JP3153206U - マスク付ゴーグルおよびそのマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】花粉症の眼と鼻の症状を同時に防止し、ゴーグルとマスクとの着用および保管が容易で、マスク上端縁と小鼻周辺との隙間からの花粉の吸い込みを防止可能なマスク付ゴーグルを提供する。【解決手段】レンズ部材と、該レンズ部材を支持し、かつ花粉を含む異物の侵入を防ぐカップ状フレームと、該カップ状フレームの両側部に取り付けられ、該カップ状フレームを使用者の頭部に着脱自在に固定する頭部固定部材とを備えたゴーグル部と、前記カップ状フレームの内周面に、該カップ状フレームの内側空間に挿入された上縁部が、マスク連結構造によって着脱自在に連結されるマスクとを備えた。【選択図】図1

Description

この考案は、マスク付ゴーグルおよびそのマスク、詳しくは花粉症対策に好適なマスク付ゴーグルおよびそのマスクに関する。
近年、スギなどの花粉が目に侵入し、アレルギー性結膜炎を誘発して目の支障を訴える人、不快感を訴える人が増加している。特に、花粉の放出量が多い季節に集中してこの症状を訴える人が多く発生している。目への花粉症対策に有効なものとして、花粉が目に入ることを強制的に遮断するゴーグルが知られている(特許文献1)。
また、花粉が口腔または鼻腔から侵入した場合には、アレルギー性鼻炎を誘発し、クシャミや鼻水などが発症する。これを予防するものとして、ガーゼや不織布などの通気性を有する布帛により、顔面の鼻および口を覆うマスクが知られている(特許文献2)。
特開2003−262838号公報 特許第3643900号公報
従来、ゴーグルとマスクとは別体であった。そのため、使用時にはゴーグルとマスクとを別々に着用しなければならず、手間がかかっていた。しかも、このようにゴーグルとマスクとが別体であったため、保管が面倒で、小さく折り畳めるマスクは紛失し易かった。
さらに、マスクを着用しても、マスクの上縁部と、小鼻周辺(鼻の左右の背翼面から両頬の内側部分)との間に、細長い三角形状の隙間が一対形成される。これらの隙間から、大気中の花粉がマスクの内側へ侵入し、上述したクシャミなどのアレルギー性鼻炎を発症させていた。
また、マスクは、ゴム紐などを耳に掛けて使用するタイプがほとんどである。この形態のマスクは、着脱が容易であるが、長時間着用していれば耳に痛みを感じる場合が頻繁に見られ、その不快感からしばしばマスクを外すこともあった。
そこで、考案者は鋭意研究の結果、ゴーグルにマスクを交換自在に装着すれば、上述した問題を全て解消可能なことを知見し、この考案を完成させた。
この考案は、アレルギー性結膜炎とアレルギー性鼻炎という花粉症の2つの症状を同時に予防することができ、しかもゴーグルとマスクとが別体の場合に比べて、これらの着用および保管が容易で、またマスクの上端縁と小鼻周辺との隙間からの花粉のマスク内への侵入も防止することができるマスク付ゴーグルを提供することを目的としている。
また、この考案は、簡単かつ確実に、しかも低コストでマスクをゴーグル部に連結することができるマスク付ゴーグルを提供することを目的としている。
さらに、この考案は、長時間マスクを着用しても耳に痛みを感じ難いマスク付ゴーグルを提供することを目的としている。
さらにまた、この考案は、着用後のマスク付ゴーグルに対して、使用済みのマスクを新しいマスクに交換が可能で、しかもゴーグル部に連結されるマスクの上縁部により、使用者の視界が遮られないマスクを提供することを目的としている。
請求項1に記載の考案は、レンズ部材と、該レンズ部材を支持し、かつ花粉を含む異物の侵入を防ぐカップ状フレームと、該カップ状フレームの両側部に取り付けられ、該カップ状フレームを使用者の頭部に着脱自在に固定する頭部固定部材とを備えたゴーグル部と、前記カップ状フレームの内周面に、該カップ状フレームの内側空間に挿入された上縁部が、マスク連結構造によって着脱自在に連結されるマスクとを備えたマスク付ゴーグルである。
請求項1に記載の考案によれば、ゴーグル部の下方からカップ状フレームの内側空間にマスクの上縁部を挿入し、この上縁部をカップ状フレームのレンズ部材側へ折り返し、その後、マスク連結構造を介して、カップ状フレームの内周面にマスクの上縁部を着脱自在に連結する。
