおよびもう一つがアニオン性水可溶化性カルボキシ、スル
ホまたはスルファト基からなる脂肪族四級アンモニウム化合物の誘導体である。
そのような界面活性ベタインの典型的な例は、例えば、3−(N−ヘキサデシル
−N、N−ジメチルアンモニオ)−プロパンスルホネート、3−(N−IU]y
ルキルーN。
N−ジメチルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロパンスルホネート、3−(N−
ヘキサデシル−N、N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−アンモニオ)−2−
ヒドロキシプロピルスルフェート、3−(N−ヤシ油アルキル−N、N−ビス−
(2,3−ジヒドロキシプロピル)−アンモニオ)−プロパンスルホネート、N
−テトラデシル−N、N−ジメチルアンモニオアセテート、N−ヘキサデシル−
N、N−ビス−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−アンモニオアセテートであ
る。
例えば石鹸を一緒に用いることにより、洗剤を機械で使用した場合に望ましい低
下した起泡能が得られる。石鹸を用いると、脂肪酸エステルの飽和および炭素数
の増加に伴い抑泡力が向上し、従って、飽和および不飽和C+t+ta脂肪酸の
石鹸が抑泡剤として特に好適である。
非界面活性抑泡剤は、通常、水不溶性のほとんど脂肪性のC11−21化合物で
ある。適当な非界面活性抑泡剤は、例えば、N−アルキルアミノトリアジン、す
なわち、塩化シアヌル1モルとアルキル基に本質的に8〜18個の炭素原子を有
するモノまたはジアルキルアミン2〜3モルとの反応生成物である。他の適当な
非界面活性抑泡剤は、プロポキシル化及び/又はブトキフル化アミノトリアジン
、例えば、メラミン1モルとプロピレンオキシド5〜10モル、さらにブチレン
オキシド10〜50モルとの反応生成物、および例えばステアロンのような脂肪
族C、、、。ケトン、水素化鯨油脂肪酸または獣脂脂肪酸の脂肪ケトン、および
融点が100’Cより低いパラフィンおよびハロパラフィン、およびポリマー有
機珪素化合物系のシリコーン油エマルジョンでアル。
本発明の洗剤は、更に漂白剤および漂白活性剤を含んでよい。漂白剤として作用
する水中でH60,を発生する化合物のうちで、過ホウ酸ナトリウム・四水和物
(N aB O=−Hto−・3H,O)および−水和物(NaBO,・H,O
,)が特に重要である。しかしながら、他のH,○7発生ホウ酸塩、例えばバー
ボラックスNa、B、○、・4H,O。
を使用することもできる。これらの化合物は、完全にまたは部分的に他の活性酸
素キャリヤー、特にパーオキシピロホスフェート、シトレートパーヒドレート、
尿素/H,O,またはメラミン/ Ht Oを化合物、およびH,O,発生過酸
塩、例えば、カロエート(KH3Os)、パーベンゾエートまたはパーオキシフ
タレートにより置換されていてよい。
本発明の洗剤は特に低い洗濯温度での洗濯を意図しているので、活性剤含有漂白
成分が洗剤に好ましく混入される。水中でH,0,を発生する退化合物のための
適当な活性化剤は、有機過剰酸を形成する特定のN−アシルまたはO−アシル化
合物である。適当な化合物は、特に、N−ジアシル化およびN、N’−テトラア
シル化アミン、例えば、N、 N、 N’、 N’−テトラアセチルメチレンア
シアミンまたはエチレンジアミンあるいはテトラアセチルグリコールウリルであ
る。
本発明の洗剤組成物は、汚れを洗剤から分離して洗濯液中の懸濁させ再付着を防
止する汚れ懸濁剤も含む。適当な汚れ懸濁剤は、通常、例えば、ポリマーカルボ
ン酸の水溶性塩、にかわ、ゼラチン、澱粉またはセルロースのエーテルカルボン
酸またはエーテルスルホン酸の塩、またはセルロースもしくは澱粉の酸性硫酸エ
ステルの塩ような有機水溶性コロイドである。酸性基を含む水溶性ポリイミドも
この目的のために好ましい。可溶性澱粉製剤および上述のもの以外の他の澱粉生
成物、例えば分解澱粉、アルデヒド澱粉等も使用することができる。ポリビニル
ピロリドンも使用することができる。
実施例
実施例1で使用するヒドロタルサイト型構造のマグネシウムアルミニウムヒドロ
キシカーボネート(ヒドロタルサイト)を、西ドイツ公開特許15 92 12
6に従い、撹拌下、室温で4時間かけて、Mg(NOりf−6H,06,4kg
およびAff(NOs)s” 8Ht04.7kgの脱イオン水17.5kg中
溶液を、50重量%水酸化ナトリウム7kgおよび炭酸ナトリウム2.5kgの
脱イオン水25kg中溶液に添加した。次に、反応混合物を65℃で18時間撹
拌し、遠心分離により白色沈澱を除去し、約609の脱イオン水で洗った。生成
物を110℃で減圧乾燥した。
ヒドロタルサイトに典型的な格子面間隔d=7.68.3,82.2.67(肩
部を有するリフレックス)、2.32(ブロード)、1.97(ブロード)、1
.52および1.50人を表す干渉を有するX線回折図を示した。分析により決
められたMg対Af2比は2.08〜1であった。
