JPH03504508A - 新規な1α―ヒドロキシビタミンD2エピマー、その誘導体及びそれらを含んでなる調剤 - Google Patents
新規な1α―ヒドロキシビタミンD2エピマー、その誘導体及びそれらを含んでなる調剤Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
新規な1α−ヒドロキシビタミンDt
エピマー及び誘導体
本発明は、デパートメント・オン・ヘルス・アンド・ヒユーマン・サービスの補
助金と賞与金による援助を受けた作業の過程においてなされたものである。政府
は、本発明においである種の権限を有する。
本発明は、ビタミンD、化合物、より特定すると、新規な1α−ヒドロキシビタ
ミンD、の(24S)エピマー及びそのある種の誘導体に関する。
五景
天然のビタミンD誘導ホルモンである1α、25−ジヒドロキシビタミンDs及
びその25−デオキシ類似体であるlα−ヒドロキシビタミンD、はいずれも、
カルシウムの腸内吸収及び骨からのカルシウムの流通に関する重要な刺激物とし
て、かつ、骨の石灰化の有効な促進物として知られるように、生体内において高
い活性を発揮する。非常に似た活性パターンが1α、25−ジヒドロキシビタミ
ンDI (米国特許第3.880,894号)及びその25−デオキシ類似体
である1α−ヒドロキシビタミンD、(米国特許第3.907,843号)によ
って示される。これらの化合物も同様に、動物または人間における腸内カルシウ
ム移送、骨ミネラルの流通及び青石灰化応答のようなビタミンDタイプ応答の完
全なスペクトルを明らかにする。構造的には、lα、25−ジヒドロキシビタミ
ンD2とlα−ヒドロキシビタミンD2は、これらがエルゴステロールの側鎖に
生ずるよりなC−24の立体化学を有することに特徴がある。すなわち、これら
の化合物が以下に示す構造によって規定され、該構比較的最近、1α、25−ジ
ヒドロキシビタミンD2のC−24−エピマーがつくられ、試験された(米国特
許第4,588,716号及び4,769゜181号)。この化合物は、上記し
た構造により特徴づけられ、ここでRは側鎖(C)を示す、顕著なこととして、
このC−24−エピマービタミンD誘導体は、腸内カルシウム吸収を刺激しかつ
骨の石灰化を促進するが骨カルシウム流通応答は誘発しないことにおいてはっき
りと異なった生物学的活性プロフィルを示す。
及肌立皿示
本発明は、新規なビタミンD類似体、すなわち、以下の構造によって示すことが
できる1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD、とともに、該化合物のアシ
ル及びアルキルシリル誘導体を提供するものである。
したがって、この化合物は、C−24に逆のメチル立体化学性(すなわち、24
旦−配置)を有するので、公知のlα−ヒドロキシビタミンDよとは異なるとと
もに、以下により詳細に説明するように、公知のビタミンD2誘導体とは、著し
く異なったパターンの生物学的活性を発揮する点でも異なる。
lα−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD2の合成は、目的の化合物において
炭素−24になるべき炭素中心において所望の(旦)の立体化学性を有する適宜
の側鎖単位の組立てと、その側鎖単位の、所望の最終生成物を生ずるように好適
な1α−ヒドロキシル化ビタミンD核との縮合とを必要とする。
光学的に活性な側鎖単位の合成は、公表されている手順に従って、商業的に入手
することができるラセミ2.3−ジメチルブタノールを対応する臭化物に転化し
、次に臭化マグネシウム誘導体(1)に転化させることからなるものであった(
ティー・ラダ(T、 5uda)等のジャーナル・オン・ジ・アメリカン・ケミ