マスク付ゴーグルの使用時には、両眼を覆うように配置されたカップ状フレームを、頭部固定部材により使用者の頭部に固定してゴーグル部を着用する。このとき、カップ状フレームの先端縁により、マスクの上縁部のうち、その折り返し部分が使用者の顔面に隙間なく密着される。その後、マスクの着用を行う。使用後は、例えば、上端部がゴーグル部に連結された状態でマスクを折り畳み、この折り畳んだマスクをカップ状フレームの内側空間(ゴーグル部の内側空間)に収納することができる。
このように、両眼がゴーグル部により隙間なく覆われるので、花粉が眼の中に侵入せず、花粉起因のアレルギー性結膜炎を予防することができる。これと同時に、マスクの着用により花粉が鼻腔内および口腔内に侵入せず、花粉によるアレルギー性鼻炎の予防も可能となる。
しかも、従来のようにゴーグルとマスクとが別体である場合に比べて、ゴーグルとマスクとの着用が容易になるとともに、両部材の保管もし易い。また、マスクの上端縁と小鼻周辺との隙間から花粉がマスク内へ侵入することを防止することができる。
レンズ部材の素材としては、例えばガラス、アクリル板、ポリカーボネート板、ポリエチレンテレフタレート板などを採用することができる。レンズ部材の形状は任意である。例えば楕円形でも、略矩形状でもよい。
レンズ部材は、左右の眼球を個別に覆う2枚の透明板(レンズ)でも、左右両方の眼球を同時に覆う1枚の透明板でもよい。アレルゲンとなり得る花粉としては、例えばスギ花粉、ヒノキ花粉、ブタクサ花粉、マツ花粉、イネ花粉、ヨモギ花粉などが挙げられる。
異物としては、空中を浮遊する塵や埃などが挙げられる。
カップ状フレーム(アイカップ)の素材としては、例えばレンズ部材と同じものを採用することができる。その他、各種のゴム(シリコンゴムなど)、各種の金属などでもよい。レンズ部材とカップ状フレームとが同一素材からなる場合には、これらを一体的に形成してもよい。カップ状フレームは着色して半透明または不透明でもよい。
カップ状フレーム(アイカップ)とは、覆われる眼の周囲に先端縁が隙間なく密着される筒体(カップ状)である。マスクの上縁部が連結される「カップ状フレームの内面」とは、この筒体の内周面、特に筒体の下部の内周面である。
頭部固定部材としては、例えばテンプル、ゴム紐などを採用することができる。
ゴーグル部は、左右の眼球を個別に覆う双眼式のものでも、両眼を同時に覆う単眼式のものでもよい。
「カップ状フレームの内側空間」とは、筒状をしたカップ状フレームの内側の空間をいう。
マスクの素材としては、例えば布帛(織布、不織布、編布)、紙を採用することができる。マスクの形状としては、例えば正面視して矩形状、円形状、楕円形状などが挙げられる。
マスクの上縁部とは、着用時に上方となる縁部分をいう。
マスク連結構造としては、例えば、連結ピンと連結孔とからなるもの、面ファスナ(マジックテープ(登録商標)からなるものを採用することができる。その他、クリップや洗濯バサミのようなピンチからなるものなどを採用することができる。
請求項2に記載の考案は、前記レンズ部材は、左右の眼球を同時に覆う1枚の透明プレートで、前記マスク連結構造は、前記カップ状フレームの下枠部分の内面に離間して突設された複数の掛止突起と、前記マスクの上縁部に離間して形成され、前記各掛止突起に掛止される複数の掛止孔とを有した請求項1に記載のマスク付ゴーグルである。
請求項2に記載の考案によれば、レンズ部材として、左右の眼球を同時に覆う1枚の透明プレートを採用し、かつマスク連結構造として、マスクの上縁部の各掛止突起を、カップ状フレームの下枠の内面の各掛止突起に掛止するものを採用した。これにより、簡単かつ確実に、しかも低コストでマスクをゴーグル部に連結することができる。
透明プレートとしては、例えばアクリル板、ポリカーボネート板、ポリエチレンテレフタレート板などを採用することができる。
1枚板のレンズ部材の形状としては、例えば略矩形状、楕円形状などが挙げられる。これに伴い、カップ状フレームの正面視した形状も、レンズ部材と同じになる。
