JPH1021995A - インターフェイスコネクタ - Google Patents

インターフェイスコネクタ

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JPH1021995A
JPH1021995A JP17463496A JP17463496A JPH1021995A JP H1021995 A JPH1021995 A JP H1021995A JP 17463496 A JP17463496 A JP 17463496A JP 17463496 A JP17463496 A JP 17463496A JP H1021995 A JPH1021995 A JP H1021995A
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JP
Japan
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control unit
load control
load
communication control
interface connector
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Withdrawn
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JP17463496A
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English (en)
Inventor
Shoichi Uematsu
彰一 植松
Takuo Matsumoto
琢夫 松本
Tatsuo Sunayama
竜男 砂山
Takeshi Uchikura
豪 内倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤーハーネスの過熱防止並びに保護、通
信方式の共通化、実装密度の向上、実装部品点数の低
減、コストダウン、及び車両の軽量化を図ることが可能
なインターフェイスコネクタを提供すること。 【解決手段】 車両に配設された信号ライン24上を伝
送される負荷制御データ24aに対して通信制御を実行
する通信制御ユニット16又は負荷制御データ24aに
基づいて負荷の制御を実行する負荷制御ユニット10の
少なくとも何れかを内蔵して構成されると共に、内蔵さ
れた通信制御ユニット16又は負荷制御ユニット10を
信号ライン24に電気的に接続して通信可能な状態にす
るように構成されたインターフェイスコネクタ20。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続用のコネ
クタに関し、特に、電子回路を内蔵したコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は電子回路が内蔵された従来のコネ
クタを説明した断面図である。図5は従来のコネクタに
内蔵される電子回路を説明した機能ブロック図である。
【0003】従来この種の電気接続用コネクタとして
は、例えば、特開平5−144517号公報(発明の名
称:電気接続用コネクタ、出願日:平成3年11月25
日、出願人:住友電気工業株式会社)に示すようなもの
がある。
【0004】このような電気接続用コネクタ1は、図4
に示すように、車輪速センサ2から引き出される電気説
を供養ケーブル8の端に接続され、本体ケース1A内に
回路基板1Bと、この回路基板1Bに接続された接続端
子4と、回路基板1B上に搭載された電源回路5から構
成されていた。
【0005】また電気接続用コネクタ1に内蔵される電
子回路である電源回路5は、図5に示すように、電圧低
減回路6と安定化回路7とから構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気接続用コネクタ1に内蔵される電子回路
は電源回路5のみを内蔵しており、ワイヤーハーネスの
過熱防止並びに保護の機能を有していないため、ワイヤ
ーハーネスが過熱により溶断してしまう等の技術的課題
があった。
【0007】更に、同様の理由で、通信方式の共通化を
図ることが難しいとという技術的課題があった。
【0008】電源回路5以外の電子回路の接続に関して
は、従来と同様に、個々の電子回路間を接続するための
コネクタを必要としていたため、このような接続に要す
るコネクタ数の増加や、またこれに伴って要するワイヤ
ーハーネスの全長の増加が発生してしまうという技術的
課題があった。
