JPH0350354A - 車輌の加速スリップ制御装置 - Google Patents

車輌の加速スリップ制御装置

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JPH0350354A
JPH0350354A JP18630489A JP18630489A JPH0350354A JP H0350354 A JPH0350354 A JP H0350354A JP 18630489 A JP18630489 A JP 18630489A JP 18630489 A JP18630489 A JP 18630489A JP H0350354 A JPH0350354 A JP H0350354A
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、自動車等の車輌の加速スリップ制御装置に係
り、特にサブスロットル弁により内燃機関の吸入空気量
を制限して駆動輪の過大トルクを低減する加速スリップ
制御装置に係る。
[従来の技術] 自動車等の車輌に於いて、駆動輪と路面との間の加速ス
リップを低減する加速スリップ制御装置の一つとして、
アクセルペダルの踏込みに応じて開閉するメインスロッ
トル弁以外に内燃機関の吸気通路にサブスロットル弁を
有し、加速スリップ発生時にはトラクション制御手段に
より前記サブスロットル弁を所定開度まで閉弁すること
により内燃機関の吸入空気量を制限し、内燃機関の出力
トルクの低減によって駆動輪の過大トルクを低減する加
速スリップ制御装置が既に知られており、これは、例え
ば、特開昭62−237047号公報に示されている。
[発明が解決しようとする課題] サブスロットル弁は、加速スリップ発生時以外の通常運
転時に於ては、メインスロットル弁による吸入空気量制
御、換言すれば内燃機関の出力制御に影響を与えないよ
う、全開位置に保持されている。このため、加速スリッ
プ発生時にはサブスロットル弁は、加速スリップの低減
のために、いち速く所定開度にまで閉弁されるべきであ
るが、しかし、このサブスロットル弁の閉弁開始位置が
全開位置であるため、これがトラクション制御に適した
所定開度にまで閉弁するには時間を要し、特にサブスロ
ットル弁の閉弁駆動が定量的に行われるべくステップモ
ータにより行われる場合には、ステップモータの作動特
性上、さほど急速にはサブスロットル弁を閉弁駆動する
ことができず、このため不可避の閉弁遅れが生じる。
加速スリップはその発生初期に大きいから、この発生初
期に於てスリップが充分に低減されるべく適切なトラク
ション制御によって適切な加速スリップ制御が行われる
べきであるが、しかし加速スリップの発生が検知されて
から、上述の如くサブスロットル弁の所定開度への閉弁
が全開位置より開始されたのでは、サブスロットル弁の
閉弁遅れが大きく、このため加速スリップの発生初期に
於て駆動輪の過大トルクを充分に低減することができず
、適切な加速スリップ制御が行われない。
これに対し、サブスロットル弁の開度が常にメインスロ
ットル弁の開度と同等の開度になるように、サブスロッ
トル弁の開度を常時制御すること、即ち追随制御を行う
ことが考えられる。しかしこの場合にはサブスロットル
弁を開閉駆動するステップモータの負荷が大きくなり過
ぎ、またサブスロットル弁のメインスロットル弁追随制
御とトラクション制御との両立から、サブスロットル弁
の開度制御理論がむずかしいものになり、この様な制御
が行われても、メインスロットル弁の開度が増大して生
じる加速スリップ発生時の初期に於て、必ずしも駆動輪
の過大トルクを充分に低減する適切な加速スリップ制御
が行われない。
本発明は、上述の如き不具合に鑑み、サブスロットル弁
の開閉駆動負荷を過大にすることがなく、加速スリップ
発生時にはサブスロットル弁特有の閉弁遅れを伴なうこ
となく早期にトラクション制御に適した所定開度まで閉
弁するようにし、良好な加速スリップ制御が行われるよ
