JPH03503166A - 抗hiv応答を喚起する合成抗原 - Google Patents

抗hiv応答を喚起する合成抗原

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗HIV抗体を喚起する合成抗原 技術分野 本発明は、一般に、エイズ用ワクチンおよび診断または予後試薬の分野に関する 。より詳細には、本発明は、ヒト免疫不全ウィルス(HI V)抗原に対するT 細胞による細胞毒性およびHIV特異性CTLの増殖を引き出す合成オリゴペプ チドに関する。
背景技術 後天性免疫不全症候群(エイズ)と戦う各種の戦略が、開発されつつある。ヒト 免疫不全ウィルス(HI V)のエンベロープタンパク質は、抗HIV抗体を発 生するために抗原剤として使用されている。このアプローチは、ウィルスに対す る中和抗体を引き出すという機構に重点を置いている。
しかしながら、HIV感染の異なる形態は、HIVの直接細胞対細胞伝達である 。かかる細胞媒介機構は、細胞外ウィルスによる新たな感染を必要としない。従 って、抗体によるウィルスの接近性および中和に依存する治療法は、細胞媒介感 染の場合には有効ではないであろう。
細胞障害性Tリンパ球(CTL)は、ウィルス感染に対する抵抗において重要な 役割を果たすことが報告されている(カスト等、J、Exp、Med、、164 ニア23−748 (1986))。しかしながら、標的(HI V−抗原発現 細胞)を選択的に殺すためにT細胞の増大された産生を模擬する合成ペプチドは 、従来、知られていないか、同定されていない。
発明の開示 それゆえ、本発明の目的は、HIV抗原発現細胞に対して特異的に細胞障害T細 胞を刺激することができる単離合成ペプチドを提供することにある。単純化のた めに、本発明のペプチドは、ここでrEnv−KIJと示す。
本発明の更に他の目的は、HIV特異性CTLの産生を刺激するために抗原量の Env−に1ペプチドを含む医薬組成物を提供することにある。
本発明の別の目的は、HIVを検知するかHIV感染経路を予測するための診断 または予後キットを提供することにある。
本発明のなお更に他の目的は、HIV感染を受けやすい宿主に、HIV特異性C TLを産生するのに有効な量のE n v −K 1ペプチドを投与することを 特徴とするHIV感染の予防法を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、本発明の詳細な説明から明らかになるであろう 。
図面の簡単な説明 本発明のこれらの目的および他の目的、特徴および付随の利点の多くは、添付図 面と関連して考慮する時に下記の詳細な説明を読む際により良く理解されるであ ろう。
第1図は、エンベロー ブ特異性CTL用標的の感作用Env  K1の投与量 一応答を示す。エフェクターCTL系統細胞(5X104/ウエル)を51CR 標識新生遺伝子移入BALB/C3T3繊維芽細胞(H−2d)標的細胞(5X 103/ウエル)の存在下で各種の濃度のEnv−に工を有する検定培養液に加 えた。37℃で6時間インキュベーション後、培養上澄みを収穫し、放射能をγ 計数装置で測定した。特異性51c、放出を後述のように計算した。標的細胞用 自然放出は、25%未満であった。
第2図は、E n v −K 1含有細胞に特異性のH,−2CTL系統の表現 型を示す。51c、標識BAL3/c3T3新生遺伝子トランスフエクタント5 X103をEnv  KI  IMの存在下で数種のエフェクター標的比率で長 期抗gp160cTL系統からの細胞と共に培養した。エフェクター細胞をモノ クローナル抗体抗L3T4プラス補体(■−■)、抗Lyt2プラス補体(◇− 〇)または補体のみ(◆−◆)で前処理した。(ローロ)は、未処理コントロー ル群を示す。
第3図は、ペプチドE n v −K 1に特異性のCTLがクラス1分子Dd によって制限されることを示す。長期系統からのエフェクター細胞5X104を 各種の濃度のEnv−K  の存在下で51cr標識標的5×103と共に培養 した。T1.1.1.  (◆−◆)およびT4.8.3 (■−■)は、それ ぞれL およびDdを発現するし細胞H−2k)ランスフェクタントを示す。
新生遺伝子移入373繊維芽細胞、18−ネオ、(Kd、Ld、Dd)(ローロ )を正のコントロールとして使用し、新生遺伝子移入し細胞、L28、CK k  、 Dk )(◇−◇)を負の標的コントロールとして使用した。ペプチドの 不在下での特異性溶解は、4種の標的の場合にそれぞれ−0,2,0,3,1, 5および0.02%であった。自然放出は、14.6〜16.6%であった。
