JPH03501572A - 外科用保護顔マスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 外科用保護顔マスクク 発明の背景 本発明は、概括的には保護顔マスクに関し、更に詳しくは、流体または他の粒子 等が着用者の口、鼻及び眼に入り込むのを防止するための保護顔マスクに関する ものである。

最近、多くの伝染病、特に後天性免疫不全症候群（エイズ）のようなウィルス性 伝染病が、体液を通じて伝染することが判った。その結果、米国立防疫センター （Ｃｅｎｔｅｒ　ｆｏｒ　Ｄｉｓｅａｓｅ　Ｃｏｎｔｒｏｌ）の様な保健機関は 、外科医、歯科医その他の医療職員がその様な病気をもっている人を治療する際 、自分の職務執行中に起こり得るその様な流体の口、鼻及び眼の粘膜を通じての 侵入から自分自身を防衛することを奨めている。

医療職員のほか、危険な或いは有毒な物質に曝される獣医、研究室員、化学薬品 取扱者、塗装工などの様なその他の専門職は、異物である流体及び物質が口、鼻 及び眼の開口部へ侵入するのを防衛する必要がある。

１９３６年１０月６日にＷａｇｎｅｒに与えられた米国特許２０５６７５３で開 示されているような保護顔マスクに一般的に関連した一つの重大な問題点は、普 通の形態で眼鏡を着用できないということである。

上記の一般的な形の保護顔マスクについての他の問題点は、眼鏡または着用者の 眼が近接することが必要な接販レンズを有するものと協力する形の医療用具を使 用することができないということである。その様な器具は、一般的に、顕微手術 の間に用いられる器具の代表である。

上記形式の保護マスクに一般的に関連した更に他の問題は、マスクが眼鏡の上に 着用されるので、手術の進行中に眼鏡を拭こうとするときに遭遇する困難性であ る。

従って、本発明の目的は、ユーザーに通常の形態で眼鏡を着用することを可能に しながら、口、鼻及び眼の粘膜へ液体等が侵入するのを防止する絶対的な外科用 の保護顔マスクを提供することである。

金里二景Ｉ 本発明によれば、ユーザーの口、鼻及び眼の粘膜に流体、粒子等が侵入するのを 防止するように顔を保護するためのマスクは、材料の形をユーザー０口及び鼻を 覆うよ・うに一致させるための手段を存するシート材料から成る下部を有し、シ ート材料の上部の眼の領域における開口を有し、更に、実質的に同じ厚さの透明 なプラスチックシート材料で該開口を覆うための手段を有している。プラスチッ クシート材料は、ユーザーが通常の形態で該保護手段の外側に１対の眼鏡をかけ ることを可能にする様に、眼の領域の顔面を覆う様に解剖横形的輪郭がつけられ ている。更に、弾性の線維バンドまたは紐の形の手段が、マスクをユーザーの頭 部へつけるのを可能にしている。

本発明は、更に、両側頭部に近く耳から耳へ額を横切って概ね横方向に延び、鼻 柱部分の上縁から且つその両側で頬骨の直下の部分へ凸状に延び、次いで頬骨の 部分における顔の肉厚部分の方へ概ね内側に延び、且つ下縁で終わっている、解 剖横形的輪郭の覆いに関するものである。吸湿性の仕切材料が、輪郭のついた覆 いの周辺に且つそれに沿って取り付けられており、マスクが着用された時に該覆 いとユーザーの顔との間のシールを形成している。

図面の簡単な説明 本発明の他の特徴点及び利点が、以下の説明及び図面から容易に明らかになるで あろう０図中、 第１図は、眼鏡を使用するユーザーによって着用させた状態を示す本発明の類マ スクの幾分斜視的な図面である。