掛止突起の素材としては、各種のプラスチック、各種の金属などを採用することができる。
また、掛止突起は、カップ状フレームと同一素材とし、カップ状フレームと一体形成してもよい。
掛止突起の形成数は、2本、3本または4本以上である。これらの掛止突起は、カップ状フレームの下枠の内面において、この下枠の長さ方向に離間して配置される。
「カップ状フレームの下枠の内面」とは、例えばカップ状フレームが上枠、下枠、左枠および右枠からなる略矩形状の場合、この下枠の内側空間側の面をいう。
掛止孔は、マスクの上縁部において、各掛止突起との対峙位置に対応する本数分だけ離間して形成される。
請求項3に記載の考案は、前記マスクは、長さ方向の両端部に耳掛け紐が配設された矩形状の布帛製のもので、前記頭部固定部材は、前記カップ状フレームの両側部に取り付けられた一対のテンプルで、該両テンプルの先端部には、前記耳掛け紐の掛止フックが形成された請求項1または請求項2に記載のマスク付ゴーグルである。
請求項3に記載の考案によれば、両テンプルを耳に掛けることで、ゴーグル部を頭部に固定する。マスクを着用する際には、両耳掛け紐を両テンプルの掛止フックに掛止する。これにより、耳掛け紐を耳に直接掛止する場合に比べて、長時間マスクを着用しても耳に痛みを感じ難い。
耳掛け紐としては、例えば撚り紐、ゴム紐、不織布を裁断した不織紐などを採用することができる。
掛止フックの形状としては、例えば鉤形状、突起、クリップなどを採用することができる。
請求項4に記載の考案は、レンズ部材と、該レンズ部材を支持し、かつ側方からの花粉を含む異物の侵入を防ぐカップ状フレームと、該カップ状フレームの両側部に取り付けられ、該カップ状フレームを使用者の頭部に着脱自在に固定する頭部固定部材とを備えたゴーグル部のうち、前記カップ状フレームの内周面に、該カップ状フレームの内側空間に挿入された上縁部が、マスク連結構造によって着脱自在に連結されるマスクであって、前記マスク連結構造は、前記カップ状フレームの下枠部分の内面に離間して突設された複数の掛止突起と、前記マスクの上縁部に離間して形成され、前記各掛止突起に掛止される複数の掛止孔とを有したもので、前記マスクの上縁部には、前記カップ状フレームの内側空間で使用者の視界を遮らないように、前記各掛止孔の間の部分に視界確保用切欠部が形成されたマスクである。
請求項4に記載の考案によれば、マスク連結構造を介してマスクをゴーグル部に連結するように構成したので、着用後のマスク付ゴーグルに対して、使用済みのマスクを新しいマスクに交換することができる。しかも、マスクの上縁部のうち、離間された各掛止孔の間に視界確保用切欠部を形成したので、カップ状フレームの内側空間でマスクの上縁部が使用者の視界を遮ることはない。
視界確保用切欠部の形状としては、カップ状フレームの内側空間の形状に合わせて、例えば三日月形状、半円形状などを採用することができる。
請求項1に記載の考案によれば、ゴーグル部により両眼を隙間なく覆うため、アレルギー性結膜炎を予防できる。これと同時にマスクの着用も行うので、アレルギー性鼻炎の予防も可能となる。また、ゴーグル部とマスクとが別体の場合に比べて、これらの着用が容易になるとともに、両部材の保管もし易くなる。さらに、マスクの上端縁と小鼻周辺との隙間から花粉がマスク内へ侵入することも防止できる。
請求項2に記載の考案によれば、レンズ部材として左右の眼球を同時に覆う1枚の透明プレートを採用し、しかもマスク連結構造として、マスクの上縁部の各掛止突起を、カップ状フレームの下枠の内面の各掛止突起に掛止するものを採用したので、簡単かつ確実に、しかも低コストでマスクをゴーグル部に連結することができる。
請求項3に記載の考案によれば、マスク着用時には、両耳に掛止された一対のテンプルの掛止フックに両耳掛け紐を掛止するので、耳掛け紐を耳に直接掛止した場合に比べて、長時間マスクを着用しても耳に痛みを感じ難い。
請求項4に記載の考案によれば、マスク連結構造を介してマスクをゴーグル部に連結するように構成したので、着用後のマスク付ゴーグルに対して、使用済みのマスクを新しいマスクに交換することができる。また、マスクの上縁部のうち、離間された各掛止孔の間に視界確保用切欠部を形成したので、カップ状フレームの内側空間でマスクの上縁部が使用者の視界を遮ることはない。
