JPH03502983A

JPH03502983A - スマート動力コネクタ

Info

Publication number: JPH03502983A
Application number: JP1508895A
Authority: JP
Inventors: テイマー　アンタニオス　ビー
Original assignee: キャタピラー　インコーポレーテッド
Priority date: 1988-12-27
Filing date: 1989-02-27
Publication date: 1991-07-04
Anticipated expiration: 2013-09-03
Also published as: WO1990007814A1; US4956561A; AU4071289A; ZA899107B; EP0401315A1; BR8907272A; JP2793868B2; AU613570B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は、一般的には、負荷多重ネットワークに関し、より詳細には、電力ネットワークから車両スマート動力多重システム内にある周辺機器へ流れる電流の流れを制御する電気コネクタに関する。

〔発明の背景〕

今日では多様な多重システムが用いられている。特に、多（の部品と周辺機器とを動力源に電気接続する必要かある車両においてはその傾向が顕著である。これらの多重システムにおいて用いられている電気接続の型式のうち典型的なものは、中央制御モジュールを含む多重システムに車両周辺機器を電気接続するものである。周辺機器制御モジュールは、中央制御モジュールが指定した状況に応答して、動力ネットワークから周辺機器へ流れる電流の量を制御する。

車両多重システムの例とし７ては、１９８１年１１月２４日付けでマクロツク（ＭｃＣυｌ１ｏｃｈ　）に付与された米国特許第４．３０２．８４１号および１９８５年７月９日付けでフロイド（Ｆｌｏｙｄ　）他に付与された米国特許第４．５２８．６６２号がある。これらの米国特許に開示されている車両電気システムは、中央制御モジュールを備えた中央動力ネットワークと複数の周辺機器制御モジュールと同モジュールに接続した周辺機器とを有している。中央制御モジュールはコンソールにおいてスイッチがセットされたことに応答して制御信号を発する。この制御信号は周辺機器制御モジュールに伝達され、同モジュールは、受信した制御信号によって特定された機能を周辺機器が発揮するように周辺機器を制御する。

多重動力ネットワークは使用するワイヤの数や長さを大幅に減少させ、また車両のワイヤ・ハーネスを大幅に簡素なものにするが、問題がないわけではない。現在の実務では、物理的に別個のハーネスであるモジュールをネットワークのワイヤを重ね継ぐことによって連結されている。このような多重ネットワーク結合における問題としては、最初のアッセンブリや車両動カッ１−ネスの取り付けの難しさがある。結果として得られる動力ネットワークもまたその構成に柔軟性がないものとなってしまっている。制御モジュールや周辺機器の追加または削除を行うときのように、ネットワークのレイアウトを変えるときにも問題が生じる。ネットワークを再編成するに際しては、既に取り付けられているハーネスの長さく可変長さではない）やハード・ワイヤリング電気接続の方法に起因する制御がある。このように構成されたネットワークを、より多くの制御モジュールや機器を収容するために拡張することは容易ではない。

地上走行車両用の多重システムは苛酷な環境の中で作動する。

制御モジュールや周辺機器は車両の至る所に取り付けられているが、これはそれらのモジュールや機器が広範囲の温度、湿度、汚染物質、振動に晒される可能性があることを意味する。これに伴い、制御機器が故障する割合は比較的高い。したがって、機器の故障の検知および診断は車両の信頼性を確保するためには必須である。

本発明の目的はこれらの問題を解決し、上述したような要求を満足させることにある。

〔発明の開示〕

本発明の目的は、車両ループネットワークの複数の周辺機器に送られる電力の流れを制御することができる電気コネクタを提供することである。この車両ループネットワークは複数のデータラインおよび動力ラインを有し、主制御モジュールによって制御される。

本発明の一つの態様として、スマート動力コネクタが提供される。この動力コネクタは電気部品が搭載されたプリント回路板と、電気部品の少なくとも一つと熱移動を行う関係にある伝熱部品とを備えている。この伝熱部品はプリント回路板に搭載されている。

動力コネクタはさらに第１ハウジング部分を備えており、この第１ハウジング部分は車両ネットワークへの電気的接続を行う第一および第二接続手段、および複数の周辺機器への電気接続を行う第三接続手段を有している。第２ハウジング部分はプリント回路板と伝熱部品とを保持しており、こめ第２ノ１ウジング部分は第１ハウジング部分の上に位置するようにされている。動力コネクタは第２ハウジング部分に配置された複数の電気端子をも備えている。この複数の電気端子は、第１および第２ハウジング部分が相互に整列し、結合したときに第一、第二および第三接続手段への電気的接続が行われるように構成されている。スマート動力コネクタは、第一、第二および第三接続手段がそれぞれ第一および第二端部を有し、第一端部は第１ハウジング部分に固着して取り付けられ、第二端部は第一端部と着脱自在であり、第一、第二および第三接続手段は相互に電気的に接続可能であるように構成されている。