第２図は、本発明のマスクを着用し且つ眼鏡を使用するユーザーの幾分略図的な 側面図であり、解剖横形的輪郭を眼鏡の後方に示している。

第３図は、本発明を具現する外科用頭マスクの略図的な正面図であり、その下部 は、鼻及び口を覆うための成形組成物部分から成っている。

第４図は、本発明を具現する外科用頗マスクの幾分略図的な正面図であり、下方 のシート材料は、着用者の鼻及び口を覆うためのプリーツつきの繊維組成物から 成っている。

第５図は、解剖模形的輪祁の保護覆いのより詳細且つ幾分略図的な正面図である 。

第６図は、解剖横形的輪郭の保護覆いの略図的側面図である。

第７図は、通風開口を示す解剖横形的輪郭の保護覆いの略図的底面図である。

゛な　の量　なｉ゛日 そこで図面を参照すると、本発明を具現する保護のための外科用顔マスクが、図 面では概括的に１０で示されており、丁度着用者の口と鼻とを覆う通常の外科用 マスクで用いられる一般的な形のシート材料から成る下部１２を有している。こ の材料は、一般にひだつけされており、マスクが着用される時に、伸びて個々の 着用者の顔の形に合わせられる様になっている。このシート材料は、シート材料 の上部の眼の領域に開口を存している。解剖横形的輪郭の覆い１４が、シート材 料１２に取り付けられており、開口を覆って顔マスクを形成している。

顔マスクの下部は、成形自在なまたは可塑性の予備的形成された業界でよく知ら れており、図中１６で示すカップ状のマスクで作ることもできる。

解剖横形的輪郭の覆いは、シート材料の組成及び覆いの材料を考慮して、よく知 られた態様で、シート材料中の開口へ取り付けられる０本発明においては、解剖 模形的輪祁の覆い１４は、好適には光学的グレードのプラスチックであり、且つ 歪曲のない視覚を確保し光学的減衰のない実質的に同じ厚さを有する熱可塑性の 材料で作られている。解剖横形的輪郭の覆い１４の形は、その上縁１８が両側頭 部に近く耳から耳へ額を横切って概ね横方向に伸び、且つ、まゆ及びまゆ間の額 のブリフジ部分の直ぐ上を走る線に概ね沿うようになっている。覆いは、覆いの 上縁１８からシート材料１２の方へ凹形に延びて、マスクを着用する時にユーザ ーの聰毛のための隙間を提供している。該輪郭の覆いのこの部位の凹形ば、第６ 図で示す様に角２０で示される少なくとも１５６を含む１５″までの歪曲のない 視覚を提供する様になっている。覆いの形は、ユーザーが二焦点眼鏡をかけられ る様に、特に輪郭がつげられ且つ光学的に設計されている。１５”のカーブの領 域を超えて、覆いは、頬骨の領域の顔の肉厚部分の方へ概ね内側に延び、そして 、下縁２２で終り、且つ覆い１４の下部に沿って幾分より平らな部分２４を形成 している。

この平らになった部分２４は、更に、覆い１４のそれぞれの側頭部領域３０及び ３２の近くに、概括的に２６及び２８で示される領域を有している。

複数の通風口３４．３４が、覆い１４を通って延びて、ユーザーが着用した時に 覆いが曇るのを防止している。或いは、覆いを構成する熱可塑性材料は、このた めに意図され且つその処理法が当業者によく知られている周知の曇り取り剤を用 いて化学的に処理されてもよい。

吸湿性のテープ材料３６が、輪郭のつけられた覆い１４の内側部分の周辺に且つ 概ねそれに沿って取りつけられ配置されており、マスクが着用された時に覆い１ ４とユーザーの顔面との間のシールを提供している。吸湿性のテープ材ギ４３６ は、液体、汗、または汚れた流体及びその他の粒子が眼の領域へ滴下または侵入 するのを防止し、斯くして、眼、鼻及び口の開口部の粘膜とその様な流体が接触 するのを防止する。

外科用保護顔マスク１０は、弾性バンド３８及び４０によって着用者の頭部へ着 けられる。弾性バンド３８は、マスク１０の下部へ取り付けられており、マスク が着用される時にマスクの下部周辺を顔面と接触させる様に作用して緊密なシー ルを提供する。弾性バンド４０は、輪郭のついた覆い１４の側頭部領域に取り付 けられ、マスクがユーザーにより着用される時に該輪郭のついた覆いを顔面と接 触させる様に作用し、斯くして、吸湿性材料３６は、該輪郭のついた覆いの周辺 にシールを形成する。弾性線維バンド３８及び４０が、紐その他業界において普 通に製造される周知の取付具であってもよいことは理解されるであろう。