【0009】本発明は、このような従来の技術的課題を
解決することを目的としており、特に、車両に配設され
た信号ライン上を伝送される負荷制御データに対して通
信制御を実行する通信制御ユニット又は負荷制御データ
に基づいて負荷の制御を実行する負荷制御ユニットの少
なくとも何れかを内蔵して構成されると共に、内蔵され
た通信制御ユニット又は負荷制御ユニットを信号ライン
に電気的に接続して通信可能な状態にするように構成さ
れたインターフェイスコネクタを用いることにより、ワ
イヤーハーネスの過熱防止並びに保護、及び通信方式の
共通化を図ると共に、通信制御ユニット又は負荷制御ユ
ニットの接続に要するコネクタ数を通信制御ユニット又
は負荷制御ユニットの数と同程度にまで低減して、負荷
制御ユニットにおける実装密度の向上、実装部品点数の
低減、コストダウン、負荷制御ユニットの軽量化を図る
ことを目的としている。
【0010】更にこれに伴い、通信制御ユニット又は負
荷制御ユニットとインターフェイスコネクタとを各々接
続するためのワイヤーハーネスを省略し、ワイヤーハー
ネスの全長を低減して、車両のコストダウン及び軽量化
を図ることも目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両に配設された信号ライン24上を伝送される負
荷制御データ24aに基づいて負荷の制御を実行する負
荷制御ユニット10を内蔵して構成されると共に、当該
負荷制御ユニット10を当該信号ライン24に電気的に
接続して通信可能な状態にするように構成されている、
ことを特徴とするインターフェイスコネクタ20であ
る。
【0012】請求項1に記載の発明に依れば、ワイヤー
ハーネスの過熱防止及び保護が可能となる。
【0013】更に、負荷制御ユニット10の接続に要す
るコネクタ数を負荷制御ユニット10の数と同程度にま
で低減することが可能となり、負荷制御ユニット10に
おける実装密度の向上、実装部品点数の低減、コストダ
ウン、負荷制御ユニット10の軽量化を図ることが可能
となる。
【0014】更にこれに伴い、負荷制御ユニット10と
インターフェイスコネクタ20とを各々接続するための
ワイヤーハーネス26を省略することが可能となり、ワ
イヤーハーネス26の全長を低減して、車両のコストダ
ウン及び軽量化を図ることが可能となる。
【0015】請求項2に記載の発明は、車両に配設され
た信号ライン24上を伝送される負荷制御データ24a
に対して通信制御を実行する通信制御ユニット16を内
蔵して構成されると共に、当該通信制御ユニット16を
当該信号ライン24に電気的に接続して通信可能な状態
にするように構成されている、ことを特徴とするインタ
ーフェイスコネクタ20である。
【0016】請求項2に記載の発明に依れば、通信方式
の共通化を図ることが可能となる。
【0017】更に、通信制御ユニット16の接続に要す
るコネクタ数を通信制御ユニット16の数と同程度にま
で低減することが可能となり、通信制御ユニット16に
おける実装密度の向上、実装部品点数の低減、コストダ
ウン、負荷制御ユニット10の軽量化を図ることが可能
となる。
【0018】更にこれに伴い、通信制御ユニット16と
インターフェイスコネクタ20とを各々接続するための
ワイヤーハーネス26を省略することが可能となり、ワ
イヤーハーネス26の全長を低減して、車両のコストダ
ウン及び軽量化を図ることが可能となる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の通信制御ユニット16は、前記信号ライン24上を多
重伝送される前記負荷制御データ24aに対して多重通
信制御を実行する通信制御ユニット16であり、前記信
号ライン24に電気的に接続されて多重通信を実行する
ように構成されている、ことを特徴とするインターフェ
イスコネクタ20である。
【0020】請求項3に記載の発明に依れば、請求項2
に記載の効果に加えて、多重通信制御を実行する通信制
御ユニット16を設けることに依って通信方式の共通化
を図ることが可能となる。
【0021】更に、多重通信制御ユニット16及び負荷
制御ユニット10の接続に要するコネクタ数を多重通信
制御ユニット16及び負荷制御ユニット10の数と同程
度にまで低減することが可能となり、多重通信制御ユニ
ット16及び負荷制御ユニット10における実装密度の
向上、実装部品点数の低減、コストダウン、負荷制御ユ
ニット10の軽量化を図ることが可能となる。
【0022】更にこれに伴い、多重通信制御ユニット1
6及び負荷制御ユニット10とインターフェイスコネク