本発明の他の態様として、第一および第二本体部分を有するスマート動力コネクタが提供される。第一本体部分は第一、第および第三内線コネクタを有する。第一本体部分は、さらに、第一および第二内線コネクタと電気的に接続している複数の第一導電体を備えている。第一導電体は複数の第一端子と電気的に接続している。複数の第二導電体は複数の第二端子と第三内線コネクタとに電気的に接続している。第一および第二内線コネクタはネットワークの動力ラインおよびデータラインと接続しており、第三内線コネクタは周辺機器と接続可能である。第二本体部分は、複数の第一端子と電気的に接続するようにされている複数の第三端子と、複数の第二端子と電気的に接続するようにされている複数の第四端子とを備えている。これらの端子は、第一本体部分と第二本体部分の四隅が一致したときに整列し、二つの本体部分が押圧スされて近接状態になったときに電気的に接続し、この二つの本体部分が固着された後も接続状態を保つ。

このスマート動力コネクタはさらに第二本体部分に搭載されたプリント回路板を有する。プリント回路板は、周辺機器への電力の流れを選択的に制御する手段を備えている。この電力の流れを選択的に制御する手段は、車両動力電圧レベルを積分した回路電圧レベルに変換する電圧調整手段と、データライン上のコマンドを受は取る伝達手段と、そのコマンドに応答してオン・オフ信号またはパルス幅変調信号を選択的に送信する処理手段と、周辺機器に動力を送る動力スイッチとを備えている。周辺機器の診断も行われ、また故障表示メツセージは主制御モジュールに送り返される。

スマート動力コネクタの他の有用な特徴は、導電体と電気回路の電気絶縁を行う注封物質、および熱放散のためのヒートシンクを有することである。

本発明はスマート動力スイッチングが可能な電気コネクタを提供する。この電気コネクタは、再編成や修理の際に、多重動力ネットワークと容易に着脱することができる。付属品の交換も容易に行うことができる。この電気コネクタは、車両に取り付ける場合に代表される苛酷な環境にも耐え得るようにパッケージされる。

本発明の他の特徴や利点は図面や明細書を詳細に検討することによって明確になる。

〔図面の簡単な説明〕

本発明をより良く理解するために、好適な実施例を表した図面を用いて説明を行う。

第１図は、主制御モジュール、スマート動力コネクタおよび相互に連結している動力ラインとデータラインを有する多重ネットワークの概略図、第２図はスマート動力コネクタの電気回路の概略図、第３図はスマート動力コネクタの第一本体部分の斜視図、第４図はスマート動力コネクタの第二本体部分の斜視図であって整列状態を示すために第一本体部分の上方を向いているもの、第５図は結合した本体部分の部分的な断面図であって回路板、マウンティングの一実施例を示すもの、第６図は結合した本体部分の部分的な断面図であってヒートシ　　　　□ンクの整列状態の一実施例を示すもの、第７図は結合した本体部分の部分的な断面図であって第一本体部分と第二本体部分との間の電気接点を示すものである。

〔実施例〕

第１図は負荷多重ネットワーク１２の概略を示す。ネットワーク１２は主制御モジュール１４により制御される。主制御モジュール１４はオペレーターの入力、あるいはライン２１への所定条件の入力に応答してコマンドを発する。複数のスマート動力コネクタｌＯは車両（図示せず）の至る所に取り付けられており、動力ラインＩ８．１８′とデータライン１６．１６′によって相互に連結している。好ましくは、少な（とも二組の動力ライン１８．１８′が車両の各箇所に電ツノを供給する。ショート、すなわち開路が生じた場合の全電力の消費を防止するためである。好適な実施例においては、一つの車両に少なくとも四つのそのような多重ネットワークを備えている。データライン１６はＲ３４８５シリアル・ラインをねじり合わせたものから作られているが、光フアイバーリンクその他の代替品を用いることもできる。データ・ループは主制御モジュール１４とスマート動力コネクタ１０との間においてコマンドおよび診断情報を伝達する。周辺機器と車両部品（図示せず）とは負荷ライン２０を介してスマート動力コネクタ１０と連結している。スマート動力コネクタＩＯがモニターし、かつ制御する車両部品の例としては気候制御部品、ソレノイド、ヘッド・ランプ、ワイパー用モーター等がある。