第4図は、I L−2の存在下でのE ’n 、 v −K 1によるCTL系 統の増殖の刺激を示す。パネル4Aは、96個のウェル平底の培養プレート中で 培地200μg中でマイトマイシンC処理(50u g/ml、 37℃、30 分)18ネオトランスフエクタント(H−2d)2xlO4の存在下で10%I L−2(系統を調製し且つ維持する場合と同じ源)の有無で系統細胞lX104 をE n v −K 1 (ペプチドN118)0.1dMまたはペプチドなし で刺激したことを示す。3日後、ウェルを3H−チミジン1μCL (6,7C i/ミリモル)でパルス化し、追加の16時間後、3H活性をβ−シンチレーシ ョン計数によって測定した。パネル4Bは、系統細胞1×104を96個のウェ ル平底の培養プレート中で培地200μg中で照射(3300ラド)BIO,D 2牌臓細胞(SC)(H−2)4x105の存在下で10%!L−2の有無で0 . 1M  Env−に1(ペプチド魔18)またはペプチド魔30またはペプ チドなしで刺激したことを示す。チミジン組み込みをパネルAと同様に測定した 。
発明を実施するための最良の形態 本発明の前記目的および各種の目的および利点は、下記配列 Arg−11e−Gin−Arg−Gly−Pro−Gly−Arg−Ala− Phe−Val−Thr−11e−Gly−Lys で約15種のアミノ酸残基を有する単離合成オリゴペプチド、Env−に1また はその機能的に均等の変異体によって達成される。
特に断らない限り、ここで使用するすべての技術用語および科学用語は、本発明 が属する当業者によって普通に理解されるのと同じ意味を有する。ここに記載の 方法および材料と同様または均等のいかなる方法および材料も、本発明の実施ま たは試験で使用できるが、好ましい方法および材料を今や記載する。後述のすべ ての刊行物は、ここに参照として編入する。特に断らない限り、当業者に周知の 標準法または方法に従う。
ここで使用する「変異体」または「機能的に均等の変特表平3−503166  (3) 異体」なる用語は、得られるペプチドがいかなるHIV単離物に対してもEnv −に1の機能法と同様の機能法で作用する限り、本発明のオリゴペプチド、En v−に1は、いかなる好適な方法でも、ここに記載のアミノ酸残基の欠失、付加 、置換または誘導化によって修飾できることを意味する。本発明のEnv−に1 ペプチドのすべてのかかる変異体または誘導体は、それらの機能均等物であると ここで包含され、化学合成および操縦の現代の技術を使用してEnv−に□のア ミノ酸配列の数種の変化は、必須の生物学的性質を維持しながら、本発明が属す る分野の当業者の範囲内であることが理解される。
Env−に1のアミノ酸配列を仮定すると、ペプチドは、当業者に周知の市販の ペプチドシンセサイザー(例えば、アプライド・バイオシステムズ拳モデル43 0A)を使用して容易且つ好都合に合成する。
材料および方法の詳細について今や記載する。
HeN (H−2k)マウスをジャクソン・ラボラトリーズ(メーン州バー・ハ ーバ−)から得た。成る実験で使用したBALB、K (H−2k)およびB  A L B / cマウスをNIHに維持されたコロニーで飼育した。マウスを 6〜12週齢で使用した。
組換えワクチンウィルス:vSC−8(細菌1acZ遺伝子を含有する組換えワ クチンベクター)、およびvSC−25(他のHIV構造タンパク質または調節 タンパク質なしのHTLVIIIB単離物のHIVenvグリコタンパク質gp 160を発現する組換えワクチンベクター)は、チャクラバルチ等、Natur e、320:535−537 (1986)に記載のものと同じであった。
トランスフェクタント: vSC−25を作るために使用したHIVり0−:/ BH,8符号化gp160の領域を含有するEcoRVフラグメントをSV40 誘導発現ベクターpcEXV−3にクローン化した。標準リン酸カルシウム沈殿 法を使用して、このDNAをpsV2neoと一緒にB A L B / c  −3T 3(H−2’)またはDAP、3L細胞(H−2k)繊維芽細胞に同時 移入した。トランスフェクタントもPSV2neo単独を使用して調製した。個 々のクローンを選択G418(ゲネチシン、ギブコ)後に選び、膨張し、プロー ブとしてランダムヘキサマーブライミングによって積置されたEcoRBフラグ メントを使用してRNA雑種形成によるgp160遺伝子の発現に関して試験し た。T1. 1. 1およびT4.8.3は、それぞれLdおよびDdクラスI   MHC分子を発現するL細胞トランスフェクタントである。
単クローン抗体(mAb):下記mAbを使用した:抗Lyt2 (3,155 ;ラットIgM)および抗に3T4 (RL172.4 ;ラットIgM)。