タ20とを各々接続するためのワイヤーハーネス26を
省略することが可能となり、ワイヤーハーネス26の全
長を低減して、車両のコストダウン及び軽量化を図るこ
とが可能となる。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
のいずれか一項に記載の制御ユニットに加えて、前記負
荷制御データ24aに基づいて負荷の制御を実行する負
荷制御ユニット10を内蔵して構成されると共に、当該
通信制御ユニット16及び当該負荷制御ユニット10を
当該信号ライン24に電気的に接続して通信可能な状態
にするように構成されている、ことを特徴とするインタ
ーフェイスコネクタ20である。
【0024】請求項4に記載の発明に依れば、請求項2
又は3のいずれか一項に記載の効果に加えて、多重通信
制御ユニット16及び負荷制御ユニット10の接続に要
するコネクタ数を多重通信制御ユニット16及び負荷制
御ユニット10の数と同程度にまで低減することが可能
となり、多重通信制御ユニット16及び負荷制御ユニッ
ト10における実装密度の向上、実装部品点数の低減、
コストダウン、負荷制御ユニット10の軽量化を図るこ
とが可能となる。
【0025】更にこれに伴い、多重通信制御ユニット1
6及び負荷制御ユニット10とインターフェイスコネク
タ20とを各々接続するためのワイヤーハーネス26を
省略することが可能となり、ワイヤーハーネス26の全
長を低減して、車両のコストダウン及び軽量化を図るこ
とが可能となる。
【0026】更に、このような負荷制御ユニット10と
多重通信制御ユニット16とをインターフェイスコネク
タ20に内蔵させることによって、前述したような過熱
や過電流に対する異常の検出をインターフェイスコネク
タ20毎に分散的に処理できるようになり、その結果、
中央CPUが不要となる。更に、前述したような過熱や
過電流に対する異常に対する異常処理をインターフェイ
スコネクタ20毎に分散的に処理できるようになる。
【0027】請求項5に記載の発明は、請求項1又は4
のいずれか一項に記載の負荷制御ユニット10は、負荷
を駆動するための駆動回路12と、負荷に電力を供給す
るための電源ライン22に発生する過電流を検出した際
に過電流検出信号18aを生成する異常検出回路18
と、前記負荷制御データ24a又は前記過電流検出信号
18aに応じた制御命令14aを前記駆動回路12に与
えて当該駆動回路12を制御する制御回路14とを有す
る、ことを特徴とするインターフェイスコネクタ20で
ある。
【0028】請求項5に記載の発明に依れば、請求項1
又は4のいずれか一項に記載の効果に加えて、異常検出
回路18を設けることに依って、電源ライン22に発生
する過電流を検出可能となり、その結果、ワイヤーハー
ネスの過熱防止並びに保護を図ることが可能となる。
【0029】請求項6に記載の発明は、請求項3乃至5
のいずれか一項に記載の多重通信制御ユニット16は、
負荷に電力を供給するための電源ライン22に発生する
過電流を検出した際に過電流検出信号18aを生成する
異常検出回路18を有し、当該過電流検出信号18aを
多重化処理して前記信号ライン24上に多重伝送する前
記多重通信制御を実行するように構成されている、こと
を特徴とするインターフェイスコネクタ20である。
【0030】請求項6に記載の発明に依れば、請求項3
乃至5のいずれか一項に記載の効果と同様に、異常検出
回路18を設けることに依って、電源ライン22に発生
する過電流を検出可能となり、その結果、ワイヤーハー
ネスの過熱防止並びに保護を図ることが可能となる。
【0031】更に、多重通信制御を実行する通信制御ユ
ニット16を設けることに依って、通信方式の共通化を
図ることが可能となる。
【0032】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれか一項に記載のインターフェイスコネクタ20
において、前記負荷制御ユニット10が発生する熱を負
荷側へ伝熱して放熱を促すように構成されている、こと
を特徴とするインターフェイスコネクタ20である。
【0033】請求項7に記載の発明に依れば、負荷側の
放熱手段を兼用することにより負荷制御ユニット10側
に別途放熱手段を設ける必要がなくなり、その結果、請
求項1乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、実
装密度の向上、実装部品点数の低減、コストダウンを更
に図ることが可能となるコネクタ接続形態を有するイン