第２図はスマート動力コネクタ回路内の電気回路２１の概略を示す。電圧調整手段２６はライン３２．３２′上の車両付属部品の電圧レベル（代表的には、２４ボルト）をより低い電圧レベル（例えば、５ボルト）に変換し、コネクタ回路内の積分回路２１に過度の電圧がかからないようにしている。データライン３０．３０′上のデータは伝達手段２８の二つのボート３４．３５を通って受信され、伝達される。伝達手段２８は二つのボート３４．３５のいずれか一方においてデータライン３０．３０′上のコマンドを受は取り、そのコマンドを処理手段２４へ送る。処理手段２４はコマンドに含まれている転送先アドレスをデコードし７、−そのアドレスがそれ固有のアドレスと一致しているか否かを判定する。一致していない場合には、処理手段２４は伝達手段２８へコマンドを送り返し、そのコマンドはそのループ内において前回送られてきたのと同じ方向でデータライン３０，３０’上を送り返される。すなわち、コマンドが第一のボートにおいて受は取られた場合には、第二のボートに送り返される。その逆の場合もまた同様である。アドレスが一致している場合には、処理手段２４は動力スイッチ２２のいずれか一つに指令を出し、受は取ったコマンドにしたがって、その負荷（図示せず）をオンする。動力スイッチ２２は、負荷が開路、閉路、所定の制限を越えた温度、所定の制限以下の出力電圧等の負荷以上を示している場合には状態信号を送り返す。これらの動力スイッチは一般に市販されているものである。

第３図および第４図は、結合するように向かい合った二つの本体部分４０．４２を有するスマート動力コネクタ１０の斜視図である。第一および第二本体部分４０．４２はアルミニウム鋳造品であることが好ましいが、注封レンガその他の材質をも選択し得る。第一本体部分４０は第一および第二内線コネクタ４４．４６を備えている。この第一および第二内線コネクタ４４．４６はスマート動力コネクタ１０と動力ライン１８．１８′、データライン１Ｇ、１６’との間の電気接続を可能にするものである。第一および第二内線コネクタ４４．４６はそれぞれ二つの端部４５．４５’、４７．４７′からなる。スマート動力コネクタ１０の好適な実施例においては、端部４５’、４７’は相互に電気的に接続可能である。この端部４５’、４７’の結合能力によって、コネクタｌＯがネットワークから取り外された場合でも、容易に再び通電させることができる。第一本体部分４０の第三内線コネクタ４８は周辺機器とスマート動力コネクタ１０との間の電気接続を可能にし、最大４個の周辺機器を接続することができる。コネクタ１個当たりに取り付けられる周辺機器の数はシステムの配置や仕様によって変わる。第三内線コネクタ４８も第−及び第二端部４９．４９′を有しており、この二つの端部４９．４９′によってコネクタエ０と周辺機器ワイヤハーネス７０との着脱が容易に行える。各内線コネクタ４４．４６．４８は動力およびデータ接続用の複数の電気端子を有している。好適な実施例においては、内線コネクタは、動力およびデータ伝達用として、異なるサイズのゲージの電気端子を備えている。これらの内線コネクタ４４．４６．４８は市販されているものである。

スマート動力コネクタｌＯにおいては、第一および第二内線コネクタ４４．４６の電気端子は四つの導電体５８によって電気的に接続されている。導電体５８は、第一本体部分４０の内側の底面に張り付けられた金属ストリップであることが好ましく、注封物質内の他のコネクタとは電気的に絶縁されている。金属ストリップを張り付ける代わりに可撓性ワイヤを用いる場合には、注封物質は電気的絶縁を行うことに加えてワイヤを固定して破断を防止する。同様に、電気端子５０．５１．５２がコネクタｌＯ内部　゛の注封物質内に取り付けられている。電気端子５０．５１はスマート動力コネクタ回路２１に通じるネットワークの動力ラインとデータラインとの間の電気的な接続を行う。電気端子５０．５１は動力およびデータ伝達用の二つの種類の端子からなる。二つの動力端子５０はスマート動力コネクタ回路２１に動力を供給する金属ストリップを電気的に接続する。データ端子５１は二つの部分からなり、各部分は内線コネクタ４４．４６の一つのうちの一本のデータラインと連結している。これにより、コネクタ回路２１は、端子５１の各サイドにおいてデータボートを有するデータループ内に包含される。データ端子５１のフォーク状部分の間は電気的に絶縁されていることが好ましい。第一本体部分４０の他の端子５２はスマート動力コネクタ回路２Ｉと周辺機器ハーネス７０との間を電気的に接続する。各周辺機器の負荷はスマート動力コネクタ１０に通じる２本の動力ラインを必要とする。１本は動力用として、他の１本はアース用として、計８個の端子が用いられる。