CTL発生:マウスを組換えワクチンウィルスの10%7PFUで1.v、免疫 した。3〜14週間後、免疫膵臓細胞(完全なT細胞培地中で24ウエル培養プ レート中の5 X 106/ml)を組換えワクチンウィルス感染シンジエネイ ック牌臓細胞(1時間、37’、Mo1 10:1)2.5X106/mlまた はgp160遺伝子移入MHC同−繊維芽細胞2 X 105/mlのいずれか で生体外で6日間再刺激した。長期CTL系統も、マイトマイシン処理gp16 0遺伝子移入繊維芽細胞および10%Con−A上澄み含有培地での免疫細胞の 反復刺激によって発生した。
CTL検定:6日間培養後、検定の初めに各種の濃度のペプチドと混合された各 種の51Cr標識標的での6時間検定を使用して、再刺激細胞の細胞溶解活性を ベニンク等、Nature、311:578−579(1984)の方法によっ て測定した。特異性51c、放出率を100(実験放出−自然放出)/(最大放 出−自然放出)として計算した。最大放出を5%トリトンX100の添加によっ て溶解された細胞の上澄みから測定した。自然放出をエフェクター細胞を添加せ ずにインキユベーションされた標的細胞から測定した。
ペプチド合成:ヒユーテン、Proc、Nat l。
(1985)に記載のようなポリプロピレンメツシュ「ティーバッグ」中での固 相ペプチド合成の多重同時ペプチド法を使用して、合成ペプチド13〜23残基 を生成した。通常のブロックトBOCアミノ酸およびHF切断を使用した。ペプ チドをC−18rs ep−PakJカラム(ウォーターズ)上での逆相クロマ トグラフィーによって脱塩し、HPLCによって分析した。それらをリンパwJ T細胞増殖検定において非特異性毒性または有糸分裂誘発性の欠如に関して予備 選抜した。
或いは、E n v  K 1も、アプライドΦバイオシステムズ・モデル43 0Aなどの市販のベプチドシンセサーザーによって合成する。
ペプチドEnv−KlがHIVエンベロープ特異性CTL用免疫優性エピトープ であり、HIV特異性HIVgp160に特異性のネズミCTLを引き出すため の条件。挿入されたウィルス遺伝子の産生物に特異性のCTLをブライミングし 且つ刺激する組換えワクチンウィルスの能力は、BALB/c (H−2’)v ウスを使用してHIVgp160に特異性のCTLを発生するために使用した。
gp160に対する特異性は、3つのレベル:リンパ球ブライミング、再刺激、 およびエフェクター機能で見出された(表1)。かくて、gp160を発現する 組換えワクチンウィルス(vSC−25)のみ、細菌1 acZを含有する組換 えワクチンウィルスなしくvsc−8)は、gp160発現繊維芽細胞15−1 2を殺すことができるCTLの発生のためにマウスをブライミングできた(群2 および4、と群5および6を比較)。同様に、シンジエネイックvSV−25感 染細胞のみ、またはgp160発現トランスフエクタント15−12 (Lかし 、コントロールワクチンウィルスvSC−8で感染された細胞ではない)は、免 疫T細胞を生体外で再刺激して特異性標的(群4および6vs群3)を殺すこと ができた。gl)160ブライミング再刺激牌臓細胞からのCTLは、コントロ ールH−2マツチ標的に対してgp160発現標的を優先的に殺した(群4およ び6)。vSC−25再刺激膵臓細胞によるコントロール標的(18ネオ)のさ さやかではあるが有意の非特異性キリングは、ワクチン感染細胞よりもむしろト ランスフェクタントを使用して再刺激を行う時に不在であった。ワクチン(vs V−25)感染標的は、正のコントロールとして役立った。最後に、gp−16 0発現標的に特異性のCTLエフェクターの長期系統は、vSC〜25免疫マウ スからの膵臓細胞を15−12トランスフエクタントおよびConA上澄み(群 7)で反復して刺激することによって確立された。
p160上の免疫優性CTLエピトープの同定。免疫優性ヘルパーT細胞エピト ープを捜すために両親媒性アルゴリズムの使用によって選ばれるが配列の若干の 追加の領域をコントロールとして包含するHIVgp160envタンパク質配 列の46%を覆う17個のクラスター中の一連の41個の重複ペプチドは、ヘル パーエピトープを研究するために合成し、CTLエピトープも捜すために使用し た。gp160特異性BALB/cCTLによって認識されたT細胞エピトープ を同定するために、各種の濃度のペプチドを検定培養の初めにエフェクターおよ び51c、標識繊維芽細胞腫瘍標的に加えた。3種のエフェクター細胞の細胞毒 性活性を測定した:vSC−25免疫牌臓細胞が15−12トランスフエランド またはvSC−25感染オートロガス細胞(多分、ポリクローナルエフェクター 母集団)および長期CTL系統(多分、オリゴクローナル母集団)で生体外で一 度刺激した。結果は、試験した各種のペプチドのうちで、1つのみ(&18、以 下でEnv−に1と呼ばれる)が、すべての3種のエフェクターによる高水準の 特異性キリングのためにH−2d標的細胞を感作できた(表2)。
