JPH03504613A - 洗剤用抑泡性アルキルポリグリコールエーテル（１） - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 洗剤用抑泡性アルキルポリグリコールエーテル（１）本発明は、硬質表面に対し て良好な湿潤および水切り効果を有する食器洗い機用の食器洗い用洗剤、とりわ け濯ぎ助剤中における低発泡性または抑泡性の生分解性界面活性剤および界面活 性剤混合物の新規用途に関する。本発明は、とりわけ、プラスチック成形品の食 器の洗浄において好都合である。

機械による食器洗いにおいては通例、奇麗な水による中間濯ぎを挟んで、異なる 製品を用いる２回の濯ぎサイクルが行なわれる。食物糟を除去し、乳化するため の実際の洗浄サイクルにおいては、アルカリ性洗剤を使用する。対照的に、いわ ゆる最終濯ぎまたは清浄濯ぎサイクルにおいては、特殊な濯ぎ助剤を用いる。濯 ぎ助剤は洗剤ではないが、高い湿潤力を示し、最終濯ぎ水の表面張力を低下して 、石灰汚れまたは他の汚点のような目に見える残渣を残すことなく、食器からフ ィルムの形態で水切りできるようにすることが意図されている。

家庭用および公共施設用の食器洗い機においては、液の動きが激しい故に、濯ぎ 助剤は、発泡ができるだけ少ないことが要求される。

通常のアニオン性湿潤剤、例えば比較的分子量の高いアルキルスルフェートおよ びアルキルまたはアルキルアリールスルホネートは、高発泡性であることが知ら れており、それ故、実際にこの目的のために使用できないので、比較的分子量の 高い脂肪アルコール、アルキルフェノールまたはポリプロピレングリコールのエ チレンオキシド付加物系のノニオン性界面活性剤を実際に使用することが好まし い。

しかし、このような生成物であっても、充分な湿潤効果のために要する濃度範囲 においては、通例低発泡性が充分でないことが実際にわかった。このような生成 物は、とりわけ、水の循環が非常に激しく、約８０℃の温度の清浄濯ぎ液を、ア ルカリ性洗剤を用いる約５０〜７０℃の温度の主洗浄サイクルへ、およびすべて の食物汚れを伴うわずか約４０℃の温度の前除去域へ通常再循環させる公共施設 用食器洗い機において、過度の安定な発泡によって機械的な問題を起こし易い。

しかし、家庭用食器洗い機においても同様の問題が起こり得る。従って、はとん どの場合、比較的発泡性の小さいエチレンオキシド付加物を用いる場合でも、濯 ぎ助剤に抑泡剤を加えなければならない。用いる抑泡剤は、濯ぎ温度で実質的に 水に不溶のノニオン性アルコキシル化物、例えば、高級アルコール、アルキルフ ェノールもしくはアミンの、エトキシ化度の低いエチレンオキシド付加物、また はエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドもしくはプロピレンオキシドおよ びエチレンオキシドの相当する付加物である。しかし、このような生成物は、使 用温度で湿潤効果を持たず、従って濯ぎ助剤に対する負荷となる。

西独公開特許第３５３０３０３号および西独公開特許第３５１２１２０号により 、式： ％式％ ［式中、 Ｒ’は直鎖または分枝状のＣｏ−Ｃ＋ｓアルキルまたはアルケニル基、Ｒ３はｃ 、−ｃｍアルキル基、 ｎは７〜Ｉ６の数、および ｍは１７〜２３の数 を表す。］ で示される、曇点が４５℃未満のアルキルポリエチレングリコールエーテルは、 低発泡性の生分解性界面活性剤であり、食器洗い機中で濯ぎ助剤として用いると 、ガラス、刃物類および陶磁器に対して、優れた湿潤および水切り効果を示すこ とが知られている。

しかし、プラスチック、例えばポリプロピレンまたはポリカーボネートの食器の 湿潤は、なお特に困難である。低発泡性界面活性剤は、例えば［マクロロン（Ｍ ａｋｒｏｌｏｎ）Ｊのようなプラスチックの食器に対する湿潤効果が不充分であ る。逆に、脂肪アルコールエトキシレートのような湿潤性の良好な界面活性剤を 用いると、必要な低発泡性基準が満足されない。