スマート動力コネクタ１０の第二本体部分４２は該第二本体部分４２に取り付けられ、注封されたプリント回路板６６を備えている。このプリント回路板６６は第２図に示す電子回路２１を含んでいる。第二本体部分４２の一組の端子５４は、第一本体部分４０の動力およびデータ端子５０．５工に電気的に接続するようにされる４個のオス端子からなる。第二本体部分４２の周辺機器端子５６は、第一本体部分４Ｇの８個の端子５２と電気的に接続するようにされる８個のオス端子からなる。プリント回路板６６および端子５４．５６は電気的絶縁と振動対策のため注封されていることが好ましい。第二本体部分４２の端子５４．５６は、二つの本体部分４０．４２が向かい合って、一方が他方の上に重ねられたときに、第一本体部分４０の端子５０．５１．５２と重なり合う。さらに、二つの本体部分４０．４２が重なり、押圧されるとオスおよびメス端子５０．５１，５２．５４．５６は電気的に接続する。結合手段６２．６４によって二つの本体部分４０．４２は結合し、車両搭載手段７２によってスマート動力コネクタＩＯは車両に取り付けられる。

第５図は重なり合った二つの本体部分４０．４２の部分的な断面図で、プリント回路板６６を第二本体部分４２に取り付ける実施例を示す。第二本体部分４２の内部には結合用目印７５が形成されており、この結合用目印７５にはネジ７４が挿入されるようになっている。プリント回路板をハウジング内に取り付ける他の方法があれば、それを用いてもよい。第５図はさらにプリント回銘板６６および電気部品７８に対する注封物質の位置を示している。

第６図はヒートシンク８０に取り付けられたプリント回路板６６を示す。動力スイッチおよび動力源その他の動力ステージ部品８２がネジ７４によってヒートシンク８０とプリント回路板６６に取り付けられている。ヒートシンク８０はさらに第二本体部分４２の壁部と接しており、ネジ８４によってその壁部に取り付けられている。ヒートシンク８０の他端においても同様に壁部に取り付けられている。ヒートシンク８０の材料としては軽量性および熱伝導特性の観点からアルミニウムが好ましい。すなわち、動力ステージ部品８２からの熱はヒートシンク８０のより大きい表面積をハウジングにおいて消散する。第５図と第６図に示す二つの取り付は方法を組み合わせて用いることが好ましい。通常、電気部品のパッケージの分野においてけ、回路板は５ケ所においてハウジングに取り付けられる。その５ケ所とは中央と四隅である。

第６図に示すようなヒートシンク８０を用いる方法はハウジングの四隅のうちの一つを用いるだけであるが、第５図に示すような従来の取り付は方法は残りの三つの隅と中央を用いる。

第７図は重なり合った二つの本体部分４０．４２の部分的な断面図で、メスとオスの動力端子５２．５６が電気的に接続している状態を示す。オスとメスのデータ端子５４．５１も同じようにして結合する。メス端子５４．５６は回路板６６上にハンダ付けによって取り付けられ、回路板６６と電気的に接続していることが好ましい。メス端子５１．５２は第一本体部分４０内に注封されていることが好ましい。

〔産業上の利用性〕

スマート動力コネクタ１０の作動状態は、データおよび動力ラインを有し、中央制御モジュールによって制御されるような車両多重ネットワークにおける該スマート動力コネクタの用途に関連して説明する場合に最も良く説明できる。このような車両多重ネットワークにおいては、動力は多くの車両部品や機器に供給される。

車両の操縦者はインスツルメントパネル上のキャブ内から多くの周辺機器を制御することができる。周辺機器としては、例えば、ヘッドランプ、補助ランプ、エアコン用ファン、ウィンドウワイパー用モーター、室内灯などである。操縦者はセンサやソレノイドなどの他の多くの車両部品を直接的には制御できないが、それでも間接的には付勢することができる。上に挙げた双方の形式の部品および機器をスマート動力コネクタに連結し、多重ネットワークに含めるようにすることもできる。