ターフェイスコネクタ20を実現できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態を説明する。
【0035】本インターフェイスコネクタ20は、電子
接続用の電子部品としてのコネクタであって、特に、車
両に配設された信号ライン24上を多重伝送される負荷
制御データ24aに対して多重通信制御を実行する多重
通信制御ユニット16及び多重化された負荷制御データ
24aに基づいて負荷30,…,30の制御を実行する
負荷制御ユニット10を信号ライン24に電気的に接続
して多重通信可能な状態にするためのインターフェイス
機能を有する。
【0036】なお、本実施例の車両は、バスや自家用車
等の自動車車両や電車や飛行機や船舶等を意味するが、
特にこれに限定されるものではなく、広義には、操作盤
上の制御スイッチをONまたはOFFすることにより機
本体に装置された各種の負荷を制御する電気接続用コネ
クタを備えたシステムを含むものである。
【0037】図11は本発明の一実施形態にかかるイン
ターフェイスコネクタ20を示す機能ブロック図であ
る。
【0038】インターフェイスコネクタ20は、自動車
等の車両に配設された信号ライン24上を多重伝送され
る負荷制御データ24aに対して多重通信制御を実行す
る多重通信制御ユニット16と多重化された負荷制御デ
ータ24aに基づいて負荷30,…,30の制御を実行
する負荷制御ユニット10とを内蔵して構成されると共
に、多重通信制御ユニット16及び負荷制御ユニット1
0を信号ライン24に電気的に接続して多重通信可能な
状態にするように構成されている。
【0039】本負荷制御ユニット10は、図1に示すよ
うに、駆動回路12と異常検出回路18と制御回路14
とを有する。
【0040】図2は、図1のインターフェイスコネクタ
20に内蔵される負荷制御ユニット10の機能を有する
IPS及びIPSに接続された多重通信制御ユニット1
6を説明した機能ブロック図である。
【0041】信号ライン24や電源ライン22は、ワイ
ヤーハーネス26としてインターフェイスコネクタ20
に接続されている。
【0042】なお、本実施形態のワイヤーハーネス26
としては、同軸ケーブル、ツイストペア線を束ねたケー
ブル、光ファイバーケーブル等を用いることができる。
【0043】負荷制御ユニット10は、駆動回路12と
異常検出回路18と制御回路14等が集積化され、過電
流、過電圧、過熱から負荷30,…,30、電源、電源
ライン22、駆動回路12等を保護する機能を有し、ま
た負荷30,…,30の動作状態を制御回路14や多重
通信制御ユニット16に伝達できる機能を有するIPS
(インテリジェントパワーソース、別名IPM:インテ
リジェントパワーモジュール)によって実現できる。
【0044】制御回路14は、多重通信制御ユニット1
6から受け取った負荷制御データ24a又は過電流検出
信号18aに応じた制御命令14aを駆動回路12に与
えて駆動回路12を制御する機能を有し、CPUをその
主要部として構成されている。
【0045】本実施形態では、車両において公用されて
いる多重通信方式を多重通信制御ユニット16を用いて
実行することにより、通信方式の共通化を実現してい
る。
【0046】駆動回路12は負荷30,…,30を駆動
する機能を有し、パワーMOSFETと、制御命令14
aに応じてパワーMOSFETのゲート電圧を制御する
チャージポンプ121とをその主要部として構成されて
いる。なお、パワーMOSFETに代えて、機械式リレ
ーや電子式リレーを用いることもできる。
【0047】異常検出回路18は、負荷30,…,30
に電力を供給するための電源ライン22に発生する過電
流を検出した際に過電流検出信号18aを生成する機能
を有し、電源ライン22と負荷30,…,30との間に
直列に接続された抵抗素子R等の過電流プロービング手
段と、この抵抗素子Rを介して検出されたプロービング
電圧が所定の電圧を越えた際に過電流検出信号18aを
生成するコンパレータとをその主要部として構成されて
いる。
【0048】更に異常検出回路18は、負荷30,…,
30に発生した過熱状態を検出した際に過電流検出信号
18aを生成する機能を有し、負荷30,…,30の近
傍に配置されたサーミスタD等の温度プロービング手段
と、このサーミスタDを介して検出されたプロービング
電圧が所定の電圧を越えた際に過電流検出信号18aを
生成する過熱検出回路181とをその主要部として構成
されている。
【0049】このような異常検出回路18を設けること
に依って、電源ライン22に発生する過電流を検出可能
となり、その結果、ワイヤーハーネスの過熱防止並びに