驚くべきことに、以下詳細に説明する選択された界面活性剤または界面活性剤混 合物を使用することによって、この点においても顕著に改善できることがわかっ た。

従って、第一の態様においては、本発明は、一般式（■）：Ｒｌ−０（ＣＨｔ　 ＣＨ＊　ｏ　）ｎ　　Ｒｔ　　　　　　　　　　（１）［式中、 Ｒ１は直鎖または分枝状のＣｍ　　Ｃ＋＊アルキルおよび／またはアルケニル基 、 Ｒ２はｃｍ−ｃ、、のアルキル基、およびｎは２０〜４０の数 を表す。］ で示される末端基閉鎖（Ｅ　ｎｄｇｒｕｐｐｅｎｖｅｒｓｃｈｌｏｓｓｅｎ）ア ルキルまたはアルケニルポリエチレングリコールエーテルの、とりわけ固体プラ スチックに対する湿潤作用の良好な水性濯ぎ助剤および洗剤中の低発泡性および ／または抑泡性界面活性剤成分としての用途に関する。

本発明によると、一般式（１）で示されるノニオン性界面活性剤成分の特に重要 な適用は、固体プラスチック表面に対する湿潤効果が改善されており、しかもそ れと同時に発泡が最少限であるか、また本発明に従って好ましく用いられる一般 式（１）の化合物は、置換基Ｒ２としてＣ，−Ｃ，。、とりわけＣ１゜のアルキ ル基を有する。ｎの好ましい値は２５〜３５の数である。

他の態様においては、本発明は、この分野において特に良好な性質によって特徴 付けられる、一般式（１）で示される界面活性剤成分を用いた選択された界面活 性剤混合物に関する。以下詳細に説明する界面活性剤組み合わせにおいて、一般 式（１）で示される化合物は成分（Ａ）と称され、界面活性剤成分Ｂ−１−Ｂ− ３の１種またはそれ以上との混合物として用いられる。これらの混合物成分Ｂ− １〜Ｂ−３は、下記一般式（１１）、（■）および（ＩＶ）の化合物に相当する 。

この態様においては、プラスチック表面に対する湿潤効果が高く、かつ発泡の少 ない食器洗い用洗剤中、とりわけ濯ぎ助剤中で用いられる界面活性剤混合物は、 （Ａ）一般式（１）で示されるアルキルまたはアルケニルポリエチレングリコー ルエーテルを、 （Ｂ）一般式（Ｉ［）〜（■）［式中、Ｒ１はｆｆ１（１）のものと同意義であ る。コで示される以下のノニオン性アルキルまたはアルケニルポリエチレングリ コールエーテル界面活性剤成分の少なくとも１種との混合物として含有すること を特徴とする：（Ｂ−１）一般式（■）： Ｒ５ ［式中、 Ｒ３はメチルまたはエチル基、 ａは２〜６の数、および ｂは３〜７の数 を表す。コ で示される化合物、 （Ｂ−２）一般式（■）： Ｒ＋−０−（ＣＨＩＣＨｆｉｏ）Ｃ−Ｒ４（Ｉ［Ｉ）［式中、 Ｒ４はＣ−ＣＩアルキル基、および Ｃは７〜１２の数 を表す。］ で示される化合物、 （Ｂ−３）一般式（■）： Ｒ１−０−（ＣＨＩＣＨＩＯ）ｄ−ＨＣＮ）［式中、 ｄは２０〜５０、好ましくは２５〜３５の数を表す。コ で示される化合物。

重要な一態様においては、本発明は、一般式（Ｉ）および（ＩＩ）で示されるア ルキルまたはアルケニルポリグリコールエーテルの混合物を、（Ｉ）：（ＩＩ） の混合比５０：５０〜２０：８０重量部で含有することを特徴とする前記のよう な界面活性剤混合物に関する。

本発明に従って成分（Ａ）として用いられる一般式（１）の化合物を、一般式（ ＩＶ）で示される非末端基閉鎖ポリエチレングリコールエーテル（成分Ｂ−３） との混合物として使用することが特に有利であることがわかった。本発明の好ま しい態様においては、本発明の、または本発明に従って用いられる界面活性剤混 合物は、成分Ｂ−１および／またはＢ−２を更に含有する。従って、本発明の特 に好ましい態様においては、ノニオン性界面活性剤成分は、以下の量で存在する ニ 一般式（Ｉ）で示される化合物　　　　　　　　　１０〜４０重量％、好ましく は１５〜２５重量％、 一般式（ＩＶ）で示される化合物　　　　　　　　　１０〜４０重量％、好まし くは１５〜３０重量％、 一般式（ＩＩ）および／または（■）で示される化合物２０〜８０重量％、好ま しくは４５〜６５重量％。