車両操縦者がファンのスイッチをオンにし、ファンを高速で作動させると、この操作は中央制御モジュールへ中継される。中央制御モジュールは操縦者の入力に応答して高速ファンコマンドを発し、データラインを介してそのコマンドを多重ネットワークへ伝達する。このコマンドメツセージは、ファンと連結しているスマート動力コネクタがそのコマンドを受は取り、メツセージ中の転送先ＩＤとそれ固有のＩＤとの組み合わせを見つけるまでループネットワークを巡回する。その後、スマート動力コネクタはパルス幅変調信号をファンに送り、ファンをオン状態にスイッチする。例えば、ヘッドランプのように速度変化を生じない異なるタイプの負荷も同様にしてスイッチングされる。ただし、単純なオン・オフ信号が送られる点のみが異なる。

スマート動力コネクタは本質的にはＴコネクタとして作用し、周辺機器および部品と多重ネットワークとの間の接続を行う。スマート動力コネクタはデータループを物理的に破断し、そのデータループを通って送られてくるメツセージの緩衝物となる。一方、動力ループは連続している。スマート動力コネクタによって提供されるような接続は三つの全ての接続地点において容易に外すことができ、このためネットワークループの連続性は容易に再生することができる。

スマート動力コネクタとともに用いられる多重ネットワークは取扱業者の設備によっても、追加のまたは別の付属品を取り付けることができるように容易に再構成することができる。スマート動力コネクタが故障した場合には、全ての電気部品を含んでいる第一本体部分は容易にコネクタから取り外すことができ、修理または交換することができる。

周辺機器および周辺機器ハーネスの故障はスマート動力コネクタによって検知することができ、その故障は中央制御モジュールへ中継される。例えば、開路、ショート、過熱、機器の電圧低下等の不調は容易に検出される。この周辺機器診断情報は中央制御モジュールへ送られ、表示されるか、あるいは視覚もしくは聴覚信号とされて、車両操縦者もしくは車両サービスの人員に警告される。

本発明の他の態様、目的、利点は図面、説明および請求の範囲を検討することにより得ることができる。

動力スイッチ１、特許出願の表示　　ＰＣＴ／ＵＳ　８９１００７７１、発明の名称　　　　スマート動力コネクタ３、特許出願人名　称　　　キャタピラ−インコーホレーテッド６、添付書類の目録（１）補正書の翻訳文　　　　Ｗ’　　通鼠広旦範皿（１）複数の周辺機器を車両動力ネットワーク（１２）に接続する電気コネクタ（ｌＯ）であって、電気部品（７８）が取り付けられたプリント回路（６６）と、前記電気部品（７８）の少なくとも一つと伝熱関係にあり、前記プリント回路板（６６）上に取り付けられた伝熱部品（８０）と、前記車両ネットワーク（１２）と電気的に接続する第一および第二接続手段（４４，４６）と、前記複数の周辺機器と電気的に接続する第三接続手段（４８）とを有する第７ハウジング部分（４０）と、前記プリント回路板（６６）と前記伝熱部品（８０）とを保持し、前記第一ハウジング部分（４０）と重なり合うようにされた第二ハウジング部分（４２）と、前記第二ハウジング部分（４２）内に配置され、前記第一および第二ハウジング部分（４０，４２）が重ね合わされ、電気的に接続、したときに前記第一、第二および第三接続手段（４４，４６，４８）と電気的に接続するようにされている複数の電気端子（５４，５６）とを備え、前記第一、第二および第三接続手段（４４，４６，４８）は各々第一および第二端部（４５，４５’　、４７．４７’　、４９．４９’　）を有し、前記第一端部（４５，４７，４９）は前記第一ハウジング部分（４０）に取り付けられており、前記第二端部（４５’　、　４７’　、　４９’　）は前記第一端部（４５゜４７．４９）から切り離すことができるものである電気コネクタ（−，１０）。

（２）削除（３）前記第一および第二接続手段（４４，４６）の前記第二端部（４５’　。

４７′）は相互に電気的に接続可能であることを特徴とする請求項（１）記載の電気コネクタ（ｌＯ）。

（４）前記第一および第二ハウジング部分（４０，４２）を結合させる手段（６２，６４）を備えていることを特徴とする請求項（３）記載の電気コネクタ（１０）。

（５）前記プリント回路板（６６）と前記電気部品（７８）とは注封物質（７６）内に配置され、電気的絶縁および振動対策を提供していることを特徴とする請求項（１）記載の電気コネクタ（ｌＯ）。