それゆえ、ペプチドEnv−に1に含有される配列は、H−2dハブロタイブの 細胞障害細胞用gp160の免疫優性エピトープを含有する。若干の他のペプチ ド(k21%PkL41、胤42、嵐47)は標的細胞をささいに感作するらし いが、これらの効果は、Env−に1の活性と比較して取るに足らなかった。E nv−に1は、非常に低い濃度のペプチドでHIV特異性CTLによって殺すた めに標的を感作する際に驚異的な程効能があることが見出された。例えば、0. 1μMペプチドにおいては、殺すことは依然としてプラトーであり、0.01μ Mペプチドにおいてのみ、殺すことは、半極大に落下した(第1図)。活性ペプ チドのすべては、両親媒性螺旋を形成することができると同定された。
表面表現型および抗gp160cTLのクラス■MHC制限。 抗Lyt2モノ クローナル抗体プラスウサギ補体(しかし、抗L3T4抗体プラス補体または補 体単独ではなく)でのCTLエフェクター細胞の処理は、gp160遺伝子が移 入した15−12繊維芽細胞またはEnv−に1の存在下でインキュベーション されたコントロール繊維芽細胞のいずれかでのキリング活性の損失をもたらした (第2図)。これらのデータは、Env−Klに特異性のものを含めてHIVエ ンベロープgp160タンパク質発現細胞を本来で認識し且つ殺すエフェクター 細胞が通常のLyt2+L3T4+ (CD8+CD4−)CTLであることを 示す。
これらの実験で標的として使用する繊維芽細胞は、クラスI (Lかし、クラス ■ではない)MHC遺伝子産生物を発現する。それゆえ、15−12)ランスフ エクタントまたはペプチド含有線維芽細胞を溶解することができるgp160特 異性CTLは、Lyt2+効果T細胞の場合に通常のように、クラスI  MM C分子制限するらしかった。H−2dハブロタイブにおいては、制限エレメント として使用することが既知の3つの主要なりラス1分子、Kd、Dd、およびL dがある。これらのどれがEnv  K1の認識で包含されるかを測定するため に、2種のし細胞(H−2k)  トランスフェクタント、それぞれLdまたは Ddを発現するT1.1.1およびT4.8.3を使用した。第3図は、Env −に、の認識がクラスI  Dd分子(Ld分子ではなく)によって制限される ことを実証する。
じプロトコールを使用して、第二ハブロタイブ、H−2kを研究した。L細胞( H−2k)にgp160遺伝子を同様に移入し、発現するために示したが、細胞 毒性活性は、シンジェネイックvsc−25感染膵臓細胞またはL細胞トランス フェランド自体で生体外で刺激されたvsc−25免疫BALB、K (H−2 k)?ウスからの膵臓細胞を使用して、これらの標的に対して検出できた(表3 )。同様に、試験したペプチドは、かかるエフェクター細胞によって殺すことが できる標的を生じなかった(表2)。gp160特異性CTL活性の欠如にも拘 らず、BALB、にマウスは、効力あるワクチン特異性CTLを産生ずるので、 有効にブライミングされ且つ再刺激された(表2と同じ実験からの表3)。同様 の結果は、C3H(H−2k)マウスの場合に得られた(表3および図示しない データ)。BALB、にマウスがB A L B / cレスボンダーマウスに コンジェニックであるが、H−2にハブロタイブを含有するので、応答の差は、 MHC関連である。これらの結果は、H−2kが高いレスボンダーハブロタイブ であるH−2’と対称的に本条件下で検定する時にgp160に対してCTL低 レスボンダーであることを示唆する。
Env−KlがHIVのエンベロープに特異性のCTLの増殖を刺激することの 実証。ペプチドE n v  K 1をHIVのエンベロープに特異性であるこ とが上で実証されたCTL系統の生体外増殖を刺激する能力に関して試験した。
第4図中のデータは、E n V −K 1が三重水素化チミジンのDNAへの 組込みによって測定した時にこれらのHIV特異性CTL細胞の増殖を刺激する こと、およびこの刺激がリンホカインインターロイキン−2(IL−2)の存在 下で高められることを実証する。
診断試薬としてのEnv−Kl。エイズにさらされていると思われるヒトをHI Vに対する抗体に関して試験し且つ血清反応陰性であると決定されるならば、ヒ トは、ウィルスをキャリーするが抗体を産生じていないことが依然として可能で ある。その理由は、さらされた個体の成る%が暴露後に有意な時間抗体を発生せ ず且つ若干が抗体を決して発生しないことがあるからである。それにも拘らず、 そのヒトは、ウィルスのエンベロープに特異性のCTLの形態で細胞媒介免疫応 答を生ずることがある。ヒトのCTLがウィルスだけではなく個体の主要な組織 適合性複合体(MHC)抗原にも特異性であるので、MMC(HLA)分子を試 験すべき個体と共有する移入腫瘍を有するのに十分な程ラッキーでない限り、マ ウスの場合に行ったように移入腫瘍標的についてこれらを試験することは可能で はない。非常に多くにヒトHLA型があるので、入手できるすべての種類の移入 細胞を有することは可能ではない。形質転換腫瘍系統を個体から産生じ且つそれ にHIV遺伝子を移入することは可能であるが、このことは、非常に困難な時間 がかかる労力のいる方法であり且つ大多数の人々の場合には行うことは可能では ないであろう。個体の細胞をHIVで感染することは、感染できる適当な細胞種 類を必要とし且つ実験研究者が濃縮ウィルスを処理することは危険であろう。