次の化合物は、共界面活性剤Ｂ−１−Ｂ−３のうちの特に好ましい混合物成分で あるニ 一般式（ＩＩ）の化合物：　Ｃ１２／１４−３ＥＯ−６ＰＯ一般式（ＩＩＩ）の 化合物：　ＣＩ　２／Ｉ　８−１０ＥＯ−０４一般式（ＩＶ）の化合物＋　ＣＩ 　２／１４−３０ＥＯ０最後に、他の態様においては、本発明は、好ましくはア ルキルおよび／またはアルケニルポリエチレングリコールエーテルから選択され るノニオン性界面活性剤の水溶液から成る、プラスチックに対する湿潤性の改良 された低発泡性食器洗い用洗剤、とりわけ家庭および公共施設用食器洗い機用濯 ぎ助剤に関し、これらの洗剤および／または濯ぎ助剤は、前記界面活性剤または 界面活性剤混合物に加えて、要すれば通常の混合物成分、例えば可溶化剤、ヒド ロトロープ化剤、石灰沈着防止剤、香料および／または色素、並びに要すれば他 の助剤を含有する。このような種類の水性濯ぎ助剤は、原則として前掲の西独公 開特許第３５１２１２０号および第３５３０３０３号に記載されている。本発明 の開示を完全なものとするために、その重要な事項を以下に繰り返す。

本発明に従って用いられるアルキルポリエチレングリコールエーテルは、５〜８ ０重量％の濃度、好ましくは２５〜５０重量％の水溶液として、濯ぎ助剤中に用 いられる。

しかし、充分な熱安定性を得るためには、可溶化剤、例えば−価または多価のア ルコール（例えばエタノール、プロパツール、イソプロパツール、エチレングリ コール、プロピレングリコール）を、好ましくは濯ぎ助剤全体に対して約５〜２ ０重量％の量で加えることが好都合であり得る。

ヒドロトロープ化物質、例えば低分子量アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ 塩、クメンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウムまたはトルエ ンスルホン酸ナトリウ・ムも非常に効果的である。

可溶化および／またはヒドロトロープ化物質は、界面活性剤の曇点および所望の 貯蔵寿命に応じて、濯ぎ助剤全体に対して０〜４０重量％の量で使用し得る。

更に、最終濯ぎサイクルにおいて非軟化水を用いる場合に食器に石灰が沈着する のを防ぐために、濯ぎ助剤全体に対して０〜４０重量％、好ましくは１０〜３５ 重量％の錯化剤、例えばクエン酸、酒石酸、グリコール酸および／または市販の コハク酸、グルタル酸およびアジピン酸の工業用混合物［ツカラン（Ｓ　ｏｋａ ｌａｎ）Ｄ　ＣＳ　（商標）、ＲＡＳ−Ｆの製品］を使用し得る。

限界活性（Ｔｈｒｅｓｈｏｌｄ−ｗｉｒｋｓａｍｅ　　Ｅｉｇｅｎｓｃｈａｆｔ ｅｎ）を有する錯化剤、例えば２−ホスホノブタン−１，２，４−トリカルボン 酸［ベイヒビット（Ｂａｙｈｉｂｉｔ）ＡＭ（商標）］も、生理学的に許容し得 れば使用し得る。その場合、使用濃度は低くてよく、濯ぎ助剤全体に対して０〜 ＩＯ重量％、好ましくは２〜７重量％である。

更に、濯ぎ助剤中に通例用いられる色素、香料および防腐剤を、常套の方法で添 加し得る。

一般式（１）で示されるポリグリコールエーテルの製造のための適当な出発物質 は、例えば、ｎ−オクタノール、ｎ−デカノール、ｎ−ドデカノール、ｎ−テト ラデカノール、ｎ−ヘキサデカノール、ｎ　−オクタデカノールのような脂肪ア ルコール、および／またはｎ−才クタデセン−９，１０−オール（オレイルアル コール）のような不飽和成分、並びに単独で、または混合物として用いられるオ キソアルコールのような炭素原子数が同じで起源の異なるアルコールである。

本発明に従って用いる一般式（Ｉ）で示されるアルキルポリエチレングリコール エーテルを製造するには、前記脂肪アルコールをエチレンオキシドとｌ：２０〜 ｌ：４０のモル比、とりわけ約１＝２５〜ｌ：３５のモル比で反応させ、その後 、得られた反応生成物中に存在する水酸基を少なくとも部分的にエーテル化する ことが最も良い。