この考案の実施例1に係るマスク付ゴーグルおよびそのマスクの使用状態の斜視図である。 この考案の実施例1に係るマスクの正面図である。 この考案の実施例1に係るマスク付ゴーグルのマスク連結構造を示す要部斜視図である。
以下、この考案の実施例を具体的に説明する。
図1において、10は実施例1に係るマスク付ゴーグルで、このマスク付ゴーグル10は、両眼を同時に覆えるサイズの正面視して略矩形状のレンズ部材11と、レンズ部材11を支持し、かつ花粉を含む異物の侵入を防ぐカップ状フレーム12と、カップ状フレーム12の両側部に取り付けられ、カップ状フレーム12を使用者の両耳に架けわたす一対のテンプル(頭部固定部材)13とを有したゴーグル部14と、カップ状フレーム12の内面に、カップ状フレーム12の内側空間に挿入された上縁部15aが、マスク連結構造30によって着脱自在に連結される不織布からなる横長矩形状のマスク15とを備えている。
次に、図1〜図3を参照して、これらの構成要素を具体的に説明する。
ゴーグル部14は、主にレンズ部材11とカップ状フレーム12とを、透明なポリカーボネートにより一体成形して作製されている。ゴーグル部14の長さ方向の中間部には、鼻の周辺に当接されるブリッジ16が形成されている。具体的には、レンズ部材11の下辺部分の長さ方向の中間部と、カップ状フレーム12の下縁部分の長さ方向の中間部とが、上向き山形に変形されている。カップ状フレーム12の先端縁(顔面当接部分)には、着用時に顔面へのフィット感を高めるため、環状のスポンジシール17が貼着されている。
両テンプル13はポリプロピレンからなり、ヒンジにより折り畳み自在に設けられている。両テンプル13の先端部には、マスク15の両側部の耳掛け紐20が掛止される鉤形状の掛止フック18が形成されている。
マスク15は、多数の横長なギャザが入った使い捨てタイプのもので、マスク15の下縁の両端部には、先端部に掛止リング19が形成された細長い1本の耳掛け紐20の元部が連結されている。
マスク連結構造30は、カップ状フレーム12の下枠部分の内面のうち、下枠部分の長さ方向の両端部とその中間部(ブリッジ16の頂上部)とに配設された3本の掛止突起21と、マスク15の上縁部15aの長さ方向の両端部とその中間部とに形成され、かつ対応する掛止突起21に掛止可能な3つの掛止孔22とを有している。各掛止突起21は、前記レンズ部材11およびカップ状フレーム12と同一素材からなり、これらと一体成形されている。
マスク15の上縁部15aには、各掛止孔22の間の部分に、マスク15の上縁を含む略半円形状の視界確保用切欠部15bが2つ形成されている。
次に、この考案の実施例1に係るマスク付ゴーグル10の使用方法を説明する。
図1および図3に示すように、まず、マスク付ゴーグル10を使用する前に、ゴーグル部14の下方からカップ状フレーム12の内側空間にマスク15の上縁部15aを挿入し、この上縁部15aをカップ状フレーム12のレンズ部材11側へ折り返す。その後、マスク連結構造30を介して、カップ状フレーム12の内周面にマスク15の上縁部15aを着脱自在に連結する。具体的には、マスク15の3つの掛止孔22をカップ状フレーム12の3つの掛止突起21にそれぞれ掛止する。
次に、マスク付ゴーグル10の使用時には、図1に示すように両眼をカップ状フレーム12により覆い、この状態で両テンプル13を両耳に掛け、ゴーグル部14を着用する。このとき、カップ状フレーム12の先端縁により、マスク15の上縁部15aのうち、その折り返し部分が使用者の顔面に隙間なく密着する。
その後、マスク15の両方の耳掛け紐20に形成された掛止リング19を、対応するテンプル13の掛止フック18に掛止し、マスク15を着用する。従来のように環状の耳掛け紐を使用者の耳に掛止するのではなく、細長い耳掛け紐20をテンプル13の掛止フック18に掛止するようにしたので、長時間マスク15を着用しても耳に痛みを感じ難い。なお、両掛止リング19は直接両耳に掛けてもよい。