以下の実施例において、Eoはエチレンオキシドを表す。
ル惹湾
家庭用ドラム型洗濯機で洗濯試験を行った。この目的のために、下記組成を有す
る燐酸塩非含有ゼオライト含有基本洗剤をまず調製した:
基本洗剤A %アルキルベンゼンスルホ
ネート 8.0獣脂脂肪アルコール−5EO2,4
獣脂脂肪アルコール−14EOO,5
C+t−+a脂肪アルコールー5E○とCIt+14脂肪アルコール−3EOと
の混合物 1,5C+s+t*脂肪酸ナトリウム塩
8.0ゼオライトA 25
.0水ガラス、N a 20 : S r 01比3.35
1.5炭酸ナトリウム 0.6ナトリウム
エチレンジアミンテトラメチレンホスホネート0.1
セルロースエーテル混合物 0.8過ホウ酸ナトリウ
ム・四水和物 22.5テトラアセチルエチレンジアミン
1.0プロテアーゼ
0.2蛍光増白剤、芳香剤 0.3塩、水お
よびNa、So、 バランス塩基性洗剤A104g
を予備洗濯時に添加し、144gを90℃沸騰洗濯プログラム(水硬度約16°
Gh)の主洗濯時に添加した。通常汚れの3.5kg負荷洗濯を綿繊維の存在下
に19回行った。19回洗濯した後、綿繊維を焼却した。結果を第1表に示す。
比較例2
下記組成を有する洗剤を用いて家庭用ドラム型洗濯機により洗濯試験を行った。
洗剤組成物B %ヨーロッパ特許0 2
09 840
による合成層状珪酸塩 5.0アルキルベンゼン
スルホネート8.0
獣脂脂肪アルコール−5EO2・4
獣脂脂肪アルコール−14EOO,5
CIt+l@脂肪アルコール−5EOとCIt++4脂肪アルコール−3Eoと
の混合物 1.5C+s+tt脂肪酸ナトリウム塩
8.0ゼオライトA 25
.0水ガラス、N at O: S r Og比3.35 1
.5炭酸ナトリウム 0.6ナトリウムエ
チレンジアミンテトラメチレンホスホネート
0.1セルロ一スエーテル混合物 0.8過
ホウ酸ナトリウム・四水和物 22.5テトラアセチルエチ
レンジアミン 1.0プロテアーゼ
0.2蛍光増白剤、芳香剤
0.3塩、水およびNa、SO−バランス
基本洗剤Aと同様に、洗剤B104gを予備洗濯時に導入し、144gを90℃
沸騰洗濯プログラム(水硬度約16°Gh)の主洗濯時に導入した。通常汚れの
3.5kg負荷洗濯を綿繊維の存在下に19回行った。19回洗濯した後、綿繊
維を焼却した。結果を第1表に示す。
実施例1
下記組成を有する洗剤を用いて家庭用ドラム型洗濯機により洗濯試験を行った。
洗剤組成物C%
ハイドロタルサイト 5.0アルキルベンゼ
ンスルホネート8.0
獣脂脂肪アルコール−5EO2,4
獣脂脂肪アルコール−14EOO,5
CIf−II脂肪アルコール−5EOとCI!〜14脂肪アルコール−3EOと
の混合物 1.5CI@’−2!脂肪酸ナトリウム塩
8.0ゼオライトA 2
5.0水ガラス、Na、O: S io、比3.35 1.5
炭酸ナトリウム 0.6ナトリウムエチ
レンジアミンテトラメチレンホスホネート
0.1セルロ一スエーテル混合物 O18過ホ
ウ酸ナトリウム・四水和物 22.5テトラアセチルエチレ
ンジアミン 1.0プロテアーゼ
0.2蛍光増白剤、芳香剤 0
.3塩、水およびNa、So、 バランス比較試験
において記載したように、洗剤C104gを予備洗濯時に導入し、144gを9
0°C沸騰洗濯プログラム(水硬度約16’Gh)の主洗濯時に導入した。通常
汚れの3.5kg負荷洗濯を綿繊維の存在下に19回行った。19回洗濯した後
、綿繊維を焼却した。
玉11
試験(洗剤組成) 灰分%比較試験1(A)
1.21比較試験2 (B) 0.99実施
例1 (C) 0.84第1表の結果は、本発明のヒド
ロタルサイト型のカチオン性非珪酸塩層状化合物を本発明の洗剤組成物中に用い
ると、同じ洗濯力において繊維外皮形成が低下することを示している。
国際調査報告
国際調査報告
EP 8900594
Claims (7)
- 1.式:MgxAl(OH)yA2・nH2O(I)〔式中、Aは非珪酸アニオ ンの同等物を表し、1<x<5、y>z、(y+z)=2x+3、0<n<10 である。〕で示され、110℃で乾燥した生成物のX線回折図における最も強い ラインに対応する格子間隔が7.4〜8Åであるヒドタルサイト構造型に属する カチオン性非珪酸塩層状化合物の燐酸塩低減洗剤組成物での使用。
- 2.Aが炭酸イオンの同等物を表す請求項1記載の使用。
- 3.洗剤組成物に対して1〜15重量%の層状化合物を用いる請求項1または2 記載の使用。
- 4.洗剤組成物に対して2〜10重量%の層状化合物を用いる請求項1または2 記載の使用。
- 5.洗剤組成物中の燐酸塩含量が30重量%以下である請求項1〜4のいずれか に記載の使用。
- 6.燐酸塩を含まない洗剤組成物中での請求項1〜4のいずれかに記載の使用。
- 7.10〜35重量%のゼオライトAおよび1〜15重量%のカチオン性非珪酸 塩層状化合物を含む洗剤組成物中での請求項1〜6のいずれかに記載の使用。
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