カル・ソサイエテ4 (J、 Am、 Chew、 Soc、)第82巻、第3
396頁、1960年、マルチネス(Martinez)等のガゼツト・チミ・
イタリ(Gazz、 Chin、 Ital)第97巻、第96頁、1967年
、ニューヨーク州、ワイリー・アンド・サンズ(Wiley & 5ons)社
発行のオーガニック・シンセシス(Organic 5ynthesis)訂正
第2巻、第358頁、参照)。
以下に示す臭化マグネシウム誘導体(1)は、次に、グリニヤール反応条件の下
で、以下に示す化合物(2)である(旦)−(+)−p−トルエンスルフィン酸
(−)−メンチルエステルと反応される。この反応は、ジアステレオマーのスル
ホキシド、すなわち、化合物(旦)と(丘)の混合物を提供するので重要な工程
であり、これらの化合物は、カラムクロマトグラフィまたは高圧液体クロマトグ
ラフィ(hplc)によって容易に分離されて、2旦(化合物旦)及び2旦(化
合物産)の双方の立体異性体を生ずることができる。
次の、p−トリル−2,3−ジメチルブチル−スルホキシド旦及び丘の酸化は、
対応する光学的に活性なスルホンを生ずる。か(して、上記した式に示すように
、クロロベル安息香酸でのスルホキシド(3)(7)W化は、(2旦)−2,3
−ジメチルブチル−1)−トリスルホン(旦)を生じ、一方、スルホキシド(丘
)の類似の処理は、(2S)−2,3−ジメチルブチル−p−トリスルホン(旦
)を生ずる。
上記の反応シーケンスは、光学活性の側鎖単位をこれらのスルホニル誘導体とし
て形成する新規かつ有効な方法を提供するものであり、該誘導体はその後、C−
24にキラリティ中心を有する種々のステロイドすなわちビタミンD側鎖の構造
の関する公知の手順に従って使用することができる。上記したトリスルホン(旦
)及び(旦)は新規な化合物であり、対応する鏡像異性体のフェニルスルホンは
、時間と手間を要する合成により以前はつ(られていた(モリ(Mori)等の
[テトラヘドロン・レターズJ (Tetrahedron Letters)
第38巻、第2099頁(1982年)、サカキバラ(Sakakibara)
等の「ヘトロサイクルズJ (Hetrocycles)第17巻、第301頁
(1982年)、フエラボッシ(Ferraboschi)及びサンタエニロ(
Santaniello)の「シンセティック・コミュニケイションズJ (S
ynthComa+un)第14巻、第1199頁(1984年)、コチェンス
キイ(Kocienski)等のジャーナル・オン・ザ・ケミカル・ソサイエテ
ィ・パーキン・トランザクションズ(J、 Chew、 Sac、 Perki
n Trans、)第1巻、第834頁(1978年))。
所望の1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD2類似体を得るためには、上
記した手順により得られたままの(2旦)−2,3−ジメチル−1)−トリスル
ホン(旦)が好適な側鎖単位である。したがって、化合物(旦)は、クトナー(
Kutner)等のジャーナル・オン・ジ・オーガニック・ケミストサイ、第5
3巻、第3450頁(1988年)の概略手順を使用して、公知のlα−ヒドロ
キシビタミンD−22−アルデヒド誘導体(以下に示す構造7、該構造において
Xl及びXlはヒドロキシ保護基、例えば、t−ブチルジメチルシリルのような
アルキルシリル基)と反応される。この縮合は、以下に示す構造(旦)(Xl及
びX2=ヒドロキシ保護基)により示される側鎖アダクトを生じ、該アダクトは
次に金属アマルガムで還元され、ヒドロキシ基保護の24−エビ−ビタミンD、
誘導体、構造(旦、Xl及びXt=ヒドロキシ保護基)を提供する。標準的な手
順に従ってヒドロキシ保護基を除去すると、所望の1α−ヒドトキシー24−エ