う、改良された加速スリップ制御装置を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 上述の如き目的は、本発明によれば、第1図に示されて
いる如く、アクセルペダルAの踏込みに応じて開閉する
メインスロットル弁B以外に内燃機関Cの吸気通路りに
サブスロットル弁Eを有し、加速スリップ発生時にはト
ラクション制御手段Fにより前記サブスロットル弁Eを
所定開度まで閉弁することにより内燃機関Cの吸入空気
量を制限して駆動輪の過大トルクを低減する車輌の加速
スリップ制御装置に於て、車輌の加速スリップの発生を
予測する加速スリップ予測手段Jと、前記加速スリップ
予測手段Jにより加速スリップの発生が予測された時に
は前記サブスロットル弁Eを所定量閉弁させるスタンバ
イ制御手段Hとを有していることを特徴とする車輌の加
速スリップ制御装置によって達成される。
[作用] 上述の如き構成によれば、車輌の加速スリップの発生が
予測されれば、サブスロットル弁が加速スリップの発生
に先立って所定量閉弁され、従ってこの後の加速スリッ
プ発生時にはサブスロットル弁はその閉弁位置よりトラ
クション制御に適した所定開度にまで閉弁すればよくな
り、加速スリップ発生時からサブスロットルがその所定
開度にまで閉弁するに要する時間が短縮されることにな
る。
[実施例] 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する 第2図は本発明による加速スリップ制御装置を備えた車
輌の一実施例を示している。第2図に於て、10.12
は従動輪として左右の前輪を、14.16は駆動輪とし
ての左右の後輪を各々示している。左右の後輪14と1
6には内燃機関18の出力トルクが、変速装置20、プ
ロペラ軸22、ディファレンシャル装置24及び左右の
車軸26.28を経て伝達されるようになっている。
内燃機関18は、吸気通路30、サージタンク32より
空気を吸入し、燃料インジェクタ34より燃料を噴射供
給され、吸入空気量制御により調速、即ち出力トルクの
制御を行われるようになっている。
吸気通路30には吸入空気量の制御を行うメインスロッ
トル弁36が設けられている。メインスロットル弁36
は、アクセルペダル38と駆動連結され、アクセルペダ
ル38の踏込みに応じて開弁するようになっている。
燃料インジェクタ34は、内燃機関制御装置40からの
制御信号によって開弁時期及び開弁時間を制御され、開
弁時間に応じた流量の燃料を内燃機関18に対し噴射供
給するようになっている。
内燃機関制御装置40による燃料噴射量制御は、基本的
には吸入空気量或いは吸気管圧力と機関回転数より見出
される一行程当りの吸入空気量に応じて行われるように
なっている。
吸気通路30のメインスロットル弁36よす吸気流で見
て上流側にはサブスロットル弁42が設けられている。
サブスロットル弁42はステップモータ44により開閉
されるようになっている。
ステップモータ44は、加速スリップ制御用の電子制御
装置46よりの制御信号に応じて作動し、その制御信号
に応じてサブスロットル弁42の開度を定量的に制御す
るようになっている。
電子制御装置46は、一般的なマイクロコンピュータを
含むものであってよく、駆動輪車速センサ48より後輪
駆動系の回転数を駆動輪車速として取込み、左右の従動
輪車速センサ50.52より左右の前輪10.12の回
転数を左右の従動輪車速として取込み、スロットル開度
センサ54よリメインスロットル弁36の開度に関する
情報を取込み、内燃機関制御装置44より該制御装置に
て算出される内燃機関18の回転数に関する情報を取込
み、これら情報に従って加速スリップ発生時であるか否
かを判別し、加速スリップ発生時にはサブスロットル弁
42をトラクション制御に適した所定開度まで閉弁させ
る制御信号をステップモータ44へ出力し、またこれは
別に加速スリップの発生を予測し、加速スリップの発生
が予測された時にはサブスロットル弁42を所定量閉弁
させてこれを前記所定開度近くにまで閉弁させるべくス
テップモータ44へ制御信号を出力するようになってい
る。