エチレンオキシドとの反応は、既知のアルコキシル化条件下に、好ましくは適当 なアルカリ性触媒の存在下に行う。遊離水酸基のエーテル化は、ウィリアムソン のエーテル合成の既知の条件下に、直鎖および／または分枝状のＣａ−Ｃ，、ア ルキルハライドを用いて行うことが好ましく、相当する塩化アルキルを使用する ことが特に適当である。これに関連して、アルキルハライドおよびアルカリを、 実質的に化学量論比で、または化学量論的に約２倍過剰に使用して、エトキシ化 アルコールとアルキルハライドとのモル比的１．００．９〜１．０：２．０が特 に適当となるようにすることが好都合であり得る。

最後に、別の態様においては、本発明は、家庭および公共施設用食器洗い機用低 発泡性濯ぎ助剤の製造方法であって、耐記のような界面活性剤または界面活性剤 混合物を調製し、得られる反応生成物を、水および／または前記の他の助剤と混 合することを特徴とする方法Ｚこ関する。

Ｘ檄匿 以下の実施例は、従来技術を説明する比較例と、本発明を説明する実施例とから 成る。混合物を、一方ではプラスチック表面に対する湿潤力について、他方では 発泡の傾向または抑泡作用について試験する。試験は次のようにして行った：湿 潤力の測定 実施例の界面活性剤混合物の湿潤力を、次の方法で測定した：長さ４０ｃｍ、幅 ２８ｃａ＋および深さ１２ｃｍのプラスチックタンクに、硬度１６’Ｇｈおよび 温度６５℃の水３ｇを入れた。実施例の界面活性剤混合物２．４ｇを水に溶解す る。液体が冷える前に、直径２４ｃｍのマクロロンのプラスチックプレートを界 面活性剤溶液中に完全１こ浸し、液中に約３０秒間放置した。次いで、プレート を界面活性剤溶液から引き上げ、その引き上げ中Ｊこ、目視評価により、洗剤溶 液からの引き上げ中にプラスチックプレートにまだ付着している水のフィルムが どれだけ速く途切れて、プレート上に乾燥した部分が現れるかを調べた。プレー トの引き上げ後１０秒間に乾ｍ部分が生じない場合、すなわち、その時間後にプ レート表面がまだ完全に水のフィルムに覆われている場合は、評価点数は１００ ％とする。これに対し、評価点数６０％とは、その規定時間後にプレート表面の ６０％だけが水のフィルムに覆われていることを示す。実施例の界面活性剤混合 物のいずれについても、評価点数が高いほど、湿潤力が高い。

抑泡作用の試験 実施例の抑泡剤の抑泡作用を、次の方法により試験した：硬度１６°Ｇｈで、食 器洗い用洗剤「トップマート・インテンシブ（Ｔｏｐｍａｔ　　１ｎｔｅｎｓｉ ｖ）Ｊ（ヘンケル商標名）１．５ｇを溶解した５００ｍ＆の水中、全＃１ｇを均 一に泡立てる。次いで、液体を２０００ｍ１２二重壁メスシリンダー中に入れ、 ４０℃に加熱する。試験温度に達したら、実施例の低発泡性界面活性剤混合物０ ．２５ｇを液体に加えた。

実験室用嬬動ポンプによって、ガラス管を通してメスシリンダーの底部から溶液 を吸出した。この液体を、下端がメスシリンダーの上端に位置する第二の管を通 してメスシリンダーに戻した。液体を４Ｑ／分の速度でポンプ循環し、メスシリ ンダーに落下させる。液体のこのポンプ循環により、泡が発生する。１１２．３ ．４．５．７および１０分間のポンプ循環後、これらの時間後に泡および液体で 形成される体積を読み取る：これらを実施例中に示す。

比較例 ヤシ油アルコールとは、ＣＩ！約７０％およびＣＩ４約３０％の炭素鎖分布を有 する直鎖状飽和脂肪アルコールを意味する。

比較例１ 界面活性剤混合物は、 ヤシ油アルコール−３ＥＯ−６Ｐ０　　　　　５０重量％ヤシ油アルコール−５ ＥＯ−４Ｐ０　　　　　５０重量％から成る。

湿潤力評価：３０％。

発泡 界面活性剤混合物は、 ヤシ油アルコール−５ＥＯ−４Ｐ０　　　　　　　　５０重量％Ｒ（ＯＣＨ＝Ｃ Ｈｔｌ　ＯＯＣ−Ｈａ　　（Ｒ＝Ｃ＋＊／＋Ｊ５０重量％□　から成る。