1972年以前に生まれた米国での大抵の個体が痘癒予防接種とし、てワクチン で免疫し、このようにワクチン特異性CTLを有するであろうから、前記ワクチ ン組換え体の使用は、多くの偽陽性結果を与えることがある。精製タンパク質は 、一般に、CTL用標的にさせるような方法で細胞によって取り上げられない。
しかしながら、Env−に1などの小ペプチドは、前記したように、CTL用標 的を感作することができる。それゆえ、個体の末梢血液中のHIV特異性CTL の存在に関して試験するために診断試薬としてEnv−に1を使用することは比 較的単純であろう。このことは、標準法によって達成できる。先ず、試験すべき 個体の末梢血液リンパ球のPHAまたはConA芽球を産生し、これらを前記の ように51Crで標識し、これらを前記条件と同様であるがヒトCTL検定の場 合には修正された標準培養条件下でペプチドEnv−に1と共にインキュベージ ジンし、同じ個体からの新鮮な末梢血液リンパ球を加える。約6時間後、培地に 放出された51crの量を測定し、これを同一に処理されるがペプチドのないコ ントロール、新鮮なリンパ球のないコントロールペプチド、または標的細胞の洗 剤溶解によって生じた最大51Cr放出と比較する。
特異性放出があるならば、個体は、抗体が検出できないとしても、HIVウィル スをキャリーしていると判定できる。
予後試薬としてのEnv−Kl。免疫系のアームがあったとしてもHIV感染に 対して保護することは未だ知られていないが、CTLは、前記理由で有意な役割 を果たすらしい。それゆえ、ウィルス感染細胞を殺すことができるCTLを有す る血清反応陽性であるが依然として臨床的に健康な個体は、かかるCTLのない ものよりも臨床的エイズを発生しないらしいことが可能である。それゆえ、En v−に1は、血清反応陽性個体を疾患の各種の段階において診断用途についての 前記章で指摘した方法によって試験するために使用でき、そして健康な臨床的状 態とEnv−に工に特異性のCTLの存在との間に有意相関が存在するならば、 このことは、どの血清反応陽性個体が臨床的免疫不全または完全に発達したエイ ズを発生する多少のリスクにあるかを予測するために予後試験として役立つであ ろう。
治療薬としてのEnv−Kl:ペプチドE n v −K 1は、HIV特異性 CTLの母集団の増殖および膨張を刺激できるので、E n v  K 1は、 ウィルスで既に感染された患者の免疫応答を高めるために治療薬として使用でき る。かかる治療法は、疾患のコントロール用の他の治療または予防戦略と共によ り良く使用できた。
本発明の利点は、初めて、純粋なCTL刺激性抗原性産生物が危険な生感染性ウ ィルスまたはかかるウィルスに由来する産生物との接触なしに同定され且つ生体 外で合成されること、それがHIVまたはHIV誘導産生物の取扱または暴露に おいて包含されるリスクを有していないことである。
本発明の別の有意なアスペクトは、本発明のペプチドが抗体を全く産生じないこ とがある細胞媒介HIV感染を検出し且つ予防することを可能にすることである 。従って、体試料中の抗HIV抗体の検出に依存する試験は、抗体が産生されな いHIV感染の場合には有用ではないであろう。本発明の抗原は、細胞伝達HI V感染を抗体の不在下で検出する手段(これは現在使用されている抗体検出試験 によっては従来可能ではなかった)を今や提供する。同様に、感染法が前記のよ うに細胞伝達である時には、中和抗体は、保護性ではないであろう。従って、抗 原としてEnv−に1を使用したワクチンは、初めて、すHIV感染細胞を殺す ことによって、HIV感染を予防する方法を提供する。
本発明に係るワクチンを配合した医薬組成物は、CTLを産生ずるのに有効な抗 原性または治療量のEnv−に1および生理食塩水、無毒性滅菌緩衝液などの製 薬上許容可能な担体を含む。勿論、当業者に周知の防腐剤、滅菌剤、アジュバン トなどの添加剤も、組成物の効能を維持または増大するために医薬組成物に配合 できた。
ここに記載の例および態様は例示の目的のためのものであること、およびそれに 鑑みて各種の修正または変更は当業者に示唆されるであろうし且つ本願の精神お よび範囲および添付請求の範囲の範囲内に包含されることが理解される。