次に第3図を用いて本発明による加速スリップ制御装置
の制御要領の一例について説明する。
まずステップ10に於ては、トラクション制御フラッグ
Ftが1であるか否かの判別が行われる。
Ft=1である時は既にトラクション制御が行われてい
る時であり、この時にはステップ38へ進み、そうでな
い時はステップ12へ進む。
ステップ12に於ては、駆動輪車速センサ48により検
出される駆動輪車速Vdが左右の従動輪車速センサ50
.52により検出される左右の従動輪車速の平均値算出
より見出される車体車速(実車速)Vbに所定量αを加
算した値より大きいか否かの判別が行われる。Vd >
Vb+αである時は加速スリップ発生時であり、この時
にはトラクション制御ルーチン及びトラクションフィー
ドパツク制御ルーチンが実行され、そうでない時はステ
ップ14へ進む。
ステップ14に於ては、スタンバイ制御フラッグFsが
1であるか否かの判別が行われる。Fs=1である時は
既にスタンバイ制御が行われた時であり、この時にはス
テップ24へ進み、そうでない時はステップ16へ進む
ステップ16に於ては、駆動輪車速Vdが車体車速vb
に比較的小さい所定量Δ■(ΔVくα)を加算した値よ
り大きいが否かの判別が行われる。
Vd≧vb十ΔVである時は加速スリップが発生する虞
れがある時であり、この時はステップ22へ進み、そう
でない時はステップ18へ進む。
ステップ18に於ては、スロットル開度センサ54によ
り検出されるメインスロットル弁36の開度em(7)
変化率(d /di)θ印が所定値e lll5etよ
り大きいか否かの判別が行われる。(d /dt)θm
≧on+setである時は加速スリップが発生する虞れ
がある急加速時であり、この時はステップ22へ進み、
そうでない時はステップ20へ進む。
0 ステップ20は加速スリップが発生しておらず、しかも
その発生の虞れさえない時に実行され、ステップ20に
於ては、サブスロットル弁42の制御目標開度TθSを
最大値θ5IIlaXにすることが行われる。これによ
りサブスロットル弁42はステップモータ44によって
全開位置にまで開弁されることになる。
ステップ22は加速スリップの発生が予測された時、即
ち駆動輪車速vbが車体車速Vdより少し高い時、或い
はメインスロットル弁36が急速に開かれた急加速時に
実行され、このステップ22に於て、スタンバイ制御フ
ラッグFsを1にすることが行われる。ステップ22の
次はステップ24へ進む。
ステップ24に於ては、現在の内燃機関18の回転数に
応じてスタンバイ制御開度essを決定することが行わ
れる。スタンバイ制御開度θSSは内燃機関の出力トル
クを大幅に低減することがない最大閉弁開度に定められ
ればよく、これは内燃機関のトルク特性からして機関回
転数に応じて変化]1 するから、このスタンバイ制御開度θssは機関回転数
に応じて可変設定されればよく、これは、大旨、機関回
転数が低い時はど小さい値、換言すればより多く閉じら
れる開度に設定される。
第4図(A)はスロットル開度と機関出力トルクとの関
係を各機関回転数について示しており、このような機関
トルク特性が得られる場合には、スタンバイ開度ess
は機関回転数に関し第4図(B)に示される如き特性に
従って定められればよい。何故なら、第4図(A)に示
すように、機関出力トルクが大幅に低減されるスロット
ル開度が、機関回転数が高くなる程、大きくなるからで
ある。
ステップ24の次はステップ26へ進み、ステップ26
に於ては、ステップ24にて決定されたスタンバイ制御
開度θSSがメインスロットル弁36のスロットル開度
θmに所定量Δθを加算した値より小さいか否かの判別
が行われる。ess<em+Δeである時はステップ2
8へ進み、そうでない時はステップ30へ進む。
2 ステップ28に於ては、ステップ24にて決定されたス
タンバイ制御開度essをサブスロットル弁42の制御
目標開度TθSとすることが行われる。これによりサブ
スロットル弁42はステップモータ44によってスタン
バイ制御開度essまで閉弁することになり、所謂スタ