（６）前記注封物質（７６）はゴムおよびプラスチックのいずれか一つから選ばれた物質であることを特徴とする請求項（５）記載の電気コネクタ（１０）。

（１）記載の電気コネクタ（１０）。

（８）前記第一および第二ハウジング部分（４０，４２）はアルミニウム鋳造品からつくられていることを特徴とする請求項（１）記載の電気コネクタ（ｌＯ）。

（９）前記第一ハウジング部分（４０）は前記車両への取り付は手段（７２）を備えていることを特徴とする請求項（８）記載の電気コネクタ（１０）。

０ω　データを二方向に伝達するようにされている車両ループネットワーク（１２）において複数の周辺機器に送る電力の流れを制御する電気コネクタ（１０）であって、前記ネットワーク（１２）は主制御モジュール（１４）によって制御され、かつ複数のデータおよび動力ライン（１６，１８）を有し、前記動力ライン（１８）は車両電圧レベルを伝達するものである電気コネクタ（１０）において、第一および第二本体部分（４０，４２）を備え、前記第二本体部分（４２）は前記第一本体部分（４０）と結合するようにされており、前記第一本体部分（４０）は、それぞれ複数の電気接続部を有する第一、第二および第三内線コネクタ（４４，４６，４８）と、前記第一内線コネクタ（４４）の電気接続部を前記第二内線コネクタ（４６）の電気接続部に電気的に結合させる複数の第一導電体（５８）と、前記複数の第一導電体（５８）と電気的に結合した複数の第一端子（５０，５１）と、複数の第二端子（５２）と、前記複数の第二端子（５２）と前記第三内線コネクタ（４８）の電気接続部とを電気的に接続する複数の第二導電体（６０）とを有し、前記第二本体部分（４２）は、前記複数の第一端子（５０，５１）と電気的に接続するようになっている複数の第三端子（５４）と、前記複数の第二端子（５２）と電気的に接続するようになっている複数の第四端子（５６）と、前記第二本体部分（４２）に取り付けられ、前記第三内線コネクタ（４８）への電力の流れを選択的に制御する手段（１９）を有するプリント回路板（６６）と、前記プリント回路板（６Ｇ）の電気部品（７８）の少なくとも一つと伝熱関係を有するヒートシンク（８０民を有するものであることを特徴とする電気コネクタ（１０）。

（１１）　　前記第〜および第二内線コネクタ＜４４．４６＞の電気接続部は前記ネットワーク８１２）の前記複数の動力ラインおよびデータライン（１６，Ｉ８）と接続するようにされでおり、前記第三内線コネクタ（４８）の前記接続部は少なくとも一つの周辺機器と接続するようにされていることを特徴とする請求項（１Ｇ）記載の電気コネクタ（１０）。

（１３選択的に電力を制御する手段（１９）は、前記車両電圧レベルをより低い電圧に変換する電圧調整手段（２６）と、前記データライン（３０，３０’　）のコマンドを受は取る伝達手段（２８）と、受は取った前記コマンドに応答して周辺機器制御信号を選択的に発する処理手段（２４）と、前記オン・オフ信号を受信すると電力を前記周辺機器に送る複数の動力スイッチ（２２）とを備えていることを特徴とする請求項００）記載の電気コネクタ（１０）。

（ツ　選択的に電力を制御する手段（１９）は、受は取ったコマンドに応答してオン・オフ信号を選択的に発する処理手段（２４）を備えていることを特徴とする請求項（Ｄ記載の電気コネクタ（１０）。

（１心　　選択的に電力を制御する手段（１９）は、受は取ったコマンドに応答してパルス幅変調信号を選択的に発する処理手段（２４）を備えていることを特徴とする請求項北記載の電気コネクタ（１０）。

（１５）選択的に電力を制御する手段（１９）は、前記パルス幅変調信号を受信すると前記周辺機器に可変電流レベルの電力を送る複数の電力スイッチ（２２）を備えていることを特徴とする請求項（卸記載の電気コネクタ（１０）。

（ｌω　前記電力スイッチ（２２）は、状態信号を発するエラー状態検知手段を備えており、前記エラー状態は開路、ショート回路、過熱および電圧低下であることを特徴とする請求項（Ｄ記載の電気（ｌで　前記処理手段（２４）はエラー状態の発生を示す前記状態信号に応答して診断信号を発することを特徴とする請求項（１ω記載の電気コネクタ（１０）。

（１ｇ　　前記伝達手段（２８）は前記診断信号を前記データライン（３０，３０’　）を介して前記主制御モジュール（１４）へ伝達することを特徴とする制御（１７）記載の電気コネクタ（１０）。