保護を図ることが可能となる。
【0050】更に、多重通信制御ユニット16を設ける
ことに依って、通信方式の共通化を図ることが可能とな
る。
【0051】更に、このような負荷制御ユニット10と
多重通信制御ユニット16とをインターフェイスコネク
タ20に内蔵させることによって、前述したような過熱
や過電流に対する異常の検出をインターフェイスコネク
タ20毎に分散的に処理できるようになり、その結果、
中央CPUが不要となる。更に、前述したような過熱や
過電流に対する異常に対する異常処理をインターフェイ
スコネクタ20毎に分散的に処理できるようになる。
【0052】図3は、図1のインターフェイスコネクタ
20と信号ライン24との接続形態、及び図1のインタ
ーフェイスコネクタ20と電源ライン22との接続形態
を説明するためのブロック図である。
【0053】図3に示すように、多重通信制御ユニット
16及び負荷制御ユニット10を内蔵する本インターフ
ェイスコネクタ20は、車両に搭載された負荷30,
…,30毎に設けられている。則ち、車両に搭載された
各負荷30,…,30は、インターフェイスコネクタ2
0を介して信号ライン24及び電源ライン22に電気的
に接続されることになる。
【0054】負荷30,…,30の制御内容である負荷
制御データ24aとは、負荷30,…,30の種類(例
えば、車両に搭載されている電装品であるテールラン
プ、エアコン等)、制御方法(例えば、テールランプの
点滅周期、点灯照度および扉連動点灯の制御、エアコン
のON/OFF等の電力供給の制御)を意味する。
【0055】なお、この他の負荷30,…,30として
は、例えば、ブレーキオイル量センサ、トランスミッシ
ョン圧力センサ、ディスクブレーキパッドセンサ、等の
エンジンルームセンサや、距離センサ、エンジン温度セ
ンサ等のエンジンコントロールセンサや、ヘッドランプ
スイッチ、ワイパスイッチ、ヘッドランプ切れランプ、
シートベルト着用ランプ等の室内負荷がある。
【0056】本実施形態の信号ライン24は多重伝送ラ
インであって、車両に搭載された複数の多重通信制御ユ
ニット16,…,16間でLAN(Local Are
aNetwork)を構成している。
【0057】負荷制御データ24aの多重伝送には周波
数分割多重方式や時分割多重方式等の公知技術を用いる
ことができる。
【0058】また信号ライン24の伝送路形状として
は、バス形状、スター形状、リング形状等が可能である
が、本実施形態では図3に示すように、バス形状を採用
している。
【0059】また複数の多重通信制御ユニット16,
…,16間で実行される多重通信制御方式としては、ポ
ーリング方式、CSMA/CD方式、トークンパッシン
グ方式等を用いることができる。
【0060】ポーリング方式とは、親局であるマスター
多重通信制御ユニット40(則ち、マスターの機能を有
する多重通信制御ユニット16)からスレーブ多重通信
制御ユニット42,…,42(則ち、スレーブの機能を
有する多重通信制御ユニット16,…,16)に通信要
求を問い合わせ、要求があると通信を許可する制御方式
である。
【0061】CSMA/CD方式とは、バス空きをモニ
ターしてあいていたら通信を行う制御方式である。この
とき、スレーブ多重通信制御ユニット42,…,42の
各々には優先度が設定されており、優先度の高いスレー
ブ多重通信制御ユニット42から通信要求があった場合
に、優先度の低いその他のスレーブ多重通信制御ユニッ
ト42,…,42は、通信を中断して、通信権を優先度
の高いスレーブ多重通信制御ユニット40に譲って待機
状態となり、優先度の高いスレーブ多重通信制御ユニッ
ト40の通信が終了した時点で、次に優先度の高いスレ
ーブ多重通信制御ユニット42が通信を行う。
【0062】トークンパッシング方式とは、リング状の
ネットワーク内をトークンと呼ばれる通信権が回ってお
り、これを持ったノード(則ち、スレーブ多重通信制御
ユニット42,…,42)のみが通信と行う制御方式で
ある。
【0063】以上説明したように、本実施形態に依れ
ば、ワイヤーハーネスの過熱防止及び保護が可能となる
と共に、通信方式の共通化を図ることが可能となる。
【0064】更に、多重通信制御ユニット16及び負荷
制御ユニット10の接続に要するコネクタ数を多重通信
制御ユニット16及び負荷制御ユニット10の数と同程
度にまで低減することが可能となり、多重通信制御ユニ
ット16及び負荷制御ユニット10における実装密度の
向上、実装部品点数の低減、コストダウン、負荷制御ユ
ニット10の軽量化を図ることが可能となる。