ンバイ制御が実行される。
ステップ30はメインスロットル弁36のスロットル開
度θ府に所定間Δθを加算した開度よりスロットル制御
開度θSSが大きい時に実行され、このステップ30に
於ては、メインスロットル弁36のスロットル開度θm
に所定量Δθを加算した開度をサブスロットル弁42の
制御目標開度TθSとすることが行われる。この時には
スロットル開度em+Δθをもってサブスロットル弁4
2によるスタンバイ制御が行われることになる。
ステップ28及びステップ30の次はステップ32へ進
み、ステップ32に於ては、スタンバイ制御経過時間を
計測するカウンタのカウント値SSを1つアップカウン
トすることが行われる。ス3 テップ32の次はステップ34へ進む。
ステップ34に、於ては、カウント値Csが所定値S 
5setより大きいか否かの判別が行われる。C5≧S
 5setである時、たとえばスタンバイ制御が500
乃至1000100Oに亘って行われた時はステップ3
6へ進み、そうでない時はこのルーチンが終了する。
ステップ36に於ては、スタンバイ制御フラッグFsを
0にし、またカウンタのカウント値Csを0に戻すこと
が行われる。
ステップ38は、既にトラクション制御か行われた時に
実行され、このステップ38に於ては、トラクション制
御終了条件が成立したか否かの判別が行われる。トラク
ション制御終了条件成立時はステップ40へ進み、そう
でない時はトラクションフィードバック制御ルーチンが
再び実行される。
ステップ40に於ては、トラクション制御フラッグFt
を0とし、またサブスロットル弁42の制御目標開度T
esを最大値θ5IIlaxにすることが4 行われる。これによりサブスロットル弁42はステップ
モータ44によって全開位置にまで駆動されることにな
り、トラクション制御が終了される。
第5図はトラクション制御ルーチンを示している。
トラクション制御ルーチンに於ては、まずスタンバイ制
御フラッグFsを0とし、トラクション制御フラッグF
tを1とし、そしてトラクション制御開度θstを決定
することが行われる。トラクション制御開度θstはメ
インスロットル弁36の開度、機関回転数、吸入空気量
等に応じて適宜に定められればよい。
次にこのトラクション制御開度estをサブスロットル
弁42の制御目標開度TθSとすることが行われる。こ
れによりこの時にはサブスロットル弁42はステップモ
ータ44によりトラクション制御開度θstになるよう
に閉弁され、トラクション制御が実行される。これによ
って内燃機関18の出力トルクが低減し、これに伴ない
駆動輪である後輪14及び16の過大トルクが低減する
よう5 になる。
このトラクション制御に先立って、スタンバイ制御によ
り、サブスロットル弁42はスタンバイ制御開度θss
或いはθm+Δθの開度まで閉弁しているから、トラク
ション制御開始時にはサブスロットル弁42はその開度
よりトラクション制御開度estまで閉弁すればよく、
これよりザブスロットル弁42は大きい閉弁遅れを伴な
うことなくトラクション制御開度まで閉弁することにな
る。
またこの時には機関回転数Neの変化率(d/di)N
tが所定値N eset以下になるまで、即ち機関回転
数の低減率が所定値以下になるまで燃料カット制御が行
われる。
第6図はトラクションフィードバックルーチンの一例を
示している。このトラクションフィードバック制御ルー
チンは、所定のスリップ率をもって車輌が走行するよう
、車体車速vbに(1+β)を積算した値を制御目標車
速Vtとし、この制御目標車速Vtと駆動輪車速Vdと
の差を制御偏差量Dvとし、またそれらの変化率の差を
制御偏差6 方向Dbとし、それらの関数計算によってサブスロット
ル弁42の制御目標開度Tesを決定することが行われ
る。
第7図は上述の如きフローチャートに従って本発明によ
る加速スリップ制御が行われた場合のメインスロットル
弁36とサブスロットル弁42の開度θm、es、車体
車速Vl+、駆動輪車速Vd。
機関回転数NOの各々の経時的変化、スタンバイ制御及
びトラクション制御の開始タイミングを示している。