表L  H−2dマウスにおける細胞障害T細胞誘導および長期CTL系免疫化   再刺激  比率  18ネオ  15−12  15−12/vSC25v SC−8vSc−840/1    B、3    2.3    70.91 371   17   −2.6    584471   1.13   − 4.2    42.3v9C−8vsc−2540/l   15.1    27.3    85.813/l    B、3    8.4    59 .24/l    3.3    1.0    47.1vSC−25vsc −840/1   8.0    1.1    73.913/l    1 g    −0,958,34/1   2.1   −2.9    41. 1vSC−25vSC−2540/1  26.1   49.3    68 .213/l   11.4   25.5    56.94/1   4. 2   12゜l     4!11.Ov’5C−815−124071O, 8−2,811,413712,6−1,69,0 4711,8−1,35,2 vSC−2515−1240/l    B、2   55.9    54. 41g/l    3.2   38.9    48.34/1   2.1    24.9     3.1VSC−2515−12”    40/l       15.0      44.Or20/1   4.5   39. I      NT10/1   5.5   33.5      NT5/ l    2.1   33.2      NTBALB/c (H−2d) ?ウスをHIVenvタンパク質gp160 (vSC−25)または細菌1a cZ遺伝子(vSC−8)を発現する組換えワクチンウィルス107PFUで1 .v、プライミングした。
膵臓細胞を組換えワクチンウィルス(vsc−25またはvSC−8)感染シン ジェネイック膵臓細胞2,5XIO6/mlまたはgp160遺伝子移入BAL B/c3T3細胞(15−12)2X105/mlのいずれかで生体外で再刺激 した。
CTL活性を新生遺伝子移入373細胞(18ネオ)、15−12およびvSC −25感染15−12標的細胞(15−12/vSC−25)に対して測定した 。
NT:試験せず。E/T :エフエクタ一対標的比。
+トランスフェクタント15−12プラスリンホカインでのvsc−25免疫膵 臓細胞の反復刺激によって産生された長期CTL系統 表2  H−2dおよびH−2にマウスにおけるgp160中の標的エピトープ 1(93−107)    4.0    1.8     1.7      1.02(98−112)   3.3    4.5     2.8      0.93(102−116)   5.7    5.0     0.8      0.84 (log−117>   1.8    0.0     −0.8     0.45(105−117)    0.5    0.5      3.6    −0.27(107−121)    1.2    −1.1★★   2.8     0.1li8(112−127)     5.1    3.3     7.5      G。29(141−155 )    4.7    0.4    −2.2     0.110 (1 57−171)   −1,7−6,5★★   0.5     0.611 (231−245)    4.4    1.4     2.5      0J12 (23B−250)    2.0    3.3     4.8       L、S14 (252−271>    2.0    0.4     −1.8     1.217(267−282)    5.8     4.5     4.1    −0.418 (80g−122)   肛 、8    56.4    52.5     1.819 (317−33 1)   −3,0−0,6★★  −2,20,920(835−349)    [i、4    0.3     5.8     0.021(343− 357)   IOJ     11.4★★   14.1     0.5 22 (354−868)   →、1   −3.5    −0.6      0.723 (3B2−376>    0.9    5.9★★    0.5     0.726 (421−418)   −2,8−4,41, 81,128(425−439>    2.6   −1.2★★   刊、 1     0J表2続き 29(430−444)   3.2   1.8    0.2    1. 