ビービタミンD2 (化合物上皇、X’ =X” =H)が得られる。
上記構造式により示されるように、本発明の方法は、XlとX2が水素である遊
離のヒドロキシ化合物(上皇)と、XlとX2がアルキルシリル基を示す、化合
物(旦)のようなヒドロキシ保護誘導体との双方を生ずる。さらにまた、ヒドロ
キシ化合物(上皇)が、標準的なアシル化手順によって対応する1−及び/また
は3−アシル誘導体により他の誘導体に転換されて、XIとXlがアシル基を示
す構造(旦)の化合物を提供することができる。化合物(上皇)のアルキルシリ
ル及びアシル誘導体は、高い脂質溶解度が所望される用途を見出せる。
本明細書及び請求の範囲において、「アルキルシリル」なる語は、トリアルキル
シリコンラジカルを意味し、該ラジカルにおいて、各アルキル基は、全ての異性
体の形態において1乃至5個の炭素を有することができる。一般例は、トリメチ
ルシリル、トリエチルシリル及びt−ブチルジメチルシリルを含む、「アシル」
なる語は、全ての異性体の形態(例えば、ホルミル、アセチル、プロピオニルな
ど)において1乃至5個の炭素を有する脂肪族アシル基(アルカノシル基)ある
いはベンゾイルまたはニトロ、ハロもしくはメチル置換ベンゾイル基のような芳
香族アシル基を意味する。
本発明の方法は、以下に例示する実施例により一層詳細に説明されている。これ
らの実施例において、アラビア数字、例えば、上、2.3・・・などによる生成
物または中間物の表示は、上記説明においてこのように番号が付されている構造
をいうものである。
実施例1
2R−23−ジメ ルブチルー −トリルスマグネシウムの削り屑(0,24g
、10ミリモル)とI、の結晶を乾燥したフラスコに入れ、5.0mlの無水テ
トラヒドロフランで覆った。1−ブロモ−2,3−ジメチルブタン(1,54g
、8ミリモル)を窒素雰囲気において撹拌しながら、かつ、しばしば冷却しなが
らゆっくりと添加した。混合物を室温で1.5時間またはマグネシウムの殆どが
消費されるまで撹拌した。(化合物上を含む)この混合物を冷却し、10.0d
の無水テトラヒドロフランに入れた2、35gの(R) −(+) −p−トル
エンスルフィン酸(−)−メチルエステル(化合物2)(10ミリモル)を添加
した。混合物を窒素雰囲気において室温で16時間撹拌し、冷却し、飽和NH4
cI2で分解した。有機相を分離し、水性相をエーテルで数回抽出した0組合わ
せた有機相を水とブラインとで洗浄し、M g S O4で乾燥し、ろ過し、蒸
発させた。残渣を70−270メツシユのシリカゲルカラム上でクロマトグラフ
処理し、1.26gのジアステレオマースルホキシド混合物を得た。これを、酢
酸エチルとヘキサンとの混合物を用いて230−400メツシユのシリカゲルカ
ラム上でフラッシュクロマトグラフィにより、または酢酸エチル−ヘキサン混合
物を使用して半分取(semipreparative) HP L C(ゾル
パックス・シル(Zorbax 5it)、9,4x25cmカラム)により分
離した。溶離した最初の化合物は、(S)−(−)−p−トリル−(2旦)−2
,3−ジメチルブチルスルホキシド(旦)であり、2番目の化合物は(S)−(
−)−p−)リルー(2旦)−2,3−ジメチルブチルスルホキシド(4)であ
った、MSm/z(相対強度224)M”、6) 、208 (14)、140
(100) 、139 (8)、124 (30)、92(22)、91 (2
1)、44 (10)、43 (71)、28 (34)、27 (25):
’HNMR(CDCIs)60.80 (3H,d、J=7.0Hz) 、0
.89(3H,d、J=7.0H2) 、0.98 (3H。
d、J=6.5Hz)、1.6−1.82 (2H。
m) 、2.42 (3H,s、CHs −Ar) 、2.71(2H,m)