このグラフからも明らかな如く、上述の如くスタンバイ
制御が行われれば、図にて破線で示されている様に、サ
ブスロットル弁42のスタンバイ制御が行われない場合
に比してサブスロットル弁は加速スリップ発生時に駆動
輪の過大トルクを有効に低減する開度にまで速かに閉じ
られ、有効なトラクション制御が行われるようになる。
[発明の効果] 以上の説明より理解されるように、本発明による加速ス
リップ制御装置に於ては、車輌の加速ス] 7 リップの発生が予測されれば、サブスロットル弁が加速
スリップの発生に先立って所定量閉弁されるスタンバイ
制御が行われ、従ってこの後の加速スリップ発生時には
サブスロットル弁はその閉弁位置よりトラクション制御
に適した所定開度にまで閉弁すればよい。このことから
加速スリップ発生時点からサブスロットル弁がトラクシ
ョン制御に必要な所定開度にまで閉弁するに要する時間
はサブスロットル弁が全開位置よりその所定開度にまで
閉弁する場合に比して短縮される。これにより加速スリ
ップの発生初期に於て駆動輪の過大トルクが充分に低減
されるようになり、良好な加速スリップ制御が行われる
ようになる。そして、このスタンバイ制御は加速スリッ
プの発生が予測されたのみ行われるから、この制御によ
ってサブスロットル弁の開閉駆動負荷が過大に増大する
には至らない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による加速スリップ制御装置の概念的構
成図、第2図は本発明による加速スリブ 8 プ制御装置を備えた車輌の一つの実施例を示す概略構成
図、第3図は本発明による加速スリップ制御装置の作動
要領の一例を示すフローチャート、第4図(A)は一般
的な内燃機関に於けるスロットル開度と出力トルクの関
係を各機関回転数について示すグラフ、第4図(B)は
スタンバイ制御開度特性の一例を示すグラフ、第5図は
トラクション制御ルーチンの一例を示すフローチャート
、第6図はトラクションフィードバック制御ルーチンの
一例を示すフローチャート、第7図は本発明による加速
スリップ制御が行われた場合に於けるメインスロットル
弁とサブスロットル弁の開度変化及び車体車速、駆動輪
車速、機関回転数の各々の変化とスタンバイ制御開始タ
イミング及びトラクション制御タイミングを示すタイム
チャートである。 10.12・・・従動輪、14.16・・・駆動輪、1
8・・・内燃機関、20・・・変速装置、22・・・プ
ロペラ軸、24・・・ディファレンシャル装置、26.
28・・・車軸、30・・・吸気通路、32・・・サー
ジタンク。 1つ 34・・・燃料インジェクタ、36・・・メインスロッ
トル弁、38・・・アクセルペダル、40・・・内燃機
関制御装置、42・・・サブスロットル弁、44・・・
ステップモータ、46・・・電子制御装置、48・・・
駆動輪車速センサ、50.52・・・従動輪車速センサ
、54・・・スロットル開度センサ 特 許 出 願 人   トヨタ自動車株式会社代  
 理   人   弁理士  明石 昌毅 0 −1:111− 妬 開

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクセルペダルの踏込みに応じて開閉するメインスロッ
    トル弁以外に内燃機関の吸気通路にサブスロットル弁を
    有し、加速スリップ発生時にはトラクション制御手段に
    より前記サブスロットル弁を所定開度まで閉弁すること
    により内燃機関の吸入空気量を制限して駆動輪の過大ト
    ルクを低減する車輌の加速スリップ制御装置に於て、車
    輌の加速スリップの発生を予測する加速スリップ予測手
    段と、前記加速スリップ予測手段により加速スリップの
    発生が予測された時には前記サブスロットル弁を所定量
    閉弁させるスタンバイ制御手段とを有していることを特
    徴とする車輌の加速スリップ制御装置。
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