（旧　受は取った前記コマンドは特定の周辺機器のアドレスを含んでいることを特徴とする請求項（１シ記載の電気コネクタ（１０）。

母　前記処理手段（２４）は前記アドレスをデコードし、前記特定の周辺機器を決定するものであることを特徴とする請求項（ｌω記載の電気コネクタ（１０）。

（２１）前記伝達手段（２８）は、前記電気コネクタ（１０）と連結していない周辺機器であることを示すデコードされた前記アドレスに応答して前記コマンドを前記データライン（３０，３０’　）上に再び送るものであることを特徴とする請求項■記載の電気コネクタ（１０）。

応答して前記コマンドを前記受は取ったコマンドと同一方向に前記ループネットワーク（Ｉ２）の前記データライン上に再び送るものであることを特徴とする請求項（２Ｉ）記載の電気コネクタ（１０）。

（２３）前記車両ループネットワーク（１２）は相互に独立である少なくとも２組の動力ライン（１８，１８’　）と、前記ネットワークに連結された少なくとも２個の電気コネクタ（１０）を有していることを特徴とする請求項００）記載の電気コネクタ（１０）。

国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】（１）複数の周辺機器を車両動力ネットワーク（１２）に接続する電気コネクタ（１０）であって、電気部品（７８）が取り付けられたプリント回路（６６）と、前記電気部品（７８）の少なくとも一つと伝熱関係にあり、前記プリント回路板（６６）上に取り付けられた伝熱部品（８０）と、前記車両ネットワーク（１２）と電気的に接続する第一および第二接続手段（４４，４６）と、前記複数の周辺機器と電気的に接続する第三接続手段（４８）とを有する第一ハウジング部分（４０）と、前記プリント回路板（６６）と前記伝熱部品（８０）とを保持し、前記第一ハウジング部分（４０）と重なり合うようにされた第二ハウジング部分（４２）と、前記第二ハウジング部分（４２）内に配置され、前記第一および第二ハウジング部分（４０，４２）が重ね合わされ、電気的に接続したときに前記第一、第二および第三接続手段（４４，４６，４８）と電気的に接続するようにされている複数の電気端子（５４，５６）と、を備える電気コネクタ（１０）。（２）前記第一、第二および第三接続手段（４４，４６，４８）は各々第一および第二端部（４５，４５′，４７，４７′，４９，４９′）を有し、前記第一端部（４５，４７，４９）は前記第一ハウジング部分（４０）に取り付けられており、前記第二端部（４５′，４７′，４９′）は前記第一端部（４５，４７，４９）から切り離すことができるものであることを特徴とする請求項（１）記載の電気コネクタ（１０）。（３）前記第一および第二接続手段（４４，４６）の前記第二端部（４５′，４７′）は相互に電気的に接続可能であることを特徴とする請求項（２）記載の電気コネクタ（１０）。（４）前記第一および第二ハウジング部分（４０，４２）の一方を他方に結合させる手段（６２，６４）を備えていることを特徴とする請求項（３）記載の電気コネクタ（１０）。（５）前記プリント回路板（６６）と前記電気部品（７８）とは電気的絶縁および振動対策のため注封物質（７６）内に配置されていることを特徴とする請求項（１）記載の電気コネクタ（１０）。（６）前記注封物質（７６）はゴムおよびプラスチックのいずれか一つから選ばれた物質であることを特徴とする請求項（５）記載の電気コネクタ（１０）。（７）前記伝熱部品（８０）は前記第二ハウジング部分（４２）と物理的に接触し、伝熱関係を有し、熱放散を促進するものであることを特徴とする請求項（１）記載の電気コネクタ（１０）。（８）前記第一および第二ハウジング部分（４０，４２）はアルミニウム鋳造品からつくられていることを特徴とする請求項（１）記載の電気コネクタ（１０）。（９）前記第一ハウジング部分（４０）は前記車両への取り付け手段（７２）を備えていることを特徴とする請求項（８）記載の電気コネクタ（１０）。