、7.34 (2H,d、J=15Hz)(H−アリルオルソ)、7.54 (
2H,d、J=15Hz、H−アリルオルソ)。(2S)スルホキシド4 [
(21:’=−153,5(cHcg、中、c=4); (2R)スルホキシ
ド旦[α]”=−444,8(CHCQ s中、c=4)。
夫立豊ユ
2S −23−ジメチルブチル−−ト1スル圭2(旦)
(2S)−2,3−ジメチルブチル−p−)リスルホキシド(ま)(52mg、
0.2ミリモル)を1.0TIliiの無水ジクロロメタンに溶解し、60mg
(0,3ミリモル)の3−クロロペルオキシ安息香酸を撹拌しながら加えた6反
応混合物を2時間撹拌し、10%炭酸水素ナトリウムで急冷した、ジクロロメタ
ンを更に加え、組合わせた有機抽出物を亜硫酸ナトリウム水溶液とブラインとで
洗浄し、MgSO4で乾燥した。溶媒を真空除去し、粗スルホンを、ヘキサン酢
酸エチル混合物を使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィにより精製し
、スルホン(6)を無色のオイルとして得た0分析のために、HPCL (ゾル
パック、シル9.4X25cmカラム)により精製して、純粋な(2旦)−スル
ホン(6)42mgを得た。これは、[al ” + 17 (CHCJ!s
のC=3 、5 ) :MSm/z (相対強度) 240(M”、3) 19
7(5)、157(100)、 92 (19)、91(27)、85 (25
)、84 (31)、 43 (723; ’HNMRδ0.77(3H,d、
J=7 Hz)、 0.82(3H,d、 J=7.0 Hz)、 1.00
(3H1d、J=7.0 Hz)、1.66−1.98(2H,m)、2.45
(3H,s、CHs−アリル)、 2.86(Il、 dd、 J=8.11
Hz)、 3.06 (IN、 dd、 J=4.12 Hz)、7.35(2
H,d、J=7.0 Hz、H−アリルオルソ) 、7.75(2H,d、J=
8、H−アリルオルソ)であった。
罠鳳■ユ
2R−23−ジメチルブチル−−ト1スル患2(旦)
上記実施例2に記載の実験手順を使用して、スルホキシド旦を酸化することによ
り(2fl)−スルホン(旦)を得た。得られた(2旦)スルホン(旦)は、[
α1 ”=−19CCHCfl、のc=1.4)の光学回転を示した。
衷!医A
lα−ヒドロ シー24−二ビービ ミンD。
(1旦)
(2互)−2,3−ジメチルブチル−p−)リスルホン(旦)を300μLの無
水テトラヒドロフラン(イソジケータとして1.10−フェナントロリンを含有
)に入れた撹拌溶液にアルゴン下において、=7&℃で18μL (130μモ
ル)のジイソプロピルアミンを加え、次にn−BuLiのヘキサン溶液(1,5
0M、130μモル)80μLを加えた。溶液を一78℃で15分撹拌しく暗褐
色)、0.37+1[!の無水テトラヒドロフランに入れた4mg (7μモル
)の保護された無水物(ヱ、X’ =X” =t BuMezSi)を加え、
混合物をアルゴン下において一78℃で1時間撹拌した。反応混合物を1m1l
の飽和NH4C℃溶液で急冷し、0℃に暖め、酢酸エチルで抽出し、有機相を飽
和NaCl2で洗浄した。有機相をM g S O4で乾燥し、ろ過し、蒸発さ
せた。残渣を酢酸エチルに再溶解し、酢酸エチル中でセブ・バック(Sep P
ak)カラムに通し、蒸発させた。残渣を酢酸エチルの10%ヘキサン溶液を使
用してHPLC(ゾルパックス・シル9.4X25cmカラム)により精製し、
3.3mg (58%)のヒドロキシスルホン(旦、x’ =x2=t−BuM
ex S i)を得た。MSo/z (相対強度)8、2 (14”、20)
、680(34)、440(52)、24g(64)、 157(651,75
(100)。
Nag HPO4のメタノール中飽和溶液(1,0d)を、スルホン(旦)3.