【0065】更にこれに伴い、多重通信制御ユニット1
6及び負荷制御ユニット10とインターフェイスコネク
タ20とを各々接続するためのワイヤーハーネス26を
省略することが可能となり、ワイヤーハーネス26の全
長を低減して、車両のコストダウン及び軽量化を図るこ
とが可能となる。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に依れば、ワイヤ
ーハーネスの過熱防止及び保護が可能となる。
【0067】更に、負荷制御ユニットの接続に要するコ
ネクタ数を負荷制御ユニットの数と同程度にまで低減す
ることが可能となり、負荷制御ユニットにおける実装密
度の向上、実装部品点数の低減、コストダウン、負荷制
御ユニットの軽量化を図ることが可能となる。
【0068】更にこれに伴い、負荷制御ユニットとイン
ターフェイスコネクタとを各々接続するためのワイヤー
ハーネスを省略することが可能となり、ワイヤーハーネ
スの全長を低減して、車両のコストダウン及び軽量化を
図ることが可能となる。
【0069】請求項2に記載の発明に依れば、通信方式
の共通化を図ることが可能となる。
【0070】更に、通信制御ユニットの接続に要するコ
ネクタ数を通信制御ユニットの数と同程度にまで低減す
ることが可能となり、通信制御ユニットにおける実装密
度の向上、実装部品点数の低減、コストダウン、負荷制
御ユニットの軽量化を図ることが可能となる。
【0071】更にこれに伴い、通信制御ユニットとイン
ターフェイスコネクタとを各々接続するためのワイヤー
ハーネスを省略することが可能となり、ワイヤーハーネ
スの全長を低減して、車両のコストダウン及び軽量化を
図ることが可能となる。
【0072】請求項3に記載の発明に依れば、請求項2
に記載の効果に加えて、多重通信制御を実行する通信制
御ユニットを設けることに依って通信方式の共通化を図
ることが可能となる。
【0073】更に、多重通信制御ユニット及び負荷制御
ユニットの接続に要するコネクタ数を多重通信制御ユニ
ット及び負荷制御ユニットの数と同程度にまで低減する
ことが可能となり、多重通信制御ユニット及び負荷制御
ユニットにおける実装密度の向上、実装部品点数の低
減、コストダウン、負荷制御ユニットの軽量化を図るこ
とが可能となる。
【0074】更にこれに伴い、多重通信制御ユニット及
び負荷制御ユニットとインターフェイスコネクタとを各
々接続するためのワイヤーハーネスを省略することが可
能となり、ワイヤーハーネスの全長を低減して、車両の
コストダウン及び軽量化を図ることが可能となる。
【0075】請求項4に記載の発明に依れば、請求項2
又は3のいずれか一項に記載の効果に加えて、多重通信
制御ユニット及び負荷制御ユニットの接続に要するコネ
クタ数を多重通信制御ユニット及び負荷制御ユニットの
数と同程度にまで低減することが可能となり、多重通信
制御ユニット及び負荷制御ユニットにおける実装密度の
向上、実装部品点数の低減、コストダウン、負荷制御ユ
ニットの軽量化を図ることが可能となる。
【0076】更にこれに伴い、多重通信制御ユニット及
び負荷制御ユニットとインターフェイスコネクタとを各
々接続するためのワイヤーハーネスを省略することが可
能となり、ワイヤーハーネスの全長を低減して、車両の
コストダウン及び軽量化を図ることが可能となる。
【0077】請求項5に記載の発明に依れば、請求項1
又は4のいずれか一項に記載の効果に加えて、異常検出
回路を設けることに依って、電源ラインに発生する過電
流を検出可能となり、その結果、ワイヤーハーネスの過
熱防止並びに保護を図ることが可能となる。
【0078】請求項6に記載の発明に依れば、請求項3
乃至5のいずれか一項に記載の効果と同様に、異常検出
回路を設けることに依って、電源ラインに発生する過電
流を検出可能となり、その結果、ワイヤーハーネスの過
熱防止並びに保護を図ることが可能となる。
【0079】更に、多重通信制御を実行する通信制御ユ
ニットを設けることに依って、通信方式の共通化を図る
ことが可能となる。
【0080】請求項7に記載の発明に依れば、負荷側の
放熱手段を兼用することにより負荷制御ユニット側に別
途放熱手段を設ける必要がなくなり、その結果、請求項
1乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、実装密
度の向上、実装部品点数の低減、コストダウンを更に図
ることが可能となるコネクタ接続形態を有するインター
フェイスコネクタを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるインターフェイス
コネクタを示す機能ブロック図である。
【図2】図1のインターフェイスコネクタに内蔵される
負荷制御ユニットの機能を有するIPS及びIPSに接
続された多重通信制御ユニットを説明した機能ブロック
図である。
【図3】図1のインターフェイスコネクタと信号ライン
との接続形態、及び図1のインターフェイスコネクタと
電源ラインとの接続形態を説明するためのブロック図で
ある。
【図4】電子回路が内蔵された従来のコネクタを説明し
た断面図である。
【図5】従来のコネクタに内蔵される電子回路を説明し
た機能ブロック図である。
【符号の説明】 10 負荷制御ユニット 12 駆動回路 14 制御回路 14a 制御命令 16 通信制御ユニット 18 異常検出回路 18a 過電流検出信号 20 インターフェイスコネクタ 22 電源ライン 24 信号ライン 24a 負荷制御データ 26 ワイヤーハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内倉 豪 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に配設された信号ライン上を伝送さ
    れる負荷制御データに基づいて負荷の制御を実行する負
    荷制御ユニットを内蔵して構成されると共に、当該負荷
    制御ユニットを当該信号ラインに電気的に接続して通信
    可能な状態にするように構成されている、 ことを特徴とするインターフェイスコネクタ。
  2. 【請求項2】 車両に配設された信号ライン上を伝送さ
    れる負荷制御データに対して通信制御を実行する通信制
    御ユニットを内蔵して構成されると共に、当該通信制御
    ユニットを当該信号ラインに電気的に接続して通信可能
    な状態にするように構成されている、 ことを特徴とするインターフェイスコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通信制御ユニットは、
    前記信号ライン上を多重伝送される前記負荷制御データ
    に対して多重通信制御を実行する通信制御ユニットであ
    り、前記信号ラインに電気的に接続されて多重通信を実
    行するように構成されている、 ことを特徴とするインターフェイスコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3のいずれか一項に記載の
    制御ユニットに加えて、前記負荷制御データに基づいて
    負荷の制御を実行する負荷制御ユニットを内蔵して構成
    されると共に、当該通信制御ユニット及び当該負荷制御
    ユニットを当該信号ラインに電気的に接続して通信可能
    な状態にするように構成されている、 ことを特徴とするインターフェイスコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は4のいずれか一項に記載の
    負荷制御ユニットは、 負荷を駆動するための駆動回路と、 負荷に電力を供給するための電源ラインに発生する過電
    流を検出した際に過電流検出信号を生成する異常検出回
    路と、 前記負荷制御データ又は前記過電流検出信号に応じた制
    御命令を前記駆動回路に与えて当該駆動回路を制御する
    制御回路とを有する、 ことを特徴とするインターフェイスコネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の
    多重通信制御ユニットは、負荷に電力を供給するための
    電源ラインに発生する過電流を検出した際に過電流検出
    信号を生成する異常検出回路を有し、当該過電流検出信
    号を多重化処理して前記信号ライン上に多重伝送する前
    記多重通信制御を実行するように構成されている、 ことを特徴とするインターフェイスコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記負荷制御ユニットが発生する熱を負
    荷側へ伝熱して放熱を促すように構成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載
    のインターフェイスコネクタ。
JP17463496A 1996-07-04 1996-07-04 インターフェイスコネクタ Withdrawn JPH1021995A (ja)

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