030 (47B−49の   5.2    3.9★★   −1,00, 833(485−499>   6.0   1.9   −0.4    0 .735 (553−574)  −3,1−5J★★ −1,2Q、1136 (812−8211)   2.1  10.1★★ −3,01,037(8 19−833)   1.7   8.9    0.8    2.139  (829−643)   7.7   4.8★★  0.4   0.840  (632−848)   −0,5−0,4−1,90,241(837−8 51)   7.9   9.7★六  0.7   2,242 (657− 871)   12.0    B、3    7.0    2.2−−一■ ■−帽−−−−−−1−1−一4B(Ei82−876)   2.3   − 0.1    −0.2    1.747(780−794)   9.9   10.5★★  −1,51,150(794−808)  −4,71,8 ★★  −0,60,451(799−813)   1.2   2.8     0.1    0.952 (821−835)   3.9   0.8     1.9    0.653 (827−841)   0.5   3 .4★★  −2,0−0,155(834−848)   3.1   4. 4★★  −4,40,056(1139−853)   2.8   1.9    −3.6   −0.857(S42−858)   0.6  −1. 2★★−1,40,1★標的として、18ネオトランスフエクタント(H−2d )プラス10μM合成ペプチドをBALB/Cエフェクターのために使用し、L 28 (H−2k)プラス10μMペプチドをBALB、にエフェクターのため に使用した。カッコ内の比率は、エフェクター/標的比である。
V25/15−12は、15−121−ランスフエクタントで生体外で再刺激さ れたvSC25免疫化BALB/C牌臓細胞に由来するエフェクター細胞を示す (表1参照)。
系統は、15−12および10%Con−A上澄みで反復して刺激されたvSC 25免疫化B A L B / c膵臓細胞に由来するCTL系統を示す。
マーク★★を付けた結果は、10/1の代わりにエフェクタ一対標的比20/1 で得られた。ペプチドなしのコントロールは、両方の比率の場合に3,0%であ った。
V25/V25は、vSC−25感染シンジエネイツク牌臓細胞で生体外で再刺 激されたvSC25免疫BAL B / c膵臓細胞に由来するエフェクター細 胞を示す。
V25/V25は、vSC25感染シンジェネイック膵臓細胞で生体外で再刺激 されたvSC25免疫BALB、 K膵臓細胞に由来するエフェクター細胞を示 す。同じ実験からのBALB、にの場合のコントロールは表3にある。
表3゜H−2k(B A L B、 KオヨCFC3H) マ’7スハHI V エンへo−フタンパク質を発現するgp160HIVenv トランスフエクタ ント免疫化    再刺激   比率  25−2OL28 25−20/V2 5  L28/V25vSC−25VSC−25感染  80/l   1.2   0.5  58.2   57.7(BAu3.K)         4 0/1  1J   O,847,344,420/1  0.7  0.6   39.4    B9.0vsc−25vsc−25感染  80/l    3.7  1.7   N、T、    80.1(C3H)            4011  1.9  0.4   N、T、    51.920/1   −0.1  0.I   N、↑、    41.5vsc−2525−2 0all/1  114  15.7   N、T、    35.7(C3H )           20/l   B、8  8.5   N、T、     IB、77/1  3.9  2.3   N、T、    5.8vSC −25で免疫されたBALB、K (H−2k)またはC3H(H−2k)をg p160発現り細胞トランスフェクタント、25−20.またはvSC−25感 染シンジエネイツク牌臓細胞のいずれかで生体外で急増した。6日間培養後、再 刺激細胞の細胞溶解活性をコントロール標的としての25−20または新生遺伝 子移入し細胞(H−2k) 、L−28または陽性コントロール標的として(7 )vSC−25感染25−20 (25−20/V25)およびL28 (L2 8/V25)に対して測定した。