3mgを1.0mlの無水テトラヒドリフランに溶解した撹拌溶液に添加し、次
に160mgの粉末無水Na28PO4を加えた。混合物をアルゴン下で15分
撹拌し、0℃に暖め、新鮮な5%ナトリウムアマルガム(約400mg)を加え
た。混合物を5℃で20時間撹拌し、5mlのヘキサンを加え、ヘキサン層をデ
カント処理した。固体物質を次に酢酸エチルの10%ヘキサン溶液(3X5d)
で抽出した。組合わせた有機相を飽和NaCβで洗浄し、セブ・バックカートリ
ッジによりろ過し、蒸発させた。HPLC(ゾルパックス・シル9.4X2Sc
mカラム)(溶媒として酢酸エチルの10%ヘキサン溶液)での最終精製により
、1.05mg (40%)のビタミンD2誘導体(旦、x’ =x2=t−B
uMezSi)を得た。(副生成物として0.47mgの22−ヒドロキシル化
誘導体も得られた。)MSa+/z (相対強度) 640(M”、24)、
50g(65)、248(67)、147(13)、73(100)、69(5
g) ;’HNMRδ0.54 (3H,s、 1ll−CH2)、4、19
(LH,m、 3−H) 、 4.35 (LH,m、 1−H) 、 4.8
6 (IH,s、192−H)、5.17(3H,m、19E−Hおよび22−
23−H−S)、6.00 (LH,d、 J=9.6Hz、7−H) 、 6
.23 (LH,d、 J=8.8Hz、6−H)、ヒドロキシ保護ジオール(
旦、800μg)を0.5dの無水テトラヒドリフランに溶解し、この溶液に、
テトラヒドロフランに溶解したテトラブチルアンモニウムフロリドの1M溶液9
0μLを加えた。混合物をアルゴン下において55℃で1時間撹拌した。混合物
を冷却し、5dのエーテルを加えた。有機相を飽和NaCJ2溶液で洗浄し、無
水M g S OJ上で乾燥し、蒸発させ、2−プロパツールの20%ヘキサン
溶液に再溶解し、セブ・パックを使用してろ過した。2−プロパツールの20%
ヘキサン溶液における分取HPLC(ゾルパックス・シル9.4mmX25cm
カラム)により308μg(7)lα−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD2
(1旦、X’ =X” =H)を得た。1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミ
ンD2は、次のスペクトル特性を示した。UV (EtOH)んman :26
4nrn、λ4□。
228;MSm/z (相対強度) 412(M”、13)、 394(21
1,376(7)、287 (4)、269 (7)、 251 (6)、 2
52 (31)、 251 (6) 、 152 (35)、 151(15)
、134(100)、69(50)、55(73)、’HNMR(CDC1,)
δ0.49(3−H,s、 1g−CH−)、 0.77 (3−H,d、
Jニア、 1.26または27−CH,)、0、85 (3H,d、 J=6.