湿潤力評価：５０％。

１旦 比較例３ 界面活性剤混合物は、 Ｒ−（ＯＣＨｔ　ＣＨ＊　）　ｒ。−〇−Ｃ−Ｈｅ　　（Ｒ＝ＣＩ！／ｌ。）　 ６０％ヤシ油アルコール−２３ＥＯ２０％ Ｒ（ＯＣＨ＊ＣＨｔ）ｙ−０−ＣａＨｓ　　（Ｒ＝Ｃ＋＊／＋ｓ）　　　２０％ から成る。

湿潤力評価：９０％。

江 比較例４ 界面活性剤混合物は、 Ｒ−（ＯＣＨ＊ＣＨｔ）＋ｏ−０−Ｃ＊Ｈｓ　　（Ｒ＝Ｃ１１／１８）　　７５ ％ヤシ油アルコール−２３Ｅ０　　　　　　　　　　　　２５％から成る。

湿潤力評価二　１００％。

発泡 ５　　　　　　　１．３００ ７　　　　　　　１．６２０ １０　　　　　　　　過発泡（２，０００以上）比較例５ 界面活性剤混合物は、 ヤシ油アルコール−３ＥＯ−６Ｐ０　　　　　７０％ヤシ油アルコール−３０Ｅ ０　　　　　　　　３０％から成る。

湿潤力評価二８０％。

発泡 ５　　　　　　　　Ｊ　、４５０ ７　　　　　　　１．８６０ １０　　　　　　　　過発泡（２，０００以上）本発明の実施例 寒亙匹上 界面活性剤混合物は、 ヤシ油アルコール−３ＥＯ−６Ｐ０　　　　　５７％ヤシ油アルコール−２３Ｅ ０　　　　　　　　２０％から成る。

湿潤力評価＝　１００％。

寒鬼烈又 界面活性剤混合物は、 ヤシ油アルコール−４ＥＯ−５Ｐ０　　　　　５５％ヤシ油アルコール−３０Ｅ ０　　　　　　　　２０％から成る。

湿潤力評価：　１００％。

＾鹿 叉皇匹主 界面活性剤混合物は、 Ｒ（ＯＣＨ＊ＣＨｔ）＋。−〇　−ＣａＨｓ（Ｒ＝　Ｃ＋ｔ／＋＊）　　５０％ Ｒ（ＯＣＨ＊　ＣＨｔ）ｓ。−ＯＣ＋ｔ／＋ａＨｔｓ／ｍ。　　　　３０％ヤシ 油アルコール−３０Ｅ０　　　　　　　　　　２０％から成る。