ブリフジ部分４２及び輪郭のついた覆い１４の領域４４及び４６は、ブリッジ部 分４２の領域の上縁１８からＵ字形に鼻柱の両側で延び、従って、マスクがユー ザーにより着用される時に鼻の両側のレンズ覆い１４の部分は、眼窩と鼻との間 の領域によって形成され、それぞれ４８及び５０で示される領域と同定される接 合部により画定される顔面領域と接触する様になっている。鼻柱を横切る幅は、 眼鏡のフレームのブリッジを受け入れるのに十分な様に広く、従って、鼻当ては 、着用者の鼻柱を覆うシート材料上にもたれ掛り、斯くして、眼鏡が通常の形態 で着用されることを可能にする。

以上、外科用の保護顔マスクが、幾つかの好適な実例において例示的に記述され ている。従って、本発明の精神及び範囲から離脱することなしに、多くの変更及 び修正が当業者に対して可能であり、それ故、本発明は限定的にではな（例示的 に記述されたものであることが理解されるであろう。

国際調査報告

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．液体、微粒子等が口、鼻及び眼の開口部へ侵入するのを防ぐために顔を覆う マスクであって、 ユーザーの口及び鼻を覆うようにシート材料の形を適合させるための手段を有す るシート材料の下部と、該シート材料の上部の眼の領域における開口部と、実質 的に同じ厚さの透明な可塑性シート材料で該開口部を覆うための手段とを有し、 該可塑性シート材料は、眼の領域の顔の部分を覆って、ユーザーが該覆い手段の 外側で通常の形で眼鏡を着用することを可能にするように解剖膜形的輪郭がつい ており、且つマスクをユーザーの頭につけるために、第１の手段が、シート材料 の下部に取りつけられており、第２の手段が、シート材料の上部の解剖膜形的輪 郭に取り付けられていることを特徴とする外科用保護顔マスク。
2. ２．前記解剖摸形的輪郭の覆いが、両側頭部の近く、耳から耳へ額を横切って概 ね横方向に延び、且つ雨眉の直ぐ上を通り両眉間の額の部分を結んでいる線に概 ね沿っている上縁を有し、該覆いは、上縁から且つ鼻柱部分の両側で頬骨の直下 の領域の方へ下方へ凹状輪郭がついており、斯くして、ユーザーの睫毛のための 隙間を提供し、次いで、頬骨の領域の顔の肉厚部分の方へ概ね内側に延び、且つ 下縁で終わっており、該下縁は、側頭部から鼻柱部にかけて、ユーザーの顔の大 体の形に近づく様な輪郭になっていることを特徴とする請求の範囲１に記載の外 科用保護顔マスク。
3. ３．吸湿性の仕切り材料手段が、前記輪郭の覆いの周辺につけられ及びそれに沿 って配置されており、且つマスクが着用される時にシールが該輪郭の覆いとユー ザーの顔との間に形成されることを特徴とする請求の範囲２に記載の外科用保護 顔マスク。
4. ４．前記輪郭の覆いが、水平視覚から少なくとも１５°を含む１５°までの歪曲 のない視覚を提供してマスクが二焦点眼鏡を有するユーザーにより着用されるこ とを可能にすることを特徴とする請求の範囲２に記載の外科用保護顔マスク。
5. ５．ユーザーにより着用された時に前記輪郭の覆いの曇り取りのための手段を有 することを特徴とする請求の範囲２に記載の外科用保護顔マスク。
6. ６．前記曇り取り手段が、該覆いの内側へ延びる部分で且つ該覆いの側頭部分に 最も近くで、前記輪郭の覆いを貫通して延びる通風開口であることを特徴とする 請求の範囲５に記載の外科用保護顔マスク。
7. ７．前記曇り取り手段が、曇り取り剤で処理された透明なプラスチックシート材 料で作られた前記輪郭の覆いであることを特徴とする請求の範囲５に記載の外科 用保護顔マスク。
8. ８．前記下部のシート材料が紙線維材料からなることを特徴とする請求の範囲１ に記載の外科用保護顔マスク。
9. ９．前記下部のシート材料が予備形成したカップ状の覆いであることを特徴とす る請求の範囲１に記載の外科用保護顔マスク。
10. １０．前記第１及び第２の取り付け手段が弾性線維バンドから成ることを特徴と する請求の範囲１に記載の外科用保護顔マスク。
11. １１．前記の透明なプラスチフクシート材料が光学グレードのプラスチックであ ることを特徴とする請求の範囲１に記載の外科用保護顔マスク。