8.28−CHx)、 o、 94 (3H,d、 J=6.5.2l−CI(
s)、4、94 (IH,s、 19Z−H) 、 5.13 (2H,m、2
2および23H) (5,11,5゜13.5.14) 5.26 (LH,s
、 19E−H) 、 5.99 (LH,d、 J:11.2Hz、7−H)
、6.35(IH,d、J=11.2Hz、6−H) 、 4.21 (IH,
m、3−旧、4.41(LH,m、 1−H)、 1 a−ヒドロキシ−24−
エビ−ビタミンD2は水の15%アセトニトリル液を使用した逆相HPLC(4
,6mmx25mm、ODSゾルパックスカラム)により、公知の1α−ヒドロ
キシビタミンD2と区別することができる。この系において溶離する最初の化合
物は、1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD、であり、第2の化合物は公
知のlα−ヒドロキシビタミンD2であった。
1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD2の物11五1性
この新規な類似体を、ビタミンD欠乏ラットにおいて試験した。これらの試験は
、1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD2が、公知の1a−ヒドロキシビ
タミンD2とははっきりと異なる生物学的活性スペクトルを有することを示して
いる。下記の第1表においては、代表的な分析結果が示されている。これらは、
腸内カルシウム移送活性(rS/M比」)の試験と血清のカルシウムレベルによ
り反映される骨のミネラル流通の試験とを含む。これらの分析は、標準的な手順
(例えば、米国特許第4,588,176号)に従って行なわれた。これらの分
析において使用されたラットは、ビタミンDを含まない低カルシウムの食事(0
,02%Ca、0.37%P)に3−1/2週間保持することにより、ビタミン
D欠乏にした。これらは、犠牲にする前に20時間、試験化合物(またはビヒク
ルだけ、−D対象グループ)を受けた。
第1表のデータは、新規の類似体である1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミ
ンD、が腸内カルシウム移送を刺激する上において、公知の1α−ヒドロキシビ
タミンD2と略同等の高い活性を発揮していることを示している。一方、この新
規な化合物は、骨からのカルシウムの流通においては活性を示していない。かく
して、この新規な化合物は、公知の1α−ヒドロキシビタミンD2と構造的には
密接に関連しているが、著しく異なる活性プロフィルを示している。骨からのカ
ルシウムの遊離がないことを除き、カルシウムの吸収を刺激することにおいて、
新規な類似体は、骨の質量の損失により特徴づけられる生理的状態の予防または
処置の治療剤として特に適している。
1上1
1α−ヒドロキシビタミンD3と1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD。
の腸内カルシウム移送および骨流通活性グループ 鳳 L止之立ム並立
1里1(pmol) S / M比 血清Ca、 mg%D(対照)
0 2.5±0.35 3.7+0.201α−ヒドロ 325
4.3±0.42” 3.9±0.39”キシ−24−6504,4±0.
70” 4.1±0.23”la−ヒト0 325 5.4±0.37”
5.3±0.15”キシビタミンD8
aそれぞれの対照グループと比較して有意差p<o、001゜
b対照に比較して有意差なし。
第1表の結果は、カルセミツク(calcea+ic)作用に関しては、新規な
1α−ヒドロキシ−24−二ビービタミンD2が公知の10−ヒドロキシビタミ
ンD2と同様の生物学的活性スペクトルを有することを示している。しかしなが
ら、別のテストは、この新規な化合物が公知の24−エビーD、誘導体とは、悪
性細胞の単球大食細胞に対する分化をはじめとする活性が著しく相違することを
示した0分化活性は、2つの標準的試験、即ち、ニトロブルーテトラゾリウム還
元(NBT−還元)と食作用分析とに従って、人間の白血病細胞(HL−60細
胞)を使用して分析し、第2表に示すように、新規な化合物を、1α、25−ジ
ヒドロキシビタミンDs (著しく効力のある分化剤)および1α、25−ジ
ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD3と比較した。
分析は、オストレム(Ostre■)等(ジャーナル・オン・バイオロジカル・
ケミストサイ(J、 Biol、Chea+、 )第262巻、第14164−
14171頁、1987年)およびデル−力(Deluca)等(米国特許第4
,717.721号)により記載されたようにして行なった。第2表に示す結果
は、1α、25−ジヒドロキシビタミンD3標準は、期待通り、著しいHL−6
0細胞分化活性を有することを示している。10−”Mという低い投与において