FIG、  1 、ooi     、ol、i      i      1゜公7°? E− t8 ;J J  (1M)30/1   10/1    3/1    1 /IE/T柁 FIG、3 公7゛デh″18ノ眉X   (μMンFIG、4A (APCれ?め18子T )Dm pm 補正帯の翻訳文提出書(特許法第184条の幻平成 2 年 7 月 26日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿          11、 特許出願の表示 PCT/US  89100172 2、発明の名称 抗HIV応答を喚起する合成抗原 3、特許出願人 住所  アメリカ合衆国バージニア用、スプリングフィールド、ポート、ロイヤ ル、ロード、5−285 名 称   アメリカ合衆国 4、代理人 (郵便番号100) 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 6、 添付書類の目録 (1)  補正帯の翻訳文                  1 通請求の 範囲 1、Env−K  ペプチド、およびEnv−に1ペプチドの機能的に均等の変 異体であるペプチドからなるペプチドの群から選ばれるペプチドであって、前記 変異体はそれらの少なくとも1個のアミノ酸の付加、欠失、置換、または誘導化 によってEnv−に1ペプチドから誘導でき且つE n v −K 1ペプチド は下記アミノ酸配列:Arg−11e−Gin−Arg−Gly−Pro −G ly−Arg−Ala−Phe−Va 1−Thr −11e−Gly  [、 y6を有することを特徴とするペプチド。
2、 製薬上許容可能な担体および請求項1に記載のペプチドを含むことを特徴 とするヒト免疫不全ウィルス抗原を発現する細胞を特異的に認識する細胞障害性 リンパ球を誘導するための医薬組成物。
3、   (a)請求項1に記載のペプチド;(b)末梢血液リンパ球を刺激す るのに有効であるミトゲン; (c)末梢血液リンパ球の溶解を検出するための標識;および (d)予後または診断検定を行うための指図物質を含むことを特徴とする細胞媒 介ヒト免疫不全ウィルス感染を検出ための検定を行うための診断または予後キッ ト。
4、  ウィルスによる感染を受けやすい宿主に、有効な量の請求項1に記載の ペプチドを投与し、前記量はヒト免疫不全ウィルスで感染された細胞のみを選択 的に殺す細胞障害性リンパ球を前記宿主中で誘導するのに十分であることを特徴 とするヒト免疫不全ウィルス感染を予防または治療するための方法。
5、   (a)宿主からのオートロガス標識末梢血液リンパ球(P B L) を請求項1に記載のペプチドと共にインキュベーションして、前記ウィルスで感 染された前記PBL中のT細胞を活性化しく前記リンパ球はインキュベーション 前にミトゲンで刺激され且つ前記標識は溶解する前記PBLの%の検出を可能に する);(b)前記宿主からの新鮮なPBLを加え、インキュベージジンを、細 胞障害性リンパ球が前記標識PBL中の前記活性化T細胞を溶解するのに十分な 時間続け;(C)工程(b)で溶解する標識PBLの数マイナス前記ペプチドの 不在下でのインキュベーション後に溶解する刺激PBLの数、そしてマイナス前 記ペプチドの存在下であるが新鮮なPBLの不在下でのインキュベーション後に 溶解する標識PBLの数を測定することにより溶解感染T細胞を検出することに よって、(HI V)感染細胞の存在を検出する ことを特徴とするヒト免疫不全ウィルス(HI V)での感受性宿主の感染を診 断するための方法。
6. 前記PBLを51c、で標識し、溶解を前記51Crの放出によって検出 する、請求項5に記載の方法。
7、 前記ミトゲンが、フィトヘマグルチニンおよびコンカナバリンAからなる 群から選ばれる、請求項6に記載の方法。
−国際調査報告 一1″□111“2■ゴノお8900172  −

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.HIV抗原発現細胞に対して細胞毒性のT細胞を刺激する下記アミノ酸配列 【配列があります】 のEnv−K1ペプチド、またはその機能的に均等の変異体。
  2. 2.HIV特異性CTLを産生するのに有効な量の請求項1に記載のペプチド、 および製薬上許容可能な担体を含むことを特徴とする医薬組成物。
  3. 3.Env−K1ペプチドを含有する容器および細胞媒介HIV感染を検出ため の診断または予後検定を行うための指図物質を含むことを特徴とする細胞媒介H IV感染を検出するための診断または予後キット。
  4. 4.HIV感染を受けやすい宿主に、HIV感染細胞のみを選択的に殺すHIV 特異性CTLを産生するための抗原量の請求項1に記載のペプチドを投与するこ とを特徴とするHIV感染の予防法。
  5. 5.(a)オートロガスフィトヘマグルチニンまたはコンカナバリンAリンパ芽 球を51Crクロメートと共にEnv−K1の有無でインキュベーションするこ とによって、オートロガス51Cr標識標的を調製し、(b)リンパ球を前記標 的と共に約6時間インキュベーションし、51Cr放出を測定することによって 、末梢血液リンパ球をHIV特異性CTLの存在に関して試験する(51Crの 放出は、Env−K1の不在下よりも存在下で大きいならば、HIV特異性CT Lの存在を指示する) ことを特徴とするHIV感染の診断法。
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