使用後は、上端部15aがゴーグル部14に連結された状態でマスク15を折り畳み、この折り畳まれたマスク15をカップ状フレーム12の内側空間に収納してもよい。
このように、両眼がゴーグル部14により隙間なく覆われるので、花粉が眼の中に侵入せず、花粉によるアレルギー性結膜炎を予防することができる。これと同時に、マスク15の着用により花粉が鼻腔内および口腔内に侵入し難くなり、花粉によるアレルギー性鼻炎の予防も可能となる。
しかも、従来のようにゴーグルとマスクとが別体である場合に比べて、ゴーグル部14とマスク15との着用が容易になるとともに、両部材14,15の保管もし易い。また、花粉はマスク15の上端縁と小鼻周辺との隙間からマスク15内へ侵入しない。
さらに、レンズ部材11として、左右の眼球を同時に覆う1枚の透明プレートを採用し、かつマスク連結構造30として、マスク15の上縁部15aの各掛止突起21を、カップ状フレーム12の下枠の内面の各掛止突起21に掛止するものを採用している。これにより、簡単かつ確実に、しかも低コストでマスク15をゴーグル部14に連結することができる。
また、このようにマスク連結構造30を利用して、マスク15をゴーグル部14に連結するので、着用後のマスク付ゴーグル10に対して、使用済みのマスク15を簡単に新品のマスク15と交換することができる。しかも、マスク15の上縁部15aのうち、離間された各掛止孔22の間に視界確保用切欠部15bを形成したので、ゴーグル部14と連結されるマスク15の上縁部15aによって使用者の視界が遮られない。
この考案は、例えば花粉対策用の防護具、防塵対策用の防護具として有用である。その他、血液などの体液が眼球、口腔、鼻腔などに付着するのを防ぐ手術用の顔面防護具としても有用である。
10 マスク付ゴーグル、
11 レンズ部材、
12 カップ状フレーム
13 テンプル(頭部固定部材)、
14 ゴーグル部、
15 マスク、
15a 上縁部、
15b 視界確保用切欠部、
18 掛止フック、
20 耳掛け紐、
21 掛止突起、
22 掛止孔、
30 マスク連結構造。

Claims (4)

  1. レンズ部材と、該レンズ部材を支持し、かつ花粉を含む異物の侵入を防ぐカップ状フレームと、該カップ状フレームの両側部に取り付けられ、該カップ状フレームを使用者の頭部に着脱自在に固定する頭部固定部材とを備えたゴーグル部と、
    前記カップ状フレームの内周面に、該カップ状フレームの内側空間に挿入された上縁部が、マスク連結構造によって着脱自在に連結されるマスクとを備えたマスク付ゴーグル。
  2. 前記レンズ部材は、左右の眼球を同時に覆う1枚の透明プレートで、
    前記マスク連結構造は、前記カップ状フレームの下枠部分の内面に離間して突設された複数の掛止突起と、前記マスクの上縁部に離間して形成され、前記各掛止突起に掛止される複数の掛止孔とを有した請求項1に記載のマスク付ゴーグル。
  3. 前記マスクは、長さ方向の両端部に耳掛け紐が配設された矩形状の布帛製のもので、
    前記頭部固定部材は、前記カップ状フレームの両側部に取り付けられた一対のテンプルで、
    該両テンプルの先端部には、前記耳掛け紐の掛止フックが形成された請求項1または請求項2に記載のマスク付ゴーグル。
  4. レンズ部材と、該レンズ部材を支持し、かつ花粉を含む異物の侵入を防ぐカップ状フレームと、該カップ状フレームの両側部に取り付けられ、該カップ状フレームを使用者の頭部に着脱自在に固定する頭部固定部材とを備えたゴーグル部のうち、前記カップ状フレームの内周面に、該カップ状フレームの内側空間に挿入された上縁部が、マスク連結構造によって着脱自在に連結されるマスクであって、
    前記マスク連結構造は、前記カップ状フレームの下枠部分の内面に離間して突設された複数の掛止突起と、前記マスクの上縁部に離間して形成され、前記各掛止突起に掛止される複数の掛止孔とを有したもので、
    前記マスクの上縁部には、前記カップ状フレームの内側空間で使用者の視界を遮らないように、前記各掛止孔の間の部分に視界確保用切欠部が形成されたマスク。
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