（１０）データを二方向に伝達するようにされている車両ループネットワーク（１２）において複数の周辺機器に送る電力の流れを制御する電気コネクタ（１０）であって、前記ネットワーク（１２）は主制御モジュール（１４）によって制御され、かつ複数のデータおよび動力ライン（１６，１８）を有し、前記動力ライン（１８）は車両電圧レベルを伝達するものである電気コネクタ（１０）において、第一および第二本体部分（４０，４２）を備え、前記第二本体部分（４２）は前記第一本体部分（４０）と結合するようにされており、前記第一本体部分（４０）は、それぞれ複数の電気接続部を有する第一、第二および第三内線コネクタ（４４，４６，４８）と、前記第一内線コネクタ（４４）の電気接続部を前記第二内線コネクタ（４６）の電気接続部に電気的に結合させる複数の第一導電体（５８）と、前記複数の第一導電体（５８）と電気的に結合した複数の第一端子（５０，５１）と、複数の第二端子（５２）と、前記複数の第二端子（５２）と前記第三内線コネクタ（４８）の電気接続部とを電気的に接続する複数の第二導電体（６０）とを有し、前記第二本体部分（４２）は、前記複数の第一端子（５０，５１）と電気的に接続するようになっている複数の第三端子（５４）と、前記複数の第二端子（５２）と電気的に接続するようになっている複数の第四端子（５６）と、前記第二本体部分（４２）に取り付けられ、前記第三内線コネクタ（４８）への電力の流れを選択的に制御する手段（１９）を有するプリント回路板（６６）と、前記プリント回路板（６６）の電気部品（７８）の少なくとも一つと伝熱関係を有するヒートシンク（８０）とを有するものであることを特徴とする電気コネクタ（１０）。（１１）前記第一および第二内線コネクタ（４４，４６）の電気接続部は前記ネットワーク８１２）の前記複数の動力ラインおよびデータライン（１６，１８）と接続するようにされており、前記第三内線コネクタ（４８）の前記接続部は少なくとも一つの周辺機器と接続するようにされていることを特徴とする請求項（１０）記載の電気コネクタ（１０）。（１２）選択的に電力を制御する手段（１９）は、前記車両電圧レベルをより低い電圧に変換する電圧調整手段（２６）と、前記データライン（３０，３０′）のコマンドを受け取る伝達手段（２８）と、受け取った前記コマンドに応答して周辺機器制御信号を選択的に発する処理手段（２４）と、前記オン・オフ信号を受信すると電力を前記周辺機器に送る複数の動力スイッチ（２２）とを備えていることを特徴とする請求項（１０）記載の電気コネクタ（１０）。（１３）選択的に電力を制御する手段（１９）は、受け取ったコマンドに応答してオン・オフ信号を選択的に発する処理手段（２４）を備えていることを特徴とする請求項（１２）記載の電気コネクタ（１０）。（１４）選択的に電力を制御する手段（１９）は、受け取ったコマンドに応答してパルス幅変調信号を選択的に発する処理手段（２４）を備えていることを特徴とする請求項（１２）記載の電気コネクタ（１０）。（１５）選択的に電力を制御する手段（１９）は、前記パルス幅変調信号を受信すると前記周辺機器に可変電流レベルの電力を送る複数の電力スイッチ（２２）を備えていることを特徴とする請求項（１４）記載の電気コネクタ（１０）。（１６）前記電力スイッチ（２２）は、状態信号を発するエラー状態検知手段を備えており、前記エラー状態は開路、ショート回路、過熱および電圧低下であることを特徴とする請求項（１２）記載の電気コネクタ（１０）。（１７）前記処理手段（２４）はエラー状態の発生を示す前記状態信号に応答して診断信号を発することを特徴とする請求項（１６）記載の電気コネクタ（１０）。（１８）前記伝達手段（２８）は前記診断信号を前記データライン（３０，３０ ′）を介して前記主制御モジュール（１４）へ伝達することを特徴とする制御（１７）記載の電気コネクタ（１０）。（１９）受け取った前記コマンドは特定の周辺機器のアドレスを含んでいることを特徴とする請求項（１２）記載の電気コネクタ（１０）。（２０）前記処理手段（２４）は前記アドレスをデコードし、前記特定の周辺機器を決定するものであることを特徴とする請求項（１９）記載の電気コネクタ（１０）。（２１）前記伝達手段（２８）は、前記電気コネクタ（１０）と連結していない周辺機器であることを示すデコードされた前記アドレスに応答して前記コマンドを前記データライン（３０，３０′）上に再び送るものであることを特徴とする請求項（２９）記載の電気コネクタ（１０）。（２２）前記伝達手段（２８）は、前記電気コネクタ（１０）と連結していない周辺機器であることを示すデコードされた前記アドレスに応答して前記コマンドを前記受け取ったコマンドと同一方向に前記ループネットワーク（１２）の前記データライン上に再び送るものであることを特徴とする請求項（２１）記載の電気コネクタ（１０）。（２３）前記車両ループネットワーク（１２）は相互に独立である少なくとも２組の動力ライン（１８，１８′）と、前記ネットワークに連結された少なくとも２個の電気コネクタ（１０）を有していることを特徴とする請求項（１０）記載の電気コネクタ（１０）。