湿潤力評価：　１００％。

産血 ｌｏ　　　　　　　　５２０ 国際調査報告 国際調査報告 ερ８９００５４４ ＳＡ　　　　２ＢＢ７２

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．一般式（Ｉ）： Ｒ１−Ｏ−（ＣＨ２ＣＨ２Ｏ）ｎ−Ｒ２（Ｉ）［式中、 Ｒ１は直鎖または分枝状のＣ■−Ｃ１８アルキルおよび／またはアルケニル基、 Ｒ２はＣ■−Ｃ１４アルキル基、およびｎは２０〜４０の数 を表す。］ で示される末端基閉鎖アルキルまたはアルケニルポリエチレングリコールエーテ ルの、とりわけ固体プラスチックに対する良好な湿潤効果を有する水性食器洗い 用洗剤および濯ぎ助剤中の低発泡性および／または抑泡性界面活性剤成分として の用途。
2. ２．Ｒ２がＣ■−Ｃ１０、とりわけＣ１０のアルキル基であり、ｎが２５〜３５ の数である一般式（Ｉ）で示される化合物を使用することを特徴とする請求項１ 記載の用途。
3. ３．（Ａ）一般式（Ｉ）で示されるアルキルまたはアルケニルポリエチレングリ コールエーテルを、 （Ｂ）下記一般式（ＩＩ）〜（ＩＶ）［式中、Ｒ１は式（Ｉ）のものと同意義で ある。］で示されるノニオン性アルキルまたはアルケニルポリエチレングリコー ルエーテル界面活性剤成分、（Ｂ−１）一般式（ＩＩ）： ▲数式、化学式、表等があります▼（ＩＩ）［式中、 Ｒ３はメチルまたはエチル基、 ａは２〜６の数、および ｂは３〜７の数 を表す。］ で示される化合物、 （Ｂ−２）一般式（ＩＩＩ）： Ｒ１−Ｏ−（ＣＨ２ＣＨ２Ｏ）ｃ−Ｒ４（ＩＩＩ）［式中、 Ｒ４はＣ４−Ｃ８アルキル基、および ｃは７〜１２の数 を表す。］ で示される化合物、 （Ｂ−３）一般式（ＩＶ）： Ｒ１−Ｏ−（ＣＨ２ＣＨ２Ｏ）ｄ−Ｈ（ＩＶ）［式中、 ｄは２０〜５０、好ましくは２５〜３５の数を表す。］ で示される化合物 の少なくとも一種との混合物として含有する、固体プラスチックに対する良好な 湿潤作用を有し、かつ発泡の少ない食器洗い用洗剤、とりわけ濯ぎ助剤中で使用 するための界面活性剤混合物。
4. ４．一般式（Ｉ）および（ＩＩ）で示されるアルキルまたはアルケニルポリグリ コールエーテルの、（Ｉ）：（ＩＩ）の比が５０：５０〜２０：８０重量部であ る混合物を含有することを特徴とする請求項３記載の界面活性剤混合物。
5. ５．ノニオン性界面活性剤成分を以下の量で含有することを特徴とする請求項３ および４記載の界面活性剤混合物：一般式（Ｉ）で示される化合物１０〜４０重 量％、好ましくは１５〜２５重量％、 一般式（ＩＶ）で示される化合物１０〜４０重量％、好ましくは１５〜３０重量 ％、 一般式（ＩＩ）および／または（ＩＩＩ）で示される化合物２０〜８０重量％、 好ましくは４５〜６５重量％。
6. ６．所望により可溶化剤、ヒドロトロープ化物質、石灰沈着防止剤、香料および ／または色素、並びに要すれば他の助剤を含有する、アルキルおよび／またはア ルケニルポリエチレングリコールエーテルから選択されるノニオン性界面活性剤 の好ましくは水性の溶液から成る、プラスチックに対する湿潤性が改良された、 家庭および公共施設の食器洗い機用の低発泡性食器洗い用洗剤、とりわけ濯ぎ助 剤であって、請求項３〜６に記載の界面活性剤混合物を、約５〜８０重量％の量 、とりわけ約１５〜５０重量％の量で含有することを特徴とする剤。
7. ７．濯ぎ助剤全体に対して、錯化剤、例えばクエン酸、酒石酸、グリコール酸、 および／またはコハク酸、グルタル酸およびアジビン酸の工業用混合物を０〜４ ０重量％、好ましくは１０〜３５重量％、および／または限界活性錯化剤、例え ば２−ホスホノプタン−１，２，４−トリカルボン酸を０〜１０重量％、好まし くは２〜７重量％の量で含有することを特徴とする請求項６記載の低発泡性食器 洗い用洗剤。
8. ８．クメンスルホネートを、濯ぎ助剤全体に対して５〜２０重量％の量で含有す ることを特徴とする請求項６および７記載の低発泡性食器洗い用洗剤。
9. ９．低級アルコール、例えばエタノールおよび／またはイソプロパノールを、濯 ぎ助剤全体に対して５〜２０重量％の量で含有する請求項６および７記載の低発 泡性食器洗い用洗剤。
10. １０．家庭用および公共施設用の食器洗い機用低発泡性濯ぎ助剤の製造方法であ って、式： Ｒ１−ＯＨ ［式中、Ｒ１は直鎖または分枝状のＣ８−Ｃ１８アルキルまたはアルケニル基を 表す。］ で示されるアルカノールまたはアルカノールを、アルカリ触媒の存在下、１：２ ０〜１：４０のモル比、とりわけ１：２５〜１：３５のモル比でエチレンオキシ ドでエトキシ化し、次いで、遊離水酸基を、直鎖または分枝状Ｃ８−Ｃ１４アル キルハライド、好ましくはアルキルクロリドで、とりわけエトキシ化アルコール とアルキルハライドのモル比１．０：０．９〜１．０：２．０でエーテル化し、 得られる反応生成物を、水および／または前記の他の助剤と混合することを特徴 とする方法。