も、この化合物は、NET−還元と食作用分析の双方において4日の試験期間で
約64−67%の分化を生じた。1α、25−ジヒドロキシ−24−エビ−ビタ
ミンD2は活性が幾分低かったが(la、25−ジヒドロキシビタミンD、標準
より約5倍低い活性である)、この系において著しく強力な活性、例えば、5x
lO−”Mで60%よりも良好な分化をかつ10−マMで80%よりも良好な分
化を示している。これに対し、la−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD8は
、殆どまたは全く細胞分化活性を有していない、最高の場合でも、わずかに16
−20%の分化が10−’Mの濃度で観察され、1α、25−ジヒドロキシ−2
4−エビ−ビタミンD、が40−50%の分化を示す1−2X10−”Mの濃度
では、新規な類似体は有意の分化応答性を示さなかった。かくして、la−ヒド
ロキシ−24−エビ−ビタミンD8は、単球に対する前骨髄球の分化を促進する
ことにおいては活性は殆どまたは全く有していない、これらの結果は、本発明の
化合物と以前から製造されている1α。
25−ジヒドロキシ−24−エビ−ビタミンDIとが、生物学的に著しく相違す
ることを示している。
!又I
HL−60細胞分化における1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD2の活
性分化%
化合物 濃度 NBT還元 食作用1α、25 1X10°78
7±2 89±3−ジヒドロ lXl0−” 64±2 67±3
1α、 25 1xlG−’ 80±3 81±3−ジヒドロ 5
X 1G−’ 64±362÷3キシ−242X10−” 4g±34
9±2−エビービ lXl0−” 39±3 40±3タミンDよ
1α−ヒト lXl0−’ 22±2 16±20キシ−25X10
−” 14±29±14−エビ−2X 10−” 6±2 6±3
ビタミンD* lXl0−” 4±2 4±2このように、上記分
析は、新規な化合物である1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD2が活性
についての明瞭かつ独特のスペクトルを有し、即ち、カルシウム移送を刺激する
上において大きな効力を有するとともに、骨からのカルシウムの流通においては
活性を全くもたず、しかも分化活性は殆ど有していないことを示しており、本発
明の化合物は先行技術の化合物とは明らかに異なる。
従って、この新規な化合物は、有用な治療剤のレパートリ−に価値のあるものと
して加わることができることを示しており、腸内のカルシウム移送の特定の刺激
が所望される場合、例えば、骨の質量の損失により特徴づけられる前翼栄養症ま
たは骨粗髭症のような病気に有利に適用することができる。
治療目的には、本発明の新規な化合物は、本技術分野において公知の従来の方法
に従って、無害の溶媒の溶液としてまたは適宜の溶媒もしくはキャリヤのエマル
ジョン、懸濁液もしくは分散液として、あるいは丸薬、錠剤もしくはカプセルと
して、固形のキャリヤとともに配合することができる。この化合物は、注射によ
りまたは適宜の殺菌溶液の静脈内注入により、あるいは消化管を介しての液体ま
たは固体投与の形態で有利に投与される。治療目的には、−日当たりILLg乃
至50μgの1α−ヒドロキシ−24−エビ−ビタミンD2の投与が適当であり
、かかる投与は、処置されるべき病気および本技術分野において広く理解されて
いるように被験者の応答に従って調整される。新規な化合物は特有の作用を行な
うので、カルシウム移送刺激だけが所望される場合には単独で投与するのに適し
、あるいは(カルシウムの移送の刺激とともに)ある程度の骨のミネラルの流通
が有利であることが判明した場合には、別の活性ビタミンD化合物、例えば、1
α−ヒドロキシビタミンD2または1α、25−ジヒドロキシビタミンDtの等
級をつけた投与量とともに投与するのに適している。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (4)
- 1.構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有し、上記式において、X1およびX2は水素原子、アシルおよびアルキルシ リルよりなる群から選ばれることを特徴とする化合物。
- 2.X1およびX2は水素原子を表わすことを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の化合物。
- 3.請求の範囲第1項の化合物を薬学的に許容することができる付形剤とともに 含むことを特徴とする医薬調剤。
- 4.請求の範囲第2項の化合物を薬学的に許容することができる付形剤とともに 含むことを特徴とする医薬調剤。
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